JP6299267B2 - タブ板切断装置及びタブ板切断方法 - Google Patents

タブ板切断装置及びタブ板切断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6299267B2
JP6299267B2 JP2014030532A JP2014030532A JP6299267B2 JP 6299267 B2 JP6299267 B2 JP 6299267B2 JP 2014030532 A JP2014030532 A JP 2014030532A JP 2014030532 A JP2014030532 A JP 2014030532A JP 6299267 B2 JP6299267 B2 JP 6299267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
sensor
tab plate
steel pipe
tab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014030532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015155102A (ja
Inventor
昭典 酒井
昭典 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp filed Critical Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority to JP2014030532A priority Critical patent/JP6299267B2/ja
Publication of JP2015155102A publication Critical patent/JP2015155102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6299267B2 publication Critical patent/JP6299267B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)

Description

本発明は、UO鋼管等の製造過程において鋼管の管端に設けられるタブ板を切断するタブ板切断装置及びタブ板切断方法に関する。
一般に、UO鋼管等の製造工程においては、圧延された鋼板の長手方向の前端面及び後端面にタブ板を接合し、鋼板を管状に曲げた後に、突き合わされた鋼板の端面同士及びタブ板の端面同士を溶接することにより鋼管が製造される。その後、鋼管の管端に設けられたタブ板は、後工程において切断ロボット等を用いて切断される。
切断ロボットによりタブ板の切断を行うためには、タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を正確に検出する必要がある。従来のタブ板切断装置の1つとして、搬送される鋼管の上方にテレビカメラ等の撮像手段を設け、撮影された画像の画像処理を行うことによりタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出してタブ板を溶断するものがある(特許文献1)。このタブ板切断装置は、テレビカメラの周辺に舞っている粉塵がカメラのレンズに付着し、タブ板の位置をうまく認識できないことがあった。このような場合、切断ロボットによるタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を特定できず、鋼管の切断ラインを一時的に停止させなければならなかった。
したがって、撮像手段を用いてタブ板の位置検出を行うことはあまり好ましいとは言えず、近年では、撮像手段を用いないタブ板切断装置が開発されている(特許文献2)。このタブ板切断装置におけるタブ板の位置検出方法は、平板状の当接部材を鋼管端面に当接させて鋼管とタブ板との境界面を検出した後、距離計によりタブ板の位置の初期検出(粗検出)を行い、その後、鋼管を回転させて再度距離計を用いて正確な切断開始位置及び切断終了位置を検出するものである。
特開昭62−207582号公報 特開平6−182591号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたタブ板切断装置は、タブ板の位置検出を行う際に鋼管端面に当接部材を当接させる構成であることから、例えば上流側から搬送された鋼管のタブ板を切断した後に下流側に鋼管を搬送する製造ラインに当該タブ板切断装置を適用する場合には、タブ板の切断位置検出及びタブ板切断が終了するまでは搬送ラインが停止した状態となってしまう。
