JP6300946B2 - 複数の配信ノードを介して特定数のメディアコンテンツの配信を提供するシステム及び方法 - Google Patents

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Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2014年3月6日出願の米国仮出願第14/199,576号の優先権を主張し、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、複数の配信ノードを介して特定数のメディアコンテンツ(media content)の配信をユーザに提供するシステム及び方法に関する。
クーポン、広告、音楽等のメディアコンテンツは、購買の動機付け、ブランド知名度の獲得、及びその他の目標達成のためにユーザに提供され得る。しかしながら、1つの商品に多くのクーポンを発行し過ぎると、発行者にとってのクーポンの恩恵に比べて不必要に利益を損失させることになり得る。
より一般的には、メディアコンテンツがあまりにも頻繁にユーザに配信されると、消費者疲れ(consumer fatigue)が起こり得る。この消費者疲れは、例えば、ユーザがメディアコンテンツに、又はメディアコンテンツによって販売促進されている商品にさらされ過ぎた場合に生じ得る。結果としてメディアコンテンツの効果は弱められ、販売促進されている商品のイメージを低下させる可能性がある。
更に、いくつかのシステムでは、メディアコンテンツの配信は、例えば、様々な小売店、小売店チェーン、ウェブサイト、又は他の販路を介することを含む多数のチャネルを介して生じ得る。したがって、特にメディアコンテンツが実際に配信及び統合されている時に、様々な通信チャネルにわたるメディアコンテンツの配信を追跡及び制限することは、極めて困難であり得る。
本発明は、これらのことや他の欠点にも対処し、複数の配信ノードを介してユーザにメディアコンテンツが配信される総計回数を制限するシステム及び方法に関する。
一実施形態において、システムは、メディアコンテンツと、配信ノードがメディアコンテンツを配信できるかどうか及びどのように配信できるかを指定する1つ以上の配信パラメータと、を提供することができる。
1つ以上の配信パラメータは、配信ノードが指定された時間間隔中にメディアコンテンツを配信できるか否かの指示(例えばバイナリ指示)、又は配信ノードが指定された時間間隔中にメディアコンテンツを配信できる回数の指示を含むことができる。
様々な配信ノードに提供されたメディアコンテンツ及び配信パラメータ、並びに様々な配信ノードによって行われた配信を監視することによって、システムは、総計の限度の順守を保証するようにメディアコンテンツの配信を調整することができる。例えば、システムは、いくつかの配信ノードによる配信を無効にする一方で、他の配信ノードによる配信を許可することができる。システムは、更に又は代わりに、様々な配信ノードがメディアコンテンツを配信できる割り当て又は時間間隔を減らすことができる。
メディアコンテンツを提供するメディアプロバイダは、システムを使用して、メディアコンテンツがユーザに配信される回数を制限しながら、システムによって提供された配信ノードを活用することができる。様々なタイプのメディアプロバイダは、システムを使用して様々なタイプのメディアコンテンツを配信することができる。例えば、製品メーカーは、システムを使用するクーポンの配信を望む場合がある。
製品メーカーは、様々な配信ノード(例えば、店内プリンタ、家庭用プリンタ、キオスク等)による印刷を可能にしたいが、配信ノードによってクーポンが印刷される合計回数を制限することを望む場合がある。
別の例において、メディアスタジオ(例えば、映画スタジオ、レコード会社等)は、システムを使用して、映画の予告編又は音楽サンプル等のメディアコンテンツをユーザに配信することができる。メディアスタジオは、ソーシャルメディアプラットフォーム、メディアストリーミングウェブサイト、及び/又はメディアコンテンツを配信できる他の配信ノードを介して、メディアコンテンツを再生可能にすることを望む場合がある。
一実施形態において、メディアプロバイダは、更に又は代わりに、メディアコンテンツがシステムによって配信されるタイミングに制限を課すことができる。例えば、タイミングに課す制限は、指定された期間内の(例えば1月から2月までの)指定された日付によってメディアコンテンツを配信するための指示、及び/又は、メディアコンテンツが配信ノードを介してユーザにどのように配信されるべきであるかを管理する時間指定を含むことができる。
これら及び他の機能を容易にするために、システムは、メディアコンテンツを指定された配信ノードに提供するコンピューティングデバイス(本明細書では「コンピュータ」ということがある)を含むことができる。メディアコンテンツが指定された配信ノードに提供された時点と共に、及び/又はその後の様々な時点で、コンピューティングデバイスは、配信ノードがメディアコンテンツを配信できる旨の指示を提供することができる。
指示は、配信ノードがメディアコンテンツを配信できるか否かのバイナリ指示、配信ノードがメディアコンテンツを配信できる回数、及び/又は他の指示を含むことができる。配信ノードがメディアコンテンツを配信できる旨の指示が無い場合、配信ノードは、メディアコンテンツを配信しない。コンピューティングデバイスは、異なる動作モデルに基づいて、異なるタイプの指示を提供することができる。
ブロックモデルの動作において、指示は、ブロックの割り当てを含むことができ、指定された配信ノードがメディアコンテンツを配信できる回数の制限を示し得る。コンピューティングデバイスは、(メディアコンテンツと共に、又はメディアコンテンツが提供された後を含む)様々な時点で、ブロックの割り当てを決定し、配信ノードに提供することができる。
これにより、配信ノードは、メディアコンテンツの各個別の配信後のコンピューティングデバイスに交信する配信ノードを必要とせずに、そのブロックの割り当てにメディアコンテンツを配信することができる。配信ノードにメディアコンテンツを配信する時間間隔が提供される実施形態において、配信ノードは、ブロックの割り当てを使用して、配信ノードがメディアコンテンツを提供するレートを制御することもできる。
ブロックの割り当ては、デフォルトの割り当て、及び/又は1つ以上の変数に基づいて、動的に生成されるカスタムの割り当てを含むことができる。カスタムの割り当ての場合、コンピューティングデバイスは、指定された配信ノードによるメディアコンテンツを配信するための能力を考慮に入れることができる。例えば、1つの配信ノードは、別の配信ノードよりも多くの量のメディアコンテンツを配信できる可能性がある。コンピューティングデバイスは、異なる配信ノードにメディアコンテンツのブロックのカスタムの割り当て(例えばより高容量の配信ノードに対してより大きなブロック)を提供することによって、上述及び他の相違を説明することができる。
指定された配信ノードにメディアコンテンツのブロックの割り当てが提供された場合、その配信ノードは、その割り当てられたブロックを使用して、ユーザ又は他の配信ノードに対するメディアコンテンツの配信を制限してもよい。全ての配信ノードに割り当てられたブロックを監視することによって、コンピューティングデバイスは、全ての配信ノードがメディアコンテンツを配信できる総計回数に制限を課すことができる。例えば、配信ノードにブロックが割り当てられた場合、コンピューティングデバイスは、メディアコンテンツが統合的に配信できる使用可能な回数を減らすこと(及び/又は、メディアコンテンツが配信された回数を増分すること)ができる。
フラグモデル(flag model)の動作において、指示は、配信ノードが指定された時間間隔中に制限なしにメディアコンテンツを配信できるかどうかを示すフラグを含むことができる。コンピューティングデバイスは、フラグを配信ノードに送信することが可能であり、これは様々な時点で発生可能である。
メディアコンテンツが配信可能である旨をフラグが示す場合、配信ノードは、指定された時間間隔中に制限なしにメディアコンテンツを配信することになる。そうでない場合、配信ノードは、メディアコンテンツを全く配信しないことになる。このようにして、コンピューティングデバイスは、指定された配信ノードが指定された時間間隔中にメディアコンテンツを配信できるかどうかを示すことができる。こうした指示は、指定された配信ノードに対するカスタム指示(システムが特定の配信ノードによる配信を無効にできる一方で、別の配信ノードによる配信を許可できるようにする)、又は全ての配信ノードに対するグローバル指示を含むことができる。
一実施形態において、コンピュータは指定された配信ノードに対して指定された時間間隔をカスタマイズすることができる。例えば、より高容量の配信ノードには、その間にわたって(無制限又はそうでない)配信が可能なより小さな時間間隔が提供され得る一方で、より低容量の配信ノードには、より大きな時間間隔が提供され得る。
このようにして、高容量の配信ノードは、メディアコンテンツを過剰に配信するリスクを低下させることができる。
コンピューティングデバイスは、総計の限度を使い尽くすことなくメディアコンテンツが配信できる確率を示す信頼度指数を生成することによって、フラグモデルの動作中に総計の限度を超えるリスクを更に低下させることができる。例えば、信頼度指数が低いほど、総計の限度を超えるリスクが大きいことを示し得る。
したがって、信頼度指数が低い場合、コンピューティングデバイスは、配信ノードに対する間隔を調整すること、配信ノードの一部又は全てに対して配信を無効にすること、及び/又は他の措置を講じることによって、総計の限度を超えるリスクを低下させることができる。
何れのモデルの動作が使用されている場合であっても、指定された配信ノードは、コンピューティングデバイスにフィードバック情報を提供するために間隔を置いてコンピューティングデバイスと交信することができる。
