JP6282147B2 - Led電源装置及びled照明装置 - Google Patents

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Description

本発明はLED電源装置及びそれを用いたLED照明装置に関する。
特許文献1は、消灯状態から点灯状態に切り替わる際に発生する閃光を低減するLED点灯装置を開示する。そのLED点灯装置は、LEDに駆動電流を供給する絶縁型フライバックコンバータと、検出されたLEDの順方向電流が目標値となるようにスイッチング動作を制御する制御回路部を備える。制御回路部は、消灯状態のLEDを点灯させるために絶縁型フライバックコンバータのスイッチング動作を開始させた時点からLEDへの印加電圧が点灯開始電圧に増加するまでの間に、スイッチング素子のオン時間が長い第1のスイッチング期間を設けた後、オン時間が短い第2のスイッチング期間を設ける。
特開2013−69766号公報
ところで、特許文献1のようなフライバックコンバータ等のスイッチング電源回路を用いるLED電源装置においては、点灯開始だけでなく消灯時にも閃光が発生し得る。これは、入力電源がオフされた時に、スイッチング素子を駆動するための駆動回路(ドライバIC等)よりも、スイッチング電源回路の出力を制限するための制御回路(オペアンプ等)が先に停止することにより、駆動回路が制御回路によって出力制限されない状態でスイッチング素子が駆動されることに起因する。これにより、消灯直前にスイッチング電源回路が最大出力状態となり、スイッチング電源回路の前段に設けられたコンデンサの電荷が一気に放電されて閃光が発生する。しかし、このようなLED消灯時の閃光は、点灯開始時の閃光とは異なり、照明を消して暗くするというユーザの意図に反する現象であり、ユーザにおける視覚的違和感は点灯開始時の閃光よりも大きいものとなる。またさらに、消灯前の閃光によりユーザの目に与えられた残光により、ユーザの目が消灯後の暗さに適応するのに時間がかかり、不快感がもたらされる。このように、消灯直前の閃光によってユーザには視覚的違和感、不快感等がもたらされてしまう。
そこで、本発明は、出力を制限するための制御回路を有するDC/DCコンバータを備えるLED電源装置において、LED消灯直前の閃光を防止する構成を提供することを課題とする。
本発明のLED電源装置は、第1のコンデンサと、スイッチング素子のスイッチング動作により第1のコンデンサの電圧を変圧して第2のコンデンサに充電し、第2のコンデンサから直流出力をLEDに供給するDC/DCコンバータと、スイッチング素子の駆動状態を決定する制御信号を出力する出力制御部と、制御信号に応じてスイッチング素子を駆動する駆動制御部と、スイッチング素子の駆動に応じて制御電圧を出力制御部に供給する補助電源部と、補助電源部による制御電圧の供給能力が低下した場合に第2のコンデンサから補助電源部に電流を供給するバイパス回路を備える。
本発明のLED電源装置によると、スイッチング素子の駆動に応じて制御電圧を出力制御部に供給する補助電源部による制御電圧の供給能力が低下した場合に、バイパス回路が第2のコンデンサから補助電源部に電流を供給する。したがって、入力電源遮断後における出力制御部の制御電圧の残存時間を長くすることができ、出力制御部が駆動制御部よりも先に動作を停止することに起因するLED消灯直前の閃光が防止される。また、上記制御電圧が出力制御部の動作停止電圧未満となるまでに充分な時間を経過させることができるので、出力制御部が駆動制御部よりも先に動作を停止したとしても、出力制御部の動作停止時点での第1のコンデンサの残電圧は閃光を生じさせるほどのエネルギーとはならない。このように、いずれの場合であっても、消灯動作中に出力制御部による出力制限機能が確保されるので、LED消灯直前の閃光は発生しない。したがって、出力を制限するための制御回路を有するDC/DCコンバータを備えるLED電源装置において、LED消灯直前の閃光の効果的な防止が実現される。またさらに、LED消灯時に第2のコンデンサの電荷がバイパス回路によって放電されてからLED電源装置が停止するので、消灯後にLED電源装置の出力端子間に高電圧が発生せず、LED電源装置の使用における安全性が向上する。
上記LED電源装置の第1の形態として、補助電源部が、スイッチング素子の駆動に応じて補助電圧を生成する回路、及び補助電圧から制御電圧を生成するレギュレータ回路を備え、バイパス回路が、補助電圧が所定値未満となった場合に第2のコンデンサからレギュレータ回路の入力端に電流を供給するように構成される。この構成によると、第2のコンデンサからの電流がレギュレータ回路の入力側に供給されるので、レギュレータ回路による精度の高い電圧供給能力が最大限発揮され、消灯直前の過渡的な動作においても出力制御部が高い精度で動作することができる。