そして、搬送ラインの停止後にタブ板の切断位置の初期検出(粗検出)を開始するため、タブ板の正確な切断開始位置及び切断終了位置を検出するまでには多くの時間を費やしてしまう。即ち、一連のタブ板切断工程に要する時間が長くなり生産性が低下する。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、タブ板の切断工程に要する時間を短縮し、生産性を向上させることが可能なタブ板切断装置及びタブ板切断方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、鋼管の管端に設けられたタブ板を切断するタブ板切断装置であって、前記鋼管の搬送ライン上に設けられ、前記タブ板の周方向の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する門型センサーと、前記門型センサーにより粗検出された前記タブ板の位置情報に基づき、前記タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出する切断位置検出センサーとを備え、前記切断位置検出センサーはタッチセンサーであり、前記門型センサーは、門幅方向および門高さ方向に沿って直列に配置された複数のレーザーセンサーが2列構成で配置されている、タブ板切断装置が提供される。前記門型センサーの同じ列にある各レーザーセンサーは、互いに一定の間隔をもって配置され、隣の列に配置された各レーザーセンサー間の間隔の半分の長さだけ、隣の列の各レーザーセンサーの位置に対してずれて配置されていても良い。
前記門型センサーは、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第1門型センサーと、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第2門型センサーとを有し、前記切断位置検出センサーは、前記第1門型センサーにより粗検出された前記鋼管の前端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出し、前記第2門型センサーにより粗検出された前記鋼管の後端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出する機能を有していても良い。
搬送ラインの上流側に設けられた第1搬送テーブルと、搬送ラインの下流側に設けられた第2搬送テーブルとを備え、前記第1搬送テーブル及び前記第2搬送テーブルは、それぞれ独立して稼働する構成を有し、前記第1門型センサーが前記第1搬送テーブルに設けられ、前記第2門型センサーが前記第2搬送テーブルに設けられていても良い。
前記鋼管を周方向に回転させる鋼管回転装置が前記門型センサーの上流に設けられ、前記鋼管回転装置には、前記鋼管の周方向における前記タブ板の位置を粗検出するタブ板検出センサーが設けられていても良い。前記切断位置検出センサーが互いに直交する3軸方向に移動可能に設けられていても良い。
また、本発明によれば、鋼管の管端に設けられたタブ板を切断するタブ板切断方法であって、前記鋼管の搬送ライン上に設けられた門型センサーを用いて、前記タブ板の周方向の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出し、その後、前記門型センサーにより粗検出された前記タブ板の位置情報に基づき、切断位置検出センサーを用いて前記タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出して前記タブ板を切断し、前記切断位置検出センサーはタッチセンサーであり、前記門型センサーは、門幅方向および門高さ方向に沿って直列に配置された複数のレーザーセンサーが2列構成で配置されている、タブ板切断方法も提供される。前記門型センサーの同じ列にある各レーザーセンサーは、互いに一定の間隔をもって配置され、隣の列に配置された各レーザーセンサー間の間隔の半分の長さだけ、隣の列の各レーザーセンサーの位置に対してずれて配置されていても良い。
前記門型センサーは、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第1門型センサーと、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第2門型センサーとを有し、前記切断位置検出センサーを用いて、前記第1門型センサーにより粗検出された前記鋼管の前端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出し、前記第2門型センサーにより粗検出された前記鋼管の後端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出しても良い。
それぞれ独立して稼働する第1搬送テーブルと第2搬送テーブルとが設けられ、前記第1門型センサーが前記第1搬送テーブルに設けられ、前記第2門型センサーが前記第2搬送テーブルに設けられ、前記鋼管の後端のタブ板の切断が終了する前に、次にタブ板が切断される鋼管の切断工程を開始しても良い。
前記門型センサーの上流に設けられたタブ板検出センサーを用いて、前記鋼管の周方向における前記タブ板の位置を検出し、前記タブ板が所定の位置に到達するまで前記鋼管を回転させても良い。前記切断位置検出センサーを互いに直交する3軸方向に移動させて、前記タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出しても良い。
