JP6268361B2 - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6268361B2 JP6268361B2 JP2013203351A JP2013203351A JP6268361B2 JP 6268361 B2 JP6268361 B2 JP 6268361B2 JP 2013203351 A JP2013203351 A JP 2013203351A JP 2013203351 A JP2013203351 A JP 2013203351A JP 6268361 B2 JP6268361 B2 JP 6268361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- section
- air
- inverter
- compartment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
ら)入力し、交流電力に変換するインバータ装置が提供されている。このインバータ装置
は、変換した交流電力を、端子を介して外部の負荷へ供給する。このようなインバータ装
置の電力変換部が動作すると、主に電力変換部のスイッチ素子やリアクトルが発熱原とな
って発熱する。
ァンで空気を循環させることにより、熱を筺体を介して外部へと逃して冷却する構造がと
られている(特許文献1)。
)が必要な端子と、を仕切り板により分けて配置し(特許文献2)、作業時に電力変換部
と接触しづらいように安全性の確保を行っている。
、電力変換部が配置される区画が小さくなり、冷却ファンでこの区画の空気を循環させて
も十分な冷却効果を得ることができないという問題があった。
が小さくなっても、冷却効果を高めることができるインバータ装置を提供することを目的
とする。
を交流電力に変換して出力する電力変換部と、前記電力変換部を収容して密閉される筺体
と、を備えたインバータ装置において、前記筺体には前記電力変換部が配置される第1区
画と、第1区画と壁を挟んで第2区画とが設けられ、前記壁には第1区画から第2区画へ
と通じる第1の風路及び第2の風路が設けられ、第1の風路には、第1区画及び第2区画
の内一方の区画から他方の区画へと送風する送風機を配置し、前記送風機から送風された
空気は第2の風路を通って他方の区画から一方の区画へ戻ることを特徴とする。
ができる。
風路を成形し、この風路の一つに送風機を設けて両区画内の空気を循環させることにより
、安全に配置しつつ、インバータ装置の筺体の冷却効果を高めることができる。
〜S5、端子台16から構成されている。電力変換部CNVは、複数の昇圧回路4a〜4
e(ここでは5つ)、インバータ回路5、及びフィルタ回路6から構成されている。
続される。昇圧回路4a〜4eは、夫々太陽電池2a〜2eから入力された直流電力の電
圧を昇圧し、この昇圧した直流電力をインバータ回路5に供給する。
スイッチ素子、ダイオード、コンデンサからなる非絶縁型のチョッパ回路により構成され
ている。
る。インバータ回路5は、複数のスイッチ素子をフルブリッジ接続した回路からなる。イ
ンバータ回路5の出力側には、この交流電力の高周波成分を減衰するフィルタ回路6が接
続される。尚、インバータ回路5の構成はブリッジ接続に限らず中性点クランプ方式など
を用いることも可能である。
が備えられている。フィルタ回路6を通った交流電力は、例えば連系用のリレー及び端子
台16を介して商用電力系統3に重畳される。尚、上述の昇圧回路4a〜4e、インバー
タ回路5の動作の制御は、制御回路7により行われる。
用電力系統にこの変換した交流電力を重畳する。これによりインバータ装置1は、商用電
力系統に接続されている負荷に交流電力を供給することができる。インバータ装置1が動
作する際には、昇圧回路4a〜4e、インバータ回路5、及びフィルタ回路6を構成する
電子部品(上述のスイッチ素子、ダイオード、直流リアクトルDCL、交流リアクトルA
CL、コンデンサなど)が発熱しインバータ装置1の温度上昇につながる。
れる。筺体10は、略直方体形状を有しており、外形を構成する上側面パネル11、下側
面パネル12、左側面パネル13、右側面パネル14、及び底部15がアルミ合金等をダ
イキャスト加工により一体成形されている。インバータ装置1は、筺体10の正面の開口
を正面パネルにより密閉し、筺体10の下側面パネル12が地面側(下側)になるように
底部15の外側を建屋の壁等に取り付けて利用する。
NVへの入力、或いは電力変換部CNVからの出力を中継する端子と出力端子が配置され
る第2区画Bとに分けられており、第1区画Aと第2区画Bとの間にはこれらの区画を仕
切る壁20が成形されている。
4eを構成するスイッチ素子やダイオードは、モジュールSWMとしてまとめられて筺体
10に直接取り付けられる。尚、ここでは、5つの昇圧回路4a〜4eのスイッチ素子と
ダイオードを3つのモジュールSWMにまとめている。
としてまとめられて筺体10に直接取り付けられる。直流リアクトルDCLや、交流リア
クトルACLは、夫々第1区画Aに設けられている窪み41に配置され、その窪み41に
熱導電性の高い樹脂部材を封入することで筺体10と熱交換が促進されるように固定され
ている。
区画Aに配置される。これらの電子部品は筺体10の底部にネジ止め等により固定される
。
子部品の発する熱を外部へと放熱しやすい構成になっている。
口を蓋51が密閉して覆うようになっている。この蓋51には孔が設けられ筺体10内部
への配線が引き回されるようになっている。尚、この孔は配線を引き回した状態で密閉さ
れる。
び第2壁部22は、筺体10の右下側を囲うように右側面パネル14から下側面パネル1
2まで一体成形される。具体的には、第1壁部21が右側面パネル14から下側面パネル
12に水平にのび、第2壁部22が下側面パネル12から右側面パネル14に水平にのび
るように成形され、第1壁部21、第2壁部22はのびた先で合わさって一体化している
。また、第3壁部23が、第2壁部22から水平方向に左側面パネル13までのびるよう
に成形されている。
発熱部品の少ない第2区画が下側面パネル12側に設けられる。
びている。また、第1壁部21には、風路18aが成形される。図3(a)は、風路を正
面パネル側から示した図である。また、図3(b)は風路をX−X断面から示した図であ
る。
階段状に切り欠いたように成形している。そして、この風路18aの正面パネル側に位置
する上段に端子台16が配置され、下段に送風機31を配置し、この送風機31で第2区
画から第1区画へと送風する。
区画A側に、端子台の外部(商用電力系統3)と接続される端子T2は第2区画側に配置
