JP6275673B2 - 乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、エスカレータあるいは移動歩道のような乗客コンベアに用いられる手摺りベルト駆動装置に関する。
乗客コンベアの一例であるエスカレータは、踏段に追従して無端状に走行する手摺りベルトを備えている。手摺りベルトを駆動する駆動装置として、複数のローラを手摺りベルトの外周面に押し付けるローラ式の駆動装置と、平らな駆動ベルトを手摺りベルトの外周面に押し付けるベルト式の駆動装置と、が知られている。
ローラ式の駆動装置では、複数のローラが手摺りベルトの外周面に線接触の状態で強く押し付けられるので、乗客が手で掴む手摺りベルトの外周面にローラの痕跡が残り易くなる。さらに、塵埃等の異物がローラにより手摺りベルトの外周面に転写されてしまい、手摺りベルトの外周面が黒く汚れるのを否めない。
これに対し、ベルト式の駆動装置では、平らな駆動ベルトが手摺りベルトの走行方向に沿う一定の範囲に亘って手摺りベルトの外周面に面接触するので、手摺りベルトの外周面に加わる圧力が分散される。このため、手摺りベルトの外周面に痕跡が残り難くなるとともに、手摺りベルトの外周面の汚れを軽減することができる。
特開2012−121668号公報
ところで、手摺りベルトの内周面が駆動ローラに巻き掛けられたベルト式の駆動装置では、手摺りベルトが駆動ローラと駆動ベルトとの間で挟み込まれている。そのため、駆動ベルトは、手摺りベルトのうち駆動ローラに巻き掛けられた円弧状の巻き掛け部に沿うような形態で配置され、手摺りベルトの巻き掛け部を駆動ローラに押し付けている。
この構成によると、手摺りベルトは、駆動ローラと駆動ベルトとの間で挟まれた状態で駆動ローラの回転に追従して走行する。したがって、駆動ローラのトルクを手摺りベルトに効率よく伝えるためには、手摺りベルトの巻き掛け部に対する駆動ベルトの巻き付け角度をなるべく大きくすることが望ましい。
駆動ベルトの巻き付け角度を大きくすると、駆動ベルトと手摺りベルトとの接触面積が増大する。この結果、例えば駆動ベルトに付与された張力あるいは手摺りベルトと駆動ベルトとの接触部に生じる摩擦抵抗等を要因として、駆動ベルトがガイドローラから外れてしまう可能性がある。
本発明の目的は、手摺りベルトの駆動力を十分に確保できるとともに、駆動ローラとの間で手摺りベルトを挟む平ベルトの脱落を防止できる乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置を得ることにある。
実施形態によれば、乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置は、欄干の外周部に沿って無端状に走行する手摺りベルトと、前記手摺りベルトの内周面が巻き掛けられた駆動ローラと、前記手摺りベルトのうち前記駆動ローラに円弧状に巻き掛けられた巻き掛け部の外周面に沿って配置され、前記手摺りベルトの前記巻き掛け部を前記駆動ローラに押し付ける押圧機構と、を備えている。
前記押圧機構は、前記手摺りベルトの前記巻き掛け部に対応した位置に設けられ、前記手摺りベルトの走行方向に離れた一対のガイドローラと、前記ガイドローラの間に跨って無端状に巻き掛けられ、前記手摺りベルトの前記巻き掛け部に接することで前記駆動ローラとの間で前記巻き掛け部を挟むとともに、当該巻き掛け部に対する巻き掛け始端および巻き掛け始端に対し前記駆動ローラの周方向に離れた巻き掛け終端を有する第1の張り領域と、前記第1の張り領域と向かい合う第2の張り領域と、を有する平ベルトと、前記ガイドローラの間に位置され、前記平ベルトの前記第2の領域の内周面に接触することで、当該第2の張り領域を前記第1の張り領域から遠ざかる方向に押圧するとともに、前記第2の張り領域に直線状に張られた直線部を形成する一対の中間ローラと、を含んでいる。
前記平ベルトの内周面に当該平ベルトの走行方向に連続して突出する少なくとも一つの凸部が設けられているとともに、前記ガイドローラおよび前記中間ローラの少なくともいずれか一方の外周面に前記凸部が嵌り込む少なくとも一つの凹部が周方向に連続して設けられ、前記凸部と前記凹部との嵌合により前記平ベルトの幅方向に沿う前記平ベルトの移動が制限されている。