代替又は追加として、そのコンピューティングデバイスは、間隔を置いて指定された配信ノードと交信することもできる。間隔は、指定された配信ノードに対して事前に定義するか、又は、動的に決定することができる。例えば、1つの配信ノードは、事前に定義された時間間隔の経過後にコンピューティングデバイスに定期的に交信する必要があり得るが、別の配信ノードは、コンピューティングデバイスが決定した時点でコンピューティングデバイスと交信する必要があり得る。例えば、事前に定義された時間間隔は、ブロックモデルの動作中に好適であり得る。また、動的に決定された間隔は、フラグモデルの動作中に好適であり得る。
コンピューティングデバイスは、配信ノードから受信したフィードバック情報を使用してメディアコンテンツの配信を調整することができる。例えば、ブロックモデルの動作において、コンピューティングデバイスは(配信ノードによって報告されるように)、割り当ての未使用部分があれば、使用可能な割り当てのプールに戻すことができる。
代替又は追加として、コンピューティングデバイスは、配信ノードから受信したフィードバック情報に基づいて、ブロックの割り当て/サイズを調整し、それによって、メディアコンテンツを配信するための指定された配信ノードの能力を考慮に入れることができる。
フラグモデルの動作において、コンピューティングデバイスは、配信ノードから報告が戻されるような配信の数又はレートに基づいて、指定された配信ノードがその間にメディアコンテンツを配信できる時間間隔の長さを調整し、それによって総計の限度の超過に関連付けられるリスクを低下させることができる。
本明細書で開示するシステム及び/又は方法のこれら及び他の目的、機構、及び特徴、並びに構造の関連要素の動作方法及び機能、並びに部分の組み合わせ及び製品の効率的使用は、その全てが本明細書の一部を形成する添付の図面を参照しながら以下の説明及び添付の特許請求の範囲を考慮すればより明らかとなり、様々な図面において同じ参照番号は対応する部分を指定している。
しかしながら、図面は例示及び説明のためのみのものであり、本発明の制限の定義としては意図されていないことが明確に理解されよう。明細書及び特許請求の範囲で使用されている単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈が特に明白に示していない限り複数の指示対象を含む。
本発明の実施形態に従って、複数の配信ノードにわたってメディアコンテンツが提供される総計回数を制限するシステムを示す図である。 本発明の実施形態に従って、メディアコンテンツを配信する複数の配信ノードの階層構造を示す図である。 本発明の実施形態に従って、複数の配信ノードにわたってメディアコンテンツが配信される総計回数を制限するシステム内の様々なエンティティ間のフロー図である。 本発明の実施形態に従って、複数の配信ノードにわたってメディアコンテンツが配信される総計回数を制限するプロセスを示す図である。 本発明の実施形態に従って、ブロックモデルを使用してメディアコンテンツを提供するプロセスを示す図である。 本発明の実施形態に従って、フラグモデルを使用してメディアコンテンツを提供するプロセスを示す図である。
図1は、本発明の実施形態に従って、複数の配信ノードにわたってメディアコンテンツが提供され得る総計回数を制限するためのシステム100を示す。
概略として、システム100は、1つ以上のメディアプロバイダからメディアコンテンツ及び1つ以上の配信パラメータを取得することができる。1つ以上の配信パラメータは、メディアコンテンツの配信数に対して総計の限度を指定することができる。
システム100は、メディアコンテンツ及びメディアコンテンツの割り当てを配信ノードに提供することができる。割り当ては、配信ノードがメディアコンテンツを配信できるか否か(例えばバイナリ指示)、又は配信ノードが上記の時間間隔中にメディアコンテンツを配信できる回数を指定できる。
様々な配信ノードへの割り当て及び様々な配信ノードによる配信を監視することによって、システムは、総計の限度の順守を保証するように割り当て及び配信を調整することができる。例えば、システムは、いくつかの配信ノードによる配信を無効にする一方で、他の配信ノードによる配信を許可することができる。システムは、更に又は代わりに、様々な配信ノードがメディアコンテンツを配信できる割り当て又は時間間隔を低下させること、及び/又は総計の限度を超えないことを保証するために他の措置を講じることができる。
システム100は、メディアプロバイダ104、コンピュータ110、複数の配信ノード150(図1では配信ノード150A、150B、・・・、150Nと示される)、1つ以上のデータベース160、及び/又は他の構成要素を含むことができる。
[メディアプロバイダ]
メディアプロバイダ104は、メディアコンテンツ及び1つ以上の配信パラメータをコンピュータ110に提供することができる。いくつかの実施形態において、メディアプロバイダ104は、制約なしにメディアコンテンツを提供することができる。
したがって、これらの実施形態において、システムは、制約(例えば総計の限度)付きでいくつかのメディアコンテンツを提供することや制約なしで他のメディアコンテンツを提供することができる。
メディアプロバイダ104は、製品のメーカー、サービスのプロバイダ、マーケティング会社、エンターテインメントエンティティ、及び/又は、複数の配信ノード150を介して特定回数のメディアコンテンツを提供することを望む他のエンティティを含むことができるが、これに限定されるものではない。メディアプロバイダ104は、メディアコンテンツに関して消費者疲れを防止するために特定回数のメディアコンテンツを提供すること、及び/又は、メディアコンテンツを使って提供されるインセンティブを制限することを望むことができる。メディアコンテンツの配信の特定数に関する他の理由も明らかとなろう。
メディアコンテンツの例は、印刷されたクーポン(例えば、プリンタがクーポンを印刷するために使用する印刷情報)、電子クーポン、広告、音楽、動画、ゲーム、及び/又は、配信ノード150によって配信され得る他のコンテンツを含むことができるが、これに限定されるものではない。
メディアコンテンツは、紙(例えば印刷されたクーポン用)、ビデオ、イメージ、テキスト、実行可能ファイル、解釈済みファイル、機械エンコーディング、及び/又は、配信ノード150による配信が可能な他のフォーマット等、1つ以上のフォーマットで配信されてもよい。メディアコンテンツは、単一フォーマット(例えば印刷されたクーポンとして配信される全て)又はフォーマットの組み合わせ(例えば一部は印刷されたクーポンとして配信され、その他は電子クーポンとして配信される)に従って配信されてもよい。メディアコンテンツの配信は、個別のファイル転送(例えばダウンロード)、プリントアウト、ストリーム(例えばビデオストリーム)、及び/又はメディアコンテンツを転送する際に用い得る他の方法を含むことができる。
いくつかの実施形態において、メディアコンテンツの配信については、メディアコンテンツが配信された特定フォーマットに関係なく、総計の限度でカウントされてもよい。他の実施形態において、特定フォーマットでは、他のフォーマットに関して重み付けされてもよい(例えば、紙クーポンの配信は電子クーポンの配信よりも重く重み付けされ得、音楽ビデオはオーディオトラックよりも重く重み付けされ得る)。例えば、特定クーポンに関する総計の限度は、15,000配信に設定され得る。紙クーポンは、プリンタを介して合計10,000回しか配信されなくてもよく、電子クーポンは、電子チャネルを介して合計15,000回配信されてもよい。この意味で、紙のフォーマットは、総計の限度へのカウントに関して電子クーポンに比べてより重く(例えば1.5倍)重み付けされ得る。紙クーポンと電子クーポンの組み合わせを、各フォーマットの相対的な重みを考慮しながら使用することもできる。このようにして、メディアプロバイダ104は、複数の配信ノード150を採用しながらメディアコンテンツが配信される回数を制限するように意図された、様々な異なるフォーマットを使用して豊富なキャンペーンをデザインすることができる。
[コンピュータ110]
コンピュータ110は、メディアコンテンツのタイプ又はメディアコンテンツがフォーマット化される様式に関係なく、メディアプロバイダ104又は他のソースからメディアコンテンツ及び配信パラメータを受信することができる。コンピュータ110は、メディアコンテンツ及び1つ以上の配信パラメータを、1つ以上のデータベース160等のメディアコンテンツデータベースに記憶することができる。このようにして、コンピュータ110は、指定されたメディアコンテンツを制約付き又は制約なしで配信すべきであるかどうかを後で決定することができる。
配信パラメータは、メディアコンテンツが配信されるべき回数に関する総計の限度、メディアコンテンツが配信されるべき特定の期間、メディアコンテンツが配信されるべき特定の持続時間、メディアコンテンツが配信されるべき日付、メディアコンテンツが配信されるべき様式(配信ノード150のホワイトリスト及び/又はブラックリストを含み得る)、及び/又はメディアコンテンツがどのように配信されるべきかを指定する他のパラメータを含むことができる。
配信数に関する総計の限度は、実施形態において、配信されるメディアコンテンツの種類毎に異なる制限を含むことができる。例えば、総計の限度は、印刷されたクーポンについて1つの制限、電子クーポンについて別の制限、及びクーポンに関連付けられた品目に関係するビデオ広告について別の制限、というように含むことができる。
コンピュータ110は、ユーザへの配信のために配信ノード150にメディアコンテンツを提供すること、及び配信ノード150がメディアコンテンツの配信を許可されているか否かに関わらずに制御を維持することができる。指定された配信ノード150は、配信が許可されていない時にはメディアコンテンツを配信しない。いくつかのインスタンスにおいて、1つの配信ノード150では配信の実行が許可されているが、別の配信ノード150では配信の実行が許可されていない場合がある。このようにして、コンピュータ110は、配信ノード150がメディアコンテンツを配信する回数を制御するコントローラとしての役割を果たすことができる。
