JP6280732B2 - ケーブル線の取付部材およびケーブル線の取付方法 - Google Patents

ケーブル線の取付部材およびケーブル線の取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、屋外の電信柱や屋内に配置されたケーブルラック等においてケーブル線を取り付けるためのケーブル線の取付部材およびケーブル線の取付方法に関する。
例えば通信地局内では、多数の光ファイバ線等のケーブル線が使用される。ケーブル線は、屋外では電信柱等に取り付けられ、屋内では例えばケーブルラック等に載せて保持している。
ケーブル線を電信柱に増設する方法が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されているケーブル線の増設方法では、電信柱に取り付けられたバンドに、ケーブル引留具を新たに差し込んで取り付けて、このケーブル引留具にはさらにケーブル固定金具を当てることで、ケーブル線を固定して増設するようになっている。
特開2007−330015号公報
ところが、上述した特許文献1に開示されているケーブル線の増設方法では、ケーブル線の本数が多くなると、ケーブル線の増設作業が難しく作業が煩雑になり、複数本のケーブル線を整理して固定することが難しい。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ケーブル線を簡単に整理して固定でき、ケーブル線の布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮を図ることができるケーブル線の取付部材およびケーブル線の取付方法を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1に記載のケーブル線の取付部材は、対象物にケーブル線を取り付けるケーブル線の取付部材であって、前記対象物に保持するための本体部と、前記本体部に設けられて、前記ケーブル線を着脱可能に挟んで保持した状態で取り付け可能なケーブル線取付け部と、を備え、前記本体部と前記ケーブル線取付け部との間に、開口部分が形成され、前記開口部分内に位置して、前記本体部と前記ケーブル線取付け部とをつなぐ支柱部を備え、前記開口部分内における前記ケーブル線取付け部に、前記ケーブル線を結束して保持するためのケーブル結束バンドを通すケーブル結束バンド通し部が設けられていることを特徴とする。
請求項1のケーブル線の取付部材によれば、本体部を対象物に保持し、ケーブル線取付け部では、ケーブル線を着脱可能に挟んで保持した状態で取り付けることができる。また、ケーブル線の交換作業が容易に行える。このため、ケーブル線を簡単に整理して固定でき、ケーブル線の布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮を図ることができる。
請求項2に記載のケーブル線の取付部材では、前記本体部は、別のケーブル線の取付部材を着脱可能に連結するための連結部を有することを特徴とする。
請求項2のケーブル線の取付部材によれば、複数の取付部材を連結することで、複数本のケーブル線を整理して簡単に固定でき、布設作業場における布設作業の整頓が図れる。
請求項3に記載のケーブル線の取付部材では、前記連結部は、複数の前記取付部材を第1方向に並べた状態で連結可能で、複数の前記取付部材を前記第1方向と直交する第2方向に積み上げて連結可能にすることで複数の前記取付部材から成る取付具を構成することを特徴とする。
請求項3に記載のケーブル線の取付部材では、取り付けようとするケーブル線の本数により、必要とする数の取付部材を立体的に連結して、複数本のケーブル線を保持できる。
請求項4に記載のケーブル線の取付部材では、前記ケーブル線取付け部は、前記ケーブル線を挟み込んで受ける受け部と、前記受け部に受けた前記ケーブル線が前記受け部から抜け出ないように保持する抜け止め防止部と、を有することを特徴とする。
請求項4のケーブル線の取付部材によれば、ケーブル線は、受け部により受けた状態で、この受け部から抜け出ないように抜け止め防止部によりできるので、ケーブル線は取付部材に確実に取り付けて固定できる。
請求項5に記載のケーブル線の取付部材では、前記本体部は、前記対象物に対して固定するためのベルトを通すベルト通し部を有することを特徴とする。
請求項5のケーブル線の取付部材によれば、ベルト通し部にベルトを通してベルトを対象物に固定するだけで、取付部材は確実にしかも容易に対象物に装着でき、取付部材の装着作業性が向上する。
請求項6のケーブル線の取付部材では、前記本体部は、前記対象物に対してねじ止めするための延長部分を有することを特徴とする。
請求項6のケーブル線の取付部材によれば、取付部材はねじを用いて対象物に対して簡単に固定できる。
請求項7のケーブル線の取付部材では、前記本体部は、前記対象物に対して着脱可能に固定するためのマグネットを有することを特徴とする。
