JPH05243770A - 屋外筺体の構造 - Google Patents
屋外筺体の構造Info
- Publication number
- JPH05243770A JPH05243770A JP4491492A JP4491492A JPH05243770A JP H05243770 A JPH05243770 A JP H05243770A JP 4491492 A JP4491492 A JP 4491492A JP 4491492 A JP4491492 A JP 4491492A JP H05243770 A JPH05243770 A JP H05243770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- floor
- communication equipment
- space
- chilled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】複数の通信機器３を収容する屋外筺体１の内部
下方を二重床構造とし、筺体底面１１と第二の床面２と
からなるすきま１２を設け、このすきま１２にエアコン
室内機４からの冷気をエアーダクト５を通して流す。第
二の床面２には、それぞれ上面及び下面に通風孔をもつ
通信機器３が乗せられ、第二の床面２の穴２１を通じて
すきま１２から冷気が供給される。すきま１２には電気
配線６も設置される。 【効果】二重床構造の床下すきまを冷気の通路兼電気配
線の通路とし、内部冷却効果を高めるとともに配線の長
寿命化をはかる。
下方を二重床構造とし、筺体底面１１と第二の床面２と
からなるすきま１２を設け、このすきま１２にエアコン
室内機４からの冷気をエアーダクト５を通して流す。第
二の床面２には、それぞれ上面及び下面に通風孔をもつ
通信機器３が乗せられ、第二の床面２の穴２１を通じて
すきま１２から冷気が供給される。すきま１２には電気
配線６も設置される。 【効果】二重床構造の床下すきまを冷気の通路兼電気配
線の通路とし、内部冷却効果を高めるとともに配線の長
寿命化をはかる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は熱を発生する通信機器を
収容し、屋外に設置される屋外筺体の構造に関する。
収容し、屋外に設置される屋外筺体の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の屋外筺体への通信機器の
設置は、側面下部に吸気孔のある通信機器を筺体床面に
直接設置していた。また通信機器への電気配線は機器上
部から行なっていた。
設置は、側面下部に吸気孔のある通信機器を筺体床面に
直接設置していた。また通信機器への電気配線は機器上
部から行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の屋外
筺体の内部構造とすると、通信機器の発熱による筺体内
部温度上昇を避けるためのエアーコンディショナー（エ
アコン）を設けたとき、エアコンの冷気がすべての通信
機器に十分に行きわたらず、一部の機器は十分冷却され
るが、一部の機器は冷却不十分といった冷却の不均衡が
生ずる欠点があった。また通信機器上部には電気配線が
通るが、機器から熱せられた暑気に電線が常にさらされ
るため、電線の被覆の寿命も短かくなる欠点があった。
筺体の内部構造とすると、通信機器の発熱による筺体内
部温度上昇を避けるためのエアーコンディショナー（エ
アコン）を設けたとき、エアコンの冷気がすべての通信
機器に十分に行きわたらず、一部の機器は十分冷却され
るが、一部の機器は冷却不十分といった冷却の不均衡が
生ずる欠点があった。また通信機器上部には電気配線が
通るが、機器から熱せられた暑気に電線が常にさらされ
るため、電線の被覆の寿命も短かくなる欠点があった。
【０００４】本発明は上記従来の欠点を除去するため、
内部を二重床構造とした屋外筺体の構造を提供するもの
である。
内部を二重床構造とした屋外筺体の構造を提供するもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の屋外筺体の構造
は、少なくとも１個の通信用機器を収容する密閉式の屋
外筺体において、内部を前記屋外筺体の底面と第二の床
面とからなる二重床構造とし、上面及び下面に通風孔を
有する前記通信用機器を乗せる前記第二の床面の前記通
信用機器の置かれる部分に穴を設け、前記屋外筺体の内
部上方に設置したエアコンディショナーの冷気吹出口と
前記二重床構造のすきまの間にエアーダクトを設け、前
記すきま及び前記穴を冷気の通路とするとともに前記通
信用機器への電気配線の通路としたものである。
は、少なくとも１個の通信用機器を収容する密閉式の屋
外筺体において、内部を前記屋外筺体の底面と第二の床
面とからなる二重床構造とし、上面及び下面に通風孔を
有する前記通信用機器を乗せる前記第二の床面の前記通
信用機器の置かれる部分に穴を設け、前記屋外筺体の内
部上方に設置したエアコンディショナーの冷気吹出口と
前記二重床構造のすきまの間にエアーダクトを設け、前
記すきま及び前記穴を冷気の通路とするとともに前記通
信用機器への電気配線の通路としたものである。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例の断面図である。
【０００８】本実施例は、複数の通信機器３を収容する
密閉式の屋外筺体１において、この屋外筺体１の内部下
方を二重床構造として筺体底面１１と第二の床面２とか
らなるすきま１２を設ける。通信機器３にはそれぞれ上
面及び下面に通風孔を設けてあり、この通信機器３を乗
せる第二の床面２の該当部分に穴２１を設け、また筺体
内部上方に設置したエアーコンディシショナー（エアコ
ン）室内機４の冷気吹出口から筺体下方の床下のすきま
１２の間にエアーダクト５を設ける。これにより、すき
ま２１を冷気の通路としたものである。
密閉式の屋外筺体１において、この屋外筺体１の内部下
方を二重床構造として筺体底面１１と第二の床面２とか
らなるすきま１２を設ける。通信機器３にはそれぞれ上
面及び下面に通風孔を設けてあり、この通信機器３を乗
せる第二の床面２の該当部分に穴２１を設け、また筺体
内部上方に設置したエアーコンディシショナー（エアコ
ン）室内機４の冷気吹出口から筺体下方の床下のすきま
１２の間にエアーダクト５を設ける。これにより、すき
ま２１を冷気の通路としたものである。
【０００９】このような構造の本実施例において、通信
機器３の発熱で熱せられた暑気は矢印で示すように対流
で上昇し、エアコン室内機４の吸気孔から吸われ、冷気
となってエアーダクト５を通じ床下のすきま１２に送ら
れる。床下のすきま１２には室内のように機器が配置さ
れていないので、冷気の流れは妨げられることなく各通
信機器３の下部へスムーズに流れて行く。通信機器３の
下面およびこの下面にあたる位置の二重床には吸気用の
穴２１があいているため、床下のすきま１２から冷気は
通信機器３へ流れる。このようして、図に矢印で示すよ
うに冷気がスムーズに流れるため、すべての通信機器３
を平均に冷却することができる。また通信機器３への電
気配線６も、電気配線取入口１３からすきま１２を通っ
て穴２１から配線されるため、常に冷気に接し被覆を痛
めることがない。
機器３の発熱で熱せられた暑気は矢印で示すように対流
で上昇し、エアコン室内機４の吸気孔から吸われ、冷気
となってエアーダクト５を通じ床下のすきま１２に送ら
れる。床下のすきま１２には室内のように機器が配置さ
れていないので、冷気の流れは妨げられることなく各通
信機器３の下部へスムーズに流れて行く。通信機器３の
下面およびこの下面にあたる位置の二重床には吸気用の
穴２１があいているため、床下のすきま１２から冷気は
通信機器３へ流れる。このようして、図に矢印で示すよ
うに冷気がスムーズに流れるため、すべての通信機器３
を平均に冷却することができる。また通信機器３への電
気配線６も、電気配線取入口１３からすきま１２を通っ
て穴２１から配線されるため、常に冷気に接し被覆を痛
めることがない。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構造をとれ
ば、狭い室内に沢山置かれた通信機器に気流を妨害され
ることなく、冷気を全機器に十分供給することができ、
また通信機器への電気配線も暑気にあたることなく寿命
が伸びるという効果がある。
ば、狭い室内に沢山置かれた通信機器に気流を妨害され
ることなく、冷気を全機器に十分供給することができ、
また通信機器への電気配線も暑気にあたることなく寿命
が伸びるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
１ 屋外筺体 ２ 第二の床面 ３ 通信機器 ４ エアコン室内機 ５ エアーダクト ６ 電気配線 １１ 筺体底面 １２ すきま １３ 電気配線取入口 ２１ 穴
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも１個の通信用機器を収容する
密閉式の屋外筺体において、内部を前記屋外筺体の底面
と第二の床面とからなる二重床構造とし、上面及び下面
に通風孔を有する前記通信用機器を乗せる前記第二の床
面の前記通信用機器の置かれる部分に穴を設け、前記屋
外筺体の内部上方に設置したエアコンディショナーの冷
気吹出口と前記二重床構造のすきまの間にエアーダクト
を設け、前記すきま及び前記穴を冷気の通路とするとと
もに前記通信用機器への電気配線の通路としたことを特
徴とする屋外筺体の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4491492A JPH05243770A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 屋外筺体の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4491492A JPH05243770A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 屋外筺体の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05243770A true JPH05243770A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12704732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4491492A Pending JPH05243770A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 屋外筺体の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05243770A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4904351A (en) * | 1982-03-16 | 1990-02-27 | American Cyanamid Company | Process for continuously plating fiber |
| US4909910A (en) * | 1982-03-16 | 1990-03-20 | American Cyanamid | Yarns and tows comprising high strength metal coated fibers, process for their production, and articles made therefrom |
| JP2002156136A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 通信機器室等の空調システム |
| JP2002168479A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 通信機器室等の空調方法および空調システム |
| JP2014501041A (ja) * | 2010-11-09 | 2014-01-16 | サーバー テクノロジー インコーポレイテッド | 冷却を伴う機器ラック電力分配システム |
| JP2015070712A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 三洋電機株式会社 | インバータ装置 |
| JP2018057268A (ja) * | 2017-12-04 | 2018-04-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | インバータ装置 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4491492A patent/JPH05243770A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4904351A (en) * | 1982-03-16 | 1990-02-27 | American Cyanamid Company | Process for continuously plating fiber |
| US4909910A (en) * | 1982-03-16 | 1990-03-20 | American Cyanamid | Yarns and tows comprising high strength metal coated fibers, process for their production, and articles made therefrom |
| JP2002156136A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 通信機器室等の空調システム |
| JP4558177B2 (ja) * | 2000-11-20 | 2010-10-06 | 高砂熱学工業株式会社 | 通信機器室等の空調システム |
| JP2002168479A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 通信機器室等の空調方法および空調システム |
| JP4651810B2 (ja) * | 2000-11-29 | 2011-03-16 | 高砂熱学工業株式会社 | 通信機器室等の空調方法および空調システム |
| JP2014501041A (ja) * | 2010-11-09 | 2014-01-16 | サーバー テクノロジー インコーポレイテッド | 冷却を伴う機器ラック電力分配システム |
| JP2015070712A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 三洋電機株式会社 | インバータ装置 |
| JP2018057268A (ja) * | 2017-12-04 | 2018-04-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | インバータ装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003061216A (ja) | 少なくとも１つのキャビネットドアと、内室内にファン補助されている空気循環回路とを有している配電盤キャビネット | |
| JPH036423B2 (ja) | ||
| WO2019137343A1 (zh) | 导流散热型干体温度校验仪 | |
| JP3613109B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| TW200417307A (en) | Environmental control kit for sealed cabinets | |
| JPH08116190A (ja) | 通信装置用キャビネット | |
| JPS5915519B2 (ja) | 電子装置冷却方式 | |
| JP2765365B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP2005506507A (ja) | 冷媒・循環回路を備えた冷却装置 | |
| JPH05243770A (ja) | 屋外筺体の構造 | |
| JP2003106569A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
| JP2000018646A5 (ja) | ||
| JP2000304304A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
| CN110017914A (zh) | 导流散热干体温度校验仪 | |
| JP2002242759A (ja) | コージェネレーション装置の構造 | |
| JPH07131953A (ja) | 電力装置の空冷構造 | |
| JPH03152324A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
| CN220254981U (zh) | 一种电控设备及间接蒸发冷却设备 | |
| JP3826520B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
| CN217423479U (zh) | 桌面空调 | |
| CN220399789U (zh) | 一种投影仪内部风路***及投影仪 | |
| JP3071785B1 (ja) | 情報処理装置架収容箱 | |
| WO2022190268A1 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
| JPH0356821Y2 (ja) | ||
| JP3268077B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981013 |