JP6269815B2 - ステアリングホイールの位置調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールの前後位置と上下位置とのうちの少なくとも一方を調節する為のステアリングホイールの位置調節装置の改良に関する。
自動車用の操舵装置は、図12に示す様に構成して、ステアリングホイール1の回転をステアリングギヤユニット2の入力軸3に伝達し、入力軸3の回転に伴って左右1対のタイロッド4、4を押し引きして、前車輪に舵角を付与する様にしている。ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト5の後端部に支持固定されており、ステアリングシャフト5は、円筒状のステアリングコラム6を軸方向に挿通した状態で、ステアリングコラム6に回転自在に支持されている。ステアリングシャフト5の前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に接続し、中間シャフト8の前端部を、別の自在継手9を介して、入力軸3に接続している。
この様な操舵装置で、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイール1の上下位置を調節する為のチルト機構や、前後位置を調節する為のテレスコピック機構が、従来から広く知られている。
このうちのチルト機構を構成する為に、ステアリングコラム6は、車体10に対して、幅方向(幅方向とは、車体の幅方向を言い、左右方向と一致する。本明細書及び特許請求の範囲全体で同じ。)に設置した枢軸11を中心とする揺動変位を可能に支持されている。又、ステアリングコラム6の後端寄り部分に固定した変位ブラケットは、車体10に支持した支持ブラケット12に対して、上下方向及び前後方向(前後方向とは、車体の前後方向を言う。本明細書全体で同じ。)の変位を可能に支持されている。
また、前後方向の変位を可能とするテレスコピック機構を構成する為に、ステアリングコラム6は、アウタコラム13とインナコラム14とをテレスコープ状に伸縮自在に組み合わせた構造とし、ステアリングシャフト5は、アウタシャフト15とインナシャフト16とを、スプライン係合等により、トルク伝達自在に、且つ、伸縮自在に組み合わせた構造としている。
尚、図示の例は、電動モータ17を補助動力源としてステアリングホイール1を操作する為に要する力の低減を図る、電動式パワーステアリング装置も組み込んでいる。
チルト機構やテレスコピック機構の場合、電動式のものを除き、調節レバーの操作に基づいて、ステアリングホイール1の位置を調節可能な状態としたり、調節後の位置に固定できる様にしている。例えば特許文献1には、図13〜14に示す様な、調節レバー18による調節ロッド19の回転に基づいて、調節ロッド19の軸方向片端部(図14の左端部)に設けたカム装置20の軸方向寸法を拡縮させると同時に、カム部材21を揺動変位させる構造が記載されている。又、調節レバーにより軸方向寸法を拡縮するカム装置に関しては、例えば特許文献2に記載される等により従来から広く知られている。図13〜14に示した従来構造の第1例の場合、カム装置20の拡縮に基づき、アウタコラム13aに固定した変位ブラケット22の、支持ブラケット12aに対する係脱が行われる。また、カム部材21の揺動変位に基づき、インナコラム14aのアウタコラム13aに対する摺動の可否が切り換えられる。
支持ブラケット12aを構成する左右1対の支持板部23、23には、両支持板部23、23の互いに整合する部分に、車体側貫通孔である上下方向長孔24、24が形成され、変位ブラケット22には、変位ブラケット22を幅方向に貫通する状態で、コラム側貫通孔である前後方向長孔25、25が形成される。調節ロッド19は、両支持板部23、23に形成した上下方向長孔24、24と、変位ブラケット22に形成した前後方向長孔25、25とを、幅方向に挿通している。