請求項7のケーブル線の取付部材では、取付部材はマグネットを用いて対象物に対して簡単に固定できる。
請求項8に記載のケーブル線の取付方法は、上述した前記ケーブル線の取付部材を用いて、前記ケーブル線を取り付けることを特徴とする。
請求項8のケーブル線の取付方法によれば、本体部を対象物に保持し、ケーブル線取付け部では、ケーブル線を着脱可能に挟んで保持した状態で取り付けることができる。また、ケーブル線の交換作業が容易に行える。このため、ケーブル線を簡単に整理して固定でき、ケーブル線の布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮を図ることができる。
本発明によれば、ケーブル線を簡単に整理して固定でき、ケーブル線の布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮を図ることができるケーブル線の取付部材およびケーブル線の取付方法を提供できる。
本発明のケーブル線の取付部材の第1実施形態を用いてケーブル線を、屋外の電信柱に対して取り付けている状態を示す斜視図である。 図1に示す取付具を構成する基本の取付部材と増設用の取付部材の好ましい形状例を示す斜視図である。 取付具とバンドを用いて、電信柱Dの外周面Fには、2本の通信線Tが間隔をおいて平行に取り付けられている状態を示す斜視図である。 2つのケーブル結束バンド通し部には、ケーブル結束バンドBNを通すことで、通信線Tを結束して保持している様子を示している斜視図である。 本発明の第2実施形態において、複数本の通信線Tが、屋内に配置されたケーブルラックを用いて整然と平行に取り付けられている状態を示す斜視図である。 図5に示す取付部材を、例えば6つ連結して組み立てることで取付具を構成した状態を示している斜視図である。 本発明の第3実施形態において、取付部材の底部が、断面矩形のパイプに対してバンドを用いて取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態において、取付部材の側部が、アングル材に対してバンドを用いて取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態示す斜視図である。 本発明の第6実施形態示す斜視図である。 本発明の第7実施形態示す斜視図である。 本発明の第8実施形態を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態を示す斜視図である。 本発明の第9実施形態を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明のケーブル線の取付部材の第1実施形態を用いてケーブル線Tを、屋外の電信柱Dに対して取り付けている状態を示す斜視図である。
図1に示すケーブル線の取付部材1,10は、複数本のケーブル線である通信線Tを、屋外の電信柱Dに対して、相互に間隔を離して立体的に取り付けるために用いられる。これらの取付部材1,10は、互いに異なる形状を有している。
この電信柱Dは、通信線Tを取り付けるための対象物の一例である。電信柱Dは、例えば断面円形型の金属製やコンクリート製の柱である。ケーブル線としての通信線Tとしては、例えば光ファイバケーブルであるTMケーブル(テープスロット型ケーブル)であるが、通信線Tの種類は特に限定されない。
図1に示す例では、2つの取付部材1,10が、矢印RR方向に沿って電信柱Dの半径方向の外側に向けて、立体的に積み重ねるようにして連結されている。異なる形状の取付部材1,10を組み合わせることで、1つの取付具20が構成されている。この取付具20は、2本の通信線Tを電信柱Dに対して取り付けて保持している。また、別の取付部材1,10から構成される取付具20も、別の2本の通信線Tを電信柱Dに対して取り付けて保持している。
2つの取付具20の内側の基本の取付部材1には、1本の取付け用のバンド30を通しており、このバンド30は、電信柱Dの外周面Fに締め付けて取り付ける。これにより、2つの取付具20は、バンド30を用いて電信柱Dの外周面Fに対して、簡単に着脱可能に取り付けることができるようになっている。
図1に示すように、2本の通信線Tは、各取付具20の取付部材1,10を用いて、電信柱Dの外周面Fに対して間隔をおいて、しかも通信線T同士の間でも間隔をおいて平行に保持されている。複数組の取付具20を、電信柱Dの長手方向(上下方向)Lに沿って、所定の間隔をおいて設定することで、4本の通信線Tは、電信柱Dの外周面Fに対して平行に、確実に布設することができるようになっている。
各取付具20は、図1の例では取付部材1と取付部材10とを連結して組み立てることにより構成されている。しかしこれに限らず、各取付具20は、取付部材1と2つ以上の取付部材10を、矢印RR方向に沿って、電信柱Dの半径方向の外側に向けて積み重ねるようにして構成しても良い。これにより、より数多くの本数の通信線Tを、電信柱Dに対して間隔をおいて平行になるようにして、立体的に簡単に増設することができる。