これら及び他の機能を容易にするために、コンピュータ110は、物理プロセッサ120(本明細書では、単に「プロセッサ」ということがある)、メディア配信アプリケーション130、ストレージデバイス140、及び/又は他の構成要素を含むことができる。メディア配信アプリケーション130は、1つ以上のコンピュータプログラム命令を含むことができ、実行される場合、本明細書で説明する様々な演算を実行するように物理プロセッサ120にプログラムを組み込む。メディア配信アプリケーション130は、物理プロセッサ120がアクセス可能なストレージデバイス140及び/又は他のストレージに記憶され得る。
メディア配信アプリケーション130は、構成命令(Configuration instructions)132、コントローラ命令134、ブロックモデル命令136、フラグモデル命令138、及び/又はその他命令139を含ことができる。構成命令132は、メディアコンテンツ及び1つ以上の配信パラメータをメディアプロバイダ104から取得するため、プロセッサ120にプログラムを組み込むことができる。
いくつかの実施形態において、構成命令132は、メディアコンテンツ及び/又は配信パラメータを、メディアコンテンツが配信される時間全体にわたって(又はその後計測目的で)アクセス可能なメディアコンテンツデータベース内に記憶させる(例えば、記憶させるようにプロセッサ120にプログラムを組み込む)ことができる。
メディアコンテンツデータベースは、メディアコンテンツが実際に配信された回数、配信ノード150へのメディアコンテンツの割り当て、メディアコンテンツを配信したか或いはメディアコンテンツが提供されたか又は割り当てられた配信ノード150の識別、メディアコンテンツが配信された様式、及び/又は、メディアコンテンツの配信に関連して生成された他の情報も記憶することができる。
構成命令132は、メディアプロバイダ104、配信ノード150、及び/又はシステムを使用する他のエンティティ/コンピューティングデバイスを登録することができる。
例えば、メディアコンテンツを配信するためにシステム100によって提供されたプラットフォームの活用を望むメディアプロバイダ104は、そのシステム100を使用するために登録することができる。構成命令132は、従来の登録形式及びデータベースを使用してメディアプロバイダに関する情報を受信することができる。一旦登録されると、メディアプロバイダは、メディアコンテンツと、そのメディアコンテンツがどのように配信されるべきかを指定する1つ以上の配信パラメータと、を提供することができる。
エンティティは、メディアコンテンツをユーザ及び/又は他の配信ノードに配信するように配信ノードを登録することを望む場合がある。例えば、配信ノード150は、クーポン又は他のメディアコンテンツを印刷する小売店にあるプリンタデバイス、メディアコンテンツを提供するウェブサイト、電子メールを提供する電子メールサーバ、ソーシャルメディアサイト、ターゲットオファーを提供するターゲットオファーシステム、及び/又は他のタイプの配信ノードを備えることができる。
したがって、メディアコンテンツを配信する様々な配信ノード150は、メディアコンテンツがそれを通じて配信できるマルチチャネル通信ネットワークとみなされてもよい。
これら及び他のタイプの配信ノードを制御するエンティティは、そのインフラストラクチャ(infrastructure)を使用してメディアコンテンツを配信するためにシステム100の登録を望む場合がある。こうしたエンティティは、システム100による補償又は他の対価と引き換えにこれを実行することを望む場合がある。システム100は、メディアコンテンツを配信できる配信ノード150のネットワークを拡張することによって恩恵を受けることができる。
いくつかの実施形態において、メディアコンテンツ及び1つ以上の配信パラメータ(もしあれば)が取得された場合、メディアコンテンツは、1つ以上の配信パラメータ(もしあれば)を使用して配信されるメディアキャンペーンを開始することができる。
コントローラ命令134は、その配信パラメータに従って配信されるメディアコンテンツを定期的に識別するように、プロセッサ120にプログラムを組み込むことができる。
例えば、コントローラ命令134は、指定されたメディアコンテンツが既に配信ノード150に提供されているかどうかを判定することができる。
提供されていない場合、コントローラ命令134は、メディアコンテンツを、ホワイトリスト、ブラックリスト、地理/位置、及び/又は配信パラメータによって指定された他の基準を使用して識別(又はフィルタリング)可能な、適切な配信ノード150に提供させることができる。特定の配信ノード150が識別されない場合、コントローラ命令134は、配信ノード150の全て(又は一部)のデフォルトセットを識別することができる。
いくつかの実施形態において、メディアコンテンツの更新されたバージョンは、既存のメディアコンテンツを置換するべく、メディアプロバイダ104から取得され得る。例えば、クーポンに適用されることになる改訂済み又は追加の条件、ビデオの新規バージョン、及び/又はメディアコンテンツに対する他の更新を取得することができる。これらの実施形態において、コントローラ命令134は、既存のメディアコンテンツを置き換えるために新規又は更新済みのメディアコンテンツを配信ノード150に提供することができる。
いくつかの実施形態において、メディアコンテンツデータベースは、メディアキャンペーンの進行に関係なく(例えば、たとえ総計の限度に達していない場合であっても)配信アクティビティを中止すべきであるか否かを示すリアルタイム遮断フィールドを記憶することができる。リアルタイム遮断フィールドは、特定のメディアプロバイダ104によって提供されるような個々のメディアコンテンツ又はメディアコンテンツのグループに関係し得る。
このようにして、個々のメディアコンテンツ又はメディアコンテンツのグループの配信は、リアルタイム遮断フィールドを介して全ての適切な配信ノード間で無効にされてもよい。これらの実施形態において、コントローラ命令134は、リアルタイム遮断フィールドをチェックして、配信を続行できるかどうかを判定することができる。リアルタイム遮断フィールドが「オフ」であるか、又は、別の方法で、対応するメディアコンテンツの配信を無効にすべきである旨を示す場合、コントローラ命令134は、全ての適切な配信ノード150にわたるメディアコンテンツの配信を中止させることができる。
このようにして、システム100は、メディアコンテンツが、議論を招きやすく、潜在的に攻撃的な、又はもはや配信されるべきでない他のコンテンツを含む場合等、及び/又は任意の他の理由で、指定されたメディアキャンペーン中にメディアコンテンツの配信を中止するための能力を提供することができる。
配信を続行できる旨をリアルタイム遮断フィールドが示す場合、コントローラ命令134は、指定された配信ノード150がメディアコンテンツを配信できる旨の指示を提供することができる。指示は、配信ノード150がメディアコンテンツを配信できる回数、配信ノードがメディアコンテンツを配信できるかどうかの指示、及び/又は他の指示を含むことができる。配信ノード150がメディアコンテンツを配信できる旨の指示が無い場合、配信ノード150は、メディアコンテンツを配信しない。コントローラ命令134は、メディアコンテンツを配信する指示を各配信ノード150に提供することができる。
いくつかの実施形態において、指定された配信ノード150は、メディアコンテンツの配信に関するフィードバック情報を提供するために、コンピューティングデバイス110と定期的に交信してもよい。
代替又は追加として、コンピューティングデバイス110は、指定された配信ノード150に定期的に交信することができる。換言すると、こうした交信は、指定された配信ノード150及び/又はコンピューティングデバイス110によって開始することができる。フィードバック情報は、メディアコンテンツの配信が配信され得るかどうかの指示についての要求、配信ノード150が(例えば、メディアキャンペーンが開始されてから、配信ノード150がこうしたフィードバック情報及び/又は総計回数を最後に提供して以降)実際にメディアコンテンツを提供した回数の指示、及び/又はメディアコンテンツの配信に関する他の情報を含むことができる。
定期的な交信は、配信ノード150がコンピューティングデバイス110と交信するべき時間間隔によって定義されてもよい。時間間隔は、指定された配信ノード150に対して事前に定義できるか、又は動的に決定することができる。例えば、1つの配信ノードは、事前に定義された時間間隔の経過後、コンピューティングデバイス110に定期的に交信する必要があるが、別の配信ノードは、コンピューティングデバイス110によって決定された時点でコンピューティングデバイス110と交信する必要がある。
いくつかの実施形態において、コントローラ命令134は、フィードバック情報を使用してメディアコンテンツの配信を調整することができる。例えば、コントローラ命令134は、メディアコンテンツが配信されるレート、メディアコンテンツの配信に使用される配信ノード150の数を変更すること、及び/又は、場合によってはフィードバック情報に基づいて、メディアキャンペーンを調整することができる。
いくつかの実施形態において、コントローラ命令134は、使用されている動作のモデル(例えばブロックモデル又はフラグモデル)に基づいて、異なるタイプの指示を提供することができる。例えば、コントローラ命令134は、指定された配信ノード150がメディアコンテンツを配信できるかどうか、又は何回配信できるかの指示を提供するために、ブロックモデル命令136及びフラグモデル命令138を含むか、場合によっては使用することができる。
ブロックモデル命令136は、ブロックモデルの動作に基づいて、配信ノード150に対するメディアコンテンツのブロックの割り当てを決定することができる。例えば、ブロックは、指定された配信ノードがメディアコンテンツを配信できる回数に関する制限を示すことができる。割り当てられたブロックは、指定された配信ノード150が、メディアコンテンツを配信することができる期間中、上記の時間間隔と関連してもよい。
