JP6287781B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は包装箱に関する。
包装箱としては、頂板に連設された連結用フラップと、前端壁の上縁部に連設された封止用フラップと、を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、連結用フラップを前端壁の内面に重ねるとともに、連結用フラップに形成されたスリットに封止用フラップを差し込み、封止用フラップを連結用フラップに係止させることで、頂板を封止することができる。
このような包装箱では、前端壁から封止用フラップを切り離さないと、頂板を開封することができないため、内容物の改ざんを防止することができる。
実用新案登録第3149140号公報
前記した従来の包装箱のように、連結用フラップのスリットに封止用フラップを差し込むためには、スリットに対して水平方向から封止用フラップを差し込む必要がある。したがって、従来の包装箱において、頂板を封止するときには、頂板を閉じた後に封止用フラップをスリットに差し込んでいる。このように、従来の包装箱では頂板を封止する作業が二段階に分かれている。
これに対して、本発明は、頂板を封止する作業を簡略化することができる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、底板と、前記底板に連設された前後一対の端壁と、前記底板に連設された左右一対の側壁と、一方の前記端壁の上縁部に連設された頂板と、を備えている。また、前記包装箱は、前記頂板に連設され、他方の前記端壁の内面に重なる連結用フラップと、他方の前記端壁の上縁部に連設され、前記連結用フラップに形成された差込口に差し込まれる封止用フラップと、を備えている。前記封止用フラップには、基端部よりも拡幅された係止部が形成され、前記係止部は、前記連結用フラップの内面に係止されており、前記連結用フラップには、前記差込口の下縁部から下方に向けて延ばされた左右一対のスリットが形成され、前記両スリットの間隔は、上方に向かうに従って漸増されるとともに、前記両スリットの下端部が湾曲している。
本発明では、連結用フラップに差込口の下縁部から下方に向けて延ばされた左右一対のスリットを形成しているので、差込口の下側の部位を包装箱の内側に入り込ませることができる。
したがって、頂板を開いた状態で、連結用フラップの差込口の下側の部位を包装箱の内側に入り込ませながら、封止用フラップを差込口に斜め下方から差し込むことができる。
さらに、頂板および連結用フラップを下げると、封止用フラップは、両スリットにガイドされて連結用フラップの上部に移動し、頂板に押されて差込口に押し込まれる。そして、封止用フラップの係止部が連結用フラップの内面に係止される。
このように、本発明の包装箱では、頂板を閉じながら、封止用フラップを差込口に差し込むことができるため、一つの作業で頂板を封止することができる。
前記した包装箱において、前記両スリットの間隔を上方に向かうに従って漸増させることで、両スリットによって、封止用フラップが連結用フラップの上部に向けてスムーズにガイドされるため、封止用フラップを差込口に差し込み易くなる。
前記した包装箱において、他方の前記端壁にミシン目によって区切られた開封部を形成し、前記封止用フラップを前記開封部に連設させ、前記ミシン目を境にして、他方の前記端壁から前記開封部を切り離し可能であることが望ましい。
この構成では、他方の端壁から開封部を切り離すと、開封部とともに封止用フラップも他方の端壁から切り離されるため、頂板を容易に開封することができる。
また、他方の端壁から開封部を切り離した後は、包装箱を復元することができないため、内容物の改ざんを防止することができる。
さらに、頂板を開いたときに、開封部および封止用フラップは、連結用フラップに係止されたままであるため、頂板の開封時に開封部や封止用フラップが散乱するのを防ぐことができる。
前記した包装箱において、前記端壁および前記側壁の少なくとも一つには、ミシン目によって形成された開封線が形成されており、前記開封線を境にして、前記端壁および前記側壁の少なくとも一つを切断可能であることが望ましい。
この構成では、端壁または側壁を切断して開封した後は、包装箱を復元することができないため、内容物の改ざんを防止することができる。
本発明の包装箱では、頂板を閉じながら、封止用フラップが差込口に差し込まれるため、一つの作業で頂板を封止することができ、頂板を簡単に封止することができる。