アウタシャフト15aとインナシャフト16aとから成るステアリングシャフト5aの後端部に支持固定したステアリングホイール1(図12参照)の上下位置又は前後位置を調節する際には、調節レバー18を所定方向(一般的には下方)に揺動させて、カム装置20の軸方向寸法を縮めると共に、カム部材21をインナコラム14aの外周面から離隔させる。このうちのカム装置20は、上下方向長孔24、24に沿った変位、及び、自身の中心軸回りの回転を可能とした調節ロッド19の軸方向片端部に、調節ロッド19に対する相対回転及び軸方向変位を共に阻止(不能と)した状態で支持固定された駆動側カム26と、調節ロッド19の軸方向片端寄り部分に調節ロッド19に対する相対回転及び軸方向変位を共に可能に支持された、被駆動側カム27とを備える。
ステアリングホイール1の上下位置又は前後位置を調節する場合には、調節レバー18を所定方向(通常は下方)に回動させる事により、図15(A)に示す様に、駆動側カム26の内側面(図14の右側面、図15の下側面)に設けた凸部28と、被駆動側カム27の外側面(図14の左側面、図15の上側面)に設けた凹部29とを係合させ、カム装置20の軸方向寸法を縮める。この状態で、調節ロッド19が、両上下方向長孔24、24及び両前後方向長孔25、25内で変位できる範囲で、アウタコラム13aを変位させる。そして、アウタコラム13a内に回転自在に支持されたステアリングシャフト5aの後端部に支持固定された、ステアリングホイール1の位置を調節する。ステアリングホイール1を所望の位置に移動させた後、調節レバー18を所定方向とは逆方向に揺動させて、図15(B)に示す様に、駆動側カム26の凸部28を、被駆動側カム27の外側面に設けた段差部30と係合させ、カム装置20の軸方向寸法を拡張する。これによって、被駆動側カム27と、調節ロッド19の軸方向他端部(図14の右端部)に設けた雄ねじ部31に螺着固定したナット32との間隔が縮まり、両支持板部23、23が変位ブラケット22を介しアウタコラム13aの外周面を強く抑える。同時に、カム部材21によりインナコラム14aの外周面をアウタコラム13aの内周面に向けて抑え付ける。この結果、ステアリングホイール1を調節後の位置に保持できる。
上述の様なステアリングホイールの位置調節装置の場合、駆動側カム26の外側面に設けた嵌合凸部33を、調節レバー18の基端部に設けた嵌合孔34に圧入する事で、駆動側カム26と調節レバー18とが、がたつきなく結合されている。更に、駆動側カム26の中心孔35に、高炭素鋼、軸受鋼等の硬質の金属製である調節ロッド19の軸方向片端部が圧入されている。この様な構造により、駆動側カム26が、調節ロッド19の軸方向片端部に調節ロッド19に対する相対回転及び軸方向変位を共に阻止した状態で支持されると共に、調節レバー18が調節ロッド19に対しがたつきなく支持されている。
上述の様なカム装置20を構成する駆動側カム26は、被駆動側カム27との間での異常摩耗や焼き付きの発生を防止する為、焼結金属により造る場合がある。駆動側カム26を焼結金属製とした場合、駆動側カム26の中心孔35と調節ロッド19との嵌合部は、高い形状精度及び寸法精度が要求される。この結果、駆動側カム26及び調節ロッド19、延いては、ステアリングホイールの位置調節装置全体の製造コストが増大する可能性がある。
一方、図16は、ステアリングホイールの位置調節装置に関する従来構造の第2例を示している。従来構造の第2例の場合、カム装置20(図14参照)を構成する駆動側カム26aの中心孔35aに、ポリアミド樹脂等の合成樹脂製、アルミニウム系合金等の軽合金製或いはS45C等の炭素鋼製のスリーブ36を内嵌し、スリーブ36の内径側に調節ロッド19を挿通(隙間嵌で内嵌)している。これにより、駆動側カム26aを、調節ロッド19の軸方向片端部に、調節ロッド19に対する相対回転及び軸方向変位を共に可能に支持している。又、従来構造の第2例の場合、被駆動側カム(図示省略)を、調節ロッド19の軸方向片端寄り部分に調節ロッド19に対する軸方向変位を可能に、且つ、相対回転を阻止した状態で支持している。
