JP6299057B2 - 受信機および受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は受信機に関したものであり、特には、受信して検波した信号の音声出力部への入力を制御するミュート部を備えた受信機に関する。
従来、特にFM受信機には、無信号時に耳障りなノイズがスピーカやイヤフォンから出力されることを防止するためにミュート回路(ミュート部)が設けられている。このミュート回路は、具体的には、検波出力信号に含まれるノイズ成分の強度をノイズ検出部で検出してその強度が所定のしきい値以上になると、スピーカやイヤフォンからの音声出力をミュートするように動作するものである。
特開2002−185340号公報
しかしながら、ノイズ検出部は、時定数の大きなコンデンサを含む平滑回路を含んでいるため、ノイズ検出部からノイズ検出信号が出力されるまでに遅延が発生する。例えば、送信元である送信側無線通信機が送信を終了した場合でも、受信側無線通信機が無信号になったことを検出するまでにタイムラグがあるので、その間は受信側無線通信機のスピーカやイヤフォンからは無信号のノイズ、例えば「ザッ」というノイズ(「スケルチテールノイズ」という。)が出力される。なお、平滑回路の時定数を小さくするには限界があるので、このようなスケルチテールノイズを無くすことは困難である。
また、受信信号の信号強度が弱いほどノイズ成分の検出の遅延が大きくなるので、受信信号の信号強度が弱い状況下でフェージングにより信号強度が急激に減少した場合、ノイズ成分の急激な増加を検出することができなくなり、その間はノイズが出力される(例えば、特許文献1参照)。
そこで、本発明は、受信中において無信号になったときでも、無信号状態を遅延なく検出して直ちにミュート回路を作動させて、ノイズが出力されることを防止することのできる受信機の提供を目的としてなされたものである。
本発明の受信機は、
受信した信号を検波する検波部と、上記検波された信号を音声出力する音声出力部と、上記受信した信号の信号強度値を検出する信号強度検出部と、上記検波された信号の上記音声出力部への入力を制御するミュート部と、上記信号強度検出部が検出する上記信号強度値に基づいて上記ミュート部を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、上記信号強度検出部が所定の時間間隔で検出する所定数の上記信号強度値を、その検出毎に先入先出で更新しながら保持したうえで、上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定して記憶し、さらに上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均値と予め記憶している記憶平均値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が所定の抑制設定値以上になると、上記検波された信号が上記音声出力部に入力されるのを上記ミュート部によって抑制させ、
上記ミュート部によって上記音声出力部への入力が抑制されている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュート部による上記音声出力部への入力抑制を解除する
本発明の受信機は、
上記制御部が、
上記信号強度検出部が所定の時間間隔毎に検出する所定数の上記信号強度値を、検出毎に先入先出でデータ更新しながら記憶する第1記憶手段と、
上記第1記憶手段が記憶している上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定する算定手段と、
上記算定手段が算定する上記平均値を更新しながら記憶する第2記憶手段と、
上記算定手段が上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均と上記第2記憶手段で記憶している記憶算定値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が上記所定の抑制設定値以上になると、上記検波された信号が上記音声出力部に入力されるのを上記ミュート部によって抑制させ、上記ミュート部によって上記音声出力部への入力が抑制されている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュート部による上記音声出力部への入力抑制を解除する抑制制御手段と、
をさらに備えているのが好ましい。
本発明の受信機は、
上記制御部が、上記算定平均値が所定のミュートセットレベル未満になると、上記検波された信号が上記音声出力部に入力されるのを上記ミュート部によって抑制させる、