本実施形態の包装箱を前方から見た斜視図である。 本実施形態の包装箱のブランクシートを示した図である。 本実施形態の包装箱において、差込口および封止用フラップの寸法を比較した図である。 (a)は頂板が開いた状態の斜視図、(b)は頂板を閉じるときの側断面図、(c)は頂板を閉じた状態の側断面図である。 (a)は頂板を開封した状態の斜視図、(b)は頂板を開封した状態の側断面図である。 (a)は本実施形態の包装箱を後方から見た斜視図、(b)は包装箱の上部を開封した状態の斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、包装箱1を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱1の構成を特定するものではない。
包装箱1は、図1に示すように、直方体の箱であり、底板10と、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,14と、頂板15と、を備えている。
包装箱1は、図2に示すように、一枚の板紙を切り抜いたブランクシートSを各折線において谷折りまたは山折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは外面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各折線(罫線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝である。
また、ブランクシートSのミシン目は、切れ込みを断続的に形成した線状の部位であり、ミシン目の切り込みはブランクシートSを貫通している。ミシン目はブランクシートSを切り離すときの境界線となる部位である。
前端壁11は、図1に示すように、長方形に形成されており、左右方向よりも上下方向が大きく形成されている。
前端壁11の左縁部には、折線L1(図2参照)を介して、左側壁13が連設されている。
左側壁13は、前端壁11の左縁部から後方に向けて延ばされている。左側壁13は、前端壁11に対して直角に形成されている。
左側壁13の後縁部には、折線L2(図2参照)を介して、後端壁12が連設されている。
後端壁12は、左側壁13の後縁部から右方に向けて延ばされている。後端壁12は、前端壁11と同じ形状であり、左側壁13に対して直角に形成されている。
後端壁12の右縁部には、折線L3(図2参照)を介して、右側壁14が連設されている。
右側壁14は、後端壁12の右縁部から前方に向けて延ばされている。右側壁14は、左側壁13と同じ形状であり、後端壁12に対して直角に形成されている。
前端壁11の右縁部には、折線L4(図2参照)を介して、接合用フラップ16が連設されている。
接合用フラップ16は、前端壁11の右縁部に沿って帯状に形成されている。接合用フラップ16は、右側壁14の内面に粘着テープや接着剤によって接合される部位である。
図2に示すブランクシートSを折線L1,L2,L3,L4で折り曲げつつ、図1に示すように、接合用フラップ16を右側壁14の内面に接合することで、前端壁11、左側壁13、後端壁12、右側壁14が角筒状を呈するようになる。
図2に示すように、前端壁11、左側壁13、後端壁12および右側壁14の各下縁部には、折線L5を介して、四つの底板用フラップ10a〜10dがそれぞれ連設されている。
各底板用フラップ10a〜10dを、前端壁11、左側壁13、後端壁12および右側壁14に対して直角に折り曲げ、各底板用フラップ10a〜10dを接着剤によって接合することで、底板10(図1参照)が形成されている。
図1に示すように、左側壁13および右側壁14の上縁部には、折線L6,L6(図2参照)を介して、左右二つの内フラップ17,17がそれぞれ連設されている。
両内フラップ17,17は、図4(a)に示すように、左側壁13および右側壁14の上縁部から内側に向けて直角に折り曲げられている。
内フラップ17の内縁部の前部は、前方に向かうに従って外側に傾斜している。これにより、両内フラップ17,17の前部の間隔は、後部の間隔よりも大きくなっている。
なお、両内フラップ17,17の前部の間隔は、後記する封止用フラップ30が干渉しない大きさに形成されている(図1参照)。
後端壁12の上縁部には、図1に示すように、折線L7(図2参照)を介して頂板15が連設されている。
頂板15は、包装箱1の上端開口部を塞ぐ部位であり、後端壁12の上縁部から前方に向けて延ばされている。頂板15は、後端壁12に対して直角に折り曲げられている。
頂板15の前縁部には、図1に示すように、折線L8(図2参照)を介して、連結用フラップ20が連設されている。