この様な従来構造の第2例の場合、駆動側カム26aとスリーブ36との係合部は、特に高い形状精度及び寸法精度を要求されるものではない。この為、駆動側カム26aを焼結金属製としても、ステアリングホイールの位置調節装置の製造コストが過度に増大する事はない。但し、従来構造の第2例の場合には、次の様な問題を生じる可能性がある。即ち、スリーブ36の内周面と調節ロッド19の外周面との間に環状の隙間が存在している。この場合にも、カム装置20(図14参照)の軸方向寸法を拡張した状態では、駆動側カム26aが、被駆動側カムと調節ロッド19の軸方向片端部に螺着固定したナット37(図14参照)との間で強く挟持された状態となり、駆動側カム26aの調節ロッド19に対するがたつきは抑えられる。しかしながら、調節レバー18を所定方向に回動させ、カム装置20の軸方向寸法を縮めた状態では、駆動側カム26a、延いては調節レバー18が調節ロッド19に対し(径方向及び軸方向に)がたつく可能性がある。
日本国特開2001−322552号公報 日本国特開2002−87286号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、カム装置を構成する駆動側カムを、より硬質の材料製とする場合でも、調節レバーが調節ロッドに対してがたつく事を防止でき、且つ、製造コストの増大を抑えることができるステアリングホイールの位置調節装置を発明したものである。
本発明のステアリングホイールの位置調節装置は、
側に、後端部にステアリングホイールを支持固定したステアリングシャフトを回転自在に支持する、筒状のステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムの一部(例えば軸方向中間部の上部又は下部)に固設された変位ブラケットと、
前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む左右1対の支持板部を備え、車体に支持される支持ブラケットと、
前記支持板部に形成された車体側貫通孔及び前記変位ブラケットに形成されたコラム側貫通孔を幅方向に挿通する状態で設けられた調節ロッドと、
前記調節ロッドの軸方向片端部に、軸方向変位を抑えた状態で外嵌支持される駆動側カム、及び、前記両支持板部のうちの一方の支持板部に設けた前記車体側貫通孔に係合し、且つ、前記調節ロッドの軸方向片端寄り部分に軸方向変位を可能に外嵌支持される被駆動側カムを備え、前記駆動側カムに結合した調節レバーの操作に基づいて、前記駆動側カムを回転可能とし、前記被駆動側カムに対する前記駆動側カムの回動に伴って軸方向寸法を拡縮することで、前記両支持板部同士の間隔を拡縮させるカム装置と、を備える。
前記車体側貫通孔と前記コラム側貫通孔とのうちの少なくとも一方の貫通孔は、前記ステアリングホイールの位置を調節可能とすべき方向に長い調節用長孔としている。
特に、本発明のステアリングホイールの位置調節装置の場合には、前記調節レバーの基端部には、該基端部を幅方向に貫通するレバー側貫通孔が形成され、且つ、前記レバー側貫通孔には、前記調節ロッドが圧入される。また、前記調節レバーの基端部の幅方向内側面に非円形のレバー側嵌合部を設け、前記駆動側カムの幅方向外側面に非円形のカム側嵌合部が設ける。そして、前記レバー側嵌合部と前記カム側嵌合部とは、締め代を持って相対回転不能に非円形嵌合され、前記レバー側貫通孔と前記レバー側嵌合部は、軸方向にオフセットして、前記調節レバーの基端部に形成されている。
上述の様な本発明のステアリングホイールの位置調節装置を実施する場合に、好ましくは、前記調節ロッドは、前記駆動側カムの中心孔に締め代を持たせる事なく挿通される。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記駆動側カムを焼結金属製又はセラミック製とする。
