JP6297252B2 - トルクコンバータのロックアップ装置 - Google Patents
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Description
フロントカバー2は、図示しないフレキシブルプレート等の部材を介してトルクが入力される部材である。フロントカバー2は、円板部2aと、円板部2aの外周縁からトランスミッション側に向かって延びる筒状部2bとを有している。円板部2aのトランスミッション側の側面において、外周部には摩擦面2cが形成されている。円板部2aのエンジン側の側面外周部には、複数のナット5が溶接により固定されている。このナット5に螺合するボルト(図示せず)により、図示しないフレキシブルプレート等の部材が装着される。また、筒状部2bのトランスミッション側の端部には、トルクコンバータを構成するインペラーのインペラーシェル6が溶接により固定されている。
ロックアップ装置1は、タービンとフロントカバー2との間の空間に配置されており、必要に応じて両者を機械的に連結するための機構である。
ピストン10は、図2に示すように、環状の円板部10aと、筒状部10bと、を有している。筒状部10bは、円板部10aの内周端部からトランスミッション側に突出して形成されており、タービンハブ3の筒状部3aの外周面に軸方向及び回転方向に摺動自在に支持されている。また、ピストン10の円板部10aの外周部には、環状の摩擦部材20が固定されている。
リティニングプレート11はピストン10のトランスミッション側に配置されている。リティニングプレート11は、図1、図3A及び図3Bに示すように、環状の円板部11aと、3個の係合部11bと、スプリング支持部11cと、を有している。環状の円板部11aは、内周部がリベット21(図1参照)によってピストン10に固定されている。係合部11bは、円板部11aの外周端部において、さらに外周側に突出して形成され、外周端部はトランスミッション側に折り曲げて形成されている。スプリング支持部11cは、3つの係合部11bの円周方向間において、トランスミッション側に折り曲げて形成されている。
内周側ダンパー機構のサブアセンブリを図4A及び図4Bに示している。なお、図4Bでは、内周側トーションスプリング17は図示を省略している。
車両の速度が所定の速度以上になると、ピストン10がフロントカバー2側に移動させられ、摩擦部材20がフロントカバー2の摩擦面に押し付けられる。摩擦部材20がフロントカバー2に押し付けられることによって、フロントカバー2のトルクは、ピストン10からリティニングプレート11を介して外周側トーションスプリング12に伝達される。外周側トーションスプリング12に伝達されたトルクは、さらにクラッチプレート15の係合部15b及び第1スプリング収納部15cを介して内周側トーションスプリング17に伝達される。この内周側トーションスプリング17に伝達されたトルクは、第2スプリング収納部16cを介してタービンハブ3に伝達される。すなわち、フロントカバー2が機械的にタービンハブ3に連結され、フロントカバー2のトルクがタービンハブ3を介してトランスミッションの入力シャフトに直接出力される。
(1)クラッチプレート15のスリット15d及びサイドプレート16の突起16bによって、簡単な構成でストッパ機構を実現することができる。また、このストッパ機構に設けられたスナップリング22によって2枚のプレート15,16の軸方向の位置決めをすることができ、構成が簡単になる。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
2 フロントカバー
3 タービンハブ
10,30 ピストン
11 リティニングプレート(入力プレート)
12 外周側トーションスプリング
13 サポート部材
15,31クラッチプレート(第1プレート)
16,32 サイドプレート(出力プレート)
16b 係合部
17 内周側トーションスプリング
18,34 中間プレート
22 スナップリング
33 トーションスプリング
Claims (6)
- エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータのタービンとの間に配置され、前記フロントカバーからのトルクを前記タービンに機械的に伝達するためのロックアップ装置であって、
軸方向に移動自在なピストンを有し、前記フロントカバーからのトルクを伝達又は遮断するクラッチ部と、
前記クラッチ部からトルクが入力される1枚の第1プレートと、
前記第1プレートと相対回転自在に配置され、前記タービンに連結された1枚の第2プレートと、
前記第1プレートと前記第2プレートとを回転方向に弾性的に連結する複数の弾性部材と、
前記第1プレートと前記第2プレートとの軸方向間に前記両プレートと相対回転自在に配置され、前記複数の弾性部材のうちの少なくとも2つの弾性部材を直列に作用させるための中間部材と、
前記第1プレート及び前記第2プレートの軸方向の相対移動を規制するための規制機構と、
を備え、
前記規制機構は、
前記第1及び第2プレートの一方に形成された複数のスリットと、
前記第1及び第2プレートの他方に軸方向に延びて形成され、それぞれ前記複数のスリットを貫通する複数の突起と、
前記複数の突起の前記スリットを貫通した部分に装着され、前記スリットが形成されたプレートの側面に当接可能な規制部材と、
を有する、
トルクコンバータのロックアップ装置。 - 前記スリットは周方向に延びる円弧状に形成されており、
前記突起は、前記スリット内に円周方向に隙間をあけて挿入されている、
請求項1に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。 - 前記規制部材はスナップリングであり、
前記スリットが形成されたプレートの側面には、軸方向に突出し、前記スナップリングの円周方向の両端に当接して前記スナップリングの回転を禁止する1対のストッパが形成されている、
請求項1又は2に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。 - 前記第1プレートは、それぞれ軸方向一方側に突出して形成され前記複数の弾性部材を収納する複数の第1収納部を有し、前記第1収納部の回転方向の端面は前記弾性部材の回転方向の端面に当接可能であり、
前記第2プレートは、それぞれ軸方向他方側に突出して形成され前記複数の弾性部材を前記第1収納部とともに収納する複数の第2収納部を有し、前記第2収納部の回転方向の端面は前記弾性部材の回転方向の端面に当接可能である、
請求項1から3のいずれかに記載のトルクコンバータのロックアップ装置。 - エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータのタービンとの間に配置され、前記フロントカバーからのトルクを前記タービンに機械的に伝達するためのロックアップ装置であって、
軸方向に移動自在なピストンを有し、前記フロントカバーからのトルクを伝達又は遮断するクラッチ部と、
前記クラッチ部からトルクが入力される1枚の第1プレートと、
前記第1プレートと相対回転自在に配置され、前記タービンに連結された1枚の第2プレートと、
前記第1プレートと前記第2プレートとを回転方向に弾性的に連結する複数の弾性部材と、
前記ピストンに固定された入力プレートと、
前記複数の弾性部材の外周側に配置され、前記入力プレートと前記第1プレートの外周部とを回転方向に弾性的に連結する複数の外周側弾性部材と、
前記第1プレート及び前記第2プレートの軸方向の相対移動を規制するための規制機構
と、
を備え、
前記規制機構は、
前記第1及び第2プレートの一方に形成された複数のスリットと、
前記第1及び第2プレートの他方に軸方向に延びて形成され、それぞれ前記複数のスリ
ットを貫通する複数の突起と、
前記複数の突起の前記スリットを貫通した部分に装着され、前記スリットが形成された
プレートの側面に当接可能な規制部材と、
を有する、
トルクコンバータのロックアップ装置。 - 前記入力プレート及び前記第1プレートと相対回転自在に配置され、前記複数の外周側弾性部材の外周部及び軸方向一方側を支持するとともに、前記複数の外周側弾性部材のうちの少なくとも2つの外周側弾性部材を直列に作用させるためのサポート部材をさらに備えた、請求項5に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
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