連結用フラップ20は、頂板15の前縁部に沿って帯状に形成されており、頂板15に対して直角に折り曲げられている。連結用フラップ20は、前端壁11の内面の上部に重ねられている(図4(c)参照)。
図3に示すように、連結用フラップ20の左右方向の中間部には、差込口21が形成されている。差込口21は、連結用フラップ20の上端部に形成されており、頂板15の前縁部に面している。
差込口21は、左右方向に細長い開口部であり、連結用フラップ20の左右方向の中心線を境にして左右対称に形成されている。差込口21は、下部よりも上部が拡幅されており、逆台形状に形成されている。
差込口21は、図4(c)に示すように、後記する封止用フラップ30が差し込まれる部位であり、差込口21の下部には、封止用フラップ30の基端部31が収容される。
差込口21の上端部には、図3に示すように、上部スリット22が形成されている。上部スリット22は、差込口21の上縁部の左右両端部から左右外方に向けて延ばされており、差込口21の下部よりも拡幅されている。この上部スリット22には、封止用フラップ30の先端部33および係止部32が通過可能である。
また、差込口21の下縁部の中間部には、下方に向けて窪んだ半円形状の凹部21aが形成されている。このように、凹部21aを形成することで、図2に示すブランクシートSの状態において、差込口21内のシートを打ち抜くときに、差込口21内のシートが抜け易くなる。
また、連結用フラップ20には、差込口21の下縁部の左右両端部から下方に向けて延ばされた左右一対のスリット23,23が形成されている。
両スリット23,23は、差込口21の下縁部から連結用フラップ20の高さ方向の略中間位置に亘って形成されている。
両スリット23,23は、連結用フラップ20の左右方向の中心線を境にして左右対称に配置されている。
また、両スリット23,23の間隔は上方に向かうに従って漸増している。さらに、両スリット23,23の下端部は、それぞれ外側に向けて湾曲している。
両スリット23,23の間の領域であるガイド部24は、両スリット23,23を境にして、下端部以外の部位が前端壁11から切り離されている。ガイド部24の幅は、下端部から上端部に向かうに従って漸増されている。
前端壁11の上縁部の左右方向の中間部には、折線L9を介して封止用フラップ30が連設されている。封止用フラップ30は、頂板15を封止するために、差込口21に差し込まれる部位である。
封止用フラップ30には、基端部31と、基端部31よりも拡幅された係止部32と、係止部32よりも先端側の先端部33と、が形成されている。基端部31は折線L9を介して前端壁11に連設されている。封止用フラップ30は、前端壁11の左右方向の中心線を境にして左右対称に形成されている。
封止用フラップ30と前端壁11との間の折線L9は、前端壁11の上縁部よりも僅かに下方に入り込んでいる。これにより、封止用フラップ30は、図4(c)に示すように、前端壁11の上縁部よりも下方で折り曲げられる。
封止用フラップ30の基端部31は、差込口21の下部に収容される部位である。図3に示すように、封止用フラップ30の基端部31の幅W1は、差込口21の下部の幅W3以下に形成されている。
封止用フラップ30において基端部31の先端側には、基端部31よりも拡幅された係止部32が形成されている。
また、封止用フラップ30において係止部32よりも先端側の先端部33は、係止部32から最先端に向かうに従って漸次縮小されており、略三角形状に形成されている。
このように、封止用フラップ30では、係止部32の幅W2が最大幅となっている。そして、係止部32の幅W2は、差込口21の下部の幅W3よりも大きく、差込口21の上部スリット22の幅W4以下に形成されている。
これにより、封止用フラップ30の先端部33および係止部32は、差込口21の上部スリット22を通過可能となっている。
図1に示すように、差込口21に挿入された封止用フラップ30の係止部32は、連結用フラップ20の内面側に配置される。
このとき、封止用フラップ30は、前端壁11の上縁部よりも下方で折り曲げられているため、基端部31は、前端壁11の上縁部(連結用フラップ20の上縁部)よりも下方に配置され、基端部31は差込口21の下部に収容される(図4(c)参照)。
これにより、封止用フラップ30の係止部32は、上部スリット22よりも下方に配置され、係止部32の左右両端部は、差込口21の左右両側で連結用フラップ20の内面に係止される。
前端壁11の上部には、図4(a)に示すように、ミシン目41によって区切られた開封部40が形成されている。ミシン目41の左右両端部は、封止用フラップ30と前端壁11との間の折線L9の左右両側で、前端壁11の上縁部に達している。したがって、封止用フラップ30は開封部40に連設されている。
