JP6292043B2 - 動作表示灯付電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は電磁継電器(リレー)に関する。具体的には、本発明は、発光動作表示機能を有するリレーに関する。
従来のリレーでは、作業者がリレーの動作確認を行いやすくするために、内部に動作表示灯を設けたものがある。動作表示灯は、リレーの開閉動作と連動して消灯又は点灯する。一般的には、動作表示灯の点灯状態を外部から視認しやすくするため、リレーの取付け面である下面と反対側、すなわちケース上面側で動作表示灯の光が見えるようにすることが望まれる。このため、動作表示灯をケース内部にケース上面に向かって縦向きに配置することが考えられる。しかしながら、リレーには小型化が要求されているため、動作表示灯を配置するケース内部のスペースは限定されており、縦向きに動作表示灯を配置するスペースが無い場合は、動作表示灯を横向きに配置してリレーをコンパクトに構成する。
そのため、たとえば特許文献1に開示されたリレーでは、ケース(筐体)の側面に沿って上下方向に伸びた導光路を、ケースの外部に設けている。導光路の上面はケースの上面と同じ高さに位置していて、導光路の表示面となっている。ケースの内部に横向きに設けた光源(照光手段)から横向きに出た光は、導光路の下端部から導光路内に入光し、反射面によりケース上面に向かって反射されて導光路内を導光して導光路上面の表示面から出射する。この結果、光源が点灯すると、リレーの上面で導光路の表示面が発光する。
特許文献2には、リレー内に導光路(光導出体)を設け、導光路の下端面に光源を対向
させ、導光路の上端面にレンズを設けたものが開示されている。
特許第4319973号明細書(2009年6月5日登録) 実開昭54−183658号公報(1979年12月26日公開)
しかし、特許文献1に開示されたリレーでは、表示面から出射する光の均一性が悪く、また表示面から出射する光の指向角が狭い。そのため、光源が点灯していて表示面が光っていても、リレーを斜め方向(リレーの上面に垂直な方向に対して傾いた方向)から観察したときの視認性が悪いという問題がある。特に、制御盤に多数のリレーが取り付けられている場合には、各リレーの点灯状態を確認するためには、一つひとつのリレーをその上面に垂直な方向から観察しなければならず、リレーの配列に沿って頭の位置を順次移動させなければならず、非常に煩わしかった。
なお、特許文献1のリレーでは、前記表示面の周囲においてケースの上面を荒らし加工して乱反射面を設けている。この乱反射面は、表示面の周囲から漏れる光を散乱させることにより、表示面の視認性を向上させようとするものである。しかし、この乱反射面は、表示面から出射する光の光路から外れた位置に設けられたものであり、また導光路の側面から漏れる光はわずかであるため、表示面を正面から見たときに表示面の状態を強調することができる程度のものに過ぎない。このような乱反射面では、斜め方向から見たときにも光源の点灯状態をはっきりと認識させることはできない。
特許文献2に開示されたレンズは、拡散用のレンズではなく、集光用のレンズである。従って、特許文献2に記載されたリレーでも、上面に垂直な方向からは光源が光っていることを容易に認識できるが、斜め方向からは光源の光っていることが非常にわかりにくい。
本発明の目的とするところは、斜め方向からも光源(動作表示灯)が点灯していることを容易に視認することのできるコンパクトな動作表示灯付電磁継電器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、励磁コイルと接点部材との電磁的相互作用により回路を開閉する動作表示灯付電磁継電器であって、前記励磁コイル及び前記接点部材を収容する筐体と、前記電磁継電器の動作状況を表示するために前記筐体の上面に配置された表示面以外の方向に向かう光軸を有し、かつ、前記励磁コイルへの電力の供給状況に応じて光を出射するように前記筐体に収容された光源と、前記光源から出射された光を前記表示面に向けて反射するように前記筐体に収容された反射部材とを備え、前記反射部材により反射された光を拡散させる拡散構造を前記表示面に形成したことを特徴とする。
この特徴によれば、光源から出射された光が反射部材により、筐体の上面に配置された表示面に向けて反射される。反射部材により反射された光は、表示面に形成した拡散構造により拡散される。このため、表示面から出射する光の均一性及び指向性を向上させることができる。従って、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときの視認性が良好になる。この結果、斜め方向からも光源が点灯していることを容易に視認することのできるコンパクトな動作表示灯付電磁継電器を提供することができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記反射部材は、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を反射することが好ましい。
上記構成によれば、反射部材と拡散構造との簡潔な組み合わせにより、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときの視認性を高めることができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記反射部材は、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を反射し、前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、前記導光部は、前記反射された光を全反射して前記表示面に導く側面を有することが好ましい。
上記構成によれば、反射部材により反射された光が導光部の側面により全反射されて表示面に導かれる。この結果、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときに、表示面の輪郭がくっきりと見える。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器では、前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、前記導光部は、前記反射部材と一体に形成され、前記反射部材は、前記光源からの光を全反射して前記表示面に導くように配置された全反射面を有することが好ましい。
上記構成によれば、反射部材の全反射面により全反射された光が導光部の側面によりさらに全反射されて表示面に導かれる。この結果、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときに、表示面の輪郭がくっきりと見える。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記反射部材は、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を反射し、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成することが好ましい。