上述した通信線Tの取付け構造を採用することで、通信線Tの本数の増設や通信線Tの新旧の取り換えが簡単であり、通信線Tの増設作業や取り換え作業が容易に行える。また、取付具20を構成する2つ以上の取付部材1,10の数に応じて、複数本の通信線Tは、電信柱Dの半径方向に間隔を置いて複数列設置することができる。このため、1本の電信柱Dに対して、通信線Tの増設作業や、数多くの通信線Tの同時設置作業が容易にできる。
次に、図2を参照して、図1に示す取付具20を構成する基本の取付部材1と増設用の取付部材10の好ましい形状例を説明する。図2は、図1に示す取付具20を構成する基本の取付部材1と増設用の取付部材10の好ましい形状例を示している。
図2に示すように、取付具20は、一例として基本の取付部材1と増設用の取付部材10により構成されている。取付部材1,10は、好ましくは電気絶縁性を有する例えばプラスチックやセラミックスにより作られている。基本の取付部材1の構造と、増設用の取付部材10の構造は異なる。
基本の取付部材1は、図1に示すように電信柱Dの外周面Fに対して直接押し付けて取り付けられる取付の基礎となるための部材である。これに対して、増設用の取付部材10は、通信線Tを増設する際に、この基本の取付部材1に対して積み重ねるようにして立体的に着脱可能に連結することで、基本の取付部材1に固定される追加の取付部材である。
まず、図2(B)に示す基本の取付部材1の構造例を説明する。
図2(B)に示す基本の取付部材1は、本体部2と、ケーブル線取付け部3を有している。本体部2は、ほぼU字型を有しており、底部2Aと、左右の側部2B,2Bと、左右の先端部2C,2Cを有する。底部2Aと、側部2B,2Bと、先端部2C,2Cは、開口部分2Pを形成している。
底部2Aには、装着部4と、バンド通し部5が設けられている。先端部2C,2Cには、それぞれ連結部としての連結凸部6が設けられている。各連結凸部6は、後で説明する増設用の取付部材10の連結凹部14Bに対して、図2に示す矢印に沿ってスライドしてはまり込むことにより、取付部材1と取付部材10を着脱可能に連結できる。
図2(B)に示す装着部4は、本体部2を電信柱Dの外周面Fに直接押し付けて装着される部分である。装着部4は、中央に形成された凹部4Aと、2つの支持脚部4Bを有している。この凹部4Aは、装着部4の中間部分が電信柱Dの外周面Fに突き当たらないようにする逃げ部分となっている。2つの支持脚部4Bは、本体部2を電信柱Dの外周面Fの曲面形状に合わせて直接装着して固定される。これにより、基本の取付部材1は、本体部2は、電信柱Dの外周面Fにおいて位置ずれの無いように確実に固定できる。各支持脚部4Bは、例えば直径が90mm以上の丸パイプである電信柱Dの外周面Fに設置できる構造である。
バンド通し部5は、図1に示す帯状の取付け用のバンド30を通すための貫通穴である。バンド通し部5は、電信柱Dの外周面Fの形状に沿う方向に形成されている。2つの連結凸部6は、断面台形状あるいは断面蟻型形状を有し、後で説明する別の増設用の取付部材10を着脱可能に連結するための連結部である。
図2(B)に示すケーブル線取付け部3は、ほぼU字型の受け部7と、支柱部8と、2つのケーブル結束バンド通し部9を有している。受け部7は、先端部2C,2Cから連続して開口部分2P内に形成されており、図1に示す通信線Tをはめ込んで抜けないようにして保持する部分である。受け部7は、この通信線Tが抜けるのを防止する抜け止め防止部7A,7Aを有している。
これにより、通信線Tを抜け止め防止部7A,7Aの間に通すことで、通信線Tは受け部7を弾性変形させて押し拡げて、底部7B内に着脱可能にはめ込むことができる。また、逆に通信線Tを持ち上げて通信線Tを抜け止め防止部7A,7Aの間に通すことで、受け部7を弾性変形させて押し拡げて、通信線Tは底部7Bから取り外すことができる。支持部8は、受け部7の底部7Bと装着部4を連結している。2つのケーブル結束バンド通し部9は、受け部7の底部7Bの下面側に設けられており、後で説明するケーブル結束バンドを通すことで、通信線Tを結束して保持する役割を有している。
次に、図2(A)に示す増設用の取付部材10の構造例を説明する。
図2(A)に示す増設用の取付部材10の構造は、基本の取付部材1の構造とは少し異なる。増設用の取付部材10は、基本の取付部材1に対して積み重ねるようにして着脱可能に連結することができる。増設用の取付部材10は、通信線Tの増設数に応じて、基本の取付部材1に対して着脱可能に積み上げて連結することができる。
この増設用の取付部材10は、本体部12と、ケーブル線取付け部13を有している。本体部12は、ほぼU字型を有しており、底部12Aと、左右の側部12B,12Bと、左右の先端部12C,12Cを有する。底部12Aと、側部12B,12Bと、先端部12C,12Cは、開口部分12Pを形成している。底部12Aには、連結部14と、バンド通し部15が設けられている。