ミシン目41は、下方に向けて凸状となる曲線に形成されている。開封部40は、図5(a)に示すように、外側から指先で押し込まれることによって、ミシン目41を境にして、前端壁11から切り離される部位である。したがって、開封部40を指先で押し易いように、開封部40の形状および大きさが形成されている。
後端壁12には、図6(a)に示すように、左縁部から右縁部に亘って上下一対の開封線12a,12bが形成されている。両開封線12a,12bは、後端壁12の上下方向の略中間部に形成されている。両開封線12a,12bは、ミシン目によって形成されている。両開封線12a,12bの上下方向の間隔が後端壁12の左右方向の中間部で最も大きくなるように、上側の開封線12aは、上方に向けて凸状となる曲線に形成され、下側の開封線12bは、下方に向けて凸状となる曲線に形成されている。
図1に示すように、前端壁11の上部には、左縁部から右縁部に亘って折線L10が形成されている。
また、右側壁14には、折線L10の右端部から後端壁12の上側の開封線12a(図6(a)参照)の右端部に亘って開封線14aが形成されている。
さらに、右側壁14には、図6(a)に示すように、折線L10(図1参照)の左端部から後端壁12の上側の開封線12aの左端部に亘って開封線14aが形成されている。
左側壁13および右側壁14の両開封線13a,14aは、ミシン目によって形成されている。
そして、図6(b)に示すように、両開封線12a,12bを境にして、両開封線12a,12bの間の部位を後端壁12から切り離すとともに、左右の両側壁13,14の開封線13a,14aを切り開くことで、後端壁12、左右の両側壁13,14を上下に分割することができる。これにより、折線L10において包装箱1の上部を前方に向けて開くことができる。
前記した包装箱1の頂板15を封止する場合には、図4(b)に示すように、頂板15を押し下げていく過程で、封止用フラップ30を差込口21に差し込むと、ガイド部24は、封止用フラップ30に押されて、下端部から包装箱1の内側に湾曲する。これにより、差込口21が下方に広がるため、封止用フラップ30の先端部33を差込口21に対して斜め下方から差し込むことができる。
なお、両スリット23,23の下端部は、それぞれ外側に向けて湾曲しているため、ガイド部24が湾曲したときに、両スリット23,23の下端部からシートが裂けるのを防ぐことができる。
頂板15を更に押し下げると、図4(b)に示すように、封止用フラップ30の最先端が頂板15の内面(下面)に当接する。そして、封止用フラップ30は、頂板15に押されて内側に湾曲し、差込口21に押し込まれる。
また、連結用フラップ20が下がるに従って、封止用フラップ30の先端部33は、両スリット23,23にガイドされて連結用フラップ20の上部に移動し、図1に示すように、先端部33および係止部32が差込口21の上部スリット22に挿入される。そして、先端部33および係止部32は上部スリット22を通過して、連結用フラップ20の内側に入り込む。
また、封止用フラップ30の基端部31は、差込口21の下部に収容され、係止部32は上部スリット22よりも下方に配置される(図4(c)参照)。
これにより、係止部32の左右両端部が、差込口21の左右両側で連結用フラップ20の内面に係止され、頂板15が前端壁11に封止される。
次に、頂板15を開封する場合には、図5(a)に示すように、前端壁11の開封部40を外側から指先で押し込む。これにより、前端壁11のミシン目41を境にして、前端壁11から開封部40が切り離される。
このとき、開封部40とともに、連結用フラップ20が包装箱1の内側に押し込まれるが、両内フラップ17,17の前部の間隔が大きく形成されているため、連結用フラップ20が両内フラップ17,17に当たるのを防ぐことができる。
前端壁11から開封部40を切り離すと、図5(b)に示すように、開封部40とともに封止用フラップ30も前端壁11から切り離されるため、頂板15を容易に開封することができる。
また、頂板15を開封する別の構成としては、図6(b)に示すように、包装箱1の上部を開く構成がある。
この構成では、まず、両開封線12a,12bの間の部位を後端壁12から切り離すとともに、左右の側壁13,14の両開封線13a,14aを切り開くことで、後端壁12および左右の側壁13,14を上下に分割する。
これにより、包装箱1の上部は、前端壁11のみが下部と連結された状態となるため、包装箱1の上部を折線L10から前方に向けて開くことがきる。
