JP6281266B2 - 回転電機の端子接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ステータコイルに接続されるコイル端子を外部機器接続端子台に接続する回転電機の端子接続構造に関するものである。
従来から、三相交流のモータ・ジェネレータ等の回転電機により駆動される電気自動車やハイブリッド車両等の電動車両が知られている。このような車両では、三相交流の回転電機のステータから引出したU相,V相,W相のコイル端子を、回転電機のハウジングに設けた端子台を経由させて、インバータ及び走行用バッテリを含む外部電源等に接続している(特許文献1参照)。
特許文献1では、端子台を備える回転電機において、ステータコイルのコイルエンドから取り出されたコイル端子に対応する端子部材と、一端が端子部材に接続され、他端が端子台に接続されたバスバーとを備える。そして、バスバーは、一端が端子部材に接続され、他端がコイルエンドに向かい、かつロータの回転軸方向からロータの径方向へ屈曲されたL字形の金属で形成されている。この場合、バスバーの両端部にはメスネジが設けられ、端子部材と端子台に差し込まれたネジが端子部材及び端子台に設けられた長孔内を移動することで自在に位置決めが可能であるとされている。
特開2009−44869号公報
しかしながら、上記従来例では、端子台と端子部材とをバスバーを介在させて接続している。このため、端子部材と端子台との接続作業時に、バスバーを、一方では、相(U,V,W相)毎に端子台にボルト締結し、他方では、相(U,V,W相)毎に端子部材にボルト締結する必要があり、バスバーを含めて締結ボルト等の部品点数が多くなる課題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、部品点数を削減しつつ端子台と端子部材とを電気的に接続するに好適な回転電機の端子接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、ステータコイルを有するステータと、ステータ内に回転自在に設けられたロータと、ステータおよびロータを収容する筐体と、を備える回転電機を対象としている。そして、本発明では、ステータコイルのコイルエンドからロータ軸方向に引出された複数のリード線に夫々接続された複数の端子部材とそれらの電気接続面を残して絶縁材からなる絶縁ホルダとから構成された筐体内部に固定される端子モジュールと、端子モジュールに露出させて設けた端子部材の電気接続面に一端が夫々接触し、他端が筐体外に引き出される導体とその両端を残して絶縁材からなる絶縁ホルダとから構成された外部から筐体に固定される端子台と、導体の一端と端子モジュールにおける端子部材の電気接続面とを圧接させる接触面圧付与手段と、を備える。上記絶縁ホルダは、複数の端子部材間を絶縁する絶縁壁又は絶縁溝を有する。
したがって、本発明では、導体及び端子部材が夫々絶縁ホルダにより一つにまとめて端子台及び端子モジュールを構成し、端子モジュールを筐体内に固定し、端子台を筐体に固定するのみで配線を完了させることができる。このため、導体及び端子部材の数が増加しても、固定部材としての取付ボルトの数を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。
本発明の実施形態を示す第1実施例の回転電機の端子接続構造の概略構成図である。 同じく回転電機の端子接続構造を適用する筐体例を示す概略構成図である。 端子モジュールを示す斜視図である。 端子モジュールとリード線との接続状態を示す斜視図である。 端子モジュールを回転電機の筐体としてのカバー内に固定した状態を示す断面図である。 図5に示した固定状態を示す斜視図である。 端子台を示す斜視図である。 端子台を回転電機の筐体に取付けた状態を示す断面図である。 端子モジュールと端子台との接続状態を示す説明図である。 筐体としてのカバーへの端子台の取付け過程を示す説明図である。 筐体としてのカバーへの端子台の取付け状態を示す説明図である。 第2実施例の回転電機の端子接続構造を示す断面図である。 第3実施例の回転電機の端子接続構造を示す断面図である。 第4実施例の回転電機の端子接続構造を示す断面図である。
以下、本発明の回転電機の端子接続構造を実施形態に基づいて説明する。
本実施形態の端子接続構造を備える回転電機は、例えば、3相モータ等の電動モータ、発電機、または、電動モータ及び発電機の両方の機能を有するモータ・ジェネレータとして使用される。この種の回転電機は、エンジンと走行用モータとを車両の駆動源として搭載したハイブリッド車両や、電気自動車、燃料電池車等の電動車両の走行モータまたはモータ・ジェネレータとして使用される。