指定された配信ノード150にブロックの割り当てが提供された場合、その配信ノード150は、ユーザに対してであるか他の配信ノードに対してであるかにかかわらず、そのブロックの割り当てを使用してメディアコンテンツの割り当てを制限することになる。
全ての配信ノード150に対して割り当てられたブロックを監視することによって、コントローラ命令134は、全ての配信ノード150がメディアコンテンツを配信できる総計回数に制限を課すことができる。例えば、ブロックが配信ノード150に対して割り当てられた場合、コントローラ命令134は、メディアコンテンツが統合的に配信又は割り当てられ得る使用可能な回数を減らすこと(及び/又は、メディアコンテンツが配信又は割り当てられた回数を増分すること)ができる。
割り当てられたブロックは、1つ以上の変数に基づいて、決定されるデフォルトのブロックの割り当てを含むことができる。例えば、デフォルトのブロックは、以下の式に基づいて、決定可能である。
上式で、
=指定された配信ノード150についてのデフォルトのブロックの割り当て、
C=メディアコンテンツの配信数に対する総計の限度、
n=コンピューティングデバイス110がメディアコンテンツを配信するために使用する配信ノード150の合計数、
=指定された配信ノード150がコンピュータ110と交信する時間間隔、
T=メディアコンテンツが配信されるべき合計持続時間(配信パラメータに基づいて、決定され得るか、又は場合によってはコンピュータ110によって決定され得る)、
である。
割合C/nは、こうした割り当てが、コンピュータ110がメディアコンテンツを提供する全ての配信ノード150に均一に配信された場合、指定された配信ノード150がメディアコンテンツを配信することが可能な回数を表す。
割合t/Tは、指定された配信ノード150が指定された時間間隔中にメディアコンテンツを配信することが可能であるべき回数を示す。
まとめると、C/n及びt/Tは、新規のブロックの割り当てを要求するために配信ノード150がコンピューティングデバイス110と交信する毎に指定された配信ノード150に提供されるべきデフォルトのブロックの割り当てを示す。換言すると、デフォルトのブロックの割り当ては、配信ノード150が時間間隔t中にメディアコンテンツを配信できる回数の指示を与える。
いくつかの実施形態において、指定された配信ノード150は、指定された時間間隔が経過した後にコンピューティングデバイス110と通信できない場合(例えば、配信ノード150がネットワークに接続していないか、又は場合によってはコンピューティングデバイス110と交信していない等の、オフラインである場合)であっても、メディアコンテンツを配信することが可能であり得る。
例えば、指定された配信ノード150は、時間間隔の数値に対して新規のブロックの割り当てを要求するためにコンピューティングデバイス110と交信できないことが予測できる。この例では、コンピューティングデバイス110は、指定された配信ノード150がオフラインの間にメディアコンテンツの配信を続行できるようにするために、時間間隔の数値を考慮して、デフォルトのブロックの割り当てを調整することによって、ブロックの割り当てを決定することが可能である。例えば、デフォルトのブロックの割り当ては、以下の式で調整される。
上式で、
=指定された配信ノード150についてのブロックの割り当て、
m=たとえコンピューティングデバイス110と交信しなくとも、指定された配信ノード150がメディアコンテンツの配信を続行できる時間間隔の数値、
である。
ブロックの割り当てB(例えば、デフォルトのブロックの割り当て又は他のブロックの割り当て)が指定された配信ノード150に提供される前に、コントローラ命令134は、総計の限度を超えることなくブロックの割り当てが提供され得るかどうかを判定することができる。例えば、コントローラ命令134は、以前のブロックの割り当て、メディアコンテンツの実際の配信、及び/又は、予約済みの割り当て又はメディアコンテンツの実際の配信を示す他の情報を監視することができる。このようにして、コントローラ命令134は、既に何が割り当てられたか又は配信されたかに基づいて、メディアコンテンツが配信され又は割り当てられることが可能な残りの回数を決定することができる。
ブロックの割り当てが、メディアコンテンツが配信又は割り当て可能な残りの回数を超える場合、コントローラ命令134は、以下の式に基づいて、ブロックの割り当てを調整可能である。
上式で、
=指定された配信ノード150についてのブロックの割り当て、
R=残りの回数、
n=コンピューティングデバイス110がメディアコンテンツを配信するために使用する配信ノード150の合計数、
である。
式(3)によれば、コントローラ命令134は、メディアコンテンツについて配信可能な残りの回数がメディアコンテンツを配信する全ての配信ノード150の間で等しく分割されるように、ブロックの割り当てを調整することができる。
いくつかの実施形態において、残りの回数が閾値の回数を下回る場合、コントローラ命令134は、メディアコンテンツが配信され又は割り当てられることが可能な残りの回数について、指定された配信ノード150がメディアコンテンツを配信すべきである旨を決定することができる。閾値の回数は、以下の式に基づいて、事前に定義すること、及び/又は動的に決定することが可能である。
上式で、
d=事前に定義された許容パーセンテージ、
C=メディアコンテンツの配信回数に関する総計の限度、
である。
いくつかの実施形態において、コントローラ命令134は、式(4)に基づいて、決定されるような事前に定義された閾値の回数又は動的に決定された閾値の回数のうちの小さい方が残りの回数を下回る場合、指定された配信ノード150が残りの回数についてメディアコンテンツを配信すべきである旨を決定することができる。
いくつかの実施形態において、指定された配信ノード150から受信されるフィードバック情報は割り当ての未使用部分を示すことができる。これらの実施形態において、コントローラ命令134は、メディアコンテンツが配信又は割り当て可能な残りの回数に未使用部分を追加することができる。
カスタムの割り当ての場合、コントローラ命令134は、メディアコンテンツを配信するための指定された配信ノード150による能力を考慮に入れてもよい。一例において、1つの配信ノードは、別の配信ノードよりも多くの量のメディアコンテンツを配信できる可能性がある。コントローラ命令134は、異なる配信ノードにカスタムブロックの割り当て(例えば、より高容量の配信ノードに対してより大きなブロック)を提供することによって、上述及びその他の相違を説明することができる。例えば、コントローラ命令134は、メディアコンテンツを他の配信ノードよりも多くの回数配信でき、配信ノード150に対するブロックの割り当てを増加させるために使用される積極的な調整を決定することができる。同様に、コントローラ命令134は、メディアコンテンツを他の配信ノードよりも少ない回数配信でき、配信ノード150に対するブロックの割り当てを減少させるために使用される消極的な調整を決定することができる。
いくつかの実施形態において、コントローラ命令134は、指定された配信ノード150に対して積極的又は消極的な調整を行うかどうか、及びどの程度行うかを決定するために、指定された配信ノード150の有効性を考慮に入れることができる。
例えば、有効性は、指定された配信ノード150によって配信されるクーポンの交換率に基づいて、決定され得る。このようにして、システムは、配信ノード150の性能に基づいて、ブロックの割り当てを動的に決定することができる。こうした性能は、例えば、フィードバック情報又はシステムが利用可能な他の情報に基づいて、決定することができる。
フラグモデル命令138は、配信ノード150が指定された時間間隔中に制限なしにメディアコンテンツを配信できるか否かを示し得るフラグを含む指示を提供することができる。こうした指示は、指定された配信ノード150に対するカスタム指示(システムが特定の配信ノードによる配信を禁止する一方で、別の配信ノードによる配信を許可することを可能にする)、又は全ての配信ノードに対するグローバル指示を含むことができる。
指定された時間間隔は、指定された配信ノード150に対してカスタマイズすることができる。例えば、より高容量の配信ノードには、その間にわたって無制限の配信が可能なより小さな間隔が提供され得る一方で、より低容量の配信ノードにはより大きな間隔が提供され得る。このようにして、高容量の配信ノードがメディアコンテンツを数多く配信し過ぎるリスクを低下させることができる。
フラグモデル命令138は、総計の限度を使い尽くすことなくメディアコンテンツが配信できる確率を示す信頼度指数を生成することによって、フラグモデルの動作中に総計の限度を超えるリスクを更に低下させることができる。例えば、信頼度指数が低いほど、総計の限度を超えるリスクが大きいことを示し得る。
したがって、信頼度指数が低い場合、コンピューティングデバイス110は、配信ノードに対する時間間隔を調整すること、配信ノードの一部又は全てに対して配信をオフにすること、及び/又は他の措置を講じることによって、総計の限度を超えるリスクを低下させることができる。
いくつかの実施形態において、フラグモデルの動作を使用する場合、信頼度指数を使用してデフォルト又はカスタムの時間間隔を指定された配信ノード150に提供するかどうかを決定することができる。信頼度指数は、全ての配信ノード150の総計配信レートに基づいて、決定可能であり、それによって総計の限度に達する確率が高いかどうかを評価することができる。
更に、必要であれば、指定された配信ノード150に対するカスタムの時間間隔が決定できるように指定された配信ノード150に対する信頼度指数を決定するために、指定された配信ノード150の個々の配信レートを考慮に入れることができる。
総計配信レート(r)は、以下の式を使用して決定可能である。
上式で、
=全ての配信ノードによる合計配信数、
=合計配信数が実行されたデフォルトの時間間隔、
である。
個々の配信レート(r)は、以下の式を使用して決定可能である。
上式で、
=指定された配信ノード150による個々の配信数、