又、本発明を実施する場合に、好ましくは、前記調節レバーの基端部を、前記調節ロッドを構成する材料(例えば、高炭素鋼、軸受鋼等の金属材料)よりも軟質の材料(例えば、当該金属材料よりも軟質の鋼、アルミニウム合金等の軽合金、或いは、合成樹脂等)により造る。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記調節レバーの基端部全体を一体に形成すると共に、この基端部に前記レバー側貫通孔と前記レバー側嵌合部とを、それぞれ直接形成する。
或いは、前記調節レバーの基端部を、複数の部品を組み合わせる事により構成する。そして、前記レバー側貫通孔と前記レバー側嵌合部とを、前記複数の部品のうちの互いに異なる各部品に設ける。
また、上記の場合、好ましくは、前記調節レバーを、前記駆動側カムを構成する材料(例えば、前記焼結金属、鋼材等の金属材料、セラミック材料)よりも軟質の材料(例えば、当該金属材料やセラミック材料よりも軟質のセラミック、焼結金属、鋼、アルミニウム合金等の軽合金、或いは、合成樹脂等)により造る。
上述の様に構成する本発明のステアリングホイールの位置調節装置によれば、カム装置を構成する駆動側カムを、例えば、焼結金属製やセラミック製とする場合でも、調節レバーが調節ロッドに対してがたつく事を防止できる構造を、製造コストの増大を抑えつつ実現できる。
即ち、本発明の場合には、調節レバーの基端部に設けたレバー側貫通孔に調節ロッドを圧入している為、調節レバーを所定方向に回動して、カム装置の軸方向寸法を縮めた状態でも、調節レバーが調節ロッドに対してがたつく事を防止できる。
又、本発明の場合には、このがたつきを防止する為に、前述の図13〜14に示した従来構造の第1例の様に、調節ロッドを駆動側カムの中心孔に圧入する必要がないので、駆動側カムと調節ロッドとの嵌合部の形状精度及び寸法精度を過度に高くする必要がない。従って、ステアリングホイールの位置調節装置全体の製造コストが過度に増大するのを抑えられる。
また、駆動側カムがセラミックである場合には、軽量化を図ることができる。
さらに、調節レバーの基端部を、調節ロッド(又は、駆動側カム)を構成する材料よりも軟質の材料により造れば、調節レバーと調節ロッドとの嵌合部(又は、調節レバーと駆動側カムとの嵌合部)で、調節レバー側の変形量を多くできる。従って、嵌合部の形状精度及び寸法精度を過度に高くする事なく、嵌合部のがたつきを防止できる。この結果、ステアリングホイールの位置調節装置全体の製造コストの増大を抑えられる。
本発明の第1実施形態を示す断面図。 図1のII部拡大図。 (A)は調節レバー、調節ロッド及び駆動側カムを取り出して示す斜視図、及び、(B)はこの調節ロッドの軸方向に関して、(A)と反対側から見た状態を示す斜視図。 (A)は調節レバー、調節ロッド及び駆動側カムを取り出して示す分解斜視図、及び、(B)はこの調節ロッドの軸方向に関して(A)と反対側から見た状態を示す分解斜視図。 (A)は調節レバーの基端部を示す斜視図、及び、(B)は(A)の背面側から見た斜視図。 (A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に関する、第1変形例を示す、図5と同様の図。 (A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に関する、第2変形例を示す、図5と同様の図。 本発明の第2実施形態を示す、図2と同様の図。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態を示す、図5と同様の図。 本発明の第2実施形態に関する、変形例を示す、図8と同様の図。 第2実施形態の変形例を示す、図9(B)と同様の図。 従来から知られている、テレスコピック機構及びチルト機構を備えたステアリング装置の、部分切断略側面図。 従来構造の第1例を示す縦断側面図。 図13の拡大XIV−XIV断面図。 (A)及び(B)は、カム装置の動作を説明する為の模式図。 従来構造の第2例を示す、図14のXVI部拡大図に相当する図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に就いて、図1〜5により説明する。尚、本実施形態を含めて、本発明のステアリングホイールの位置調節装置の特徴は、カム装置20aを構成する駆動側カム26bを、例えば焼結金属製、またはセラミック製とした場合でも、調節ロッド19aに対する調節レバー18aのがたつきの防止を、製造コストの増大を抑えつつ図る点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図13〜14に示した構造を含め、従来から知られているステアリングコラム装置と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本実施形態の特徴部分を中心に説明する。