第1の実施形態に係るエスカレータの構造を概略的に示す側面図である。 第1の実施形態において、手摺りベルトを駆動するベルト式の駆動装置を拡大して示す側面図である。 図2に示す駆動装置を図2のF3−F3線に沿って切断した時の駆動ローラ、手摺りベルト、ガイドローラおよび駆動ベルトの相互の位置関係を示す断面図である。 図2に示す駆動装置を図2のF4−F4線に沿って切断した時の駆動ローラ、手摺りベルト、ガイドローラおよび駆動ベルトの相互の位置関係を示す断面図である。 図3のF5の箇所を拡大して示す断面図である。 第2の実施形態において、駆動ベルトの凸部がガイドローラの凹部に嵌り込んだ状態を示す断面図である。 第3の実施形態において、ガイドローラの凸部が駆動ベルトの凹部に嵌り込んだ状態を示す断面図である。 第4の実施形態において、鼓形のガイドローラに駆動ベルトが巻き掛けられた状態を示す断面図である。 第5の実施形態において、手摺りベルトを駆動する駆動装置を拡大して示す側面図である。 図9に示す駆動装置を図9のF10−F10線に沿って切断した時の駆動ローラ、手摺りベルト、外れ止めローラおよび駆動ベルトの相互の位置関係を示す断面図である。
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。
図1は、乗客コンベアの一例であるエスカレータ1を開示している。エスカレータ1は、トラス2を備えている。トラス2は、下階のフロアに据え付けられた下階側水平部2aと、上階のフロアに据え付けられた上階側水平部2bと、下階側水平部2aと上階側水平部2bとの間を結ぶ傾斜部2cと、を備えている。
機械室3が上階側水平部2bの内部に設けられている。機械室3には、駆動源としての踏段駆動装置4が収容されている。踏段駆動装置4は、モータ5、駆動スプロケット6および駆動チェーン7を有している。駆動チェーン7は、モータ5の出力端と駆動スプロット6との間に巻き掛けられており、モータ5から出力されたトルクを駆動スプロケット6に伝達する。
従動スプロケット8がトラス2の下階側水平部2aに収容されている。従動スプロケット8と駆動スプロケット6との間に踏段チェーン9が巻き掛けられている。踏段チェーン9は、乗客の運搬に供する往路9aと、往路9aの下側に位置された復路9bと、を有している。踏段チェーン9は、駆動スプロケット6がモータ5からトルクを受けて回転した時に、トラス2の内部を無端状に走行するようになっている。
複数の踏段11が踏段チェーン9に等間隔で連結されている。踏段11は、エスカレータ1を利用する乗客が乗り込む要素であって、夫々トラス2の内部に設けられた図示しないガイドレールに沿って移動するようになっている。
踏段チェーン9が走行すると、踏段チェーン9の往路9aでは、複数の踏段11がトラス2の傾斜部2cに沿って階段状に配列されるとともに、踏段チェーン9の走行に追従して移動するようになっている。この結果、踏段11に乗り込んだ乗客が下階のフロアから上階のフロア又は上階のフロアから下階のフロアに向けて搬送される。
さらに、トラス2の右側部および左側部には、夫々中空のスカートガード12が設けられている。スカートガード12は、トラス2の上端に位置するとともに、トラス2の略全長に亘って延びている。
欄干13がスカートガード12に設けられている。欄干13は、トラス2の右側部および左側部に位置するようにスカートガード12から立ち上げられている。
図1に示すように、手摺りベルト15が欄干13の外周部に装着されている。手摺りベルト15は、踏段11に乗り込んだ乗客が手で掴まる要素であって、踏段11の走行方向と同じ方向に同じ速度で無端状に走行するようになっている。手摺りベルト15は、欄干13の上部に沿って走行する往路16aと、スカードガード12の内部を走行する復路16bと、を有している。
トラス2の上階側水平部2bに手摺りベルト15を駆動するベルト式の駆動装置20が収容されている。本実施形態によると、駆動装置20は、上階側水平部2bと傾斜部2cとの境界付近に設置され、機械室3から外れている。