先端部12C,12Cには、それぞれ連結部としての連結凸部16が設けられている。各連結凸部16は、さらに別の増設用の取付部材10の連結凹部14Bに対して、スライドしてはまり込むことにより、増設用の取付部材10と別の増設用の取付部材10を追加して着脱可能に連結できる。これにより、1つの基本の取付部材1に対して、複数個の増設用の取付部材10を、立体的に着脱可能に積み上げて取り付けることができる。このため、増設用の取付部材10を用いて、通信線Tの増設作業を任意にしかも容易に行うことができる。
図2(A)に示す連結部14は、基本の取付部材1の先端部2C,2Cに密着して連結する部分である。この連結部14は、2つの連結凹部14B,14Bを有している。連結凹部14B,14Bには、それぞれ図2(B)に示す連結凸部6が、スライドしてはめ込まれるようになっている。これにより、増設用の取付部材10は、基本の取付部材1に対して、簡単に着脱可能に連結して増設することができる。
バンド通し部15は、取付け用のバンドを通すための貫通穴である。しかも、側部12B,12Bにも、取付け用のバンドを通すための貫通穴であるバンド通し部19Rがそれぞれ設けられている。ただし、バンド通し部15,19Rの形成方向は、図2(A)に示すバンド通し部5の形成方向とは異なり直交しており、取付部材10の奥行き方向に沿って形成されている。
しかも、一方の側部12Bには、2つの連結凸部85が側方に突出して設けられている。他方の側部12Bには、2つの連結凹部87が設けられている。2つの連結凸部85は、隣に位置される取付部材10の連結凹部87に、スライドすることではめ込まれる。
図2(A)に示すケーブル線取付け部13は、ほぼU字型の受け部17と、支持部18と、ケーブル結束バンド通し部19を有している。受け部17は、先端部12C,12Cから連続して形成されており、図1に示す通信線Tを抜けないようにはめ込んで保持する部分である。受け部17は、この通信線Tが抜けるのを防止する抜け止め防止部17A,17Aを有している。
抜け止め防止部17A,17Aの間に通信線Tを通すことで、通信線Tは受け部17を弾性変形させて押し拡げて、底部17Bに着脱可能にはめ込むことができる。また、逆に通信線Tを持ち上げて通信線Tを抜け止め防止部17A,17Aの間に通すことで、受け部17を弾性変形させて押し拡げて、通信線Tは底部17Bから取り外すことができる。支持部18は、受け部17の底部17Bと装着部14を連結している。2つのケーブル結束バンド通し部9は、受け部7の底部7Bの下面側に設けられており、後で説明するケーブル結束バンド(図4に示すケーブル結束バンドBNを参照)を通すことで、通信線Tを結束して保持する役割を有している。
次に、図1と図2を参照して、基本の取付部材1と増設用の取付部材10を用いて、通信線Tを電信柱Dに取り付け例を、図3を参照しながら説明する。図3は、取付具20とバンド30を用いて、電信柱Dの外周面Fには、2本の通信線Tが間隔をおいて平行に取り付けられている状態を示す斜視図である。
図2に示す基本の取付部材1のバンド通し部5には、1本の取付け用のバンド30を通して、基本の取付部材1は、このバンド30を用いて、図3に示すように、電信柱Dの外周面Fに対して着脱可能に取り付けられる。これにより、基本の取付部材1は、電信柱Dの外周面Fに対して、バンド30を用いて着脱可能に簡単にしかも確実に固定することができる。なお、このバンド30は、金属製であっても、耐候性に優れた編成物であっても良い。
そして、通信線Tを図2(B)に示す基本の取付部材1のケーブル線取付け部3の受け部7にはめ込む。この際には、この通信線Tは、抜け止め防止部7A,7Aの間に通すことで、通信線Tは受け部7を弾性変形させて押し拡げて底部7Bに着脱可能にはめ込むことができる。通信線Tは、抜け止め防止部7A,7Aが通信線Tを押し付けて保持するので、通信線Tは受け部7から外れることが無い。
次に、図2と図3に示すように、増設用の取付部材10は、基本の取付部材1に対して積み重ねるようにして着脱可能に固定される。すなわち、図2(A)に示す連結凹部14B,14Bには、それぞれ図2(B)に示す連結凸部6が矢印で示す方向にスライドしてはめ込まれる。これにより、図1に示すように、増設用の取付部材10は、基本の取付部材1に対して重ねて連結できる。連結凹部14Bと連結凸部6は、増設用の取付部材10と基本の取付部材1を着脱可能に連結するための連結部を構成している。
そして、図2(A)に示す取付部材10のケーブル線取付け部13の受け部17にも通信線Tをはめ込む。この際には、この通信線Tは、抜け止め防止部17A,17Aの間に通すことで、図3に示すように通信線Tは受け部7を弾性変形させて押し拡げて底部17Bに着脱可能にはめ込むことができる。通信線Tは、抜け止め防止部17A,17Aが通信線Tを押し付けて保持するので、通信線Tは受け部17から外れることが無い。