本発明によれば、タブ板の切断開始位置及び切断終了位置の粗検出を行う門型センサーを搬送ライン上に設けたことにより、切断ロボットの周辺に鋼管が搬送された段階で、タブ板の切断開始位置及び切断終了位置の粗検出を既に終えた状態にすることができる。これにより、タブ板の切断開始位置及び切断終了位置の正確な位置を検出するまでの時間を短縮することができ、一連のタブ板切断工程に要する時間を短縮することができる。結果として、鋼管の生産性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るタブ板切断装置の概略構成図である。 本発明の実施形態に係るタブ板検出センサーについての説明図である。 本発明の実施形態に係る門型センサーについての説明図である。 図3中のA−A断面図である。 図3中のB−B断面図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサーの動作についての説明図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサーの動作についての説明図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサーの動作についての説明図である。 本発明の別の実施形態に係るタブ板切断装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態に係るタブ板切断装置1に基づいて説明する。なお、本実施形態においては、タブ板2が鋼管正面視において鋼管下部に位置する状態でタブ板2を切断することを前提として説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1に示すように、タブ板切断装置1には、鋼管Pの搬送ラインに沿って順に、鋼管Pの周方向におけるタブ板2の位置を粗検出する第1検出部3、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第2検出部4、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の正確な位置を検出する第3検出部5が設けられている。
第1検出部3は、鋼管Pを回転させる回転装置の一例であるターニングロール6と、鋼管Pの周方向におけるタブ板2の位置を粗検出するタブ板検出センサー7を備えている。図2に示すように、タブ板検出センサー7は、例えば4つの近接センサー7a〜7dで構成されており、各近接センサー7a〜7dは互いに間隔をおいて設けられている。各近接センサー7a〜7dは、それぞれ役割を有しており、鋼管Pの回転方向(本実施形態では図2中反時計回り)に沿って順に、タブ長さ認識センサー7a、回転減速センサー7b、第1回転停止センサー7c、第2回転停止センサー7dとして機能する。本実施形態に係る第1検出部3では、周方向長さが異なる2種類のタブ板2を検出することができる。
第2検出部4は、鋼管前端(搬送ライン下流端)のタブ板2の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第1門型センサー8aと、鋼管後端(搬送ライン上流端)のタブ板2の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第2門型センサー8bを備えている。図1に示すように、各門型センサー8a,8bは、鋼管Pの搬送ライン上に設けられており、第1門型センサー8aは、搬送ラインの上流側に設けられた第1搬送テーブル9に近接して配置され、第2門型センサー8bは、搬送ラインの下流側に設けられた第2搬送テーブル10に近接して配置されている。また、第1搬送テーブル9と第2搬送テーブル10は、それぞれ独立して稼働する構成となっている。
上記構成を有する第2検出部4では、第1門型センサー8aの門内を通過した鋼管Pが第2門型センサー8bの門内を通過して搬送ラインの下流側に搬送される。なお、第1搬送テーブル9と第2搬送テーブル10の搬送方式は特に限定されず、ローラー方式やその他の方式を採用しても良い。
図3に示すように、第1門型センサー8aの上枠11及び下枠12には、センサー部13が設けられている。図4に示すように、センサー部13には、第1門型センサー8aの門幅方向(X方向)に沿って直列に配置された複数のレーザーセンサー13aが2列構成で配置されている。各レーザーセンサー13aは、第1門型センサー8aの門高さ方向(Y方向)に光が進むように設けられている。また、同じ列にある各レーザーセンサー13aは、互いに一定の間隔をもって配置され、隣の列に配置された各レーザーセンサー間の間隔の半分の長さだけ、隣の列の各レーザーセンサー13aの位置に対して門幅方向(X方向)にずれたように配置されている。即ち、センサー部13に設けられた各レーザーセンサー13aは、隣り合う列の各レーザーセンサー間の間隔を埋めるように配置されている(いわゆる千鳥配置)。
各レーザーセンサー13aをこのように配置することで、レーザーセンサーのサイズの制約上、1つの列における配置間隔が大きくなり検出不能領域が大きくなる場合であっても、隣り合う列の各レーザーセンサー13a同士が互いの検出不能領域をカバーし合うことができるため、検出精度を向上させることができる。なお、各レーザーセンサー13aの数や配置間隔は、タブ板2のサイズ等により適宜変更されるものであるが、配置間隔を大きくしすぎた場合には、タブ板2の周方向端部2aの一部がレーザーセンサーの光と接触しなくなり、タブ板2の周方向端部2aの位置を粗検出できなくなるため、その点に留意してレーザーセンサーの間隔を定める必要がある。