本実施形態の場合、カム装置20aを構成する駆動側カム26bは、鉄系の焼結金属製または、セラミック製としている。又、調節ロッド19aは、高炭素鋼、軸受鋼等の金属製としている。又、調節レバー18aは、少なくとも基端部を、駆動側カム26b及び調節ロッド19aを構成する金属材料よりも軟質である鋼板等の金属板に塑性加工を施して造られたものとしている。
なお、駆動側カム26bに使用できるセラミック材料としては、アルミナ、ジルコニア、窒化珪素、シリコンカーバイド等が使用できる。コスト面からはアルミナが好ましい。製造方法は、焼結、焼結後の研磨等を適宜組み合わせることができる。
そして、駆動側カム26bに、調節レバー18aの基端部を、相対回転を阻止した状態で結合している。この為に具体的には、駆動側カム26bの外側面(図1、2の左側面)に設けた、カム側嵌合部である嵌合凸部33aを、調節レバー18aの基端部の内側面(図1、2の右側面)に設けた、レバー側嵌合部である嵌合凹部38に圧入している。これにより、嵌合凸部33aと嵌合凹部38とが、がたつきなく非円形嵌合(相対回転不能に嵌合)されている。本実施形態の場合、嵌合凹部38は、調節レバー18aの基端部にエンボス加工を施す事により形成されている。
又、調節ロッド19aの軸方向から見た、嵌合凸部33a及び前記嵌合凹部38の形状を、略四角形としている。但し、これらの形状は、四角形に限定されず、例えば、他の多角形、楕円形、若しくは異形とする事もできる。又、図6に示す様に、嵌合凹部38の内周面の少なくとも一辺(図示の例では、互いに対向する二辺)の形状を、当該辺の長さ方向に関する凹凸形状とし、当該辺を構成する複数の凸部を、嵌合凸部33aの外周面に弾性的に当接させる事もできる。この様な構成を採用すれば、当該辺の弾性を大きくできる為、嵌合凹部38に対する嵌合凸部33aの弾性的な保持力を安定して確保する事が容易となる。
又、調節レバー18aの基端部のうち、駆動側カム26bの中心孔35bと整合する部分には、当該部分を幅方向に貫通する状態で、レバー側貫通孔39が設けられている。そして、レバー側貫通孔39に、調節ロッド19aの軸方向片端部(図1の左端部)を圧入すると共に、調節ロッド19aの軸方向片端縁に固設した頭部40の内側面を、調節レバー18aの基端部の外側面に当接させている。これにより、調節レバー18aの基端部を調節ロッド19aの軸方向片端部に、調節ロッド19aに対する相対回転及び軸方向変位を阻止した状態で支持している。
そして、駆動側カム26bの中心孔35bには、調節ロッド19aの軸方向片端寄り部分が、締め代を持たせる事なく挿通されている。
なお、調節レバー18aの基端部に設けられたレバー側貫通孔39は、嵌合凹部38が形成される部分よりも幅方向外側に突出し、前述した頭部40の内側面が当接する突出部分49に形成されている。即ち、嵌合凹部38とレバー側貫通孔39は、軸方向にオフセットして、基端部に直接形成されている。
また、調節レバー18aのレバー側貫通孔39と調節ロッド19aの軸方向片端部との嵌合構造を、円筒面同士の圧入嵌合構造としている。但し、当該嵌合構造は、円筒面同士の圧入嵌合構造に限定されず、例えば、多角形又は異形の筒面同士の圧入嵌合構造や、図7に示す様なセレーション孔(レバー側貫通孔39)と、セレーション軸部(調節ロッド19aの軸方向片端部)との圧入嵌合構造や、多角形若しくは異径の内周面を有する孔又はセレーション孔(レバー側貫通孔39)と、円筒状の外周面を有する軸部(調節ロッド19aの軸方向片端部)との圧入嵌合構造とする事もできる。
