JP6300960B2 - エレベータかご室の照明装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータかご室の天井板や側板に取り付けられるエレベータかご室の照明装置に関するものである。
従来のエレベータかご室の天井装置は、上面をかご室の天井板の下面に対向させて配置され、下面に照明用開口部が形成されたケースと、ケースの内部に装着された光源体と、を備え、かご室の内側から、天井板に溶接されたナットにボルトをねじ込んで、光源体が装着されたケースを天井板に取り付けていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−212454号公報
従来のエレベータかご室の天井装置では、ケースを取り付ける際に、作業者は、ケースを支えつつ、工具を用いてボルトを締め付ける必要があり、作業者一人での取り付けが困難であった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、工具を用いることなく、作業者一人でも器具本体をかご室の天井板や側板に簡易に取り付けることができるエレベータかご室の照明装置を得ることを目的とする。
この発明のエレベータかご室の照明装置は、照明器具と、第1の開口部を有し、かご室の天井板の下面又は側板の内面により構成される取り付け面に当接する第1の面を備え、上記照明器具が装着される器具本体と、上記取り付け面又は上記器具本体内に設けられる第1の係合部と、上記取り付け面に対して接離する方向に往復移動可能に上記器具本体内に配設され、上記第1の開口部を通じて上記第1の係合部に係合可能な第2の係合部を有する第1の部材と、上記器具本体内に配設され、上記第2の係合部が上記第1の係合部に係合した状態で上記第1の面を上記取り付け面に押圧する弾性部材と、を備えている。
この発明によれば、作業者は、器具本体を持って第1の面を取り付け面に近づけ、第2の開口部から手を差し入れ、第1の部材を持って弾性部材を蓄勢させる方向に第1の部材を移動させ、第2の係合部を第1の係合部に係合させた後、第1の部材を持っている手を離す。これにより、第1の面が、弾性部材の復元力により、取り付け面に押圧され、照明本体が取り付け面に当接した状態に取り付けられる。そこで、作業者が、器具本体を持ったまま、工具を用いて器具本体を取り付け面に固定する煩雑な作業が不要となり、作業者一人でも、照明装置をかご室の天井板や側板に簡易に取り付けることができる。
この発明の実施の形態1に係る照明装置が装着されたエレベータかご室を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る照明装置を背面側から見た平面図である。 この発明の実施の形態1に係る照明装置の照明器具周りを示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態1に係る照明装置における取り付け機構を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る照明装置における引きばねを伸ばした状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る照明装置における押しばねを縮めた状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る照明装置における取り付け機構を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る照明装置における取り付け機構を説明する斜視図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る照明装置が装着されたエレベータかご室を示す模式図、図2はこの発明の実施の形態1に係る照明装置を背面側から見た平面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る照明装置の照明器具周りを示す一部破断側面図、図4はこの発明の実施の形態1に係る照明装置における取り付け機構を説明する斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係る照明装置における引きばねを伸ばした状態を示す側面図、図6Aから図6Cはそれぞれこの発明の実施の形態1に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。