また、図3に示すように、第1門型センサー8aの側枠14,15には、センサー部16が設けられている。図5に示すように、センサー部16には、第1門型センサー8aの門高さ方向(Y方向)に沿って直列に配置された複数のレーザーセンサー16aが2列構成で配置されている。各レーザーセンサー16aは、第1門型センサー8aの門幅方向(X方向)に光が進むように設けられている。センサー部16の各レーザーセンサー16aもセンサー部13と同様に千鳥配置されている。
第1門型センサー8aは、上記構成を有するセンサー部13及びセンサー部16により、第1門型センサー8aの正面視における鋼管Pの下部周辺、即ち、鋼管前端のタブ板2の存在が想定される領域に格子状の検出領域R(図3中の太線枠内)を形成している。そして、検出領域内の光がタブ板2の周方向端部2aの一部に投射されることにより、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の粗検出を行う。なお、第2門型センサー8bも第1門型センサー8aと同様の構成を有している。
図1に示す第3検出部5は、タブ板2を切断する切断ロボット17と、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の正確な位置を検出する切断位置検出センサーを備えている。切断ロボット17は、従来より周知であるプラズマ切断タイプの切断ロボット17であり、ロボットアーム18が互いに直交する3軸方向に移動可能に構成され、第1門型センサー8a及び第2門型センサー8bまでアーム18が伸びるように構成されている。ロボットアーム18の先端部18aには、切断トーチ(不図示)と切断位置検出センサーの一例であるタッチセンサーが設けられており、切断トーチ及びタッチセンサーは、切断トーチの使用時又はタッチセンサーの使用時に互いの動作を妨げないように取り付けられている。なお、切断ロボット17の構成は、従来より周知のものであるため、本明細書では説明を省略する。また、切断ロボット17は、プラズマ切断タイプに限定されるものではない。
また、タブ板切断装置1には、各種センサーで得られるタブ板2の位置情報に基づき、ターニングロール6の回転や切断ロボット17の動作等を制御する制御部(不図示)が設けられている。
次に、以上のように構成されたタブ板切断装置1を用いたタブ板切断方法について説明する。
まず、図1に示すように、前工程においてシーム部が溶接された鋼管Pは、第1検出部3に搬送される。鋼管Pの周方向におけるタブ板2の位置は、搬送される鋼管Pごとに異なるが、例えば、鋼管Pが図2(a)に示す姿勢で第1検出部3に搬送された場合には、タブ長さ認識センサー7aが「ON」となる。その後、鋼管Pが高速回転し、タブ板2の周方向端部2aが回転減速センサー7bに到達すると、タブ長さ認識センサー7a及び回転減速センサー7bが「ON」となる。このとき、第1回転停止センサー7c及び第2回転停止センサー7dが「OFF」であれば、制御部(不図示)より鋼管Pの回転速度の減速指令が発信される。
その後、鋼管Pは回転速度が落ちた状態で更に回転し、タブ板2の周方向端部2aが第1回転停止センサー7cに到達する。このとき、タブ長さ認識センサー7aが「ON」の状態、即ち、タブ長さ認識センサー7a、回転減速センサー7b及び第1回転停止センサー7cが全て「ON」の状態であれば、搬送された鋼管に設けられたタブ板2は、長さの異なる2種類のタブ板2のうち、長い方のタブ板2(図2中の実線)であると認識される。一方で、タブ長さ認識センサー7aが「OFF」の状態、即ち、回転減速センサー7b及び第1回転停止センサー7cだけが「ON」の状態であれば、短い方のタブ板2(図2中の破線)であると認識され、制御部(不図示)より鋼管Pの停止指令が発信され、その後、鋼管Pの回転が停止する。
長い方のタブ板2であると認識された場合には、鋼管Pは更に回転し、鋼管Pの周方向端部2aが第2回転停止センサー7dに到達する。ここで、制御部(不図示)より鋼管Pの停止指令が発信され、その後、鋼管Pの回転が停止する。
こうして、第1検出部3において、鋼管周方向におけるタブ板2の位置の粗検出及び鋼管正面視におけるタブ板2の位置調整が行われる。その後、鋼管Pは第2検出部4に搬送される。
図3に示すように、第2検出部4に搬送された鋼管Pは、第2検出部4に設けられた第1門型センサー8aに到達する。このとき、鋼管前端のタブ板2は、鋼管本体よりも先に第1門型センサー8aの検出領域Rに到達し、この段階で第1搬送テーブル9の動作が一度停止する。そして、第1門型センサー8aの検出領域Rを形成する各レーザーセンサー13a,16aにより、タブ板2の周方向端部2aの粗検出、即ち、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の粗検出が行われる。
第2検出部4においては、各レーザーセンサー13a,16aが門高さ方向(Y方向)及び門幅方向(X方向)において間隔をもって配置されていることから、タブ板2の周方向端部2aの高さ位置を正確に検出することはできない。また、第1門型センサー8aの検出領域Rは平面であるため、鋼管Pとタブ板2との境界面を検出することもできない。このように、第2検出部4では切断開始位置及び切断終了位置を正確に検出することはできないものの、第2検出部4において粗検出されたタブ板2の位置情報は、第3検出部5に伝達されて第3検出部5において利用される。