また、上記LED電源装置の第2の形態として、補助電源部が、スイッチング素子の駆動に応じて補助電圧を生成する回路、及び補助電圧から制御電圧を生成するレギュレータ回路を備え、バイパス回路が、制御電圧が所定値未満となった場合に第2のコンデンサからレギュレータ回路の出力端に電流を供給するように構成される。この構成によると、第2のコンデンサからの電流がレギュレータ回路の出力側に供給されるので第2のコンデンサの残電圧を制御電圧の生成に最大限利用することができ、より長い時間にわたって出力制御部の動作を確保することができる。
具体的には、バイパス回路はトランジスタ、ツェナーダイオード及び抵抗を含み、トランジスタのコレクタ端子が第2のコンデンサの高電位端に接続される。エミッタ端子は、第1の形態ではレギュレータ回路の入力端に接続され、第2の形態ではレギュレータ回路の出力端に接続される。ベース端子がツェナーダイオードのカソードに接続され、ツェナーダイオードのアノードが第2のコンデンサの低電位端に接続され、抵抗がコレクタ端子とベース端子の間に接続される。これにより、簡素な構成により、バイパス回路が構成され、少ない追加部品でLED消灯時の閃光を防止できる。
また、DC/DCコンバータがトランスを有する絶縁型フライバックコンバータからなり、トランスの一次主巻線にDC/DCコンバータの一次側回路が接続され、トランスの二次主巻線にDC/DCコンバータの二次側回路が接続され、トランスの補助巻線に補助電源部が接続される。このように、本発明のLED電源装置は、一次側回路と二次側回路の基準電位が異なる絶縁型フライバックコンバータからなるDC/DCコンバータにおいて好適に適用される。
本発明のLED照明装置は、上記のLED電源装置と、LEDとを備える。上記効果を有するLED電源装置が採用されるので、消灯時の視覚的違和感、不快感を解消することができるLED照明装置が実現される。
本発明の第1の実施形態によるLED電源装置及びLED照明装置を示す図である。 比較例によるLED電源装置の動作を説明する図である。 第1の実施形態によるLED電源装置の動作を説明する図である。 本発明の第2の実施形態によるLED電源装置及びLED照明装置を示す図である。 第2の実施形態によるLED電源装置の動作を説明する図である。
実施形態1.
図1に、本発明の第1の実施形態に係るLED電源装置1及びそれを用いたLED照明装置3の回路構成図を示す。LED照明装置3はLED電源装置1及びLED2を含む。交流電源ACからの入力電圧がLED電源装置1の入力端子T1及びT2に入力され、LED電源装置1の高電位出力端子T3及び低電位出力端子T4からの直流出力がそれぞれ配線W1及びW2を介してLEDモジュール2の端子T5及びT6に供給される。LED電源装置1の端子T7及びT8からは、調光器からの調光指令信号が入力される。
LED電源装置1は、AC/DC変換部10、DC/DCコンバータ20、駆動制御部30、出力制御部40、補助電源部50、及びバイパス回路60を備える。LED2は、端子T5と端子T6間に直列接続された複数のLED素子を含む。なお、LED電源装置1とLED2とは、1つの筐体において一体化されていてもよいし、2つの筐体において別体として構成されていてもよい。本明細書における説明において、各回路又は構成要素が上記のどのブロックに属するかは便宜的なものであり、本発明を拘束するものではない。
AC/DC変換部10は、全波整流器101、入力コンデンサ102、力率改善回路(以下、「PFC」という)110、及び必要に応じて全波整流器101の前段に電流ヒューズ、ノイズフィルタ等を備える。入力交流電圧が全波整流器101によって全波整流され、入力コンデンサ102に発生する脈流電圧がPFC110に供給される。PFC110は、インダクタ111、スイッチング素子112、ダイオード113、コンデンサ114(第1のコンデンサ)及びPWM制御回路115を含む。以降の説明において、コンデンサ114の負極側電極と同電位のノードを一次側グランドというものとする。
スイッチング素子112はPWM制御回路115によって高周波スイッチングによりPWM制御され、これにより入力力率が改善される。スイッチング素子112がオンの期間においては、全波整流器101からの脈流電圧がインダクタ111及びスイッチング素子112に流れることによりインダクタ111にエネルギーが蓄えられる。スイッチング素子112がオフの期間においては、インダクタ111に蓄えられているエネルギーがダイオード113を介してコンデンサ114に充電される。これにより、コンデンサ114には入力電源電圧から昇圧された電圧が充電される。PWM制御回路115は、PWM制御におけるオン幅を適宜制御してスイッチング素子112をPWM駆動する。この動作によりPFC110は、昇圧された直流電圧を出力する。なお、コンデンサ114は、LED電源装置1の定格電力に応じて1μF〜1000μF程度、好ましくは10μF〜100μF程度の電解コンデンサであればよい。
本実施例では、DC/DCコンバータ20は絶縁型フライバックコンバータからなる。DC/DCコンバータ20は、スイッチング素子201、トランス202、ダイオード203、及びコンデンサ204(第2のコンデンサ)を含み、必要に応じて消磁用の抵抗205及びコンデンサ206を備える。コンデンサ204は、例えば、1μF〜1000μF、好ましくは10μF〜100μF程度の電解コンデンサであればよい。コンデンサ204の負極側電極と同電位のノードを二次側グランドというものとする。DC/DCコンバータ20において、スイッチング素子201、トランス202の一次主巻線N1、抵抗205及びコンデンサ206が一次側回路を構成し、トランス202の二次主巻線N2、ダイオード203及びコンデンサ204が二次側回路を構成する。