上記構成によれば、表示面に拡散構造を形成するとともに、反射部材に拡散反射構造を形成したので、表示面から出射する光の均一性及び指向性をより一層向上させることができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成することが好ましい。
上記構成によれば、表示面に拡散構造を形成するとともに、反射部材に拡散反射構造を形成したので、表示面から出射する光の均一性及び指向性をより一層向上させることができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成し、前記反射部材は、前記導光部と一体に形成され、前記反射部材は、前記光源からの光を全反射して前記表示面に導くように配置された全反射面を有し、前記拡散反射構造を前記全反射面に形成することが好ましい。
上記構成によれば、表示面に拡散構造を形成するとともに、反射部材の全反射面に拡散反射構造を形成したので、表示面から出射する光の均一性及び指向性をより一層向上させることができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記光源は、発光ダイオードであり、前記発光ダイオードと前記反射部材とを保持するように前記筐体に収容されたホルダをさらに備え、前記ホルダは、前記発光ダイオードの光軸が、前記表示面以外の方向に向うように前記発光ダイオードを保持し、前記ホルダは、前記発光ダイオードの前記上面側を覆うように形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、発光ダイオードを簡素な構成により表示面に平行な方向に配置することができるので、電磁継電器がコンパクトになる。また、発光ダイオードから直接表示面に向かう光をホルダが遮光するので、表示面の領域のみから光が出射する。従って、光を出射する表示面の形状のみを視認することができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、励磁コイルと接点部材との電磁的相互作用により回路を開閉する動作表示灯付電磁継電器であって、前記励磁コイル及び前記接点部材を収容する筐体と、前記電磁継電器の動作状況を表示するために前記筐体の上面に配置された表示面以外の方向に向う光軸を有し、かつ、前記励磁コイルへの電力の供給状況に応じて光を出射するように前記筐体に収容された光源と、前記光源から出射された光を前記表示面に向けて反射するように前記筐体に収容された反射部材とを備え、前記光源から出射された光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成したことを特徴とする。
この特徴によれば、光源から出射された光が、反射部材に形成した拡散反射構造により拡散して反射されて表示面に導かれる。このため、表示面から出射する光の均一性及び指向性を向上させることができる。従って、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときの視認性が良好になる。この結果、斜め方向からも光源が点灯していることを容易に視認することのできるコンパクトな動作表示灯付電磁継電器を提供することができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記反射部材は、前記拡散反射構造が、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散して反射し、前記表示面に導くことが好ましい。
上記構成によれば、反射部材に拡散反射構造を形成するという簡潔な構成により、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときの視認性を高めることができる。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記反射部材は、前記拡散反射構造により拡散して反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、前記導光部は、前記拡散して反射された光を全反射して前記表示面に導く側面を有することが好ましい。
上記構成によれば、反射部材に形成した拡散反射構造により拡散反射された光が導光部の側面により全反射されて表示面に導かれる。この結果、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときに、表示面の輪郭がくっきりと見える。
本発明に係る動作表示灯付電磁継電器は、前記拡散反射構造により拡散して反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、前記反射部材は、前記導光部と一体に形成され、前記反射部材は、前記光源からの光を全反射して前記表示面に導くように配置された全反射面を有し、前記拡散反射構造を前記全反射面に形成することが好ましい。
上記構成によれば、反射部材の全反射面に形成した拡散反射構造より拡散反射された光が導光部の側面によりさらに全反射されて表示面に導かれる。この結果、電磁継電器の筐体を斜め上方向から観察したときに、表示面の輪郭がくっきりと見える。
本発明は、反射部材により反射された光を拡散させる拡散構造を表示面に形成したので、斜め方向からも光源が点灯していることを容易に視認することのできるコンパクトな動作表示灯付電磁継電器を提供することができるという効果を奏する。
(a)は実施の形態1に係るリレーを斜め上方から見た画像であり、(b)は上記リレーを上方から見た画像である。 (a)は上記リレーの斜視断面図であり、(b)はその側面断面図である。 (a)は上記リレーの平面図であり、(b)はLED及びLEDホルダを除いた上記リレーの平面図である。 (a)は上記リレーに設けられたLEDホルダの外観を示す斜視図であり、(b)は上記LEDホルダの下面斜視図であり、(c)は上記LEDホルダの断面図である。 上記リレーに設けられた動作表示部の構成を示す模式図である。 上記リレーに設けられた他の動作表示部の構成を示す模式図である。 上記リレーに設けられたさらに他の動作表示部の構成を示す模式図である。 実施の形態2に係るリレーに設けられた動作表示部の構成を示す模式図である。 上記リレーに設けられた他の動作表示部の構成を示す模式図である。 上記リレーに設けられたさらに他の動作表示部の構成を示す模式図である。 実施の形態3に係るリレーに設けられた動作表示部の構成を示す模式図である。 上記リレーに設けられた他の動作表示部の構成を示す模式図である。 上記リレーに設けられたさらに他の動作表示部の構成を示す模式図である。 実施の形態4に係るリレーに設けられた動作表示部の構成を示す模式図である。 比較例に係る上面出射部から出射される光の空間輝度分布を示す図である。 図6に示す動作表示部に形成された上面出射部から出射される光の空間輝度分布を示す図である。 図9に示す動作表示部に形成された上面出射部から出射される光の空間輝度分布を示す図である。 図12に示す動作表示部に形成された上面出射部から出射される光の空間輝度分布を示す図である。 比較例に係る上面出射部から出射される光の角度輝度分布を示す図である。 