図1は、本実施形態の端子接続構造を備える回転電機を示す概略断面図である。図1に示すように、回転電機100は、筐体としてのハウジング42内側に固定された円筒状のステータ20を備える。また、回転電機100は、ハウジング42若しくはハウジング42の開放端に固定されるカバー41に軸受12により回転可能に支持された回転軸11、当該回転軸11に固定されて回転可能であり、外周面がステータ20に対してエアギャップを介して対面するロータ10を備える。
ステータ20は、内周に(図示しない)複数のティースを備える積層鋼板から成るステータコア20Aと、各ティース間の(図示しない)スロット空間内に装着された複数のステータコイル21とを備える。複数のステータコイル21は、図示例では、スロット空間の軸方向端部より出てティースの軸方向端部を巻回するよう、ステータコア20Aの軸方向端部に配置された、コイルエンド21A部分が図示されている。
各ステータコイル21は、U,V,Wの3相を形成するように、ステータコイル21の図示しない線材端がコイルエンド21Aによって接続され、そのU,V,W相の各端部は、ステータ20の端部から引き出される3本のリード線22(U,V,W)に接続されている。
図1に示す回転電機100においては、ステータ20を内蔵する筐体としてのハウジング42の開放端にコイルエンド21Aからハウジング42の軸方向に引き出される3本のリード線22(U,V,W)が配置され、ハウジング42の開放端に筐体としてのカバー41が取付られている。なお、回転電機100の筐体として、ハウジング42の軸方向の一方が開放され、軸方向の他方が端部壁42Aにより閉じられたものを示している。しかしながら、図2に示すように、ステータ20を内蔵する筐体としてのハウジング42が筒状に形成された両端が開放されたものとし、ハウジング42の両端にカバー41が取付けられるものであってもよい。以下では、回転電機100の回転軸11を基準として、回転軸11の方向を「軸方向」といい、回転軸11と直交する方向を「半径方向」という。
本実施形態の端子接続構造は、各リード線22の端部を絶縁部材より形成された絶縁ホルダ24に保持させたコイル端子を構成する端子部材25に電気的に接続すると共に当該絶縁ホルダ24を回転電機100の筐体(カバー41)の内部に固定した端子モジュール23を備える。また、端子モジュール23の端子部材25に接触可能な導体32を、絶縁部材より形成された絶縁ホルダ31で保持して備えると共に端子モジュール23に対して半径方向から当該絶縁ホルダ31を回転電機100の筐体(カバー41)に固定した端子台30を備える。これにより、各リード線22は、端子モジュール23の端子部材25及び端子部材25と電気的に接続させた端子台30の導体32を介して、回転電機100の外部機器(インバータ)に接続可能としている。
端子モジュール23は、図3に示すように、U,V,W相を構成する3個の端子部材25と、これらの間を互いに絶縁した状態で一体にモールドして保持する絶縁ホルダ24とを備える。絶縁ホルダ24は、端子部材25の配列方向の両端部から突出させて形成され、取付穴24Bを備える取付片24Aを一体に備える。絶縁ホルダ24は、取付片24Aの取付穴24Bに取付ボルト24Cを貫通させて、回転電機100の筐体であるカバー41の内部に固定される。
これら端子部材25は、予め設定した間隔により配列させて絶縁ホルダ24に配置され、端子台30の導体32に対して電気的な接続面25Bとなる一部の表面を露出させて、絶縁ホルダ24にモールドされている。各端子部材25の一端は、絶縁ホルダ24より突出させて形成され、その突出部分にはステータ20の端部から突出する各リード線22の先端部に接続するリング部材25Aを一体に備えている。
また、絶縁ホルダ24には、端子部材25同士の沿面絶縁距離を確保するため、端子部材25同士の間に、絶縁ホルダ24の一部を突形状に形成した絶縁壁24Dを備える。なお、沿面絶縁距離の確保のために、端子部材25同士の間に、絶縁ホルダ24の一部を凹形状に形成した絶縁溝を設けてもよい。これらの絶縁壁24D若しくは絶縁溝は、後述するように、端子台30に設けた絶縁溝若しくは絶縁壁と嵌合する。
端子部材25に設けたリング部材25Aには、図4に示すように、ステータ20の端部から突出する各リード線22の先端部を導入・嵌合させて熱カシメにより接合する。熱カシメは、各リード線22とリング部材25Aとの嵌合部に電流を流してリード線22の嵌合接触部分の被膜を剥離させることにより電気的に導通させてから、リング部材25Aをカシメてリード線22に圧接させる機械的、電気的な接続を行う固相接合である。これにより、リード線22の端部に、端子部材25が電気的に接続された状態で、端子モジュール23がリード線22と一体に固定される。