図1ないし図4に示すように、駆動装置20は、駆動ローラ21および押圧機構22を主要な要素として備えている。駆動ローラ21は、回転軸21aを介してトラス2に回転自在に支持されている。駆動ローラ21に同軸状に設けた第1の中継スプロケット23と、駆動スプロケット6に同軸状に設けた第2の中継スプロケット24との間には、伝動チェーン25が巻き掛けられている。
そのため、駆動スプロケット6がモータ5のトルクを受けて回転すると、駆動ローラ21が駆動スプロケット6に追従して等速度で回転するようになっている。
図2に示すように、手摺りベルト15の復路16bの内周面15aは、駆動ローラ21の下方から駆動ローラ21の外周面21bに略半周に亘って巻き掛けられている。このため、手摺りベルト15の復路16bは、駆動ローラ21に巻き掛けられた円弧状の巻き掛け部27を有している。
さらに、手摺りベルト15の復路16bを駆動ローラ15に巻き掛けたことにより、復路16bは、トラス2の上階側水平部2bに対応する位置でスカードガード12から上階側水平部2bの内側に向けて引き込まれている。
図1ないし図4に示すように、押圧機構22は、手摺りベルト15の巻き掛け部27を駆動ローラ21の外周面21bに押し付ける要素であって、手摺りベルト15の巻き掛け部27に沿うように配置されている。
具体的に述べると、押圧機構22は、一対のガイドローラ30a,30b、駆動ベルト31および一対の中間ローラ32a,32bを主要な要素として備えている。ガイドローラ30a,30bは、駆動ローラ21よりも遥かに小径であり、例えばトラス2の梁に回転自在に支持されている。ガイドローラ30a,30bは、手摺りベルト15の巻き掛け部27の周囲において駆動ローラ21の周方向に互いに離れている。
駆動ベルト31は、ガイドローラ30a,30bの間に無端状に巻き掛けられている。駆動ベルト31は、平ベルトであり、平坦な外周面31aおよび内周面31bを有している。駆動ベルト31の幅は、例えば乗客が手を添える手摺りベルト15の外周面15bの幅と同等に設定されている。
図2に示すように、ガイドローラ30a,30bの間に跨る駆動ベルト31は、第1の張り領域33および第2の張り領域34を有している。第1の張り領域33は、手摺りベルト15の巻き掛け部27に沿うように円弧状に湾曲されている。駆動ベルト31の第1の張り領域33の外周面31aは、手摺りベルト15の巻き掛け部27の外周面15bに接している。第2の張り領域34は、駆動ローラ21の下方で第1の張り領域33と向かい合っている。
さらに、駆動ベルト31の第1の張り領域33は、手摺りベルト15の巻き掛け部27に接触し始める巻き掛け始端P1と、巻き掛け部27から離脱し始める巻き掛け終端P2と、を含んでいる。巻き掛け始端P1および巻き掛け終端P2は、駆動ローラ21の周方向に互いに離れているとともに、手摺りベルト15の走行方向に応じて互いの位置が入れ替わる。本実施形態では、手摺りベルト15の巻き掛け部27に対する手摺りベルト15の巻き付け角度θは、例えば120°に設定されている。
一対の中間ローラ32a,32bは、駆動ローラ21よりも遥かに小径であり、例えばトラス2の梁に回転自在に支持されている。中間ローラ32a,32bは、駆動ベルト31の第1の張り領域33と第2の張り領域34との間に配置されている。一方の中間ローラ32aは、一方のガイドローラ30aと隣り合った位置で駆動ベルト31の第2の張り領域34の内周面31bに接している。他方の中間ローラ32bは、他方のガイドローラ30bと隣り合った位置で駆動ベルト31の第2の張り領域34の内周面31bに接している。
そのため、中間ローラ32a,32bは、駆動ベルト31の第2の張り領域34を第1の張り領域33から遠ざかる方向に押圧している。これにより、第2の張り領域34は、中間ローラ32a,32bの間に直線状に架け渡された直線部35を有している。直線部35は、トラス2の底と隣り合っている。
図2に示すように、他方のガイドローラ30bには、ブラケット37を介してねじ軸38が固定されている。ねじ軸38は、他方のガイドローラ30bの中心と他方の中間ローラ32bの中心とを結ぶ直線の延長線上に位置されるとともに、他方のガイドローラ30bから遠ざかる方向に延びている。