のが好ましい。
本発明の受信方法は、
受信した信号を検波した信号を音声出力しながら、上記受信した信号の信号強度値を検出し、
所定の時間間隔で検出した所定数の上記信号強度値を、その検出毎に先入先出で更新しながら保持したうえで、
上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定して記憶し、
さらに上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均値と予め記憶している記憶平均値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が上記所定の抑制設定値以上になると、上記音声出力をミュートし、
上記音声出力をミュートしている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュートを解除する。
本発明の受信方法は、
所定の時間間隔毎に検出する所定数の上記信号強度値を、検出毎に先入先出でデータ更新しながら記憶する第1記憶ステップと、
上記第1記憶ステップで記憶した上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定する算定ステップと、
上記算定ステップで算定した上記平均値を更新しながら記憶する第2記憶ステップと、
上記算定ステップで上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均と上記第2記憶ステップで記憶している記憶算定値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が上記所定の抑制設定値以上になると、上記音声出力をミュートする抑制ステップと、
上記抑制ステップで上記音声出力をミュートしている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュートを解除する解除ステップと
を含む、
のが好ましい。
本発明によれば、信号強度値の平均値の減少量が、所定の抑制設定値以上になると、上記ミュート部によって上記検波された信号の上記音声出力部への入力を抑制するので、送信側からの信号が終了した場合やフェージングが発生した場合などのように、信号強度が急激に低下した場合には、直ちにミュート部によるノイズの抑制機能が働き、ノイズがスピーカから出力されることが防止される。
さらには、信号強度値の平均値の減少量をサンプリングしてミュート部の制御を行っているので、一時的な信号強度の変動に基づいた誤抑制が生じにくくなってその分、精度の高いミュート部の抑制が可能となる。
また、信号強度値の平均値を用いているので、機種や仕様、さらには環境要因等に基づいて平均を取るサンプル数の増減調整を行うことで、相反する課題である処理速度と処理精度とのバランスを維持した適切なノイズ抑制効果を得ることが可能となる。
また、ミュート部によって音声出力部への入力が抑制されている状態において、算定平均値が記憶平均値より増加し、且つ算定平均値が所定の抑制解除値以上になると、ミュート部による音声出力部への入力抑制を解除するので、ミュート処理により必要以上に音声出力が遮断されることはない。
さらには、算定平均値が所定のミュートセットレベル未満になると、検波された信号が音声出力部に入力されるのをミュート部によって抑制させる構成では、信号強度値の平均値の減少量が、所定の抑制設定値以上の場合だけでなく、信号強度値の平均値そのものが所定のミュートセットレベル未満になっても、ミュート部によって検波された信号の音声出力部への入力を抑制するので、ノイズの抑制効果がさらに高まる。
本発明にかかる受信機の実施の形態のブロック図である。 本発明の受信器の要部のブロック図である。 本発明の受信器による信号強度値の記憶ならびに平均値処理を示す説明図である。 本発明の受信機におけるフロー図である。 本発明の受信機における信号強度値の変動グラフの例である。
以下に、本発明にかかる受信機を、その実施の形態を示した図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示したブロック図において、1はアンテナ、2は高周波増幅部(RF部)、3は中間周波増幅部(IF部)、4は検波部、5はミュート部、6はオーディオ信号増幅部(AF増幅部)、7はスピーカ、8は、ハイパスフィルター(HPF)8aと整流平滑部8bとからなるノイズレベル検出部、10は制御部、11は信号強度検出部であり、20は本発明にかかる受信機である。RF部2には、高周波信号を局部発振信号と混合して、中間周波信号に変換する図示しないミキサー部を含んでいる。