図1において、エレベータのかご室1は、かご床2と、かご床2上に立設され、かご室1内を昇降路に対して隔離する側板3と、側板3の上部を塞口する天井板4と、を備える。さらに、かご室1は、図示していないが、乗り場との間で利用者の乗降を行う出入り口を構成する出入り口枠、出入り口を開閉するかごの戸、側板3の出入り口横に設けられたかご操作盤などを備える。また、照明装置10が天井板4の下面に取り付けられている。
照明装置10は、図2に示されるように、器具本体11と、器具本体11内に装着される照明器具16と、から構成される。
器具本体11は、図4に示されるように、矩形平板状の前面板12と、前面板12の各辺から前面板12の内面側に垂直に設けられて、前面板12とともに照明器具収納空間を構成する側面板13と、からなる箱形に構成されている。そして、器具本体11の裏面側の全面が開口し、第1の開口部14を構成する。また、器具本体11の着脱操作時に作業者が手を差し入れるための第2の開口部15が、前面板12に形成されている。ここでは、第2の開口部15は、照明器具16を出し入れするための開口部を兼用しているので、前面板12に2つ形成されている。また、器具本体11の裏面が第1の面となり、器具本体11の前面、すなわち前面板12の表面が第2の面となる。
照明器具16は、図3に示されるように、蛍光灯などの光源体が収納された筐体17と、合成樹脂などの透光性板材からなり、筐体17の前面に一体に形成された照明板18と、筐体17に取り付けられ、照明器具16が器具本体11に装着された際に、照明板18との間に前面板12を挟持して、照明器具16のがたつきや落下を阻止する係止爪19と、電源コード20と、を備える。
つぎに、照明装置10の取り付け機構について図4および図5を参照しつつ説明する。
受け具22は、例えば、矩形平板状の鋼材を曲げ成形して作製され、第1の係合部としての受け部22aと、受け部22aの両側部から受け部22aに対して直角の方向に、かつ同じ方向に突出する一対の側壁部22bと、一対の側壁部22bの突出端から側壁部22bに対して直角の方向に、かつ離間する方向に突出する一対の取り付け部22cと、を備える。受け具22は、一対の取り付け部22cをボルト23およびナット24により天井板4に固定して、天井板4の下面に取り付けられる。
第1の部材としての取り付け具25は、例えば、矩形平板状の鋼材を曲げ成形して作製され、連結部25aと、連結部25aの両側部から連結部25aに対して直角の方向に、かつ同じ方向に突出する基部25bおよび第2の係合部としての引っ掛け部25cと、を備える。そして、引っ掛け部25cの突出長さは、基部25bの突出長さより長くなっている。取り付け具25は、基部25bにあけられた貫通穴(図示せず)に、前面板12の内面に垂直に立てられた軸部材26を通して、器具本体11に配設される。そして、弾性部材としての引きばね27が、一端を前面板12に固着され、他端を基部25bに固着されて、前面板12と基部25bとの間に配設される。さらに、第2の部材としてのストッパ28が軸部材26の突出端側に取り付けられている。
ここで、取り付け具25は、軸部材26の長さ方向に往復移動可能であり、引きばね27がほぼ自然長さの時に通常位置に位置している。そして、取り付け具25は、ストッパ28に当接して軸部材26からの抜けが阻止されている。また、取り付け具25が通常位置に位置しているときに、基部25bは、引きばね27の復元力により前面板12側に引き寄せられ、ストッパ28から離間している。
つぎに、照明装置10の取り付け方法について図6Aから図6Bを参照しつつ説明する。
まず、作業者は、かご室1内で、受け具22を持って脚立にあがり、工具を用いて、一対の取り付け部22cをボルト23およびナット24により天井板4に固定し、受け具22を天井板4の下面に取り付ける。