さらに、ねじ軸38は、トラス2に固定された支持部材39を貫通して支持部材39の上方に突出された突出部38aを有している。ねじ軸38の突出部38aには、ナット40を介してばね受け41が取り付けられている。
圧縮コイルばね42が支持部材39とばね受け41との間に圧縮状態で介在されている。圧縮コイルばね42は、付勢手段の一例であって、ねじ軸38およびブラケット37を介してガイドローラ30bを中間ローラ32bから遠ざかる方向に弾性的に付勢している。
ナット40を回してばね受け41を支持部材39に向けて移動させると、圧縮コイルばね42が圧縮され、他方のガイドローラ30bを介して駆動ベルト31が引っ張られる。したがって、駆動ベルト31に張力が付加され、駆動ベルト31の第1の張り領域33が手摺りベルト15の巻き掛け部27の外周面15bに押し付けられる。
この結果、駆動ベルト31を介して手摺りベルト15の巻き掛け部27の内周面15aが駆動ローラ21の外周面21bに密着し、手摺りベルト15と駆動ローラ21との間の摩擦力が高まる。
さらに、ねじ軸38に対するナット40のねじ込み量を変えることで、駆動ベルト31に付加される張力および手摺りベルト15に対する駆動ベルト31の押し付け力を調整することができる。
図3ないし図5に示すように、駆動ベルト31は、単一の凸部45を有している。凸部45は、駆動ベルト31の内周面31bの幅方向に沿う中央部から突出されているとともに、駆動ベルト31の走行方向に沿って無端状に延びている。
一方、駆動ベルト31が巻き掛けられた一対のガイドローラ30a,30bの外周面44には、夫々凹部46が形成されている。凹部46は、凸部45が緩く嵌り込む要素であって、ガイドローラ30a,30bの幅方向に沿う中央部でガイドローラ30a,30bの周方向に連続して形成されている。
そのため、駆動ベルト31がガイドローラ30a,30bに巻き掛けられた箇所では、凸部45が凹部46に嵌り込み、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限されている。したがって、本実施形態では、凸部45および凹部46が駆動ベルト31の幅方向のずれを抑える係合部として機能している。
加えて、本実施形態では、駆動ベルト31の第2の張り領域34が巻き掛けられた一対の中間ローラ32a,32bの外周面にも凹部46が形成されている。図4に示すように、凹部46は、中間ローラ32a,32bの幅方向に沿う中央部で中間ローラ32a,32bの周方向に連続して形成されている。このため、駆動ベルト31が中間ローラ32a,32bに巻き掛けられた箇所においても、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限されている。
第1の実施形態において、踏段駆動装置4に追従してベルト式の駆動装置20が駆動されると、手摺りベルト15が巻き掛けられた駆動ローラ21が回転する。さらに、手摺りベルト15の巻き掛け部27の外周面15bには、駆動ベルト31の第1の張り領域33が押し付けられている。そのため、手摺りベルト15の巻き掛け部27は、駆動ローラ21の外周面21bと駆動ベルト31の第1の張り領域33との間で挟み込まれた状態にある。
したがって、駆動ローラ21と手摺りベルト15の巻き掛け部27との間に生じる摩擦力により、手摺りベルト15が回転する駆動ローラ15に追従して走行する。
第1の実施形態では、駆動ベルト31の第2の張り領域34を一対の中間ローラ32a,32bで第1の張り領域33から遠ざかる方向に押圧したので、中間ローラ32a,32bの間に跨る第2の張り領域34の直線部35が駆動ローラ21から遠ざかるように、駆動ベルト31の走行経路を規定することができる。
これにより、手摺りベルト15の巻き掛け部27に接触し始める駆動ベルト31の巻き掛け始端P1および巻き掛け部27から離脱し始める駆動ベルト31の巻き掛け終端P2を、巻き掛け部27の周方向に沿って互いに遠ざけることができる。この結果、手摺りベルト15の巻き掛け部27に対する駆動ベルト31の巻き付け角度θを大きくすることができ、手摺りベルト15と駆動ベルト31との接触面積を十分に確保できる。
よって、手摺りベルト15が駆動ローラ21の周方向に沿う広い範囲で駆動ローラ21に強く押し付けられ、駆動ローラ21のトルクを手摺りベルト15に効率よく伝えることができる。
ここで、図2に示すように、駆動ベルト31に加わる張力をT1、T2、駆動ベルト31の摩擦係数をμ、駆動ベルト31の巻き付け角度をθとすると、駆動ベルト31の押付力Fは、F=T1×sinθ/2で表すことができる。
例えば、T1(T2)が186[kgf]、μが0.35、巻き付け角度θが120[deg]である場合、手摺りベルト15に対する駆動ベルト31の押付力Fは、161[kgf]となる。これにより、手摺りベルト15の駆動力Dは、(161+161)×0.35=112.76[kgf]となる。
これに対し、駆動ベルト31の巻き付け角度θが例えば60[deg]の場合、手摺りベルト15に対する駆動ベルト31の押付力Fは、93[kgf]となり、手摺りベルト15の駆動力Dは、65.10[kgf]となる。
したがって、駆動ベルト31の巻き付け角度θが大きくなれば、それに比例して手摺りベルト15の駆動力Dが増加する。さらに、駆動ベルト31の巻き付け角度θが120[deg]の時に得られる手摺りベルト15の駆動力Dが、駆動ベルト31の巻き付け角度θが60[deg]の時に得られる駆動力Dと同程度でよい場合、逆に駆動ベルト31の張力T1,T2を小さく抑えることができる。
このため、駆動ベルト31から手摺りベルト15に加わる単位面積当たりの面圧を小さくすることができ、手摺りベルト15に対する攻撃性を少なく抑えて、優しい駆動が可能となる。
それとともに、駆動ベルト31に付加される張力を下げることで、駆動ベルト31が破断し難くなり、駆動ベルト31の寿命が長くなるといった利点がある。
さらに、第1の実施形態では、駆動ベルト31がガイドローラ30a,30bおよび中間ローラ32a,32bに巻き掛けられた箇所では、駆動ベルト31の内周面31bから突出された凸部45がガイドローラ30a,30bの凹部46および中間ローラ32a,32bの凹部46に嵌り込んでいる。
このため、駆動ベルト31が走行している時に、何らかの理由により駆動ベルト31がガイドローラ30a,30bおよび中間ローラ32a,32bに対し駆動ベルト31の幅方向にずれ動こうとした場合、凸部45の側面が凹部46の側面に突き当たる。
したがって、凸部45および凹部46の存在により、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限され、手摺りベルト15に対する駆動ベルト31の巻き付け角度θを大きくしたにも拘らず、駆動ベルト31の脱落を防止することができる。
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態を開示している。第2の実施形態によると、駆動ベルト31の内周面31bに三つの凸部45a,45b,45cが形成されている。凸部45a,45b,45cは、駆動ベルト31の走行方向に沿って無端状に延びているとともに、駆動ベルト31の幅方向に間隔を存して並んでいる。
さらに、駆動ベルト31が巻き掛けられた一対のガイドローラ30a,30bの外周面44には、夫々三つの凹部46a,46b,46cが形成されている。凹部46a,46b,46cは、凸部45a,45b,45cが個々に嵌り込む要素であって、ガイドローラ30a,30bの幅方向に間隔を存して並んでいるとともに、ガイドローラ30a,30bの周方向に連続して形成されている。
なお、凹部46a,46b,46cは、中間ローラ32a,32bの外周面にも同様に形成されている。
このような第2の実施形態によると、駆動ベルト31がガイドローラ30a,30bおよび中間ローラ32a,32bに巻き掛けられた箇所では、駆動ベルト31の内周面31bから突出された凸部45a,45b,45cがガイドローラ30a,30bの凹部46a,46b,46cおよび中間ローラ32a,32bの凹部46a,46b,46cに嵌り込んでいる。