=合計配信数が実行されたデフォルトの時間間隔、
である。
指定された配信ノード150に対する個々の割り当て(A)は、以下の式を使用して決定可能である。
上式で、
=個々の配信レート(式(6)から決定される)、
=総計配信レート(式(5)から決定される)、
R=使用可能な配信の残りの回数、
である。
指定された配信ノード150に対して時間間隔を決定するために使用される信頼度指数(CI)は、以下の式を使用して決定可能である。
上式で、
=個々の割り当て(式(7)から決定される)、
=個々の配信レート(式(6)から決定される)、
=合計配信数が実行されたデフォルトの時間間隔、
CF=予測される配信レートからの潜在的な偏差を説明するために事前に定義され得る信頼係数、
である。
いくつかの実施形態において、CIが限界信頼値(例えば1)に合致するか又はこれを超える場合、CIが適用される指定された配信ノード150にデフォルトの時間間隔を提供することができる。他方で、CIが限界信頼値に合致しないか又はこれを超えない場合、指定された配信ノード150に対するカスタム時間間隔を決定することができる。例えばCIが低いほど、総計の限度を超えないという信頼性がより低い(換言すると、総計の限度を超える確率が高い)ことを示すことができる。
カスタム時間間隔(t)は、以下の式を使用して決定可能である。
上式で、
CI=式(8)から決定される信頼度指数、
=デフォルトの時間間隔、
である。
いくつかの実施形態において、カスタム時間間隔(t)は、信頼度指数が限界信頼値に合致するか又はこれを超えるかどうかにかかわらず、指定された配信ノード150に対して決定することができる。例えば、より高い信頼度指数を使用して、デフォルトの時間間隔に関連して指定された配信ノード150に対するカスタム時間間隔(t)を増加させることができる。
いくつかの実施形態において、コントローラ命令134は、指定された配信ノード150がメディアコンテンツの配信を計画する毎にメディアコンテンツが配信できるかどうかを判定するために、指定された配信ノード150がコンピュータ110をチェックすることを必要とし得る。このようにして、コントローラ命令134は、メディアコンテンツの配信に対して厳格な制御を課すことができるが、より大きな計算負荷をシステムに課すことになる。コントローラ命令134は、残りの使用可能な配信数が閾値限界を下回る場合、総計の限度を超えないことを保証するために、このタイプのフラグ又はリアルタイムモデルの動作を使用することができる。
いくつかの実施形態において、コントローラ命令134は、1つのモデルを1つの配信ノード150に、別のモデルを別の配信ノード150に使用することができる。同様に、配信ノード150が別の配信ノードにメディアコンテンツを提供する場合、提供する配信ノード150は様々なモデルのうちの1つ以上を使用することができる。このようにして、配信ノード150は、コントローラとしての役割を果たすことが可能であり、したがって、メディア配信アプリケーション130の1つ以上の命令でプログラムされてもよい。
いくつかの実施形態において、ブロックモデル、フラグモデル、又はメディアコンテンツを割り当てる他のモデルを使用するかどうかの決定は、配信ノード150の構成、メディアキャンペーンの環境、及び/又は他の情報に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態において、例えば、コントローラ命令134は、所定の指定に基づいて、何れのモデルを使用するかを決定することができる。例えば、指定された配信ノード150は、メディアコンテンツを提供する際に用いる特定モデル(例えばブロックモデル又はフラグモデル)に関連付けることができる。
他の例では、指定された配信ノード150を特定のモデルに関連付けるように動的に決定することができる。いくつかの例において、コントローラ命令134は、指定された配信ノードに対する配信のモデルを特定の環境に応じて別のモデルに切り替える(例えば、残りの配信数が閾値限界を下回る場合、ブロックからフラグに切り替える)ことができる。
いくつかの実施形態において、メディアキャンペーンの環境を使用して動作のモデルを決定することができる。例えば、総計の限度が、メディアコンテンツを配信するために使用される配信ノード150の数よりも少なくとも1桁は大きい場合、ブロックモデルの割り当てを使用することができる。それ以外の場合は、フラグモデルの割り当てを使用することができる。
別の例において、配信ノード150がコンピューティングデバイス110(又はメディアコンテンツを提供する別の配信ノード)と交信している間の最大の時間間隔が、メディアコンテンツが配信される合計持続時間よりも少なくとも1桁は小さい場合、ブロックモデルの配信を使用することができる。それ以外の場合、フラグモデルの割り当てを使用することができる。
本明細書で説明する様々な命令は単なる例である。命令のうち他の構成や命令の集まりが使用されてもよく、同様に、本明細書で説明する機能を実行するようにプログラムが1つ以上の物理プロセッサに組み込まれている限り、非モジュール的手法が使用されてもよい。
図1には、単一の処理ユニット内に共同配置されるように様々な命令が示されているが、プロセッサ120、122が複数の処理ユニットを含む実施形態では、1つ以上の命令は、他の命令から離れて配置されてもよいことを理解されたい。
本明細書に記載の異なる命令によって提供される機能の説明は、例示目的であり、命令の何れかが記載されているよりも多くの又は少ない機能を提供することができるように、限定されるものではない。例えば、1つ以上の命令が消去されてもよく、対応するいくつか又は全ての機能は、他の命令によって提供されてもよい。
別の例として、プロセッサ120、122は、命令の1つに対して、本明細書に起因する機能の一部又は全てを実行することができる1つ以上の追加の命令によって、プログラムが組み込まれてもよい。
更に、コンピュータ110は、便宜上単一のデバイスとして示されているが、各々が1つ以上のプロセッサ120を含み、各々が本明細書で説明する機能のうちの少なくともいくつかを提供する複数のコンピュータデバイスを含むことができる。
本明細書で説明する様々な命令は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、及び/又は他のメモリを備え得るストレージデバイス140、142に記憶され得る。ストレージデバイス140、142は、プロセッサ120、122によって実行されることになるコンピュータプログラム命令(例えば前述の命令)、並びにプロセッサ120、122によって操作され得るデータを記憶することができる。ストレージデバイス140、142は、フロッピーディスク(登録商標)、ハードディスク、光ディスク、テープ、或いは、コンピュータ実行可能命令及び/又はデータを記憶するための他のストレージメディアを備えることができる。
図1に示される様々なシステム構成要素は、インターネット、イントラネット、PAN(パーソナルエリアネットワーク)、LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)、MAN(メトロポリタンエリアネットワーク)、ワイヤレスネットワーク、セルラ通信ネットワーク、公衆交換電話網、及び/又は他のネットワークを含み得るネットワーク102を介して、1つ以上の他のシステム構成要素に結合可能である。
図1及び他の図面において、図示された数とは異なる数のエンティティを使用することができる。更に様々な実施形態に従い、本明細書で説明する構成要素は、ハードウェア及び/又はハードウェアを構成するソフトウェア内に実装可能である。
本明細書で説明する様々なデータベース160は、例えば、Oracle Corporationによって市販されているOracle(登録商標)関係データベースを含むか、又はその関係データベースと接続してもよい。Informix(登録商標)、DB2(Database 2)、又は他のデータストレージ等の、ファイルベースを含む他のデータベース、或いはOLAP(オンライン分析処理)、SQL(構造化照会言語)、SAN(ストレージエリアネットワーク)、Microsoft Access(登録商標)、又はその他等の、クエリフォーマット、プラットフォーム、又はリソースも、使用、組み込み、又はアクセス可能である。
データベース160は、1つ以上の物理デバイス及び1つ以上の物理位置に常駐するような1つ以上のデータベースを備える。データベース160は、複数のタイプのデータ及び/又はファイル、並びに関連付けられたデータ又はファイル記述、管理情報、又は任意の他のデータを記憶する。
図2は、本発明の実施形態に従って、メディアコンテンツを配信する複数の配信ノードの階層構造200を示す。コンピュータ110は、配信ノード150による配信のためのメディアコンテンツを提供する。コンピュータ110は、ブロックモデル、フラグモデル、及び/又はメディアコンテンツを配信ノードに提供する他の方法を使用して、メディアコンテンツを提供してもよい。
指定された配信ノード150は、ユーザ202(図2ではユーザ202A、202B、202C、・・・、202Nとして示される)及び/又は別の配信ノードに、メディアコンテンツを配信する。例えば、図に示されるように、配信ノード150Aは、メディアコンテンツを別の配信ノード250(図2では配信ノード250A、250B、・・・、250Nとして示される)に提供する。
次に、指定された配信ノード250は、メディアコンテンツを1人以上のユーザ202及び/又は別の配信ノード(図示せず)に配信できるという具合である。
図に示されるように、別の配信ノード150Nは、メディアコンテンツをユーザ202Nに直接配信してもよい。配信ノード150Bは、同様に、メディアコンテンツをユーザ202及び/又は他の配信ノードに配信できる。
したがって、指定された配信ノード150、250は、メディアコンテンツを他の配信ノードに配信するためのコントローラとしての役割を果たすができる。
