JP6265459B2 - 電子部品の実装構造 - Google Patents

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本発明は、リード端子を備えた電子部品の放熱を考慮した実装構造に関する。
従来、高電圧の直流をスイッチングして交流に変換した後、低電圧の直流に変換するスイッチング電源装置がある。このスイッチング電源装置には、多数の電子部品が使用されている。その中でも、大電流が流れるトランスなどの磁気デバイスでは、大量の熱が発生するため、性能が劣化しないように、放熱対策が講じられている。
たとえば、特許文献1および特許文献2では、トランスのコアの上面に放熱シートを設け、金属製で逆凹形の取付部材の天井部または両取付腕部に屈曲部を設けている。そして、取付部材の天井部を放熱シートに接触させて、両取付腕部の先端にある取付部を、ヒートシンク上に設けられた取付台にねじ止めしている。
また、特許文献3では、基板上に半導体素子を搭載し、半導体素子の上面の周辺部と基板とをリードフレームにより接続している。そして、半導体素子の上面の中央部と、リードフレームの上面とに、放熱性接続部材などを介してヒートシンクを接触させている。
また、特許文献4では、トランスの平板状コイルの環状部から端子部を突出させ、環状部の内側の孔部を挟んで端子部と対向する側から放熱用足部を突出させている。端子部は、側方や下方に向かって曲げられていて、他の電子部品に接続される。放熱用足部は、放熱器が装着されたベースプレートに、絶縁シートを介してねじ止めされる。
さらに、特許文献5では、トランスの二次コイルの導電性端子と一体に、接続用端子と取付け用端子とを設け、取付け用端子の外側を合成樹脂製の絶縁性被膜で覆っている。2つ設けられている接続用端子は、同一側方に向かって曲げられていて、他の電子部品に接続される。トランスで発生した熱をケースへ逃がすため、取付け用端子をケース上にねじ止めしている。
特開2009−206308号公報 特開2009−212356号公報 特開2012−253118号公報 特開2004−303823号公報 特開2001−85240号公報
たとえば、スイッチング電源装置の小型化が要求された場合、該装置で使用する複数の電子部品を高密度で実装することが試みられる。その際、トランス等の外形の大きな電子部品は配置するのが難しく、高密度実装の妨げとなる。また、電子部品を高密度で実装すると、電子部品で発生した熱がこもり易くなる。
本発明の課題は、電子部品で発生する熱を放熱させ易くするとともに、電子部品の配置を容易にすることができる電子部品の実装構造を提供することである。
本発明では、リード端子を有する電子部品と、接続端子を有する基板とを放熱体上に配置した電子部品の実装構造において、電子部品は、コイル部を有する磁気デバイスから成り、リード端子は、コイル部の下端から延びた第1リード端子と、コイル部の上端から延びた第2リード端子とから成る。接続端子は、第1リード端子に対応して設けられた第1接続端子と、第2リード端子に対応して設けられた第2接続端子とから成る。第1リード端子の根元部は、放熱体の上面と同一高さに位置し、第1リード端子の中間部は、該第1リード端子の根元部から水平に延びた後、放熱体の上面と平行な平面内でL字形に曲げられて、放熱体の上面に伝熱性を有する絶縁シートを介して接触している。第1リード端子の先端部は、第1接続端子に固定されている。第2リード端子の根元部は、第1リード端子の根元部より上方に位置し、第2リード端子の中間部は、第1リード端子の中間部より長く、該第2リード端子の根元部から下方へ向かって曲げられた後側方へ延び、さらに、第1リード端子の中間部の外側において、前記平面内で第1リード端子と同一方向へL字形に曲げられて、放熱体の上面に絶縁シートを介して接触している。第2リード端子の先端部は、第2接続端子に固定されている。
このようにすると、リード端子のL字形の中間部と、絶縁シートを介した放熱体との接触面積を大きくすることができる。このため、電子部品で発生する熱を、リード端子から絶縁シートを介して放熱体に逃がして、放熱させ易くすることが可能となる。また、リード端子と放熱体とを絶縁することもできる。また、電子部品のリード端子の占有スペースを小さくすることができ、電子部品の配置を容易にすることが可能となる。
また、本発明では、上記電子部品の実装構造において、放熱体が矩形状である場合、放熱体の隅部にリード端子のL字形の中間部を配置してもよい。