DC/DCコンバータ20において、スイッチング素子201のオン期間にコンデンサ114からのエネルギーがトランス202の一次主巻線N1に蓄積され、スイッチング素子201のオフ期間にそのエネルギーがトランス202の二次主巻線N2側からダイオード203を介してコンデンサ204に充電される。降圧比は一次主巻線N1に対する二次主巻線N2の巻数比によって決まり、出力電流はスイッチング素子201のPWM制御におけるオンデューティ(オン幅)によって決まる。スイッチング素子201は、駆動制御部30によって駆動される。なお、以降の説明において、DC/DCコンバータ20の出力電流を「出力電流Iout」といい、DC/DCコンバータ20の出力電圧を「出力電圧Vout」という。なお、以下の実施形態においては、出力電流IoutはLED電流に等しく、出力電圧VoutはLED電圧に等しい。
駆動制御部30は駆動制御ICからなる(以下、「駆動制御IC30」ともいう)。駆動制御IC30の基準電位は一次側グランドであり、後述する一次側制御電圧Vcc1を受けて動作する。駆動制御IC30は、フォトカプラ417のフォトトランジスタのコレクタ端子に接続されるFB端子(FB)、スイッチング素子201のゲート端子に接続された出力端子(OUT)等を有する。駆動制御IC30の内部では、FB端子は内部基準電圧源301(例えば5Vの定電圧源)に抵抗302を介して接続され、OUT端子がゲート回路303に接続される。ゲート回路303では、FB端子の入力電圧に応じて、出力端子からのゲート信号のパルス幅が決定される。具体的には、駆動制御IC30では、FB端子の入力電圧(制御信号)の増加に対してゲート信号のパルス幅が増加するように構成されているものとし、これにより(コンデンサ114の電圧が一定であれば)FB端子の入力電圧の増加に対して出力電流Ioutは増加する。FB端子の入力電圧を決定するフォトカプラ417のフォトトランジスタの出力状態は出力制御部40によって決定される。
出力制御部40は、定電流制御回路410及び調光制御回路420を含み、駆動制御部30によるDC/DCコンバータ20の出力を制限するよう機能する。出力制御部40の基準電位は二次側グランドであり、後述する二次側制御電圧Vcc2の供給を受けて動作する。
定電流制御回路410は、電流検出抵抗411、オペアンプ412、抵抗413〜416、及びフォトカプラ417を含む。なお、オペアンプ412の周辺には、必要に応じてさらに抵抗が接続される。
電流検出抵抗411は二次側グランドと低電位側出力端子T4の間に挿入された低抵抗素子からなり、出力電流Ioutに比例した電圧が電流検出抵抗411に発生する。
オペアンプ412は出力電流Ioutを一定化させる機能を担う定電流制御用のオペアンプである。すなわち、スイッチング素子201は、出力制御部40による定電流制御によって駆動制御部30を介してPWM制御される。オペアンプ412の負入力端子(−)には電流検出抵抗411によって検出された電流検出値が抵抗(不図示)を介して入力され、正入力端子(+)には出力電流Ioutの目標値に対応する電流基準値が入力される。電流基準値は、全光点灯時においては、二次側制御電圧Vcc2の抵抗413及び414による分圧値となり、調光時には、調光制御回路420によって調整される。オペアンプ412の負入力端子と出力端子間には帰還抵抗415が接続される。オペアンプ412の出力端子は抵抗416を介してフォトカプラ417のフォトダイオードのカソードに接続され、フォトカプラ417のフォトダイオードのアノードには二次側制御電圧Vcc2が供給される。オペアンプ412は、負入力端子に入力される電流検出値と、正入力端子に入力される電流基準値との誤差を増幅して出力する。言い換えると、オペアンプ412は電流検出値が電流基準値に一致するように上記PWM制御におけるオン幅を決定することになる。
調光制御回路420は、ACフォトカプラ421、抵抗422、マイクロコントローラ(MCU)423、D/Aコンバータ(DAC)424を含む。なお、MCU423及びDAC424の周辺には、必要に応じてさらに抵抗、コンデンサ等が接続される。ACフォトカプラ421は入力側の逆並列接続されたフォトダイオードと出力側のフォトトランジスタを内蔵する。ACフォトカプラ421は、外部の調光器からの調光指令信号(本実施形態では、調光指令信号はデューティ比が調光率に対応するPWM調光信号であるものとする)をレベル変換する。ACフォトカプラ421によってレベル変換されたPWM調光信号はMCU423に入力される。MCU423は入力された信号に応じて調光率を演算し、演算された調光率に応じたデジタルの電流基準値を出力する。MCU423からのデジタルの電流基準値はDAC424によってアナログ変換され、そのアナログ値が抵抗(不図示)を介して電流基準値として定電流制御回路410(オペアンプ412)に出力される。これにより、調光制御回路420、定電流制御回路410及び駆動制御部30を介して、外部の調光器からの調光指令信号に応じて、DC/DCコンバータ20が定電流制御される。