いくつかの実施形態において、指定された配信ノード150、250は、それ自体のブロックの割り当てに従ってメディアコンテンツを提供してもよい。例えば、コンピュータ110は、ブロックを配信ノード150Aに割り当てることが可能であり、次いで配信ノード150Aは、サブブロック(例えばその割り当てられたブロックの一部)を他の配信ノードに割り当てることが可能であり、次に、他の配信ノードは、それら自体のサブブロックをユーザ又は他の配信ノードに割り当てることが可能である。
いくつかの実施形態において、指定された配信ノード150、250は、コンピュータ110又はアップストリームの配信ノードによって提供されたフラグに従って、メディアコンテンツを提供してもよい。例えば、コンピュータ110は、メディアコンテンツが指定された時間間隔中に制限なしに配信可能である旨を示すフラグを、配信ノード150Aに提供する。配信ノード150Aは、ダウンストリームの配信ノードにフラグを提供することが可能であり、ダウンストリームの配信ノードは、同様にフラグを他のノードに提供することができる。
ブロック又はフラグの割り当てか実行されるかどうかにかかわらず、配信ノード150、250は、各々、コンピュータ110がメディアコンテンツの配信及び割り当て全体を追跡できるように、情報をコンピュータ110まで戻して報告するために、ダウンストリームの配信ノードによって行われる実際又は割り当てられた配信を追跡できる。
図3は、本発明の実施形態に従って、メディアコンテンツが複数の配信ノードにわたって配信される総計回数を制限するシステム内の様々なエンティティ間のフロー図300を示す。図3(及び、図4〜図6を含む他の図面)に示される様々な処理動作及び/又はデータフローは、本明細書でより詳細に説明される。説明する動作は、上記で詳細に説明したシステム構成要素のうちのいくつか又は全てを使用して達成可能であり、いくつかの実施形態において、様々な動作が異なる順序で実行可能であり、様々な動作が省略可能である。
追加の動作は、記載されたフロー図に示された動作のうちのいくつか又は全てと共に実行可能である。1つ以上の動作は同時に実行可能である。したがって、図示された(及び以下でより詳細に説明する)動作は、本来例示的であり、限定的なものとしてみなされるべきではない。
動作302において、コンピュータ110は、メディアプロバイダ104からメディアコンテンツを取得する。メディアプロバイダ104は、例えば、メディアコンテンツが配信されるべき回数に関する総計の限度を指定する配信パラメータを伴うか又は伴わずに、メディアコンテンツを提供する。
動作304において、コンピュータ110は、配信ノード150にメディアコンテンツを提供する。
動作306(動作304と同時であってもなくてもよい)において、コンピュータ110は配信ノード150に対するメディアコンテンツの割り当てを提供する。例えば、コンピュータ110は、メディアコンテンツのブロックの割り当てを提供するか、又は、メディアコンテンツが配信され得るかどうかを示すフラグを提供する。
動作308において、配信ノード150は、配信ノード250からコミュニケーションを受信する。このコミュニケーションは、配信ノード250がメディアコンテンツを提供できるかどうかを要求する。
動作310において、配信ノード150は、配信ノード250がメディアコンテンツを配信できる旨の指示を提供する。例えば、配信ノード150は、その割り当てられたブロックの一部であるサブブロックを配信ノード250に割り当てることと、コンピュータ110によって提供されたフラグを伝えることとができる。又は、配信ノード250は、メディアコンテンツを配信できるが、その割り当てられたブロックは、使い尽くされていない旨を示すフラグを提供することが可能である。
動作312において、配信ノード250は、メディアコンテンツをユーザ202に配信する。配信ノード250は、クーポンを印刷すること、広告を表示すること、ビデオをストリーミングすること、及び/又は場合によってはユーザ202によるメディアコンテンツへのアクセスを提供することによって、メディアコンテンツを配信してもよい。
動作314において、配信ノード250は、メディアコンテンツの配信の指示を提供する。例えば、配信ノード250は、配信ノード250がメディアコンテンツを配信した回数を提供する。
動作316において、配信ノード150は、その規則的にスケジューリングされた時点(例えばその規則的な時間間隔が経過した時)でコンピュータ110と交信し、メディアコンテンツが配信ノード150(そのダウンストリームの配信ノードのうちの何れかを含む)によって配信された回数の合計カウント(合計した回数)を含み得るフィードバック情報を提供する。
交信中、配信ノード150は、メディアコンテンツの新規の割り当てを要求することができる。
動作318において、コンピュータ110は、動作306で提供された割り当てと同じ(例えば同じブロックサイズ)であるか又は異なる(例えば異なるブロックサイズ又は異なるモデルの割り当て)ことが可能な、新規の割り当てを提供する。
理解されるように、図3に関連して、本件開示全体にわたって特定のメディアコンテンツについて説明しているが、異なるメディアプロバイダ104からの複数の異なるメディアコンテンツは、コンピュータ110と配信ノード150、250との間で通信されてもよい。したがって、各メディアコンテンツ及びメディアコンテンツの割り当ては、メディアコンテンツ及びメディアコンテンツの割り当ての追跡に使用される識別子によって識別可能である。
図4は、本発明の実施形態に従って、メディアコンテンツが複数の配信ノードにわたって配信される総計回数を制限するプロセス400を示す。
動作402では、メディアコンテンツ及び任意の配信パラメータ(リミット)をメディアプロバイダから取得する。
動作404では、配信ノードを識別する。動作406では、識別された配信ノードに対する提供モデルを決定する。動作408では、提供モデルに基づいて、識別された配信ノードにメディアコンテンツを提供する。
動作410では、メディアコンテンツを配信するためにより多くの配信ノードが使用されることになるかどうかを判定する。この判定は、更に関与する配信ノードが存在するかどうか、他の配信ノードが配信パラメータを満たすかどうか、配信ノードの位置(例えばメディアコンテンツが特定の地理的又はオンライン上の位置をターゲットとしている場合)、及び/又はメディアコンテンツを配信すべき適切な配信ノードを識別するために使用可能な他の情報に基づくものとすることができる。
追加の配信ノードが識別される場合、処理は動作404に戻り、追加の配信ノードが識別される。そうでない場合、処理は、動作412に進み、配信ノードによる配信数に関する情報が取得される。
動作414では、メディアコンテンツが配信ノードによって配信された総計回数(配信の総数)を決定する。動作416では、その総数が総計の限度(リミット)に達しているかどうかの判定が実行可能である。その総数がリミットに達している場合、動作418でメディアコンテンツの配信を中止する。達していない場合、動作420で、メディアコンテンツの追加の割り当てを提供し、処理は動作412に戻る。
図5は、本発明の実施形態に従って、ブロックモデルを使用してメディアコンテンツを提供するプロセス500を示す。
動作502では、使用可能リソース変数を総計の限度に等しくなるように設定する。動作504では、配信ノードに対するブロックの割り当てを決定する。動作506では、配信ノードがN間隔の間オフラインになるかどうかを判定する。配信ノードがN間隔の間オフラインになる旨の判定に応じて、動作508でブロックの割り当てにNを乗じる。
動作510で、メディアコンテンツを他の配信ノード及び/又はユーザに配信できるが、ブロックの割り当てを超える回数のメディアコンテンツの配信はできないように、ブロックの割り当てを配信ノードに提供する。
動作512では、ブロックの割り当てに基づいて、使用可能リソース変数を減らす。動作514では、割り当てられたブロックの未使用部分に関する情報を取得する。例えば、配信ノードは、N間隔後、メディアコンテンツがそのブロックの割り当てまで配信されなかった旨の報告を戻す。
動作516では、未使用部分があれば使用可能なリソース変数に戻す。理解されるように、使用可能なリソース変数(本明細書では「残りの回数」とも呼ばれる)の代わり又は追加として、プロセス500及び他の図面に記載される他のプロセスは、使用されたメディアコンテンツの割り当て又は配信数を追跡する使用済みリソース変数を更新することができる。
図6は、本発明の実施形態に従って、フラグモデルを使用してメディアコンテンツを提供するプロセス600を示す。
動作602では、使用可能リソース変数をメディアコンテンツが配信可能な回数に対する総計の限度に等しくなるように設定する。
動作604では、配信ノードがコンピュータと交信するための時間間隔を決定し、配信ノードに提供する。時間間隔は、配信ノードによる制限なしにメディアコンテンツが配信可能な持続時間を表すことができる。
動作606では、メディアコンテンツが時間間隔の持続時間に対する制限なしに配信できることを示すフラグ(時間の始まり及び終わりは指定してもしなくてもよい)を、配信ノードに提供する。
動作608では、時間間隔中に配信ノードによって実行されたメディアコンテンツ配信の数に関する情報を受信する。
動作610では、使用可能リソース変数をメディアコンテンツの配信数に基づいて、減らし、信頼度指数を決定する。信頼度指数は、総計の限度を超えない確率を示すことができる。換言すると、信頼度指数は、メディアコンテンツが総計の限度を超えることなく配信を続行できる確率を示すことができる。例えば、信頼度指数が小さいほど、信頼度指数が大きい場合に比べて、すぐに総計の限度に合致する/超えるリスクが大きいことを示し得る。
動作612では、信頼度指数に基づいて、配信ノードに対する時間間隔を調整し、配信ノードを提供する。
例えば、信頼度指数が小さくなるほど、配信ノードがメディアコンテンツを配信する前に、しばしばコンピュータをよりチェックする必要があるため、時間間隔を下方に調整してもよい。このようにして、配信回数が総計の限度に近づくにつれて、コンピュータは、メディアコンテンツの配信に対してより厳格な制御を維持することができる。いくつかの実施形態において、信頼度指数が閾値の信頼度指数に合致するか又はこれを超えた場合、フラグは、配信ノードがメディアコンテンツを配信すべきでない旨を示すように切り替えられる。