ついで、作業者は、予め取り付け具25、軸部材26、引きばね27などが組み付けられた器具本体11を持って脚立にあがり、第2の開口部15から器具本体11内に手を差し入れ、連結部25aをもって、基部25bがストッパ28に当接するまで引きばね27を引き伸ばす。これにより、引っ掛け部22cが器具本体11から裏面側に突き出る。そこで、作業者は、図6Aに示されるように、器具本体11の裏面側を天井板4に近づける。ついで、作業者は、器具本体11を水平方向に移動させ、図6Bに示されるように、連結部25aが受け部22aに当接するまで、引っ掛け部25cを受け具22内に挿入する。ついで、作業者は、連結部25aを持っている手を離す。そこで、取り付け具25は、引き伸ばされていた引きばね27の復元力により、前面板12側に引き戻される。そして、引っ掛け部25cが受け部22aに当接すると、器具本体11が、引きばね27の復元力により、天井板4側に引き寄せられる。これにより、器具本体11は、図6Cに示されるように、その裏面が引きばね27の復元力により天井板4の下面に押し付けられ、天井板4の下面に当接した状態に保持されて天井板4に取り付けられる。
ついで、作業者は、照明器具16を持って脚立にあがり、第2の開口部15から電源コード20を差し入れて、天井板4に設けられた電源端子(図示せず)に差し込む。ついで、筐体17を第2の開口部15から器具本体11内に差し入れ、照明板18と係止爪19とにより前面板12を挟持させて、照明器具16が器具本体11に装着される。これにより、照明装置10の取り付けが完了する。
なお、照明装置10は、上述の照明装置10の取り付け手順と逆の手順で、取り外すことができる。
また、引きばね27の自然長さは、照明器具16が装着された器具本体11の裏面を天井板4の下面に押圧、すなわち当接させることができるに十分な復元力を発生できる長さに設定されている。
この実施の形態1によれば、受け具22が天井板4の下面に取り付けられている。取り付け具25が、基部25bを前面板12に向けて、前面板12の内面と直交する方向に往復移動可能に前面板12に装着されている。引きばね27が、基部25bと前面板12の内面との間に配設されている。さらに、第2の開口部15が前面板12に形成されている。そこで、第2の開口部15から手を差し入れ、取り付け具25を持って引きばね27を引き伸ばし、取り付け具25の引っ掛け部25cを器具本体11から裏面側に突き出させる。そして、裏面側を天井板4の下面に近づけて器具本体11を平行移動させて、器具本体11から裏面側に突き出された引っ掛け部25cを受け具22内に差し入れた後、取り付け具25を持っていた手を離す。これにより、引き伸ばされることで蓄勢されていた復元力が放勢され、引っ掛け部25cが受け具22の受け部22aに当接し、ついで、器具本体11が天井板4の下面に押し当てられる。これにより、器具本体11が、裏面を天井板4の下面に当接した状態を保持して天井板4に取り付けられる。
したがって、作業者が、かさばった、重い器具本体11を持ったまま、ドライバなどの工具を用いて、器具本体11を天井板4に取り付ける煩雑な作業が不要となる。そこで、作業者一人でも、照明装置10を簡易に天井板4に取り付けることができる。
器具本体11が、裏面を天井板4の下面に当接した状態を保持して天井板4に取り付けられており、器具本体11と天井板4との間に隙間がないので、器具本体11と天井板4との間に隙間がある場合に比べて、地震の発生時に、照明装置10が落下するなどの危険性を低減でき、優れた耐震性を実現できる。
器具本体11を天井板4に取り付けた際に、受け具22および取り付け具25などが器具本体11内に納められるので、優れた意匠性を実現できる。
なお、上記実施の形態1では、器具本体が天井板の下面に当接するように取り付けられているが、器具本体は、かご室の側板の内面に当接するように取り付けられてもよい。この場合、器具本体の裏面が背面板により塞がれ、4つの側面板のなかの1つの側面板が省略され、第1の開口部となる。そして、側面板が省略された面が第1の面となる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係る照明装置における押しばねを縮めた状態を示す側面図、図8Aから図8Cはそれぞれこの発明の実施の形態2に係る照明装置の取り付け方法を説明する図である。
図7において、取り付け具25は、基部25bにあけられた貫通穴(図示せず)に、前面板12の内面に垂直に立てられた軸部材26を通して、器具本体11に配設される。そして、弾性部材としての押しばね29が、自然長さより縮めた状態で、前面板12と基部25bとの間に配設される。