本実施形態においては、電流検出値が電流基準値よりも小さいと、オペアンプ412の出力端子電圧はハイ側に振れ、フォトカプラ417のフォトダイオードに流れる電流が減少するとともにフォトトランジスタからの出力電流も減少する。一方、電流検出値が電流基準値よりも大きいと、オペアンプ412の出力端子電圧はロー側に振れ、フォトカプラ417のフォトダイオードに流れる電流が増加するとともにフォトトランジスタからの出力電流も増加する。上述したように、駆動制御IC30はフォトカプラ417のフォトトランジスタの出力電流の減少(FB端子電圧の増加)に対してPWM制御のパルス幅を増加させるように構成されている。したがって、電流検出値が電流基準値よりも小さいと、オペアンプ412はスイッチング素子201のPWM制御のパルス幅を増加させる方向、すなわち出力電流Ioutを増大させる方向に作用する。逆に、電流検出値が電流基準値よりも大きいと、オペアンプ412はスイッチング素子201のPWM制御のパルス幅を減少させる方向、すなわち出力電流Ioutを低下させる方向に作用する。これにより、通常点灯時には出力電流Ioutのフィードバックによる定電流制御が行われる。
補助電源部50は、一次側の補助電源回路510及び二次側の補助電源回路520を含む。補助電源回路510は、トランス202の一次側補助巻線N3、ダイオード511、コンデンサ512を含む。一次主巻線N1に対する一次側補助巻線N3の巻数比に応じた電圧が一次側補助巻線N3に発生する。一次側補助巻線N3に発生する電圧はダイオード511及びコンデンサ512によって整流及び平滑され、駆動制御IC30の制御電源となる。なお、コンデンサ512の電圧を一次側制御電圧Vcc1というものとする。
補助電源回路520は、トランス202の二次側補助巻線N4、ダイオード521、コンデンサ522、及び三端子レギュレータ523(レギュレータ回路)を含む。一次主巻線N1に対する二次側補助巻線N4の巻数比に応じた電圧が二次側補助巻線N4に発生する。二次側補助巻線N4に発生する電圧はダイオード521及びコンデンサ522によって整流及び平滑され、この平滑された電圧が、三端子レギュレータ523で降圧及び安定化される。なお、三端子レギュレータ523の入力電圧を二次側補助電圧Vsといい、三端子レギュレータ523の出力電圧を二次側制御電圧Vcc2というものとする。本実施形態では、5Vの二次側制御電圧Vcc2が出力制御部40に供給される。
バイパス回路60は、トランジスタ601、ツェナーダイオード602及び抵抗603を含む。トランジスタ601のコレクタ端子がコンデンサ204の高電位端(正極端)に接続され、エミッタ端子がコンデンサ522の正極端、すなわち三端子レギュレータ523の入力端に接続される。トランジスタ601のベース端子はツェナーダイオード602のカソードに接続され、ツェナーダイオード602のアノードは二次側グランドに接続される。抵抗603はトランジスタ601のコレクタ端子とベース端子の間に接続される。
ツェナーダイオード602のツェナー電圧は、三端子レギュレータ523の動作可能電圧(すなわち、定電圧を出力可能な入力電圧)よりも高く、かつ点灯時の二次側補助電圧Vsよりも低い値に設定される。例えば、ツェナーダイオード602のツェナー電圧は、三端子レギュレータ523の動作可能電圧よりも1V〜10V程度高い値であればよい。これにより、補助電源回路520の二次側補助電源生成能力が低下すると、トランジスタ601がオンし、コンデンサ204からトランジスタ601を介して補助電源回路520に電流が供給される。
本実施形態では、ツェナーダイオード602のツェナー電圧は13Vであり、抵抗603は220kΩである。バイパス回路60において、トランジスタ601のエミッタ端子電圧、すなわち、コンデンサ522の電圧がツェナーダイオード602のツェナー電圧よりも約0.5V以上低くなると、トランジスタ601がオンする。したがって、上記の場合、コンデンサ522の電圧が12.5V程度を下回ると、トランジスタ601がオンする。
次にLED電源装置1の動作を説明する。まず、図2に比較例によるLED電源装置の入力電源オフ時(すなわち、消灯動作時)の各部波形を示す。比較例によるLED電源装置は、上記LED電源装置1からバイパス回路60を除いたものである。すなわち、二次側補助電源Vccは、全てDC/DCコンバータ20のスイッチング動作によって賄われる。図2は、(a)コンデンサ114の平滑電圧Vdc、(b)一次側制御電圧Vcc1、(c)二次側補助電圧Vs(実線)及び二次側制御電圧Vcc2(破線)、(d)駆動制御IC30のFB端子電圧Vfb、並びに(e)出力電流Iout(すなわちLED電流)を示し、横軸は時間である。なお、図は模式図であり、寸法通りではない。
時刻t1までは、平滑電圧Vdcは400V、一次側制御電圧Vcc1は18V、二次側補助電圧Vsは18V、二次側制御電圧Vcc2は5V、FB端子電圧Vfbは1.3V、出力電流Ioutは300mAであるものとする。全光時の出力電流は600mAであり、本例では、50%の調光状態で入力電源がオフされる場合が例示される。なお、比較例及び各実施形態では、一次側の補助電源回路510の電圧供給能力は補助電源回路520のものとほぼ同等であり、出力制御部40の消費電力は駆動制御部30の消費電力よりも大きいものとする。
時刻t1において、入力電源ACがオフされる。これにより、平滑電圧Vdcが低下し始め、二次側補助電圧Vsも低下し始める。一方、三端子レギュレータ523の入力電圧は動作可能電圧よりも高いので正常な動作を継続し、二次側制御電圧Vcc2は通常点灯時と同様に5Vに維持される。また、一次側制御電圧Vcc1も駆動制御IC30の動作可能電圧(例えば8V程度)よりも高いので通常点灯時と同様に動作を継続し、FB端子電圧Vfbは時刻t1以前と同様に1.3Vに維持される。ただし、平滑電圧Vdcの低下に伴い出力電流Ioutは減少していく。
時刻t2において、一次側制御電圧Vcc1が駆動制御IC30の動作可能電圧(8V程度)以上である一方で、二次側補助電圧Vsが三端子レギュレータ523の動作可能電圧(6V程度)を下回ることにより、二次側制御電圧Vcc2が低下を開始する。これにより、フォトカプラ417のフォトダイオード及びフォトトランジスタの電流が減少し、FB端子電圧Vfbが上昇を開始する。
時刻t2〜t3において、時刻t2以降のFB端子電圧Vfbの上昇に応じて、駆動制御IC30がPWM制御におけるオン幅を増加させ、出力電流Ioutが急峻に上昇する。この出力電流Ioutの急峻な上昇が閃光となる。時刻t2〜t3の閃光点灯により、コンデンサ114の電荷が一気に放電され、平滑電圧Vdcは瞬時に低下する。これにより、時刻t3において、LED2は消灯し、LED電源装置1は完全に停止する。なお、本例においては、時刻t1〜t2は数100m秒であり、時刻t2〜t3は数m秒程度である。
図3に、本実施形態によるLED電源装置1の入力電源オフ時(すなわち、消灯動作時)の各部波形を示す。図2と同様に、図3は、(a)コンデンサ114の平滑電圧Vdc、(b)一次側制御電圧Vcc1、(c)二次側補助電圧Vs(実線)及び二次側制御電圧Vcc2(破線)、(d)駆動制御IC30のFB端子電圧Vfb、並びに(e)出力電流Iout(すなわちLED電流)を示し、横軸は時間である。なお、図は模式図であり、寸法通りではない。
図2の例と同様に、時刻t1までは、平滑電圧Vdcは400V、一次側制御電圧Vcc1は18V、二次側補助電圧Vsは18V、二次側制御電圧Vcc2は5V、FB端子電圧Vfbは1.3V、出力電流Ioutは300mAである。全光時の出力電流は600mAであり、50%の調光状態で入力電源がオフされた状態が例示される。なお、出力電圧Voutは35V〜90V程度となる。
時刻t1において、入力電源ACがオフされる。これにより、平滑電圧Vdcが低下し始め、二次側補助電圧Vsも低下し始める。一方、三端子レギュレータ523の入力電圧は動作可能電圧よりも高いので正常な動作を継続し、二次側制御電圧Vccは通常点灯時と同様に5Vに維持される。また、一次側制御電圧Vcc1も駆動制御IC30の動作可能電圧(例えば8V程度)よりも高いので通常点灯時と同様に動作を継続し、FB端子電圧Vfbは時刻t1以前と同様に1.3Vに維持される。ただし、平滑電圧Vdcの低下に伴い出力電流Ioutは減少していく。
時刻t2において、二次側補助電圧Vsが12.5Vを下回ると、バイパス回路60が動作を開始する。すなわち、トランジスタ601がオンし始め、二次側補助電圧Vsを補充し始める。これにより、その後、二次側補助電圧Vsが12.5Vに維持されるとともに、二次側制御電圧Vcc2も5Vに維持される。したがって、出力制御部40が正常に動作するので、FB端子電圧Vfbも1.3Vに維持される。
時刻t3において、一次側制御電圧Vcc1は駆動制御IC30の動作可能電圧(8V)を下回り、駆動制御IC30及びDC/DCコンバータ20は動作を停止する。一方、この時点で、二次側補助電圧Vsは三端子レギュレータ523の動作可能電圧以上であり、二次側制御電圧Vcc2は5Vに維持され、出力制御部40は動作を継続する。
時刻t4において、コンデンサ204の電圧の低下により、バイパス回路60の電流供給能力が低下し始め、二次補助電圧Vsが低下を開始する。なお、時刻t4における事象は、コンデンサ204の容量が小さい場合には時刻t3よりも前に起こり得る。
時刻t5において、二次側制御電圧Vccが5Vを下回る。その後、二次側制御電圧Vccが出力制御部40の動作可能電圧を下回った時点で、LED電源装置1の動作が全て停止する。
このように、入力電源オフ時に、平滑電圧Vdcが低下していく過程において、一次側制御電圧Vcc1が時刻t1以降に単調に降下して時刻t4で駆動制御IC30の動作可能電圧未満となる。一方、二次側制御電圧Vcc2は時刻t1〜時刻t5において三端子レギュレータ523の動作可能電圧以上で一定に維持される。したがって、入力電源遮断後に出力制御部40が駆動制御部30よりも後に動作を停止する。