又、本実施形態の場合、ステアリングコラム6bを構成するアウタコラム13bの前端部の内径を弾性的に拡縮可能とする為に、このアウタコラム13bの上端部の前端部乃至中間寄り部分に、軸方向に長い軸方向スリット41を形成している。又、アウタコラム13bの外周面のうち、この軸方向スリット41を幅方向両側から挟む位置に、変位ブラケット22aを構成する1対の被挟持部42、42を形成している。
本実施形態の場合、ステアリングホイール1(図9参照)の位置調節を行う際には、調節レバー18aを所定方向に揺動変位(回動)させて、カム装置20aの軸方向寸法を縮め、カム装置20aを構成する被駆動側カム27aと、調節ロッド19aの軸方向他端部に螺着固定したナット32との内側面同士の間隔を拡げる。この状態では、支持ブラケット12aを構成する1対の支持板部23、23の内側面と両被挟持部42、42の外側面との当接部の面圧が低下乃至は喪失する。同時に、アウタコラム13bの前端部の内径が弾性的に拡がり、アウタコラム13bの前端部内周面とインナコラム14aの後端部外周面との当接部の面圧が低下乃至は喪失する。この状態で、調節ロッド19aが両支持板部23、23に設けた上下方向長孔24、24、及び、両被挟持板部42、42に設けた前後方向長孔25、25の内側で変位できる範囲で、ステアリングホイール1の前後位置及び上下位置を調節できる。
そして、ステアリングホイール1を所望の位置に移動させた状態で、調節レバー18aを、所定方向とは逆方向に揺動変位させ、カム装置20aの軸方向寸法を拡げ、被駆動側カム27aとナット32との内側面同士の間隔を縮める。この結果、両支持板部23、23が被挟持板部42、42を強く抑え付ける事で、ステアリングコラム6bの上下方向の変位が阻止される。これと同時に、アウタコラム13bの前端部の内径が縮まり、アウタコラム13bの前端部とインナコラム14aの後端部との嵌合強度が高くなり、インナコラム14aに対するアウタコラム13bの前後方向の変位が阻止される。この結果、ステアリングホイール1を調節後の上下及び前後位置に保持できる。但し、ステアリングホイール1の前後位置(インナコラム14aに対するアウタコラム13bの前後位置)を調節後の位置に保持する部分の構造に就いては、前述の図13〜14に示した従来構造の第1例の様に、カム部材21によりインナコラム14aの外周面を強く抑え付ける構造を採用する事もできる。
上述の様な本実施形態のステアリングホイールの位置調節装置によれば、駆動側カム26bを焼結金属製またはセラミック製とした場合でも、調節レバー18aが調節ロッド19aに対してがたつく事を防止できる構造を、製造コストの増大を抑えつつ実現できる。
即ち、本実施形態の場合には、調節レバー18aの基端部に設けたレバー側貫通孔39に調節ロッド19aの軸方向片端部を圧入している為、調節レバー18aを所定方向に回動して、カム装置20aの軸方向寸法を縮めた状態でも、調節レバー18aが調節ロッド19aに対してがたつく事を防止できる。
又、本実施形態の場合には、このがたつきを防止する為に、前述の図14〜15に示した従来構造の第1例の様に、調節ロッド19aを駆動側カム26bの中心孔35bに圧入する必要がないので、駆動側カム26bと調節ロッド19aとの嵌合部の形状精度及び寸法精度を過度に高くする必要がない。従って、ステアリングホイールの位置調節装置全体の製造コストが過度に増大するのを抑えられる。
特に、駆動側カム26bがセラミック製である場合には、かかる作用によるコスト抑制効果は大きいものがある。
特に、本実施形態の場合、調節レバー18aの基端部を、調節ロッド19a及び駆動側カム26bを構成する材料よりも軟質の材料により造っている。この為、調節レバー18aのレバー側貫通孔39と調節ロッド19aの軸方向片端部との嵌合部、並びに、調節レバー18aの嵌合凹部38と駆動側カム26bの嵌合凸部33aとの嵌合部で、それぞれ調節レバー18a側の変形量を多くできる。従って、両嵌合部の形状精度及び寸法精度を過度に高くする事なく、両嵌合部のがたつきを防止できる。
前記同様に、駆動側カム26bがセラミック製である場合には、コスト抑制効果は大きいものがある。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に就いて、図8〜9により説明する。本実施形態の場合、調節レバー18bの基端部は、調節レバー18bの中間部と一体に形成された金属板製の基端部本体43と、基端部本体43の外側面に結合固定された金属板製の基端部副体44とから成る。そして、基端部本体43の中央部に、レバー側嵌合部である、嵌合孔34aを形成すると共に、基端部副体44の中央部に、レバー側貫通孔39を形成している。そして、嵌合孔34aに、駆動側カム26bの外側面に設けた嵌合凸部33aを圧入している。これにより、嵌合孔34aと嵌合凸部33aとを、がたつきなく非円形嵌合させている。又、本実施形態の場合も、レバー側貫通孔39に調節ロッド19aの軸方向片端部を圧入すると共に、駆動側カム26bの中心孔35bにこの調節ロッド19aの軸方向片端寄り部分を、締め代を持たせる事なく挿通している。
本実施形態の場合、基端部本体43の外側面に対する基端部副体44の結合方法として、基端部本体43の径方向反対側となる2箇所位置に設けた1対の通孔45、45の内側に、基端部副体44の内側面のうち、これら両通孔45、45と整合する部分に設けた1対の凸部46、46を圧入する方法を採用している。
但し、当該結合方法は、この様な方法に限定されず、例えば図10〜11に示す様に、1対の通孔45、45の内側に1対の凸部46、46を、締め代を持たせる事なく挿入、又は、圧入すると共に、両凸部46、46の先端部を外径側に塑性変形させて形成したかしめ部47、47を、両通孔45、45の開口周縁部に係合させる方法を採用する事もできる。又、図示は省略するが、当該結合方法として、ピン、リベット、ねじ等の結合部材や、接着、溶接等の結合手段を利用した結合方法を採用する事もできる。
その他の構成及び作用効果は、上述した第1実施形態の場合と同様である。
前述した各実施形態は、ステアリングホイールの前後位置を調節する為のテレスコピック機構と、ステアリングホイールの上下位置を調節する為のチルト機構も備えたステアリングホイールの位置調節装置に就いて説明した。但し、本発明は、テレスコピック機構、又はチルト機構の何れか一方のみを備えた構造のステアリングホイールの位置調節装置にも適用する事もできる。
又、駆動側カムは、焼結金属やセラミック材料により造られたものに限定されず、例えば、鋼製の素材に鍛造加工等の塑性加工や切削加工を施して造られたものであっても良い。
又、駆動側カムは、セラミック製であれば、製造方法に関わらず、例えば、切削加工を施して造られたものであっても良い。
又、被駆動側カムは、駆動側カムと同じ材料、即ち、焼結金属やセラミック材料により造られたものであっても良い。
又、調節レバーの基端部は、金属板に曲げ等の塑性加工を施して造られたものに限定されず、例えば、アルミニウム合金等の軽合金の鋳造により造られたものや、合成樹脂の射出成形により造られたものであっても良い。
又、調節レバーと駆動側カムとの結合は、レバー側嵌合部とカム側嵌合部との嵌合によるものに限定されず、例えば、ねじ止め、接着、溶接等の適宜の手段によるものであっても良い。
本出願は、2014年3月26日出願の日本特許出願2014−063086号、及び2014年5月14日出願の日本特許出願2014−100834号に基づき、その内容は参照としてここに取り込まれる。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a ステアリングシャフト
6、6a、6b ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 車体
11 枢軸
12、12a 支持ブラケット
13、13a、13b アウタコラム
14、14a インナコラム
15、15a アウタシャフト
16、16a インナシャフト
17 電動モータ
18、18a、18b 調節レバー
19、19a 調節ロッド
20、20a カム装置
21 カム部材
22、22a 変位ブラケット
23 支持板部
24 上下方向長孔(車体側貫通孔)
25 前後方向長孔(コラム側貫通孔)
26、26a、26b 駆動側カム
27、27a 被駆動側カム
28 凸部
29 凹部
30 段差部
31 雄ねじ部
32 ナット
33、33a 嵌合凸部
34、34a 嵌合孔
35、35a、35b 中心孔
36 スリーブ
37 ナット
38 嵌合凹部
39 レバー側貫通孔
40 頭部
41 軸方向スリット
42 被挟持部
43 基端部本体
44 基端部副体
45 通孔
46 凸部
47 かしめ部

Claims (6)

  1. 側に、後端部にステアリングホイールを支持固定したステアリングシャフトを回転自在に支持する、筒状のステアリングコラムと、
    前記ステアリングコラムの一部に固設された変位ブラケットと、
    前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む左右1対の支持板部を備え、車体に支持される支持ブラケットと、
    前記支持板部に形成された車体側貫通孔及び前記変位ブラケットに形成されたコラム側貫通孔を幅方向に挿通する状態で設けられた調節ロッドと、
    前記調節ロッドの軸方向片端部に、軸方向変位を抑えた状態で外嵌支持される駆動側カム、及び、前記両支持板部のうちの一方の支持板部に設けた前記車体側貫通孔に係合し、且つ、前記調節ロッドの軸方向片端寄り部分に軸方向変位を可能に外嵌支持される被駆動側カムを備え、前記駆動側カムに結合した調節レバーの操作に基づいて、前記駆動側カムを回転可能とし、前記被駆動側カムに対する前記駆動側カムの回動に伴って軸方向寸法を拡縮することで、前記両支持板部同士の間隔を拡縮させるカム装置と、を備え、
    前記車体側貫通孔と前記コラム側貫通孔とのうちの少なくとも一方の貫通孔は、前記ステアリングホイールの位置を調節可能とすべき方向に長い調節用長孔であるステアリングホイールの位置調節装置であって、
    前記調節レバーの基端部には、該基端部を幅方向に貫通するレバー側貫通孔が形成され、且つ、
    前記レバー側貫通孔には、前記調節ロッドが圧入され
    前記調節レバーの基端部の幅方向内側面に非円形のレバー側嵌合部が設けられており、前記駆動側カムの幅方向外側面に非円形のカム側嵌合部が設けられており、前記レバー側嵌合部と前記カム側嵌合部とが締め代を持って相対回転不能に非円形嵌合され、
    前記レバー側貫通孔と前記レバー側嵌合部は、軸方向にオフセットして、前記調節レバーの基端部に形成されているステアリングホイールの位置調節装置。
  2. 前記調節ロッドは、前記駆動側カムの中心孔に締め代を持たせる事なく挿通されている、請求項1に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  3. 前記駆動側カムが焼結金属製またはセラミック製である、請求項2に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  4. 前記調節レバーの基端部が、前記調節ロッドを構成する材料よりも軟質の材料により造られている、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  5. 前記調節レバーの基端部が複数の部品を組み合わせる事により構成されており、前記レバー側貫通孔と前記レバー側嵌合部とが、前記複数の部品のうちの互いに異なる前記部品に設けられている、請求項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  6. 前記調節レバーが、前記駆動側カムを構成する材料よりも軟質の材料により造られている、請求項またはに記載したステアリングホイールの位置調節装置。
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