される。
れており、第2壁部22から左側面パネル13側になるにつれて段が高くなっている。ま
た、第3壁部23は左側面パネル13よりも低くなるように成形されている。これにより
、図3(b)に示すように、第3壁部23の上方(正面パネル側)には、風路18cが形
成される。
される。この際に、開閉器S1〜S5の電力変換部CNVに接続される端子T3は第1区
画A側に、開閉器S1〜S5の外部(太陽電池2a〜2e)に接続される端子T4は第2
区画B側に配置される。
1の孔(外部)へ引き回される。
と筺体10の底部15との間に設けられた空間から第2区画Bの空気を吸入し第1区画A
へ吐出する(送風する)。送風された空気は第1区画Aへと送られると、図2の矢印Pに
示すように、風路18c、風路18bを順に通って第1区画Aから第2区画Bへ戻る。即
ち、この送風機31の送風により空気が複数の風路18a〜18cを介して第2区画Bと
第1区画Aとを循環する。
れるだけでなく、空気の循環により第2区画へ送られて、第2区画Bを形成する筺体10
(例えば、第2区画Bの下側面パネル12、左側面パネル13、右側面パネル14、及び
底部15)を介して外部へ放熱される。
気が再び送風機31によって第1区画に送られる。そしてこの冷却空気により、第1区画
が冷却されることにもなる。尚、第2区画Bは放熱部品の配置が少ないため、第1区間に
て発生した熱をより多く外部へ放熱することができる。
体10全体からから放熱するため、密閉された筺体10において、電力変換部CNVが配
置される区画が小さくとも冷却効果を高めることができる。
どの作業時に安全に作業を行うことができる。
タ回路6等の大きな電流の流れる部品を第1区画へと全て配置したため、より安全性が高
くなっている。
より熱交換されて冷やされた空気が直接、第1区画Aの電力変換部CNVへとあたる。こ
のため、放熱効果を高めることができる。
ら空気を吸入して第1区画Aへ送風しているため、送風機31と筺体10の底部15との
間の筺体10付近の空気の流速が上がり熱交換が促進されて放熱効果を高めることができ
る。
直流電力をまとめて交流電力に変換しており、送風機31はこの交流電力が出力される側
(端子台16)から直流電力が入力される側(開閉器S1〜S6)に向かって前記空気を
送風している。これにより、電力がまとめられて発熱の集中する交流電力側を集中的に冷
やすことができる。これにより、放熱効果を高めることができる。
るためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱すること
なく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
とができる。
のようにすることにより第2区画による熱交換が促進されより放熱効果を高めることがで
きる。
Aから第2区画Bへと送風機を用いて送風しても良い。
ステム等としても利用することができる。
2a〜2e 太陽電池
3 商用電力系統
4a〜4e 昇圧回路
5 インバータ回路
6 フィルタ回路
7 制御回路
10 筺体
11 上側面パネル
12 下側面パネル
13 左側面パネル
14 右側面パネル
15 底部
16 端子台
17 基板
18a〜18c 風路
S1〜S5 開閉器
20 壁
21 第1壁部
22 第2壁部
23 第3壁部
31 送風機
41 窪み
51 蓋
ACL 交流リアクトル
CNV 電力変換部
DCL 直流リアクトル
F フィン
IPM スイッチモジュール
SWM モジュール
T1〜T4 端子
Claims (6)
- 直流電源の出力する直流電力を入力し、入力した直流電力を交流電力に変換して出力す
る電力変換部と、
前記電力変換部を収容して密閉される筺体と、を備えたインバータ装置において、
前記筺体には前記電力変換部が配置される第1区画と、外部と接続される配線が接続さ
れる接続部を含む第2区画が第1区画と壁を挟んで設けられ、
前記壁には第1区画から第2区画へと通じる第1の風路及び第2の風路が設けられ、
第1の風路には、第1区画及び第2区画の内一方の区画から他方の区画へと送風する送
風機を配置し、
前記送風機から送風された空気は第2の風路を通って他方の区画から一方の区画へ戻る
ことを特徴とするインバータ装置。 - 前記電力変換部は、前記直流電力の電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路の昇圧し
た直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力する交流
電力から高周波成分を減衰するフィルタ回路と、を有し、
前記昇圧回路、前記インバータ回路、及び前記フィルタ回路は第1区画に配置されるこ
とを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置。 - 前記電力変換部は、複数の前記直流電源の直流電力を入力し、入力した直流電力をまと
めて交流電力に変換し、
前記送風機の送風は前記交流電力が出力される側から前記直流電力が入力される側に向
かって前記空気を送風することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインバータ装
置。 - 前記一方の区画は、第2区画であり、前記他方の区画は第1区画であることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載のインバータ装置。 - 前記一方の区画は、第1区画であり、前記他方の区画は第2区画であることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載のインバータ装置。 - 第2区画を構成する前記筺体の内壁にはフィンが設けられることを特徴とする請求項1
乃至請求項5の何れかに記載のインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013203351A JP6268361B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013203351A JP6268361B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | インバータ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017232226A Division JP6492293B2 (ja) | 2017-12-04 | 2017-12-04 | インバータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015070712A JP2015070712A (ja) | 2015-04-13 |