なお、上記においては、調光率が50%の場合について説明したが、本発明は他の調光率における消灯動作についても同様に実施できる。ただし、調光率が浅い(明るい)場合又は全光時には、入力電源ACの遮断直後のスイッチング素子201の駆動によりコンデンサ114の電圧が直ちに放電されるのでコンデンサ114の残電圧をエネルギー源とする閃光は起こりにくい。言い換えると、調光が浅い場合には、二次側補助電圧Vsを保持するコンデンサ522の放電よりもコンデンサ114の放電の方が速く進むので、出力制御部40が動作停止する以前に閃光点灯のためのエネルギーが尽きることになる。
以上のように、本実施形態によるLED電源装置1によると以下の効果が得られる。
(1)LED消灯直前の閃光防止
LED電源装置1は、二次側補助電圧Vsが所定値未満となった場合にコンデンサ204から三端子レギュレータ523の入力端に電流を供給するバイパス回路60を備える。したがって、入力電源遮断後の二次側制御電圧Vcc2の残存時間を長くすることができ、出力制御部40が駆動制御部30よりも先に動作を停止することに起因するLED消灯直前の閃光が防止される。また、本実施形態によると、二次側制御電圧Vcc2が出力制御部40の動作可能電圧を下回るまでに充分な時間を経過させることができる。したがって、出力制御部40が駆動制御部30よりも先に動作を停止したとしても、出力制御部40の停止時点でのコンデンサ114の残電圧は閃光を生じさせるほどのエネルギーとはならない。このように、いずれの場合であっても、消灯動作において出力制御部40による出力制限機能が有効化されるので、LED消灯直前の閃光は発生しない。
(2)LED消灯後の安全性向上
入力電源遮断後のLED電源装置1の動作によると、LED消灯時に出力側のコンデンサ204の電荷がバイパス回路60によって放電される。したがって、LED消灯後に出力端子T3−T4間に高電圧が発生せず、LED電源装置1及びLED照明装置3の使用における安全性が向上する。
(3)簡素な構成
本実施形態によって追加されたバイパス回路60は、トランジスタ、ツェナーダイオード及び抵抗だけで構成される。特に、DC/DCコンバータが一次側回路と二次側回路の基準電位が異なる絶縁型フライバックコンバータである場合においても、簡素な構成でバイパス回路を導入することができ、LED電源装置1の小型化及び低コスト化に貢献する。
(4)精度の高い制御電圧
本実施形態によると、コンデンサ204からの電流が三端子レギュレータ523の入力側に供給されるので、三端子レギュレータ523による精度の高い電圧供給能力を最大限発揮させることができる。これにより、消灯直前の過渡的な動作状態においても出力制御部40が高精度に動作される。
実施形態2.
上記第1の実施形態では、バイパス回路が三端子レギュレータ523の入力端に接続される構成を示したが、本実施形態では、バイパス回路が三端子レギュレータ523の出力端に接続される構成を示す。
図4に、本実施形態によるLED電源装置1及びそれを用いたLED照明装置3の回路構成図を示す。なお、図1に示す第1の実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態は、補助電源部50に対するバイパス回路の接続が第1の実施形態と異なる。
図4に示すように、本実施形態のバイパス回路61は、トランジスタ611、ツェナーダイオード612及び抵抗613を含む。トランジスタ611のコレクタ端子がコンデンサ204の高電位端(正極端)に接続され、エミッタ端子が三端子レギュレータ523の出力端に接続される。トランジスタ611のベース端子はツェナーダイオード612のカソードに接続され、ツェナーダイオード612のアノードが二次側グランドに接続される。抵抗613はトランジスタ611のコレクタ端子とベース端子の間に接続される。
本実施形態では、ツェナーダイオード612のツェナー電圧は5.1Vであり、抵抗613は220kΩである。バイパス回路61において、トランジスタ611のエミッタ端子電圧がツェナーダイオード612のツェナー電圧よりも0.5V程度低くなると、トランジスタ601がオンする。したがって、二次側補助電圧Vsが三端子レギュレータ523の動作可能電圧未満となった後に三端子レギュレータ523の出力電圧が4.6V程度を下回ると、トランジスタ611がオンする。すなわち、補助電源回路520の二次側補助電源Vsの生成能力が低下すると、トランジスタ611がオンし、コンデンサ204からトランジスタ611を介して補助電源回路520に電流が供給される。
ここで、通常動作時にはバイパス回路61を動作させずに、三端子レギュレータ523の出力電圧を二次側制御電圧Vccとすることが制御電圧の精度の観点から望ましい。そのためには、ツェナーダイオード612のツェナー電圧が、三端子レギュレータ523の出力電圧(例えば、5V)にトランジスタ611のエミッタ−ゲート間電圧(例えば、0.5V)を加えた値(例えば、5.5V)よりも小さくする必要がある。また、バイパス回路61の動作時に出力制御部40の動作を確保するために、ツェナーダイオード612のツェナー電圧が、出力制御部40を構成するオペアンプ422等の動作可能電圧(例えば、3V)以上とする必要がある。
なお、本実施形態では、バイパス回路61が動作している間は、上述したように、二次側制御電圧Vcc2は三端子レギュレータ523の出力設定電圧(5V)以下の4.6Vとなる。そして、バイパス回路61の供給電圧精度は、三端子レギュレータ523ほどは高くはない。これにより、出力制御部40からの制御信号の電圧精度が低下するものの、LED消灯時の閃光防止の状況では、この制御信号の電圧精度の低下は大きな問題とならない。
図5に、本実施形態によるLED電源装置1の入力電源オフ時(すなわち、消灯動作時)の各部波形を示す。図5は、(a)コンデンサ114の平滑電圧Vdc、(b)一次側制御電圧Vcc1、(c)二次側補助電圧Vs(破線)及び二次側制御電圧Vcc2(実線)、(d)駆動制御IC30のFB端子電圧Vfb、並びに(e)出力電流Iout(すなわちLED電流)を示し、横軸は時間である。なお、図は模式図であり、寸法通りではない。
図3の例と同様に、時刻t1までは、平滑電圧Vdcは400V、一次側制御電圧Vcc1は18V、二次側補助電圧Vsは18V、二次側制御電圧Vcc2は5V、FB端子電圧Vfbは1.3V、出力電流Ioutは300mAである。全光時の出力電流は600mAであり、50%の調光状態で入力電源がオフされた状態が例示される。
時刻t1において、入力電源ACがオフされる。これにより、平滑電圧Vdcが低下し始め、二次側補助電圧Vsが低下し始める。一方、三端子レギュレータ523は正常な動作を継続するので、二次側制御電圧Vccは通常点灯時と同様に5Vに維持される。また、駆動制御IC30も通常点灯時と同様に動作を継続するので、FB端子電圧Vfbは時刻t1以前と同様に1.3Vに維持されるが、平滑電圧Vdcの低下に伴い出力電流Ioutは減少していく。
時刻t2において、二次側補助電圧Vsが5V程度となり、二次側制御電圧Vcc1が4.6Vを下回ると、バイパス回路61が動作を開始する。すなわち、トランジスタ611がオンし始め、二次側制御電圧Vcc2を補充し始める。これにより、二次側制御電圧Vcc2が4.6Vに維持される。したがって、出力制御部40はある程度正常に動作するので、FB端子電圧Vfbも1.3V付近に維持される。
時刻t3において、一次側制御電圧Vcc1は駆動制御IC30の動作停止電圧(例えば、8V程度)を下回り、駆動制御部30及びDC/DCコンバータ20は動作を停止する。一方、この時点で、二次側制御電圧Vcc2は4.6Vを維持しているので、出力制御部40は動作を継続する。
時刻t4において、コンデンサ204の電圧の低下により、バイパス回路60の電流供給能力が低下し始め、その後、二次側制御電圧Vccが出力制御部40の動作可能電圧未満となった時点で、LED電源装置1の動作が全て停止する。
以上のように、本実施形態によるLED電源装置1は、二次側制御電圧Vcc2が所定値未満となった場合にコンデンサ204から三端子レギュレータ523の出力端に電流を供給するバイパス回路61を備える。本実施形態によると、第1の実施形態に関して上述した効果(1)〜(3)及び以下の効果(5)が得られる。
(5)出力制御部の動作時間の増大
本実施形態によると、コンデンサ204からの電流が三端子レギュレータ523の出力側に供給されるので、入力側に供給される構成と比べて低いツェナー電圧のツェナーダイオード612が採用される。これにより、コンデンサ204の残電圧を二次側制御電圧Vcc2の生成に最大限利用することができ、出力制御部40の動作をより長い時間にわたって確保することができる。
<変形例>
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明は、例えば以下に示すように種々の態様に変形可能である。
(1)AC/DC変換部10の変形
上記実施形態においては、AC/DC変換部10を力率改善回路110で構成したが、AC/DC変換部10は全波整流器101及びコンデンサ114からなる所謂コンデンサインプット型の回路であっても、本発明の有利な効果が得られる。
(2)DC/DCコンバータ20の変形
上記各実施形態においては、DC/DCコンバータ20として、フライバックコンバータを示したが、DC/DCコンバータ20は他の方式のコンバータからなるスイッチング電源回路であってもよい。例えば、DC/DCコンバータ20は、フォワード型コンバータ、非絶縁型の降圧チョッパ回路等であってもよい。
(3)出力制御部40の変形
上記各実施形態においては、出力制御部40が定電流制御(電流フィードバック制御)を行う構成を示したが、駆動制御部30の出力を制限できれば定電流制御は行われなくてもよい。例えば、出力制御部40が出力電流をフィードフォワード制御する構成であっても本発明の有利な効果を享受できる。
(4)補助電源部50の変形