このようにして、図1と図3に示すように、例えば2組の取付具20を用いることで、4本の通信線Tを、電信柱Dに対して着脱可能に取り付けて固定することができる。図1と図3に示すように、内側に配置される通信線Tは、電信柱Dの外周面Fから離れて平行に保持され、しかも外側に配置される通信線Tは、内側に配置される通信線Tから任意の間隔だけ離して平行に保持できる。すなわち、2本の通信線Tは、電信柱Dに対して、立体的に取り付けることができ、通信線Tが電信柱Dの外周面Fに接することが無い。
図4は、上述したように、基本の取付部材1の2つのケーブル結束バンド通し部9には、ケーブル結束バンドBNを通すことで、通信線Tを結束して保持している様子と、増設用の取付部材10の2つのケーブル結束バンド通し部19には、ケーブル結束バンドBNを通すことで、別の通信線Tを結束して保持している様子を示している。
1本のケーブル結束バンドBNは、基本の取付部材1の2つのケーブル結束バンド通し部9に通しながら通信線Tに巻き付けることで、通信線Tを受け部7内に確実に固定することができる。同様にして、別の1本のケーブル結束バンドBNは、増設用の取付部材10の2つのケーブル結束バンド通し部19に通しながら通信線Tに巻き付けることで、通信線Tを受け部17内に確実に固定することができる。
上述した本発明の第1実施形態では、屋外の対象物である例えば電信柱Dに対して、取付具20の例えば基本の取付部材1と増設用の取付部材10を用いて、ケーブル線を整理して対象物である電信柱Tに対して着脱可能に固定でき、布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮が図れる。このため、作業者は、電信柱Dに対するケーブル線の設置状況を確実に目視で確認できるので、ケーブル線の誤切断や誤接続を無くすことができる。
これに対して、通常行われている通信線の取付方法では、例えば2本の通信線は、結束バンドを用いて、2本の通信線は共に屋外の電信柱の外周面に対して直接密着させて固定する。このように2本の通信線を電信柱の外周面に対して直接密着して固定すると、2本の通信線の内の1本の通信線を取り替える場合に、電信柱に使用している結束バンドを一度全て切断して取り外し、古い1本の通信線を新しい通信線に入れ代え、そして再び新しい結束バンドを用いて2本の通信線を電信柱の外周面に対して直接密着して固定する必要がある。
そして、電信柱に対して新たに数本の通信線を設置する場合には、現状で通信線を設置している電信柱の外周面の場所を回避して、新たな結束バンドを用いて電信柱の外周面の空いている部分に設置しなければならない。従って、電信柱に既に設置されている通信線を交換する本数が増加したり、電信柱に対して新たに追加して設置する通信線の本数が増加しようとすると、通信線の交換作業や通信線の増設作業自体が難しくなり、現場作業が煩雑になってしまう。
(第2実施形態)
次に、図5を参照して本発明の第2実施形態を説明する。
図5は、複数本の通信線Tが、屋内に配置された対象物であるケーブルラック100を用いて、平行にしかも立体的に整然と取り付けられている状態を示す斜視図である。
図5では、例えばアルミニウム製やステンレス製等のはしご型のケーブルラック100が、通信線Tを取り付ける対象物として用いられている。このケーブルラック100には、一例として合計6本の通信線Tが、複数の取付部材10から成る取付具70を用いて、着脱可能に取り付けて固定されている。ケーブルラック100は、長手方向に平行に配置された主部材101,101と、これらの主部材101,101の間に設けられた短手方向に配置された複数本の支持部材102を有している。
図5は、屋内配線に用いられる取付部材10を示す斜視図であり、この取付け部材10は、図2(A)に示す屋外用の増設用の取付部材10と同じ構造の形状の物を採用できるので、同じ箇所には同じ符号を記して、その説明を省略する。
図6は、図5に示す取付部材10を例えば6つ連結して組み立てることで取付具70を構成した状態を示している斜視図である。図6に示すように、上側に増設された取付部材10の連結凹部14B,14Bには、それぞれ下側の基本となる取付部材10の連結凸部6,6がスライドしてはめ込まれている。しかも、取付部材10の連結凸部85は、隣に位置される取付部材10の連結凹部87にスライドしてはめ込まれる。これにより、6つの取付部材10は、連結凹部14Bと連結凸部6の連結と、連結凹部87と連結凸部85の連結とにより、第1方向であるW方向に沿って並べてと、第2方向であるV方向に沿って積み重ねるようにして、相互に強固に連結することができる。
そして、下側に位置される3つの取付部材10のバンド通し部15にはバンド部材BSを通して、バンド部材BSを支持部材102の周囲に巻き付けることで、6つの取付部材10から成る取付具70は、支持部材102に対して確実に固定することができる。
なお、取付具70を構成する際に用いる取付部材10の数としては、例えば横方向に10個連結でき、積み上げ方向には3段分連結できるが、これに限定されるものではない。