したがって、第1の実施形態と同様に、凸部45a,45b,45cおよび凹部46a,46b,46cの存在により、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限され、駆動ベルト31の脱落を防止することができる。
さらに、三つの凸部45a,45b,45cと三つの凹部46a,46b,46cとが互いに嵌り合うので、第1の実施形態との比較において、駆動ベルト31が幅方向により一層動き難くなる。
[第3の実施形態]
図7は、第3の実施形態を開示している。第3の実施形態では、駆動ベルト31の内周面31bに単一の凹部51が形成されている。凹部51は、駆動ベルト31の幅方向に沿う中央部に位置されているとともに、駆動ベルト31の走行方向に沿って無端状に連続して形成されている。
さらに、駆動ベルト31が巻き掛けられた一対のガイドローラ30a,30bの外周面44には、単一の凸部52が形成されている。凸部52は、凹部51に嵌り込む要素であって、ガイドローラ30a,30bの幅方向に沿う中央部でガイドローラ30a,30bの周方向に連続して形成されている。
そのため、駆動ベルト31がガイドローラ30a,30bに巻き付けられた箇所では、凸部52が凹部51に嵌り込み、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限されている。
なお、凸部52は、中間ローラ32a,32bの外周面にも同様に形成されている。
このような第3の実施形態においても、凸部52および凹部51の存在により、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限され、駆動ベルト31の脱落を防止することができる。
第3の実施形態においては、例えば凹部51の深さdに相当する分だけ、駆動ベルト31の厚さ寸法tを増やし、駆動ベルト31の強度を確保することが望ましい。
[第4の実施形態]
図8は、第4の実施形態を開示している。第4の実施形態は、駆動ベルト31の幅方向に沿うずれを防止するための構成が第1の実施形態と相違している。
図8に示すように、第4の実施形態では、各ガイドローラ30a,30bが鼓形に形成されている。具体的に述べると、各ガイドローラ30a,30bの外周面44は、軸方向に沿う両端部44a,44bよりも中央部44cが括れるように円弧状に湾曲されており、中央部44cの外径が両端部44a,44bの外径よりも小さくなっている。
さらに、駆動ベルト31は、ガイドローラ30a,30bに巻き掛けられた箇所では、ガイドローラ30a,30bの外周面44に沿うように円弧状に湾曲されている。このようにガイドローラ30a,30bの外周面44を湾曲させたことで、駆動ベルト31の走行中においては、常に駆動ベルト31をガイドローラ30a,30bの外周面44の中央部44cに向けて付勢するような復元力が駆動ベルト31に加わる。
したがって、本実施形態では、ガイドローラ30a,30bの外周面44が駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動を制限する係合部としての機能を有している。
第4の実施形態によると、ガイドローラ30a,30bを鼓形に形成したことで、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限され、前記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第5の実施形態]
図9および図10は、第5の実施形態を開示している。第5の実施形態は、押圧機構22が一対の外れ止めローラ60a,60bを有する点が第1の実施形態と相違している。それ以外の押圧機構22の構成は、第1の実施形態と同様である。そのため、第5の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図9に示すように、一対の外れ止めローラ60a,60bは、駆動ローラ21よりも遥かに小径であり、例えばトラス2の梁に回転自在に支持されている。外れ止めローラ60a,60bは、駆動ベルト31の第1の張り領域33と第2の張り領域34との間に配置されている。