第3検出部5では、第2検出部4から得られたタブ板2の位置情報に基づき、切断ロボット17のロボットアーム18が作動し、アーム先端部18aに取り付けられた切断位置検出センサー19の一例であるタッチセンサー19aが移動する。図6(a)に示すようにタッチセンサー19aが第1の門型センサーの門幅方向(X方向)に移動し、図6(b)に示すようにタブ板2の周方向端部2aに接触する。これにより、切断開始位置の座標X1が定まる。
次に、図7(a)に示すようにタッチセンサー19aが鋼管Pの長手方向(Z方向)に移動し、図7(b)に示すように、鋼管本体とタブ板2との境界面である鋼管Pの管端面に接触する。これにより、切断開始位置の座標Z1が定まる。
次に、図8(a)に示すようにタッチセンサー19aがタブ板2の周方向端部2aの上方から下降するように移動し、図8(b)に示すようにタブ板2の周方向端部2aの上端に接触する。これにより、切断開始位置の座標Y1が定まる。
このような切断位置検出手順により、タブ板2の切断開始位置(X1, Y1, Z1)が定まる。同様の手順をタブ板2のもう一方の周方向端部2bに対して行うことにより、タブ板2の切断終了位置(X2, Y2, Z2)も定まる。その後、切断トーチを切断開始位置から切断終了位置に向けて移動させながらプラズマ切断を行うことにより、鋼管前端のタブ板2を切断することができる。
次に、停止させていた第1搬送テーブル9を作動させ、鋼管Pを第2搬送テーブル10に搬送する。その後、鋼管後端にあるタブ板2が第2門型センサー8bに到達する。ここで、鋼管前端のタブ板2に対して行われた第1門型センサー8aによるタブ板2の粗検出と同様に、第2門型センサー8bによりタブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の粗検出が行われる。
続いて、第3検出部5のタッチセンサー19aを用いた上記の切断位置検出手順により、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の正確な位置が検出される。そして、切断ロボット17により鋼管後端のタブ板2が切断され、鋼管Pは後工程に搬送される。
以上、本実施形態によれば、鋼管Pの搬送ライン上に門型センサー8を設けたことにより、鋼管Pが切断ロボット17の周辺(本実施形態では第3検出部5)に搬送された段階で、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の粗検出を既に終えた状態にすることができる。これにより、タブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の正確な位置検出をすぐに開始することができる。その結果、タブ板2の切断工程に要する時間を短縮することができ、生産性を向上せることができる。
また、本実施形態においては、鋼管Pの後端のタブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の検出中あるいはタブ板2の切断中に、次にタブ板2が切断される鋼管(以下、「次の鋼管P1」という)が第1検出部3を通過し、直前の鋼管Pの後端のタブ板2を切断した段階では、次の鋼管P1が既に第1門型センサー8aに到達している。このため、直前の鋼管Pの後端のタブ板2の切断後、すぐに次の鋼管P1の前端のタブ板2の切断開始位置及び切断終了位置の検出を開始することができる。
即ち、本実施形態に係るタブ板切断装置1では、第1搬送テーブル9と第2搬送テーブル10をそれぞれ独立して稼働させる構成とし、各搬送テーブルにそれぞれ門型センサー8a,8bを設ける構成としたため、直前の鋼管Pの後端のタブ板2切断を終了する前に、次の鋼管P1の切断工程を開始することができ、タブ板2の切断工程に要する時間をさらに短縮することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、第1の門型センサー及び第2の門型センサーを設けて、鋼管前端及び鋼管後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出することとしたが、門型センサーを1つだけ設けて、前端及び後端のタブ板のいずれか一方を上記実施形態で説明した方法により切断し、他方の端部のタブ板を異なる方法で切断しても良い。この場合においても、一方の端部のタブ板の切断に要する時間を短縮することができるため、従来のタブ板切断方法に対して生産性を向上させることができる。
また、上記実施形態では、第1検出部においてタブ板検出センサーにより粗検出されたタブ板の位置情報に基づき、鋼管を回転させてタブ板の鋼管周方向における位置を調整したが、タブ板検出センサーを用いずに鋼管を回転させても良い。例えば、センサーを用いない手法を用いて鋼管を回転させても良いし、肉眼によりタブ板が所望の位置となるように鋼管を回転させても良い。ただし、上記実施形態で説明したタブ板検出センサーを用いた方が、鋼管の回転を精度良く自動制御することができ、一連のタブ板切断工程に要する時間を短縮することができる。