リード線22の先端に固定された端子モジュール23は、図5に示すように、ハウジング42の開放端に軸方向から接近させた後、ハウジング42端部に固定されるカバー41内に挿入され、カバー41に設けた取付座41Aに取付片24Aを着座させて位置される。カバー41に設けた取付座41Aは、カバー41に設けたカバー41外周面に連なる半径方向穴41Cの底面により構成され、この取付座41Aの軸方向内方の縁部分はテーパ形状41Bをなしてカバー41の軸方向内面と連なっている。従って、このカバー41の取付時において、カバー41の取付座41Aの軸方向内側に設けたテーパ形状41Bをガイドとして、端子モジュール23を取付座41Aに案内する。これにより、カバー41をハウジング42に取付ける際に、端子モジュール23をカバー41の取付座41Aに円滑に位置させることができる。この状態において、筐体としてのカバー41が筐体としてのハウジング42に固定される。
カバー41の取付座41Aの上方、即ち、取付座41Aの半径方向外方は、図5に示すように、カバー41の外周面に連なる半径方向穴41Cにより開放されている。図6では、カバー41の一部を破断して、端子モジュール23及びリード線22の夫々の一部を確認できるように、図示している。この半径方向穴41Cには、後述するように、端子台30が挿入される。次いで、カバー41の外周から取付ボルト24Cを半径方向穴41Cに挿入し、取付ボルト24Cを端子モジュール23の取付片24Aの取付穴24Bに通して、取付座41Aに設けた(図示しない)取付ねじ穴にねじ込む。これにより、図6に示すように、端子モジュール23をカバー41に固定する。
この状態では、端子モジュール23は、端子台30の導体32に対して電気的な接続面25Bとなる一部の表面を、半径方向穴41Cの底部分において、半径方向穴41Cの貫通方向に夫々露出させている。そして、端子モジュール23は、その周囲をカバー41に囲まれてカバー41内に固定されている。
この状態においては、端子部材25は絶縁ホルダ24により端子モジュール23として一つにまとめているため、端子部材25の数が増加しても、固定部材としての取付ボルト24Cの数を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。また、端子部材25は絶縁ホルダ24により整列させてその電気的接続面25Bを露出させているため、端子台30の導体32に対して、一括して接続することが可能となっている。また、端子部材25が絶縁ホルダ24により覆われているため、各相間及び周辺部品との間で絶縁状態が確保される。また、端子モジュール23は、リード線22との接続部を含めて、カバー41により覆われているため、これらを覆うためのカバー41類を設ける必要がない。
端子台30は、図7に示すように、U,V,W相を構成する3個の導体32と、これらの間を互いに絶縁した状態で一体にモールドして保持する絶縁ホルダ31とを備える。
これら導体32は、端子モジュール23の端子部材25と同じ幅寸法を備える。また、これら導体32は、端子部材25と同じ間隔により配列させて絶縁ホルダ31に埋込状態で保持されている。そして、図8に示すように、各導体32の半径方向の両端部を絶縁ホルダ31から露出させて配置される。導体32の絶縁ホルダ31から半径方向外側に露出する部分は、外部機器に対する外部端子32Aを形成している。また、導体32の絶縁ホルダ31から半径方向内側に露出する部分は、絶縁ホルダ31の底面に沿う方向に折曲げられ、この折曲げ部においても半径方向内側に凸となる「くの字状」に折曲げられて板ばね形状をなして弾性変形可能に形成されている。そして、「くの字状」の凸となった折曲げ部分は、端子モジュール23の端子部材25にその幅方向全域で接触して電気的な接続接点32Bを構成している。即ち、絶縁ホルダ31の底面には端子モジュール23の端子部材25に接触する接続接点32Bが設けられ、絶縁ホルダ31の上面には外部端子32Aが設けられている。
絶縁ホルダ31は、3個の導体32を配列させて保持すると共にカバー41に設けた半径方向穴41Cに挿入される胴体部31Aと、胴体部31Aの上部領域より導体32配列方向の両側に突出させて一体となった取付片31Bと、を備える。取付片31Bには、夫々取付穴31Cが形成されている。
また、端子台30の絶縁ホルダ31の底面には、図9に示すように、端子モジュール23の端子部材25同士の沿面絶縁距離を確保するよう端子部材25同士の間に設けた絶縁壁24Dを、受入れる絶縁溝31Dを接続接点32Bの間に備える。なお、沿面絶縁距離の確保のために、端子モジュール23の端子部材25同士の間に絶縁溝を設けている場合には、端子台30の絶縁ホルダ31の底面には、当該絶縁溝と嵌り合う絶縁壁を設ける。
図9に示すように、端子台30の導体32の接続接点32Bは、端子モジュール23の端子部材25の電気的接続面25Bと、同じ幅寸法を備えると共に同じ間隔を持って配列されている。このため、端子台30を端子モジュール23に接近させて、接続接点32Bを接続面25Bに接触させた際には、両者の接触面積を大きくとれ、接触不良を防止できるようにしている。
端子台30は、図10に示すように、胴体部31Aを回転電機100の筐体部であるカバー41の半径方向穴41Cに挿入する。そして、図11に示すように、取付片31Bをカバー41表面に接触させ、取付片31Bの取付穴31Cに取付ボルト31Eを貫通させて、カバー41に固定される。
この取付においては、図8及び11に示すように、端子モジュール23に設けた絶縁壁24Dが端子台30の底面の絶縁溝31Dに嵌り込む。そして、端子台30に設けた導体32の板ばね形状の接続接点32Bが、端子モジュール23の端子部材25の電気的接続面25Bに接触する。そして、取付ボルト31Eの締付けに連れて端子台30がカバー41内へ進入し、端子モジュール23の端子部材25に接触している板ばね形状の接続接点32Bが弾性変形して接触面圧を高め、両者の接触抵抗を小さくして電気的な接続を安定して実現する。また、端子部材25と導体32との電気的な接続が、導体32の端部を折曲げて形成した板ばね形状の接続接点32Bにより形成している。このため、接続部に圧力を与える接触面圧付与手段として、別部品としてばね部品を追加する必要がなく、部品点数を削減することができる。
本実施例においては、導体32及び端子部材25が夫々絶縁ホルダ24,31により一つにまとめて端子台30及び端子モジュール23を構成し、端子モジュール23を筐体内に固定し、端子台30を筐体に固定するのみで配線を完了させるようにしている。このため、導体32及び端子部材25の数が増加しても、固定部材としての取付ボルト24C,31Eの数(例えば、端子モジュール23の固定に2本、端子台30の固定に2本、合計4本)を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。因みに、従来技術では、バスバーとコイル端子及び端子台の導体との接続に6本、端子台の固定に2本の合計8本の締結ボルトを必要としていた。また、本実施例においては、従来技術で必要としていたバスバーを廃止することができ、この点でも、部品点数を削減することができる。
また、従来技術では、コイル端子とバスバーとをボルト締結し、バスバーと端子台の導体とをボルト締結している。このため、配線のために複数のボルトを締結する作業と、端子台を固定するための作業と、を必要とし、配線作業が効率的に実施できないものであった。また、コイル端子とバスバーとをボルト締結し、バスバーと端子台の導体とをボルト締結するため、バスバー及びバスバーをコイル端子及び端子台の導体に接続するボルトを必要とし、それらを収容する筐体の半径方向寸法を大きくする必要があった。
これに対し、本実施例では、端子台30の胴体部31Aをカバー41に設けた半径方向穴41Cに挿入してカバー41に固定するのみで、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との電気的な接続が実現できる。このため、その配線作業を効率的に実施することができる。また、端子台30の胴体部31Aをカバー41に設けた半径方向穴41Cに挿入してカバー41に固定するのみで、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との電気的な接続が実現できる。このため、配線作業に必要なスペースを最小限とでき、端子接続構造を収容する筐体の半径方向寸法を小型化することができる。しかも、端子台30の導体32と端子モジュール23の端子部材25との接続部は、端子台30及び端子モジュール23の両者が、回転電機100の筐体である同じカバー41に固定されるため、振動による接触不良を防ぐことができる。また、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との接続部は、カバー41により覆われているため、これらを覆うためのカバー類を設ける必要がない。
図12〜図14は、本実施形態の端子接続構造の第2〜4実施例を示すものである。図12に示す第2実施例の端子接続構造においては、接触面圧付与手段として、端子台30に設ける導体32の先端を板ばね形状とすることに代えて、端子モジュール23に設ける端子部材25の先端を折曲げて板ばね形状としたものである。このため、端子台30に設ける導体32の先端は、絶縁ホルダ31の底面に沿う平面状に折曲げてその半径方向内側面を接続面32Cとなるよう形成する。代りに、端子モジュール23の端子部材25の先端を、半径方向外側に凸となる「くの字状」に折曲げて、凸となった折曲げ部が接続接点25Cとなる板ばね形状とする。その他の構成は、第1実施例と同様に構成している。
この第2実施例の端子接続構造においても、第1実施例に示す端子接続構造と同様に、導体32及び端子部材25が夫々絶縁ホルダ24,31により一つにまとめて端子台30及び端子モジュール23を構成している。このため、導体32及び端子部材25の数が増加しても、固定部材としての取付ボルト24C,31Eの数を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。しかも、胴体部31Aをカバー41に設けた半径方向穴41Cに挿入して端子台30をカバー41に固定するのみで、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との電気的な接続が実現できるため、その配線作業を効率的に実施することができる。しかも、端子台30の導体32と端子モジュール23の端子部材25との接続部は、端子台30及び端子モジュール23の両者が、回転電機100の筐体である同じカバー41に固定されるため、振動による接触不良を防ぐことができる。
また、第2実施例の端子接続構造においても、第1実施例に示す端子接続構造と同様に、端子モジュール23に設けた端子部材25の板ばね形状の接続接点25Cが、端子台30の導体32の電気的接続面32Cに接触する。そして、取付ボルト31Eの締付けに連れて端子台30がカバー41内へ進入する。これにより、端子台30の導体32に接触している端子モジュール23の端子部材25で形成した板ばね形状の接続接点25Cが弾性変形して接触面圧を高め、両者の接触抵抗を小さくして電気的な接続を安定して実現する。また、端子部材25と導体32との電気的な接続が、端子部材25の端部を折曲げて形成した板ばね形状の接続接点25Cにより形成しているため、接続部に圧力を与える接触面圧付与手段として、別部品としてばね部品を追加する必要がなく、部品点数を削減することができる。
図13に示す第3実施例の端子接続構造では、接触面圧付与手段として、導体32若しくは端子部材25のいずれかを板ばね形状とすることに代えて、別体の弾性体33により、導体32の端部を端子モジュール23の端子部材25の接続面25Bに押付けるようにした。このため、端子台30に設ける導体32の端部を、その先端部でL形に曲げて接続接点32Dとし、端子モジュール23の端子部材25の接続面25Bに接触するように構成している。図示例では、導体32が絶縁ホルダ31に対して半径方向に移動可能に構成し、弾性体33により導体32を半径方向内側に付勢して、端子モジュール23の端子部材25の接続面25Bに対して、電気的接続を達成するようにしている。なお、導体32を絶縁ホルダ31に対して移動できないように固定し、代りに、L形に折曲げた接続接点32Dが弾性体33の付勢力により半径方向内側に振れるようにしてもよい。弾性体33としては、例えば、圧縮コイルばね33Aを使用するのが一般的であるが、その他の弾性体であってもよい。その他の構成は、第1実施例と同様に構成している。
この第3実施例の端子接続構造においても、第1実施例に示す端子接続構造と同様に、導体32及び端子部材25が夫々絶縁ホルダ24,31により一つにまとめて端子台30及び端子モジュール23を構成している。このため、導体32及び端子部材25の数が増加しても、固定部材としての取付ボルト24C,31Eの数を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。しかも、胴体部31Aをカバー41に設けた半径方向穴41Cに挿入して端子台30をカバー41に固定するのみで、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との電気的な接続が実現できるため、その配線作業を効率的に実施することができる。しかも、端子台30の導体32と端子モジュール23の端子部材25との接続部は、端子台30及び端子モジュール23の両者が、回転電機100の筐体である同じカバー41に固定されるため、振動による接触不良を防ぐことができる。
また、第3実施例の端子接続構造においても、第1実施例に示す端子接続構造と同様に、端子台30に設けた導体32の接続接点32Dが、弾性体33の付勢力により、端子モジュール23に設けた端子部材25の電気的接続面25Bに接触する。そして、取付ボルト31Eの締付けに連れて端子台30がカバー41内へ進入し、それに連れて弾性体33が圧縮される。これにより、端子台30の導体32の接続接点32Dと端子モジュール23の端子部材25の電気的接続面25Bとの接触面圧が高められ、両者の接触抵抗を小さくして電気的な接続を安定して実現する。
また、端子部材25と導体32との電気的な接続が、これらとは別体の弾性体33の付勢力により圧接状態で実現させている。このため、端子部材25や導体32を板ばね形状として圧接させる場合に比較して、接触面圧付与手段としてこれら端子部材25や導体32の端部を加工する必要がない。しかも、接触面圧付与手段としての弾性体33を圧縮コイルばね33Aとする場合には、そのストローク量を板ばねより大きくすることができる。このため、筐体としてのカバー41の径方向の弾性変形や端子台30と端子モジュール23との取付け位置誤差により、両者の間隔寸法が変化したとしても、これらの位置誤差を吸収して、両者間の電気的な接続を安定して実現できる。
図14に示す第4実施例の端子接続構造においては、回転電機100の筐体として、ハウジング42の軸方向の一方が端部壁42Bにより閉じられ、ハウジング42の軸方向の他方が開放されると共にカバー41により閉じられるものを対象としている。そして、本実施例では、ハウジング42のカバー41が取付けられる開放端側ではなく、ハウジング42の閉じられた軸方向一方の端部壁面42B側に端子接続構造を設けるものである。
このために、本実施例においては、ハウジング42の閉じられた端部壁面42B側に、半径方向穴41Cを設けると共に、当該半径方向穴41Cの底面を端子モジュール23の取付座42Cとしている。即ち、ハウジング42の壁面に設けた取付座42Cは、ハウジング42に設けたハウジング42外周面に連なる半径方向穴42Dの底面により構成される。そして、この取付座42Cの軸方向内方の縁部分は、第1実施例と同様に、テーパ形状をなして端部壁面42Bの内面と連なるようにすることが望ましい。
本実施例においては、ハウジング42への組付け前のステータコイル21装着済みのステータ20における3本のリード線22(U,V,W)に対して、第1実施例と同様に端子モジュール23の端子部材25を、熱カシメによる機械的・電気的な固相接合を行う。これにより、端子モジュール23とステータ20とが一体化された組立体を形成する。
次いで、当該組立体をハウジング42の開放端から、端子モジュール23を先行させつつステータ20をハウジング42内に挿入し、ハウジング42の端部壁面42Bに設けた取付座42Cに端子モジュール23の取付片24Aを着座させて位置させる。この状態において、筐体としてのハウジング42にステータ20を固定する。また、ハウジング42の端部壁面42Bの外周から取付ボルト24Cを半径方向穴42Dに挿入し、取付ボルト24Cを端子モジュール23の取付片24Aの取付穴24Bに通して、取付座42Cに設けた(図示しない)取付ねじ穴にねじ込む。これにより、図14に示すように、端子モジュール23をハウジング42内の端部壁面42Bに固定する。
この状態では、端子モジュール23は、端子台30の導体32に対して電気的な接続面25Bとなる一部の表面を、半径方向穴42Dの底部分において、半径方向穴42Dの貫通方向に夫々露出させている。そして、端子モジュール23は、その周囲をハウジング42に囲まれてハウジング42内に固定されている。
この状態においては、端子部材25は絶縁ホルダ24により端子モジュール23として一つにまとめているため、端子部材25の数が増加しても、固定部材としての取付ボルト24Cの数を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。また、端子部材25は絶縁ホルダ24により整列させてその電気的接続面25Bを露出させているため、端子台30の導体32に対して、一括して接続することが可能となっている。また、端子部材25が絶縁ホルダ24により覆われているため、各相間及び周辺部品との間で絶縁状態が確保される。また、端子モジュール23は、リード線22との接続部を含めて、ハウジング42により覆われているため、これらを覆うためのカバー類を設ける必要がない。
次いで、端子台30における絶縁ホルダ31の胴体部31Aを回転電機100の筐体部であるハウジング42の半径方向穴42Dに挿入する。そして、その取付片24Aをハウジング42表面に接触させ、取付片24Aの取付穴24Bに取付ボルト24Cを貫通させて、ハウジング42に固定する。
この取付において、端子モジュール23に設けた絶縁壁24Dが端子台30の底面の絶縁溝31Dに嵌り込み、端子台30に設けた導体32の板ばね形状の接続接点32Bが、端子モジュール23の端子部材25の電気的接続面25Bに接触する。そして、取付ボルト24Cの締付けに連れて端子台30がハウジング42内へ進入し、端子モジュール23の端子部材25に接触している板ばね形状の接続接点32Bが弾性変形して接触面圧を高め、両者の接触抵抗を小さくして電気的な接続を安定して実現する。また、端子部材25と導体32との電気的な接続が、導体32の端部を折曲げて形成した板ばね形状の接続接点32Bにより形成している。このため、接続部に圧力を与える接触面圧付与手段として、別部品としてばね部品を追加する必要がなく、部品点数を削減することができる。
なお、接触面圧付与手段として、端子部材25の先端を板ばね形状にする第2実施例と同様に構成することもできる。また、接触面圧付与手段は、第3実施例のように、導体32の端部を、別体の弾性体33により、端子モジュール23の端子部材25の接続面25Bに対して押付けるようにするものであってもよい。その他の構成は、第1実施例と同様に構成している。
本実施例においても、導体32及び端子部材25が夫々絶縁ホルダ24,31により一つにまとめて端子台30及び端子モジュール23を構成している。このため、導体32及び端子部材25の数が増加しても、固定部材としての取付ボルト24C,31Eの数を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。しかも、胴体部31Aをハウジング42に設けた半径方向穴42Dに挿入して端子台30をハウジング42に固定するのみで、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との電気的な接続が実現できる。このため、その配線作業を効率的に実施することができる。しかも、端子台30の導体32と端子モジュール23の端子部材25との接続部は、端子台30及び端子モジュール23の両者が、回転電機100の筐体である同じハウジング42に固定されるため、振動による接触不良を防ぐことができる。また、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との接続部は、ハウジング42により覆われているため、これらを覆うためのカバー類を設ける必要がない。
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
(ア)ステータコイル21を有するステータ20と、ステータ20内に回転自在に設けられたロータ10と、ステータ20およびロータ10を収容する筐体と、を備える回転電機100である。そして、ステータコイル21のコイルエンド21Aからロータ10軸方向に引出されたリード線22に夫々接続された端子部材25とその電気接続面25Bを残して絶縁材からなる絶縁ホルダ24とから構成された筐体内部に固定される端子モジュール23と、端子モジュール23に露出させて設けた端子部材25の電気接続面25Bに一端が夫々接触し、他端が筐体外に引き出される導体32とその両端を残して絶縁材からなる絶縁ホルダ31とから構成された外部から筐体に固定される端子台30と、導体32の一端と端子モジュール23における端子部材25の電気接続面25Bとを圧接させる接触面圧付与手段としての板ばね形状とした接続接点32Bと、を備える。即ち、導体32及び端子部材25が夫々絶縁ホルダ24,31により一つにまとめて端子台30及び端子モジュール23を構成し、端子モジュール23を筐体内に固定し、端子台30を筐体に固定するのみで配線を完了させるようにしている。このため、導体32及び端子部材25の数が増加しても、固定部材としての取付ボルト24C,31Eの数(例えば、端子モジュール23の固定に2本、端子台30の固定に2本、合計4本)を増加させる必要がなく、部品点数を削減することができる。
(イ)接触面圧付与手段は、導体32の一端若しくは端子部材25の先端を折曲げて板ばね形状の接続接点25C,32Bにより形成した。このため、接続部に圧力を与える接触面圧付与手段として、別部品としてばね部品を追加する必要がなく、部品点数を削減することができる。
(ウ)第2実施例では、接触面圧付与手段は、端子部材25の先端を折曲げて板ばね形状の接続接点25Cにより形成した。この実施例においても、接続部に圧力を与える接触面圧付与手段として、別部品としてばね部品を追加する必要がなく、部品点数を削減することができる。
(エ)第3実施例では、接触面圧付与手段は、導体32の一端若しくは端子部材25を端子部材25側若しくは導体32の一端側へと接触する方向に付勢する弾性体33により構成した。即ち、端子部材25と導体32との電気的な接続が、これらとは別体の弾性体33の付勢力により圧接状態で実現させている。このため、端子部材25や導体32を板ばね形状として圧接させる場合に比較して、接触面圧付与手段としてこれら端子部材25や導体32の端部を加工する必要がない。
(オ)また、第3実施例では、弾性体33として、圧縮コイルばね33Aを使用している。即ち、圧縮コイルばね33Aは、そのストローク量を板ばねより大きくすることができる。このため、筐体としてのカバー41の径方向の弾性変形や端子台30と端子モジュール23との取付け位置誤差により、両者の間隔寸法が変化したとしても、これらの位置誤差を吸収して、両者間の電気的な接続を安定して実現できる。
(カ)接触面圧付与手段により接触される導体32の一端と端子部材25は、同等の幅寸法に形成している。このため、端子台30を端子モジュール23に接近させて、接続接点32Bを接続面25Bに接触させた際には、両者の接触面積を大きくとれ、接触不良を防止できる。
(キ)第1〜3実施例では、端子モジュール23を内部に固定し且つ端子台30が外部から固定される前記筐体は、ステータ20を収容するハウジング42の開放端に固定されるカバー41である。即ち、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との接続部は、カバー41により覆われているため、これらを覆うためのカバー類を設ける必要がない。
(ク)第4実施例では、端子モジュール23を内部に固定し且つ端子台30が外部から固定される前記筐体は、軸方向の一端が開放されると共に他端が端部壁面42Bにより閉じられてステータ20を収容するハウジング42である。そして、ハウジング42の端部壁面42B側において端子モジュール23及び端子台30を備えるものである。即ち、端子モジュール23の端子部材25と端子台30の導体32との接続部は、ハウジング42により覆われているため、これらを覆うためのカバー類を設ける必要がない。
10 ロータ
11 回転軸
12 軸受
20 ステータ
21 ステータコイル
21A コイルエンド
22 リード線
23 端子モジュール
24,31 絶縁ホルダ
24A,31B 取付片
24B,31C 取付穴
24C,31E 取付ボルト
24D 絶縁壁
25 端子部材
25A リング部材
25B,32C 接続面
25C,32B,32D 接続接点
30 端子台
31A 胴体部
32 導体
32A 外部端子
33 弾性体
33A 圧縮コイルばね
41 カバー
41A,42C 取付座
41B テーパ形状
41C,42D 半径方向穴
42 ハウジング
42B 端部壁面
100 回転電機

Claims (8)

  1. ステータコイルを有するステータと、ステータ内に回転自在に設けられたロータと、前記ステータおよびロータを収容する筐体と、を備える回転電機であり、
    前記ステータコイルのコイルエンドからロータ軸方向に引出された複数のリード線に夫々接続された複数の端子部材と、それらの電気接続面を残して絶縁材からなる絶縁ホルダと、から構成された、筐体内部に固定される端子モジュールと、
    前記端子モジュールに露出させて設けた前記端子部材の電気接続面に一端が夫々接触し、他端が筐体外に引き出される導体と、その両端を残して絶縁材からなる絶縁ホルダと、から構成された、外部から筐体に固定される端子台と、
    前記導体の一端と端子モジュールにおける端子部材の電気接続面とを圧接させる接触面圧付与手段と、を備え
    前記絶縁ホルダは、複数の前記端子部材間を絶縁する絶縁壁又は絶縁溝を有することを特徴とする回転電機の端子接続構造。
  2. 前記接触面圧付与手段は、前記導体の一端若しくは前記端子部材の先端を折曲げて板ばね形状の接触接点により形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の端子接続
    構造。
  3. 前記接触面圧付与手段は、前記端子部材の先端を折曲げて板ばね形状の接触接点により形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の端子接続構造。
  4. 前記接触面圧付与手段は、前記導体の一端若しくは端子部材を端子部材側若しくは導体の一端側へと接触する方向に付勢する弾性体により構成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の端子接続構造。
  5. 前記弾性体は、圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の端子接続構造。
  6. 前記接触面圧付与手段により接触される導体の一端と端子部材は、同等の幅寸法に形成していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の回転電機の端子接続構造。
  7. 前記端子モジュールを内部に固定し且つ前記端子台が外部から固定される前記筐体は、ステータを収容するハウジングの開放端に固定されるカバーであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の回転電機の端子接続構造。
  8. 前記端子モジュールを内部に固定し且つ前記端子台が外部から固定される前記筐体は、軸方向の一端が開放されると共に他端が壁面により閉じられてステータを収容するハウジングであり、ハウジングの壁面側において端子モジュール及び端子台を備えるものであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の回転電機の端子接続構造。
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