図6に示す動作表示部に形成された上面出射部から出射される光の角度輝度分布を示す図である。 図9に示す動作表示部に形成された上面出射部から出射される光の角度輝度分布を示す図である。 図12に示す動作表示部に形成された上面出射部から出射される光の角度輝度分布を示す図である。 上記LEDホルダの反射率特性を示すグラフである。 実施の形態1〜4に係る動作表示部のLEDホルダの内壁における拡散反射を説明するための図である。 上記LEDホルダに設けられた下面出射部の反射方式を説明するための図である。 実施の形態1〜4に係る動作表示部の全反射ライトガイドの反射方式を説明するための図である。 上記全反射ライトガイドの漏れ光の発生原理を説明するための模式図である。 (a)は実施の形態1〜4に係る動作表示部に設けられた動作表示灯の指向性分布を示すグラフであり、(b)は上記全反射ライトガイドに入射して全反射面で損失する光を説明するための図である。 (a)は上記下面出射部の拡散反射を説明するための図であり、(b)は上記全反射ライトガイドの拡散反射を説明するための図である。 実施の形態1〜4に係る動作表示部の上面出射部に形成された拡散構造の表面粗さとヘーズ値と見栄えとの関係を示す図である。 (a)は比較例に係るリレーのケース内の煤汚れを説明するための模式図であり、(b)は上記煤汚れを示す画像である。 (a)は実施の形態1〜4に係るリレーのケース内の煤汚れを説明するための模式図であり、(b)は上記煤汚れを示す画像である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は実施の形態1に係るリレー(電磁継電器)1を斜め上方から見た画像であり、(b)はリレー1を上方から見た画像である。図2(a)はリレー1の斜視断面図であり、(b)はその側面断面図である。図3(a)はリレー1の平面図であり、(b)は動作表示灯8及びLEDホルダ7を除いたリレー1の平面図である。
(リレー本体14の構成)
リレー1は、直方体状のケース(筐体)2の内部にリレー本体14と、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)からなる砲弾型の動作表示灯(光源)8とを内蔵している。ケース2は、不透明樹脂からなるベース2dと、透明樹脂からなるハウジング2cによって構成される。
ベース2dの上面には、図2(a)(b)に示すような構造のリレー本体14が設けられている。ベース2dの上面にはコイルユニット(励磁コイル)3が固定されている。コイルユニット3の鉄心の端面にはアーマチュア15の下部が対向しており、アーマチュア15の上部はヨーク16によって揺動自在に支持されている。また、ヨーク16の上面に設けられたバネ掛け17(図3)にはバネ18(引張バネ)の一端を引っ掛けてあり、バネ18の他端はアーマチュア15の上端に引っ掛けてある。従って、アーマチュア15は前後に揺動するようになっており、コイルユニット3が励磁されるとアーマチュア15の下部は鉄心に吸着されて後方へ動く。また、アーマチュア15の支点よりも上方がバネ18によって後方へ弾性的に引っ張られているので、コイルユニット3が消磁されるとアーマチュア15の下部は鉄心から離間して前方へ動く。
アーマチュア15の前面には、支持部19によって複数本の可動接点バネ20が平行に取り付けられている。ベース2dには、ベース2dを上下に貫通するようにして複数本の共通端子21と複数本の常閉端子22と複数本の常開端子23とがインサートされている。各可動接点バネ20の上端はケーブル線24によってそれぞれの共通端子21に電気的に接続されている。可動接点バネ20の下端部は、常閉端子22の上端部と常開端子23の上端部との間に位置しており、その下端部両面にはそれぞれ可動接点(接点部材)25が設けられている。各常閉端子22の上端部には、可動接点25よりも前方において可動接点25と対向するようにして常閉接点(接点部材)26が設けられている。各常開端子23の上端部には、可動接点25よりも後方において可動接点25と対向するようにして常開接点(接点部材)27が設けられている。
このようなリレー本体14では、コイルユニット3が励磁されていない状態では、アーマチュア15の下部は鉄心から離れて前方に位置しているので、可動接点バネ20の下部も前方へ移動している。よって、この状態では、可動接点25が常閉接点26に接触していて共通端子21と常閉端子22との間が導通しており、可動接点25が常開接点27から離れていて共通端子21と常開端子23との間が非導通になっている。
また、コイルユニット3が励磁されると、アーマチュア15の下部が鉄心に吸着されて後方へ動き、可動接点バネ20の下部も後方へ移動する。そのため、可動接点25が常開接点27に接触して共通端子21と常開端子23との間が導通し、可動接点25が常閉接点26から離れて共通端子21と常閉端子22との間が非導通になる。
ハウジング2cは、ポリカーボネイト樹脂のように屈折率の高い透明樹脂の成形品である。ただし、ハウジング2cは、半透明樹脂や着色透明樹脂の成形品であってもよい。その場合には、リレー1の内部を確認できるよう、半透明樹脂でも透明度の高いものが好ましく、着色透明樹脂の場合でも薄い色のものが望ましい。
(LEDホルダ(ホルダ)7の構成)
図4(a)はリレー1に設けられたLEDホルダ7の外観を示す斜視図であり、(b)はLEDホルダ7の下面斜視図であり、(c)はLEDホルダ7の断面図である。
動作表示灯8は、LEDホルダ7の端部に設けられた凹部7bに嵌め込んでLEDホルダ7により保持される。LEDホルダ7は、ヨーク16の上面に固定される(図2(a))。よって、動作表示灯8は、ケース2内の空間の上端部に位置する。動作表示灯8は、図示しない配線部分に接続される。動作表示灯8は、リレー1の動作状態に応じて点灯又は消灯し、リレー1の動作状態を視認可能にする。例えば、リレー1の非動作時、すなわち共通端子21と常開端子23との間が非導通であり、共通端子21と常閉端子22との間が導通しているときには、動作表示灯8は消灯している。これに対し、リレー1の動作時、すなわち共通端子21と常開端子23との間が導通し、共通端子21と常閉端子22との間が非導通になったときには、動作表示灯8が点灯する。
LEDホルダ7には、動作表示灯8を覆うようにケース2の上面2aと動作表示灯8との間に形成された遮光屋根部7cと、動作表示灯8から出射された光を反射して、ケース2の上面2aに配置された四角形状の上面出射部(表示面)2bに導く下面出射部(反射部材)10とが設けられている。動作表示灯8からの漏れ光対策として、LEDホルダ7に遮光屋根部7cを形成しているので、LEDホルダ7には、下側から動作表示灯8を凹部7bに嵌め込む。
(実施の形態1の動作表示部の構成)
図5は、リレー1に設けられた動作表示部の構成を示す模式図である。動作表示部は、LEDホルダ7と動作表示灯8と上面出射部2bとにより構成される。上面出射部2bには、LEDホルダ7の下面出射部10により反射された光を拡散させる拡散構造12が形成されている。LEDホルダ7は、透明ではない材料、例えば、可視光の全波長帯で反射率の高い白色の材料により形成することが好ましい。
動作表示灯8は、その光軸がケース2の上面2aに平行な方向に向かうようにLEDホルダ7に保持されている。本明細書において、「光軸」とは、光源(動作表示灯8)から出射する光の強度が最も大きくなる方向に沿った軸を言う。動作表示灯8からの光は、光軸に沿った方向に最も大きい強度で出射するが、光軸の方向にのみ出射するのではなく、四方八方に広がる。従って、上面2aに平行な方向に動作表示灯8を配置しても、上面2aに向かう光も存在し得る。
なお、動作表示灯8は、必ずしもその光軸方向がケース2の上面2aに平行な方向に向かうように配置する必要は無い。当該平行な方向から多少のずれがあった場合でも、光軸方向がケース上面の表示面以外の方向に向かうように配置すれば、電磁継電器の筐体に動作表示灯8をコンパクトに収納することが可能になり、電磁継電器の小型化に貢献する。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行にLEDホルダ7の下面出射部10に向かって最大の強度で光を出射する。下面出射部10は、不透明な構成を有しており、動作表示灯8から出射されて空気中を伝播する光を上面出射部2bに向けて正反射する。
下面出射部10の上記不透明な構成は、透明ではない材料による構成でもよいし、透明な材料の少なくとも一部に反射面を設けて透明ではない状態を実現する構成でもよい。なお、本明細書において、透明とは、光源(動作表示灯8)からの光が材料内で吸収される割合が小さいことを言う。
上面出射部2bに形成された拡散構造12は、下面出射部10により反射された光を拡散させる。遮光屋根部7cは、動作表示灯8から出射されてケース2の上面2aに向かう光を遮光する。
このように上面出射部2bに拡散構造12を形成したので、上面出射部2bから出射する光の均一性及び指向性を向上させることができる。このため、リレー1のケース2を斜め上方向から観察したときの視認性が良好になる。特に、制御盤に取り付けられた多数のリレーの点灯状態を斜め上方向から確認することができるので、リレーの配列に沿って頭の位置を順次移動させなければならない煩わしさが解消する。
また、遮光屋根部7cが動作表示灯8から出射されて上面2aに向かう光を遮光するので、下面出射部10により反射された光を出射する上面出射部2bの四角形状のみを視認することができる。LEDホルダ7の色を白色に選定すると、動作表示灯8からどのような色の光が出射されても下面出射部10により反射することができる。
(実施の形態1の他の動作表示部の構成)
図6は、リレー1に設けられた他の動作表示部の構成を示す模式図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。これらの構成要素の詳細な説明は繰り返さない。後述する図面に示す構成要素も同様である。
上面出射部2bの下側に、下面出射部10により反射された光を上面出射部2bに導くライトガイド(導光部)11が、ケース2から下面出射部10に向かって突出して形成されている。ライトガイド11には、下面出射部10により反射された光を全反射して上面出射部2bに導く側面11aが形成されている。ライトガイド11の断面は、上面出射部2bの四角形状に対応する四角形状に形成されている。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行にLEDホルダ7の下面出射部10に向かって光を出射する。下面出射部10は、動作表示灯8から出射されて空気中を伝播する光をライトガイド11に向かって正反射する。下面出射部10により正反射された光は、ライトガイド11に入射し、ライトガイド11の側面11aにより全反射されて上面出射部2bに導かれる。上面出射部2bに形成された拡散構造12は、下面出射部10により正反射された光及び側面11aにより全反射された光を拡散させる。
このように、図5で前述した構成にライトガイド11を追加したので、下面出射部10により正反射された光がライトガイド11の空気層との界面(側面11a)で全反射する。このため、ライトガイド11に入射した光が均一化し、当該光はライトガイド11の断面の四角形状に閉じ込められて上面出射部2bに導光される。この結果、斜め上方向からケース2を見たときに、上面出射部2bの四角形状のエッジが、図5の構成に比べて、くっきりと見える。
(実施の形態1のさらに他の動作表示部の構成)
図7は、リレー1に設けられたさらに他の動作表示部の構成を示す模式図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。これらの構成要素の詳細な説明は繰り返さない。後述する図面に示す構成要素も同様である。
上面出射部2bの下側に、動作表示灯8からの光を全反射して上面出射部2bに導く全反射面13aが形成された全反射ライトガイド(反射部材、導光部)13が、ケース2からケース2の内側に向かって突出して形成されている。全反射ライトガイド13の断面は、上面出射部2bの四角形状に対応する四角形状に形成されている。LEDホルダ7に、図5及び図6で前述した下面出射部10は設けられていない。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行に全反射ライトガイド13に向かって光を出射する。動作表示灯8から出射された光は、全反射ライトガイド13に入射し、全反射面13aにより全反射される。全反射面13aにより全反射された光の一部は上面出射部2bに導光される。全反射された光の残りは全反射ライトガイド13の側面により全反射されて上面出射部2bに導光される。上面出射部2bに形成された拡散構造12は、上面出射部2bに導光された光を拡散させる。
このように、全反射ライトガイド13を設けたので、全反射ライトガイド13の全反射面13aにより全反射された光が全反射ライトガイド13の側面(空気層との界面)でさらに全反射する。このため、全反射ライトガイド13に入射した光が均一化し、当該光は全反射ライトガイド13の断面の四角形状に閉じ込められて上面出射部2bに導光される。この結果、斜め上方向からケース2を見たときに、上面出射部2bの四角形状のエッジが、図5の構成に比べて、くっきり見える。
また、全反射ライトガイド13の中で光が閉じ込められる区間が、図6のライトガイド11の中で光が閉じ込められる区間よりも長い。このため、光の結合効率が、ライトガイド無しの図5の構成、ライトガイド11を備えた図6の構成の光の結合効率よりも高い。従って、上面出射部2bから出射する光の輝度が高まる。
(実施の形態1の各動作表示部の比較)
図5に示す動作表示部及び図6に示す動作表示部は、全反射面13aで漏れ光が発生する図7に示す動作表示部よりも、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性が高い。図6の動作表示部は、下面出射部10により反射された光がライトガイド11により空気層との界面(側面11a)で反射してライトガイド11内で閉じ込められるため、空気層での導光により、下面出射部10で反射してから上面出射部2bに到達するまでに光が広がる図5の動作表示部よりも、上面出射部2bの四角形状のエッジがくっきり見える。
図5〜図7に示すように上面出射部2bに拡散構造12を形成することにより、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性を向上させることができる。