なお、AF増幅部6とスピーカ7とで音声出力部が構成されている。音声出力部としては、スピーカに限らず、イヤフォンや他の回路・機器へ出力する構成も含む。IF部3、検波部4、ノイズレベル検出部8(HPF8a、整流平滑部8b)、および信号強度検出部11としては、これらの回路構成が一括で組み込まれているIC12を採用することができる。
制御部10は、中央演算ユニット以外に、外部入出力ユニット、プログラムが書き込まれたメモリ、およびデータ読み書き用のメモリなどのようにミュート部5の制御に必要な制御部としての構成を備えている。具体的には、制御部10は、図2に示されているように、第1記憶手段10aと、算定手段10bと、第2記憶手段10cと、抑制制御手段10dとを備えている。
アンテナ1で受信された高周波信号は、RF部2で増幅され、中間周波信号に変換され、IF部3で増幅される。次に、中間周波信号は検波部4に入力されて検波信号が検出される。そして、検波信号はミュート部5を介してAF増幅部6に入力されて増幅され、音声信号としてスピーカ7から出力される。
信号強度検出部11は、常時中間周波信号の信号強度を所定のサンプリング周期点毎に検出し、検出した結果を信号強度値(RSSI:Received Signal Strength Indicator.)として制御部10に出力する。制御部10では、入力される信号強度値を第1記憶手段10aで記憶する。第1記憶手段10aは入力される信号強度値を検出毎に先入先出でデータ更新しながら記憶する。第1記憶手段10aは直近の所定数(例えば、8個)の信号強度値を記憶する。
算定手段10bは、所定のサンプリング時間間隔毎に、第1記憶手段10aが記憶している所定数の信号強度値を読み出してその平均値を算定する。平均値は例えば移動平均により算定される。ここで移動平均の手法は特に限定されず、例えば、単純移動平均、加重移動平均、指数移動平均を用いることができる。本実施形態では、単純移動平均により平均値を算定している。
算定手段10bは、算定した平均値を抑制制御手段10dと第2記憶手段10cとに出力する。第2の記憶手段10cは、入力された平均値の記憶の更新を抑制制御手段10dの指示(記憶更新信号)に基づいて実施する。以下、算定手段10bが算定する平均値を算定平均値と称し、第2記憶手段10cで前もって記憶している平均値を記憶平均値と称する。
抑制制御手段10dは、算定手段10bから算定平均値が入力されると、第2記憶手段10cから記憶平均値を読み出し、両者(算定平均値と記憶平均値)を比較することで信号強度値の傾きを検出するともに信号強度値の変化量を算出する。ここで、信号強度値の傾きとは、検出時点(各サンプリング周期点)において信号強度値が増加もしくは減少しているかを示している。具体的には、算定平均値が記憶平均値よりも大きければ、信号強度値は増加していると判断し、逆であれば、信号強度値は減少していると判断する。また、信号強度値の変化量は、算定平均値と記憶平均値との間の差分の絶対値を変化量として算出する。抑制制御手段10dは、信号強度値の傾きの検出と信号強度値の変化量の算出とを完了すると、第2記憶手段10cに記憶更新信号を送る。記憶送信信号を受けた第2記憶手段10cは、記憶している記憶平均値を算定手段10bから入力された算定平均値に置き換えることで、記憶平均値を更新する。なお、第2記憶手段10cは、記憶している記憶平均値を抑制制御手段10dに出力した時点で、上述した記憶平均値の更新を実施してもよい。
以上の処理をしたうえで抑制制御手段10dは、算定手段10bから入力された算定平均値が第2記憶手段10cから読み出した記憶平均値より減少し、且つその減少量(変化量)が所定の抑制設定値以上であると判断すると、ミュート部5へミュート開始信号を出力する。ミュート開始信号を受けるとミュート部5はミュート処理を開始するので、検波信号はミュート部5で遮断(抑制を含む)されてAF増幅部6に入力されず、そのため、音声信号はスピーカ7から出力されない。このようにして、ミュート部5によるノイズ抑制機能(ミュート機能)が働く。
次に第1記憶手段10aによる所定数(8個等)の信号強度値の記憶処理、算定手段10bによる算定平均値の算定処理、ならびに第2記憶手段10cによる記憶平均値の記憶処理について、図3を参照してさらに詳細に説明する。
なお、以下の説明では、図3(a)に示すように、所定数のサンプリング処理を経たサンプリング周期点t1において第1記憶手段10aは、このサンプリング周期点t1および直近の所定数のサンプリング周期点において信号強度検出部11が検出した所定数(8個等)の信号強度値a〜hを記憶していると仮定して説明を行う。
