JP6266095B2 - 電力モード設定装置、電力制御システム、電力モード設定方法、及び、プログラム - Google Patents

電力モード設定装置、電力制御システム、電力モード設定方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電力制御装置に電力モードを設定する電力モード設定装置、電力制御システム、電力モード設定方法、及び、プログラムに関する。
商用電力系統や発電装置から供給された電力を蓄積し、必要に応じて電気機器に電力を供給する蓄電池が知られている。このような蓄電池として、例えば、電気自動車が動力源として備える蓄電池が用いられる。蓄電池による充放電は、安全性、コスト、利便性などを考慮して、適切に制御されることが望まれる。
特許文献1には、操作者により選択された充電モードに基づいて、充電装置により電動車両用蓄電器を充電する車両充電電力マネジメントシステムが開示されている。ここで、特許文献1に開示された充電モードは、EV(Electric Vehicle)優先の充電モード、家電優先の充電モード、バッテリ高寿命の充電モードなどであり、基本的に、充放電の制御時に優先すべき事項を規定するモードである。
特開2011−166974号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、操作者が充電モードを選択する必要があった。従って、特許文献1に開示された技術では、例えば、優先すべき事項が時間帯毎に異なる場合、操作者は、時間帯の区切り毎に充電モードを変更する必要があった。このため、ユーザ(操作者)が電力制御装置に電力モード(充電モード)を設定する手間を減らすことが可能な技術が望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザが電力制御装置に電力モードを設定する手間を減らすのに好適な電力モード設定装置、電力制御システム、電力モード設定方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力モード設定装置は、
商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定装置であって、
前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、ユーザから受け付けた操作に基づいて選択された前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを示す情報を取得する決定用情報取得手段と、
前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定手段と、
前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段と、を備える。
本発明では、電力モードと電力モードを設定する期間とを含むスケジュールに基づいて、電力制御装置に電力モードが設定される。従って、本発明によれば、ユーザが電力制御装置に電力モードを設定する手間を減らすことができる。
本発明の実施形態1に係る電力制御システムの構成図である。 本発明の実施形態1に係る電力制御装置の構成図である。 本発明の実施形態1に係る電力モード設定装置の構成図である。 本発明の実施形態1に係る端末装置の構成図である。 本発明の実施形態1に係る電力モード設定装置の機能を説明するための図である。 運転プランを説明するための図である。 運転プラン選択画面を示す図である。 ユーザ定義プラン編集画面を示す図である。 電力制御装置に電力モードが設定される様子を示す図である。 本発明の実施形態1に係る電力モード設定装置が実行する電力モード設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る電力モード設定装置の機能を説明するための図である。 最大消費電力量と充電可能電力量との関係を示す図である。 スケジュールが設定されるタイミングを示す図である。 本発明の実施形態2に係る電力モード設定装置が実行する電力モード設定処理を示すフローチャートである。 図14に示すスケジュール設定処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
まず、本発明の実施形態1に係る電力制御システム1000について説明する。電力制御システム1000は、蓄電池210と太陽光発電パネル220と商用電源230とから供給される電力と、蓄電池210と商用電源230と電気機器400とに供給する電力と、を制御するシステムである。電力制御システム1000は、例えば、ホームエネルギーマネージメントシステムである。
図1に示すように、電力制御システム1000は、電力制御装置100と、電気自動車211と、太陽光発電パネル220と、商用電源230と、電力モード設定装置300と、電気機器400と、電力計測装置500と、端末装置600と、サーバ700と、宅内ネットワーク810と、宅外ネットワーク820と、ブロードバンドルータ830と、を備える。
電力制御装置100は、設定された電力モードに従って、蓄電池210と太陽光発電パネル220と商用電源230とから供給される電力と、蓄電池210と商用電源230と電気機器400とに供給する電力と、を制御する。つまり、電力制御装置100は、蓄電池210が充電する電力や蓄電池210が放電する電力を制御する。また、電力制御装置100は、太陽光発電パネル220から供給される直流電力を、交流電力に変換する。また、電力制御装置100は、商用電源230から供給される電力(以下、適宜「買電電力」という。)や商用電源230に供給する電力(以下、適宜「売電電力」という。)を制御する。
ここで、蓄電池210と太陽光発電パネル220と商用電源230とから電力制御装置100に供給される電力の和は、電力制御装置100が蓄電池210と商用電源230と電気機器400とに供給する電力の和と等しい。従って、電力制御装置100は、太陽光発電パネル220から供給される電力の量や電気機器400により消費される電力の量に応じて、蓄電池210や商用電源230から電力の供給を受けたり、蓄電池210や商用電源230に電力を供給したりする。
図2に示すように、電力制御装置100は、制御部110と、パワーコンディショナ120と、パワーコンディショナ130と、蓄電量測定部140と、記憶部150と、操作部160と、通信部170と、報知部180と、を備える。
制御部110は、電力制御装置100全体の動作を制御する。つまり、制御部110は、電力制御装置100が備える各構成要素を制御して、電力制御処理を実行する。制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、RTC(Real Time Clock)などを備える。
パワーコンディショナ120は、蓄電池210から供給された直流電力を交流電力に変換し、電気機器400などに供給する。また、パワーコンディショナ120は、太陽光発電パネル220や商用電源230などから供給された交流電力を直流電力に変換し、蓄電池210に供給する。このように、パワーコンディショナ120は、DC/AC(Direct Current / Alternating Current)変換器として機能する。
パワーコンディショナ130は、太陽光発電パネル220から供給された直流電力を交流電力に変換し、電気機器400などに供給する。このように、パワーコンディショナ130は、DC/AC変換器として機能する。
蓄電量測定部140は、蓄電池210に蓄電されている蓄電量(充電量)を測定する。蓄電量測定部140は、種々の手法を用いて、蓄電池210に蓄電されている蓄電量を測定することができる。例えば、蓄電量測定部140は、蓄電池210に予め定められた抵抗値の負荷を接続し、この負荷に流れる電流の値やこの負荷の両端に印加される電圧の値に基づいて、蓄電池210の蓄電量を測定することができる。また、例えば、蓄電量測定部140は、蓄電池210がフル充電状態又はフル放電状態にあるとき以降、蓄電池210が充電又は放電した電力の積算値を記憶することで、蓄電池210の蓄電量を測定することができる。
記憶部150は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部150は、電力モードを示す情報(以下、適宜「電力モード情報」という。)を記憶する。記憶部150は、例えば、フラッシュメモリを備える。
操作部160は、ユーザによる操作を受け付ける。操作部160は、例えば、電力モードの指定をユーザから受け付ける。なお、操作部160が受け付けた情報は、制御部110により記憶部150に記憶される。操作部160は、例えば、タッチスクリーン、ボタン、レバーなどを備える。操作部160は、リモートコントローラなどを備えていてもよい。
通信部170は、制御部110による制御のもと、ブロードバンドルータ830などを介して電力モード設定装置300などと通信する。通信部170は、例えば、NIC(Network Interface Card)などのLAN(Local Area Network)インターフェースを備える。
報知部180は、制御部110による制御に従って、エラーの発生などを報知する。報知部180は、例えば、スピーカ、ブザー、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)などを備える。
電気自動車211は、蓄電池210を備え、蓄電池210に蓄積された電気エネルギーを動力源として走行する自動車である。電気自動車211は、電気エネルギーのみを動力源とするいわゆる電気自動車であってもよいし、他のエネルギーをも動力源とするハイブリッド自動車であってもよい。
蓄電池210は、供給された電力を蓄積し、蓄積した電力を供給する。蓄電池210は、パワーコンディショナ120を介して太陽光発電パネル220や商用電源230から供給された電力を蓄積する。蓄電池210の主要な機能は、基本的に、蓄積した電力を電気自動車211に供給することである。従って、電気自動車211の利用が見込まれる場合、蓄電池210が十分に充電されていることが望ましい。しかしながら、蓄電池210は、蓄積した電力を、パワーコンディショナ120を介して電気機器400に供給することもできる。例えば、電気自動車211の利用が見込まれない場合、蓄電池210は、電気機器400に電力を供給することが好適である。
太陽光発電パネル220は、太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換する。太陽光発電パネル220は、発電により得られた直流電力を、パワーコンディショナ130に供給する。
商用電源230は、電力会社などが需要家に電力を供給する電源である。商用電源230により供給される電力は、交流電力である。本実施形態では、商用電源230から需要家に潮流される電力を買電電力とし、需要家から商用電源230に逆潮流される電力を売電電力とする。つまり、需要家は、電力会社から電力を買うこともできるし、電力会社に電力を売ることもできる。
電力モード設定装置300は、電力制御装置100に、電力モードを設定する装置である。本実施形態では、電力モード設定装置300は、宅内ネットワーク810に接続された電気機器400を、制御したり監視したりするホームコントローラであるものとする。従って、電力モード設定装置300は、電力モード設定機能の他、スケジュール機能などを備える。なお、スケジュール機能は、ユーザによるスケジュール登録を受け付け、登録されたスケジュールに従って、電気機器400を制御したり監視したりする機能である。なお、電気自動車211を利用したイベントもスケジュールとして登録される。電力モード設定装置300は、電力制御装置100、電気機器400、電力計測装置500、端末装置600、サーバ700などと通信することができる。以下、図3を参照して、電力モード設定装置300の構成について説明する。
図3に示すように、電力モード設定装置300は、CPU31、ROM32、RAM33、フラッシュメモリ34、RTC35、宅内インターフェース36、宅外インターフェース37を備える。電力モード設定装置300が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU31は、電力モード設定装置300の全体の動作を制御する。なお、CPU31は、ROM32に格納されているプログラムに従って動作し、RAM33をワークエリアとして使用する。
ROM32には、電力モード設定装置300の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM33は、CPU31のワークエリアとして機能する。つまり、CPU31は、RAM33にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ34は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。フラッシュメモリ34は、プラン別情報、予測充電量情報、イベント情報などを記憶する。
RTC35は、計時用のデバイスである。RTC35は、例えば、電池を内蔵し、電力モード設定装置300の電源がオフの間も計時を継続する。RTC35は、例えば、水晶発振子を備える発振回路を備える。
宅内インターフェース36は、電力モード設定装置300を、宅内ネットワーク810に接続するためのインターフェースである。電力モード設定装置300は、宅内ネットワーク810を介して、電気機器400、電力計測装置500、端末装置600などと通信することができる。宅内インターフェース36は、NICなどのLANインターフェースを備える。
宅外インターフェース37は、電力モード設定装置300を、宅外ネットワーク820などに接続するためのインターフェースである。電力モード設定装置300は、宅外ネットワーク820を介して、電力制御装置100、端末装置600、サーバ700などと通信することができる。宅外インターフェース37は、NICなどのLANインターフェースを備える。
電気機器400は、電気エネルギーを動力源として動作する機器である。電気機器400は、蓄電池210、太陽光発電パネル220、商用電源230のうちの少なくとも1つから供給された電力で動作する。本実施形態では、電気機器400は、交流電力で動作するものとする。電気機器400は、例えば、エアコン、給湯器、電気ストーブ、炊飯器、照明装置、電気カーペットなどである。本実施形態では、電気機器400の個数が2個である例について説明する。電気機器400の個数は、1個でもよいし、3個以上であってもよい。
電力計測装置500は、各種の電力を計測する。例えば、電力計測装置500は、蓄電池210に充電されている電力の値、蓄電池210から放電されている電力の値、太陽光発電パネル220により発電されている電力の値、買電電力の値、売電電力の値などを測定する。電力計測装置500は、電気機器400により消費されている電力の値を測定することもできる。
端末装置600は、情報処理機能や通信機能などを有する装置である。端末装置600は、宅内ネットワーク810や宅外ネットワーク820を介して、電力モード設定装置300と接続される。従って、ユーザは、端末装置600を用いて、電力制御装置100に電力モードを設定することができる。また、ユーザは、端末装置600を用いて、電気機器400を制御したり、電気機器400を監視したりすることもできる。端末装置600は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末などである。以下、図4を参照して、端末装置600の構成について説明する。
図4に示すように、端末装置600は、CPU61、ROM62、RAM63、フラッシュメモリ64、RTC65、宅内インターフェース66、宅外インターフェース67、タッチスクリーン68、スピーカ69を備える。端末装置600が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU61は、端末装置600の全体の動作を制御する。なお、CPU61は、ROM62に格納されているプログラムに従って動作し、RAM63をワークエリアとして使用する。
ROM62には、端末装置600の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM63は、CPU61のワークエリアとして機能する。つまり、CPU61は、RAM63にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ64は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。
RTC65は、計時用のデバイスである。RTC65は、例えば、電池を内蔵し、端末装置600の電源がオフの間も計時を継続する。RTC65は、例えば、水晶発振子を備える発振回路を備える。
宅内インターフェース66は、端末装置600を、宅内ネットワーク810に接続するためのインターフェースである。端末装置600は、宅内ネットワーク810を介して、電力モード設定装置300と通信することができる。宅内インターフェース66は、NICなどのLANインターフェースを備える。
宅外インターフェース67は、端末装置600を、宅外ネットワーク820などに接続するためのインターフェースである。端末装置600は、宅外ネットワーク820を介して、電力モード設定装置300と通信することができる。宅外インターフェース67は、NICなどのLANインターフェースを備える。
タッチスクリーン68は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU61に供給する。また、タッチスクリーン68は、CPU61などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン68は、端末装置600のユーザインターフェースとして機能する。
スピーカ69は、CPU61による制御に従って、音声を出力する。例えば、スピーカ69は、CPU61などから供給されるデジタルの音声データを、アナログの音声データ(電圧信号)に変換し、音声として出力する。
サーバ700は、各種の情報を記憶する。サーバ700は、宅外ネットワーク820を介して電力モード設定装置300や端末装置600と接続される。従って、サーバ700は、各種の情報を、電力モード設定装置300や端末装置600に送信することができる。また、サーバ700は、各種の情報を、電力モード設定装置300や端末装置600から受信することができる。
宅内ネットワーク810は、需要家内に構築されるネットワークである。宅内ネットワーク810は、例えば、電力モード設定装置300と電気機器400とが通信するためのホームネットワークである。宅内ネットワーク810は、例えば、無線LANなどのネットワークである。
宅外ネットワーク820は、需要家外に構築されるネットワークである。宅外ネットワーク820は、例えば、電力モード設定装置300と端末装置600とサーバ700とを相互に接続するためのネットワークである。宅外ネットワーク820は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
ブロードバンドルータ830は、電力モード設定装置300を、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光ファイバなど高速な回線で、宅外ネットワーク820に接続するためのルータである。ブロードバンドルータ830は、電力モード設定装置300を、電力制御装置100に接続する機能も有する。ブロードバンドルータ830は、LAN側にEthernet(登録商標)ポートやシリアルポートを備え、WAN側にEthernet(登録商標)ポートを備える。
次に、図5を参照して、実施形態1に係る電力モード設定装置300の基本的な機能について説明する。図5に示すように、電力モード設定装置300は、機能的には、決定用情報取得部301と、スケジュール決定部302と、電力モード設定部303と、プラン別情報記憶部304と、を備える。電力モード設定装置300は、電力制御装置100に電力モードを設定する装置である。ここで、電力制御装置100は、商用電力系統(商用電源230)、発電装置(太陽光発電パネル220)または蓄電池210から供給される電力量と、商用電力系統、蓄電池210または電気機器400へ供給する電力量とを、設定された電力モードに従って制御する装置である。
決定用情報取得部301は、電力モードと電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報を取得する。決定用情報取得部301は、例えば、宅内インターフェース36や宅外インターフェース37を備える。
スケジュール決定部302は、決定用情報取得部301により取得された決定用情報に基づいて、電力制御装置100に設定する電力モードと電力制御装置100にこの電力モードを設定する期間とを示すスケジュールを決定する。スケジュール決定部302は、例えば、CPU31を備える。
電力モード設定部303は、スケジュール決定部302により決定されたスケジュールに基づいて、電力制御装置100に電力モードを設定する。電力モード設定部303は、例えば、CPU31と宅外インターフェース37(又は、宅内インターフェース36)とを備える。
プラン別情報記憶部304は、プラン別情報を記憶する。プラン別情報は、運転プランごとにスケジュールが対応付けられた情報である。プラン別情報記憶部304は、例えば、フラッシュメモリ34を備える。
ここで、決定用情報取得部301は、ユーザから受け付けた操作に基づいて、決定用情報として運転プランを示す情報を取得することができる。
一方、スケジュール決定部302は、プラン別情報記憶部304に記憶されているプラン別情報により示されるスケジュールのうち、決定用情報取得部301により取得された情報より示される運転プランに対応付けられたスケジュールを、採用するスケジュールとして決定する。つまり、スケジュール決定部302は、ユーザから指定された運転プランに対応付けられたスケジュールを、採用するスケジュールとして決定することができる。
また、決定用情報取得部301は、決定用情報として、ユーザから受け付けた操作に基づいて選択された電力モードと電力制御装置100にこの電力モードを設定する期間とを示す情報を取得することができる。つまり、スケジュール決定部302は、ユーザにより指定された任意のスケジュールを、採用するスケジュールとして決定することができる。
ここで、電力モード設定部303は、スケジュール決定部302により決定されたスケジュールに基づいて、定期的に、電力制御装置100に電力モードを設定することができる。
次に、図6を参照して、運転プランについて説明する。運転プランは、電力制御装置100に設定される電力モードを時間帯毎に示す情報である。本実施形態では、運転プランは、一日分のスケジュールを示すものとして説明するが、運転プランによりスケジュールが示される期間は一日に限定されない。以下、運転プランを説明する前に、電力モードと時間帯とについて説明する。
電力モードは、電力制御装置100が電力制御を実行する際に基づくモードである。つまり、電力制御装置100は、設定された電力モードに従って電力を制御する。電力モードは、電力制御において優先すべき事項を示すものと考えることができる。電力制御装置100は、電力モードの設定を受け付ける機能を備える。なお、ユーザは、手動で電力制御装置100に電力モードを設定してもよい。一方、電力モード設定装置300は、設定されたスケジュールに従って、自動で電力制御装置100に電力モードを設定することができる。電力モードとして、例えば、停止モード、EV(Electric Vehicle)充電モード、売電最大モード、買電最小モード、余剰売電モード、ピークカットモードなどが用意される。
停止モードは、電力制御装置100を停止させ、待機させるモードである。EV充電モードは、EVを充電するモードである。
売電最大モードは、太陽光発電パネル220の発電電力を可能な限り売電するモードである。売電最大モードでは、蓄電池210の放電電力と太陽光発電パネル220の発電電力との和が電気機器400の消費電力に満たない場合、買電電力が電気機器400に供給される。
買電最小モードは、買電電力を可能な限り小さくするモードである。買電最小モードでは、蓄電池210の放電電力と太陽光発電パネル220の発電電力との和が電気機器400の消費電力を超える場合、余剰電力が蓄電池210に蓄積される。余剰電力が蓄電池210に充電できないときは、余剰電力が売電される。
余剰売電モードは、発電電力のうち余剰電力のみが売電されるモードである。ピークカットモードは、買電電力がユーザの設定値範囲内に収められるモードである。
電力モードは、買電電力の単価などを考慮して、時間帯毎に設定されることが好適である。典型的には、電力モードが設定される時間帯が、深夜時間帯と日中時間帯とのうちのいずれに属するのかによって、設定される電力モードが選択されることが好適である。
深夜時間帯は、電力会社の電気料金プランで、電気料金が割安となる時間帯である。日中時間帯は、深夜時間帯以外の時間帯である。つまり、日中時間帯は、電気料金が割高となる時間帯である。電力モード設定装置300は、ユーザによって選択された電気料金プランに基づいて、深夜時間帯の開始時刻である深夜時間帯開始時刻(例えば、23時)と深夜時間帯の終了時刻であり日中時間帯の開始時刻である日中時間帯開始時刻(例えば、7時)とを把握することができる。なお、ユーザによって選択された電気料金プランを示す情報は、フラッシュメモリ34などに記憶されていてもよいし、サーバ700などに記憶されていてもよい。
運転プランとして、例えば、売電最大プラン、買電最小プラン、EV外出プラン、常時充電プラン、ユーザ設定プラン、プラン停止などが用意される。
売電最大プランは、売電電力がなるべく多くなるように、電力制御装置100に電力モードが設定されるプランである。売電最大プランでは、深夜時間帯において、EV充電モードが設定される。売電最大プランでは、日中時間帯において、電気機器400の消費電力よりも太陽光発電パネル220の発電電力のほうが小さい場合、不足分の電力が蓄電池210により補われる。一方、売電最大プランでは、日中時間帯において、電気機器400の消費電力よりも太陽光発電パネル220の発電電力のほうが大きい場合、過剰分の電力が売電される。つまり、売電最大プランでは、日中時間帯において、売電最大モード、又は、余剰売電モードが設定される。売電最大プランでは、蓄電池210と太陽光発電パネル220とが必要である。
買電最小プランは、買電電力がなるべく少なくなるように、電力制御装置100に電力モードが設定されるプランである。買電最小プランでは、深夜時間帯において、EV充電モードが設定される。買電最小プランでは、日中時間帯において、電気機器400の消費電力よりも太陽光発電パネル220の発電電力のほうが小さい場合、不足分の電力が蓄電池210により補われる。一方、買電最小プランでは、日中時間帯において、電気機器400の消費電力よりも太陽光発電パネル220の発電電力のほうが大きい場合、過剰分の電力が蓄電池210に充電される。つまり、買電最小プランでは、日中時間帯において、買電最小モードが設定される。買電最小プランでは、蓄電池210が必要である。
EV外出プランは、日中に電気自動車211で外出することに備えて、日中の電力消費がなるべく少なくなるように、電力制御装置100に電力モードが設定されるプランである。EV外出プランでは、深夜時間帯において、EV充電モードが設定される。EV外出プランでは、日中時間帯において、停止モードが設定される。EV外出プランでは、蓄電池210が必要である。
常時充電プランは、日中に突発的に電気自動車211で外出することや災害の発生に備えて、日中の電力消費がなるべく少なくなるように、電力制御装置100に電力モードが設定されるプランである。常時充電プランでは、深夜時間帯と日中時間帯とにおいて、EV充電モードが設定される。常時充電プランでは、蓄電池210が必要である。
ユーザ定義プランは、電力制御装置100に設定される電力モードがユーザにより定義されるプランである。ユーザ定義プランでは、ユーザにより指定された時間帯に、ユーザにより指定された電力モードが設定される。
プラン停止は、電力制御装置100に電力モードが設定されないプランである。プラン停止は、例えば、他の運転プランに従った電力モード設定処理が実行されているときに、この電力モード設定処理を停止するためのプランと考えることができる。
図6に示すようなプラン別情報(運転プランのそれぞれに対応付けられたスケジュールを示す情報)は、フラッシュメモリ34に予め記憶されているものとする。
次に、図7を参照して、運転プラン選択画面について説明する。画面650は、ユーザに運転プランを選択させるための画面(運転プラン選択画面)である。なお、電力モード設定装置300は、宅内ネットワーク810や宅外ネットワーク820を介して端末装置600と通信し、端末装置600に画面650を表示させることができる。そして、電力モード設定装置300は画面650により受け付けられた情報(例えば、運転プランを指定する情報(以下、適宜「運転プラン情報」という。))を、端末装置600から取得することができる。運転プラン選択画面650は、領域651と、領域652と、ボタン653とを備える。
領域651は、選択中の運転プランの概要が文字列や画像により提示される領域である。従って、ユーザは、領域651に表示された情報を参照することにより、選択中の運転プランの概要を把握することができる。図7は、領域651において、選択中の運転プランである買電最小プランの概要が提示されている例を示している。
領域652は、運転プランの選択を受け付けるラジオボタンが表示される領域である。このラジオボタンは、ユーザが選択可能な運転プランの候補を提示し、ユーザによる運転プランの選択を受け付ける。このラジオボタンは、ユーザによりクリックされた領域に表示されている運転プランを、選択中の運転プランとして設定する。
ボタン653は、選択中の運転プランを、採用する運転プランとして確定する旨の指示を受け付けるボタンである。つまり、ボタン653がユーザにより押圧されたときに、領域652に表示されているラジオボタンにより選択されている運転プランが、採用する運転プランとして確定する。
次に、図8を参照して、ユーザ定義プラン編集画面について説明する。画面660は、ユーザにユーザ定義プランを編集させるための画面(ユーザ定義プラン編集画面)である。なお、電力モード設定装置300は、宅内ネットワーク810や宅外ネットワーク820を介して端末装置600と通信し、端末装置600に画面660を表示させることができる。そして、電力モード設定装置300は、画面660により受け付けられた情報(例えば、電力モードと開始時刻とを指定する情報)を、端末装置600から取得することができる。画面660は、領域661と、領域662と、ボタン663とを備える。
領域661は、編集中のユーザ定義プランの概要が文字列や画像により提示される領域である。従って、ユーザは、領域661に表示された情報を参照することにより、編集中のユーザ定義プランの概要を把握することができる。
領域662は、電力モードの選択を受け付けるドロップダウンリストと、この電力モードを設定する開始時刻の選択を受け付けるドロップダウンリストと、の組が表示される領域である。電力モードの選択を受け付けるドロップダウンリストは、選択中の電力モードを表示し、クリックされると選択可能な電力モードの候補を表示し、さらにクリックされるとクリックされた領域に表示されている電力モードの候補を選択中の電力モードに設定する。開始時刻の選択を受け付けるドロップダウンリストは、選択中の開始時刻を表示し、クリックされると選択可能な開始時刻の候補を表示し、さらにクリックされるとクリックされた領域に表示されている開始時刻の候補を選択中の開始時刻に設定する。
ボタン663は、選択中の電力モードと選択中の開始時刻との組により定義されたプランを、採用するユーザ定義プランとして確定する旨の指示を受け付けるボタンである。つまり、ボタン663がユーザにより押圧されたときに、領域662に表示されているドロップダウンリストにより選択されている電力モードと開始時刻との組により定義されたプランが、採用する運転プランとして確定する。
次に、図9を参照して、電力モード設定装置300が電力制御装置100に電力モードを設定する手法について説明する。
まず、06:00までは、運転プランとしてプラン停止が設定されている。従って、06:00までは、電力モード設定装置300から電力制御装置100に電力モードが設定されない。
ここで、06:00に、ユーザにより運転プラン(買電最小プラン)が登録されたものとする。すると、電力モード設定装置300は、登録された運転プランに従って、定期的に、電力制御装置100に電力モードを設定する処理を開始する。具体的には、電力モード設定装置300は、まず、06:00に、電力制御装置100にEV充電モードを設定する。そして、電力モード設定装置300は、06:00から07:00までは、10分おきに、電力制御装置100にEV充電モードを設定する。また、電力モード設定装置300は、07:00から08:00までは、10分おきに、電力制御装置100に買電最小モードを設定する。
ここで、08:00に、ユーザにより運転プラン(プラン停止)が登録されたものとする。すると、電力モード設定装置300は、08:00以降、電力制御装置100に電力モードを設定する処理を終了する。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、実施形態1に係る電力モード設定装置300が実行する電力モード設定処理について説明する。なお、電力モード設定装置300は、電源が投入されたことに応答して、図10に示す電力モード設定処理を開始する。
まず、CPU31は、初期化処理を実行する(ステップS101)。例えば、CPU31は、運転プランをプラン停止に設定したり、設定用タイマを停止したりする。なお、設定用タイマは、スケジュールが設定されたときに起動され、以後、スケジュールが解除されるまでの間、予め定められた周期(例えば、10分)で再起動されるタイマである。つまり、設定用タイマは、電力モードを設定するタイミングを示すタイマであり、電力モードが設定される毎に再起動されるタイマである。設定用タイマは、例えば、RTC35などにより構成される。
CPU31は、ステップS101の処理を完了すると、運転プランの変更指示があるか否かを判別する(ステップS102)。例えば、CPU31は、端末装置600から送信された変更指示情報が、宅内インターフェース36や宅外インターフェース37により受信されたか否かを判別する。なお、変更指示情報は、例えば、運転プランを示す情報である。ここで、端末装置600は、ユーザによる運転プランの変更指示がタッチスクリーン68により受け付けられたことに応答して、変更指示情報を宅内インターフェース66や宅外インターフェース67を介して電力モード設定装置300に送信する。
以下、CPU31が宅内インターフェース36や宅外インターフェース37を介して端末装置600から情報を受信することを、単に、CPU31が端末装置600から情報を受信するという。同様に、CPU31が宅内インターフェース36や宅外インターフェース37を介して端末装置600に情報を送信することを、単に、CPU31が端末装置600に情報を送信するという。また、CPU31が宅内インターフェース36や宅外インターフェース37を介して電力制御装置100から情報を受信することを、単に、CPU31が電力制御装置100から情報を受信するという。同様に、CPU31が宅内インターフェース36や宅外インターフェース37を介して電力制御装置100に情報を送信することを、単に、CPU31が電力制御装置100に情報を送信するという。
CPU31は、運転プランの変更指示があると判別した場合(ステップS102:YES)、運転プランの指定を受け付ける(ステップS103)。例えば、CPU31は、フラッシュメモリ34に記憶されているプラン別情報を端末装置600に送信し、端末装置600に画面650を表示させ、端末装置600に運転プランの指定を受け付けさせる。一方、端末装置600は、運転プラン情報を電力モード設定装置300に送信する。そして、CPU31は、端末装置600から受信した運転プラン情報を取得する。
なお、CPU31は、ユーザによりユーザ定義プランが指定された場合、さらに、端末装置600に画面660を表示させ、端末装置600にユーザ定義プランの詳細を示す情報(以下、適宜「ユーザ定義プラン情報」という。)を受け付けさせる。ここで、端末装置600は、ユーザ定義プラン情報を電力モード設定装置300に送信する。そして、CPU31は、端末装置600から受信したユーザ定義プラン情報を取得する。CPU31は、運転プラン情報やユーザ定義プラン情報を、フラッシュメモリ34に記憶する。なお、ユーザ定義プラン情報は、プラン別情報に含まれてもよい。
CPU31は、ステップS103の処理を完了すると、運転プランがプラン停止であるか否かを判別する(ステップS104)。CPU31は、運転プランがプラン停止であると判別すると(ステップS104:YES)、スケジュールを解除する(ステップS105)。なお、スケジュールを解除することは、電力モードの定期的な設定処理を終了することである。
CPU31は、ステップS105の処理を完了すると、設定用タイマを停止する(ステップS106)。なお、上述したように、設定用タイマは、電力モードを設定する周期をカウントするタイマである。従って、スケジュールが解除されて、スケジュール設定中でなくなった場合、CPU31は、設定用タイマを停止する。
一方、CPU31は、運転プランがプラン停止でないと判別すると(ステップS104:NO)、スケジュールを設定する(ステップS107)。具体的には、CPU31は、フラッシュメモリ34に記憶されているプラン別情報に基づいて、ユーザにより指定された運転プランに対応付けられたスケジュールを、採用するスケジュールとして設定する。
CPU31は、ステップS107の処理を完了すると、電力モードを設定する(ステップS108)。具体的には、CPU31は、設定されたスケジュールに基づいて、現時点において設定すべき電力モードを特定し、特定した電力モードを示す情報(以下「電力モード情報」という。)を電力制御装置100に送信する。一方、電力制御装置100は、電力モード設定装置300から受信した電力モード情報を記憶部150に記憶する。以後、電力制御装置100は、記憶部150に記憶された電力モード情報により示される電力モードで、電力制御処理を実行する。
CPU31は、ステップS108の処理を完了すると、設定用タイマを起動する(ステップS109)。CPU31は、運転プラン変更指示がないと判別した場合(ステップS102:NO)、ステップS106又はステップS109の処理を完了した場合、スケジュールが設定中であるか否かを判別する(ステップS110)。
CPU31は、スケジュールが設定中であると判別すると(ステップS110:YES)、設定用タイマの値が所定値以上であるか否かを判別する(ステップS111)。この所定値は、電力モードを設定する周期(以下、適宜「設定周期」という。)に応じて予め定められた値である。つまり、設定用タイマの値は、クリアされてからこの所定値に至るまで設定周期を要する。
CPU31は、設定用タイマの値が所定値以上であると判別すると(ステップS111:YES)、電力モードを設定する(ステップS112)。具体的には、CPU31は、電力モード情報を電力制御装置100に送信する。このように、CPU31は、設定されたスケジュールにより示される、設定すべき電力モードを、設定周期毎に、電力制御装置100に設定する。
CPU31は、ステップS112の処理を完了すると、設定用タイマを再起動する(ステップS113)。つまり、CPU31は、設定用タイマの値をクリアする。CPU31は、スケジュールが設定中でないと判別した場合(ステップS110:NO)、設定用タイマの値が所定値以上でないと判別した場合(ステップS111:NO)、又は、ステップS113の処理を完了した場合、ステップS102に処理を戻す。
本実施形態では、電力制御装置100に設定する電力モードと電力制御装置100に電力モードを設定する期間とを示すスケジュールに基づいて、電力制御装置100に電力モードが設定される。従って、本実施形態によれば、ユーザが電力制御装置100に電力モードを設定する手間を減らすことができる。
また、本実施形態では、プラン別情報により示されるスケジュールのうち、決定用情報として取得された情報により示される運転プランに対応付けられたスケジュールが、採用するスケジュールとして決定される。従って、本実施形態によれば、ユーザが電力制御装置100に電力モードを設定する手間をさらに減らすことができる。
また、本実施形態では、ユーザから受け付けた操作に基づいて、電力制御装置100に設定される電力モードとこの電力モードを設定する期間とを示す決定用情報が取得される。従って、本実施形態によれば、ユーザの希望するスケジュールに基づいて、電力制御装置100に電力モードを設定することができ、利便性が高まる。
また、本実施形態では、決定されたスケジュールに基づいて、定期的に、電力制御装置100に電力モードが設定される。従って、本実施形態によれば、通信エラーなどにより電力制御装置100に正しく電力モードが設定されなかったり、他の装置などにより電力制御装置100に対して予期せぬ電力モードが設定されたりする場合であっても、電力制御装置100にスケジュールに従った電力モードを確実に設定することが可能となる。
(実施形態2)
実施形態1では、予め用意された運転プランから選択された運転プランに対応付けられたスケジュール、又は、ユーザ定義プランに対応付けられたスケジュールに従って、電力制御装置100に電力モードが設定される例について説明した。本発明において、電力制御装置100に電力モードを設定する際に参照されるスケジュールは、この例に限定されない。以下、ホームコントローラが有するカレンダー機能により、システムに登録された情報に基づいて、参照されるスケジュールが設定される例について説明する。
以下、基本的に、実施形態2に係る電力制御システム1000が実施形態1に係る電力制御システム1000と異なる部分について説明する。なお、実施形態2に係る電力制御システム1000は、物理的な構成に関しては、基本的に、実施形態1に係る電力制御システム1000と同様である。
まず、図11を参照して、実施形態2に係る電力モード設定装置310の基本的な機能について説明する。電力モード設定装置310は、機能的には、決定用情報取得部301と、スケジュール決定部302と、電力モード設定部303と、蓄電量取得部305と、予測充電量情報記憶部306と、イベント情報記憶部307と、を備える。
決定用情報取得部301は、電力モードと電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報を取得する。決定用情報取得部301は、例えば、宅内インターフェース36や宅外インターフェース37を備える。
スケジュール決定部302は、決定用情報取得部301により取得された決定用情報に基づいて、スケジュールを決定する。スケジュール決定部302は、例えば、CPU31を備える。
電力モード設定部303は、スケジュール決定部302により決定されたスケジュールに基づいて、電力制御装置100に電力モードを設定する。電力モード設定部303は、例えば、CPU31と宅外インターフェース37(又は、宅内インターフェース36)とを備える。
蓄電量取得部305は、蓄電池210に蓄積されている蓄電量を取得する。蓄電量取得部305は、例えば、蓄電量測定部140により測定された蓄電量を示す情報(以下、適宜「蓄電量情報」という。)を、電力制御装置100から取得する。蓄電量取得部305は、例えば、CPU31と宅外インターフェース37(又は、宅内インターフェース36)とを備える。
決定用情報取得部301は、決定用情報として、利用開始時刻を示す情報を取得する。利用開始時刻は、蓄電池210から供給された電力を動力源として走行する電気自動車211の利用が開始される時刻である。決定用情報取得部301は、この利用開始時刻を示す決定用情報を、後述するイベント情報記憶部307から取得することができる。
ここで、スケジュール決定部302は、蓄電量取得部305により取得された蓄電量に基づいて、蓄電池210を利用開始時刻までに目標蓄電量を蓄積した状態にするようにスケジュールを決定する。目標蓄電量は、例えば、電気自動車211の利用に支障を与えない程度の蓄電量である。本実施形態では、目標蓄電量は、蓄電池210の最大蓄電量であるものとする。
スケジュール決定部302は、蓄電量取得部305により取得された蓄電量に基づいて、最終充電開始時刻を予測する。最終充電開始時刻は、蓄電池210を利用開始時刻までに目標蓄電量を蓄積した状態にすることが可能な時刻のうち、最も遅い時刻である。スケジュール決定部302は、充電開始時刻から利用開始時刻までの期間における電力モードが、蓄電池210を充電する電力モードであるスケジュールを決定する。なお、充電開始時刻は、最終充電開始時刻よりも余裕時間だけ前の時刻である。余裕時間は、例えば、1時間程度とすることが好適である。このように、スケジュール決定部302は、利用開始時刻までに確実に蓄電池210が目標蓄電量を蓄電した状態になるように、ある程度余裕を持ったスケジュールで蓄電池210に充電を開始させるスケジュールを決定する。
予測充電量情報記憶部306は、蓄電池210に充電可能であると予測される充電量を期間毎に示す予測充電量情報を記憶する。なお、予測充電量情報は、蓄電量測定部140により測定された蓄電量、電力計測装置500により計測された電気機器400の消費電力、電力計測装置500により計測された太陽光発電パネル220の発電電力、RTC35により取得される時刻情報、フラッシュメモリ34に記憶された契約電力を示す情報などに基づいて求められる。予測充電量情報記憶部306は、例えば、フラッシュメモリ34を備える。
ここで、スケジュール決定部302は、蓄電量取得部305により取得された蓄電量と予測充電量情報記憶部306に記憶されている予測充電量情報とに基づいて、最終充電開始時刻を予測することができる。典型的には、スケジュール決定部302は、利用開始時刻から遡って予測充電量を積算して積算値を求め、この積算値と現在時刻における充電量との和が目標充電量を超えた時刻を最終充電開始時刻と予測する。
また、スケジュール決定部302は、予め定められた周期で、最終充電開始時刻を予測する処理と、予測した最終充電開始時刻に基づく充電開始時刻を過ぎているか否かを判別する処理とを実行することができる。ここで、スケジュール決定部302は、充電開始時刻を過ぎていると判別した場合、現在時刻から利用開始時刻までの期間における電力モードが、蓄電池210を充電する電力モードであるスケジュールを決定する。なお、最終充電開始時刻は、一度、予測し、決定すればいいようにも思える。しかしながら、電気機器400による電力消費や太陽光発電パネル220による電力発電により蓄電池210に蓄積されている蓄電量は、時間の経過と共に変化するものである。従って、予め定められた周期で、繰り返し、最終充電開始時刻を予測することで、最終充電開始時刻の精度が高まることが期待できる。
イベント情報記憶部307は、イベント情報を記憶する。イベント情報は、電気自動車211の利用を開始する利用開始時刻を含む情報である。イベント情報は、カレンダー機能を有するホームコントローラである電力モード設定装置310が、ユーザなどから受け付ける情報である。イベント情報記憶部307は、例えば、フラッシュメモリ34を備える。
次に、図12を参照して、最大消費電力量と充電可能電力量との関係について説明する。
最大消費電力量は、ある期間において、過去に電気機器400により消費された電力の最大値である。最大消費電力量は、例えば、ある時間帯において、過去1週間に電気機器400により消費された電力の最大値である。つまり、電力消費の多い時間帯における最大消費電力量は、比較的大きな値となる。一方、電力消費の少ない時間帯における最大消費電力量は、比較的小さな値となる。なお、最大消費電力量は、時間帯毎ではなく、例えば、曜日毎の時間帯毎、季節毎の時間帯毎に管理されてもよい。
充電可能電力量は、ある期間において、蓄電池210に充電可能な電力量である。充電可能電力量は、例えば、ある時間帯において、蓄電池210に充電可能な電力量である。ここで、充電可能電力量は、基本的に、供給可能な電力量から、消費される電力量を減じた値となる。本実施形態では、充電可能電力量は、契約電力量から最大消費電力量を減じた値であると推定する。
契約電力量は、電力会社との契約により定められた最大供給可能電力量であり、商用電源230から供給される最大の電力量である。なお、契約電力量は、いずれの時間帯でも同じであるものとする。従って、最大消費電力量が多い時間帯の充電可能電力量は小さくなり、最大消費電力量が少ない時間帯の充電可能電力量は大きくなる。
なお、本実施形態では、理解を容易にするため、供給可能な電力量に、太陽光発電パネル220により供給される電力量を含めないものとする。太陽光発電パネル220により供給される電力量が推定しやすい場合、供給可能な電力量に、太陽光発電パネル220により供給される電力量を含めてもよい。
図12は、t時台の最大消費電力量がWcsmax[t]であり、t時台の契約電力量がWspmaxであり、t時台の充電可能電力量がWcg[t]であることを示している。
次に、図13を参照して、スケジュールが設定されるタイミングについて説明する。
まず、ホームコントローラである電力モード設定装置300に、電気自動車211を利用するイベントが登録される。ここで、チェック開始時刻(Tckst)になると、現在時刻(Tnow)が充電開始時刻(Tcgst)を超えているか否かのチェックが開始される。チェック開始時刻は、利用開始時刻(Tusest)よりも最大充電時間だけ前の時刻である。利用開始時刻は、電気自動車211の利用が開始される時刻である。また、最大充電時間は、蓄電池210を充電するのに要する最大時間である。言い換えれば、蓄電池210の充電を開始してから最大充電時間が経過すれば、蓄電池210が目標電力量(典型的には、最大電力量)だけ充電されることが保証される。最大充電時間は、例えば、24時間に設定することができる。
また、充電開始時刻は、最終充電開始時刻よりも余裕時間だけ前の時刻である。余裕時間は、利用開始時刻に確実に蓄電池210が目標電力量を蓄電している状態にするために設けられる時間である。余裕時間は、例えば、1時間に設定することができる。最終充電開始時刻は、利用開始時刻よりも予測充電時間だけ前の時刻である。予測充電時間は、蓄電池210が目標電力量を蓄電している状態にするために要する時間の予測値である。
従って、予測充電時間を推定することにより充電開始時刻を推定することができる。しかしながら、予測充電時間を求めるために必要である、蓄電池210の蓄電量は、時間の経過とともに変化する。そこで、電力モード設定装置310は、予め定められた周期で到来するチェック時刻(Tck)毎に、充電開始時刻を求める処理を実行し、チェック時刻が、求めた充電開始時刻を過ぎていると判別した場合、充電開始時刻を確定する。なお、確定した充電開始時刻から利用開始時刻までの間、電力制御装置100にEV充電モードを設定するスケジュールが設定される。かかる手法によれば、充電開始時刻の精度が高まり、充電開始時刻が早すぎたり遅すぎたりすることが防止される。
次に、図14に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係る電力モード設定装置310が実行する電力モード設定処理について、詳細に説明する。なお、電力モード設定装置310は、電源が投入されたことに応答して、図14に示す電力モード設定処理を開始する。
まず、CPU31は、初期化処理を実行する(ステップS201)。例えば、CPU31は、設定用タイマを停止する。
CPU31は、ステップS201の処理を完了すると、イベント登録指示があるか否かを判別する(ステップS202)。例えば、CPU31は、端末装置600から送信されたイベント登録指示情報が、宅内インターフェース36や宅外インターフェース37により受信されたか否かを判別する。なお、イベント登録指示情報は、イベント登録指示を示す情報である。ここで、端末装置600は、ユーザによるイベント登録指示がタッチスクリーン68により受け付けられたことに応答して、イベント登録指示情報を宅内インターフェース66や宅外インターフェース67を介して電力モード設定装置300に送信する。
CPU31は、イベント登録指示があると判別すると(ステップS202:YES)、イベントを登録する(ステップS203)。例えば、CPU31は、端末装置600に、ユーザにイベントを登録させるための画面を表示させ、イベントの登録を受け付けさせる。端末装置600は、イベントの登録により取得されたイベント情報を、電力モード設定装置310に送信する。一方、CPU31は、端末装置600から送信されたイベント情報を、フラッシュメモリ34に記憶する。
CPU31は、イベント登録指示がないと判別した場合(ステップS202:NO)、又は、ステップS203の処理を完了した場合、スケジュール設定中であるか否かを判別する(ステップS204)。なお、CPU31は、現在時刻が、確定済みの充電開始時刻から利用開始時刻までの間の時刻であると判別した場合、スケジュール設定中であると判別することができる。
CPU31は、スケジュール設定中でないと判別した場合(ステップS204:NO)、電気自動車211を利用するイベントの登録があるか否かを判別する(ステップS205)。CPU31は、例えば、フラッシュメモリ34に記憶されているイベント情報を参照して、電気自動車211を利用するイベントの登録があるか否かを判別することができる。
CPU31は、電気自動車211を利用するイベントの登録があると判別すると(ステップS205:YES)、スケジュール設定処理を実行する(ステップS206)。以下、図15に示すフローチャートを参照して、スケジュール実行処理について、詳細に説明する。
まず、CPU31は、Tnow>Tckstであるか否かを判別する(ステップS301)。つまり、CPU31は、現在時刻(Tnow)がチェック開始時刻(Tckst)を超えているか否かを判別する。なお、チェック開始時刻(Tckst)=利用開始時刻(Tusest)−24時間である。なお、利用開始時刻は、フラッシュメモリ34に記憶されているイベント情報により示されているものとする。
CPU31は、Tnow>Tckstであると判別すると(ステップS301:YES)、Tnow=Tckであるか否かを判別する(ステップS302)。つまり、CPU31は、現在時刻(Tnow)がチェック時刻(Tck)であるか否かを判別する。なお、チェック時刻(Tck)は、チェック開始時刻(Tckst)以降に、定期的に(例えば、1分毎に)到来する時刻である。CPU31は、設定用タイマと同様のタイマを用いて、現在時刻(Tnow)がチェック時刻(Tck)であるか否かを判別することができる。
CPU31は、Tnow=Tckであると判別すると(ステップS302:YES)、Tcgstlast←Tusestを実行する(ステップS303)。つまり、CPU31は、最終充電開始時刻(Tcgstlast)に、初期値として、利用開始時刻(Tusest)を設定する。
CPU31は、ステップS303の処理を完了すると、Wbuf←0を実行する(ステップS304)。つまり、CPU31は、電力量バッファ値(Wbuf)に、初期値として、0を設定する。
CPU31は、ステップS304の処理を完了すると、Wbuf>Wcgmax−Wnowであるか否かを判別する(ステップS305)。つまり、CPU31は、電力量バッファ値(Wbuf)が、最大充電量(Wcgmax)から現在充電量(Wnow)を減じた値よりも大きいか否かを判別する。
CPU31は、Wbuf>Wcgmax−Wnowでないと判別すると(ステップS305:NO)、Tcgstlast←Tcgstlast−1を実行する(ステップS306)。つまり、CPU31は、最終充電開始時刻(Tcgstlast)を、1分前の時刻に設定する。
CPU31は、ステップS306の処理を完了すると、Wbuf←Wbuf+Wcg[t]/60を実行する(ステップS307)。つまり、CPU31は、電力量バッファ値(Wbuf)を、tの時間帯における充電可能電力量(Wcg[t])の1分当たりの充電可能電力量分増加させる。なお、tは、最終充電開始時刻(Tcgstlast)の時間帯を示す。例えば、最終充電開始時刻(Tcgstlast)が13:42である場合、tは、13である。CPU31は、ステップS307の処理を完了すると、ステップS305に処理を戻す。
一方、CPU31は、Wbuf>Wcgmax−Wnowであると判別すると(ステップS305:YES)、Tnow>Tcgstlast−60であるか否かを判別する(ステップS308)。つまり、CPU31は、現在時刻(Tnow)が、最終充電開始時刻(Tcgstlast)の1時間前の時刻、つまり、充電開始時刻(Tcgst)を超えているか否かを判別する。
CPU31は、Tnow>Tcgstlast−60であると判別すると(ステップS308:NO)、Tcgst←Tnowを実行する(ステップS309)。つまり、CPU31は、充電開始時刻(Tcgst)に、現在時刻(Tnow)を設定する。
CPU31は、ステップS309の処理を完了すると、スケジュールを設定する(ステップS310)。具体的には、CPU31は、充電開始時刻(Tcgst)から利用開始時刻(Tusest)までの期間、電力制御装置100にEV充電モードを設定するスケジュールを、採用するスケジュールとして設定する。
CPU31は、ステップS310の処理を完了すると、電力制御装置100にEV充電モードを設定する(ステップS311)。具体的には、CPU31は、電力制御装置100に、EV充電モードを指定する電力モード情報を送信する。
CPU31は、ステップS311の処理を完了すると、設定用タイマを起動する(ステップS312)。CPU31は、Tnow>Tckstでないと判別した場合(ステップS301:NO)、Tnow=Tckでないと判別した場合(ステップS302:NO)、Tnow>Tcgstlast−60でないと判別した場合(ステップS308:NO)、又は、ステップS312の処理を完了した場合、スケジュール設定処理を完了する。
CPU31は、スケジュール設定中であると判別した場合(ステップS204:YES)、Tnow>Tusestであるか否かを判別する(ステップS207)。つまり、CPU31は、現在時刻(Tnow)が利用開始時刻(Tusest)を超えているか否かを判別する。
CPU31は、Tnow>Tusestでないと判別した場合(ステップS207:NO)、設定用タイマの値が所定値以上であるか否かを判別する(ステップS208)。CPU31は、設定用タイマの値が所定値以上であると判別した場合(ステップS208:YES)、EV充電モードを設定する(ステップS209)。具体的には、CPU31は、電力制御装置100に、EV充電モードを指定する電力モード情報を送信する。CPU31は、ステップS209の処理を完了すると、設定用タイマを再起動する(ステップS210)。
一方、CPU31は、Tnow>Tusestであると判別した場合(ステップS207:YES)、スケジュールを解除する(ステップS211)。つまり、CPU31は、電力制御装置100に、EV充電モードを指定する電力モード情報を送信する処理を終了する。
CPU31は、ステップS211の処理を完了すると、設定用タイマを停止する(ステップS212)。CPU31は、電気機器400を利用するイベントの登録がないと判別した場合(ステップS205:NO)、ステップS206のスケジュール設定処理を完了した場合、設定用タイマの値が所定値以上でないと判別した場合(ステップS208:NO)、ステップS210又はステップS212の処理を完了した場合、ステップS202に処理を戻す。
本実施形態では、蓄電池210に蓄電されている蓄電量に基づいて、蓄電池210を利用開始時刻までに目標蓄電量を蓄積した状態にするようにスケジュールが決定される。従って、本実施形態によれば、自動的に、電気自動車211の利用開始時刻までに蓄電池210が蓄電された状態になり、ユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態では、蓄電池210に蓄電されている蓄電量に基づいて、最終充電開始時刻が予測され、最終充電開始時刻よりも余裕時間だけ前の充電開始時刻から利用開始時刻までの期間における電力モードがEV充電モードであるスケジュールが設定される。従って、本実施形態によれば、自動的に、且つ、確実に、電気自動車211の利用開始時刻までに蓄電池210が蓄電された状態になり、ユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態では、蓄電池210に蓄電されている蓄電量と予測充電量情報とに基づいて、最終充電開始時刻が予測される。従って、本実施形態によれば、自動的に、且つ、適切な期間をかけて、電気自動車211の利用開始時刻までに蓄電池210が蓄電された状態になり、ユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態では、予め定められた周期で、最終充電開始時刻を予測する処理と、最終充電開始時刻に基づく充電開始時刻を過ぎているか否かを判別する処理が実行され、充電開始時刻を過ぎていると判別された場合、現在時刻から利用開始時刻までの期間における電力モードがEV充電モードであるスケジュールが決定される。従って、本実施形態によれば、自動的に、且つ、さらに適切な期間をかけて、電気自動車211の利用開始時刻までに蓄電池210が蓄電された状態になり、ユーザの利便性が向上する。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、実施形態1や実施形態2において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。また、実施形態1や実施形態2において説明した構成、機能、動作は、適宜、組み合わせることができる。
例えば、電力モード設定装置は、電気自動車211の利用が予定されていないとき、ユーザにより選択された運転プランに対応付けられたスケジュールに従い、電気自動車211の利用が予定されているとき、利用開始時刻から遡って充電開始時刻までの間にEV充電モードを設定するスケジュールに従ってもよい。
上記実施形態では、電力制御装置100に電力モードを設定する電力モード設定装置がホームコントローラである例について説明した。本発明において、電力モード設定装置は、ホームコントローラでなくてもよいことは勿論である。例えば、電力モード設定装置は、電力制御装置100であってもよいし、電力制御装置100が備えるリモコンであってもよいし、端末装置600であってもよい。
上記実施形態では、蓄電池210が、常時、電力制御装置100に接続されている例について説明した。本発明において、例えば、蓄電池210を充電すべき時間帯に、蓄電池210が電力制御装置100に接続されていなかった場合、充電し損ねた蓄電量の予測値がユーザに報知されてもよい。かかる構成によれば、蓄電池210をなるべく電力制御装置100に接続し、効率的な充電が実現されるように、ユーザを動機づけることができる。
また、蓄電池210を充電すべき時間帯の途中で、蓄電池210が電力制御装置100に接続された場合、以後、急速充電に切り替えられてもよい。かかる構成によれば、例えば、電気自動車211の利用が予定されている場合、電気自動車211の利用開始時刻までに、蓄電池210をなるべく多くの蓄電量が充電された状態にすることが期待できる。
本発明に係る電力モード設定装置の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る電力モード設定装置として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、蓄電池による充放電を制御する電力制御システムに適用可能である。
31,61 CPU、32,62 ROM、33,63 RAM、34,64 フラッシュメモリ、35,65 RTC、36,66 宅内インターフェース、37,67 宅外インターフェース、68 タッチスクリーン、69 スピーカ、100 電力制御装置、110 制御部、120,130 パワーコンディショナ、140 蓄電量測定部、150 記憶部、160 操作部、170 通信部、180 報知部、210 蓄電池、211 電気自動車、220 太陽光発電パネル、230 商用電源、300,310 電力モード設定装置、301 決定用情報取得部、302 スケジュール決定部、303 電力モード設定部、304 プラン別情報記憶部、305 蓄電量取得部、306 予測充電量情報記憶部、307 イベント情報記憶部、400 電気機器、500 電力計測装置、600 端末装置、650,660 画面、651,652,661,662 領域、653,663 ボタン、700 サーバ、810 宅内ネットワーク、820 宅外ネットワーク、830 ブロードバンドルータ、1000 電力制御システム

Claims (16)

  1. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定装置であって、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、ユーザから受け付けた操作に基づいて選択された前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを示す情報を取得する決定用情報取得手段と、
    前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定手段と、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段と、を備える、
    電力モード設定装置。
  2. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定装置であって、
    前記蓄電池に蓄積されている蓄電量を取得する蓄電量取得手段と、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、前記蓄電池から供給された電力を動力源として走行する電気自動車の利用が開始される利用開始時刻を示す情報を取得する決定用情報取得手段と、
    前記蓄電量取得手段により取得された蓄電量と前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記蓄電池を前記利用開始時刻までに目標蓄電量を蓄積した状態にするスケジュールを決定するスケジュール決定手段と、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段と、を備える、
    電力モード設定装置。
  3. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定装置であって、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報を取得する決定用情報取得手段と、
    前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定手段と、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、予め定められた周期で前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段と、を備える、
    電力モード設定装置。
  4. 運転プランごとにスケジュールが対応付けられたプラン別情報を記憶するプラン別情報記憶手段をさらに備え、
    前記決定用情報取得手段は、前記決定用情報として運転プランを示す情報を取得し、
    前記スケジュール決定手段は、前記プラン別情報記憶手段に記憶されているプラン別情報に基づいて、前記決定用情報として取得された情報により示される運転プランに対応付けられたスケジュールを、採用するスケジュールとして決定する、
    請求項2又は3に記載の電力モード設定装置。
  5. 前記スケジュール決定手段は、前記蓄電量取得手段により取得された蓄電量に基づいて、前記蓄電池を前記利用開始時刻までに前記目標蓄電量を蓄積した状態にすることが可能な時刻のうち最も遅い時刻である最終充電開始時刻を予測し、予測した最終充電開始時刻よりも余裕時間だけ前の時刻である充電開始時刻から前記利用開始時刻までの期間における電力モードが、前記蓄電池を充電する電力モードであるスケジュールを決定する、
    請求項に記載の電力モード設定装置。
  6. 前記蓄電池に充電可能であると予測される充電量を期間毎に示す予測充電量情報を記憶する予測充電量情報記憶手段をさらに備え、
    前記スケジュール決定手段は、前記蓄電量取得手段により取得された蓄電量と前記予測充電量情報記憶手段に記憶されている予測充電量情報とに基づいて、前記最終充電開始時刻を予測する、
    請求項5に記載の電力モード設定装置。
  7. 前記スケジュール決定手段は、予め定められた周期で、前記最終充電開始時刻を予測する処理と、現在時刻が予測した最終充電開始時刻に基づく充電開始時刻を過ぎているか否かを判別する処理とを実行し、前記現在時刻が前記充電開始時刻を過ぎていると判別した場合、前記現在時刻から前記利用開始時刻までの期間における電力モードが、前記蓄電池を充電する電力モードであるスケジュールを決定する、
    請求項5又は6に記載の電力モード設定装置。
  8. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置と、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定装置とを備える電力制御システムであって、
    前記電力モード設定装置は、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、ユーザから受け付けた操作に基づいて選択された前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを示す情報を取得する決定用情報取得手段と、
    前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定手段と、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段と、を備え、
    前記電力制御装置は、
    前記電力モード設定手段により設定された電力モードに従って、前記供給される電力と、前記供給する電力とを制御する、
    電力制御システム。
  9. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置と、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定装置とを備える電力制御システムであって、
    前記電力モード設定装置は、
    前記蓄電池に蓄積されている蓄電量を取得する蓄電量取得手段と、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、前記蓄電池から供給された電力を動力源として走行する電気自動車の利用が開始される利用開始時刻を示す情報を取得する決定用情報取得手段と、
    前記蓄電量取得手段により取得された蓄電量と前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記蓄電池を前記利用開始時刻までに目標蓄電量を蓄積した状態にするスケジュールを決定するスケジュール決定手段と、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段と、を備え、
    前記電力制御装置は、
    前記電力モード設定手段により設定された電力モードに従って、前記供給される電力と、前記供給する電力とを制御する、
    電力制御システム。
  10. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置と、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定装置とを備える電力制御システムであって、
    前記電力モード設定装置は、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報を取得する決定用情報取得手段と、
    前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定手段と、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、予め定められた周期で前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段と、を備え、
    前記電力制御装置は、
    前記電力モード設定手段により設定された電力モードに従って、前記供給される電力と、前記供給する電力とを制御する、
    電力制御システム。
  11. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定方法であって、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、ユーザから受け付けた操作に基づいて選択された前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを示す情報を取得する決定用情報取得ステップと、
    前記決定用情報取得ステップで取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定ステップと、
    前記スケジュール決定ステップで決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定ステップと、を備える、
    電力モード設定方法。
  12. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定方法であって、
    前記蓄電池に蓄積されている蓄電量を取得する蓄電量取得ステップと、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、前記蓄電池から供給された電力を動力源として走行する電気自動車の利用が開始される利用開始時刻を示す情報を取得する決定用情報取得ステップと、
    前記蓄電量取得ステップで取得された蓄電量と前記決定用情報取得ステップで取得された決定用情報に基づいて、前記蓄電池を前記利用開始時刻までに目標蓄電量を蓄積した状態にするスケジュールを決定するスケジュール決定ステップと、
    前記スケジュール決定ステップで決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定ステップと、を備える、
    電力モード設定方法。
  13. 商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定方法であって、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報を取得する決定用情報取得ステップと、
    前記決定用情報取得ステップで取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定ステップと、
    前記スケジュール決定ステップで決定されたスケジュールに基づいて、予め定められた周期で前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定ステップと、を備える、
    電力モード設定方法。
  14. コンピュータを、
    商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、ユーザから受け付けた操作に基づいて選択された前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを示す情報を取得する決定用情報取得手段、
    前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定手段、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段、として機能させる、
    プログラム。
  15. コンピュータを、
    商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記蓄電池に蓄積されている蓄電量を取得する蓄電量取得手段、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報として、前記蓄電池から供給された電力を動力源として走行する電気自動車の利用が開始される利用開始時刻を示す情報を取得する決定用情報取得手段、
    前記蓄電量取得手段により取得された蓄電量と前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記蓄電池を前記利用開始時刻までに目標蓄電量を蓄積した状態にするスケジュールを決定するスケジュール決定手段、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段、として機能させる、
    プログラム。
  16. コンピュータを、
    商用電力系統、発電装置または蓄電池から供給される電力と、前記商用電力系統、前記蓄電池または電気機器へ供給する電力とを、設定された電力モードに従って制御する電力制御装置に、前記電力モードを設定する電力モード設定装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記電力モードと前記電力モードを設定する期間とを含むスケジュールを決定するための情報である決定用情報を取得する決定用情報取得手段、
    前記決定用情報取得手段により取得された決定用情報に基づいて、前記スケジュールを決定するスケジュール決定手段、
    前記スケジュール決定手段により決定されたスケジュールに基づいて、予め定められた周期で前記電力制御装置に前記電力モードを示す情報を送信することにより、前記電力制御装置に前記電力モードを設定する電力モード設定手段、として機能させる、
    プログラム。
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