一方の外れ止めローラ60aは、一方の中間ローラ32aと隣り合った位置で駆動ベルト31の第1の張り領域33の内周面31bに接している。他方の外れ止めローラ60bは、他方の中間ローラ32bと隣り合った位置で駆動ベルト31の第1の張り領域33の内周面31bに接している。
そのため、外れ止めローラ60a,60bは、駆動ローラ21と協働して手摺りベルト15の巻き掛け部27および駆動ベルト31の第1の張り領域33を挟み込んでいる。言い換えると、外れ止めローラ60a,60bは、駆動ベルト31の第1の張り領域33を手摺りベルト15の巻き掛け部27に押し付けている。
さらに、図10に示すように、駆動ベルト31の第1の張り領域33に接した外れ止めローラ60a,60bの外周面61には、夫々凹部62が形成されている。凹部62は、駆動ベルト31の凸部45が緩く嵌り込む要素であって、外れ止めローラ60a,60bの幅方向に沿う中央部で外れ止めローラ60a,60bの周方向に連続して形成されている。
そのため、駆動ベルト31が外れ止めローラ60a,60bに接した箇所では、凸部45が凹部62に嵌り込み、駆動ベルト31の幅方向に沿う駆動ベルト31の移動が制限されている。
第5の実施形態によると、一対の外れ止めローラ60a,60bは、駆動ローラ21と協働して駆動ベルト31の第1の張り領域33および手摺りベルト15の巻き掛け部27を挟み込んでいるので、手摺りベルト15の巻き掛け部27に対応した位置で駆動ベルト31が巻き掛け部27から離れるのを防止できる。したがって、駆動ローラ21のトルクが確実に手摺りベルト15に伝わり、手摺りベルト15の駆動力を十分に確保できる。
しかも、駆動ベルト31の凸部45が外れ止めローラ60a,60bの凹部62に嵌り込んでいるので、手摺りベルト15の巻き掛け部27に沿って走行する駆動ベルト31の第1の張り領域33が駆動ベルト31の幅方向にずれ動くのを防止できる。
したがって、駆動ベルト31の第1の張り領域33が手摺りベルト15の巻き掛け部27に巻き掛けられた状態を確実に維持することができ、手摺りベルト15の駆動力を高める上で好都合となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、外れ止めローラの数実施形態に制約されるものではなく、例えば単一の外れ止めローラをガイドローラの間に中間部に設けてもよいし、三つ以上の外れ止めローラを駆動ベルトの第1の張り領域の走行方向に間隔を存して配列してもよい。
加えて、第1の実施形態では、駆動ローラを駆動源によって駆動するようにしたが、例えば駆動ローラをアイドルローラとして一対のガイドローラを駆動源によって駆動するようにしてもよい。
それとともに、第1の実施形態では、ガイドローラおよび中間ローラの双方に凹部を形成したが、ガイドローラ又は中間ローラのいずれか一方に凹部を形成するようにしてもよい。
さらに、実施形態に係る乗客コンベアは、エスカレータに特定されるものではなく、水平又は傾斜して配置された移動歩道であっても同様に実施可能である。
13…欄干、15…手摺りベルト、21…駆動ローラ、22…押圧機構、27…巻き掛け部、30a,30b…ガイドローラ、31…平ベルト(駆動ベルト)、32a,32b…中間ローラ、33…第1の張り領域、34…第2の張り領域、35…直線部、45,45a,45b,45c,52…凸部、46,46a,46b,46c,51,62…凹部、P1…巻き掛け始端、P2…巻き掛け終端。

Claims (7)

  1. 欄干の外周部に沿って無端状に走行する手摺りベルトと、
    前記手摺りベルトの内周面が巻き掛けられた駆動ローラと、
    前記手摺りベルトのうち前記駆動ローラに円弧状に巻き掛けられた巻き掛け部の外周面に沿って配置され、前記手摺りベルトの前記巻き掛け部を前記駆動ローラに押し付ける押圧機構と、を含み、
    前記押圧機構は、
    前記手摺りベルトの前記巻き掛け部に対応した位置に設けられ、前記手摺りベルトの走行方向に離れた一対のガイドローラと、
    前記ガイドローラの間に跨って無端状に巻き掛けられ、前記手摺りベルトの前記巻き掛け部に接することで前記駆動ローラとの間で前記巻き掛け部を挟むとともに、当該巻き掛け部に対する巻き掛け始端および巻き掛け始端に対し前記駆動ローラの周方向に離れた巻き掛け終端を有する第1の張り領域と、前記第1の張り領域と向かい合う第2の張り領域と、を有する平ベルトと、
    前記ガイドローラの間に位置され、前記平ベルトの前記第2の張り領域の内周面に接触することで、当該第2の張り領域を前記第1の張り領域から遠ざかる方向に押圧するとともに、前記第2の張り領域に直線状に張られた直線部を形成する一対の中間ローラと、を備え、
    前記平ベルトの内周面に当該平ベルトの走行方向に連続して突出する少なくとも一つの凸部が設けられているとともに、前記ガイドローラおよび前記中間ローラの少なくともいずれか一方の外周面に前記凸部が嵌り込む少なくとも一つの凹部が周方向に連続して設けられ、前記凸部と前記凹部との嵌合により前記平ベルトの幅方向に沿う前記平ベルトの移動が制限された乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置。
  2. 欄干の外周部に沿って無端状に走行する手摺りベルトと、
    前記手摺りベルトの内周面が巻き掛けられた駆動ローラと、
    前記手摺りベルトのうち前記駆動ローラに円弧状に巻き掛けられた巻き掛け部の外周面に沿って配置され、前記手摺りベルトの前記巻き掛け部を前記駆動ローラに押し付ける押圧機構と、を含み、
    前記押圧機構は、
    前記手摺りベルトの前記巻き掛け部に対応した位置に設けられ、前記手摺りベルトの走行方向に離れた一対のガイドローラと、
    前記ガイドローラの間に跨って無端状に巻き掛けられ、前記手摺りベルトの前記巻き掛け部に接することで前記駆動ローラとの間で前記巻き掛け部を挟むとともに、当該巻き掛け部に対する巻き掛け始端および巻き掛け始端に対し前記駆動ローラの周方向に離れた巻き掛け終端を有する第1の張り領域と、前記第1の張り領域と向かい合う第2の張り領域と、を有する平ベルトと、
    前記ガイドローラの間に位置され、前記平ベルトの前記第2の張り領域の内周面に接触することで、当該第2の張り領域を前記第1の張り領域から遠ざかる方向に押圧するとともに、前記第2の張り領域に直線状に張られた直線部を形成する一対の中間ローラと、を備え、
    前記ガイドローラおよび前記中間ローラの少なくともいずれか一方の外周面に周方向に連続する少なくとも一つの凸部が設けられているとともに、前記平ベルトの内周面に前記凸部が嵌り込む少なくとも一つの凹部が前記平ベルトの走行方向に連続して設けられ、前記凸部と前記凹部との嵌合により前記平ベルトの幅方向に沿う前記平ベルトの移動が制限された乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置。
  3. 前記押圧機構は、前記平ベルトに張力を付加する付勢手段を備えた請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置。
  4. 前記押圧機構は、前記平ベルトの前記第1の張り領域の内周面に接触する少なくとも一つの外れ止めローラを有し、当該外れ止めローラは、前記平ベルトが前記手摺りベルトに接する位置で前記平ベルトの幅方向に沿う前記平ベルトの移動を妨げる請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置。
  5. 前記外れ止めローラは、前記駆動ローラと協働して前記平ベルトの前記第1の張り領域および前記手摺りベルトの前記巻き掛け部を挟んだ請求項4に記載の乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置。
  6. 前記駆動ローラを回転させる駆動源をさらに備えた請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置。
  7. 前記駆動源を収容する機械室が設けられたトラスをさらに備え、前記駆動ローラおよび前記押圧機構は、前記機械室を外れた位置で前記トラスに収容された請求項6に記載の乗客コンベアの手摺りベルト駆動装置。
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