このように、複数本の通信線Tは、取付具70を構成している複数個の取付部材10を用いて、ケーブルラック100において通信線Tを整列させて取り付けることができる。このため、通信線の取り替え作業が簡単であり、通信線Tは、図5において、ケーブルラック100の横方向Wと、この横方向Wとは直交する垂直方向Vに沿って、立体的に増設することができ、通信線の種類を間違えることなく、数多くの通信線Tの増設と取り外しが容易に行える。
上述した本発明の第2実施形態では、通信線Tは、屋内に配置されている対象物として、例えばケーブルラック100に対して、取付具70を構成している複数個の取付部材10を用いて、整理して着脱可能に固定でき、布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮が図れる。このため、作業者は、電信柱Dに対するケーブル線の設置状況を確実に目視で確認できるので、ケーブル線の誤切断や誤接続を無くすことができる。
これに対して、通常行われているように各種の通信線を屋内配線する際にケーブルラックを用いる場合には、通信線は、ケーブルラック上に置いてあるだけか、あるいはケーブルラック上に結束バンドを用いてランダムに固定されている。このため、各種の通信線の布設状態はばらばらであり、作業場における多数のケーブル線の布設状況を目視で確認することが困難であり多数のケーブル線の配置が雑然としている。従って、通信線を取り替える時に、取り替える必要のある通信線の除去作業が煩雑である。このため、全く関係のない通信線を切断してしまうなどの問題が生じている。また、通信線の増設や、通信線の追加をする場合に、増設や追加をする通信線はケーブルラック上に置くだけであり、複数のケーブル線が混在し、作業時間が長くなり、通信線の誤切断や誤接続が多くなる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を説明する。図7は、本発明の第3実施形態において、取付部材10の底部12Aが、対象物である断面矩形のパイプ80に対して、バンド81を用いて取り付けられた状態を示す斜視図である。
図7に示すように、取付部材10のバンド通し部15に取り付け用のバンド81を通してバンド81をパイプ80に巻き付けることで、取付部材10の底部12Aは,バンド81を用いてパイプ80の平面に対して、密着して直接取り付けることができる。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態において、取付部材10の側部12Bが、バンド84を用いて、対象物であるアングル材83に取り付けられている状態を示す斜視図である。図8に示すように、取付部材10のいずれかの側部12Bのバンド通し部19Rに、取り付け用のバンド84を通して断面L字型のアングル材83に巻き付けるすことで、取付部材10の一方の側部12Bは,バンド84を用いてアングル材83の平面に対して、密着して直接取り付けることができる。
このように、取付部材10は、対象物の形状や種類に左右されずに、バンドを用いて底部12Aや側部12Bを密着するようにして、対象物に固定することができるので、取付部材10の取付箇所を選ばないので、使用勝手が向上する。
(第5実施形態)
次に、図9を参照して本発明の第5実施形態を説明する。図9は、本発明の第5実施形態を示す斜視図である。
図9に示す取付部材110は、例えば屋内に配置された対象物である配電盤の基板400に固定されている状態を示す斜視図である。
図9に示すように、取付部材110は、本体部112と、ケーブル線取付け部113を有している。本体部112は、ほぼU字型を有しており、底部112Aと、側部112B,112Bと、先端部112C,112Cを有する。底部112Aと、側部112B,112Bと、先端部112C,112Cは、開口部分112Pを形成している。
底部112Aには、連結凹部14Bと、バンド通し部15が設けられている。先端部112C,112Cには、それぞれ連結凸部16が設けられている。底部112Aは、本体部112を、取付対象物である基板400に密着させる部分である。連結凹部14B,14Bには、隣に位置される取付部材の連結凸部をスライドしてはめ込むことができる。バンド通し部15は、取付け用のバンドを通すための貫通穴である。
図9に示すケーブル線取付け部113は、ほぼU字型の受け部117と、支持部118と、ケーブル結束バンド通し部19を有している。受け部117は、先端部112C,112Cから連続して形成されており、通信線TSをはめ込んで保持する部分である。受け部117は、この通信線TSが抜けるのを防止する抜け止め防止部117A,117Aを有している。通信線を抜け止め防止部117A,117Aの間に通すことで、通信線TSは受け部117を弾性変形させて押し拡げて底部117Bに着脱可能にはめ込むことができる。
図9に示すように、本体部112の底部112Aは、左右方向に延びる延長部分112F,112Fを有している。各延長部分112Fには、ねじ穴112Hが形成されている。これにより、各延長部分112Fのねじ穴112Hには、ねじ112Nを通すことで、取付部材110は、ねじ112Nを用いて基板400に固定することができる。通信線TSは、基板400に対して、取付部材110を用いて着脱可能に取り付けることができる。