ここで、取り付け具25は、軸部材26の長さ方向に往復移動可能である。また、取り付け具25は、押しばね29の復元力により、基部25bを前面板12に押し当てられて、器具本体11内に配設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態2による照明装置を天井板4に取り付けるには、まず、作業者は、かご室1内で、受け具22を持って脚立にあがり、工具を用いて、一対の取り付け部22cをボルト23およびナット24により天井板4に固定し、受け具22を天井板4の下面に取り付ける。
ついで、作業者は、予め取り付け具25、軸部材26、押しばね29などが組み付けられた器具本体11を持って脚立にあがり、第2の開口部15から器具本体11内に手を差し入れ、連結部25aをもって、引っ掛け部25cが器具本体11の裏面側に突き出るように、押しばね29を縮小させる。そこで、作業者は、図8Aに示されるように、器具本体11の裏面側を天井板4に近づける。ついで、作業者は、器具本体11を水平方向に移動させ、図8Bに示されるように、連結部25aが受け部22aに当接するまで、引っ掛け部25cを受け具22内に挿入する。ついで、作業者は、連結部25aを持っている手を離す。そこで、取り付け具25は、縮小されていた押しばね29の復元力により、前面板12側に押し戻される。そして、引っ掛け部25cが受け部22aに当接すると、器具本体11が、押しばね29の復元力により、天井板4側に引き寄せられる。これにより、器具本体11は、図8Cに示されるように、その裏面が押しばね29の復元力により天井板4の下面に押し付けられ、天井板4の下面に当接した状態に保持されて天井板4に取り付けられる。
ついで、作業者は、照明器具16を持って脚立にあがり、第2の開口部15から電源コード20を差し入れて、天井板4に設けられた電源端子(図示せず)に差し込む。ついで、筐体17を第2の開口部15から器具本体11内に差し入れ、照明板18と係止爪19とにより前面板12を挟持させて、照明器具16が器具本体11に装着される。これにより、照明装置の取り付けが完了する。
なお、照明装置は、上述の照明装置の取り付け手順と逆の手順で、取り外すことができる。
また、押しばね29の自然長さは、照明器具16が装着された器具本体11の裏面を天井板4の下面に押圧、すなわち当接させることができるに十分な復元力を発生できる長さに設定されている。
このように、実施の形態2では、作業者が、器具本体11を持ったまま、工具を用いて、器具本体11を天井板4に取り付ける煩雑な作業が不要となる。また、器具本体11が、裏面を天井板4の下面に当接した状態を保持して天井板4に取り付けられており、器具本体11と天井板4との間に隙間がない。さらに、器具本体11を天井板4に取り付けた際に、受け具22および取り付け具25などが器具本体11内に納められる。したがって、実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
なお、上記実施の形態2では、器具本体が天井板の下面に当接するように取り付けられているが、器具本体は、かご室の側板の内面に当接するように取り付けられてもよい。この場合、器具本体の裏面が背面板により塞がれ、4つの側面板のなかの1つの側面板が省略され、第1の開口部となる。そして、側面板が省略された面が第1の面となる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3に係る照明装置における取り付け機構を説明する斜視図である。
図9において、受け具22は、一対の取り付け部22cを前面板12の内面に固定して、器具本体11に取り付けられる。
取り付け具25は、図示されていないが、基部25bにあけられた貫通穴に、天井板4の下面に垂直に立てられた軸部材26を通して、天井板4に配設される。そして、引きばね27が、一端を天井板4に固着され、他端を基部25bに固着されて、天井板4と基部25bとの間に配設される。さらに、ストッパ28が軸部材26の突出端側に取り付けられる。
ここで、取り付け具25は、軸部材26の長さ方向に往復移動可能であり、引きばね27がほぼ自然長さの時に通常位置に位置している。そして、取り付け具25は、ストッパ28に当接して軸部材26からの抜けが阻止されている。また、取り付け具25が通常位置に位置しているときに、基部25bは、引きばね27の復元力により天井板4側に引き寄せられ、ストッパ28から離間している。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