(実施の形態2)
(実施の形態2の動作表示部の構成)
図8は、実施の形態2に係る動作表示部の構成を示す模式図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。これらの構成要素の詳細な説明は繰り返さない。後述する図面に示す構成要素も同様である。
下面出射部10の動作表示灯8に対向する面に、動作表示灯8から出射された光を拡散させて反射する拡散反射構造10aが形成されている。図5で前述した動作表示部と比較すると、上面出射部2bに拡散構造12が形成されておらず、下面出射部10に拡散反射構造10aが追加されている。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行にLEDホルダ7の下面出射部10に向かって光を出射する。下面出射部10に形成された拡散反射構造10aは、動作表示灯8から出射されて空気中を伝播する光を上面出射部2bに向けて拡散させて反射する。拡散反射構造10aにより上面出射部2bに向けて拡散反射された光は、上面出射部2bから出射する。
このように下面出射部10に拡散反射構造10aを形成したので、拡散反射構造10aにより拡散反射されて上面出射部2bから出射する光の均一性及び指向性を向上させることができる。このため、リレー1のケース2を斜め上方向から観察したときの視認性が良好になる。
(実施の形態2の他の動作表示部の構成)
図9は、実施の形態2に係る他の動作表示部の構成を示す模式図である。
図8で前述した動作表示部と同様に、下面出射部10の動作表示灯8に対向する面に、動作表示灯8から出射された光を拡散させて反射する拡散反射構造10aが形成されている。図6の動作表示部と比較すると、上面出射部2bに拡散構造12が形成されておらず、下面出射部10に拡散反射構造10aが追加されている。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行にLEDホルダ7の拡散反射構造10aに向かって光を出射する。拡散反射構造10aは、動作表示灯8から出射されて空気中を伝播する光をライトガイド11に向かって拡散反射する。拡散反射構造10aにより拡散反射された光は、ライトガイド11に入射し、ライトガイド11の側面11aにより全反射されて上面出射部2bに導かれ、上面出射部2bから出射する。
このように下面出射部10に拡散反射構造10aを形成したので、拡散反射構造10aにより拡散反射された光が、ライトガイド11により導光されて上面出射部2bから出射する。このため、上面出射部2bから出射する光の均一性及び指向性を向上させることができる。
また、拡散反射構造10aにより拡散反射された光が、ライトガイド11の空気層との界面(側面11a)で全反射する。このため、拡散反射されてライトガイド11に入射した光が均一化し、当該拡散反射された光はライトガイド11の断面の四角形状に閉じ込められて上面出射部2bに導光される。この結果、斜め上方向からケース2を見たときに、上面出射部2bの四角形状のエッジが、図8の構成に比べて、くっきり見える。
(実施の形態2のさらに他の動作表示部の構成)
図10は、実施の形態2に係るさらに他の動作表示部の構成を示す模式図である。
全反射ライトガイド13の全反射面13aに、動作表示灯8から出射された光を拡散させて反射する拡散反射構造13bが形成されている。図7の動作表示部と比較すると、上面出射部2bに拡散構造12が形成されておらず、全反射ライトガイド13の全反射面13aに拡散反射構造13bが追加されている。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行に全反射ライトガイド13に向かって光を出射する。動作表示灯8から出射された光は、全反射ライトガイド13に入射し、全反射面13aに形成された拡散反射構造13bにより拡散反射される。拡散反射構造13bにより拡散反射された光の一部は上面出射部2bに導光される。拡散反射された光の残りは、全反射ライトガイド13の側面により全反射されて上面出射部2bに導光される。上面出射部2bに導光された光は上面出射部2bから出射する。
このように、全反射ライトガイド13に拡散反射構造13bを形成したので、全反射ライトガイド13の拡散反射構造13bにより拡散反射されて上面出射部2bから出射する光の均一性及び指向性を向上させることができる。このため、リレー1のケース2を斜め上方向から観察したときの視認性が良好になる。
また、拡散反射構造13bにより拡散反射された光が、全反射ライトガイド13の空気層との界面(側面)で全反射する。このため、拡散反射構造13bにより拡散反射された光が均一化し、当該拡散反射された光は全反射ライトガイド13の断面の四角形状に閉じ込められて上面出射部2bに導光される。この結果、斜め上方向からケース2を見たときに、上面出射部2bの四角形状のエッジが、図8の構成に比べて、くっきり見える。
(実施の形態2の各動作表示部の比較)
図8に示す動作表示部及び図9に示す動作表示部は、拡散反射構造13bで漏れ光が発生する図10に示す動作表示部よりも、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性が高い。図9の動作表示部は、拡散反射構造10aにより拡散反射された光がライトガイド11により空気層との界面(側面11a)で反射してライトガイド11内で閉じ込められるため、空気層での導光により、拡散反射構造10aで反射してから上面出射部2bに到達するまでに光が広がる図8の動作表示部よりも、上面出射部2bの四角形状のエッジがくっきり見える。
図7で前述した動作表示部は、拡散反射構造13bが形成されておらず、図10の動作表示部よりも、漏れ光が少なく、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性に優れる。
図8〜図10に示すように拡散反射構造10a・13bを形成することにより、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性を向上させることができる。
(実施の形態3)
(実施の形態3の動作表示部の構成)
図11は、実施の形態3に係る動作表示部の構成を示す模式図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。これらの構成要素の詳細な説明は繰り返さない。後述する図面に示す構成要素も同様である。
図11に示す実施の形態3に係る動作表示部には、上面出射部2bの拡散構造12と下面出射部10の拡散反射構造10aとの双方が形成されている。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行にLEDホルダ7の下面出射部10に向かって光を出射する。下面出射部10に形成された拡散反射構造10aは、動作表示灯8から出射されて空気中を伝播する光を上面出射部2bに向けて拡散させて反射する。上面出射部2bの拡散構造12は、下面出射部10の拡散反射構造10aにより拡散反射された光を拡散させる。
このように上面出射部2bに拡散構造12を形成するとともに、下面出射部10に拡散反射構造10aを形成したので、上面出射部2bから出射する光の均一性及び指向性を、図5・図8で前述した動作表示部よりも、より一層向上させることができる。
(実施の形態3の他の動作表示部の構成)
図12は、実施の形態3に係る他の動作表示部の構成を示す模式図である。
図12に示す他の動作表示部には、上面出射部2bの拡散構造12と下面出射部10の拡散反射構造10aとの双方が形成されている。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行にLEDホルダ7の拡散反射構造10aに向かって光を出射する。拡散反射構造10aは、動作表示灯8から出射されて空気中を伝播する光をライトガイド11に向かって拡散反射する。拡散反射構造10aにより拡散反射された光は、ライトガイド11に入射し、ライトガイド11の側面11aにより全反射されて上面出射部2bに導かれる。上面出射部2bに形成された拡散構造12は、上面出射部2bに導かれた光を拡散させて出射する。
このように上面出射部2bに拡散構造12を形成するとともに、下面出射部10に拡散反射構造10aを形成したので、上面出射部2bから出射する光の均一性及び指向性を、図6・図9で前述した動作表示部よりも、より一層向上させることができる。
(実施の形態3のさらに他の動作表示部の構成)
図13は、実施の形態3に係るさらに他の動作表示部の構成を示す模式図である。
図13に示す実施の形態3に係るさらに他の動作表示部には、上面出射部2bの拡散構造12と全反射ライトガイド13の拡散反射構造13bとの双方が形成されている。
動作表示灯8は、コイルユニット3への電力の供給状況に応じて、ケース2の上面2aと平行に全反射ライトガイド13に向かって光を出射する。動作表示灯8から出射された光は、全反射ライトガイド13に入射し、全反射面13aに形成された拡散反射構造13bにより拡散反射される。拡散反射構造13bにより拡散反射された光の一部は上面出射部2bに導光される。拡散反射された光の残りは、全反射ライトガイド13の側面により全反射されて上面出射部2bに導光される。上面出射部2bに形成された拡散構造12は、上面出射部2bに導光された光を拡散して出射させる。
このように上面出射部2bに拡散構造12を形成するとともに、全反射ライトガイド13に拡散反射構造13bを形成したので、上面出射部2bから出射する光の均一性及び指向性を、図7・図10で前述した動作表示部よりも、より一層向上させることができる。
(実施の形態3の各動作表示部の比較)
図11に示す動作表示部及び図12に示す動作表示部は、拡散反射構造13bで漏れ光が発生する図13に示す動作表示部よりも、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性が高い。
図11〜図13に示すように拡散反射構造10aと拡散構造12との双方、又は拡散反射構造13bと拡散構造12との双方を形成することにより、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性を、より一層向上させることができる。
(実施の形態4)
(実施の形態4の動作表示部の構成)
図14は、実施の形態4に係る動作表示部の構成を示す模式図である。
図14に示す実施の形態4に係る動作表示部には、図7で前述した動作表示部の構成に加えて、LEDホルダ7に下面出射部10が設けられている。下面出射部10は、動作表示灯8から出射されて全反射ライトガイド13に入射し、全反射ライトガイド13の全反射面13aから漏れた光を反射して全反射ライトガイド13に戻す。
これにより、全反射ライトガイド13からの漏れ光による損失を低減し、上面出射部2bから出射する光の均一性・指向性を高めることができる。
(実施の形態1〜4に係るリレーの動作表示部から出射する光の均一性・指向性)
図15は、比較例に係る上面出射部から出射される光の空間輝度分布を示す図である。図8に示す下面出射部10において拡散反射構造10aが形成されていない場合、即ち、拡散構造12も拡散反射構造10aも形成されていない場合の空間輝度分布を示す。ケース2の上面2aに配置された上面出射部2bの四角形状の領域から出射される光の空間輝度分布にむらがあることが示されている。
図16は、図6に示す動作表示部に形成された上面出射部2bの拡散構造12から出射される光の空間輝度分布を示す図である。ケース2の上面2aに配置された上面出射部2bに拡散構造12を形成したことにより、上面出射部2bの四角形状の領域から出射される光の空間輝度分布の均一性が、図15の空間輝度分布の均一性よりも向上したことが示されている。
図17は、図9に示す動作表示部に形成された上面出射部2bから出射される光の空間輝度分布を示す図である。下面出射部10に拡散反射構造10aを形成することによっても、上面出射部2bの四角形状の領域から出射される光の空間輝度分布の均一性が、図15の空間輝度分布の均一性よりも向上することが示されている。
図18は、図12に示す動作表示部に形成された上面出射部2bから出射される光の空間輝度分布を示す図である。拡散構造12に加えて拡散反射構造10aを形成したことにより、上面出射部2bの四角形状の領域から出射される光の空間輝度分布の均一性が、図16及び図17の空間輝度分布の均一性よりも、さらに全体として一層向上したことが示されている。
図19は、比較例に係る上面出射部から出射される光の角度輝度分布を示す図である。図8に示す下面出射部10において拡散反射構造10aが形成されていない場合、即ち、拡散構造12も拡散反射構造10aも形成されていない場合の角度輝度分布を示す。図中左側に示された円の外側に記載された角度数値は、ケース2の上面2aに垂直な方向から見た場合の上面出射部2bから出射する光の角度方向を示している。図19に示される角度輝度分布は、中央近辺が光っておらず、輝度のピークが複数個存在し、上面出射部2bから出射される光の指向性が狭いことを示している。
図20は、図6に示す動作表示部に形成された上面出射部2bから出射される光の角度輝度分布を示す図である。上面出射部2bに拡散構造12を形成したことにより、上面出射部2bから出射される光の指向性が広くなり、改善されたことが示されている。
図21は、図9に示す動作表示部に形成された上面出射部2bから出射される光の角度輝度分布を示す図である。下面出射部10に拡散反射構造10aを形成することによっても、上面出射部2bから出射される光の指向性が広くなり、改善されることが示されている。
図22は、図12に示す動作表示部に形成された上面出射部2bから出射される光の角度輝度分布を示す図である。拡散構造12に加えて拡散反射構造10aを形成したことにより、輝度のピークが複数個から単数個に減少し、上面出射部2bから出射される光の指向性が、図20及び図21の光の指向性よりも、十分広くなり、より一層向上したことが示されている。
(LEDホルダ7の反射率特性)
図23は、LEDホルダ7の反射率特性を示すグラフである。横軸は、LEDホルダ7により反射される光の波長を表している。縦軸は、LEDホルダ7により反射される光の反射率を表している。LEDホルダ7を白色の材料により構成すると、曲線C1に示されるように、可視光の全波長帯を表す400nm〜700nmの波長帯でLEDホルダ7は70%以上の反射率を有する。このように、可視光の全波長帯に対応する光をLEDホルダ7が反射するため、LEDホルダ7を白色の材料により構成することが好ましい。