サンプリング周期点t1において算定手段10bは、第1記憶手段10aからこれらの信号強度値a〜hを読み出してその平均値を算定する。第2記憶手段10cは、算定手段10bが算定した値、すなわち算定平均値A1を、サンプリング周期点t1における記憶平均値A1’として記憶する。
図3(b)に示すように、次のサンプリング周期点t2において信号強度検出部11が検出する信号強度値iが第1記憶手段10aに入力されると、第1記憶手段10aは、先入先出、すなわち、記憶している信号強度値a〜hのうちで最も時間的に先の時点で記録した信号強度値aを破棄して、新たに入力された信号強度値iを更新記憶する。これによりサンプリング周期点t2における第1記憶手段10aの記録データは、信号強度値b〜iに更新される。算定手段10bは、これら所定数の信号強度値b〜iを第1記憶手段10aから読み出してその平均値を算定し、算定した値、すなわちサンプリング周期点t2における算定平均値A2を抑制制御手段10dと第2記憶手段10cとに出力する。
抑制制御手段10dは、算定手段10bから算定平均値A2が入力されると、第2記憶手段10cから記憶平均値A1’を読み出し、信号強度値の傾きの検出と信号強度値の変化量の算出を行う。この処理が完了すると、抑制制御手段10dは、第2記憶手段10cに記憶更新信号を送る。記憶更新信号を受けた第2記憶手段10cは、記憶している記憶平均値A1’を、算定手段10bから入力された算定平均値A2に置き換えることで記憶平均値A2’に更新する。
図3(c)に示すように、次のサンプリング周期点t3において信号強度検出部11が検出する信号強度値jが第1記憶手段10aに入力されると、第1記憶手段10aは、記憶している信号強度値b〜iのうちで最も時間的に先の時点で記録した信号強度値bを破棄して、新たに入力された信号強度値jを更新記憶する。これによりサンプリング周期点t3における第1記憶手段10aの記録データは、信号強度値c〜jに更新される。算定手段10bは、これら所定数の信号強度値c〜jを第1記憶手段10aから読み出してその平均値を算定し、算定した値、すなわちサンプリング周期点t3における算定平均値A3を抑制制御手段10dと第2記憶手段10cとに出力する。
抑制制御手段10dは、算定手段10bから算定平均値A3が入力されると、第2記憶手段10cから記憶平均値A2’を読み出し、これらの値A3、A2’を用いて信号強度値の傾きの検出と信号強度値の変化量の算出を行う。この処理が完了すると、抑制制御手段10dは、第2記憶手段10cに記憶更新信号を送る。記憶更新信号を受けた第2記憶手段10cは、記憶している記憶平均値A2’を、算定手段10bから入力された算定平均値A3に置き換えることで、記憶平均値A3’に更新記憶する。
図3(d)に示すように、次のサンプリング周期点t4において信号強度検出部11が検出する信号強度値kが第1記憶手段10aに入力されると、第1記憶手段10aは、記憶している信号強度値c〜jのうちで最も時間的に先の時点で記録した信号強度値cを破棄して、新たに入力された信号強度値kを更新記憶する。これによりサンプリング周期点t4における第1記憶手段10aの記録データは、信号強度値d〜kに更新される。算定手段10bは、これら所定数の信号強度値d〜kを第1記憶手段10aから読み出してその平均値を算定し、算定した値、すなわちサンプリング周期点t4における算定平均値A4を抑制制御手段10dと第2記憶手段10cとに出力する。
抑制制御手段10dは、算定手段10bから算定平均値A4が入力されると、第2記憶手段10cから記憶平均値A3’を読み出し、これらの値A4、A3’を用いて信号強度値の傾きの検出と信号強度値の変化量の算出を行う。この処理が完了すると、抑制制御手段10dは、第2記憶手段10cに記憶更新信号を送る。記憶更新信号を受けた第2記憶手段10cは、記憶している記憶平均値A3’を、算定手段10bから入力された算定平均値A4に置き換えることで、記憶平均値A4’に更新記憶する。
以上の処理を繰り返すことで、第1記憶手段10aによる所定数(8個等)の信号強度値の記憶処理、算定手段10bによる算定平均値の算定処理、ならびに第2記憶手段10cによる記憶平均値の記憶処理が実施される。