また、上記実施形態では、鋼管正面視においてタブ板が鋼管の下部に位置する状態でタブ板を切断することを前提として説明したが、タブ板の位置はこれに限定されることはない。例えば、鋼管正面視において鋼管の上部にタブ板が位置するような状態でタブ板を切断しても良く、その他の位置にある状態で切断しても良い。即ち、鋼管の周方向におけるタブ板の位置は任意であり、例えば、タブ板が所定の位置に到達するまで鋼管を回転させることができるように各センサーの配置等を適宜変更すれば、上記実施形態で説明したタブ板切断工程に要する時間を短縮することができるといった作用効果を享受することができる。
また、上記実施形態では、第1検出部のタブ板検出センサーに近接センサー、第2検出部の門型センサーにレーザーセンサー、第3検出部の切断位置検出センサーにタッチセンサーを用いたが、使用するセンサーはこれに限定されない。例えば、近接センサーに代えてレーザーセンサー用いても良いし、タブ板検出センサーとしてエリアセンサーを用いても良い。
また、タッチセンサーに代えて、非接触式のセンサー、例えばレーザーセンサーを用いても良い。切断位置検出センサーとしてレーザーセンサーを用いる場合においても、上記実施形態で説明したように、レーザーセンサーを取り付けたアーム先端部18aをX,Y,Z軸に沿って移動させれば、タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出することができる。また、切断位置検出センサーとしてエリアセンサーを用いても良い。
また、上記実施形態では、第1門型センサーを第1搬送テーブルに近接して配置する構成としたが、第1搬送テーブルに取り付けて、鋼管が門内を通過できるように構成しても良い。第2門型センサーについても同様である。また、第1門型センサー及び第2門型センサーに設けられる各レーザーセンサーは2列構成で千鳥配置することに限定されず、3列以上に配置しても良い。また、第3検出部における切断位置検出センサーは、切断ロボットに取り付けることに限定されず、例えば切断ロボットとは別体のセンサー装置として設けても良い。ただし、切断位置検出センサーを切断ロボットに設けた方が、切断ロボット側の座標系とセンサー装置側の座標系がずれるおそれがなく、より確実にタブ板を切断することができる。
また、例えば、図9に示すように、1つの搬送テーブルに第1門型センサー8a及び第2門型センサー8bを設ける場合、第3検出部5を2か所に設けることとしても良い。この場合においても、上記実施形態で説明した一連のタブ板切断工程に要する時間を短縮することができ、生産性を向上させることができる。
本発明は、UO鋼管の製造過程において鋼管の管端に設けられるタブ板の切断工程に適用することができる。
1 タブ板切断装置
2 タブ板
2a タブ板の周方向端部
2b タブ板の周方向端部
3 第1検出部
4 第2検出部
5 第3検出部
6 ターニングロール
7 タブ板検出センサー
7a 近接センサー(タブ長さ認識センサー)
7b 近接センサー(回転減速センサー)
7c 近接センサー(第1回転停止センサー)
7d 近接センサー(第2回転停止センサー)
8 門型センサー
8a 第1門型センサー
8b 第2門型センサー
9 第1搬送テーブル
10 第2搬送テーブル
11 門型センサー上枠
12 門型センサー下枠
13 センサー部
13a レーザーセンサー
14 門型センサー側枠
15 門型センサー側枠
16 センサー部
16a レーザーセンサー
17 切断ロボット
18 ロボットアーム
18a アーム先端部
19 切断位置検出センサー
19a タッチセンサー
P 鋼管
R 検出領域


Claims (12)

  1. 鋼管の管端に設けられたタブ板を切断するタブ板切断装置であって、
    前記鋼管の搬送ライン上に設けられ、前記タブ板の周方向の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する門型センサーと、
    前記門型センサーにより粗検出された前記タブ板の位置情報に基づき、前記タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出する切断位置検出センサーとを備え
    前記切断位置検出センサーはタッチセンサーであり、前記門型センサーは、門幅方向および門高さ方向に沿って直列に配置された複数のレーザーセンサーが2列構成で配置されている、タブ板切断装置。
  2. 前記門型センサーの同じ列にある各レーザーセンサーは、互いに一定の間隔をもって配置され、隣の列に配置された各レーザーセンサー間の間隔の半分の長さだけ、隣の列の各レーザーセンサーの位置に対してずれて配置されている、請求項1に記載のタブ板切断装置。
  3. 前記門型センサーは、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第1門型センサーと、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第2門型センサーとを有し、