JP6268361B2 true JP6268361B2 (ja) | 2018-01-31 |
Family
ID=52836906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013203351A Active JP6268361B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6268361B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6156470B2 (ja) * | 2015-11-20 | 2017-07-05 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置 |
JP6846597B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-03-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コンバータ装置および電力変換装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05243770A (ja) * | 1992-03-02 | 1993-09-21 | Nec Corp | 屋外筺体の構造 |
JPH09246766A (ja) * | 1996-03-13 | 1997-09-19 | Fanuc Ltd | 密閉型電子機器ケース |
JPH118997A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | 制御装置内蔵型電動機 |
JP3979740B2 (ja) * | 1998-12-28 | 2007-09-19 | 三洋電機株式会社 | 系統連系発電装置 |
JP2003174275A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 工作機械の制御盤 |
JP2008259282A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Toyota Motor Corp | 電源装置 |
JP5644434B2 (ja) * | 2010-12-02 | 2014-12-24 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置及びこれを使用した電気駆動車両 |
-
2013
- 2013-09-30 JP JP2013203351A patent/JP6268361B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015070712A (ja) | 2015-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5906411B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6584736B1 (ja) | 充放電装置 | |
JP2012217316A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2008103576A (ja) | モータ制御装置 | |
JP6303130B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2011167049A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2012119588A (ja) | 冷却機能付き制御装置 | |
JPWO2018020615A1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2015027162A (ja) | 電力変換装置 | |
JP6209737B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP6268361B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP5787105B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6047758B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6074346B2 (ja) | 配電盤装置 | |
JP5691663B2 (ja) | 半導体電力変換装置の冷却構造 | |
JP6492293B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP6559832B2 (ja) | パワーコンディショナ | |
JP2013090484A (ja) | 車両用の電池モジュール | |
JP2015012094A (ja) | 電気機器 | |
JP6248277B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6345579B2 (ja) | パワーコンディショナ | |
JP6229150B2 (ja) | 電気部品の収納ケース | |
JP6345578B2 (ja) | パワーコンディショナ | |
JP6575914B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2015076933A (ja) | 電力変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150224 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20160519 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171003 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171127 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6268361 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |