JP6217532B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱に関する。
包装箱としては、一対の側壁および一対の端壁を有する筒状の胴部と、側壁の下縁部に連設された内フラップと、端壁の下縁部に連設された外フラップと、を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。この包装箱では、外フラップによって、胴部の下側開口部が塞がれている。
特開2000−128147号公報
前記した従来の包装箱では、外フラップの上側に内フラップが配置される。この構成では、外フラップを閉じたときに、内フラップが上向きに傾斜した状態となることがある。その状態で野菜や果物等の内容物を包装箱に入れると、内フラップの先端縁部が内容物に当たることで、内容物が損傷する可能性がある。
本発明は、前記した問題を解決し、内フラップによって内容物が損傷するのを防ぐことができる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱であって、一対の側壁および一対の端壁を有する筒状の胴部と、前記側壁の下縁部に連設された下側内フラップと、前記端壁の下縁部に連設された下側外フラップと、を備えている。前記下側内フラップには、折線が幅方向に形成され、二本の前記折線が前記下側内フラップの突出方向に間隔を空けて並設されている。前記折線は、前記下側内フラップの上面に形成されたハーフカット線、前記下側内フラップに形成されたリード罫または前記下側内フラップに形成されたミシン目である。前記両折線において、前記下側内フラップを屈曲させることで、前記下側内フラップ全体が側面視で上側に凸となるように湾曲している。前記両折線の間の中間部は、前記下側外フラップの上面に対して平行に配置されている。
この構成では、折線を境にして、内フラップの先端側の部位を基端側の部位に対して下向きに屈曲させることができる。これにより、包装箱の底部において内フラップの先端部を下向きに傾斜させておくことができるため、包装箱に内容物を入れたときに、内フラップの先端縁部が内容物に当たるのを防ぐことができる。
また、内フラップにハーフカット線、リード罫またはミシン目を形成することで、内フラップを折り曲げ易くなっている。
前記した包装箱において、前記側壁の上縁部に連設された上側内フラップと、前記端壁の上縁部に連設された上側外フラップと、を備えている。前記上側内フラップには、他の折線が幅方向に形成されており、前記他の折線は、前記上側内フラップの下面に形成されたハーフカット線、前記上側内フラップに形成されたリード罫または前記上側内フラップに形成されたミシン目である。
この構成では、折線を境にして、内フラップの先端側の部位を基端側の部位に対して上向きに屈曲させることができる。これにより、包装箱の底部において内フラップの先端部を上向きに傾斜させておくことができるため、包装箱に内容物を入れた状態で、内フラップを閉じたときに、内フラップの先端縁部が内容物に当たるのを防ぐことができる。
また、内フラップにハーフカット線、リード罫またはミシン目を形成することで、内フラップを折り曲げ易くなっている。
前記した包装箱において、前記上側内フラップに複数の前記他の折線を並設した場合には、内フラップを複数の箇所において屈曲させることができるため、内フラップの屈曲部位をなだらかにすることができる。
前記した包装箱において、前記上側内フラップの先端側の部位を基端側の部位に重ねて、前記上側内フラップの先端部を、前記側壁の上縁部と前記上側外フラップとの間に挟んでもよい。
この構成では、内フラップの先端部が側壁と外フラップとの間に保持されるため、内フラップが傾斜するのを防ぐことができる。これにより、内フラップの先端縁部が内容物に当たるのを防ぐことができる。
また、側壁の上縁部と外フラップとの間に内フラップの先端部が挟まれることで、包装箱の上面の縁部が補強される。これにより、包装箱の上面に作用した押圧力によって包装箱が変形するのを防ぐことができる。
本発明の包装箱では、内フラップの先端部を外フラップに向けて傾斜させておくことができるため、内フラップの先端縁部が内容物に当たるのを防ぐことができ、内フラップによって内容物が損傷するのを防ぐことができる。
第一実施形態の包装箱を斜め上方から見た斜視図である。 第一実施形態の包装箱を斜め下方から見た斜視図である。 第一実施形態の包装箱のブランクシートを示した図である。 第一実施形態の包装箱を示した側断面図である。 第一実施形態の変形例を示した図で、下側の内フラップに一本の切れ込みを形成した構成の側断面図である。 第二実施形態の包装箱を示した図で、(a)は斜め上方から見た斜視図、(b)は側断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
また、以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、本発明の包装箱の構成を特定するものではない。
[第一実施形態]
第一実施形態の包装箱1Aは、図1に示すように、A式の段ボール箱であり、左右一対の側壁11,12および前後一対の端壁13,14を有する筒状の胴部10を備えている。第一実施形態の胴部10は、前後方向よりも左右方向が大きく形成されている。
また、包装箱1Aは、両側壁11,12の下縁部にそれぞれ連設された下側内フラップ20,20と、両側壁11,12の上縁部にそれぞれ連設された上側内フラップ30,30と、を備えている。
また、包装箱1Aは、両端壁13,14の下縁部にそれぞれ連設された下側外フラップ40,40と、両端壁13,14の上縁部にそれぞれ連設された上側外フラップ50,50と、を備えている。
包装箱1Aでは、両下側内フラップ20,20の下側に両下側外フラップ40,40が配置される。そして、両下側外フラップ40,40を閉じることで、胴部10の下側開口部が塞がれている。
また、包装箱1Aでは、両上側内フラップ30,30の上側に両上側外フラップ50,50が配置される。そして、両上側外フラップ50,50を閉じることで、胴部10の上側開口部が塞がれている。
包装箱1Aは、図3に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において谷折りまたは山折りすることで形成される。図3に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各罫線は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝である。なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
右側壁11は、図1に示すように、長方形に形成されており、第一実施形態では上下方向よりも左右方向が大きく形成されている。
右側壁11の後縁部には、罫線L1(図3参照)を介して、後端壁14が連設されている。
後端壁14は、右側壁11の後縁部から左方に向けて延びている。後端壁14は、右側壁11に対して直角に形成されている。
後端壁14の左縁部には、罫線L2(図3参照)を介して、左側壁12が連設されている。
左側壁12は、後端壁14の左縁部から前方に向けて延びている。左側壁12は、右側壁11と同じ形状であり、後端壁14に対して直角に形成されている。
左側壁12の前縁部には、罫線L3(図3参照)を介して、前端壁13が連設されている。
前端壁13は、左側壁12の前縁部から右方に向けて延びている。前端壁13は、後端壁14と同じ形状であり、左側壁12に対して直角に形成されている。
前端壁13の右縁部には、罫線L4(図3参照)を介して、接合用フラップ15が連設されている。
接合用フラップ15は、前端壁13の右縁部に沿って帯状に形成されている。接合用フラップ15は、右側壁11の内面に粘着テープや接着剤によって接合される部位である。
図3に示すブランクシートSを罫線L1,L2,L3,L4において折り曲げつつ、図1に示すように、接合用フラップ15を右側壁11の内面に接合すると、右側壁11、後端壁14、左側壁12、前端壁13が角筒状を呈するようになる。
図2に示すように、右側壁11および左側壁12の下縁部には、それぞれ罫線L5(図3参照)を介して、下側内フラップ20が連設されている。
下側内フラップ20は、右側壁11または左側壁12の下縁部から内側に向けて直角に折り曲げられる。
前端壁13および後端壁14の下縁部には、それぞれ罫線L6(図3参照)を介して、下側外フラップ40が連設されている。
下側外フラップ40は、前端壁13または後端壁14に対して直角に折り曲げられ、両下側内フラップ20,20の下側に配置される。
前後二つの下側外フラップ40,40の先端縁部同士を突き合わせることで、胴部10の下側開口部が塞がれている。
図1に示すように、右側壁11および左側壁12の上縁部には、それぞれ罫線L7(図3参照)を介して、上側内フラップ30が連設されている。
上側内フラップ30は、右側壁11または左側壁12の上縁部から内側に向けて直角に折り曲げられる。
前端壁13および後端壁14の上縁部には、それぞれ罫線L8(図3参照)を介して、上側外フラップ50が連設されている。
上側外フラップ50は、前端壁13または後端壁14に対して直角に折り曲げられ、両上側内フラップ30,30の上側に配置される。
前後二つの上側外フラップ50,50の先端縁部同士を突き合わせることで、胴部10の上側開口部が塞がれている。
下側内フラップ20の上面には、図1に示すように、二本の折線L20,L20(図3参照)が幅方向(前後方向)に直線状に形成されている。両折線L20,L20は、両側壁11,12の下縁部に平行しており、下側内フラップ20の全幅に亘って形成されている。
折線L20は、図4に示すように、下側内フラップ20の上面側のライナおよびフルート(中芯)を切断したハーフカット線(半切り線)である。この折線L20は、下側内フラップ20を屈曲させるときの境界(折り目)となる部位である。
下側内フラップ20において、折線L20が形成された部位は、下面側のライナのみが連続しているため、折線L20に沿って下側内フラップ20を折り曲げ易くなっている。
下側内フラップ20は、折線L20の切れ込みを開く方向のみに折り曲げることができる。すなわち、下側内フラップ20は、基端側の部位に対して先端側の部位を下向きのみに屈曲させることができる。
前後二本の折線L20,L20は、図1に示すように、下側内フラップ20の突出方向(左右方向)に間隔を空けて並設されている。下側内フラップ20は、二本の折線L20,L20を境にして、基端部21、中間部22、先端部23に区画されている。基端部21、中間部22、先端部23は、前後方向(下側内フラップ20の幅方向)を長手方向とする長方形状に形成されている。
図4に示すように、下側内フラップ20の突出方向において、基端部21の短辺は中間部22の短辺および先端部23の短辺よりも大きく形成されており、中間部22の短辺および先端部23の短辺は同じ大きさに形成されている。
下側内フラップ20の下側に下側外フラップ40が配置されると、下側内フラップ20の基端部21は上向きに傾斜した状態となる。すなわち、下側内フラップ20の基端部21は、側壁11,12側の縁部よりも中間部22側の縁部が上方となるように傾斜することになる。
下側内フラップ20では、中間部22と基端部21との間の折線L20において、基端部21に対して中間部22が下向きに屈曲している。中間部22は、下側外フラップ40の上面に対して平行に配置されている。
また、下側内フラップ20では、先端部23と中間部22との間の折線L20において、中間部22に対して先端部23が下向きに屈曲している。先端部23は、中間部22側の縁部よりも先端縁部が下方となるように傾斜している。下側内フラップ20の先端縁部は、下側外フラップ40の上面に当接している。
前記したように、二本の折線L20,L20において、下側内フラップ20を屈曲させることで、下側内フラップ20全体が側面視で上側に凸となるように湾曲している。
上側内フラップ30の下面には、図2に示すように、折線L30(図3参照)が幅方向(前後方向)に直線状に形成されている。折線L30は、両側壁11,12の上縁部に平行しており、上側内フラップ30の全幅に亘って形成されている。
折線L30は、図4に示すように、上側内フラップ30の下面側のライナおよびフルート(中芯)を切り込んだハーフカット線(半切り線)である。この折線L30は、上側内フラップ30を上下方向に屈曲させるときの境界となる部位である。
上側内フラップ30において、折線L30が形成された部位は、下面側のライナのみが連続しているため、折線L30に沿って上側内フラップ30を折り曲げ易くなっている。
上側内フラップ30は、折線L30の切れ込みを開く方向のみに折り曲げることができる。すなわち、上側内フラップ30は、基端側の部位に対して先端側の部位を上向きのみに屈曲させることができる。
上側内フラップ30は、図1に示すように、折線L30を境にして、基端部31と先端部32とに区画されている。基端部31および先端部32は、前後方向(上側内フラップ30の幅方向)を長手方向とする長方形状に形成されている。基端部31の短辺は、先端部32の短辺よりも大きく形成されている。
図4に示すように、上側内フラップ30の上側に上側外フラップ50が配置されると、上側内フラップ30の基端部31が下向きに傾斜するようになる。すなわち、上側内フラップ30の基端部31は、側壁11,12側の縁部よりも先端部32側の縁部が下方となるように傾斜している。
上側内フラップ30では、折線L30において、基端部31に対して先端部32が上向きに屈曲している。すなわち、上側内フラップ30の先端部32は、基端部31側の縁部よりも先端縁部が上方となるように傾斜している。これにより、上側内フラップ30全体が側面視で下側に凸となるように湾曲している。また、上側内フラップ30の先端縁部は、上側外フラップ50の下面に当接している。
以上のような包装箱1Aでは、図4に示すように、空の状態において下側内フラップ20の先端部23を下向きに傾斜させておくことができるため、包装箱1Aに内容物を入れたときに、下側内フラップ20の先端縁部が内容物に当たるのを防ぐことができる。
また、包装箱1Aでは、下側内フラップ20に二本の折線L20,L20が形成されており、下側内フラップ20全体が側面視で上側に凸となるように湾曲しているため、下側内フラップ20の屈曲部位がなだらかになっている。
したがって、包装箱1Aに内容物を入れたときに、下側内フラップ20によって内容物が損傷するのを防ぐことができる。
さらに、第一実施形態では、下側内フラップ20の中間部22が包装箱1Aの底面に平行な平面であるため、包装箱1Aに内容物を入れたときに、内容物は下側内フラップ20の平面に載置されることになる。したがって、第一実施形態の包装箱1Aでは、内容物が損傷するのを確実に防ぐことができる。
包装箱1Aでは、空の状態において上側内フラップ30の先端部32を上向きに傾斜させておくことができる。
また、包装箱1Aでは、上側内フラップ30全体が側面視で下側に凸となるように湾曲しているため、上側内フラップ30の屈曲部位がなだらかになっている。
したがって、包装箱1Aに内容物を入れた状態で、上側内フラップ30を閉じたときに、上側内フラップ30の先端縁部が内容物に当たるのを防ぐことができ、上側内フラップ30によって内容物が損傷するのを防ぐことができる。
また、包装箱1Aでは、下側内フラップ20および上側内フラップ30にハーフカット線である折線L20,L30が形成されているため、下側内フラップ20および上側内フラップ30を折り曲げ易くなっている。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
下側内フラップ20および上側内フラップ30に形成された折線L20,L30の数は限定されるものではなく、例えば、上側内フラップ30に複数の折線L30を形成してもよい。
第一実施形態では、下側内フラップ20および上側内フラップ30の両方に折線L20,L30が形成されているが、下側内フラップ20および上側内フラップ30のいずれか一方のみに折線を形成してもよい。
第一実施形態では、下側内フラップ20および上側内フラップ30にハーフカット線からなる折線L20,L30が形成されているが、下側内フラップ20および上側内フラップ30にミシン目からなる折線を形成してもよい。なお、ミシン目は、通常下側内フラップ20および上側内フラップ30を上下に貫通しているが、貫通させなくてもよい。
また、下側内フラップ20および上側内フラップ30に切り込みを断続的に形成し、切り込み同士の間に罫線を形成したリード罫によって折線を形成してもよい。なお、リード罫の切り込みは、通常下側内フラップ20および上側内フラップ30を上下に貫通しているが、貫通させなくてもよい。
第一実施形態では、図1および図2に示すように、二つの下側外フラップ40,40および二つの上側外フラップ50,50が設けられているが、一つの下側外フラップ40および一つの上側外フラップ50によって、胴部10の上下の開口部をそれぞれ塞ぐように構成してもよい。
第一実施形態の包装箱1Aは段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱1Aを形成してもよい。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態の包装箱1Bについて説明する。
第二実施形態の包装箱1Bは、図6(a)および(b)に示すように、第一実施形態の包装箱1A(図1参照)と略同様な構成であり、上側内フラップ30の構成が異なっている。
第二実施形態の包装箱1Bでは、図6(b)に示すように、上側内フラップ30の突出方向(左右方向)の中央に折線L30が形成されている。
折線L30は、図6(a)に示すように、上側内フラップ30の幅方向(前後方向)に形成されており、上側内フラップ30の全幅に亘って直線状に形成されている。
折線L30は、図6(b)に示すように、上側内フラップ30の下面側のライナおよびフルート(中芯)を切り込んだハーフカット線(半切り線)である。上側内フラップ30において、折線L30が形成された部位は、下面側のライナのみが連続している。これにより、上側内フラップ30を折線L30に沿って折り曲げ易くなっている。
上側内フラップ30は、折線L30を境にして、基端部31と先端部32とに区画されている。基端部31および先端部32は、前後方向(上側内フラップ30の幅方向)を長手方向とする長方形状に形成されている。基端部31の短辺と先端部32の短辺とは同じ大きさに形成されている。
第二実施形態では、基端部31に対して先端部32が上側に折り畳まれており、先端部32が基端部31の上側に重ねられている。さらに、上側内フラップ30の先端縁部が側壁11,12の上縁部と上側外フラップ50との間に挟まれている。
第二実施形態の包装箱1Bでは、上側内フラップ30の先端部が側壁11,12と上側外フラップ50との間に保持されるため、上側内フラップ30が下側(底部側)に傾斜するのを防ぐことができる。
したがって、上側内フラップ30を閉じたときに、上側内フラップ30の縁部が内容物に当たるのを防ぐことができ、内容物が損傷するのを防ぐことができる。
また、第二実施形態の包装箱1Bでは、側壁11,12の上縁部と上側外フラップ50との間に上側内フラップ30の先端部が挟まれることで、包装箱1Bの上面の縁部が補強される(図6(a)参照)。
これにより、包装箱1Bに上方から押圧力が作用したときに、包装箱1Bが変形するのを防ぐことができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明したが、本発明は前記第二実施形態に限定されることなく、第一実施形態と同様に、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
1A 包装箱(第一実施形態)
1B 包装箱(第二実施形態)
10 胴部
11 右側壁
12 左側壁
13 前端壁
14 後端壁
20 下側内フラップ
21 基端部
22 中間部
23 先端部
30 上側内フラップ
31 基端部
32 先端部
40 下側外フラップ
50 上側外フラップ
L20 折線
L30 折線
S ブランクシート

Claims (4)

  1. 一対の側壁および一対の端壁を有する筒状の胴部と、
    前記側壁の下縁部に連設された下側内フラップと、
    前記端壁の下縁部に連設された下側外フラップと、を備え、
    前記下側内フラップには、折線が幅方向に形成され、二本の前記折線が前記下側内フラップの突出方向に間隔を空けて並設されており、
    前記折線は、前記下側内フラップの上面に形成されたハーフカット線、前記下側内フラップに形成されたリード罫または前記下側内フラップに形成されたミシン目であり、
    前記両折線において、前記下側内フラップを屈曲させることで、前記下側内フラップ全体が側面視で上側に凸となるように湾曲しており、
    前記両折線の間の中間部は、前記下側外フラップの上面に対して平行に配置されていることを特徴とする包装箱。
  2. 記側壁の上縁部に連設された上側内フラップと、
    前記端壁の上縁部に連設された上側外フラップと、を備え、
    前記上側内フラップには、他の折線が幅方向に形成されており、
    前記他の折線は、前記上側内フラップの下面に形成されたハーフカット線、前記上側内フラップに形成されたリード罫または前記上側内フラップに形成されたミシン目であることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記上側内フラップには、複数の前記他の折線が並設されていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記上側内フラップの先端側の部位は基端側の部位に重ねられており、
    前記上側内フラップの先端部は、前記側壁の上縁部と前記上側外フラップとの間に挟まれていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
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