なお、抑制制御手段10dは、上述したミュート部5によるノイズ抑制動作(ミュート機能)を行ったうえで、さらに、次の二つのノイズ抑制動作(ミュート機能)を行う。すなわち、抑制制御手段10dは、サンプリング時間毎に算定手段10bから出力される算定平均値と、予め抑制制御手段10dで記憶している所定のミュートセットレベルとを比較し、算定平均値が所定のミュートセットレベル未満であることを確認した場合においても、ミュート部5へミュート開始信号を出力する。ミュート部5はこのような判断に基づいたミュート開始信号を受けた場合においても上述したミュート処理を開始し、これにより検波信号はミュート部5で遮断され、AF増幅部6に入力されず、音声信号はスピーカ7から出力されない。
また、検波部4から出力された検波信号は、HPF8aに入力されて、検波信号に含まれるノイズ成分が検出され、整流平滑部8bで整流平滑されてノイズレベル信号として抑制制御手段10dに入力される。抑制制御手段10dは、入力されたノイズレベル信号からノイズレベル値を算出する。抑制制御手段10dは、算出したノイズレベル値と、予め記憶している所定のノイズレベル値上限値とを比較し、ノイズレベル値がノイズレベル値上限値以上であると判断すると、ミュート部5へミュート開始信号を出力する。ミュート部5はこのような判断に基づいたミュート開始信号を受けた場合においても上述したミュート処理を開始し、これにより検波信号はミュート部5で遮断され、AF増幅部6に入力されず、音声信号はスピーカ7から出力されない。
次に、上述したミュート部5によるノイズ抑制動作(ミュート機能)の解除処理について説明する。抑制制御手段10dは、算定平均値が記憶平均値より増加し、且つその増加量(変化量)が所定の抑制解除値以上であると判断すると、ミュート部5へミュート解除信号を出力する。
また、抑制制御手段10dは、算定平均値が記憶平均値より増加し、且つ算定平均値そのものの値が所定のミュートリリースレベル以上であると判断すると、ミュート部5へミュート解除信号を出力する。
また、抑制制御手段10dは、整流平滑部9から供給されるノイズレベル信号から算出するノイズレベル値と予め記憶している所定のノイズレベル値上限値とを比較し、ノイズレベル値がノイズレベル値上限値未満であると判断すると、ミュート部5へミュート解除信号を出力する。
以上のミュート解除信号を抑制制御手段10dから受けるとミュート部5はミュート処理を解除するので、検波信号はミュート部5で遮断されることなくAF増幅部6に入力されるので、音声信号はスピーカ7から出力される。このようにして、ミュート部5によるノイズ抑制機能(ミュート機能)が解除される。
以上説明したように、
・サンプリング周期点毎に算定する算定平均値が記憶平均値より減少し、且つその変化量(減少量)が所定の抑制設定値以上となった場合、
・算定平均値が所定のミュートセットレベル未満となった場合、
・ノイズレベル値が所定のノイズレベル値上限値以上となった場合、
の中の何れの場合になっても、抑制制御手段10dはミュート部5へミュート開始信号を出力する。ミュート部5は供給されたミュート開始信号に基づいてミュート処理を開始するので、検波信号はミュート部5で遮断され、AF増幅部6に入力されず、音声信号はスピーカ7から出力されない。
一方、
・サンプリング周期点毎に算定する算定平均値が記憶平均値より増加し、且つその変化量(増加量)が所定の抑制解除値以上となった場合、
・算定平均値が所定のミュートリリースレベル以上となった場合、
・ノイズレベル値が所定のノイズレベル値上限値未満となった場合、
の中の何れの場合になっても、抑制制御手段10dはミュート部5へミュート解除信号を出力する。ミュート部5は供給されたミュート解除信号に基づいてミュート処理を解除するので、検波信号はミュート部5で遮断されることなく、AF増幅部6に入力されて音声信号がスピーカ7から出力される。
このようにして、抑制制御手段10dは、サンプリング周期点毎にミュート処理の解除、開始、現状維持の判断を行う。なお、所定の抑制設定値、所定のミュートセットレベル、所定の抑制解除値、所定のミュートリリースレベル、およびノイズレベル値上限値は、抑制制御手段10dが有する図示しないメモリに記憶されている。
次に、図4に示すフロー図を参照して、信号強度値の平均値に基づいたミュート処理の開始/解除の制御手順を説明する。図4に示したフロー図に相当するプログラムが、抑制制御手段10dによって実行可能な状態で抑制制御手段10dを構成するCPU等のメモリに書き込まれている。
ステップS1において抑制制御手段10dは、サンプリング周期点毎に算定手段10bが算定する信号強度値の算定平均値を受け取ると、第2記憶手段10cから記憶平均値を読み出して両者を比較する。そして、抑制制御手段10dは、算定平均値が記憶平均値より減少していると判断すれば、ステップS2に移行し、減少していない(増加している)と判断すれば、ステップS3に移行する。