(LEDホルダ7の内壁7aにおける拡散反射)
図24は、実施の形態1〜4に係る動作表示部に設けられたLEDホルダ7の内壁7aにおける拡散反射を説明するための図である。前述した図8〜図13に示される拡散反射構造10a・13bによる拡散反射のみならず、動作表示灯8から出射した光のLEDホルダ7に形成された内壁7aによる拡散反射によっても、上面出射部2bから出射する光の指向性が向上する。拡散反射すると、動作表示灯8の光がLEDホルダ7の内壁7aに当たってから、様々な角度方向に光が飛ぶ。そして、様々な角度方向飛んだ光が混じり合う結果、上面出射部2bから出射する光の指向性が向上する。
(下面出射部10による反射と全反射ライトガイド13による漏れ光)
図25は、LEDホルダ7に設けられた下面出射部10の反射方式を説明するための図である。前述した実施の形態1における図5〜図7に示す下面出射部10には、拡散反射構造10aが形成されていないので、動作表示灯8から出射した光は、LEDホルダ7が白色の場合、下面出射部10の表面で正反射する。即ち、下面出射部10の表面に入射した動作表示灯8からの光は、入射角と反射角とが等しくなる決まった角度方向に反射される。
図26は、実施の形態1〜4に係る動作表示部の全反射ライトガイド13の反射方式を説明するための図である。動作表示灯8は、全反射ライトガイド13に向かって光を出射する。動作表示灯8から出射された光は、全反射ライトガイド13に入射し、全反射面13aにより全反射される。
しかしながら、動作表示灯8からの光の出射角度が大きくなると、動作表示灯8から全反射ライトガイド13に入射した光は、全反射面13aにより全反射されずに屈折し漏れ光となって反射ライトガイド13の全反射面から漏れる。
(全反射ライトガイド13による漏れ光の発生原理)
図27は、全反射ライトガイド13の漏れ光の発生原理を説明するための模式図である。全反射ライトガイド13では、ある角度以上の入射角で光が入射すると、全反射面13aで全反射せずに全反射面13aで屈折する漏れ光L1が発生する。
全反射面13aで屈折する漏れ光L1の発生条件は、以下に示すように、全反射面13aへの入射角度(臨界角θc)が39度未満となることである。
全反射ライトガイド13を構成するポリカーボネイト内を導光する光が全反射面13aで屈折する条件を考える。
臨界角:θc、
屈折率:n、
とすると、
sin(θc)=(1/n)、
材質のポリカーボネイトの屈折率n=1.59より、θc=39度
よって、39度よりも小さい入射角度で全反射面13aに入射したら、光は全反射面13aで屈折する。
このとき、動作表示灯8からの光の反射ライトガイド13への入射角度θ1は、以下に示すように、9.5度以上となる。
全反射面13aで光が屈折する入射角度条件を求める。動作表示灯8からの光が反射ライトガイド13に入射する入射面での当該光の振る舞いは、屈折の法則により表される。
n1×sin(θ1)=n2×sin(θ2)、
空気の屈折率:n1=1、
ポリカーボネイトの屈折率:n2=1.59、
全反射面13aへの入射角度39度のとき、θ2=6度より、
1×sin(θ1)=1.59×0.1、
よって、θ1≒9.5度、
例えば、図27に示すように、入射角度θ1=16度の光が反射ライトガイド13へ入射すると、θ2=10度で屈折し、出射角65.8度により反射ライトガイド13の全反射面13aで屈折する。
(動作表示灯8からの入射光の全反射面13aでの損失)
図28(a)は実施の形態1〜4に係る動作表示部に設けられた動作表示灯8の指向性分布を示すグラフであり、強度が最も大きい0度方向が光軸方向となる。(b)は全反射ライトガイド13に入射して全反射面13aで損失する光を説明するための図である。図27で前述したように、反射ライトガイド13への入射角度θ1が9.5度以上の動作表示灯8からの光は、反射ライトガイド13の全反射面13aで屈折して損失となる。即ち、動作表示灯8の光軸方向に対して10度から30度傾いた方向に出射した光が、全反射面13aで屈折して損失となる。上記10度から30度傾いた方向に出射した光は、動作表示灯8からの出射光の20%程度に相当する。
(拡散反射について)
図29(a)は下面出射部10の拡散反射を説明するための図であり、(b)は全反射ライトガイド13の拡散反射を説明するための図である。
動作表示灯8からの光を下面出射部10の拡散反射構造10aにより上面出射部2bに向けて拡散させて反射すると、拡散反射構造10aから様々な方向に光が飛ぶので、上面出射部2bから出射される光の均一性・指向性が向上する。
全反射ライトガイド13の全反射面13aに拡散反射構造13bを形成して、動作表示灯8からの光を上面出射部2bに向けて拡散させて反射すると、拡散反射構造13bから様々な方向に光が飛ぶので、上面出射部2bから出射される光の均一性・指向性が向上する。但し、図27で前述したように、反射ライトガイド13への入射角度θ1が大きい光が、全反射面13aから漏れる。即ち、図29(a)の構成では光が漏れないが、図29(b)の構成では光が漏れるようになる。
(拡散構造12、拡散反射構造10a・13bの定義)
図30は、実施の形態1〜4に係る動作表示部の拡散構造12、拡散反射構造10a・13bの表面粗さとヘーズ値と見栄えとの関係を示す図である。
拡散構造12は、ケース2の上面出射部2bの表面にランダムに形成された微細な凹凸からなる粗面(シボ加工面)である。この粗面は、表面粗さが67μm以下であり、かつ、ヘーズ値が44.7%以上であることが望ましい。図30は、表面粗さを4−67μmの範囲で変化させ、ヘーズ値を15−88%の範囲で変化させ、各サンプルの見栄えを評価した結果を示す。ここで、見栄えが「○」とは、拡散構造12の表面荒れが目立たず、しかも、上面出射部2bから出射する光の指向角が十分に広いこと(すなわち、リレー上面に垂直な方向の回りの任意方位において、リレー上面に垂直な方向に対して30°以上傾いた方向で出射光を認識できること)を示す。見栄えが「×」とは、拡散構造12の表面荒れが大きくて商品化するうえで不適合であるか、リレー上面に垂直な方向の回りのいずれかの方位において、リレー上面に垂直な方向に対して30°以上傾いた方向では出射光を認識することが困難なものである。
図30によれば、上面出射部2bの拡散構造12の表面粗さを4μm以上30μm以下とし、かつ、ヘーズ値を48%以上87%以下とすれば、上面出射部2bの見栄えが良好になることが分かる。
拡散反射構造10a・13bも、拡散構造12と同様に、表面粗さを4μm以上30μm以下とし、かつ、ヘーズ値を48%以上87%以下とする。
(煤汚れ防止対策)
図31(a)は比較例に係るリレーのケース内の煤汚れを説明するための模式図であり、(b)は上記煤汚れを示す画像である。可動接点25と常閉接点26との間、及び、可動接点25と常開接点27との間で生じるアークにより、ケース2等が焦げて煙、煤が発生する。リレーを長時間使用すると、上記煙、煤により、ケース2の上面2aが汚れるため、動作表示灯8の点灯状態の外部から視認性が低下する。