また、本発明では、上記電子部品の実装構造において、電子部品の本体の左右側面のいずれか一方から第1および第2リード端子が突出し、左右側面の他方から他のリード端子が突出していてもよい。
本発明によれば、電子部品で発生する熱を放熱させ易くするとともに、電子部品の配置を容易にすることができる電子部品の実装構造を提供することが可能となる。
スイッチング電源装置の構成図である。 本発明の実施形態によるトランスの実装構造を示した図である。 図2のトランスの実装構造の斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図4のB部拡大図である。 図2のヒートシンクの斜視図である。 図2のトランスの斜視図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、スイッチング電源装置100の構成図である。スイッチング電源装置100は、電気自動車(またはハイブリッドカー)用の直流−直流変換装置(DC−DCコンバータ)であり、高電圧の直流をスイッチングして交流に変換した後、低電圧の直流に変換する。以下で詳述する。
スイッチング電源装置100の入力端子T1、T2には、高電圧バッテリ50が接続されている。高電圧バッテリ50の電圧は、たとえばDC220V〜DC400Vである。入力端子T1、T2へ入力される高電圧バッテリ50の直流電圧Viは、フィルタ回路51でノイズが除去された後、スイッチング回路52へ与えられる。
スイッチング回路52は、たとえばFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)を有する公知の回路からなる。スイッチング回路52では、PWM駆動部58からのPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号に基づいて、FETをオンオフさせて、直流電圧に対してスイッチング動作を行う。これにより、直流電圧が高周波のパルス電圧に変換される。
そのパルス電圧は、トランス1を介して、整流回路54へ与えられる。整流回路54は、一対のダイオードD1、D2によりパルス電圧を整流する。整流回路54で整流された電圧は、平滑回路55へ入力される。平滑回路55は、チョークコイルLおよびコンデンサCのフィルタ作用により整流電圧を平滑し、低電圧の直流電圧として出力端子T3、T4へ出力する。この直流電圧により、出力端子T3、T4に接続された低圧バッテリ60が、たとえばDC12Vに充電される。低圧バッテリ60の直流電圧は、図示しない各種の車載電装品へ供給される。
また、平滑回路55の出力電圧Voは、出力電圧検出回路59により検出された後、PWM駆動部58へ出力される。PWM駆動部58は、出力電圧Voに基づいてPWM信号のデューティ比を演算し、該デューティ比に応じたPWM信号を生成して、スイッチング回路52のFETのゲートへ出力する。これにより、出力電圧を一定に保つためのフィードバック制御が行なわれる。
制御部57は、PWM駆動部58の動作を制御する。フィルタ回路51の出力側には、電源56が接続されている。電源56は、高電圧バッテリ50の電圧を降圧し、制御部57に電源電圧(たとえばDC12V)を供給する。
上記のスイッチング電源装置100において、トランス1の一次側には、2つの入力用のリード端子Ta、Tbが設けられ、二次側には、2つの出力用のリード端子Td、Teと1つの中間のリード端子Tcが設けられている。
トランス1は、本発明の「電子部品」および「磁気デバイス」の一例である。
以下、トランス1の実装構造を、図2〜図7を参照しながら詳述する。
図2は、トランス1の実装構造を示した図であり、該構造を上方から見ている。図3は、トランス1の実装構造の斜視図である。図4は、図2のA−A断面図である。図5は、図4のB部拡大図である。図6は、ヒートシンク2の斜視図である。図7は、トランス1の斜視図である。
図2〜図6に示すヒートシンク2は、金属製であり、スイッチング電源装置100(図1)の下ケースを構成している。ヒートシンク2上には、図2および図3に示すように、トランス1と基板3が配置されている。
基板3は、ねじ11によりヒートシンク2上に固定されている。基板3とヒートシンク2との間には、伝熱性を有する絶縁シート8d(図4に図示)が介在している。基板3には、図1に示したスイッチング電源装置100の各部が実装されている(トランス1と端子T1〜T3以外は図示省略)。
ヒートシンク2の上部に、図示しない上ケースを被せて、ねじなどで固定することで、スイッチング電源装置100の各部が収納される。ヒートシンク2の下部には、図3〜図5に示すように、複数のフィン2fが設けられている。ヒートシンク2は、スイッチング電源装置100の各部で発生する熱を放熱させる。ヒートシンク2は、本発明の「放熱体」の一例である。
図2および図3に示すように、トランス1の本体1aは、固定部材4a、4b、4cによりヒートシンク2上に固定されている。固定部材4a、4b、4cは、金属製である。
図4に示すように、トランス1のコア9は、E字形の上コア9aと下コア9bの、2個1対で構成されている。コア9は、フェライトまたはアモルファス金属などの磁性体から成る。
下コア9bは、ヒートシンク2に設けられた凹部2kに嵌め込まれている。下コア9bとヒートシンク2との間には、伝熱性を有する絶縁シート8aが介在している。
コア9の中央にある軸芯部9mの周囲に巻回されるように、トランス1の一次コイル部10と二次コイル部20が設けられている。
図2〜図4および図7に示すように、トランス1の本体1aの左側面1Lからは、入力用のリード端子Ta、Tbが左方向へ突出している。リード端子Taは、一次コイル部10の上端から延びていて、リード端子Tbは、一次コイル部10の下端から延びている。リード端子Ta、Tbは、導体から成る。
図4に示すように、リード端子Tbの根元部Tbrから中間部Tbmまでは水平に延びている。リード端子Tbの先端部Tbfは、上方へ向かって折り曲げられて、図2〜図4に示すように、ねじ5bにより基板3に設けられた接続端子6bに固定されている。
リード端子Taの根元部Tarは、リード端子Tbの根元部Tbrより上方に位置している(図4)。リード端子Taの中間部Tamは、根元部Tarから下方へ向かって折り曲げられた後、左側方へ延びている。リード端子Taの先端部Tafは、上方へ向かって折り曲げられて、図2〜図4に示すように、ねじ5aにより基板3に設けられた接続端子6aに固定されている。
リード端子Ta、Tbは、接続端子6a、6bと基板3に形成された配線(図示省略)を介して、スイッチング回路52(図1)に接続されている。
図4に示すように、リード端子Ta、Tbの中間部Tam、Tbmと接触するように、ヒートシンク2上には突出部2tが設けられている(図6も参照)。突出部2tは、ヒートシンク2と一体に形成された導体である。突出部2tとリード端子Ta、Tbの中間部Tam、Tbmとの間には、伝熱性を有する絶縁シート8cが介在している。つまり、リード端子Ta、Tbの中間部Tam、Tbmは、絶縁シート8cを介して突出部2tに接触している。
図2〜図4および図7に示すように、トランス1の本体1aの右側面1rからは、リード端子Tc〜Teが右方向へ突出している。リード端子Tcは、二次コイル部20の中間から延びている。出力用の一方のリード端子Tdは、二次コイル部20の上端から延びていて、他方のリード端子Teは、二次コイル部20の下端から延びている。リード端子Tc〜Teは、導体から成る。リード端子Teは、本発明の「第1リード端子」の一例であり、リード端子Tdは、本発明の「第2リード端子」の一例である。
図3および図5に示すように、リード端子Tcの先端部Tcfは、ねじ5cによりヒートシンク2上に設けられた凸部2sに固定されている。凸部2sは、ヒートシンク2と一体に形成された導体である。ヒートシンク2は、電気自動車のボディアースに接続される。このため、リード端子Tcは、ヒートシンク2を介してボディアースに接続される。
図3に示すように、リード端子Teの根元部Terは、ヒートシンク2の上面2uとほぼ同じ高さに位置している。リード端子Teの中間部Temは、根元部Terから水平に延びた後、ヒートシンク2の上面2uと平行な平面内でL字形に曲げられている(図7も参照)。そして、リード端子Teの中間部Temは、ヒートシンク2の上面2uに絶縁シート8bを介して接触している。絶縁シート8bは、伝熱性を有している。
リード端子Teの先端部Tefは、中間部Temから上方へ向かって折り曲げられて、図2〜図5に示すように、ねじ5eにより基板3に設けられた接続端子6eに固定されている。接続端子6eは、本発明の「第1接続端子」の一例である。
リード端子Tdの根元部Tdrは、リード端子Teの根元部Terより上方に位置している。リード端子Tdの中間部Tdmは、根元部Tdrから下方へ向かって曲げられた後、右方向へ延びている(図7も参照)。さらに、リード端子Tdの中間部Tdmは、リード端子Teの中間部Temに対して外側で同一方向に向けてL字形に曲げられて、図3〜図5に示すように、ヒートシンク2の上面2uに絶縁シート8bを介して接触している。
リード端子Tdの先端部Tdfは、中間部Tdmから上方へ向かって折り曲げられて、ねじ5dにより基板3に設けられた接続端子6dに固定されている。接続端子6dは、本発明の「第2接続端子」の一例である。
リード端子Td、Teは、それぞれに対応して設けられた接続端子6d、6eと基板3に形成された配線(図示省略)を介して、整流回路54のダイオードD1、D2(図1)にそれぞれ接続されている。
図2、図3、および図6に示すように、ヒートシンク2は、上方から見て、矩形状に形成されている。ヒートシンク2に設けられた4つの隅部2a〜2dのうち、図2で右下にある1つの隅部2dに、トランス1のリード端子Td、TeのL字形の中間部Tdm、Temと、リード端子Tcの先端部Tcfが配置されている。トランス1の本体1aとリード端子Ta、Tbは、ヒートシンク2の隅部2a〜2d以外の部分に配置されている。
トランス1の本体1aのコイル部10、20に電流が流れると、該コイル部10、20が発熱する。この熱が、たとえばコア9に伝わると、熱がコア9から固定部材4a〜4cや絶縁シート8aを伝って、ヒートシンク2で放熱される。
本体1aのコイル部10、20で発生した熱は、導体であるリード端子Ta〜Teに伝わり易い。一次コイル部10からリード端子Ta、Tbに伝わった熱は、各端子の中間部Tam、Tbmから絶縁シート8cを伝って、ヒートシンク2で放熱される。二次コイル部20からリード端子Tcに伝わった熱は、該端子の先端部Tcfから絶縁シート8bを伝って、ヒートシンク2で放熱される。また、二次コイル部20からリード端子Td、Teに伝わった熱は、各端子のL字形の中間部Tdm、Temから絶縁シート8bを伝って、ヒートシンク2で放熱される。
上記実施形態によると、トランス1のリード端子Td、Teの中間部Tdm、Temは、ヒートシンク2の上面2uと平行な平面内でL字形に曲げられている。このため、リード端子Td、Teの中間部Tdm、Temと、絶縁シート8bを介したヒートシンク2の上面2uとの接触面積を大きくすることができる。よって、トランス1で発生した熱を、リード端子Td、Teから絶縁シート8bを介してヒートシンク2に逃がして、放熱させ易くすることが可能となる。
また、リード端子Td、Teとヒートシンク2とを、絶縁シート8bにより絶縁することもできる。また、トランス1のリード端子Td、Teの占有スペースを小さくすることができ、ヒートシンク2上でのトランス1の配置を容易にすることが可能となる。
また、トランス1の本体1aの左右側面1L、1rから突出するリード端子Ta〜Teのうち、右側面1rから突出する出力用のリード端子Td、Teの中間部Tdm、Temを同一方向にL字形に曲げている。このため、リード端子Td、Teの中間部Tdm、Temをヒートシンク2の隅部2dに容易に配置することができる。また、トランス1の本体1aやリード端子Ta、Tbを、ヒートシンク2の隅部2a〜2d以外の場所に容易に配置することができる。
また、トランス1をヒートシンク2の隅部2dの近傍に配置しているので、ヒートシンク2の残りの広いスペースに、基板3を配置することができる。そして、各リード端子Ta、Tb、Td、Teの接続相手である他の電子部品(図1のスイッチング回路52や整流回路54のダイオードD1、D2)を、基板3上に自由に配置することができる。
また、トランス1の本体1aをヒートシンク2の隅部2a〜2d以外の場所に配置することで、本体1aで発生した熱を、リード端子Ta〜Teから絶縁シート8b、8cを介してヒートシンク2に広く発散させて、むらなく放熱させることができる。
また、ヒートシンク2の隅部2a〜2dには電子部品を配置し難いが、ヒートシンク2の隅部2dにトランス1のリード端子Td、Teの中間部Tdm、Temを配置することで、該隅部2dを放熱経路として有効利用することができる。
また、トランス1の本体1aの低い位置から突出するリード端子Teの中間部Temを、本体1aの高い位置から突出するリード端子Tdの中間部Tdmより内側にして、同一方向でL字形に曲げている。このため、これらリード端子Td、Teの占有スペースをより小さくして、ヒートシンク2上での配置を容易にすることができる。
また、短い方のリード端子Teでは、本体1aから突出した直後に絶縁シート8bを介してヒートシンク2に接触させているので、本体1aで発生する熱をすみやかに放熱させることができる。また、長い方のリード端子Tdでは、中間部Tdmの長さも長く、絶縁シート8bを介したヒートシンク2との接触面積が大きいので、トランス1の本体1aで発生した熱をヒートシンク2に伝えて、放熱させ易くすることができる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、放熱体として、ヒートシンク2を用いた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、空冷式や水冷式の放熱器、冷媒を用いた放熱器、または放熱性を有する金属体などのような、他の放熱体を用いてもよい。
また、以上の実施形態では、車両用のスイッチング電源装置100のトランス1における、出力用のリード端子Td、Teに本発明を適用した例を挙げたが、他のリード端子Ta、Tb、Tcに対しても、本発明を適用することは可能である。また、スイッチング電源装置100の平滑回路55のチョークコイルL(図1)に対しても、本発明を適用することは可能である。さらに、車両以外の、たとえば電子機器用のスイッチング電源装置で使用される磁気デバイスや、その他の電子部品にも本発明を適用することは可能である。
1 トランス
1a 本体
1L 左側面
1r 右側面
2 ヒートシンク
2d 隅部
2u 上面
3 基板
6d、6e 接続端子
8b 絶縁シート
20 二次コイル部
Ta、Tb、Td、Te リード端子
Tdf、Tef 先端部
Tdm、Tem 中間部
Tdr、Ter 根元部

Claims (4)

  1. リード端子を有する電子部品と、接続端子を有する基板とを放熱体上に配置した電子部品の実装構造において、
    前記電子部品は、コイル部を有する磁気デバイスから成り、
    前記リード端子は、前記コイル部の下端から延びた第1リード端子と、前記コイル部の上端から延びた第2リード端子と、から成り、
    前記接続端子は、前記第1リード端子に対応して設けられた第1接続端子と、前記第2リード端子に対応して設けられた第2接続端子と、から成り、
    前記第1リード端子の根元部は、前記放熱体の上面と同一高さに位置し、
    前記第1リード端子の中間部は、該第1リード端子の根元部から水平に延びた後、前記放熱体の上面と平行な平面内でL字形に曲げられて、前記放熱体の上面に伝熱性を有する絶縁シートを介して接触し、
    前記第1リード端子の先端部は、前記第1接続端子に固定されており、
    前記第2リード端子の根元部は、前記第1リード端子の根元部より上方に位置し、
    前記第2リード端子の中間部は、前記第1リード端子の中間部より長く、該第2リード端子の根元部から下方へ向かって曲げられた後側方へ延び、さらに、前記第1リード端子の中間部の外側において、前記平面内で前記第1リード端子と同一方向へL字形に曲げられて、前記放熱体の上面に前記絶縁シートを介して接触しており、
    前記第2リード端子の先端部は、前記第2接続端子に固定されている、ことを特徴とする電子部品の実装構造。
  2. 請求項1に記載の電子部品の実装構造において、
    前記第1リード端子は、前記第2リード端子より短く、前記電子部品の本体から突出した直後に前記絶縁シートを介して前記放熱体に接触しており、
    前記第2リード端子は、前記第1リード端子より長く、前記絶縁シートを介して前記放熱体に接触している面積が、前記第1リード端子が前記絶縁シートを介して前記放熱体に接触している面積より大きい、ことを特徴とする電子部品の実装構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子部品の実装構造において、
    前記放熱体が矩形状であり、
    前記放熱体の隅部に前記第1および第2リード端子のL字形の中間部を配置した、ことを特徴とする電子部品の実装構造。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子部品の実装構造において、
    前記電子部品の本体の左右側面のいずれか一方から前記第1および第2リード端子が突出し、
    前記左右側面の他方から他のリード端子が突出している、ことを特徴とする電子部品の実装構造。
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