ステップS2において抑制制御手段10dは、記憶平均値に対する算定平均値の変化量(この場合は減少量)が所定の抑制設定値以上であるか否かを判断する。そして減少量が所定の抑制設定値以上であると判断すればステップS4へ移行し、所定の抑制設定値未満であると判断すればステップS3へ移行する。
ステップS4において抑制制御手段10dは、ミュート部5によるミュート処理(抑制)を開始させたうえで、ステップS5へ移行する。
ステップS5において抑制制御手段10dは、第2記憶手段10cにおいて記憶している記憶平均値を、現時点において算定手段10bが算定した算定平均値に置き換えることで、記憶平均値を更新させる。
ステップS1において、算定平均値が記憶平均値より減少していない(増加している)と判断した場合、もしくはステップS2において、減少量が所定の抑制設定値未満と判断した場合、ステップS3に移行するが、このステップS3において抑制制御手段10dは、算定平均値が所定のミュートセットレベル未満であるか否かを判断する。そして、算定平均値が所定のミュートセットレベル未満であると判断すればステップS4→S5へ移行する。一方、算定平均値が所定のしきい値以上であると判断すればステップS6へ移行する。
以上の処理は、一連のミュート設定処理である。次に、ステップS6以降のミュート解除処理を説明する。ステップS6において抑制制御手段10dは、算定平均値が記憶平均値より増加しているか否かを判断する。そして算定平均値が記憶平均値より増加していると判断すればステップS7へ移行し、増加していない(減少している)と判断すれば、ステップS8に移行する。
ステップS7において抑制制御手段10dは、記憶平均値に対する算定平均値の変化量(この場合は増加量)が所定の抑制解除値以上であるか否かを判断する。そして増加量が所定の抑制解除値以上であると判断すれば、ステップS9へ移行し、所定の抑制解除値未満であると判断すれば、ステップS8に移行する。
ステップS9において抑制制御手段10dは、ミュート部5によるミュート処理を解除したうえで、ステップS5(記憶平均値更新処理)へ移行する。
ステップS6において、算定平均値が記憶平均値より増加していない(減少している)と判断した場合、もしくはステップS7において、増加量が所定の抑制解除値未満と判断した場合、ステップS8に移行するが、このステップS8において抑制制御手段10dは、算定平均値が所定のミュートリリースレベル以上であるか否かを判断する。そして、算定平均値が所定のミュートリリールレベル以上であると判断すれば、ステップS9(ミュート解除処理)へ移行する。一方、算定平均値が所定のミュートリリース未満であると判断すれば、ステップS9(ミュート解除処理)を行うことなく、ステップS5(記憶平均値更新処理)へ移行する。
次に、受信機20の信号強度検出部11が検出する信号強度値の時間変化を示した図5を参照して、信号強度値の変化に基づいたミュート処理の開始/解除の制御を説明する。
図5のグラフ上にプロットした各ポイントA1〜A10は、サンプリング周期点t1〜t10毎に、算定手段10bが算定した直近の所定数(8個等)の信号強度値の平均値(算定平均値)である。各サンプリング周期点t1〜t9において算定された算定平均値は、記録平均値として次のサンプリング周期点t2〜t10まで、第2記憶手段10cに記憶されており、次のサンプリング周期点t2〜t10において、その周期点で算定された新規な算定平均値と比較される。
サンプリング周期点t1からサンプリング周期点t2に移行する期間、および、サンプリング周期点t2からサンプリング周期点t3に移行する期間では、算定手段10bが算定した算定平均値と第2記憶手段10cに記憶されている記録平均値と比較して、算定平均値の方が減少している。しかしながら、その減少量(算定平均値と記憶平均値との差分の絶対値)は所定の抑制設定値未満であり、且つ算定平均値そのものが所定のミュートセットレベル以上であるので、ミュート処理は開始されない。したがって、ミュート処理が解除された状態がサンプリング周期点t3まで維持される。
しかしながら、サンプリング周期点t3からサンプリング周期点t4に移行する期間では、フェージングによって算定平均値が急激に減少し、記録平均値と比較して、その減少量が所定の抑制設定値以上となる。そのため、サンプリング周期点t4の時点で直ちにミュート処理が開始される。したがって、検波信号はミュート部5で遮断され、AF増幅部6に入力されず、音声信号はスピーカ7から出力されない。