つぎに、実施の形態3による照明装置を天井板4に取り付ける方法を説明する。ここで、受け具22は、予め器具本体11の前面板12の内面に取り付けられている。また、取り付け具25、引きばね27およびストッパ28が、予め、軸部材26に組み付けられている。
まず、作業者は、かご室1内で、取り付け具25、引きばね27およびストッパ28が組み付けられた軸部材26を持って脚立にあがり、軸部材26を天井板4の下面に垂直に取り付け、引きばね27の一端を天井板4に固着する。
ついで、作業者は、器具本体11を持って脚立にあがり、第2の開口部15から器具本体11内に手を差し入れ、連結部25aをもって、引きばね27を引き伸ばす。そこで、作業者は、器具本体11の裏面側を天井板4に近づける。ついで、作業者は、器具本体11を水平方向に移動させ、連結部25aが受け部22aに当接するまで、引っ掛け部25cを受け具22内に挿入する。ついで、作業者は、連結部25aを持っている手を離す。そこで、取り付け具25は、引き伸ばされていた引きばね27の復元力により、天井板4側に引き戻される。そして、引っ掛け部25cが受け部22aに当接すると、器具本体11が、引きばね27の復元力により、天井板4側に引き寄せられる。これにより、器具本体11は、その裏面が引きばね27の復元力により天井板4の下面に押し付けられ、天井板4の下面に当接した状態に保持されて天井板4に取り付けられる。
ついで、作業者は、照明器具16を持って脚立にあがり、第2の開口部15から電源コード20を差し入れて、天井板4に設けられた電源端子(図示せず)に差し込む。ついで、筐体17を第2の開口部15から器具本体11内に差し入れ、照明板18と係止爪19とにより前面板12を挟持させて、照明器具16が器具本体11に装着される。これにより、照明装置の取り付けが完了する。
なお、照明装置は、上述の照明装置の取り付け手順と逆の手順で、取り外すことができる。
また、引きばね27の自然長さは、照明器具16が装着された器具本体11の裏面を天井板4の下面に押圧、すなわち当接させることができるに十分な復元力を発生できる長さに設定されている。
このように、実施の形態3では、作業者が、器具本体11を持ったまま、工具を用いて、器具本体11を天井板4に取り付ける煩雑な作業が不要となる。また、器具本体11が、裏面を天井板4の下面に当接した状態を保持して天井板4に取り付けられており、器具本体11と天井板4との間に隙間がない。さらに、器具本体11を天井板4に取り付けた際に、受け具22および取り付け具25などが器具本体11内に納められる。したがって、実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
なお、上記実施の形態3では、上記実施の形態1における照明装置において、受け具を器具本体の前面板に取り付け、取り付け具を天井板に取り付けているが、上記実施の形態2における照明装置において、受け具を器具本体の前面板に取り付け、取り付け具を天井板に取り付けても、同様に効果が得られる。
実施の形態4.
図10はこの発明の実施の形態4に係る照明装置における取り付け機構を説明する斜視図である。
図10において、第3の開口部30が、天井板4に形成され、受け具22が省略されている。そして、天井板4の第3の開口部30の周縁部4aが第1の係合部となる。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態4による照明装置を天井板4に取り付けるには、作業者は、予め取り付け具25、軸部材26、引きばね27などが組み付けられた器具本体11を持って脚立にあがり、第2の開口部15から器具本体11内に手を差し入れ、連結部25aをもって、基部25bがストッパ28に当接するまで引きばね27を引き伸ばす。これにより、引っ掛け部22cが器具本体11から裏面側に突き出る。そこで、作業者は、器具本体11の裏面側を天井板4に近づけ、引っ掛け部22cを第3の開口部30内に挿入する。ついで、作業者は、連結部25aが第3の開口部30の縁部に当接するまで、器具本体11を水平方向に移動させる。ついで、作業者は、連結部25aを持っている手を離す。そこで、取り付け具25は、引き伸ばされていた引きばね27の復元力により、前面板12側に引き戻される。そして、引っ掛け部25cが天井板4の第3の開口部30の周縁部4aに当接すると、器具本体11が、引きばね27の復元力により、天井板4側に引き寄せられる。これにより、器具本体11は、その裏面が引きばね27の復元力により天井板4の下面に押し付けられ、天井板4の下面に当接した状態に保持されて天井板4に取り付けられる。
