JP6401447B2 - シート供給装置および供給方法、並びにシート貼付装置および貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シート供給装置および供給方法、並びにシート貼付装置および貼付方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウエハ(以下単に「ウエハ」という場合がある)(被着体)に接着シートを供給するシート供給装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載のシート供給装置は、剥離材(剥離シート)に接着シートおよび帯状のスペーサシート(周辺シート)が仮着された原反を保持する保持ローラと、保持ローラから繰り出された原反の剥離材から接着シートを剥離するピールプレート(剥離手段)と、剥離材からスペーサシートを剥離するスペーサ巻取ローラとを備え、ピールプレートの前段でスペーサシートをスペーサ巻取ローラで巻き取ることで、剥離材とスペーサシートとの伸縮性の違いによるスペーサシートの剥離材からの剥がれを抑制して、剥離したスペーサシートがウエハとプレスローラ(押圧手段)との間に入り込むことを防止し、接着シートの貼付不良やウエハの損傷が生じないように構成されている。
特開2007−158037号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来のシート供給装置では、剥離シートを巻き取る巻取ローラの他に、周辺シートを巻き取る周辺シート巻取ローラが別に存在するため、装置が大型化する上、原反付替え時に、巻き取った剥離シートを巻取ローラから取り外し、新しい原反の剥離シートを当該巻取ローラに接続する作業の他に、巻き取った周辺シートを周辺シート巻取ローラから取り外し、新しい原反の周辺シートを当該周辺シート巻取ローラに接続するなどの作業が増えるという不都合がある。
本発明の目的は、装置の大型化を防止し、原反付替時の作業量の増加を抑制することができるシート供給装置および供給方法、並びにシート貼付装置および貼付方法を提供することにある。
本発明のシート供給装置は、複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す繰出手段と、前記繰出手段で繰り出された原反を折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離部を有する剥離手段とを備え、前記繰出手段で繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる周辺シート押さえ手段を有することを特徴とする。
本発明のシート供給方法は、複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す工程と、繰り出された原反を剥離手段の剥離部で折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する工程と、前記繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を周辺シート押さえ手段と前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる工程とを実施することを特徴とする。
本発明のシート貼付装置は、複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す繰出手段と、前記繰出手段で繰り出された原反を折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離部を有する剥離手段と、前記剥離手段で剥離された接着シートを押圧して貼付する押圧手段とを備え、前記繰出手段で繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる周辺シート押さえ手段を有することを特徴とする。
この際、本発明のシート貼付装置において、前記周辺シート押さえ手段は、前記周辺シートに当接する当接手段と、当該当接手段を前記剥離シートに向けて付勢する付勢手段とを有し、前記付勢手段は、前記繰出手段の繰出動作の初期段階において、前記当接手段を一旦前記周辺シートから離間させた後、再度前記周辺シートを当接手段と剥離手段とで挟み込むように制御されることが好ましい。
また、本発明のシート貼付装置において、前記当接手段は、当接部材と、当該当接部材で当接された周辺シート部分を前記原反の繰出方向に送る駆動手段とを備え、前記繰出手段による原反の繰出速度よりも速い速度で前記周辺シートを送ることが好ましい。
本発明のシート貼付方法は、複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す工程と、繰り出された原反を剥離手段の剥離部で折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する工程と、前記繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を周辺シート押さえ手段と前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる工程と、剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する工程とを実施することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、剥離シートからの周辺シートの剥がれを防止するために、周辺シートを周辺シート押さえ手段と剥離手段とで挟み込みながら原反を繰り出すので、従来のような周辺シートを巻き取る巻取ローラが必要なくなり、装置の大型化を防止し、原反付替時の作業量の増加を抑制することができる。