上記各実施形態においては、二次側補助電圧Vsから二次側制御電圧Vcc2を生成するレギュレータ回路として三端子レギュレータ523を用いたが、バイパス回路60及び61において示したようなシリーズレギュレータによる降圧回路を用いてもよいし、降圧チョッパ回路、リンギングチョークコンバータ回路等を用いてもよい。また、上記各実施形態においては、DC/DCコンバータ20がフライバックコンバータで構成され、一次側制御電圧Vcc1及び二次側補助電圧Vsが、フライバックコンバータのトランスの補助巻線から生成される構成を示したが、これらの制御電圧が生成される構成はこれに限られない。例えば、DC/DCコンバータ20がフォワード型コンバータからなる場合には、一次側制御電圧Vcc1及び二次側補助電圧Vsは、トランス二次巻線に直列接続されるチョークコイルに設けられた補助巻線から生成されるようにすることもできる。また、一次側制御電圧Vcc1はスイッチング素子201に対して設けられたスナバ回路から生成されるようにしてもよい。
1 LED電源装置
2 LED
3 LED照明装置
10 AC/DC変換部
20 DC/DCコンバータ
30 駆動制御部、駆動制御IC
40 出力制御部
50 補助電源部
60、61 バイパス回路
114 コンデンサ(第1のコンデンサ)
201 スイッチング素子
204 コンデンサ(第2のコンデンサ)
523 三端子レギュレータ(レギュレータ回路)
601、611 トランジスタ
602、612 ツェナーダイオード
603、613 抵抗


Claims (4)

  1. LED電源装置であって、
    第1のコンデンサと、
    スイッチング素子のスイッチング動作により前記第1のコンデンサの電圧を変圧して第2のコンデンサに充電し、該第2のコンデンサから直流出力をLEDに供給するDC/DCコンバータと、
    前記スイッチング素子の駆動状態を決定する制御信号を出力する出力制御部と、
    前記制御信号に応じて前記スイッチング素子を駆動する駆動制御部と、
    前記スイッチング素子の駆動に応じて制御電圧を前記出力制御部に供給する補助電源部と、
    前記補助電源部による制御電圧の供給能力が低下した場合に前記第2のコンデンサから前記補助電源部に電流を供給するバイパス回路と
    を備え、
    前記補助電源部が、前記スイッチング素子の駆動に応じて補助電圧を生成する回路と、前記補助電圧から前記制御電圧を生成するレギュレータ回路を備え、
    前記バイパス回路が、前記補助電圧が所定値未満となった場合に前記第2のコンデンサから前記レギュレータ回路の入力端に電流を供給するように構成され、
    前記バイパス回路がトランジスタ、ツェナーダイオード及び抵抗を含み、前記トランジスタのコレクタ端子が前記第2のコンデンサの高電位端に接続され、エミッタ端子が前記レギュレータ回路の入力端に接続され、ベース端子が前記ツェナーダイオードのカソードに接続され、前記ツェナーダイオードのアノードが前記第2のコンデンサの低電位端に接続され、前記抵抗が前記コレクタ端子と前記ベース端子の間に接続された、LED電源装置。
  2. LED電源装置であって、
    第1のコンデンサと、
    スイッチング素子のスイッチング動作により前記第1のコンデンサの電圧を変圧して第2のコンデンサに充電し、該第2のコンデンサから直流出力をLEDに供給するDC/DCコンバータと、
    前記スイッチング素子の駆動状態を決定する制御信号を出力する出力制御部と、
    前記制御信号に応じて前記スイッチング素子を駆動する駆動制御部と、
    前記スイッチング素子の駆動に応じて制御電圧を前記出力制御部に供給する補助電源部と、
    前記補助電源部による制御電圧の供給能力が低下した場合に前記第2のコンデンサから前記補助電源部に電流を供給するバイパス回路と
    を備え、
    前記補助電源部が、前記スイッチング素子の駆動に応じて補助電圧を生成する回路と、前記補助電圧から前記制御電圧を生成するレギュレータ回路を備え、
    前記バイパス回路が、前記制御電圧が所定値未満となった場合に前記第2のコンデンサから前記レギュレータ回路の出力端に電流を供給するように構成され、
    前記バイパス回路がトランジスタ、ツェナーダイオード及び抵抗を含み、前記トランジスタのコレクタ端子が前記第2のコンデンサの高電位端に接続され、エミッタ端子が前記レギュレータ回路の出力端に接続され、ベース端子が前記ツェナーダイオードのカソードに接続され、前記ツェナーダイオードのアノードが前記第2のコンデンサの低電位端に接続され、前記抵抗が前記コレクタ端子と前記ベース端子の間に接続された、LED電源装置。
  3. 請求項1又は2に記載のLED電源装置において、前記DC/DCコンバータがトランスを有する絶縁型フライバックコンバータからなり、前記トランスの一次主巻線に前記DC/DCコンバータの一次側回路が接続され、前記トランスの二次主巻線に前記DC/DCコンバータの二次側回路が接続され、前記トランスの補助巻線に前記補助電源部が接続されたLED電源装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のLED電源装置と、前記LEDとを備えたLED照明装置。
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