このように、算定平均値が所定のミュートセットレベル以上であっても、記録平均値に対する算定平均値の減少量が所定の抑制設定値以上となった場合には、その直後に算定平均値が所定のミュートセットレベル未満になる可能性が高いと判断する。そして、算定平均値が所定のミュートセットレベル未満となったことを確認できる時点(サンプリング周期点t5)より早い時点(サンプリング周期点t4)でミュート処理を開始することで、ノイズがスピーカから出力されることを未然に防止することができる。
そして、サンプリング周期点t4からサンプリング周期点t6に移行する期間のように、ミュート処理中においてフェージングによる記憶平均値に対する算定平均値の増加がほとんどない状態では、ミュート処理は解除されずに維持される。
しかしながら、サンプリング周期点t7からサンプリング周期点t8に移行する期間では、算定平均値が急激に増加し、記録平均値と比較して、その増加量が所定の抑制解除値以上となる。そのため、サンプリング周期点t8の時点で直ちにミュート処理が解除される。したがって、検波信号はミュート部5を通過して、AF増幅部6に入力されて、音声信号はスピーカ7から出力される。そして、ミュート処理が解除された状態がサンプリング周期点t9まで維持される。
このように、算定平均値が所定のミュートリリースレベル未満であっても、記録平均値に対する算定平均値の増加量が所定の抑制解除値以上となった場合には、その直後に算定平均値が所定のミュートリリースレベル以上になる可能性が高いと判断する。そして、算定平均値が所定のミュートリリースレベル以上となったことを確認できる時点(サンプリング周期点t9)より早い時点(サンプリング周期点t8)でミュート処理を解除することで、迅速にミュート処理の解除を行うことができる。これにより、ミュート処理による音声出力の遮断が必要以上に長引くことがなくなる。
以上のように、信号強度値の平均値の減少量をチェックして、減少量が所定の抑制設定値以上の場合には直ちにミュート処理を開始するので、送信側からの信号が終了した場合やフェージングが発生した場合などのように、信号強度が急激に低下した場合には、直ちにミュート機能が働き、ノイズがスピーカから出力されることが防止される。
また、本発明は信号強度値が急激に減少する際に生じるスケルチテールノイズを抑制する効果があるが、フェージング環境等に見られるように、信号強度値が急激に増加することで不要な大音量が生じる現象を抑制する際にも本発明を適用することができる。その場合、制御部10は、信号強度値の平均値の増加量が所定の増加抑制設定値以上になると、検波された信号がスピーカ7(音声出力部)に入力されるのをミュート部5によって抑制させる。
本発明の実施例1では、FM送受信機の受信部に本発明を採用した。
1 アンテナ
2 高周波増幅部(RF部)
3 中間周波増幅部(IF部)
4 検波部
5 ミュート部
6 オーディオ信号増幅部(AF増幅部)
7 スピーカ
8 ノイズレベル検出部
8a ハイパスフィルター(HPF)
8b 整流平滑部
10 制御部
11 信号強度検出部
20 受信機
6、7 音声出力部

Claims (7)

  1. 受信した信号を検波する検波部と、上記検波された信号を音声出力する音声出力部と、上記受信した信号の信号強度値を検出する信号強度検出部と、上記検波された信号の上記音声出力部への入力を制御するミュート部と、上記信号強度検出部が検出する上記信号強度値に基づいて上記ミュート部を制御する制御部とを備え、
    上記制御部は、上記信号強度検出部が所定の時間間隔で検出する所定数の上記信号強度値を、その検出毎に先入先出で更新しながら保持したうえで、上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定して記憶し、さらに上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均値と予め記憶している記憶平均値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が所定の抑制設定値以上になると、上記検波された信号が上記音声出力部に入力されるのを上記ミュート部によって抑制させ、
    上記ミュート部によって上記音声出力部への入力が抑制されている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュート部による上記音声出力部への入力抑制を解除する
    ことを特徴とする受信機。
  2. 上記制御部は、
    上記信号強度検出部が所定の時間間隔毎に検出する所定数の上記信号強度値を、検出毎に先入先出でデータ更新しながら記憶する第1記憶手段と、
    上記第1記憶手段が記憶している上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定する算定手段と、