図32(a)は実施の形態1〜4に係るリレー1のケース2内の煤汚れを説明するための模式図であり、(b)は上記煤汚れを示す画像である。LEDホルダ7の凹部に動作表示灯8を保持し、ライトガイド11・全反射ライトガイド13をケース2からLEDホルダ7の中に突出するように形成している。これにより、アークのために発生する煙、煤は、LEDホルダ7とライトガイド11との間の隙間、又は、LEDホルダ7と全反射ライトガイド13との間の隙間を通ってしかLEDホルダ7の内部に侵入することができず、上面出射部2bに対応する箇所への上記煙、煤の付着が制限される。これにより、リレーを長時間使用しても、上面出射部2bからの動作表示灯8の出射光の視認性が損なわれず、動作表示の性能が低下しない。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明はリレーに利用することができる。具体的には、本発明は、発光動作表示機能を有するリレーに利用することができる。
1 リレー(電磁継電器)
2 ケース(筐体)
2a 上面
2b 上面出射部(表示面)
2c ハウジング
2d ベース
3 コイルユニット(励磁コイル)
7 LEDホルダ(ホルダ)
7a 内壁
7b 凹部
7c 遮光屋根部
8 動作表示灯(光源)
10 下面出射部(反射部材)
10a 拡散反射構造
11 ライトガイド(導光部)
11a 側面
12 拡散構造
13 全反射ライトガイド(反射部材、導光部)
13a 全反射面
13b 拡散反射構造
14 リレー本体
15 アーマチュア
16 ヨーク
17 バネ掛け
18 バネ
19 支持部
20 可動接点バネ
21 共通端子
22 常閉端子
23 常開端子
24 ケーブル線
25 可動接点(接点部材)
26 常閉接点(接点部材)
27 常開接点(接点部材)

Claims (9)

  1. 励磁コイルと接点部材との電磁的相互作用により回路を開閉する動作表示灯付電磁継電器であって、
    前記励磁コイル及び前記接点部材を収容する筐体と、
    前記電磁継電器の動作状況を表示するために前記筐体の上面に配置された表示面以外の方向に向かう光軸を有し、かつ、前記励磁コイルへの電力の供給状況に応じて光を出射するように前記筐体に収容された光源と、
    前記光源から出射された光を前記表示面に向けて反射するように前記筐体に収容された反射部材とを備え、
    前記反射部材により反射された光を拡散させる拡散構造を前記表示面に形成し
    前記反射部材は、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を反射し、
    前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、
    前記導光部は、前記反射された光を全反射して前記表示面に導く側面を有することを特徴とする動作表示灯付電磁継電器。
  2. 前記反射部材は、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を反射する請求項1に記載の動作表示灯付電磁継電器。
  3. 前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、
    前記反射部材は、前記導光部と一体に形成され、
    前記反射部材は、前記光源からの光を全反射して前記表示面に導くように配置された全反射面を有する請求項1に記載の動作表示灯付電磁継電器。
  4. 前記反射部材は、前記光源から出射されて空気中を伝播する光を反射し、
    前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成した請求項1に記載の動作表示灯付電磁継電器。
  5. 前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、
    前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成した請求項1に記載の動作表示灯付電磁継電器。
  6. 前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、
    前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成し、
    前記反射部材は、前記導光部と一体に形成され、
    前記反射部材は、前記光源からの光を全反射して前記表示面に導くように配置された全反射面を有し、
    前記拡散反射構造を前記全反射面に形成した請求項1に記載の動作表示灯付電磁継電器。
  7. 前記光源は、発光ダイオードであり、
    前記発光ダイオードと前記反射部材とを保持するように前記筐体に収容されたホルダをさらに備え、
    前記ホルダは、前記発光ダイオードの光軸が、前記表示面以外の方向に向かうように前記発光ダイオードを保持し、
    前記ホルダは、前記発光ダイオードの前記上面側を覆うように形成されている請求項1に記載の動作表示灯付電磁継電器。
  8. 励磁コイルと接点部材との電磁的相互作用により回路を開閉する動作表示灯付電磁継電器であって、
    前記励磁コイル及び前記接点部材を収容する筐体と、
    前記電磁継電器の動作状況を表示するために前記筐体の上面に配置された表示面以外の方向に向かう光軸を有し、かつ、前記励磁コイルへの電力の供給状況に応じて光を出射するように前記筐体に収容された光源と、
    前記光源から出射された光を前記表示面に向けて反射するように前記筐体に収容された反射部材とを備え、
    前記反射部材により反射された光を拡散させる拡散構造を前記表示面に形成し、
    前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、
    前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成したことを特徴とする動作表示灯付電磁継電器。
  9. 励磁コイルと接点部材との電磁的相互作用により回路を開閉する動作表示灯付電磁継電器であって、
    前記励磁コイル及び前記接点部材を収容する筐体と、
    前記電磁継電器の動作状況を表示するために前記筐体の上面に配置された表示面以外の方向に向かう光軸を有し、かつ、前記励磁コイルへの電力の供給状況に応じて光を出射するように前記筐体に収容された光源と、
    前記光源から出射された光を前記表示面に向けて反射するように前記筐体に収容された反射部材とを備え、
    前記反射部材により反射された光を拡散させる拡散構造を前記表示面に形成し、
    前記反射部材により反射された光を前記表示面に導く導光部をさらに備え、
    前記光源から出射されて空気中を伝播する光を拡散させて反射する拡散反射構造を前記反射部材に形成し、
    前記反射部材は、前記導光部と一体に形成され、
    前記反射部材は、前記光源からの光を全反射して前記表示面に導くように配置された全反射面を有し、
    前記拡散反射構造を前記全反射面に形成したことを特徴とする動作表示灯付電磁継電器。
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