ついで、作業者は、照明器具16を持って脚立にあがり、第2の開口部15から電源コード20を差し入れて、天井板4に設けられた電源端子(図示せず)に差し込む。ついで、筐体17を第2の開口部15から器具本体11内に差し入れ、照明板18と係止爪19とにより前面板12を挟持させて、照明器具16が器具本体11に装着される。これにより、照明装置の取り付けが完了する。
なお、照明装置は、上述の照明装置の取り付け手順と逆の手順で、取り外すことができる。
また、引きばね27の自然長さは、照明器具16が装着された器具本体11の裏面を天井板4の下面に押圧、すなわち当接させることができるに十分な復元力を発生できる長さに設定されている。
このように、実施の形態4では、作業者が、器具本体11を持ったまま、工具を用いて、器具本体11を天井板4に取り付ける煩雑な作業が不要となる。また、器具本体11が、裏面を天井板4の下面に当接した状態を保持して天井板4に取り付けられており、器具本体11と天井板4との間に隙間がない。さらに、器具本体11を天井板4に取り付けた際に、第3の開口部30および取り付け具25などが器具本体11内に納められる。したがって、実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
また、実施の形態4によれば、受け具22が不要となり、部品点数を削減できるとともに、受け具22の取り付け作業が不要となるので、照明装置をより簡易に天井板4に取り付けることができる。
なお、上記実施の形態4では、上記実施の形態1における照明装置において、天井板に第3の開口部を形成して、受け具を省略しているが、上記実施の形態2における照明装置において、天井板に第3の開口部を形成して、受け具を省略しても、同様に効果が得られる。
また、上記各実施の形態では、器具本体の裏面側の全面が開放されているが、器具本体の裏面を背面板により塞ぎ、器具本体の着脱操作時の第1の係合部と第2の係合部との係合動作および係合解除動作に必要な大きさの第1の開口部を背面板に形成してもよい。
また、上記各実施の形態では、受け部および取り付け具が鋼板を曲げ成形して作製されているが、受け部および取り付け具は、金属製である必要はなく、所望の機械的強度が得られれば、樹脂製でもよい。

Claims (6)

  1. 照明器具と、
    第1の開口部を有し、かご室の天井板の下面又は側板の内面により構成される取り付け面に当接する第1の面を備え、上記照明器具が装着される器具本体と、
    上記取り付け面又は上記器具本体内に設けられる第1の係合部と、
    上記取り付け面に対して接離する方向に往復移動可能に上記器具本体内に配設され、上記第1の開口部を通じて上記第1の係合部に係合可能な第2の係合部を有する第1の部材と、
    上記器具本体内に配設され、上記第2の係合部が上記第1の係合部に係合した状態で上記第1の面を上記取り付け面に押圧する弾性部材と、を備えるエレベータかご室の照明装置。
  2. 上記器具本体は、第2の開口部を有し、上記第1の面とは異なる第2の面を備える請求項1記載のエレベータかご室の照明装置。
  3. 上記弾性部材は、上記器具本体の上記取り付け面と相対する内面と上記第1の部材との間、又は上記取り付け面と上記第1の部材との間に配設された引きばねである請求項1又は請求項2記載のエレベータかご室の照明装置。
  4. 第2の部材が、上記第1の部材から上記第1の係合部側に離間した位置に配設され、
    上記弾性部材は、上記第1の部材と上記第2の部材との間に配設された押しばねである請求項1又は請求項2記載のエレベータかご室の照明装置。
  5. 上記第1の係合部が、上記取り付け面又は上記器具本体の上記取り付け面と相対する内面に離間して配設されている請求項1から請求項のいずれか1項に記載のエレベータかご室の照明装置。
  6. 第3の開口部が、上記取り付け面に形成され、
    上記天井板又は上記側板の上記第3の開口部の周縁部が、上記第1の係合部を構成する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のエレベータかご室の照明装置。
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