この際、周辺シート押さえ手段を当接手段と付勢手段とで構成し、繰出動作の初期段階において、当接手段を一旦周辺シートから離間させた後、再度周辺シートを当接手段と剥離手段とで挟み込むように制御すれば、当接手段の前段で周辺シートが剥離シートから剥がれて剥がれ部が形成されてしまった場合でも、この剥れ部を当接手段と剥離シートとの間に挟み込み、周辺シートが剥離シートに仮着した状態を維持して剥離部を通過させることができるので、当該剥がれ部によって接着シートの貼付に支承を来たすといった不都合を防止することができる。
また、当接手段を当接部材と駆動手段とで構成し、駆動機器にて原反の繰出速度よりも速い速度で周辺シートを繰出方向に送るようにすれば、剥離シートから剥がれようとする周辺シート部分に当該剥離シートから剥がれる隙を与えないようにすることができ、剥離シートからの周辺シートの剥がれをより確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置を示す側面図。 (A)〜(C)は、シート貼付装置の要部動作説明図。 本発明の変形例を示す側面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の紙面に直交する手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、シート貼付装置1は、複数の接着シートASおよび複数の周辺シートUSが帯状の剥離シートRLの一方の面に仮着された原反RSを繰り出す繰出手段2と、繰出手段2で繰り出された原反RSを折り返して剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離部31を有する剥離手段としての剥離板3と、剥離板3で剥離された接着シートASを被着体としてのウエハWFに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ4と、繰出手段2で繰り出される原反RSにおける周辺シートUSの一部を剥離板3とで挟み込み、当該周辺シートUSが剥離シートRLに仮着した状態を維持して剥離部31を通過させる周辺シート押さえ手段5と、ウエハWFを支持して当該ウエハWFと押圧ローラ4とを相対移動させる支持手段6とを備えている。なお、シート供給装置は、繰出手段2と、剥離板3と、周辺シート押さえ手段5とで構成されるものである。
接着シートASは、原反RSの短寸幅方向(前後方向)(以下、単に「幅方向」という)の大きさよりも小さい直径を有する円形に形成され、剥離シートRLの幅方向の中央部に所定間隔を隔てて仮着されている。周辺シートUSは、接着シートASの前後両側であって、剥離シートRLの繰出方向に沿う両側2ヶ所に設けられ、本実施形態の場合、剥離シートRLの長さと同じ長さの帯状のものが採用されている。
繰出手段2は、原反RSを支持する支持ローラ21と、原反RSを案内するガイドローラ22、23と、駆動機器としての回動モータ24Aによって駆動される駆動ローラ24との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ25と、図示しない駆動機器によって駆動され、剥離シートRLを回収する回収ローラ26とを備えている。
周辺シート押さえ手段5は、両側の周辺シートUSに対応して前後に一対設けられ、周辺シートUSに当接する当接手段51と、剥離板3の側面に支持され、当接手段51を剥離シートRLに向けて付勢する付勢手段であって駆動機器としての直動モータ52と、当接手段51に対して原反RSの繰出方向上流側に位置して周辺シートUSが剥離シートRLから剥がれた剥がれ部US1(図2(A)参照)を検出する光学センサ等の非接触型センサ、リミットスイッチ等の接触型センサ、カメラ等の撮像手段などにより構成された検出手段53とをそれぞれ備えている。
各当接手段51は、原反RSの繰出方向に延出された支持フレーム54と、支持フレーム54の一端側に支持され、駆動手段であって駆動機器としての回動モータ55Aによって駆動される駆動プーリ55と、支持フレーム54の他端側に支持された従動プーリ56と、駆動プーリ55および従動プーリ56に巻回された当接部材としての丸ベルトや平ベルト等のベルト57とをそれぞれ備えている。
支持手段6は、図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等の吸引手段によってウエハWFを吸着保持可能な支持面61Aを有するテーブル61と、テーブル61をスライダ62で支持する駆動機器としてのリニアモータ63とを備えている。
以上のシート貼付装置1において、ウエハWFに接着シートASを貼付する手順を説明する。
先ず、当接手段51が剥離板3から離間した状態で、作業者が原反RSを図1に示すようにセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して運転開始の信号を入力すると、周辺シート押さえ手段5が直動モータ52を駆動し、原反RSを当接手段51と剥離板3とで挟み込む。