    前記切断位置検出センサーは、前記第1門型センサーにより粗検出された前記鋼管の前端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出し、前記第2門型センサーにより粗検出された前記鋼管の後端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出する機能を有する、請求項1または2のいずれか一項に記載のタブ板切断装置。
  4. 搬送ラインの上流側に設けられた第1搬送テーブルと、搬送ラインの下流側に設けられた第2搬送テーブルとを備え、
    前記第1搬送テーブル及び前記第2搬送テーブルは、それぞれ独立して稼働する構成を有し、
    前記第1門型センサーが前記第1搬送テーブルに設けられ、前記第2門型センサーが前記第2搬送テーブルに設けられている、請求項3に記載のタブ板切断装置。
  5. 前記鋼管を周方向に回転させる鋼管回転装置が前記門型センサーの上流に設けられ、
    前記鋼管回転装置には、前記鋼管の周方向における前記タブ板の位置を粗検出するタブ板検出センサーが設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタブ板切断装置。
  6. 前記切断位置検出センサーが互いに直交する3軸方向に移動可能に設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のタブ板切断装置。
  7. 鋼管の管端に設けられたタブ板を切断するタブ板切断方法であって、
    前記鋼管の搬送ライン上に設けられた門型センサーを用いて、前記タブ板の周方向の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出し、
    その後、前記門型センサーにより粗検出された前記タブ板の位置情報に基づき、切断位置検出センサーを用いて前記タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出して前記タブ板を切断し、
    前記切断位置検出センサーはタッチセンサーであり、前記門型センサーは、門幅方向および門高さ方向に沿って直列に配置された複数のレーザーセンサーが2列構成で配置されている、タブ板切断方法。
  8. 前記門型センサーの同じ列にある各レーザーセンサーは、互いに一定の間隔をもって配置され、隣の列に配置された各レーザーセンサー間の間隔の半分の長さだけ、隣の列の各レーザーセンサーの位置に対してずれて配置されている、請求項7に記載のタブ板切断方法。
  9. 前記門型センサーは、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第1門型センサーと、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を粗検出する第2門型センサーとを有し、
    前記切断位置検出センサーを用いて、前記第1門型センサーにより粗検出された前記鋼管の前端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の前端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出し、前記第2門型センサーにより粗検出された前記鋼管の後端のタブ板の位置情報に基づき、前記鋼管の後端のタブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出する、請求項7または8のいずれか一項に記載のタブ板切断方法。
  10. それぞれ独立して稼働する第1搬送テーブルと第2搬送テーブルとが設けられ、前記第1門型センサーが前記第1搬送テーブルに設けられ、前記第2門型センサーが前記第2搬送テーブルに設けられ、
    前記鋼管の後端のタブ板の切断が終了する前に、次にタブ板が切断される鋼管の切断工程を開始する、請求項9に記載のタブ板切断方法。
  11. 前記門型センサーの上流に設けられたタブ板検出センサーを用いて、前記鋼管の周方向における前記タブ板の位置を検出し、前記タブ板が所定の位置に到達するまで前記鋼管を回転させる、請求項7〜10のいずれかに記載のタブ板切断方法。
  12. 前記切断位置検出センサーを互いに直交する3軸方向に移動させて、前記タブ板の切断開始位置及び切断終了位置を検出する、請求項7〜11のいずれかに記載のタブ板切断方法。
JP2014030532A 2014-02-20 2014-02-20 タブ板切断装置及びタブ板切断方法 Expired - Fee Related JP6299267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014030532A JP6299267B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 タブ板切断装置及びタブ板切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014030532A JP6299267B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 タブ板切断装置及びタブ板切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015155102A JP2015155102A (ja) 2015-08-27