以上のような包装箱1では、図4(b)に示すように、頂板15を閉じながら、封止用フラップ30を差込口21に差し込むことができるため、一つの作業で頂板15を封止することができ、頂板15を簡単に封止することができる。
また、両スリット23,23の間の幅が上方に向かうに従って漸増されており、両スリット23,23によって、封止用フラップ30が差込口21の上部に向けてスムーズにガイドされるため、封止用フラップ30を上部スリット22に差し込み易くなっている。
このように、包装箱1では、連結用フラップ20に対して封止用フラップ30を簡単に係止させることができる。
また、包装箱1では、図5(a)に示すように、前端壁11から開封部40を切り離すことで、頂板15を容易に開封することができる。このように、前端壁11から開封部40を切り離した後は、包装箱1を復元することができないため、内容物の改ざんを防止することができる。
また、図5(b)に示すように、頂板15を開いたときに、開封部40および封止用フラップ30は、連結用フラップ20に係止されたままであるため、頂板15の開封時に開封部40や封止用フラップ30が散乱するのを防ぐことができる。
また、図6(b)に示すように、開封線12a,12b,13a,14bを境にして、後端壁12および両側壁13,14を上下に分断することで、包装箱1を開封することもできる。この構成においても、後端壁12および両側壁13,14を上下に分断した後は、包装箱1を復元することができないため、内容物の改ざんを防止することができる。
以上、本発明の本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、図4(a)に示す封止用フラップ30を前端壁11の上縁部から大きく突出させた場合には、頂板15を閉じる過程の最初の段階で、封止用フラップ30の先端部33を差込口21に差し込み始めることができる。
本実施形態では、図6(b)に示すように、包装箱1の上部を前方に向けて折り曲げることで、包装箱1を開封することができるが、包装箱1の上部全体を切り離して開封してもよい。
また、前後の端壁11,12および左右の側壁13,14のいずれかに開封線を形成し、前後の端壁11,12および左右の側壁13,14のいずれか一つを開口してもよい。
また、包装箱1に開封部40や開封線12a,12b,13a,14aを形成しなくてもよい。さらには、包装箱1の一部を切断器具によって切断して開封してもよい。
本実施形態の包装箱1は、各種公知の板紙を用いて形成することができ、例えば、段ボールを用いて形成することもできる。
1 包装箱
10 底板
11 前端壁
12 後端壁
12a,12b 開封線
13 左側壁
13a 開封線
14 右側壁
14a 開封線
15 頂板
20 連結用フラップ
21 差込口
22 上部スリット
23 スリット
24 ガイド部
30 封止用フラップ
31 基端部
32 係止部
33 先端部
40 開封部
41 ミシン目
S ブランクシート

Claims (3)

  1. 底板と、
    前記底板に連設された前後一対の端壁と、
    前記底板に連設された左右一対の側壁と、
    一方の前記端壁の上縁部に連設された頂板と、
    前記頂板に連設され、他方の前記端壁の内面に重なる連結用フラップと、
    他方の前記端壁の上縁部に連設され、前記連結用フラップに形成された差込口に差し込まれる封止用フラップと、を備え、
    前記封止用フラップには、基端部よりも拡幅された係止部が形成され、前記係止部は、前記連結用フラップの内面に係止されており、
    前記連結用フラップには、前記差込口の下縁部から下方に向けて延ばされた左右一対のスリットが形成され
    前記両スリットの間隔は、上方に向かうに従って漸増されるとともに、
    前記両スリットの下端部が湾曲していることを特徴とする包装箱。
  2. 他方の前記端壁には、ミシン目によって区切られた開封部が形成され、
    前記封止用フラップは前記開封部に連設されており、
    前記ミシン目を境にして、他方の前記端壁から前記開封部を切り離し可能であることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記端壁および前記側壁の少なくとも一つには、ミシン目によって形成された開封線が形成されており、
    前記開封線を境にして、前記端壁および前記側壁の少なくとも一つを切断可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。
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