次いで、繰出手段2および周辺シート押さえ手段5が回動モータ24A、図示しない駆動機器および回動モータ55Aを駆動し、原反RSにおける周辺シートUSの一部を周辺シート押さえ手段5と剥離板3とで挟み込みながら原反RSを繰り出す。これにより、周辺シートUSが剥離シートRLに仮着した状態を維持して剥離部31を通過させ、回収ローラ26に回収させることができる。そして、図1に示すように、剥離部31で折り返された原反RSにおける剥離シートRLから、先頭の接着シートASが所定量剥離されたことを光学センサや撮像手段等の図示しない検知手段が検知すると、繰出手段2および周辺シート押さえ手段5が回動モータ24A、図示しない駆動機器および回動モータ55Aの駆動を停止し、スタンバイ状態となる。
次に、人手または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段がテーブル61の支持面61A上にウエハWFを載置すると、支持手段6が図示しない減圧手段を駆動し、ウエハWFを吸着保持した後、リニアモータ63を駆動し、テーブル61を左方向に搬送する。続いて、テーブル61が所定の位置に到達したことを図示しない検知手段が検知すると、繰出手段2および周辺シート押さえ手段5が回動モータ24A、図示しない駆動機器および回動モータ55Aを駆動し、テーブル61の搬送に同期させて上述と同様にして原反RSを繰り出し、次の接着シートASが剥離シートRLから所定量剥離されたことを図示しない検知手段が検知すると、繰出手段2および周辺シート押さえ手段5が回動モータ24A、図示しない駆動機器および回動モータ55Aの駆動を停止する。これにより、先頭の接着シートASは、剥離板3で剥離シートRLから剥離されつつ、押圧ローラ4によってウエハWFに押圧されて貼付される。このときも上述と同様に、周辺シートUSの一部を周辺シート押さえ手段5と剥離板3とで挟み込みながら原反RSが繰り出されるので、周辺シートUSが剥離シートRLから剥がれることはない。接着シートASが貼付されたウエハWFを支持したテーブル61が所定の位置に到達したことを図示しない検知手段が検知すると、支持手段6がリニアモータ63および図示しない減圧手段の駆動を停止し、人手または図示しない搬送手段がテーブル61上のウエハWFを支持して次の工程や収納手段等に搬送する。その後、支持手段6がリニアモータ63を駆動し、テーブル61を図1に示す位置に移動させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
そして、原反RSを違う原反に切り替える場合には、支持ローラ21から原反RSを取り外すとともに、剥離シートRLを周辺シートUSごと回収ローラ26から取り外した後、違う原反を支持ローラ21に掛け、当該違う原反を図1に示すように掛け回してそのリード端を回収ローラ26に固定する。
以上のような実施形態によれば、剥離シートRLからの周辺シートUSの剥がれを防止するために、周辺シートUSを周辺シート押さえ手段5と剥離板3とで挟み込みながら原反RSを繰り出すので、従来のような周辺シートUSを巻き取る巻取ローラが必要なくなり、装置の大型化を防止し、原反RS付替時の作業量の増加を抑制することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、接着シートASの貼付を繰り返し行っているうちに、万が一図2(A)に示すように、剥離シートRLと周辺シートUSとの伸縮性の違いによる剥がれ部US1が形成されてしまった場合、検出手段53がこの剥がれ部US1を検出する。すると、繰出手段2の繰出動作の初期段階すなわち、繰出手段2および周辺シート押さえ手段5が回動モータ24A、図示しない駆動機器および回動モータ55Aを駆動した直後または直前に、周辺シート押さえ手段5が直動モータ52を駆動し、当接手段51を一旦周辺シートUSから離間させる。そして、図2(B)に示すように、剥れ部US1が原反繰出方向に所定距離繰り出されると、図2(C)に示すように、周辺シート押さえ手段5が直動モータ52を駆動し、再度周辺シートUSを当接手段51と剥離板3とで挟み込み、剥れ部US1を剥離板3に押さえ付けることで当該剥れ部US1を押し潰し、周辺シートUSが剥離シートRLに仮着した状態を維持して剥離部31を通過させることができる。これにより、当該剥れ部US1が押圧ローラ4とウエハWFとの間に入り込まないようにして回収ローラ26方向へ向かわせることができる。なお、剥離部31で折り返される周辺シートUSの縁部をベルト57と剥離板3とで挟み込むように構成されているため、剥がれ部US1が剥離部31近傍で形成されることはない。
また、図3(A)に示すように、周辺シート押さえ手段5に代え、両側の周辺シートUSに対応して前後に一対設けられ、周辺シートUSに当接する当接手段71と、当接手段71を剥離シートRLに向けて付勢する付勢手段72とで構成される周辺シート押さえ手段7としてもよい。
各当接手段71は、左右方向に延出された支持フレーム71Aと、支持フレーム71Aの右端側に支持され、図示しない駆動手段である駆動機器によって駆動される駆動プーリ71Bと、支持フレーム71Aの左端側に支持された第1従動プーリ71Cと、第1従動プーリ71Cの支持軸71Dに回転可能に支持された揺動フレーム71Eと、揺動フレーム71Eの揺動端側に支持された第2従動プーリ71Fと、駆動プーリ71B、第1従動プーリ71Cおよび第2従動プーリ71Fに巻回された当接部材としての丸ベルトや平ベルト等のベルト71Gとをそれぞれ備えている。
各付勢手段72は、剥離板3の側面に支持され、その出力軸72Aで支持フレーム71Aを支持する駆動機器としての直動モータ72Bと、支持フレーム71Aに支持され、その出力軸72Cで揺動フレーム71Eを支持する駆動機器としての直動モータ72Dとをそれぞれ備えている。
