JP6258049B2 - 傾斜磁場コイルユニット及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、傾斜磁場コイルユニット及び磁気共鳴イメージング(MRI: Magnetic Resonance Imaging)装置に関する。
MRI装置は、静磁場中に置かれた被検体の原子核スピンをラーモア周波数の高周波(RF: radio frequency)信号で磁気的に励起し、この励起に伴って発生する磁気共鳴(MR: magnetic resonance)信号から画像を再構成する画像診断装置である。
従来、MRI装置の構成要素の1つである円筒状の傾斜磁場コイルは、円筒状の静磁場用磁石のボア内に設置される。そして、傾斜磁場コイルは、静磁場用磁石の開口端を形成する磁石の両側面に取り付けられるブラケットにより支持される。
特開2007−190200号公報 特開2005−245775号公報
MRI装置では、振動及び騒音を低減させることが重要である。
そこで本発明は、振動及び騒音を低減させることが可能な傾斜磁場コイルユニット及びMRI装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る傾斜磁場コイルユニットは、筒状の傾斜磁場コイルと支持機構を備える。筒状の傾斜磁場コイルは、磁気共鳴イメージングの撮像領域に傾斜磁場を印加する。支持機構は、前記傾斜磁場コイルの複数箇所に固定され、磁石の中心軸方向における成分を有する押し付け力を筒状の磁石を構成する壁の内側の縁の複数箇所に負荷することによって前記傾斜磁場コイルを前記磁石に保持する。
また、本発明の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置は、前記傾斜磁場コイルユニットと撮像システムを備える。撮像システムは、前記傾斜磁場コイルユニットを用いて被検体の磁気共鳴イメージングを行う。
本発明の実施形態に係る傾斜磁場コイルユニット及びMRI装置の構成図。 図1に示す支持機構の配置例を示す図。 図2に示す第1の支持機構の詳細構造例を示す断面図。 図3に示す第1の支持機構の斜視図。 図3に示す磁石側の第2の部材の斜視図。 図3に示す内筒部材及び端面部材によって形成される磁石の縁の構造例を示す図。 図2に示す第2の支持機構の詳細構造例を示す断面図。 図7に示す第2の支持機構の斜視図。 図1に示す支持機構の別の詳細構造例を示す斜視図。 図9に示す第3の支持機構の上面図。 図9に示す第3の支持機構の第1の部材を斜め方向から見た断面図。 図9に示す第3の支持機構に設けられる長穴の例を示す斜視図。 図12に示す長穴を利用して傾斜磁場コイルの位置を正方向にオフセットした例を示す図。 図12に示す長穴を利用して傾斜磁場コイルの位置を負方向にオフセットした例を示す図。
本発明の実施形態に係る傾斜磁場コイルユニット及びMRI装置について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る傾斜磁場コイルユニット及びMRI装置の構成図である。
MRI装置1は、傾斜磁場コイルユニット2を用いて被検体OのMRイメージングを行う撮像システム3を備えている。撮影システム3には、傾斜磁場コイルユニット2の他、磁石4、全身用コイル5、受信用RFコイル6、寝台装置7及びこれらを制御するための制御系8が備えられる。撮影システム3の磁石4、傾斜磁場コイルユニット2及び全身用コイル5は、それぞれ円筒状の構造を有し、同軸状にガントリ(架台)9に内蔵される。また、受信用RFコイル6は、撮像目的に応じた位置、例えば寝台装置7の天板10に設けられる。
磁石4は、MRイメージングの撮像領域Rに静磁場を形成するための、筒状の構造を有する超電導磁石である。図1には、シリンドリカルタイプの超電導磁石が例示されている。具体的には、磁石4の外壁を構成する円筒状の外筒部材4Aと、磁石4の内壁を構成する円筒状の内筒部材4Bとを、両端において端面部材4Cで閉塞することによって磁石4が構成される。磁石4の外筒部材4Aと内筒部材4Bとの間には、液体ヘリウムLHeによって冷却された環状の複数の超電導コイル4Dが配置される。また、外筒部材4Aと内筒部材4Bとの間には、典型的には、冷却媒体としての液体窒素LNを循環させるための配管4Eが設けられる。
傾斜磁場コイルユニット2は、MRイメージングの撮像領域Rに傾斜磁場を印加する筒状の傾斜磁場コイル11と、傾斜磁場コイル11を磁石4に保持するための支持機構12とを有する。
傾斜磁場コイル11は、筒状のX軸用コイル11X、Y軸用コイル11Y及びZ軸用コイル11Zで構成される。X軸用コイル11X、Y軸用コイル11Y及びZ軸用コイル11Zは、中空かつ筒状のケーシング11Aで保護される。典型的な傾斜磁場コイル11では、ケーシング11A内に、冷却水LWを循環させるための配管11Bが設けられる。更に、ケーシング11A内には、静磁場の均一性を向上させるためのシールドどして、磁石4の極性と逆極性のキャンセルコイルが設けられる場合もある。このようなキャンセルコイルを備えた傾斜磁場コイル11は、アクティブ型シールドグラジェントコイル(ASGC: active shield gradient coil)と呼ばれる。
図2は、図1に示す支持機構12の配置例を示す図である。
図2は、磁石4及び傾斜磁場コイル11を側面方向から見た図である。図2に示すように、支持機構12として複数の第1の支持機構12A及び複数の第2の支持機構12Bを用いて傾斜磁場コイル11を磁石4に保持することができる。
具体的には、第1の支持機構12A及び第2の支持機構12Bは、傾斜磁場コイル11の複数箇所に固定される。そして、第1の支持機構12A及び第2の支持機構12Bは、磁石4の中心軸方向における成分を有する押し付け力を筒状の磁石4を構成する壁の内側の縁の複数箇所に負荷するように構成される。一方、第1の支持機構12A及び第2の支持機構12Bは、傾斜磁場コイル11に磁石4の中心軸方向における成分を有する引っ張り力を負荷するように構成される。これにより、傾斜磁場コイル11を磁石4に保持することができる。
まず、第1の支持機構12Aの構造例について説明する。
図3は図2に示す第1の支持機構12Aの詳細構造例を示す断面図、図4は図3に示す第1の支持機構12Aの斜視図、図5は図3に示す磁石4側の第2の部材の斜視図である。但し、図4及び図5では、傾斜磁場コイル11の図示が省略されている。
第1の支持機構12Aは、第1の部材20A、第2の部材21A及び位置決め機構22Aで構成することができる。第1の部材20Aは、任意の方法で傾斜磁場コイル11側に固定される。図示された例では、第1の部材20Aがボルト23Aで傾斜磁場コイル11側に締結されている。
第2の部材21Aは、磁石4を構成する壁の内側の縁と接触する位置に配置される。そのために、第2の部材21Aは、磁石4を構成する壁の内側の縁とフィットする形状を有している。図示された例では、内筒部材4Bの端部が面取りのない形状を有している。このため、第2の部材21Aの内筒部材4B側も面取りのない形状となっている。また、他の部品にもフィットするように第2の部材21Aの内筒部材4B側における形状を決定することができる。
図6は図3に示す内筒部材4B及び端面部材4Cによって形成される磁石4の縁の構造例を示す図である。
図6(A), (B), (C)は、内筒部材4Bと端面部材4Cとを溶接4Fによって連結した場合における磁石4の縁の構造例を示している。図6(A)に示すように、内筒部材4Bの板厚方向に垂直となる円筒状の側面の端部と、端面部材4Cの板厚方向に平行となるリング状の面とを溶接4Fによって互いに連結することができる。或いは、図6(B)に示すように、内筒部材4Bの板厚方向に平行となるリング状の端面と、端面部材4Cの板厚方向に垂直となる面のリング状の端部とを溶接4Fによって互いに連結することもできる。
更に別の例として、図6(C)に示すように、内筒部材4Bと端面部材4Cとを非接触とするか僅かに接触させるのみとし、溶接4Fによって内筒部材4Bと端面部材4Cとを連結することもできる。
このように、磁石4を構成する壁の内側の縁は、内筒部材4Bの角部、端面部材4Cの角部又は内筒部材4B及び端面部材4Cの双方の角部によって形成される。従って、第1の支持機構12Aに備えられる第2の部材21Aは、磁石4を構成する内筒部材4B及び端面の少なくとも一方の端部に、押し付け力を負荷するように構成される。すなわち、第1の支持機構12Aにより、内筒部材4Bの端部に直接的又は間接的に押し付け力が負荷される。
そして、第1の部材20Aと第2の部材21Aとは互いに任意の方法で連結される。図示された例では、第1の部材20Aに、第2の部材21Aを磁石4の中心軸方向にスライド可能に挿入するための空隙24が設けられている。そして、第1の部材20Aの空隙24に第2の部材21Aが挿入される。
位置決め機構22Aは、例えば、位置調整ボルト25とナット26とを用いて構成することができる。第1の部材20Aには、第1の部材20Aの外部から位置調整ボルト25の先端を空隙24内に挿入するための貫通孔が設けられる。また、第1の部材20Aには、位置調整ボルト25を締付けるためのナット26が設けられる。ナット26及び貫通孔は、位置調整ボルト25の長さ方向が磁石4の中心軸方向となるように、第1の部材20Aに設けられる。
このため、ナット26で位置調整ボルト25を締付けつつ、位置調整ボルト25の先端を第2の部材21Aに押し当てることができる。従って、位置調整ボルト25を締付けることによって、磁石4の縁に、磁石4の中心軸方向の押し付け力を負荷することができる。逆に、傾斜磁場コイル11に、中心軸方向に向かう引っ張り力を負荷することができる。このような圧縮力及び引張力を、磁石4の縁及び傾斜磁場コイル11に、両端側から負荷することによって、傾斜磁場コイル11の長さ方向における位置決め及び固定を行うことができる。
尚、通常のMRI装置1では、磁石4及び傾斜磁場コイル11の中心軸方向は、水平方向である。従って、第1の支持機構12Aを磁石4及び傾斜磁場コイル11の両端に設けることによって、磁石4に対する傾斜磁場コイル11の水平方向における位置決め及び固定を行うことができる。図1に示す例では、磁石4及び傾斜磁場コイル11の中心軸方向は、Z軸方向に設定されている。
一方、傾斜磁場コイル11の鉛直方向における荷重を支持するために、図4に示すように磁石4の内面には、傾斜磁場コイル11の支持部材27が設けられる。支持部材27としては、ゴムやエラストマ等のクッションを用いることが好適である。その理由は、クッションが防振材として機能するためである。
図4に示す例では、内筒部材4Bの表面に、繊維強化プラスチック(FRP: fiber reinforced plastics)やガラス繊維強化プラスチック(GFRP: glass fiber reinforced plastics)等のシート28が下地として貼着されている。そして、シート28上に周方向に複数の支持部材27が設けられている。シート28に支持部材27を取付ける方法としては、両面テープ等の任意の方法を用いることができる。
このように傾斜磁場コイル11の荷重は、支持部材27によって受けられる。従って、第1の支持機構12Aによって、傾斜磁場コイル11の位置を調整することができる。具体的には、傾斜磁場コイル11の両側に設けられる第1の支持機構12Aの位置調整ボルト25の締付量を調整することによって、傾斜磁場コイル11の長手方向における位置決めを行うことができる。
つまり、第1の部材20A側に設けられる雌ネジ26Aと、雌ネジ26Aに締付けられ、かつ第2の部材21Aと接触する位置調整ボルト25の雄ネジ25Aが、第2の部材21Aに対する第1の部材20Aの少なくとも傾斜磁場コイル11及び磁石4の中心軸方向における位置決めを行うための可動手段として機能する。但し、第2の部材21Aに対して第1の部材20Aを相対的に傾斜磁場コイル11及び磁石4の中心軸方向に移動させることが可能であれば、他の構造を可動手段として採用してもよい。
尚、雌ネジ26Aと雄ネジ25Aとによって可動手段を構成する場合には、雄ネジ25Aの先端に第2の部材21Aと曲面で接触する接触面を設けることが好適である。その理由は、安定した力の伝達が可能となるためである。図3に示す例では、雄ネジ25Aの先端が球面の一部の凸形状となっている。逆に、雄ネジ25Aの先端と接触する第2の部材21Aの部分は、球面の一部の凹形状となっている。
傾斜磁場コイル11の長さ方向における位置決めを行うためには、傾斜磁場コイル11の両端に少なくとも1つの支持機構12を設ける必要がある。従って、傾斜磁場コイル11の一端側に第1の支持機構12Aを設け、他端側には他の構造を有する支持機構12を設けるようにしてもよい。
また、傾斜磁場コイル11の両端に、それぞれ位置調整機能を有する支持機構12を1つ設ければ、傾斜磁場コイル11の調整が容易となる。但し、支持機構12をコンパクトにしつつ、十分な押し付け力を磁石4に負荷できるようにするためには、複数の支持機構12を傾斜磁場コイル11の片側に設けることが必要となる場合が多い。その場合には、十分な数の支持機構12が、それぞれ他の部品との干渉を避けて傾斜磁場コイル11の両端に取り付けられる。図示された例では、傾斜磁場コイル11の両端に、それぞれ2つの第1の支持機構12A及び3つの第2の支持機構12Bが取り付けられている。