(第6実施形態)
次に、図10を参照して本発明の第6実施形態を説明する。図10は、本発明の第6実施形態を示す斜視図である。
図10に示す取付部材10Aは、図2(A)に示す取付部材10と同じ形状を有しているが、さらに底部12Aの底面には、板状のマグネット12Mが例えば接着剤を用いて固定されている。このマグネット12Mは、例えばネオジム磁石(N40)であるが、マグネット12Mの種類は特に限定されない。これにより、取付部材10Aは、対象物が金属製の例えば接続箱等の支持金物部分500に対して、マグネット12Mを用いて着脱可能に固定して、容易に通信線を保持できる。
(第7実施形態)
次に、図11を参照して本発明の第7実施形態を説明する。図11は、本発明の第7実施形態を示す斜視図である。
図11に示す取付部材110Aは、図9に示す取付部材110とほぼ同じ形状を有しているが、図9に示す取付部材110は、底部112Aの両側に延長部分112F,112Fを有しているのに対して、図11に示す取付部材110Aは、底部112Aの片側だけに延長部分112Fを有している。これにより、延長部分112Fのねじ穴112Hには、ねじ112Nを通すことで、取付部材110Aは、ねじ112Nを用いて基板400に固定することができる。通信線TSは、基板400に対して、取付部材110を用いて着脱可能に取り付けることができる。
(第8実施形態)
次に、図12と図13を参照して本発明の第8実施形態を説明する。図12と図13は、本発明の第8実施形態を示す斜視図である。
図12に示す取付部材10Bは、図2(A)に示す取付部材10とほぼ同じ形状を有している。しかし、図2(A)に示す取付部材10の底部12Aに設けられている連結凹部14Bとバンド通し部15は、図12に示す取付部材10Bの底部12Aには設けられておらず、その代りに図12に示す取付部材10Bの底部12Aには、凹型の連結部84,84が設けられている。
これにより、図12に示す凹型の連結部84,84には、アルミフレーム91をはめ込むことで、取付部材10Bは、対象物であるアルミフレーム91に対して着脱可能に取り付けることができる。そして、図13に示すように、取付部材10Bは、2つの支持金具92と複数本のネジ93を用いて、アルミフレーム91に対して、アルミフレーム91の長手方向であるM方向にずれないよう固定できる。
(第9実施形態)
次に、図14を参照して本発明の第9実施形態を説明する。図14は、本発明の第9実施形態を示す斜視図である。
図14では、図2(A)に示す取付部材10と、図11に示す取付部材110Aを連結して、しかも取付部材110Aの延長部分112Fのねじ穴112Hには、ねじ112Nを通すことで、取付部材10と取付部材110Aを、ねじ112Nを用いて基板400に固定するようになっている。すなわち、図11に示すように、取付部材110Aの側部12Bに設けられた連結凸部85,85を、図14に示す取付部材10の連結凹部87,87にそれぞれスライドしてはめ込むことにより、取付部材10と取付部材110Aが連結されている。しかも、取付部材110Aの延長部分112Fは、ねじ112Nを用いて基板400に固定することから、取付部材10と取付部材110Aは、一体物の取付具として基板400に固定できる。
本発明の実施形態のケーブル線の取付部材は、対象物にケーブル線を取り付けるケーブル線の取付部材であって、対象物に保持するための本体部と、本体部に設けられて、ケーブル線を着脱可能に挟んで保持した状態で取り付け可能なケーブル線取付け部と、を備える。これにより、本体部を対象物に保持し、ケーブル線取付け部では、ケーブル線を着脱可能に挟んで保持した状態で取り付けることができる。このため、ケーブル線を簡単に整理して固定でき、ケーブル線の布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮を図ることができる。また、ケーブル線の交換作業が容易に行える。ケーブル線を簡単に整理して固定でき、ケーブル線の布設作業場における布設作業の整頓できるので、ケーブル線の誤切断や誤接続を無くすことができる。
また、ケーブル線の取付部材の本体部は、別のケーブル線の取付部材を着脱可能に連結するための連結部を有する。これにより、ケーブル線の複数の取付部材を連結することで、複数本のケーブル線を簡単に整理して固定でき、布設作業場における布設作業の整頓が図れる。
連結部は、複数の取付部材を第1方向に並べた状態で連結可能で、複数の取付部材を第1方向と直交する第2方向に積み上げて連結可能にすることで複数の取付部材から成る取付具を構成する。これにより、取り付けようとするケーブル線の本数により、必要とする数の取付部材を立体的に連結して、複数本のケーブル線を保持できる。