このような周辺シート押さえ手段7においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接着シートASの貼付を繰り返し行っているうちに、万が一図3(A)に示すように、剥がれ部US1が形成されてしまった場合、検出手段53がこの剥がれ部US1を検出すると、繰出手段2の繰出動作の初期段階で、周辺シート押さえ手段7が直動モータ72B、72Dを駆動し、同図二点鎖線で示すように、当接手段71を一旦周辺シートUSから離間させた後、再度周辺シートUSを当接手段71と剥離板3とで挟み込み、上述と同様にして剥れ部US1を押し潰し、周辺シートUSが剥離シートRLに仮着した状態を維持して剥離部31を通過させることができる。なお、直動モータ72Bは省略してもよい。この場合、剥離部31を通過する前段から剥離部31を通過した領域にかけて、周辺シートUSをベルト71Gと剥離板3とで挟み込むように構成されているため、確実に剥がれ部US1が剥離部31近傍で形成されることを防止することができる。
また、図3(B)に示すように、周辺シート押さえ手段5に代え、両側の周辺シートUSに対応して前後に一対設けられ、周辺シートUSに当接する当接手段81と、当接手段81を剥離シートRLに付勢する付勢手段82とで構成される周辺シート押さえ手段8としてもよい。
各当接手段81は、支持フレーム81Aと、支持フレーム81Aの左端側に支持され、図示しない駆動手段である駆動機器によって駆動される駆動プーリ81Bと、駆動プーリ81Bの支持軸81Cに回転可能に支持された揺動フレーム81Dと、揺動フレーム81Dの上端側に支持された従動プーリ81Eと、駆動プーリ81Bおよび従動プーリ81Eに巻回された当接部材としての丸ベルトや平ベルト等のベルト81Fとをそれぞれ備えている。
各付勢手段82は、剥離板3の側面に支持され、その出力軸82Aで支持フレーム81Aを支持する駆動機器としての直動モータ82Bと、支持フレーム81Aに支持され、その出力軸82Cで揺動フレーム81Dを支持する駆動機器としての直動モータ82Dとをそれぞれ備えている。
このような周辺シート押さえ手段8においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接着シートASの貼付を繰り返し行っているうちに、万が一図3(B)に示すように、剥がれ部US1が形成されてしまった場合、検出手段53がこの剥がれ部US1を検出すると、繰出手段2の繰出動作の初期段階で、周辺シート押さえ手段8が直動モータ82B、82Dを駆動し、同図二点鎖線で示すように、当接手段81を一旦周辺シートUSから離間させた後、再度周辺シートUSを当接手段81と剥離板3とで挟み込み、上述と同様にして剥れ部US1を押し潰し、周辺シートUSが剥離シートRLに仮着した状態を維持して剥離部31を通過させることができる。なお、直動モータ82Bは省略してもよい。この場合、剥離部31を通過する前段から剥離部31を通過した領域にかけて、周辺シートUSをベルト81Fと剥離板3とで挟み込むように構成されているため、確実に剥がれ部US1が剥離部31近傍で形成されることを防止することができる。
周辺シート押さえ手段5、7および8は、原反RSの繰り出し速度よりも僅かに速い速度でベルト57、71Gおよび81Fを回行させてもよく、これにより、周辺シートUSに剥離シートRLから剥がれる隙を与えないようにすることができ、すなわち、周辺シートUSが剥離シートRLから剥がれようとする前に、ベルト57、71Gおよび81Fが当該周辺シートUSを繰出方向に送るため、剥離シートRLからの周辺シートUSの剥がれをより確実に防止することができる。
検出手段53は、省略してもよく、この場合、周辺シートUSの浮き上がりの有無にかかわらず、接着シートASの間欠動作における繰出動作が開始される毎や、当該間欠動作の所定回数毎、あるいは所定時間毎等の所定のタイミングで、当接手段51、71および81を一旦周辺シートUSから離間させた後、再度周辺シートUSを当接手段51、71および81と剥離板3とで挟み込むようにしてもよい。
ウエハWFを移動させるとともに、シート供給装置をウエハWFの移動の反対方向へ移動させてもよいし、支持手段6を省略し、ウエハWFを停止させておいて、シート供給装置を移動させてもよいし、他の装置でウエハWFを搬送する場合、本願発明において支持手段6は省略することができる。
周辺シートUSは、原反RSの繰出方向に沿う1ヶ所に設けられているものでもよいし、3ヶ所以上に設けられているものでもよく、周辺シート押さえ手段5、7および8の数も、周辺シートUSの位置と数に合わせて単数または3以上設けてもよい。
周辺シートUSは、剥離シートRLの長さよりも短く、所定間隔を隔てた短冊状や枚葉状のものでもよいし、直線状のものの他、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよい。周辺シートUSが短冊状や枚葉状のものの場合、周辺シート押さえ手段5、7および8は、当該周辺シートUSの一部または全部を剥離板3とで挟み込むように構成してもよい。
当接手段51、71、81および押圧手段は、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ、ローラ等による押圧部材を採用したり、エア噴き付けにより周辺シートUSや接着シートASを押さえ付けたりする構成を採用することができる。
周辺シート押さえ手段5、7および8は、駆動プーリ55、71Bおよび駆動プーリ81Bを駆動させる回動モータ55Aおよび図示しない駆動機器を省略してもよい。
周辺シート押さえ手段5、7および8は、付勢手段52、72および82を省略してもよく、この場合、当接手段51、71、81が剥離板3に当接するか、当該剥離板3と微小な隙間をあけた状態で固定されていればよい。
付勢手段は、ゴム、樹脂、ダンパ(ショックアブソーバ)、ばね等で構成してもよい。
また、本発明における接着シートASおよび被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプ等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートは、例えば、接着剤層ADだけの単層のもの、基材シートBSと接着剤層ADとの間に中間層を有するもの、基材シートBSの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートBSを接着剤層ADから剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付するができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、周辺シート押さえ手段は、繰出手段で繰り出される原反における周辺シートの少なくとも一部を剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが剥離シートに仮着した状態を維持して剥離部を通過させることができるものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的または間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
1…シート貼付装置
2…繰出手段
3…剥離板(剥離手段)
31…剥離部
4…押圧ローラ(押圧手段)
5、7、8…周辺シート押さえ手段
51、71、81…当接手段
52…直動モータ(付勢手段)
55A…回動モータ(駆動手段)
57、71G、81F…ベルト(当接部材)
72、82…付勢手段
AS…接着シート
RL…剥離シート
RS…原反
US…周辺シート
WF…ウエハ(被着体)

Claims (6)

  1. 複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出された原反を折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離部を有する剥離手段とを備え、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる周辺シート押さえ手段を有することを特徴とするシート供給装置。
  2. 複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す工程と、
    繰り出された原反を剥離手段の剥離部で折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する工程と、
    前記繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を周辺シート押さえ手段と前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる工程とを実施することを特徴とするシート供給方法。
  3. 複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出された原反を折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離部を有する剥離手段と、
    前記剥離手段で剥離された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる周辺シート押さえ手段を有することを特徴とするシート貼付装置。
  4. 前記周辺シート押さえ手段は、前記周辺シートに当接する当接手段と、当該当接手段を前記剥離シートに向けて付勢する付勢手段とを有し、
    前記付勢手段は、前記繰出手段の繰出動作の初期段階において、前記当接手段を一旦前記周辺シートから離間させた後、再度前記周辺シートを当接手段と剥離手段とで挟み込むように制御されることを特徴とする請求項3に記載のシート貼付装置。
  5. 前記当接手段は、当接部材と、当該当接部材で当接された周辺シート部分を前記原反の繰出方向に送る駆動手段とを備え、前記繰出手段による原反の繰出速度よりも速い速度で前記周辺シートを送ることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のシート貼付装置。
  6. 複数の接着シートおよび単数または複数の周辺シートが帯状の剥離シートの一方の面に仮着された原反を繰り出す工程と、
    繰り出された原反を剥離手段の剥離部で折り返して前記剥離シートから前記接着シートを剥離する工程と、
    前記繰り出される前記原反における周辺シートの少なくとも一部を周辺シート押さえ手段と前記剥離手段とで挟み込み、当該周辺シートが前記剥離シートに仮着した状態を維持して前記剥離部を通過させる工程と、
    剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する工程とを実施することを特徴とするシート貼付方法。
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