当業者であれば、本明細書を考察し本明細書で開示された本発明を実践することから、本発明の他の実施形態、使用、及び利点が明らかとなろう。本明細書は、単なる例示とみなされるべきであり、したがって、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によってのみ限定されるものと意図される。

Claims (30)

  1. 複数の配信ノードにわたって配信されるメディアコンテンツの制限付きの配信を提供するコンピュータで実施される方法であって、
    前記複数の配信ノードは、第1の配信ノード及び第2の配信ノードを含み、コンピュータで実施される前記方法は、その方法を実行した場合に、コンピュータプログラム命令を用いたプログラムが組み込まれた1つ以上の物理プロセッサを有するコンピュータによって実施され、
    前記コンピュータによって、前記メディアコンテンツを前記第1の配信ノードに提供することであって、前記メディアコンテンツは、前記複数の配信ノードによって前記メディアコンテンツが配信される回数に対する総計の限度に関連付けられることと、
    前記コンピュータによって、前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信するために割り当てられる第1の回数を示す第1のブロックを決定することと、
    前記コンピュータによって、前記第1のブロックを前記第1の配信ノードに提供することと、
    前記コンピュータによって、前記総計の限度及び前記第1のブロックに基づいて、前記メディアコンテンツが配信されるために割り当てられる残りの回数を決定することと、
    前記コンピュータによって、前記メディアコンテンツを前記第2の配信ノードに提供することと、
    前記コンピュータによって、前記第2の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信するために割り当てられる第2の回数を示す第2のブロックを決定することと、
    前記コンピュータによって、前記第2のブロックを前記第2の配信ノードに提供することと、
    前記コンピュータによって、前記第2のブロックに基づいて、前記残りの回数を更新することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記メディアコンテンツを第3の配信ノードに提供することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記メディアコンテンツを前記第1の回数より少ないか又は等しい回数配信するために割り当てられる旨の指示を前記第3の配信ノードに提供することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記第1のブロックが使い尽くされない確率を示す信頼度指数を決定することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記第3の配信ノードが、前記第1の配信ノードと交信することなく前記メディアコンテンツの無制限の配信が割り当てられる特定の時間間隔を決定することと、
    前記特定の時間間隔の指示を前記第3の配信ノードに提供することと、
    を含む、コンピュータで実施される方法。
  2. 前記コンピュータによって、前記第1の配信ノードに対する第1の後続ブロックを決定することと、
    前記コンピュータによって、前記第1の後続ブロックを前記第1の配信ノードに提供することと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の後続ブロックが前記残りの回数を超えるかどうかを判定することと、
    前記第1の後続ブロックが前記残りの回数を超える旨の判定に応じて、前記第1の後続ブロックとして使用するために前記残りの回数を超えない置換ブロックを決定することと、
    を更に含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記置換ブロックを決定することは、
    前記残りの回数を、前記メディアコンテンツが提供される前記複数の配信ノードの数で割ること、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記置換ブロックを決定することは、
    前記残りの回数が計算された閾値又は予め決定された閾値を下回るかどうかを判定することと、
    前記残りの回数が前記閾値を下回る旨の判定に応じて、前記置換ブロックのために前記残りの回数を使用することと、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第1の後続ブロックに基づいて、前記残りの回数を更新することと、
    前記残りの回数に基づいて、前記第2の配信ノードに対する第2の後続ブロックを決定することと、
    前記第2の後続ブロックを前記第2の配信ノードに提供することと、
    を更に含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記第1の配信ノードは、前記第1のブロックを使用して前記メディアコンテンツを配信する間の第1の時間間隔に関連付けられ、前記第2の配信ノードは、前記第2のブロックを使用して前記メディアコンテンツを配信する間の第2の時間間隔に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のブロックを決定することは、
    前記総計の限度に基づく前記第1の配信ノードに対するデフォルトのブロックの割り当て、前記メディアコンテンツが提供される前記複数の配信ノードの数、前記第1の時間間隔、及び、前記複数の配信ノードによって前記メディアコンテンツが配信される合計時間を決定すること、
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のブロックを決定することは、
    前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信する前記第1の時間間隔の数値を決定することと、
    前記第1の時間間隔の数値及びデフォルトのブロックの割り当てに基づいて、前記第1のブロックを割り当てることと、
    を含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記コンピュータによって、前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信した回数の指示を受信することと、
    前記第1のブロック、及び前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信した前記回数に基づいて、未使用回数を決定することと、
    前記未使用回数が後続ブロックの割り当てに使用できるように、前記未使用回数を前記残りの回数に戻すことと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記特定の時間間隔中に前記第3の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信した回数の指示を、前記第3の配信ノードから前記第1の配信ノードによって受信することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記第3の配信ノードが前記特定の時間間隔中に前記メディアコンテンツを配信した前記回数に基づいて、前記信頼度指数を更新することであって、その間の時間において、前記信頼度指数が減少するにつれて前記第3の配信ノードによる前記メディアコンテンツの前記無制限の配信が減少するように、前記信頼度指数が減少するにつれて前記特定の時間間隔が減少するように更新することと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1の配信ノードによって、前記信頼度指数が予め決定された閾値の信頼度指数に合致するか又はこれを超えるかを判定することと、
    前記信頼度指数が予め決定された閾値の信頼度指数に合致するか又はこれを超えるかの判定に応じて、前記メディアコンテンツの提供を中止するための指示を前記第3の配信ノードに提供することと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  13. 複数の配信ノードにわたって配信されるメディアコンテンツの制限付きの配信を提供するシステムであって、
    前記複数の配信ノードは、第1の配信ノード及び第2の配信ノードを含み、
    コンピュータプログラム命令によって、
    前記メディアコンテンツを前記第1の配信ノードに提供することであって、前記メディアコンテンツは、前記複数の配信ノードによって前記メディアコンテンツが配信される回数に対する総計の限度に関連付けられることと
    前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信するために割り当てられる第1の回数を示す第1のブロックを決定することと、
    前記第1のブロックを前記第1の配信ノードに提供することと、
    前記総計の限度及び前記第1のブロックに基づいて、前記メディアコンテンツが配信されるために割り当てられる残りの回数を決定することと、
    前記メディアコンテンツを前記第2の配信ノードに提供することと、
    前記第2の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信するために割り当てられる第2の回数を示す第2のブロックを決定することと、
    前記第2のブロックを前記第2の配信ノードに提供することと、