ケーブル線取付け部は、ケーブル線を挟み込んで受ける受け部と、受け部に受けたケーブル線が受け部から抜け出ないように保持する抜け止め防止部と、を有する。これにより、ケーブル線は、受け部により受けた状態で、この受け部から抜け出ないように抜け止め防止部によりできるので、ケーブル線は取付部材に確実に取り付けて固定できる。
ケーブル線の取付部材の本体部は、対象物に対して固定するためのベルトを通すベルト通し部を有する。これにより、ベルト通し部にベルトを通してベルトを対象物に固定するだけで、取付部材は確実にしかも容易に対象物に装着でき、取付部材の装着作業性が向上する。
本体部は、対象物に対してねじ止めするための延長部分を有する。これにより、取付部材はねじを用いて対象物に対して簡単に固定できる。
本体部は、対象物に対して着脱可能に固定するためのマグネットを有する。これにより、取付部材はマグネットを用いて対象物に対して簡単に固定できる。
本発明の実施形態のケーブル線の取付方法は、上述したケーブル線の取付部材を用いて、ケーブル線を取り付ける。これにより、本体部を対象物に保持し、ケーブル線取付け部では、ケーブル線を着脱可能に挟んで保持した状態で取り付けることができる。また、ケーブル線の交換作業が容易に行える。このため、ケーブル線を簡単に整理して固定でき、ケーブル線の布設作業場における布設作業の整頓、作業時間の短縮を図ることができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、各実施形態は一例であり、特許請求の範囲に記載される発明の範囲は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更できるものである。
例えば、図1や図4に示す例では、2つの取付部材が立体的に2段に積み重ねられているが、これに限らず、3つ以上の取付部材が立体的に3段以上に積み重ねられるようにして良い。これにより、さらに数多くのケーブル線を立体的に、着脱可能にあるいは交換可能に取り付けることができる。
ケーブル線としての通信線Tとしては、例えば光ファイバケーブルであるTMケーブル(テープスロット型ケーブル)以外の種類の物であっても良い。
1 取付部材
2 本体部
3 ケーブル線取付け部
4 装着部
5 バンド通し部
6 連結凸部(連結部)
7 ケーブル線の受け部
10 取付部材
12 本体部
13 ケーブル線取付け部
14 連結部
14B 連結凹部(連結部)
15 バンド通し部
16 連結凸部(連結部)
17 受け部
20 取付具
30 取付け用のバンド
70 取付具
T 通信線
TS 通信線
D 電信柱(対象物)

Claims (8)

  1. 対象物にケーブル線を取り付けるケーブル線の取付部材であって、
    前記対象物に保持するための本体部と、
    前記本体部に設けられて、前記ケーブル線を着脱可能に挟んで保持した状態で取り付け可能なケーブル線取付け部と、
    を備え、
    前記本体部と前記ケーブル線取付け部との間に、開口部分が形成され、
    前記開口部分内に位置して、前記本体部と前記ケーブル線取付け部とをつなぐ支柱部を
    備え
    前記開口部分内における前記ケーブル線取付け部に、前記ケーブル線を結束して保持するためのケーブル結束バンドを通すケーブル結束バンド通し部が設けられていることを特徴とするケーブル線の取付部材。
  2. 前記本体部は、別の前記ケーブル線の取付部材を着脱可能に連結するための連結部を有することを特徴とする請求項1に記載のケーブル線の取付部材。
  3. 前記連結部は、複数の前記取付部材を第1方向に並べた状態で連結可能で、複数の前記取付部材を前記第1方向と直交する第2方向に積み上げて連結可能にすることで複数の前記取付部材から成る取付具を構成することを特徴とする請求項2に記載のケーブル線の取付部材。
  4. 前記ケーブル線取付け部は、前記ケーブル線を挟み込んで受ける受け部と、前記受け部に受けた前記ケーブル線が前記受け部から抜け出ないように保持する抜け止め防止部と、を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のケーブル線の取付部材。
  5. 前記本体部は、前記対象物に対して固定するためのベルトを通すベルト通し部を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のケーブル線の取付部材。
  6. 前記本体部は、前記対象物に対してねじ止めするための延長部分を有することを特徴とする請求項5に記載のケーブル線の取付部材。
  7. 前記本体部は、前記対象物に対して着脱可能に固定するためのマグネットを有することを特徴とする請求項5に記載のケーブル線の取付部材。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の前記ケーブル線の取付部材を用いて、前記ケーブル線を取り付けることを特徴とするケーブル線の取付方法。
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