第1の支持機構12Aの他の好適な特徴として、少なくとも一部に防振部材29を用いて構成した点と、磁石4と接触する部材を非導電性材料30で構成した点が挙げられる。例えば、図示されるように、第2の部材21Aを、2つの非導電性材料30で防振部材29を挟んだ構造とすることができる。このように、磁石4と接触又は近接する部分を非導電性材料30で構成すれば、振動によるノイズの発生を防止することができる。加えて、仮に振動が発生したとしても、防振部材29で振動を吸収することができる。
防振部材29の代表例としては、クロロプレンゴム(CR: chloroprene rubber)等の弾性体が挙げられる。一方、非導電性材料30の代表例としては、ポリオキシメチレン(POM: polyoxymethylene)(ポリアセタールとも言う)等の樹脂が挙げられる。
次に、第2の支持機構12Bの構造例について説明する。
図7は図2に示す第2の支持機構12Bの詳細構造例を示す断面図、図8は図7に示す第2の支持機構12Bの斜視図である。
第2の支持機構12Bについても、第1の部材20B、第2の部材21B及び位置決め機構22Bで構成することができる。第1の部材20Bは、任意の方法で傾斜磁場コイル11側に固定される。図示された例では、第1の部材20Bがボルト23Bで傾斜磁場コイル11側に締結されている。
第2の部材21Bは、磁石4を構成する壁の内側の縁と接触する位置に配置される。そして、第1の部材20Bと第2の部材21Bとは互いに任意の方法で連結される。図示された例では、位置決め機構22Bによって第1の部材20Bと第2の部材21Bとが連結されている。
位置決め機構22Bは、位置調整ボルト40、位置調整ナット41及び固定用ナット42を用いて構成することができる。位置調整ナット41は、両端が開口する筒状の部材の一端の内面に雌ネジを設けた構造である。
また、第1の部材20Bには、位置調整ボルト40を通すための貫通孔が設けられる。第1の部材20Bの貫通孔は、位置調整ボルト40が傾斜した状態で位置調整ボルト40の先端が第2の部材21Bと接触するような位置及び向きで第1の部材20Bに設けられる。
そして、第1の部材20Bの貫通孔に位置調整ボルト40が挿入され、位置調整ボルト40の先端側から位置調整ナット41の雌ネジ41Aが締付けられる。このとき、位置調整ナット41の雌ネジ41A側が第1の部材20B側となるように位置調整ボルト40の雄ネジ40Aに位置調整ナット41の雌ネジ41Aが締付けられる。更に、位置調整ナット41から突出した位置調整ボルト40の雄ネジ40Aに固定用ナット42が締付けられる。そして、固定用ナット42から突出した位置調整ボルト40の先端が、第2の部材21Bに設けられた凹みに接触する。
従って、位置調整ボルト40を位置調整ナット41で締付ける程、位置調整ボルト40の突出長さが長くなる。その結果、第2の部材21Bは、位置調整ボルト40によって斜め方向からより強い力で押し付けられることとなる。そして、位置調整ボルト40によって十分な押し付け力が第2の部材21Bに作用した状態で、固定用ナット42が十分なトルクで締付けられる。そうすると、位置調整ナット41の雌ネジ41Aが設けられない側の端部が、固定用ナット42の受け面となって位置調整ボルト40、位置調整ナット41及び固定用ナット42が第1の部材20Bに強固に固定される。
つまり、第2の支持機構12Bは、磁石4を構成する壁の内側の縁に、磁石4の中心軸方向に対して傾斜した角度で押し付け力を負荷するように構成されている。従って、第2の支持機構12Bからは、磁石4の中心軸方向(Z軸方向)及び中心軸に垂直な半径方向における2つの分力を成分とする押し付け力が磁石4の縁に作用する。このため、第2の支持機構12Bは、磁石4の外筒部材4Aと内筒部材4Bとの間を閉塞する端面部材4Cに、磁石4の横断面の半径方向における外向きの力を、せん断力としてではなく圧縮力として負荷することになる。
逆に、第2の支持機構12Bから傾斜磁場コイル11には、ボルト23Bによって、磁石4の中心軸方向(Z軸方向)における引張力と、磁石4の中心軸に垂直な半径方向において中心に向かう押し付け力が負荷される。
第2の支持機構12Bにおいても、位置調整ボルト40及び位置調整ナット41の締付量の調整によって、傾斜磁場コイル11の位置調整を行うことができる。つまり、第1の部材20B側に設けられる位置調整ナット41の雌ネジ41Aと、雌ネジ41Aに締付けられ、かつ第2の部材21Bと接触する位置調整ボルト40の雄ネジ40Aが、第2の部材21Bに対する第1の部材20Bの少なくとも傾斜磁場コイル11及び磁石4の中心軸方向における位置決めを行うための可動手段として機能する。
また、第2の支持機構12Bの位置調整ボルト40は、長さ方向が傾斜した状態で第2の部材21Bに接触する。従って、位置調整ナット41の雌ネジ41Aと位置調整ボルト40の雄ネジ40Aは、傾斜磁場コイル11及び磁石4の中心軸に垂直な半径方向における、第2の部材21Bに対する第1の部材20Bの位置決めを行うための可動手段としても機能する。
但し、第2の部材21Bに対して第1の部材20Bを相対的に傾斜磁場コイル11及び磁石4の中心軸方向及び中心軸に垂直な方向に移動させることが可能であれば、他の構造を可動手段として採用してもよい。
このように、第2の支持機構12Bは、磁石4の内側のエッジ部分を支持位置として傾斜磁場コイル11を突っ張る構造である。従って、第2の支持機構12Bを少なくとも鋭角三角形の頂点となる3箇所に配置すれば、傾斜磁場コイル11のセンタリング機能を得ることができる。また、第2の支持機構12Bを鋭角三角形の頂点に配置しない場合であっても、線対称な位置に2つの第2の支持機構12Bを配置すれば、1方向における傾斜磁場コイル11のセンタリング機能を得ることができる。
具体例として、磁石4の中心軸として設定されたZ軸に磁場中心において直交する水平方向のX軸とZ軸とを含むXZ平面上に、片側用の2つの第2の支持機構12Bを配置すれば、X軸方向における傾斜磁場コイル11のセンタリングを行うことができる。また、傾斜磁場コイル11の荷重を支持する支持部材27に対向する位置に第2の支持機構12Bを配置すれば、X軸及びX軸の双方に対して磁場中心において直交するY軸方向における傾斜磁場コイル11の振動を抑制することができる。従って、第2の支持機構12Bを適切な位置に配置することによって、傾斜磁場コイル11のセンタリングによるMR画像の画質向上や傾斜磁場コイル11の振動防止といった効果を得ることができる。
また、第2の支持機構12Bにおいても、位置調整ボルト40の雄ネジ40Aの先端に、第2の部材21Bと曲面で接触する接触面を設けることが好適である。特に、第2の支持機構12Bの場合には、傾斜磁場コイル11と磁石4との間における相対的な位置の変化に伴って位置調整ボルト40の傾斜角度が変化したとしても、安定した力の伝達が可能となる。このため、図示された例では、雄ネジ40Aの先端が球面の一部の凸形状となっている。逆に、雄ネジ40Aの先端と接触する第2の部材21Bの部分は、球面の一部の凹形状となっている。
更に、第2の支持機構12Bにおいても、第1の支持機構12Aと同様に、少なくとも一部に防振部材29を用いることが好適である。また、磁石4と接触する部材を非導電性材料30で構成することが望ましい。図示された例では、第1の部材20Bと位置調整ナット41との間及び第1の部材20Bの貫通孔を形成する面に、防振部材29が設けられている。また、磁石4の内筒部材4B及び端面部材4Cの双方に接触する第2の部材21Bが非導電性材料30で構成されている。
このような構造を有する第2の支持機構12Bは、第1の支持機構12A及び他の構造を有する支持機構12の少なくとも一方と組合わせて使用することができる。或いは、単一又は複数の第2の支持機構12Bを単独で使用することもできる。逆に、第2の支持機構12Bを使用せずに、第1の支持機構12Aのみを使用するようにしてもよい。
特に、Z軸方向における傾斜磁場コイル11の保持力が強固な第1の支持機構12Aと第2の支持機構12Bとを併用する場合には、過剰な力がZ軸方向に作用しないように第2の支持機構12Bの構造をZ軸方向に垂直な半径方向にのみ力を作用させる構造としてもよい。その場合には、例えば、第2の部材21Bの形状を、磁石4の内筒部材4Bに板厚方向にのみ接触する形状とすればよい。換言すれば、第2の部材21Bが、磁石4の内面にのみ接触して荷重を負荷するようにすればよい。これは、他の構造を有する支持機構12の併用によってZ軸方向における傾斜磁場コイル11の保持力が十分である場合においても同様である。
また、第2の支持機構12Bによって、Z軸方向に垂直な半径方向における傾斜磁場コイル11の保持力が十分である場合には、傾斜磁場コイル11の荷重を支えるための支持部材27の設置を省略することもできる。この場合、傾斜磁場コイル11を設置するための部品点数を削減することができる。
次に支持機構12の別の詳細構造例について説明する。
図9は図1に示す支持機構12の別の詳細構造例を示す斜視図、図10は図9に示す第3の支持機構12Cの上面図、図11は図9に示す第3の支持機構12Cの第1の部材20Cを斜め方向から見た断面図である。
第3の支持機構12Cについても、第1の部材20C、第2の部材21C及び位置決め機構22Cで構成することができる。第1の部材20Cは、任意の方法で傾斜磁場コイル11側に固定される。図示された例では、第1の部材20Cがボルト23Cで傾斜磁場コイル11側に締結されている。
第1の部材20Cは、本体ブロック50に2つの板状のアーム51を形成した構造を有している。各アーム51には、ボルト23Cを締付けるための雌ネジが設けられる。好適には、各アーム51の長さを十分に長くすることにより、各アーム51が弾性変形できるように構成される。そうすることにより、各アーム51の弾性機能によって振動を吸収することができる。尚、図示された例に限らず、様々な態様で、第1の部材20Cに振動を吸収するための弾性変形可能な部分を設けることができる。
第2の部材21Cは、磁石4を構成する壁の内側の縁と連結される。第2の部材21Cは、磁石4の縁に固定しても良いし、接触させて配置するようにしてもよい。或いは、磁石4の壁の一部として第2の部材21Cを一体成形するようにしてもよい。
位置決め機構22Cは、位置調整ボルト52及び位置調整ナット53で構成することができる。第1の部材20Cには、位置調整ボルト52を第2の部材21Cに向けて挿入するための長穴54が設けられる。一方、第2の部材21Cには、位置調整ボルト52の先端を磁石4の中心軸に対して斜め方向に挿入して受けるための凹みが設けられる。
そして、位置調整ボルト52が第1の部材20Cの長穴54に挿入される。更に、位置調整ボルト52の雄ネジ52Aに、位置調整ナット53の雌ネジ53Aが締付けられる。位置調整ナット53から突出した位置調整ボルト52の先端は、第2の部材21Cの凹みに当てがわれる。従って、位置調整ナット53を締付ける程、位置調整ボルト52の突出長さが長くなる。その結果、第2の部材21Cは、位置調整ボルト52によって斜め方向からより強い力で押し付けられることとなる。
このため、第3の支持機構12Cによれば、第2の支持機構12Bと同様な原理で傾斜磁場コイル11を磁石4内に保持することができる。従って、第3の支持機構12Cにおいても傾斜磁場コイル11のセンタリング機能を含む、第2の支持機構12Bと同様な機能が得られる。
また、第3の支持機構12Cも、第1の部材20Cを可動させる可動手段としての機能を有している。つまり、第1の部材20C側に設けられる位置調整ナット53の雌ネジ53Aと、雌ネジ53Aに締付けられ、かつ第2の部材21Cと接触する位置調整ボルト52の雄ネジ52Aが、第2の部材21Cに対する第1の部材20Cの少なくとも傾斜磁場コイル11及び磁石4の中心軸方向における位置決めを行うための可動手段として機能する。このように、第3の支持機構12Cにおいても、位置調整ボルト52及び位置調整ナット53の締付量の調整によって、傾斜磁場コイル11の位置調整を行うことができる。
また、第2の支持機構12Bと同様に、雄ネジ52Aの先端が球面の一部の凸形状となっている。逆に、雄ネジ52Aの先端と接触する第2の部材21Cの部分は、球面の一部の凹形状となっている。
第3の支持機構12Cにおいても少なくとも一部に防振部材29を用いることが好適である。また、磁石4と接触する部材を非導電性材料30で構成することが好適である。図示された例では、位置調整ナット53と第1の部材20Cとの間に、シート状の防振用ゴムが防振部材29として設けられている。また、第2の部材21Cが非導電性材料30で構成されている。
第3の支持機構12Cでは、位置調整ボルト52の雄ネジ52Aを第1の部材20Cに挿入するための穴が長穴54となっている。すなわち、第1の部材20Cに雄ネジ52Aを挿入するための長穴54が設けられている。このため、位置調整ボルト52の第1の部材20Cに対する相対的な位置を調整することによって、傾斜磁場コイル11の位置を調整することができる。
図12は図9に示す第3の支持機構12Cに設けられる長穴54の例を示す斜視図、図13は図12に示す長穴54を利用して傾斜磁場コイル11の位置を正方向にオフセットした例を示す図、図14は図12に示す長穴54を利用して傾斜磁場コイル11の位置を負方向にオフセットした例を示す図である。但し、図13及び図14では、位置調整ナット53及び防振部材29の図示が省略されている。
図13に示すように、Z軸方向の正側において傾斜磁場コイル11に取付けられる第3の支持機構12Cの位置調整ボルト52の位置を、長穴54の傾斜磁場コイル11側にすれば、傾斜磁場コイル11の位置をZ軸方向の正側にオフセットさせることができる。逆に、図14に示すように、位置調整ボルト52の位置を、長穴54の傾斜磁場コイル11から離れた側にすれば、傾斜磁場コイル11の位置をZ軸方向の負側にオフセットさせることができる。
このような構造を有する第3の支持機構12Cは、単独又は他の構造を有する支持機構12と組合わせて使用することができる。例えば、第1の支持機構12Aと組合わせて使用される第2の支持機構12Bの代替品として第3の支持機構12Cを用いることもできる。
以上のような傾斜磁場コイルユニット2は、傾斜磁場コイル11を支持機構12によっ剛性の高い磁石4の内筒を利用して支持するようにしたものである。
このため、従来のように剛性の低い磁石の端板を利用して傾斜磁場コイルを支持する場合に比べて、傾斜磁場コイルで生じる振動の伝播を抑制することができる。その結果、傾斜磁場コイルと磁石の共振に伴う騒音を回避することができる。特に、磁石の真空容器を構成する端部の剛性は低いため、共振周波数は低くなる傾向にある。このため、傾斜磁場コイルの駆動周波数と磁石の端面における共振周波数が一致すると、非常に大きな共振倍率によって大きな騒音と振動が生じる。
これに対して、傾斜磁場コイルユニット2によれば、剛性が高い磁石4の内筒端部を用いて傾斜磁場コイル11が支持される。このため、共振周波数が高くなり、低い周波数での振動倍率が小さくなる。その結果、磁石に伝わる振動が減少し、磁石から放射される騒音を小さくすることができる。また、被検体Oに伝わる振動も軽減することができる。
更に、磁石の端面への負荷が減少する。このため、磁石の端板の板厚を従来よりも薄くすることができる。その結果、コストの低減効果を期待することもできる。
以上、特定の実施形態について記載したが、記載された実施形態は一例に過ぎず、発明の範囲を限定するものではない。ここに記載された新規な方法及び装置は、様々な他の様式で具現化することができる。また、ここに記載された方法及び装置の様式において、発明の要旨から逸脱しない範囲で、種々の省略、置換及び変更を行うことができる。添付された請求の範囲及びその均等物は、発明の範囲及び要旨に包含されているものとして、そのような種々の様式及び変形例を含んでいる。
1...MRI装置、2...傾斜磁場コイルユニット、3...撮像システム、4...磁石、4A...外筒部材、4B...内筒部材、4C...端面部材、4D...超電導コイル、4E...配管、5...全身用コイル、6...受信用RFコイル、7...寝台装置、8...制御系、9...ガントリ(架台)、10...天板、11...傾斜磁場コイル、11A...ケーシング、11B...配管、11X...X軸用コイル、11Y...Y軸用コイル、11Z...Z軸用コイル、12...支持機構、12A...第1の支持機構、12B...第2の支持機構、12C...第3の支持機構、20A,20B,20C...第1の部材、21A,21B,21C...第2の部材、22A,22B,22C...位置決め機構、23A,23B,23C...ボルト、24...空隙、25...位置調整ボルト、25A...雄ネジ、26...ナット、26A...雌ネジ、27...支持部材、28...シート、29...防振部材、30...非導電性材料、40...位置調整ボルト、40A...雄ネジ、41...位置調整ナット、41A...雌ネジ、42...固定用ナット、50...本体ブロック、51...アーム、52...位置調整ボルト、52A...雄ネジ、53...位置調整ナット、53A...雌ネジ、54...長穴、O...被検体、R...撮影領域。

Claims (13)

  1. 磁気共鳴イメージングの撮像領域に傾斜磁場を印加する筒状の傾斜磁場コイルと、
    前記傾斜磁場コイルの複数箇所に固定され、磁石の中心軸方向における成分を有する押し付け力を筒状の磁石を構成する壁の内側の縁の複数箇所に負荷することによって前記傾斜磁場コイルを前記磁石に保持するための支持機構と、
    を備える傾斜磁場コイルユニット。
  2. 前記支持機構は、前記磁石の中心軸方向に前記押し付け力を負荷するように構成される請求項1記載の傾斜磁場コイルユニット。
  3. 前記支持機構は、前記磁石の中心軸方向に対して傾斜した角度で前記押し付け力を負荷するように構成される請求項1記載の傾斜磁場コイルユニット。
  4. 前記支持機構は、前記磁石を構成する内筒部材及び端面の少なくとも一方の端部に、前記押し付け力を負荷するように構成される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  5. 前記支持機構は、前記傾斜磁場コイルに前記中心軸方向における成分を有する引っ張り力を負荷するように構成される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  6. 前記支持機構は、前記傾斜磁場コイルの位置を調整できるように構成される請求項1乃至5のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  7. 前記支持機構は、少なくとも一部に防振部材を用いて構成される請求項1乃至6のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  8. 前記支持機構の前記磁石と接触する部材を非導電性材料で構成した請求項1乃至7のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  9. 前記支持機構は、
    前記傾斜磁場コイル側に固定される第1の部材と、
    前記縁と接触する又は連結される第2の部材と、
    前記第2の部材に対する前記第1の部材の少なくとも前記中心軸方向における位置決めを行うための可動手段と、
    を有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  10. 前記支持機構は、
    前記傾斜磁場コイル側に固定される第1の部材と、
    前記縁と接触する又は連結される第2の部材と、
    前記第1の部材側に設けられる雌ネジと、
    前記雌ネジに締付けられ、かつ先端に前記第2の部材と曲面で接触する接触面を有する雄ネジと、
    を有する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  11. 前記支持機構は、
    前記傾斜磁場コイル側に固定され、かつ弾性変形可能な部分を有する第1の部材と、
    前記縁と接触する又は連結される第2の部材と、
    前記第1の部材側に設けられる雌ネジと、
    前記雌ネジに締付けられ、かつ前記第2の部材と接触する雄ネジと、
    を有する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  12. 前記支持機構は、
    前記傾斜磁場コイル側に固定される第1の部材と、
    前記縁と接触する又は連結される第2の部材と、
    前記第1の部材側に設けられる雌ネジと、
    前記雌ネジに締付けられ、かつ前記第2の部材と接触する雄ネジとを有し、
    前記第1の部材は、前記雄ネジを挿入するための長穴を有する請求項1乃至11のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニット。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の傾斜磁場コイルユニットと、
    前記傾斜磁場コイルユニットを用いて被検体の磁気共鳴イメージングを行う撮像システムと、
    を備える磁気共鳴イメージング装置。
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