    前記第2のブロックに基づいて、前記残りの回数を更新することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記メディアコンテンツを第3の配信ノードに提供することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記メディアコンテンツを前記第1の回数より少ないか又は等しい回数配信するために割り当てられる旨の指示を前記第3の配信ノードに提供することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記第1のブロックが使い尽くされない確率を示す信頼度指数を決定することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記第3の配信ノードが、前記第1の配信ノードと交信することなく前記メディアコンテンツの無制限の配信が割り当てられる特定の時間間隔を決定することと、
    前記第1の配信ノードによって、前記特定の時間間隔の指示を前記第3の配信ノードに提供することと、
    を実行するようにプログラムが組み込まれた1つ以上の物理プロセッサを含むコンピュータを備える、システム。
  14. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記第1の配信ノードに対する第1の後続ブロックを決定することと、
    前記第1の後続ブロックを前記第1の配信ノードに提供することと、
    を実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項13に記載のシステム
  15. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記第1の後続ブロックが前記残りの回数を超えるかどうかを判定することと、
    前記第1の後続ブロックが前記残りの回数を超える旨の判定に応じて、前記第1の後続ブロックとして使用するために前記残りの回数を超えない置換ブロックを決定することと、
    を実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項14に記載のシステム
  16. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記残りの回数を、前記メディアコンテンツが提供される前記複数の配信ノードの数で割ることを実行するように更にプログラムが組み込まれ、前記置換ブロックは、前記残りの回数を前記メディアコンテンツが提供される前記複数の配信ノードの数で割ることに基づいて、決定される、請求項15に記載のシステム
  17. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記残りの回数が計算された閾値又は予め決定された閾値を下回るかどうかを判定することと、
    前記残りの回数が前記閾値を下回る旨の判定に応じて、前記置換ブロックのために前記残りの回数を使用することと、
    を実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項15に記載のシステム
  18. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記第1の後続ブロックに基づいて前記残りの回数を更新することと、
    前記残りの回数に基づいて前記第2の配信ノードに対する第2の後続ブロックを決定することと、
    前記第2の後続ブロックを前記第2の配信ノードに提供することと、
    を実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項14に記載のシステム
  19. 前記第1の配信ノードは、前記第1のブロックを使用して前記メディアコンテンツを配信する間の第1の時間間隔に関連付けられ、前記第2の配信ノードは、前記第2のブロックを使用して前記メディアコンテンツを配信する間の第2の時間間隔に関連付けられる、請求項13に記載のシステム
  20. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記総計の限度に基づく前記第1の配信ノードに対するデフォルトのブロックの割り当て、前記メディアコンテンツが提供される前記複数の配信ノードの数、前記第1の時間間隔、及び、前記複数の配信ノードによって前記メディアコンテンツが配信される合計時間を決定することと、
    前記第1のブロックを、前記デフォルトのブロックの割り当てに基づいて決定することと、
    を実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項19に記載のシステム
  21. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信する前記第1の時間間隔の数値を決定することと、
    前記第1の時間間隔の数値及びデフォルトのブロックの割り当てに基づいて、前記第1のブロックを割り当てることと、
    を実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項19に記載のシステム
  22. 前記1つ以上の物理プロセッサは、
    前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信した回数の指示を受信することと、
    前記第1のブロック、及び前記第1の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信した前記回数に基づいて、未使用回数を決定することと、
    前記未使用回数が後続ブロックの割り当てに使用できるように、前記未使用回数を前記残りの回数に戻すことと、
    を実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項13に記載のシステム
  23. 前記特定の時間間隔中に前記第3の配信ノードが前記メディアコンテンツを配信した回数の指示を、前記第3の配信ノードから受信することと、
    前記第3の配信ノードが前記特定の時間間隔中に前記メディアコンテンツを配信した前記回数に基づいて、前記信頼度指数を更新することであって、その間の時間において、前記信頼度指数が減少するにつれて前記第3の配信ノードによる前記メディアコンテンツの前記無制限の配信が減少するように、前記信頼度指数が減少するにつれて前記特定の時間間隔が減少するように更新することと、
    を1つ以上の第2の物理プロセッサが実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項13に記載のシステム
  24. 前記信頼度指数が予め決定された閾値の信頼度指数に合致するか又はこれを超えるかを判定することと、
    前記信頼度指数が予め決定された閾値の信頼度指数に合致するか又はこれを超えるかの判定に応じて、前記メディアコンテンツの提供を中止するための指示を前記第3の配信ノードに提供することと、
    を1つ以上の第2の物理プロセッサが実行するように更にプログラムが組み込まれた、請求項13に記載のシステム
  25. 複数の配信ノードにわたって配信されるメディアコンテンツの制限付きの配信を提供するコンピュータで実施される方法であって、
    前記複数の配信ノードは、第1の配信ノード及び第2の配信ノードを含み、コンピュータで実施される前記方法は、その方法を実行した場合に、コンピュータプログラム命令を用いたプログラムが組み込まれた1つ以上の物理プロセッサを有するコンピュータによって実施され、
    前記コンピュータによって、前記メディアコンテンツを前記第1の配信ノードに提供することであって、前記メディアコンテンツは、前記複数の配信ノードによって前記メディアコンテンツが配信される回数に対する総計の限度に関連付けられることと、
    前記コンピュータによって、前記総計の限度を超えない確率を示す信頼度指数を決定することと、
    前記コンピュータによって、前記第1の配信ノードが信頼度指数に基づいて前記メディアコンテンツを無制限に配信することが可能な持続時間を示す第1の時間間隔を決定することと、
    前記コンピュータによって、前記第1の時間間隔の指示を前記第1の配信ノードに提供することと、
    前記コンピュータによって、前記第1の配信ノードが前記第1の時間間隔中に前記メディアコンテンツを配信した第1の回数の指示を受信することと、
    前記コンピュータによって、前記第1の回数に基づいて前記信頼度指数を更新することと、
    前記コンピュータによって、前記更新された信頼度指数に基づいて前記第1の時間間隔を更新することと、
    前記コンピュータによって、前記更新された第1の時間間隔を前記第1の配信ノードに提供することと、
    を含む、コンピュータで実施される方法。
  26. 前記コンピュータによって、前記信頼度指数が予め決定された閾値の信頼度指数に合致するか又はこれを超えるかを判定することと、
    前記信頼度指数が予め決定された閾値の信頼度指数に合致するか又はこれを超えるかの判定に応じて、前記メディアコンテンツの配信を中止するための指示を前記第1の配信ノードに提供することと、
    を更に含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記メディアコンテンツは、前記回数に対する総計の限度について、クーポンが提供されるべき回数に関連するように前記クーポンに関する情報を含む、請求項25に記載の方法。
  28. 前記クーポンに関する情報は、クーポンを印刷するために使用される1つ以上の印刷命令を含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記クーポンに関する情報は、電子クーポンを含む、請求項27に記載の方法。
  30. 前記メディアコンテンツは、前記回数に対する総計の限度について、クーポンが提供されるべき回数に関連するように前記クーポンに関する情報を含む、請求項1に記載の方法。
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