JP6261259B2 - ウエットシート用包装体 - Google Patents

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Description

本発明はウエットシート用包装体、特に軟質性のあるウエットシート用包装体に関する。
従来、薬液を染み込ませたティッシュやナプキン等のウエットシート用包装体は、袋状又は箱状の収容体に収容したウエットシートを取り出すための開口部が形成され、その開口部を塞ぐ蓋体を有しており、これによりウエットシートの乾燥を防ぐと共に、取出し可能としている。
このような包装体については、使用する度に蓋体を大きく開けて、開口部からウエットシートを取り出すようになっているものが多い。
しかし、蓋体を大きく開けてウエットシートを取り出すと、その度にウエットシートの液体が蒸発する。特に、携帯用などの軟質性のある包装体については、蓋体は再貼着再剥離可能なように接着剤が塗布されているが、硬質な箱型のウエットシート容器に比べて、開口部をしっかり密封するように蓋体を再貼着することは難しい。このため、ウエットシートは乾燥し易いという問題を抱えている。
このような問題を解決するため、特許文献1のように、蓋体を開けないでもウエットシートを取り出せる包装体が提案されている。
即ち、特許文献1の図4に示されるように、シール部材(蓋体)300は、包装袋100の第一の開口部100cの上に配置されるように、第二の開口部300aを有している。これにより、第一の開口部100c及び第二の開口部300aをウエットシートが連続して通過し、シール部材300を剥離しなくても、ウエットシートを取り出せるようなっている。
さらに、特許文献1は、その図5に示されるように、第二の開口部300aに取り出し口部材400が取付けられ、この取り出し口部材400は、ウエットシートを使用単位分だけ取り出せるように小孔を有している。従って、特許文献1では、ウエットシートを引き抜いた際、その図8に示されるように、取り出し口部材から次のウエットシートの頭だけが出るようにし、その頭を摘んでウエットシートを順次引き抜くことができ、また、ウエットシートを取り出すための開口面積がより小さくなって、ウエットシートの乾燥も抑制される。
特許第4253240号公報
ところが、特許文献1は、例えばウエットシートを長時間使用しない場合において、取り出し口部材400にウエットシートの頭を残さずに、ウエットシートを包装体100の中に完全に収容して蓋をした際、取出し口部材400の小孔を通じて、ウエットシートの液体が蒸発してしまうことは避けられない。また、特許文献1では、ウエットシートを使用単位枚数毎に順次引き抜くために、取り出し口部材400を使用しなければならず、包装体がコスト高になってしまう。
本発明は、余計なコストをかけずにウエットシートを使用単位枚数毎に順次引き抜くことができ、さらに、ウエットシートの乾燥を有効に防止できるウエットシート用包装体を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明によれば、使用単位枚数毎に順次引き出せるように折られたウエットシートを収容し、少なくとも使用時に前記ウエットシートを取り出すための開口部を有する収容体と、前記開口部を上から覆うようにした可撓性のあるシート状の蓋体と、を備えたウエットシート用包装体であって、前記蓋体は、前記開口部を覆った状態において、前記開口部とは重ならないようにして前記開口部の近傍に、前記ウエットシートが通過可能なスリットからなる取出し口を有しており、前記収容体の前記開口部の全周囲に対して、前記蓋体が再貼着再剥離可能となるように、前記収容体及び/又は前記蓋体には接着部が設けられ、前記スリットを湾曲させることで、前記スリットの縁部を摘んで捲ることが可能な摘み部が形成され、前記摘み部を捲ると、前記ウエットシートを前記順次引き出せるように、前記開口部の一部が露出するようになっているウエットシート用包装体により解決される。
本発明のウエットシート用包装体によれば、ウエットティッシュ・ナプキン等のウエットシートを収容し、少なくとも使用時にウエットシートを取り出すための開口部を有する収容体と、開口部を上から覆うようにした可撓性のあるシート状の蓋体と、を備えている。従って、可撓性のあるシート状の蓋体を捲って開口部を露出させ、そこからウエットシートを引き出せる。
そして、蓋体は、使用単位枚数毎に順次引き出せるように折られたウエットシートが通過可能なスリットからなる取出し口を有している。このため、蓋体を捲って開口部から引き出したウエットシートの先端部をこの取出し口に通して、再び、蓋体で開口部を覆えば、次回からは、蓋体を大きく開けなくても、取出し口からウエットシートを取り出せる。具体的には、ウエットシートが取出し口を通過する際、その次のウエットシートのシート片が取出し口のスリットの縁部にひっかかって、次のウエットシートも連続して排出してしまう所謂「ズル」を防ぎながら、使用単位枚数毎に順次引き出すことができる。
ここで、この取出し口は、蓋体が開口部を覆った状態において、開口部とは重ならないようにして配置され(取出し口と開口部は上から視認した際、互いに異なる位置にあり)、少なくとも開口部と取出し口は連続して形成されているわけではないので、ウエットシートの液体が取出し口から蒸発し難い状態を作ることができる。
しかも、収容体の開口部の全周囲に対して、蓋体が再貼着再剥離可能となるように、収容体及び/又は蓋体には接着部が設けられている。従って、長時間使用しない場合は、ウエットシートの全てを収容体の内側に収容すれば、開口部の全周辺において蓋体と収容体とを密着させて、確実に乾燥を防止することができる。
この点、液体が蒸発するとすれば、使用時において、開口部から取出し口に至るまでの間のウエットシートが存在する領域を通じてであるが、本発明の取出し口は開口部の近傍に配置されているため、この蒸発の程度を左右する「開口部と取出し口との間の領域」は狭い。従って、より有効に液体の蒸発を防止できる。
そして、このようなウエットシートの液体の蒸発防止は、蓋体に形成されたスリットだけで可能であり、他の部材を必要としない。従って、ウエットシート用包装体のコストを抑えることもできる。
また、前記取出し口を形成するためのスリットを湾曲させることで、このスリットの縁部を摘んで捲ることが可能な摘み部が形成され、前記摘み部を捲ると、前記ウエットシートを前記順次引き出せるように、前記開口部の一部が露出するようになっている。そうすると、摘み部を捲って露出した開口部の一部から、使用単位枚数毎にウエットシートを順次取り出すことができる。そして、ウエットシートは露出した開口部から直接取り出されるため、ウエットシートの液体が開口部周辺等へ付着する量を少なくすることができる。従って、蓋体と収容体の開口部周辺との再貼着性を向上させて、ウエットシートの乾燥をより効果的に防止できる。
また、好ましくは、前記湾曲したスリットの縁部は前記接着部が設けられていない領域を有することを特徴とする。従って、この接着部が設けられていない部分を摘み易くなり、摘み部を容易に捲ることができる。
また、好ましくは、前記蓋体は、一方の端部側から他方の端部側に向けて捲ることを防止した捲り防止部を前記他方の端部側に有し、前記取出し口は、前記一方の端部と前記捲り防止部との間に配置されており、前記湾曲したスリットは略U字状又は略コの字状であって、略U字状又は略コの字状の曲げられた方が前記捲り防止部側を向くように配置されていることを特徴とする。
そうすると、蓋体は、一方の端部側から他方の端部側に向けて捲ることを防止した捲り防止部を、他方の端部側に有しているため、蓋体を一方の端部側から大きく捲って、開口部からウエットシートを引き出す際、捲り過ぎて蓋体全体が収容体から離れてしまう事態を防止できる。
そして、取出し口を形成するための湾曲したスリットは略U字状又は略コの字状であって、略U字状又は略コの字状の曲げられた方が捲り防止部側を向くように配置されている。このため、上述のように蓋体を大きく捲るに際して、蓋体を支障なく捲ることができる。即ち、仮にスリットがU字状であって、そのU字状の上側(湾曲した部分と反対側)が捲り防止部側を向いてしまうと、蓋体を捲り防止手段まで捲ろうとしても、湾曲したスリット(取出し口)がアンカーとなって捲ることを防止してしまう事態になる。そこで、このような事態を回避して、蓋体を支障なく大きく捲ることができるようにしている。
また、好ましくは、前記湾曲したスリットの両端には、前記摘み部を捲ることを停止するための切れ目が続いて形成されており、前記切れ目は、前記他方の端部側に向かわないように延伸して形成されている。
そうすると、湾曲したスリットの両端には、摘み部を捲ることを停止するための切れ目が続いて形成されているので、摘み部を捲り過ぎてスリットの先端が続いて切れてしまう事態を防止できる。
そして、この切れ目は、他方の端部側に向かわないように延伸している(摘み部を捲る方向と反対側に戻るように延伸していない)。このため、上述のように蓋体を一方の端部側から他方の端部側に向かって大きく捲る際、当該切れ目がその蓋体を捲ることの妨害とはならず、従って、蓋体を支障なく大きく捲ることもできる。
以上、本発明は、余計なコストをかけずにウエットシートを使用単位枚数毎に順次引き抜くことができ、さらに、ウエットシートの乾燥を有効に防止できるウエットシート用包装体を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るウエットシート用包装体であり、図1(a)はその概略斜視図、図1(b)は図1(a)の概略A−A断面図。 図1の捲り防止部の変形例。 図1の取出し口の変形例。 図1の包装体の使用方法。 図1の包装体の図4に続く使用方法。なお、図5(c)は図5(b)の取出し口付近のB−B断面図。 本発明の第2の実施形態に係るウエットシート用包装体の概略斜視図。 図7(a)は図6の取出し口からウエットティッシュを取り出している第1の使用状態図、図7(b)は図6の取出し口からウエットティッシュを取り出している第2の使用状態図。 図6の蓋体の取出し口付近の別の形態を表す図。 本発明の第2の実施形態に係る第1の変形例であって、ウエットシート用包装体の取出し口付近の拡大図であり、図9(a)は摘み部を捲った状態の図、図9(b)は摘み部を閉じた状態の図。 本発明の第2の実施形態に係る第2の変形例であって、ウエットシート用包装体の取出し口付近の拡大図。 本発明の第2の実施形態に係る第3の変形例であって、ウエットシート用包装体の取出し口付近の拡大図。 図11の摘み部付近のC−C断面図。 本発明の第2の実施形態に係る第4の変形例であって、ウエットシート用包装体の蓋体の拡大図。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
また、以下の図において、同一の符号を付した箇所は同様の構成である。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係るウエットシート用包装体(以下、「包装体」という)10であり、この包装体10は、複数枚のウエットシートUTを収容する本体である収容体12と、蓋体14とからなっている。
収容体12は、アルミニウム、ポリエチレンラミネートフィルム等の気密性を有するフィルム素材からなり、全体的に軟質性ないし可撓性を有している。
図の収容体12は、長手方向Xの一方の端部12Aと他方の端部12Bとが熱圧着されて閉じており、最も大きな面積を有する2つの主面12C,12Dと、側面12E,12Fを有する袋状とされ、全体的に略直方体に形成されている。
なお、本実施形態の収容体12は、上述のように全体的に軟質性を有しているため、ポケット等に入れても強張らず、携帯性に優れたものとして利用できるが、本発明はこのような形態に限られず、収容体12は所定の剛性を有していても構わない。
このような収容体12は、少なくとも使用時にウエットシートUTを取り出すための、厚み方向に貫通した孔である開口部30を有している。即ち、主面12Cに予め開口部30が形成されているか、或いは使用時に切り取って開口部30が形成されるようになっている。
本実施形態の場合、使用前の流通時等にウエットシートの薬液の液体成分が蒸発して乾燥しないように、使用時に切り取って開口部30が形成される。具体的には、使用前の収容体12は、開口部30の輪郭の位置にミシン目等の破断線28が形成されており、使用時にこの破断線28を切り取り、破断線28に囲まれた領域(即ち、開口部が形成される予定部であって「開口予定部」)ARを除去することで、開口部30が形成される。この破断線28の切り取り方法、及び開口予定部ARの除去方法については、後で説明する。
なお、図1の開口部30は略長円形状又は略楕円形状であるが、本発明の開口部の形状はこれに限られず、例えば略四角形状であっても構わない。
収容体12に収容される複数のウエットシートUTは、清拭等のための薬液を染み込ませた紙または不織布で形成したウエットタイプのナプキンもしくはティッシュ等のシート体であって、使用単位枚数UT1〜UT3毎に順次引き出せるように折り畳まれている。例えば使用単位枚数UT1,UT2,UT3が、順次その一部が互いの間に入って重なるように折り返されて収納されている。この場合、ウエットシートUTが折られた折り線Qは、収容体12の長手方向Xと一致している。
これによって、使用者は、図1(b)のUT1を引き出すと、次のUT2のUT1と重なっている部分UTaまでが開口部30を介して、後述する取出し口33から引き出され、取出し口33の機能によって、UT1とUT2は分離して取り出される(取出し口33については後で詳述する)。
なお、図では3つの使用単位枚数UT1,UT2,UT3のみを図示しているが、収容体12に収容されるウエットシートUTの使用単位枚数はこれに限られず、また、ウエットシートUTの折り方も図示される折り方に限られず、公知の折り方を使用できる。
蓋体14は、開口部30(開口予定部AR)を上から覆って塞ぐようにしたカバーであり、可撓性のあるシート状とされている。
具体的には、図1(b)の一点鎖線で囲った拡大図に示されるように、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の合成樹脂シート等からなる基層17を有している。
基層17の上には図1(a)に示すように「OPEN」の文字や図形等が印刷されており、この印刷を保護するため、基層17の上側にはコーティング層16が設けられている。
そして、基層17の下側(収容体12側)には接着部18が設けられている。接着部18は、収容体12に対して再貼着及び再剥離可能な接着剤からなり、例えば、ポリエステル系、アクリル系の感圧接着剤を利用できる。本実施形態の蓋体14は、図1(a)の「OPEN」の文字を有する一方の端部14a側に接着部18が設けられておらず、それ以外の裏面には接着部18が設けられている。
このようにして、蓋体14は、繰り返して、捲ったり、収容体12に貼り付けたりすることができ、また、一方の端部14a側には接着部18が配設されていないので、容易に蓋体14を一方の端部14a側から他方の端部14b側に向けて捲ることができる。
また、蓋体14は、一方の端部14a側とは反対の他方の端部14b側に、一方の端部側14aから他方の端部14b側に向けて捲られることを防止した捲り防止部25を有している。これにより、蓋体14を大きく捲っても、収容体12から蓋体14全体が剥離してしまう事態を防止できる。
捲り防止部25は、図1(a)では、他方の端部14b側を上側、一方の端部14a側を下側にした略U字状の切り込みであり、蓋体14を他方の端部14bまで捲っても、捲り防止部25が捲られずに残って、これがアンカーの役割を果たすようになっている。
なお、本発明の捲り防止部25は、このような略U字状の切り込みに限られるものではなく、例えば、図2(a)に示すように、略コの字状の捲り防止部25−1であっても構わない。また、図2(b)に示すように、蓋体を捲る方向Xと直交する方向Yの側面14c,14dから他方の端部14b側に向かって切り込まれた捲り防止部25−2であっても構わない。或いは、他方の端部14bと収容体12とを剥離不可能なように接合しても構わない。
ここで、図1(a)に示すように、蓋体14を捲らなくてもウエットシートUTを取り出せるように、ウエットシートUTが通過可能な取出し口33が蓋体14に形成されている。
図1(a)の場合、取出し口33は、開口部30と捲り防止部25との間に配置され、スリットから形成されている。具体的に、取出し口33は、アルファベットの「I」の文字のように、比較的長いスリット部分33aと、この長いスリット部分33aの両端において、スリット部分33aの長手方向と直交する方向に沿って形成された短いスリット部33bとを有している。これにより、ウエットシートが取出し口33を通過する際、図1(a)の一点鎖線で囲ったスリット33の拡大図に示すように、スリット部33aが所定の弾性力を発揮しながら開いて、ウエットシートのシート片がスリット部33aの縁にひっかかって、次のウエットシートも連続して排出してしまう所謂「ズル」を防いでいる。
なお、本発明の取出し口33の形状は図1(a)の形状に限られるものではなく、例えば図3(a)のように、切れ込みがより広がり易い十字状であっても構わず、或いは、図3(b)に示すように、円形状等の小孔であっても構わない。
このような取出し口33は、図1(a)に示すように、蓋体14が開口部30を覆った状態において、開口部30とは重ならないように配置されている。即ち、開口部30と取出し口33とは上から見て互いに離間し、所定の離間寸法W1を有しており、これにより、開口部30から引き出されたウエットシートUTは、この離間寸法W1の領域HPを通過して取出し口33から取り出されるようになっており、開口部30から直接、液体が蒸発する事態が回避されている。
また、収容体12の開口部30の全周囲に対して、蓋体14が再貼着再剥離可能となるように、収容体12及び/又は蓋体14には接着部18が設けられている。本実施形態の場合、上述のように、接着部18は蓋体14の側に設けられ、また、捲り始めとなる一方の端部14aを除く全面に設けられている。これにより、図1のようにウエットシートUTの全てを収容体12の中に収めた状態では、開口部30の全周囲において蓋体14と収容体12とを密着させて、確実に乾燥を防止できる。また、後述する図5(b)のようにウエットシートの端部UTaを取出し口33から露出させた状態でも、開口部30、領域HP、及び取出し口33の全周囲において、蓋体14と収容体12とが密着して、ウエットシートの液体が蒸発する事態を有効に防止できる。
さらに、取出し口33は開口部30の近傍に配置され、開口部30と取出し口33との離間寸法W1は小さく設定されている。
このように取出し口33を開口部30の近傍に配置することで、ウエットシートを離間寸法W1の領域HPを通過させて、取出し口33から問題なく取り出すことができる。即ち、離間寸法W1が大き過ぎると、そこを通るウエットシートとの摩擦が大きくなって、取出し口33から次に取り出そうとするウエットシートの端部が露出しなくなる恐れがあるため、そのような恐れを防止している。なお、離間寸法W1は取出し口33の形状に応じて設定するのが好ましく、例えば図3(a)のように切れ込みがより広がり易い十字状の場合、離間寸法W1は本実施形態に比べて多少長めに設定しても構わない。
また、取出し口33を開口部30の近傍に配置することで、領域HPは小さな面積となるため、ウエットシートの液体成分が蒸発する要因を出来るだけ取り除くことができる。即ち、本実施形態の蓋体14及び収容体12は可撓性ないし軟質性を有するため、蓋体14と収容体12とが撚れによって完全に密着できないことが想定されるが、そのような撚れの発生を有効に防止でき、また、仮に蓋体14や収容体12が撚れたために、蓋体14と収容体12との間に隙間が生じ、そこから液体成分が蒸発したとしても、領域HPが小さいため、その蒸発を抑えることもできる。
以上のように、離間寸法W1(取出し口33の開口部30に対する近傍の程度)は、ウエットシートとの摩擦や取出し口33の形状、及び、蓋体14や収容体12の撚れ易さ(撓み易さ)を総合的に考慮して決めるのが好ましい。
次に、本実施形態の包装体10の使用方法を主に図4及び図5で説明する。
図1の包装体10を購入した使用者は、図4に示すように、先ず初めに、蓋体14を一方の端部14aから開口部30よりも他方の端部14b側に大きく捲る。そうすると、蓋体12の裏面には一方の端部14aを除く領域に接着部18が設けられているため、この接着部18には開口予定部ARが貼り付いており、その状態で蓋体14を捲ると、破断線28(図1参照)が切り取られて、開口予定部ARは収容体12から除去され(図4のように、開口予定部ARは蓋体14の裏面に着いたままとなる)、開口部30が形成される。
また、この蓋体14を大きく捲る際、蓋体14には捲り防止部25が形成されているため、蓋体14が収容体12から完全に剥がれてしまうことは防止されている。
次に、図5(a)に示すように、露出した開口部30からウエットシートUTのシート片(端部)を指で摘んで引出し、それを蓋体14の裏側から取出し口33に挿入して、表側に当該シート片を露出させる。
次に、図5(b)(c)に示すように、取出し口33にシート片UTaを挿通させたまま、蓋体14を閉じる。そうすると、開口部30、取出し口33、及び開口部30と取出し口33との間の領域HPに存在するウエットシートUTの周辺全体(図5(b)の並行斜線の領域)は、蓋体14と収容体12とが貼着する。このため、取出し口33から露出したシート片UTa、及びその根元付近に染みこんだ薬液の液体成分のみが専ら蒸発することになり、従って、少なくとも収容体12に収容されたウエットシートUTの乾燥を有効に防止できる。
また、取出し口33は開口部30の近傍に配置されているため、蓋体14と収容体12とが撚れて密着してしまうことを防止でき、また、例えば図5(b)のPTの部分で蓋体14と収容体12との間に隙間があっても、その隙間の程度を抑えられる。
そして、図5(b)の状態は使用し続けても維持される。すなわち、使用者は、取出し口33から露出したシート片UTaを指で摘んで引き出すと、次に使用されるウエットシートがスリットからなる取出し口33に引っかかって(図1(a)のスリット部分33a,33aの縁に挟持されて)、次に使用されるウエットシートのシート片のみが露出して、繰り返してウエットティッシュを取り出しても、取出し口33からシート片UTaのみが露出した図5(b)の状態になる。
また、ウエットシートUTを長時間使用しない場合は、蓋体14を開けて、その裏側からシート片UTaを取出し口33から引き抜いて、ウエットシートUTの開口部30から露出した部分を収容体12の内側に収め、そして、蓋体14を閉じるのが好ましい。これにより、開口部30の全周囲において、蓋体14と収容体12とが密着して、余計な隙間がない限り、確実にウエットシートUTの乾燥を防止できる。
なお、上述の使用方法では、ウエットシートUTを取出し口33から引き抜く方法を説明したが、例えば連続してウエットシートUTを取り出さない場合などは、蓋体14を開けて、ウエットシートUTを開口部30から直接取りだすこともできる。
また、本包装体10は、取出用の開口を有するウエットシート用のボックスに入れて使用することもでき、この場合、上述した取出し口33の機能が有効に発揮されて、ウエットシートを連続して排出してしまう所謂「ズル」を防ぐこともできる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態を図6及び図7で説明する。
図6は該第2の実施形態に係る包装体40の概略斜視図、図7(a)は図6の取出し口37からウエットティッシュを取り出している第1の使用状態、図7(b)は図6の取出し口37からウエットティッシュを取り出している第2の使用状態を図示している。なお、これらの図は、図1の開口予定部ARを除去した後を図示している。
これらの図の包装体40が図1〜図5の包装体10と異なるのは、取出し口37についてである。
すなわち、取出し口37は、湾曲したスリットから形成され、図6の場合、この湾曲したスリットは略U字状又は略コの字状とされている。
そして、蓋体14はある程度の弾性力を有している。従って、第1の使用方法を表した図7(a)に示すように、ウエットティッシュを引っ張って取出し口37から取り出すと、蓋体14が重りになって、次に取り出そうとするウエットティッシュを押さえ、所謂ズルを防止しながら、ウエットティッシュを順次取り出せる。
また、蓋体14は、平面視で開口部30とは重ならないようにして、開口部30の近傍にスリットからなる取出し口37を有しており、かつ、開口部30の全周囲に対して再貼着再剥離可能であるため、上述した第1の実施形態の包装体と同様の機能を発揮する。
さらに、図6に示すように、取出し口37を形成するためのスリットは湾曲しているため、その縁部38を摘んで捲ることが可能な舌片状の摘み部36が形成されている。
具体的には、取出し口37を形成するスリットの湾曲は、開口部30周縁のうち最も急な湾曲部分30a(開口部30が形成される使用前では破断線の急な湾曲部分28a)に略沿って形成され、また、該スリットと開口部30とは長手方向Yについて重なる領域ER1を有している。
これにより、摘み部36を捲ると、第2の使用方法を表した図7(b)に示すように、開口部30の一部30−1が露出するようになっている。従って、図7(a)のように、スリット状の取出し口37から、片手でウエットシートを取り出すことが出来るだけではなく、図7(b)に示すように、もう片方の手で摘み部36を捲り、それにより露出した一部30−1からウエットシートUTを取り出すこともできる。そして、このように摘み部36を捲って露出した開口部30の一部30−1からウエットシートUTを取り出す場合は、開口部30と取出し口37との間の領域HPを通らずに、ウエットシートを直接取り出すことが出来るため、薬液の領域HPへの付着を抑えることができる。なお、摘み部36は蓋体14の一部であり、図1(b)に示すように裏面(但し、後述するように先端部だけは除く)に接着部18を有している。
従って、蓋体14の一部である摘み部36と収容体12の開口部30周辺との再貼着性を向上させて、ウエットシートの乾燥をより効果的に防止できる。
図7(b)の露出した一部30−1は、ウエットシートUTを順次引き出せる程度の比較的小さな孔(所謂「ズル」が防止される小孔)とされている。従って、例えば、図1(b)の一番上にあるウエットシートUT1を取り出した場合、次に取り出されるウエットシートUT2は、図7(b)の露出した一部30−1の縁部(図では開口部周縁の急な湾曲部分)30aに擦れ、その摩擦抵抗で、図1(b)のUT2のUT1と重なっている部分(シート片)UTaのみが、図7(b)の露出した一部30−1から露出するようになっている。
図6の取出し口37を形成するための湾曲したスリットの縁部38は、接着部18(図1参照)が設けられていない領域(図6の2本の一点鎖線で挟まれた領域)RYを有している。そうすると、摘み部36の先端部には接着部が設けられていない状態となり、従って、摘み部36を容易に摘んで捲り易くなる。なお、図6の接着部が設けられていない領域RYは製造上の容易さから蓋体14の短手方向Y全体にわたって帯状に形成されているが、本発明はこのような形態に限られず、摘み部36の先端部のみに接着部を設けないようにしてもよい。
また、取出し口37を形成するスリットは、蓋体14の捲り始めとなる一方の端部14aと捲り防止部25との間に配置されており、そのスリットの略U字状又は略コの字状の曲げられた方(即ち、摘み部36の先端部)が捲り防止部25側を向くように配置されている(換言すれば、取出し口37を形成するスリットは、一方の端部14a側を上側、他方の端部14b側を下側にする略U字状、又は、一方の端部14a側を左側、他方の端部14b側を右側にする略コの字状の切り込みである)。従って、蓋体14を一方の端部14a側から大きく捲るに際して、該スリットがその捲りを防止するアンカー機能を発揮することなく、蓋体14を支障なく大きく捲ることができる。
また、取出し口37を形成するスリットの両端には、摘み部36を一方の端部14a側に捲ることを停止するための切れ目41が続いて形成されており、摘み部36を捲り過ぎてスリットの先端が続いて切断される事態を防止している。
この切れ目41は、図8のような他方の端部14b側に折り返した形状とはされないようになっている。即ち、図6に示すように、切れ目41は、蓋体14の一方の端部14aと他方の端部14bとを結ぶ仮想線(図の場合は長手方向)Xと直交する仮想線(図の場合は短手方向)Yに沿って延伸するか、或いは、仮想線Yの成分を有するように一方の端部14aに向かって延伸している(図6では斜めに外側に向かって延伸している)。このため、蓋体14を一方の端部14a側から他方の端部14b側に向かって大きく捲る際、当該切れ目41がアンカーの機能を果たして、当該蓋体14の捲りを妨害することにはならない。
〔第2の実施形態の第1の変形例〕
次に、本発明の第2の実施形態の第1の変形例を図9で説明する。
図9は該第1の変形例に係る包装体50の取出し口37付近の拡大図であり、図9(a)は摘み部36を捲った状態の図、図9(b)は摘み部36を閉じた状態の図である。
図9の包装体50が図6の包装体40と異なるのは、摘み部36を捲った際の開口部30の露出度である。
すなわち、本第1の変形例では、摘み部36を捲った際に露出する開口部30の一部30−2の開口面積が、図7(b)の一部30−1の開口面積より小さくなるように調整された小孔とされている(即ち、図6のER1より図9のER2の長さを小さくすることで)。そうすると、図7(a)ではシート片UTaは取出し口37から大きく飛び出しているが、本変形例では、図9(a)に示すように、使用時において、ウエットシートと露出した一部30−2との摩擦抵抗が大きくなって、シート片UTaを取出し口37から小さく飛び出させることができる。これにより、図9(b)に示すように、摘み部36を閉じた際、摘み部36で一部30−2から飛び出たシート片UTaを完全に覆うことができる。従って、未使用時に摘み部36を閉じておきさえすれば、ウエットシートの液体成分の蒸発をより有効に防止できる。
〔第2の実施形態の第2の変形例〕
次に、本発明の第2の実施形態の第2の変形例を図10で説明する。
図10は該第2の変形例に係る包装体60の取出し口37付近の拡大図であり、この図の包装体60が図6の包装体40と異なるのは、開口部30の縁30aにスリット62が形成されている点である。
このスリット62は、開口部30の縁30aからウエットシートを引き貫く方向に向かって延伸した切れ目であり、図10の場合、開口部30の他方の端部14b側の縁30aから、他方の端部14b側に向かって延伸している。
これにより、最初の使用単位枚数のウエットティッシュを取り出すと、スリット62に次の使用単位枚数のウエットティッシュがひっかかって、当該次の使用単位枚数のウエットシートのシート片UTaだけを一部30−1から露出させることができる。
そして、このスリット62により、摘み部36を捲って露出する開口部30の一部30−1の開口面積を図9のように微妙に調整しなくても、摘み部36を閉じた際にシート片UTaが摘み部36に隠れるように、シート片UTaの飛び出し寸法L1を設定できる。
なお、本変形例のスリット62の幅W2は、開口部30側が広く、他方の端部14b側に向かって除々に狭くなっており、ウエットシートを取り出す際、該ウエットシートをスリット62内に入れ易くしている。
〔第2の実施形態の第3の変形例〕
次に、本発明の第2の実施形態の第3の変形例を図11及び図12で説明する。
図11は該第3の変形例に係る包装体70の取出し口37付近の拡大図、図12は図11の摘み部36付近のC−C断面図である。
これらの図に示される包装体70が図6の包装体40と異なるのは、摘み部36の根元に脆弱部72が形成されている点である。
即ち、包装体70は、摘み部36の根元が摘み部36の他の領域に比べて曲げ剛性が低い脆弱部72を有している。この脆弱部72は、取出し口37を形成するためのスリットの両先端部37a,37aを繋ぐように帯状に形成されている。
具体的には、摘み部36は蓋体14の一部であって、図12に示すように、基層17と、最下層の接着部18と、上層(コーティング層)16とからなっており、このうち摘み部36の根元部分には上層16を設けず、これにより脆弱部72が形成されている。
このため、摘み部36は図11のR方向に捲り易くなると共に、その捲った状態を保持し易くなり、ウエットシートを開口部30の一部30−1から取り出す際、ウエットシートの薬液が摘み部36の裏面の接着部18に付着し難くなる。従って、摘み部36の収容体12に対する再貼着性が損なわれることを有効に防止できる。
〔第2の実施形態の第4の変形例〕
次に、本発明の第2の実施形態の第4の変形例を図13で説明する。
図13は該第4の変形例に係る包装体80の蓋体14の拡大図である。
図13に示される包装体80が図6の包装体40と異なるのは、摘み部36の根元に形成された切れ目42の形状である。
すなわち、蓋体14は、取出し口37を形成するスリットの両端に、摘み部36を一方の端部14a側に捲ることを停止するための切れ目42,42が続いて形成されているが、この両端の切れ目42,42は、互いに接近する方向(図の摘み部36の幅方向の中心線CL)に向かって斜めに延伸している。
これにより、図6の切れ目41と同様に、摘み部36を捲り過ぎてスリットの先端が続いて切断される事態を防止でき、さらに、2つの切れ目42,42の間に出来るだけ応力を集中させて、摘み部36を捲り易くし、その捲った状態を保持し易くしている。
ところで本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の個別の構成は、必要により省略したり、説明しない他の構成と組み合わせたりしてもよい。
例えば、上述した各実施形態の収容体12は袋状であるが、本発明の収容体12は箱状であっても構わない。
また、上述した各実施形態の取出し口33,37は、接着部が設けられていない一方の端部14aとは反対側に配置されているが、本発明はこれに限られず、一方の端部14a側に配置されても構わない。
また、図6乃至図13の摘み部36の形状は全体的に略U字状であるが、本発明はこれに限られず、例えば、略C字状、又は略コの字状等であってもよい。
10,40,50,60,70,80・・・ウエットシート用包装体(包装体)、12・・・収容体、14・・・蓋体、18・・・接着部、25・・・捲り防止部、30・・・開口部、33,37・・・取出し口、36・・・摘み部、41,42・・・切れ目

Claims (4)

  1. 使用単位枚数毎に順次引き出せるように折られたウエットシートを収容し、少なくとも使用時に前記ウエットシートを取り出すための開口部を有する収容体と、前記開口部を上から覆うようにした可撓性のあるシート状の蓋体と、を備えたウエットシート用包装体であって、
    前記蓋体は、前記開口部を覆った状態において、前記開口部とは重ならないようにして前記開口部の近傍に、前記ウエットシートが通過可能なスリットからなる取出し口を有しており、
    前記収容体の前記開口部の全周囲に対して、前記蓋体が再貼着再剥離可能となるように、前記収容体及び/又は前記蓋体には接着部が設けられ、
    前記スリットを湾曲させることで、前記スリットの縁部を摘んで捲ることが可能な摘み部が形成され、
    前記摘み部を捲ると、前記ウエットシートを前記順次引き出せるように、前記開口部の一部が露出するようになっている
    ことを特徴とするウエットシート用包装体。
  2. 前記湾曲した前記スリットの縁部は前記接着部が設けられていない領域を有することを特徴とする請求項1に記載のウエットシート用包装体。
  3. 前記蓋体は、一方の端部側から他方の端部側に向けて捲ることを防止した捲り防止部を、前記他方の端部側に有し、
    前記取出し口は、前記一方の端部と前記捲り防止部との間に配置されており、
    前記湾曲した前記スリットは略U字状又は略コの字状であって、略U字状又は略コの字状の曲げられた方が前記捲り防止部側を向くように配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエットシート用包装体。
  4. 前記湾曲した前記スリットの両端には、前記摘み部を捲ることを停止するための切れ目が続いて形成されており、
    前記切れ目は、前記他方の端部側に向かわないように延伸して形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のウエットシート用包装体。
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