    上記算定手段が算定する上記平均値を更新しながら記憶する第2記憶手段と、
    上記算定手段が上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均と上記第2記憶手段で記憶している記憶算定値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が上記所定の抑制設定値以上になると、上記検波された信号が上記音声出力部に入力されるのを上記ミュート部によって抑制させ、上記ミュート部によって上記音声出力部への入力が抑制されている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュート部による上記音声出力部への入力抑制を解除する抑制制御手段と、
    を備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 上記制御部は、上記算定平均値が所定のミュートセットレベル未満になると、上記検波された信号が上記音声出力部に入力されるのを上記ミュート部によって抑制させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信機。
  4. 上記制御部は、上記ミュート部によって上記音声出力部への入力が抑制されている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加していないと判断するか、または、その増加量が所定の抑制解除値以上でないと判断すると、上記算定平均値が所定のミュートリリースレベル以上であるか否かをさらに判断し、上記算定平均値が上記所定のミュートリリースレベル以上であると判断すると、上記ミュート部による上記音声出力部への入力抑制を解除する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の受信機。
  5. 受信した信号を検波した信号を音声出力しながら、上記受信した信号の信号強度値を検出し、
    所定の時間間隔で検出した所定数の上記信号強度値を、その検出毎に先入先出で更新しながら保持したうえで、
    上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定して記憶し、
    さらに上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均値と予め記憶している記憶平均値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が所定の抑制設定値以上になると、上記音声出力をミュートし、
    上記音声出力をミュートしている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュートを解除する
    ことを特徴とする受信方法。
  6. 所定の時間間隔毎に検出する所定数の上記信号強度値を、検出毎に先入先出でデータ更新しながら記憶する第1記憶ステップと、
    上記第1記憶ステップで記憶した上記所定数の信号強度値の平均値を、上記信号強度値が検出される毎に算定する算定ステップと、
    上記算定ステップで算定した上記平均値を更新しながら記憶する第2記憶ステップと、
    上記算定ステップで上記平均値を算定する毎に、算定した算定平均と上記第2記憶ステップで記憶している記憶算定値とを比較し、上記算定平均値が上記記憶平均値より減少し、且つその減少量が上記所定の抑制設定値以上になると、上記音声出力をミュートする抑制ステップと、
    上記抑制ステップで上記音声出力をミュートしている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加し、且つその増加量が所定の抑制解除値以上になると、上記ミュートを解除する解除ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信方法。
  7. 上記音声出力をミュートしている状態において、上記算定平均値が上記記憶平均値より増加していないと判断するか、または、その増加量が所定の抑制解除値以上でないと判断すると、上記算定平均値が所定のミュートリリースレベル以上であるか否かをさらに判断し、上記算定平均値が上記所定のミュートリリースレベル以上であると判断すると、上記ミュートを解除する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の受信方法。
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