JP6299267B2 true JP6299267B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=54774764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014030532A Expired - Fee Related JP6299267B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 タブ板切断装置及びタブ板切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6299267B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6314770B2 (ja) * 2014-09-25 2018-04-25 新日鐵住金株式会社 タブ板切断設備

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118278A (ja) * 1982-12-22 1984-07-07 Nippon Steel Corp Uo鋼管のタブ板処理方法
CA1253620A (en) * 1985-04-30 1989-05-02 Jon Claesson Method relating to three dimensional measurement of objects
JPH0421677Y2 (ja) * 1986-09-17 1992-05-18
JP3344275B2 (ja) * 1997-05-09 2002-11-11 住友金属工業株式会社 大径鋼管管端部における溶接部の撮影装置
JP5138268B2 (ja) * 2006-06-14 2013-02-06 株式会社タニタ 寸法測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015155102A (ja) 2015-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6148353B2 (ja) 金属板素材の切断方法
JP5561260B2 (ja) ロボットシステム及び撮像方法
KR101628326B1 (ko) 시트 절단 장치 및 절단 방법
TWI627006B (zh) Marking device and pattern generating device
JP5076441B2 (ja) 製袋装置及び袋の製造方法
JP2011104599A (ja) 力センサを搭載したロボットマニピュレータを用いたロールヘム加工装置
CN106271044A (zh) 激光打标机以及ccd同轴光路定位方法
TWI594860B (zh) Workpiece peripheral processing equipment
JP2013215825A (ja) ワーク搬送システム
US10586320B2 (en) Method for correcting a predetermined cutting path for cutting a sheet metal blank
JP2013163626A (ja) 板状物の切線加工装置及び板状物の切線加工方法、ならびにガラス板の製造装置及びガラス板の製造方法
JP2012101967A (ja) ガラス板の角部加工装置及び角部加工方法
JP6299267B2 (ja) タブ板切断装置及びタブ板切断方法
JP5181456B2 (ja) 製袋装置及び袋の製造方法
JP6390639B2 (ja) 鋼材測長装置、鋼材の製造装置、鋼材測長方法および鋼材の製造方法
JP5940820B2 (ja) 熱切断加工装置,熱切断加工方法,及び複合加工方法
JP5868257B2 (ja) ワークの位置検出方法及びそれを用いたワークの搬送方法
WO2012077457A1 (ja) 板状物の搬送量検出装置及び板状物の切断装置並びに板状物の搬送量検出方法及び板状物の切線加工装置並びに板状物の切線加工方法
JP6343711B1 (ja) シームトラッキングシステム及び金属製品製造方法
JP2009045636A (ja) スラブの研削方法、熱間圧延用スラブ及びそれらを用いた鋼板の製造方法
JP2013184838A (ja) 板状物の切線加工装置及び板状物の切線加工方法、ならびにガラス板の製造装置及びガラス板の製造方法
JP7378124B2 (ja) 鋼板の自動ガス切断システム
CN104853874B (zh) 钢板的下料***及方法
JP2002214147A (ja) 表面欠陥検査装置
JP2017088398A (ja) ウェブ搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171214

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6299267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees