JP6284417B2 - 打ち込み工具 - Google Patents

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Description

本発明は、打ち込み具を打ち出す打ち込み工具に関する。
米国特許第8,079,504号明細書には、打ち込み具を被加工材に打ち込む打ち込み工具が記載されている。当該打ち込み工具は、第1シリンダ内で第1ピストンが圧縮空気を生成し、圧縮空気が第2シリンダに送られる。そして、圧縮空気が第2シリンダ内の第2ピストンを移動させている。第2ピストンの移動により、第2ピストンが打ち込み具を打撃し、これにより、打ち込み具が被加工材に向かって打ち出される。また、当該打ち込み工具は、打ち込み具を打ち込む作動サイクルにおいて第1ピストンの位置を検出するセンサを有している。そして、当該センサに検出された第1ピストンの位置に応じて制御装置がモータへの通電を停止して、第1ピストンを停止させている。
米国特許第8,079,504号明細書
上記の打ち込み工具においては、モータの駆動を制御するためのコントローラ回路が設けられており、コントローラ回路に対して電流が常時供給されている。しかしながら、打ち込み工具においては、打ち込み作業を行っていない場合には、コントローラ回路に対して打ち込み具を打ち出すための十分な電流を供給する必要はない。そのため、上記の打ち込み工具においては、打ち込み工具が打ち込み作業を行っていない場合に、コントローラ回路に不要な電流が供給される。その結果、打ち込み工具が多くの電流を消費する。そこで、本発明は、上記に鑑みて、打ち込み工具の消費電流を抑制するために有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題は本発明によって解決される。本発明に係る打ち込み工具の好ましい形態によれば、打ち込み具を打ち出すためのモータと、モータを制御するコントローラと、打ち込み工具を駆動する際に作業者によって操作される操作部材と、操作部材に対する操作によって切替えられるスイッチと、を有する。このコントローラ(制御装置とも称す)は、スイッチの状態を検出するスイッチ状態検出部と、モータの動作状態を検出するモータ動作状態検出部と、モータを制御するための信号を出力する信号出力部と、信号出力部から出力された信号によってモータを駆動するモータ駆動部と、を備えている。典型的には、スイッチ状態検出部、モータ動作状態検出部、信号出力部は、マイクロコンピュータとして構成され、モータ駆動部は、FET(電界効果トランジスタ)等からなる電気回路として構成される。なお、スイッチ状態検出部、モータ動作状態検出部、信号出力部の少なくとも一つの構成部材は、トランジスタ等からなる電気回路として構成されていてもよい。検出されるスイッチの状態は、スイッチのON状態および/またはOFF状態を好適に包含する。また、モータの動作状態としては、典型的には、モータが駆動していること、モータが停止していること、およびモータが停止している場合におけるモータの停止時間のうち少なくとも1つが検出される。このコントローラは、モータ動作状態検出部、信号出力部、およびモータ駆動部の各構成要素に対して、モータを駆動するためにそれぞれ必要な電流を供給する電流供給モード(モータ駆動モードとも称す)と、モータ動作状態検出部、信号出力部、およびモータ駆動部のうちの少なくとも一つの構成要素に対して、当該構成要素に供給される電流を低減する電流低減モード(低電流モードとも称す)との間で切り替え可能である。そして、コントローラは、モータ動作状態検出部がモータの停止を検出した時から所定時間を越えた場合に、電流供給モードから電流低減モードに切り替えるように構成されている。
電流供給モードにおいては、打ち込み具を打ち出すためのモータの駆動に必要な電流がモータ動作状態検出部、信号出力部、およびモータ駆動部の各構成要素にそれぞれ供給される。一方、電流低減モードにおいては、モータ動作状態検出部、信号出力部、およびモータ駆動部のうち少なくとも一つ構成要素に対して、電流供給モードにおいて当該構成要素に供給される電流よりも少ない電流(待機電流とも称す)が供給される。なお、電流低減モードにおいては、上記少なくとも一つの構成要素に対して、電流の供給を遮断してもよい。また、電流低減モードにおいては、モータ動作状態検出部、信号出力部、およびモータ駆動部の全ての構成要素に対して供給される電流が低減されてもよい。
本発明によれば、モータ動作状態検出部がモータの停止を検出した時から所定時間を越えた場合に、電流供給モードから電流低減モードに切り替えられる。打ち込み工具においては、モータは打ち込み具を打ち出すために駆動される。そのため、電流低減モードに移行するか否かは、モータの動作状態に関する指標に直接的に基づくことが合理的である。例えば、打ち込み工具に設けられたトリガ等の操作部材に対する操作および操作の解除に基づいて、電流低減モードに切り替える構成においては、操作部材や当該操作部材とモータの間のスイッチ等に不具合が生じる可能性があり、そのような不具合が生じた場合には、適切に電流低減モードに切り替えられない場合がある。そのため、モータの動作状態に関する指標に基づいて、電流低減モードに切り替える本発明は、電流低減モードに切り替えて消費電流を抑制する打ち込み工具において特に有効な技術である。
本発明に係る打ち込み工具の更なる形態によれば、スイッチの状態に基づいて、コントローラは電流低減モードから電流供給モードに切り替えるように構成されている。
本形態によれば、スイッチの状態に基づいて、電流低減モードから電流供給モードに復帰する。作業者が打ち込み動作を行う場合には、操作部材を操作してスイッチをON状態に切り替える。そのため、スイッチがON状態になったことをきっかけとして電流低減モードから電流供給モードに復帰させることで、打ち込み工具の駆動に関して合理的な制御が達成される。
本発明に係る打ち込み工具の更なる形態によれば、コントローラは、電流供給制御部を有している。そして、電流低減モードにおいて、電流供給制御部が、モータ動作状態検出部、信号出力部、およびモータ駆動部に対して供給される電流を低減する。さらに、電流低減モードにおいて、電流供給制御部は、スイッチ状態検出部に対して供給される電流も低減する。なお、好ましくは、電流供給制御部とスイッチ状態検出部が共に、スイッチの状態を検出するように構成されており、スイッチ状態検出部は、打ち出し動作を行う時のスイッチの状態を検出し、電流供給制御部は、打ち込み工具がスリープ状態(待機状態とも称す)にある時のスイッチの状態を検出する。すなわち、電流供給制御部とスイッチ状態検出部が、打ち込み工具の異なる状態下において、それぞれスイッチの状態を検出する。
本形態によれば、電流低減モードにおいては、コントローラを構成する各構成要素のうち、電流供給制御部以外の構成要素に対して供給される電流が低減される。すなわち、電流供給制御部が、コントローラを構成する各構成要素の機能が停止するスリープ状態にする。これにより、コントローラのうち電流供給制御部のみが起動しているため、コントローラが消費する電流が低減される。
本発明に係る打ち込み工具の更なる形態によれば、モータに駆動されるクランク機構と、クランク機構に駆動されるピストンを有する。当該打ち込み工具は、ピストンの駆動によって打ち込み具が打ち出されるように構成されている。そして、モータ動作状態検出部は、クランク機構のクランク角を検出するクランク角検出部を有する。さらに、コントローラは、モータの動作状態をクランク角検出部の検出結果に基づいて算出する。さらに、電流低減モードにおいては、モータ動作状態検出部としてクランク角検出部に対して供給される電流を低減する。
本形態によれば、クランク角検出部によって検出されたクランク角を用いてクランク軸の位置、さらにはクランク軸の位置変化が算出される。これにより、コントローラは、モータが駆動しているか、あるいはモータが停止しているか、さらにはモータが停止している場合の停止時間を検出する。すなわち、単位時間当たりのクランク角の変化量がゼロである場合には、クランク軸が停止しており、モータが停止していると判断される。これにより、コントローラが、モータの動作状態として、モータの停止時間が所定時間を超えたときに、電流低減モードに切り替える。
本発明に係る打ち込み工具の更なる形態によれば、操作部材は、作業者に手動操作されるトリガと、作業者が当該打ち込み工具を被加工材に押し付けることで操作されるコンタクトアームと、を含む。また、スイッチは、トリガによって切替えられるトリガスイッチと、コンタクトアームによって切替えられるコンタクトアームスイッチと、を含む。この打ち込み工具においては、トリガスイッチとコンタクトアームスイッチが同時にON状態になることで、モータが駆動される。そして、コントローラは、モータ動作状態検出部がモータの停止を検出した時から所定時間を超えるか否かを算出する。典型的には、コントローラは、クランク角検出部の検出結果に基づいて、モータの停止時間を算出する。なお、コントローラは、信号出力部の信号に基づいて、モータの停止時間の起点を規定してもよい。すなわち、コントローラは、信号出力部からモータを駆動するための出力信号の出力が停止された時点をモータの停止時間の起点と規定してもよく、信号出力部からモータの回転にブレーキを掛けるための停止信号が出力された時点、または停止信号の出力が停止された時点をモータの停止時間の起点としてもよい。さらに、コントローラは、モータの停止時間が所定時間を超えた場合であって、かつトリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチが共にOFF状態である場合に、電流低減モードに切り替える。さらに、コントローラは、トリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチが共にOFF状態になることなく、モータの停止時間が所定時間より長い第2所定時間を超えた場合に、電流低減モードに切り替える。
本形態によれば、トリガおよびコンタクトアームとそれぞれ連動するトリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチの状態、およびモータの停止時間に基づいて、電流低減モードに切り替わる。特に、トリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチのいずれか一方のスイッチがON状態である場合は、作業者がトリガまたはコンタクトアームを操作している状態である。この状態では、作業者が即時に打ち込み具を打ち出す意思がある可能性がある。一方、トリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチの両方のスイッチがOFF状態である場合は、作業者はトリガおよびコンタクトアームを操作していない状態である。この状態では、作業者が打ち込み動作を開始するまで時間的余裕がある。そのため、作業者の打ち込み動作を行う意思を反映して、打ち込み工具が合理的に制御される。特に、打ち込み動作を開始するまで時間的余裕がある状態において、電流低減モードに切り替えることで、打ち込み工具が消費する電流が効率的に低減される。
本発明に係る打ち込み工具の更なる形態によれば、操作部材は、作業者に手動操作されるトリガと、作業者が当該打ち込み工具を被加工材に押し付けることで操作されるコンタクトアームと、を含む。また、スイッチは、トリガによって切替えられるトリガスイッチと、コンタクトアームによって切替えられるコンタクトアームスイッチと、を含む。この打ち込み工具においては、トリガスイッチとコンタクトアームスイッチが同時にON状態になることで、モータが駆動される。そして、コントローラは、モータの動作状態に関する指標としてモータの停止時間を算出する。典型的には、コントローラは、クランク角検出部の検出結果に基づいて、モータの停止時間を算出する。なお、コントローラは、信号出力部の信号に基づいて、モータの停止時間の起点を規定してもよい。すなわち、コントローラは、信号出力部からモータを駆動するための出力信号の出力が停止された時点をモータの停止時間の起点と規定してもよく、信号出力部からモータの回転にブレーキを掛けるための停止信号が出力された時点、または停止信号の出力が停止された時点をモータの停止時間の起点としてもよい。さらに、コントローラは、モータ動作状態検出部がモータの停止を検出した時から所定時間よりも長い第2所定時間を越えた場合に電流低減モードに切り替える。すなわち、打ち込み工具は、トリガスイッチとコンタクトアームスイッチが同時にON状態になることなく、モータの停止時間が第2所定時間を超えた場合に、電流低減モードに切り替わる。
本発明に係る打ち込み工具の更なる形態によれば、コントローラは、電流低減モードに切り替えた後、トリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチの両方のスイッチのOFF状態が検出されない限り電流低減モードから電流供給モードに切り替えないように構成されている。
本形態によれば、モータの停止時間が第2所定時間を超えた場合には、トリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチの状態に関わらず、電流低減モードに切り替わる。したがって、電流低減モードから電流供給モードに切り替わる前に、トリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチの両方のスイッチがOFF状態になることで、電流供給モードに切り替わった際に、打ち込み具が意図せず打ち出されることが防止される。これにより、打ち込み工具における安全性が確保される。
本発明に係る打ち込み工具の更なる形態によれば、電装装置と、電装装置の駆動と停止を切り替える電装装置スイッチを有する。例えば、電装装置としては、打ち込み工具の状態に関する情報を表示する情報表示装置(ディスプレイ)や、作業領域を照らす照明を好適に包含する。そして、コントローラは、電装装置スイッチが電装装置を駆動させるON状態の間、電流供給モードを維持する。換言すると、コントローラは、電装装置が駆動している間は、電流低減モードに切り替えない。なお、打ち込み工具は、電装装置スイッチの状態を検出する電装装置スイッチ状態検出部を更に備えており、電流低減モードにおいては、電装装置スイッチ状態検出部に対する電流が低減されるように構成されていてもよい。なお、コントローラは、電装装置スイッチが電装装置を停止させるOFF状態から電装装置を駆動させるON状態に切り替わった場合に、電流低減モードから電流供給モードに切り替えるように構成されていてもよい。
本形態によれば、電装装置が駆動している間は、コントローラは、電流低減モードに切り替えない。特に、電装装置が駆動しているのときは、作業者が打ち込み動作を行う可能性が高い状態である。その状態において、電流供給モードを維持することで、作業者がその後の打ち込み動作をスムーズに行うことができる。また、電装装置スイッチを作業者が操作して電装装置が駆動される場合は、作業者が打ち込み動作を行う意図があると判断される。そのため、電装装置スイッチがOFF状態からON状態に切り替わる際に、電流低減モードから電流供給モードに切り替えられることで、作業者がその後の打ち込み動作をスムーズに行うことができる。
本発明によれば、打ち込み工具の消費電流を抑制するために有効な技術が提供される。
本発明の代表的な実施形態に係る電気−空圧式の釘打機の全体構成を示す外観図である。 図1のA矢視図である。 釘打機の内部機構の全体構成を示す断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図2のV−V線断面図である。 図3のVI−VI線断面図であり、バルブが閉止された状態を示す。 図6において、バルブが開放され、打ち込みピストンが前方へと移動された釘打ち状態を示す。 図6において、バルブの開放状態が維持され、打ち込みピストンが後方の初期位置近くに戻された状態を示す。 釘打機の制御系統を示すブロック図である。
以下、本発明の代表的な実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。本実施形態においては、打ち込み工具の一例として電気−空圧式釘打機を用いて説明する。図1及び図2に示すように、釘打機100は、概括的に見て、本体ハウジング101と、マガジン105を主体として構成される。本体ハウジング101は、工具本体として規定されており、釘打機100の外郭を形成している。マガジン105には、打ち込み具として被加工材に打ち込まれる釘(図示省略)が装填されている。本体ハウジング101は、ほぼ対称形の1対の左右のハウジングを合わせて結合して形成されている。当該本体ハウジング101は、ハンドル103、打ち込み機構収容部101A、圧縮装置収容部101B、モータ収容部101Cを一体に備えている。
ハンドル部103、打ち込み機構収容部101A、圧縮装置収容部101B及びモータ収容部101Cは、釘打機100の側面視において、概ね四角形を形成するように配置されている。ハンドル部103は、所定長さで延在する長尺状の部材であり、一端側が打ち込み機構収容部101Aに連接され、他端側がモータ収容部101Cに連接されている。一方、圧縮装置収容部101Bは、ハンドル部103に対して概ね並行状に延在され、一端側が打ち込み機構収容部101Aに連接され、他端側がモータ収容部101Cに連接されている。これにより、釘打機100は、ハンドル部103、打ち込み機構収容部101A、圧縮装置収容部101B及びモータ収容部101Cによって囲まれた空間Sを形成している。
図1に示すように、釘打機100は、先端部(図1の右端)にドライバガイド141とLED107が配置されている。図1における右方向が釘の打ち出し方向である。なお、説明の便宜上、釘打機100の先端側(図1の右側)を前側、その反対側(図1の左側)を後側という。また、釘打機100におけるハンドル部103の打ち込み機構収容部101Aとの連接側(図1の上側)を上側、ハンドル部103のモータ収容部101Cとの連接側(図1の下側)を下側という。
図3に示すように、打ち込み機構収容部101Aは、釘打ち込み機構120を収容している。釘打ち込み機構120は、打ち込みシリンダ121及び打ち込みピストン123を主体として構成される。
打ち込みシリンダ121内には、釘を打込む打ち込みピストン123が前後方向(打ち込みシリンダ121の長軸方向)に摺動自在に収容されている。打ち込みピストン123は、打ち込みシリンダ121内に摺動自在に収容されたピストン本体部124と、当該ピストン本体部124に一体状に設けられて前方へと延在する釘打ち込み用の長尺状のドライバ125とから構成されている。ピストン本体部124とドライバ125は、シリンダ室121aに供給される圧縮空気によって打ち込みシリンダ121の長軸方向に直線状に移動可能に構成されている。これにより、ドライバ125がドライバガイド141の打ち込み通路141a内を前方に移動して釘を打ち出す。シリンダ室121aは、打ち込みシリンダ121の内壁面とピストン本体部124の後側の面とにより囲まれる空間として形成されている。ドライバガイド141は、打ち込みシリンダ121の先端部に配置され、先端に釘の射出口を有する打ち込み通路141aを備えている。
図1に示すように、マガジン105は、本体ハウジング101の先端側、すなわち、圧縮装置収容部101Bの前方に配置されている。このマガジン105は、ドライバガイド141に連結されており、打ち込み通路141aに対して、釘を供給する。なお、図3に示すように、マガジン105には、釘を供給方向(図3の上方)に押すためのプッシャプレート105aが設けられている。このプッシャプレート105aによって釘がドライバガイド141の打ち込み通路141aに打ち込み方向と交差する方向から1本ずつ供給される。
図3に示すように、圧縮装置収容部101Bは、圧縮装置130を収容している。圧縮装置130は、圧縮シリンダ131と、圧縮ピストン133と、クランク機構115を主体として構成される。圧縮ピストン133は、圧縮シリンダ131内を上下方向に摺動可能に配置されている。
圧縮シリンダ131は、マガジン105に沿って配置され、上端側が打ち込みシリンダ121の前端部に連接されている。そして、圧縮ピストン133がマガジン105に沿って上下方向に摺動するように配置されている。この圧縮ピストン133の動作方向は、打ち込みピストン123の動作方向と概ね直交している。圧縮ピストン133が上下方向に摺動することで、圧縮シリンダ131の内部空間である圧縮室131aの容積が変化する。すなわち、圧縮ピストン133が圧縮室131aの容積を減少する上方側へと移動することで圧縮室131aの空気を圧縮する。この圧縮室131aは、打ち込みシリンダ121と近接する上部側に形成されている。また、圧縮シリンダ131は、大気解放バルブ(図示省略)を備えており、圧縮室131aを大気に解放可能に構成されている。大気開放バルブは、打ち込み動作時には閉状態に保持されており、打ち込み動作時以外には、開状態に切り替えられる。
図3に示すように、モータ収容部101Cは、電動モータ111を収容している。電動モータ111は、当該電動モータ111の回転軸線が打ち込みシリンダ121の長軸線に対して概ね平行となるように配置されている。従って、電動モータ111の回転軸線は、圧縮ピストン133の動作方向に対しては直交している。なお、モータ収容部101Cの下部側には、バッテリ装着領域が形成されており、電動モータ111に電流を供給する充電式のバッテリパック110が取り外し可能に装着される。
図3に示すように、電動モータ111の回転は、遊星歯車式の減速機構113によって減速された後、クランク機構115に伝達される。そして、電動モータ111の回転は、クランク機構115によって直線運動に変換されて圧縮ピストン133に伝達される。減速機構113及びクランク機構115は、圧縮装置収容部101Bの後方領域とモータ収容部101Cの前方領域にわたって配置された内側ハウジング102内に収容されている。
クランク機構115は、クランク軸115aと偏心ピン115bと連接ロッド115cを主体として構成されている。クランク軸115aは、遊星歯車式の減速機構113に連接され、減速機構113によって回転駆動される。偏心ピン115bは、クランク軸115aの回転中心から偏心した位置に設けられている。連接ロッド115cは、一端が偏心ピン115bに相対回動自在に連接され、他端が圧縮ピストン133に相対回動自在に連接されている。このクランク機構115は、圧縮シリンダ131の下方に配置されている。以上の構成により、圧縮装置130として、圧縮シリンダ131、圧縮ピストン133及びクランク機構115を主体としたレシプロ式の圧縮装置が構成される。このクランク機構150および電動モータ111がそれぞれ、本発明における「クランク機構」および「モータ」に対応する実施構成例である。
図3に示すように、ハンドル部103には、トリガ103aとトリガスイッチ103bが設けられている。また、クランク機構115の下方には制御装置109が配置されている。図9に示すように、制御装置109は、コンタクトアームスイッチ143、トリガスイッチ103b、電動モータ111、磁気センサ150、LED107、およびバッテリパック110に接続されている。そして、電動モータ111は、ハンドル部103に設けられたトリガ103aと本体ハウジング101の先端領域に設けられたドライバガイド141の操作に応じて、制御装置109によって制御される。
図9に示すように、制御装置109は、コントローラ109aおよびモータ制御部109Dを主体として構成されている。コントローラ109aは、スリープ制御部109A、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gを備えている。コントローラ109aは、プリント基板と、そのプリント基板上に配置された、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、各構成要素109A〜109Gを制御する為の各種プログラムやデータ等が格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUで処理されるデータ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)を主体として構成されている。このコントローラ109aは、マイクロコンピュータとして構成されている。なお、コントローラ109aを構成するスリープ制御部109A、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gのうちのいずれかの構成要素は、当該マイクロコンピュータの一部と、演算回路を含む各種回路が組み合わされたハードウェアとして構成されていてもよい。この制御装置109が、本発明における「コントローラ」に対応する実施構成例である。
スリープ制御部109Aは、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143に接続されている。同様に、スイッチ検出部109Bもトリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143に接続されている。このスリープ制御部109Aおよびスイッチ検出部109Bは、それぞれトリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143のオン状態およびオフ状態を検出する。このスイッチ検出部109Bが、本発明における「スイッチ状態検出部」に対応する実施構成例である。
トリガスイッチ103bは、トリガ103aが引き操作されることでオン状態となり、トリガ103aの引き操作が解除されることでオフ状態となる。なお、トリガ103aは、ハンドル部103、打ち込み機構収容部101A、圧縮装置収容部101B及びモータ収容部101Cによって囲まれる空間Sに向かって突出して配置されている。ドライバガイド141は、コンタクトアームとして構成されており、釘打機100の前後方向に移動可能に本体ハウジング101の先端領域に配置されている。図6に示すように、ドライバガイド141は、付勢ばね142により前方に向かって付勢されている。そして、ドライバガイド141が前方に位置するときには、コンタクトアームスイッチ143はオフ状態となり、ドライバガイド141が本体ハウジング101側に移動されたときには、コンタクトアームスイッチ143はオン状態となる。このトリガ103aおよびドライバガイド141が、本発明における「操作部材」に対応する実施構成例である。また、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143が、本発明における「スイッチ」に対応する実施構成例である。
トリガスイッチ103bとコンタクトアームスイッチ143が共にオン状態に切替えられたときに、駆動信号出力部109Cが電動モータ111を駆動するための駆動信号を生成し、モータ制御部109Dに対して駆動信号を出力する。モータ制御部109Dは、駆動信号に基づいて、電動モータ111を駆動する。これにより、電動モータ111は、トリガスイッチ103bとコンタクトアームスイッチ143が共にオン状態に切替えられたときに駆動され、いずれか一方がオフ状態に切替えられたときに停止される。この駆動信号出力部109Cおよびモータ制御部109Dがそれぞれ、本発明における「信号出力部」および「モータ駆動部」に対応する実施構成例である。
図5に示すように、釘打機100は、圧縮シリンダ131の圧縮室131aと打ち込みシリンダ121のシリンダ室121aとを連通する空気通路135およびバルブ室137aを備えている。
図5に示すように、空気通路135は、連通ポート135a、連通ポート135b、連通路135c、環状溝121cおよびバルブ室137aを主体として構成されている。図4に示すように、連通ポート135aは、圧縮シリンダ131のシリンダヘッド131bに形成されている。この連通ポート135aは、圧縮室131aに連通している。また、図5に示すように、連通ポート135bは、打ち込み用シリンダ121のシリンダヘッド121bに形成されている。この連通ポート135bは、バルブ室137aに連通している。連通路135cは、連通ポート135aと連通ポート135bを連通させている。この連通路135cは、パイプ状部材により形成され、打ち込みシリンダ121に沿って前後方向に直線状に延在している。
図5に示すように、打ち込み連通ポート135bは、バルブ室137aの周面に形成された環状溝121cに連通している。この環状溝121cは、バルブ室137aに連通している。さらに、バルブ室137aは、シリンダ室121aに連通している。これにより、連通ポート135bは、環状溝121cおよびバルブ室137aを介してシリンダ室121aに連通している。バルブ室137aには、空気通路135を開放及び閉鎖する電磁バルブ137が収容されている。
電磁バルブ137は、打ち込みピストン123のピストン本体部124とほぼ同じ直径を有する円柱状部材である。電磁バルブ137は、バルブ室137a内に配置されており、バルブ室137a内を前後方向に移動可能である。電磁バルブ137の後方には、電磁石138が配置されている。制御装置109が電磁石138に対する通電および通電の遮断を切り替えることで、電磁バルブ137が前後方向に移動される。電磁バルブ137の外周には、前後方向に所定間隔で2個のOリング139a,139bが配置されている。電磁バルブ137は、後方へ移動することで環状溝121cを開放し、前方へ移動することで環状溝121cを閉じる。
具体的には、図6に示すように、前側のOリング139aは、環状溝121cの前方においてバルブ室137aの内壁面の一部を形成するシリンダヘッド121bに当接することで、環状溝121cとシリンダ室121aとの連通を遮断する。一方、図7に示すように、Oリング139aが、環状溝121cの領域内へ移動すると、環状溝121cがシリンダ室121aと連通する。なお、後側のOリング139bは、圧縮空気が連通ポート135bから外側へ漏れ出ることを防止するためものであり、環状溝121cの開閉には関与しない。このように、空気通路135を開閉する電磁バルブ137は、空気通路135のうち、打ち込みシリンダ121のシリンダ室121aとの接続側に設けられている。
電磁バルブ137は、図6に示すように、常時には電磁石138によって環状溝121cを閉じるように前方に配置されている。また、ストッパ136は、電磁バルブ137の前方に配置され、電磁バルブ137の前方への移動を規制している。このストッパ136は、シリンダ室121a内に径方向に突出するフランジ状の部材によって形成されている。さらに、ストッパ136は、後方へ移動する打ち込みピストン123の後端位置を規定している。
また、図3に示すように、釘打機100は、磁気センサ150を備えている。磁気センサ150は、磁石151、ホール素子152を主体として構成されている。磁石151は、クランク軸115aに設けられている。一方、ホール素子152は、圧縮装置収容部101Bの磁石151と対向する位置に設けられている。そして、磁石151の位置によって磁束密度が異なるため、磁束密度に応じたホール素子152の出力電圧を磁気センサ150が検出する。この磁気センサ150は、クランク角算出部109Eに接続されている。そして、クランク角算出部109Eは、磁気センサ150の検出結果に基づいて、クランク軸115aの位置としてのクランク角度を算出する。すなわち、制御装置109がクランク軸115aの位置を測定する。これにより、クランク軸115aに連接された圧縮ピストン133の位置が検出される。このクランク角算出部109Eが、本発明における「モータ動作状態検出部」および「クランク角検出部」に対応する実施構成例である。
次に、釘打機100の作用および使用方法について説明する。釘打機100は、図3に示すように、打ち込みピストン123が後端位置(図3の左端位置)に位置し、かつ圧縮ピストン133が下端位置(下死点)に位置した状態が初期位置として定められている。すなわち、クランク角度が0度(下死点)のときが初期状態である。
図3に示す初期状態において、ドライバガイド141が被加工材に押し当てられてコンタクトアームスイッチ143(図6参照)がオン状態とされるとともに、トリガ103aが引き操作されてトリガスイッチ103bがオン状態に切替えられると、電動モータ111が通電駆動される。これにより、減速機構113を介してクランク機構115が駆動され、圧縮ピストン133が下死点から上方へ移動される。このとき、電磁バルブ137が空気通路135を閉鎖しているため、圧縮ピストン133の移動によって、圧縮室131a内の空気が圧縮される。
磁気センサ150を介してクランク角算出部109Eに算出されたクランク軸115aのクランク角度が180度に対応する圧縮ピストン133が上端位置(上死点)に達したときに、圧縮室131a内の圧縮空気が最大圧縮状態となる。このとき、電磁石138によって電磁バルブ137が後方へ移動される。これにより、環状溝121cがシリンダ室121aに連通して、圧縮室131a内の圧縮空気が空気通路135を経てシリンダ室121aに供給される。シリンダ室121aに圧縮空気が供給されると、当該圧縮空気による空気ばねの作用によって、図7に示すように、打ち込みピストン123が前方へ移動される。そして、前方へと移動された打ち込みピストン123のドライバ125がドライバガイド141の打ち込み通路141aに待機している釘を打撃する。これにより、釘が打ち出され、打ち出された釘が被加工材に打込まれる。
打ち出し動作後、圧縮ピストン133は上死点から下死点へ向かって移動する。すると、圧縮室131aの容積が増加されて当該圧縮室131a内の空気が大気圧よりも低い負圧となる。圧縮室131a内に生じた負圧は、空気通路135及びシリンダ室121aを通じて打ち込みピストン123に作用する。これにより、図8に示すように、打ち込みピストン123が吸引されて後方へと移動される。そして、打ち込みピストン123は、ストッパ136と当接して初期位置に位置する。電磁バルブ137は、打ち込みピストン123が初期位置に移動されるまでは、空気通路135の開放状態を維持する。打ち込みピストン123が初期位置に位置すると、電磁バルブ137が前方に移動され、空気通路135を閉じる。なお、クランク角算出部109Eによって、例えば、クランク軸115aのクランク角度が310度であることが検出されると、制御装置109は、圧縮ピストン133を減速させて圧縮ピストン133を停止させる。すなわち、駆動信号出力部109Cがモータ制御部109Dに対してブレーキ信号を出力することで、モータ制御部109Dが電動モータ111にブレーキを掛ける。これにより、圧縮ピストン133にブレーキが掛けられる。
圧縮ピストン133が初期位置(下死点)に位置すると、トリガスイッチ103b及びコンタクトアームスイッチ143がオン状態に維持されていても、電動モータ111に対する通電が遮断され、電動モータ111が停止される。すなわち、スイッチ検出部109Bによってトリガスイッチ103bとコンタクトアームスイッチ143のオン状態が検出されて場合であっても、駆動信号出力部109Cは停止信号をモータ制御部109Dに出力する。これにより、モータ制御部109Dは、電動モータ111を停止状態に維持するように制御する。以上の通り、打ち出し動作の1サイクルが終了する。なお、打ち出し動作中には、LED制御部109FがLED107を制御し、これによりLED107がドライバガイド141の先端領域を照射する。LED制御部109Fには、作業者が手動で操作可能なLED操作スイッチ160が接続されており、LED操作スイッチ160がオン状態の場合に、LED制御部109FがLED107を点灯する。このLED107およびLED操作スイッチ160がそれぞれ、本発明における「電装装置」および「電装装置スイッチ」に対応する実施構成例である。
なお、釘打機100においては、上記の通り、1回の操作により1つの釘が打ち出される単発打ち出し動作だけでなく、複数の釘を任意の時間間隔で連続して打ち出す連発打ち出し動作が行われるように構成されている。すなわち、1回の打ち出し動作の後、トリガ103aを引いた状態で、被加工材に押し当てられたドライバガイド141の押し当てを解除し、被加工材における他の部分に再度ドライバガイド141を押し当てることによって、次の釘の打ち出し動作を行う連発打ち出し動作が行われる。換言すると、単発打ち出し動作においては、トリガ103aに対する1度の操作毎に1つの釘が打ち出されるが、連発打ち出し動作においては、トリガ103aが1度操作された状態で、複数の釘が打ち出される。
以上の通り、制御装置109は、打ち出し動作の際には、釘を打ち出すための複数の制御部として、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、モータ制御部109D、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gに対してバッテリパック110から電流が供給される。しかしながら、釘を打ち出さない状態においては、各制御部に対して打ち出し動作の際に供給される電流と同じ電流を供給する必要はない。一方で、仮に、制御装置109に対する電流を完全に遮断すると、制御装置109を起動する時間が必要になり、作業者がすぐに釘を打ち出すことができない。また、制御装置109を起動するための煩雑な操作を作業者に強いることになる。そこで、本実施形態において、釘打機100は、制御装置109の各構成要素109B〜109Gに対して、打ち出し動作を行うために必要な電流が供給される駆動可能モード(モータ駆動モード)と、制御装置109の消費電流を抑制するために、制御装置109の一部の機能を停止するスリープモード(低電力モード)との間で切り替えられるように構成されている。特に、本実施形態においては、マイクロコンピュータ109aによってスリープモードへ切り替えられるように構成されている。具体的には、マイクロコンピュータ109aが有している省電力機能を用いて、スリープ制御部109Aに対してのみ必要な電流を供給し、他の構成要素109B〜109Gに対して供給する電流を抑制している。すなわち、スリープモードにおいては、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、モータ制御部109D、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gの消費電流が低減される。
駆動可能モードにおいて、釘打機100が打ち出し動作を終了した後は、次の打ち出し動作を開始するまで電動モータ111は駆動されない。そのため、本実施形態においては、電動モータ111の駆動状態に基づいて、駆動可能モードからスリープモードに切り替えられる。
具体的には、制御装置109は、クランク角算出部109Eによって算出されたクランク軸115aのクランク角に基づいて、電動モータ111の駆動/停止を検出する。すなわち、クランク角が所定時間変化しない場合には、クランク軸115aが回転しておらず、電動モータ111が停止していると判断される。一方、クランク角が所定時間内に変化する場合には、クランク軸115aが回転しており、電動モータ111が駆動していると判断される。したがって、単位時間当たりのクランク角の変化率から電動モータ111の駆動/停止が検出される。所定の第1条件として、電動モータ111が停止後、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143の両方のスイッチのオフ状態がスイッチ検出部109Bによって検出されるとともに、タイマー109Gによって計測された電動モータ111の停止時間が設定された第1時間(例えば、1分)を超えた場合には、制御装置109(具体的には、スリープ制御部109A)は、駆動可能モードからスリープモードに釘打機100の駆動モードを切り替える。
また、所定の第2条件として、電動モータ111が停止後、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143が共にオフ状態になることなく、タイマー109Gによって計測された電動モータ111の停止時間が、第1の時間よりも長い所定の第2時間(例えば、10分)を超えた場合にも、制御装置109は、駆動可能モードからスリープモードに釘打機100の駆動モードを切り替える。このタイマー109Gが、本発明における「モータ動作状態検出部」に対応する実施構成例である。
スリープモードにおいては、制御装置109のうちスリープ制御部109Aが、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、モータ制御部109D、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gに対してバッテリパック110から供給される電流を遮断する。なお、スリープモードにおいては、スリープ制御部109Aが電流を完全に遮断するだけでなく、駆動可能モードにおいて各構成要素に供給される電流よりも少ない電流(待機電流とも称す)を供給してもよい。このスリープ制御部109Aが、本発明における「電流供給制御部」に対応する実施構成例である。
以上の第1および第2条件のどちらにおいても、スイッチ検出部109Bおよびクランク角算出部109Eの検出結果に基づいて、スイッチ検出部109Bおよびクランク角算出部109Eに対する電流が遮断される。換言すると、特定の構成要素をスリープ状態にするために、当該特定の構成要素の検出結果が用いられる。
以上の通り、スリープモードに切り替えられることで、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、モータ制御部109D、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gがスリープ状態(待機状態とも称す)となる。これにより、制御装置109の一部の機能が停止される。その結果、制御装置109の消費電流が低減される。この制御装置109の一部の機能が停止されたスリープ状態が、本発明における「電流低減モード」に対応する実施構成例である。
なお、駆動可能モードにおいて、LED操作スイッチ160がオン状態である間は、LED107が点灯している。LED107が点灯している状態は、作業者がさらに打ち込み動作を行う可能性が高い。したがって、LED操作スイッチ160のオン状態が検出されている間は、上記所定の第1または第2条件を満たした場合であっても、スリープモードに移行しない。
スリープモードにおいては、制御装置109のうちスリープ制御部109Aのみが稼働している。換言すると、制御装置109のうちスリープ制御部109Aのみが稼働するように、スリープ制御部109Aのみに電流が供給されている。このスリープ制御部109Aは、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143に接続されており、両方のスイッチの状態を検出可能である。そのため、本実施形態においては、作業者が打ち出し動作を行う際にトリガ103aやドライバガイド141に対する操作によるトリガスイッチ103bまたはコンタクトアームスイッチ143の状態変化に基づいて、スリープ制御部109Aがスリープモードから駆動可能モードに切り替える。これにより、スリープモードから駆動可能モードに即座に切り替えられ、制御装置109の各制御部を起動するための時間ロスが削減される。また、作業者は、打ち込み動作を行うべく、トリガ103aやドライバガイド141を操作するだけで、スリープモードから駆動可能モードに復帰するための特別な操作が不要である。
具体的には、スリープモードにおいては、安全機能としてスリープ制御部109Aがトリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143の両方のスイッチがオフ状態になったことを検知しない限り、駆動可能状態には移行されない。特に、上記の所定の第2条件においては、トリガスイッチ103bおよび/またはコンタクトアームスイッチ143がオン状態のまま、電動モータ111の停止時間が第2時間を超えた場合に、スリープモードに切り替えられる。したがって、トリガスイッチ103bおよび/またはコンタクトアームスイッチ143がオン状態のまま、スリープモードに切り替えられることに対して、安全機構としてトリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143の両方のスイッチのオフ状態になることを検知することは、特に有用である。
スリープモードにおいて、両方のスイッチのオフ状態が検出された後は、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143のいずれかのスイッチのオン状態が検出されることで、制御装置109(具体的には、スリープ制御部109A)は、スリープモードから駆動可能モードに釘打機100の駆動モードを切り替える。
これにより、スリープモードにおいて遮断されていた電流が、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、モータ制御部109D、クランク角算出部109E、およびLED制御部109Fに対して供給される。その結果、駆動可能モードでは、制御装置109の全ての機能が稼働し、打ち出し動作を行うことが可能となる。この制御装置109の全ての機能が稼働する駆動可能モードが、本発明における「電流供給モード」に対応する実施構成例である。
以上の本実施形態によれば、モータの動作状態に関する指標としての電動モータ111の停止時間に基づいて、駆動可能モードからスリープモードに切り替えられる。例えば、トリガ103a等の操作部材に対する操作および操作の解除に基づいて、電流低減モードに切り替える構成においては、操作部材としてのトリガ103aやドライバガイド141の不具合や、操作部材と電動モータ111の間の回路やスイッチ103b,143等の不具合が生じた場合に、スリープモードに適切に切り替えられない。しかしながら、本実施形態においては、電動モータ111の動作状態に関する指標として電動モータ111の停止時間に基づいて、スリープモードに切り替えられる。そのため、仮にトリガ103aやドライバガイド141操作部材の不具合や、スイッチ103b,143等の不具合が生じた場合であっても、スリープモードに切り替えられる。したがって、電動モータ111の駆動に基づいて、確実にスリープモードに切り替えられる。その結果、釘打機100の消費電流が合理的に低減される。
また、本実施形態によれば、スリープ制御部109Aおよびスイッチ検出部109Bが共に、トリガスイッチ103aおよびコンタクトアームスイッチ143の状態をそれぞれ検出する。これにより、スイッチ検出部109Bは、駆動可能モードにおいて、打ち出し動作のためにスイッチの状態を検出し、スリープ制御部109Aは、スリープモードにおいて、スリープモードから駆動可能モードに切り替えるためにスイッチの状態を検出する。したがって、スイッチ検出部109Bがスイッチの状態を検出するタイミングとは別のタイミングにおいて、スリープ制御部109Aがスイッチの状態を検出することができる。
また、本実施形態によれば、スリープモードに切り替える条件として、第1条件および第2条件が設定されている。複数の条件が設定されていることで、打ち込み動作を行う作業者の意思が適切に反映されて、スリープモードに切り替えられる。
なお、以上の実施形態においては、スリープモードにおいて、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、モータ制御部109D、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gに対する電流が遮断されるが、これには限られない。例えば、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、モータ制御部109D、クランク角算出部109E、LED制御部109F、タイマー109Gのうち少なくとも1つの構成要素に対する電流が遮断されてもよい。また、スリープ制御部109Aのうち、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143の状態をそれぞれ検出する領域が少なくとも稼働しているように、スリープ制御部109Aに対して供給される電流を低減してもよい。
また、以上の実施形態においては、スリープ制御部109A、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gのうちのいずれかの構成要素は、マイクロコンピュータの一部として構成されていたがこれには限られない。例えば、スリープ制御部109A、スイッチ検出部109B、駆動信号出力部109C、クランク角算出部109E、LED制御部109F、およびタイマー109Gのうちの少なくとも1つの構成要素が、マイクロコンピュータを構成せず、電気回路からなるハードウェアとして構成されていてもよい。この場合には、スリープモードにおいて、当該ハードウェアに対して供給される電流が低減される。すなわち、スリープモードにおいては、マイクロコンピュータに対して供給される電流が低減される態様、マイクロコンピュータ以外の電気回路に対して供給される電流が低減される態様、およびマイクロコンピュータと電気回路のそれぞれに対して供給される電流が低減される態様を好適に包含する。
また、以上の実施形態においては、タイマー109Gが、電動モータ111の停止時間として電動モータ111が停止した後の経過時間を計測するように構成されていたが、これには限られない。例えば、タイマー109Gは、電動モータ111の停止時間として駆動信号出力部109Cがブレーキ信号を出力した時点からの経過時間を計測してもよい。また、タイマー109Gは、電動モータ111の停止時間として、駆動信号出力部109Cがモータ制御部109Dに対する駆動信号の出力が停止した時点からの経過時間を測定してもよい。すなわち、電動モータ111の停止時間とは、電動モータ111が完全に停止している時間だけでなく、電動モータ111が完全に停止する直前の時間も好適に包含する。
また、以上の実施形態においては、スリープ制御部109Aとスイッチ検出部109Bが共にトリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143の状態をそれぞれ検出するように構成されていたが、これには限られない。例えば、スイッチ検出部109Bのみがトリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143の状態を検出し、スイッチ検出部109Bの検出結果に基づいて、スリープ制御部109Aがスリープモードから駆動可能モードに切り替えてもよい。この場合には、スリープモードにおいて、スイッチ検出部109Bに対する電流は低減されない。
また、以上の実施形態においては、電装装置として、作業領域に光を照射するLED107が設けられていたが、これには限られない。例えば、電装装置として、釘打機100の駆動状態やバッテリパック110の残量を表示するためのディスプレイが設けられていてもよい。
また、以上の実施形態においては、LED107を操作するLED操作スイッチ160が設けられていたが、これには限られない。例えば、トリガスイッチ103bおよびコンタクトアームスイッチ143に連動してLED107の点灯/消灯が制御されてもよい。具体的には、トリガスイッチ103bまたはコンタクトアームスイッチ143がオン状態になったときに、LED107が点灯される。一方、トリガスイッチ103bとコンタクトアームスイッチ143の両方のスイッチがオフ状態になったときに、LED107が消灯される。なお、トリガスイッチ103bとコンタクトアームスイッチ143の両方のスイッチがオフ状態になった後、所定時間(例えば、10秒)経過したときに、LED107が消灯されてもよい。
また、以上の実施形態においては、磁気センサ150が、クランク軸115aの位置を測定していたが、これには限られない。例えば、電動モータ111のモータ軸に磁石151が取り付けられており、磁気センサ150が、モータ軸の位置を測定することで、電動モータ111の駆動(状態)を検出してもよい。また、センサとしては、磁気センサの他に、受光部と発光部を備えたフォトインタラプタなどを用いてもよい。
なお、以上の実施形態は、打ち込み工具として釘打機100を例にして説明したが、釘打機以外のタッカー、ステープラーと呼ばれる打ち込み工具に本発明を適用してもよい。また、打ち込み工具としてバッテリパック110が装着される工具に限られず、電源コードから電流(電力)が供給される工具であってもよい。また、駆動機構として、電動モータ111以外にもエンジン等を用いてもよい。
以上の発明の趣旨に鑑み、本発明に係る打ち込み工具は、下記の態様が構成可能である。なお、各態様は、単独で、あるいは互いに組み合わされて用いられるだけでなく、請求項に記載された発明と組み合わされて用いられる。
(態様1)
打ち込み具を射出口から打ち出す打ち込み工具であって、
前記打ち込み具を打ち出すためのモータと、
前記モータを制御するコントローラと、
当該打ち込み工具を駆動する際に、作業者によって手動で操作されるトリガと、
当該打ち込み工具を駆動する際に、被加工材に対して押圧されるコンタクトアームと、
前記トリガに連接されたトリガスイッチと、
前記コンタクトアームに連接されたコンタクトアームスイッチと、を有し、
前記トリガスイッチと前記コンタクトアームスイッチが共にON状態に切り替えられることで、前記モータが駆動されるように構成されており、
前記コントローラは、
マイクロコンピュータと、前記モータを駆動するための駆動回路とを備え、
前記マイクロコンピュータは、
前記トリガスイッチおよび前記コンタクトアームスイッチの状態を検出するスイッチ状態検出部と、
前記モータの動作状態を検出するモータ動作状態検出部と、
前記モータを制御するための信号を出力する信号出力部と、を備えており、
前記モータを駆動するために、前記モータ動作状態検出部、前記信号出力部、および前記モータ駆動部の各構成要素に対してそれぞれ電流を供給する電流供給モードと、
前記モータ動作状態検出部、前記信号出力部、および前記モータ駆動部のうちの少なくとも一つの構成要素に対して、当該構成要素に供給される電流を低減する電流低減モードとの間で切り替え可能に構成されており、
前記モータの動作状態に関する指標に基づいて、前記電流低減モードに切り替えるように構成されていることを特徴とする打ち込み工具。
(態様2)
電装装置は、打ち込み工具の状態に関する情報を表示する情報表示装置として構成されている。
(態様3)
電装装置は、作業領域を照らす照明として構成されている。
(態様4)
前記電流低減モードにおいて、トリガスイッチおよびコンタクトアームスイッチの少なくとも一方のスイッチがONになった場合に、前記コントローラは前記電流供給モードに切り替える。
(態様5)
前記ピストンを収容するシリンダを有し、
前記ピストンが前記シリンダ内を移動することで、前記シリンダ内の空気室が空気バネとして作用するように構成されており、
空気バネの作用によって、打ち込み具が打ち出される。
(態様6)
空気バネによって駆動されて、打ち込み具を打ち出すドライバを有する。
(態様7)
モータ動作状態検出部は、モータに駆動されるクランク機構のクランク角を検出するクランク角検出部と、タイマーで構成されている。
(態様8)
コントローラは、
クランク角検出部の検出結果に基づいて、モータの動作状態に関する指標としてモータの停止時間を算出する。
(態様9)
モータ停止時間の起点は、信号出力部からモータを駆動するための駆動信号の出力が停止された時点として設定される。
(態様10)
モータ停止時間の起点は、信号出力部からモータの駆動にブレーキを掛けるブレーキ信号が出力された時点として設定される。
(態様11)
モータ停止時間の起点は、信号出力部からモータの駆動にブレーキを掛けるブレーキ信号の出力が停止した時点として設定される。
(本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下の通りである。なお、本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものであり、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
電動モータ111は、本発明の「モータ」に対応する構成の一例である。
制御装置109は、本発明の「コントローラ」に対応する構成の一例である。
スリープ制御部109Aは、本発明の「電流供給制御部」に対応する構成の一例である。
スイッチ検出部109Bは、本発明の「スイッチ状態検出部」に対応する構成の一例である。
駆動信号出力部109Cは、本発明の「信号出力部」に対応する構成の一例である。
モータ制御部109Dは、本発明の「モータ駆動部」に対応する構成の一例である。
クランク角算出部109Eは、本発明の「モータ動作状態検出部」に対応する構成の一例である。
クランク角算出部109Eは、本発明の「クランク角検出部」に対応する構成の一例である。
タイマー109Gは、本発明の「モータ動作状態検出部」に対応する構成の一例である。
トリガ103aは、本発明の「操作部材」に対応する構成の一例である。
トリガスイッチ103bは、本発明の「スイッチ」に対応する構成の一例である。
ドライバガイド141は、本発明の「操作部材」に対応する構成の一例である。
コンタクトアームスイッチ143は、本発明の「スイッチ」に対応する構成の一例である。
LED107は、本発明の「電装装置」に対応する構成の一例である。
LED操作スイッチ160は、本発明の「電装装置スイッチ」に対応する構成の一例である。
100 釘打機
101 本体ハウジング
101A 打ち込み機構収容部
101B 圧縮装置収容部
101C モータ収容部
102 内側ハウジング
103 ハンドル部
103a トリガ
103b トリガスイッチ
105 マガジン
105a プッシャプレート
107 LED
109 制御装置
109a マイクロコンピュータ
109A スリープ制御部
109B スイッチ検出部
109C 駆動信号出力部
109D モータ制御部
109E クランク角算出部
109F LED制御部
109G タイマー
110 バッテリパック
111 電動モータ
113 遊星歯車式減速機構
115 クランク機構
115a クランク軸
115b 偏心ピン
115c 連接ロッド
120 釘打ち込み機構
121 打ち込みシリンダ
121a シリンダ室
121b シリンダヘッド
121c 環状溝
123 打ち込みピストン
124 ピストン本体部
125 ドライバ
130 圧縮装置
131 圧縮シリンダ
131a 圧縮室
131b シリンダヘッド
133 圧縮ピストン
135 空気通路
135a 連通ポート
135b 連通ポート
135c 連通路
136 ストッパ
137 電磁バルブ
137a バルブ室
138 電磁石
139a Oリング
139b Oリング
141 ドライバガイド
141a 打ち込み通路
142 付勢ばね
143 コンタクトアームスイッチ
150 磁気センサ
151 磁石
152 ホール素子
160 LED操作スイッチ

Claims (10)

  1. 打ち込み具を射出口から打ち出す打ち込み工具であって、
    前記打ち込み具を打ち出すためのモータと、
    前記モータを制御するコントローラと、
    当該打ち込み工具を駆動する際に、作業者によって操作される操作部材と、
    前記操作部材に対する操作によって切替えられるスイッチと、を有し、
    前記スイッチがON状態に切り替えられることで、前記モータが駆動されるように構成されており、
    前記コントローラは、
    前記スイッチの状態を検出するスイッチ状態検出部と、
    前記モータの動作状態を検出するモータ動作状態検出部と、
    前記モータを制御するための信号を出力する信号出力部と、
    前記信号出力部から出力された信号によって前記モータを駆動するモータ駆動部と、を備え、
    前記モータを駆動するために、前記モータ動作状態検出部、前記信号出力部、および前記モータ駆動部の各構成要素に対してそれぞれ電流を供給する電流供給モードと、
    前記モータ動作状態検出部、前記信号出力部、および前記モータ駆動部のうちの少なくとも一つの構成要素に対して、当該構成要素に供給される電流を低減する電流低減モードとの間で切り替え可能に構成されており、
    前記コントローラは、前記モータ動作状態検出部が前記モータの停止を検出した時から所定時間を越えた場合に、前記電流供給モードから前記電流低減モードに切り替えるように構成されていることを特徴とする打ち込み工具。
  2. 請求項1に記載の打ち込み工具であって、
    前記スイッチの状態に基づいて、前記コントローラは前記電流低減モードから前記電流供給モードに切り替えるように構成されていることを特徴とする打ち込み工具。
  3. 請求項1または2に記載の打ち込み工具であって、
    前記コントローラは、電流供給制御部を有し、
    前記電流低減モードにおいて、前記電流供給制御部が、前記モータ動作状態検出部、前記信号出力部、および前記モータ駆動部に対して供給される電流を低減するとともに、前記スイッチ状態検出部に対して供給される電流も低減するように構成されていることを特徴とする打ち込み工具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の打ち込み工具であって、
    前記モータに駆動されるクランク機構と、
    前記クランク機構に駆動されるピストンを有し、
    前記ピストンの駆動によって前記打ち込み具が打ち出されるように構成されており、
    前記モータ動作状態検出部は、前記クランク機構のクランク角を検出するクランク角検出部を有し、
    前記コントローラは、
    前記モータの動作状態を前記クランク角検出部の検出結果に基づいて検出し、
    前記電流低減モードにおいて、前記モータ動作状態検出部として前記クランク角検出部に対して供給される電流を低減することを特徴とする打ち込み工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の打ち込み工具であって、
    前記操作部材は、作業者に手動操作されるトリガと、作業者が当該打ち込み工具を被加工材に押し付けることで操作されるコンタクトアームと、を含み、
    前記スイッチは、前記トリガによって切替えられるトリガスイッチと、前記コンタクトアームによって切替えられるコンタクトアームスイッチと、を含み、
    前記トリガスイッチと前記コンタクトアームスイッチが同時にON状態になることで、前記モータが駆動されるように構成されており、
    前記コントローラは、前記モータ動作状態検出部が前記モータの停止を検出した時から前記所定時間を越えた場合であって、かつ前記トリガスイッチおよび前記コンタクトアームスイッチが共にOFF状態である場合に、前記電流低減モードに切り替えることを特徴とする打ち込み工具。
  6. 請求項5に記載の打ち込み工具であって、
    前記コントローラは、
    前記トリガスイッチおよび前記コンタクトアームスイッチが共にOFF状態になることなく、前記停止時間が前記所定時間より長い第2所定時間を超えた場合に、前記電流低減モードに切り替えることを特徴とする打ち込み工具。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の打ち込み工具であって、
    前記操作部材は、作業者に手動操作されるトリガと、作業者が当該打ち込み工具を被加工材に押し付けることで操作されるコンタクトアームと、を含み、
    前記スイッチは、前記トリガによって切替えられるトリガスイッチと、前記コンタクトアームによって切替えられるコンタクトアームスイッチと、を含み、
    前記トリガスイッチと前記コンタクトアームスイッチが同時にON状態になることで、前記モータが駆動されるように構成されており、
    前記コントローラは、前記モータ動作状態検出部が前記モータの停止を検出した時から前記所定時間よりも長い第2所定時間を越えた場合に、前記電流低減モードに切り替えることを特徴とする打ち込み工具。
  8. 請求項6または7に記載の打ち込み工具であって、
    前記コントローラは、前記電流低減モードに切り替えた後、
    前記トリガスイッチおよび前記コンタクトアームスイッチの両方のスイッチのOFF状態が検出されない限り当該電流低減モードから前記電流供給モードに切り替えないように構成されていることを特徴とする打ち込み工具。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の打ち込み工具であって、
    電装装置と、
    前記電装装置の駆動と停止を切り替える電装装置スイッチを有し、
    前記コントローラは、
    前記電装装置スイッチが前記電装装置を駆動させるON状態の間、前記電流供給モードを維持することを特徴とする打ち込み工具。
  10. 請求項9に記載の打ち込み工具であって、
    前記コントローラは、
    前記電装装置スイッチが前記電装装置を停止させるOFF状態から前記ON状態に切り替わった場合に、前記電流低減モードから前記電流供給モードに切り替えるように構成されていることを特徴とする打ち込み工具。
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