JP6257183B2 - 送受信システム、送信装置及び受信装置 - Google Patents

送受信システム、送信装置及び受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、映像又は音声信号を蓄積し、ネットワークを経由して伝送するシステムに関する。
IP(Internet Protocol)技術の発展と通信ネットワークの高速化に伴い、近年、インターネット等の通信ネットワークを用いた映像伝送が一般的に行われている。
通信ネットワークは、電話線等の同軸ケーブル又はFTTH(Fiber To The Home)等の光ファイバーを用いた有線によるネットワークの他、LTE(Long Term Evolution)、3G(第3世代移動通信システム)、WiMAX及び通信衛星(CS:Communication Satellite)等の無線通信ネットワークが実用化され、広く利用されている。
一般に、ハイビジョンと呼ばれる高精細映像の伝送速度は、数Mbpsから数十Mbpsであり、テキスト、画像又は音声を伝送する場合に比べて高いため、無線通信ネットワークによるこうした映像のリアルタイム伝送は、帯域が足りず困難な場合がある。また、FTTH等の広帯域を有する有線ネットワークであっても、伝送速度の保証がないベストエフォート型のサービスでは、常に高精細な映像をリアルタイムに破綻なく伝送することができない場合がある。
そこで、例えば非特許文献1及び2に示されるように、映像をリアルタイムに伝送するのではなく、予め送信側で蓄積し、伝送路の帯域幅、帯域変動に合わせて伝送する蓄積伝送システムが提案され、広く利用されている。
また、例えば非特許文献3、4、5に示されるように、カメラ等の映像を一定の期間、常時収録しておき、必要時にさかのぼって再生して映像を確認できるスキップバックレコーダー、又はタイムバックレコーダー等と呼ばれる装置が実用化されている。さらに、特許文献1には、建物の屋上又は山頂等に設置したカメラの映像を予め遅延させておき、地震等の災害、事件又は事故等の緊急事態発生時に、地震センサーの信号又は異常検知信号等をトリガーとして映像を収録し、必要時に再生して映像を確認できる装置が提案されている。
特開2001−8167号公報
Webベース動画像蓄積伝送システムVAST−webの開発,映像情報メディア学会技術報告25(66),13−18,2001−10−19 KDDIのIPベース蓄積型映像音声伝送管理システムを利用した日本テレビをはじめとするNNN系列局間での映像伝送実験について,[online],[平成25年5月28日検索],インターネット<http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0720/index.html> HDタイムバックレコーダー TBR−3000HD,[online],[平成25年5月28日検索],インターネット<http://www.yemeletex.co.jp/business/pdf/44−TBR−3000HD.pdf> HDループバックレコーダー LBR−200HD,[online],[平成25年5月28日検索],インターネット<http://www.yemeletex.co.jp/business/pdf/45−LBR−200HD.pdf> スキップバック画像サーバ,[online],[平成25年5月28日検索],インターネット<http://www.fase.co.jp/HDVLogger/e−CUBE_Skipback.html>
ところで、スキップバックレコーダー装置は、例えば事業所の集中監視室や放送局のニュースセンター等、カメラの設置場所から離れた場所に設置される場合がある。この場合、カメラの映像をスキップバックレコーダー装置まで、常時リアルタイムに伝送できることが前提となる。すなわち、映像を常時リアルタイムに伝送できないような狭帯域なネットワークを用いた運用は困難である。
あるいは、こうしたスキップバックレコーダー装置を、カメラの近傍に設置し、利用するユーザーがいる事業所や放送局から遠く離れた場所で運用する場合も考えられる。この場合、トリガーとなる信号がネットワーク経由で、又はカメラの近傍に設置したセンサー等からスキップバックレコーダー装置に配信される。そして、スキップバックレコーダー装置は、ユーザーの要求に応じて、収録した映像を、この映像を利用する事業所や放送局まで、ネットワークを経由して伝送する。映像をリアルタイムに伝送できないような狭帯域なネットワークである場合は、前述のような蓄積伝送システム等を併用することが考えられる。
こうしたスキップバックレコーダー装置が実際に使用されるのは、前述の通り、地震等の災害、事件、事故等の緊急事態発生時が主である。このような事態においては、できるだけ早く映像を確認できることが強く望まれるが、ユーザーは関係する機関等、他所との連絡や、放送局においてはニュースを送出するための準備等に追われ、業務が輻輳しがちである。しかし、前述した技術においては、映像を常時リアルタイムに伝送せず、収録された映像をネットワーク経由で伝送する場合、ユーザーが手動で映像の伝送を要求する必要があり、負担となっていた。特に、リアルタイム伝送ができないような狭帯域なネットワークを用いる場合、伝送時間が映像の実時間の数倍に及ぶこともある。すると、ユーザーによる映像の伝送要求が遅れた場合に、例えば放送局において、ニュースの送出時間までに映像の準備が間に合わない等、運用に大きな影響を及ぼす可能性があった。
本発明は、以上の課題を鑑みてなされたものであり、カメラ映像を、ネットワークを経由して伝送する際に、運用者の負担を低減すると共に、迅速に映像を確認できるシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る送信装置は、カメラから出力される映像信号を収録及び蓄積し、受信装置へ送信する装置であって、前記映像信号を圧縮した圧縮信号を出力するエンコーダと、前記受信装置において外部情報に基づいて作成された第1制御信号に従って、前記圧縮信号の切り出し範囲を決定する第1制御部と、前記圧縮信号を蓄積し、当該蓄積された圧縮信号から前記第1制御部により決定された範囲を切り出してファイルを生成した後、当該ファイルを前記受信装置へ送信する第1蓄積部と、を備える。
前記第1蓄積部は、複数の前記送信装置毎に一意の番号を前記ファイルに付加してもよい。
本発明に係る送信装置は、所定の計測デバイスによる計測データの変動に基づいて、前記第1制御信号を生成する情報生成部を備え、前記第1制御部は、前記受信装置又は前記情報生成部から受信した前記第1制御信号に従って、前記圧縮信号の切り出し範囲を決定してもよい。
本発明に係る受信装置は、カメラから出力され送信装置において蓄積された映像信号を受信する装置であって、外部情報に基づいて、前記映像信号を圧縮した圧縮信号の切り出し範囲を決定するための第1制御信号を作成して前記送信装置へ送信し、外部システムからの要求に対して、前記送信装置から受信したファイルを出力するか否かを判定する第2制御部と、前記送信装置において前記第1制御信号に基づいて前記圧縮信号から切り出して生成されたファイルを受信して蓄積し、前記第2制御部の判定結果に従って、対応する前記ファイルを出力する第2蓄積部と、を備える。
前記第2制御部は、前記外部情報に対応する前記ファイルが前記第2蓄積部に蓄積されている場合には前記第1制御信号を作成せず、蓄積されていない場合に前記第1制御信号を作成してもよい。
前記第2制御部は、前記外部情報に対応する前記ファイルが前記第2蓄積部に蓄積されており、かつ、当該ファイルを未出力の場合に、前記第2蓄積部に対して当該ファイルの出力指示を行ってもよい。
前記第2制御部は、前記外部情報に基づいて、複数の前記送信装置に対して、予め設定されている順番で前記第1制御信号を送信してもよい。
本発明に係る受信装置は、前記圧縮信号を伸長し、収録開始及び収録終了を指示する第2制御信号を生成するデコーダと、前記デコーダが出力する映像信号を、前記第2制御信号に基づいて、記録媒体に収録する収録部と、を備えてもよい。
前記第2制御部は、前記外部情報に基づいて、前記カメラに対して、姿勢を制御してもよい。
本発明に係る送受信システムは、映像信号を出力するカメラと、当該映像信号を収録、蓄積及び送信する送信装置と、送信された映像信号を受信する受信装置とを備えるシステムであって、前記送信装置は、前記映像信号を圧縮した圧縮信号を出力するエンコーダと、前記受信装置から受信した第1制御信号に従って、前記圧縮信号の切り出し範囲を決定する第1制御部と、前記圧縮信号を蓄積し、当該蓄積された圧縮信号から前記第1制御部により決定された範囲を切り出してファイル化する第1蓄積部と、を備え、前記受信装置は、外部情報に基づいて、前記第1制御信号を作成して前記送信装置へ送信し、外部システムからの要求に対して、前記送信装置から受信したファイルを出力するか否かを判定する第2制御部と、前記送信装置から受信したファイルを蓄積し、前記第2制御部の判定結果に従って、対応する前記ファイルを出力する第2蓄積部と、を備える。
本発明によれば、カメラ映像を、ネットワークを経由して伝送する際に、運用者の負担を低減すると共に、迅速に映像を確認できる。
第1実施形態に係る送受信システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る送信装置及び受信装置の動作を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る地震情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係るトリガー情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る映像ファイルの一例を示す図である。 第1実施形態に係る映像が必要となる地震発生場所の一覧の例を示す図である。 第2実施形態に係る地震情報の第1の例を示す図である。 第2実施形態に係る地震発生場所と送信装置との対応表の一例を示す図である。 第2実施形態に係る地震情報の第2の例を示す図である。 第3実施形態に係る送受信システムの構成を示す図である。 第4実施形態に係る送受信システムの構成を示す図である。 第4実施形態に係る送信装置及び受信装置の動作の第1パターンを示すシーケンス図である。 第4実施形態に係る受信通知の具体例を示す図である。 第4実施形態に係る送信装置及び受信装置の動作の第2パターンを示すシーケンス図である。 第4実施形態に係る送信装置及び受信装置の動作の第3パターンを示すシーケンス図である。 第4実施形態に係る受信通知の具体例を示す図である。 第5実施形態に係る送受信システムの構成を示す図である。 第6実施形態に係る送受信システムの構成を示す図である。 第6実施形態に係る緊急地震速報の予報区と、対応する動き制御用のメモリ番号とを対応付けた対応表の一例を示す図である。 第7実施形態に係る観測所と送信装置との対応表の例を示す図である。 第8実施形態に係る津波予報区と動き制御用のメモリ番号との対応表の例を示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の送受信システム1は、地震発生時のロボットカメラ30の映像信号をファイル化し、放送局においてニュース素材として送出する送出システム40に提供する。
なお、ファイル化される映像信号は、画像及び付随する音声、又はそのいずれか一方を含むデータであってよい。
図1は、本実施形態に係る送受信システム1の構成を示す図である。
送受信システム1は、送信装置10と、受信装置20と、映像信号を出力するロボットカメラ30とを備える。
送信装置10は、ロボットカメラ30の映像信号を入力し、一定時間蓄積しておき、受信装置20からのトリガー情報(第1制御信号)に基づいて、映像を切り出してファイル化し、送出システム40へ送信する。
送信装置10は、エンコーダ11、蓄積部12(第1蓄積部)及び制御部13(第1制御部)を備える。
エンコーダ11は、ロボットカメラ30から出力される非圧縮の映像信号を、所定の符号化規格及びビットレート等の設定に従い圧縮する。エンコーダ11は、例えば、非圧縮のHD−SDI(High Definition Serial Digital Interface)信号を、MPEG−2 TS(Transport Stream)信号へ圧縮する。
蓄積部12は、圧縮された映像信号を、一定時間、例えば24時間蓄積しておき、制御部13からの切り出し指示に従って、映像信号を切り出し、ファイル化して受信装置20へ送信する。
制御部13は、受信装置20からのトリガー情報に基づいて、蓄積部12へ映像信号の切り出し範囲を通知することにより、切り出し指示を行う。
送信装置10と受信装置20とは、ルータ2及びネットワーク3を介して結ばれている。ここで、ルータ2は、WAN(Wide Area Network)とLAN(Local Area Network)とを区別する機器である。送信装置10又は受信装置20からみて、ルータ2の内側がLANとなり、外側がWANとなる。また、ネットワーク3は、FTTH、ADSL、WiMAX等のTCP/IPによる通信ネットワークを指しており、ここではアクセス網、バックボーン網を区別せず、まとめてネットワーク3と表記する。
受信装置20は、制御部21(第2制御部)及び蓄積部22(第2蓄積部)を備える。
制御部21は、気象庁等が運用する外部計測システム50から地震発生の情報を受け取り、トリガー情報を生成して、送信装置10へ送信する。また、制御部21は、送信装置10から送信された映像ファイルを、送出システム40からのファイル転送指示に従い即時に転送、あるいは、蓄積してある要求された映像ファイルを転送する。
蓄積部22は、送信装置10から送信された映像ファイルを、トリガー情報と関連づけて蓄積する。また、制御部21からの転送指示に従い、指定された映像ファイルを外部の送出システム40へ転送する。
図2は、本実施形態に係る送信装置10及び受信装置20の動作を示すシーケンス図である。
地震が発生すると、地震発生地点の近傍に設置された外部計測システム50の、1つ又は複数の震度計センサーが揺れを検知し(ステップS1)、地震情報を作成、発信する(ステップS2)。
受信装置20の制御部21は、地震が発生すると、この地震情報を受信する(ステップS3)。
図3は、本実施形態に係る地震情報の一例を示す図である。
制御部21は、地震情報として、情報の発信日時及び地震発生日時を受信する。なお、震度計センサーの情報には、通常、震度の情報も含まれるが、本実施形態では使用しない。また、同じ地震であっても、大まかな地域の震度を発信した後に、より詳細な地点の震度の情報が発信される場合がある。このような場合は、発信日時が異なり、地震発生日時が同一の情報が、再度発信されることになる。
制御部21は、地震情報の発信日時と地震発生日時を、過去に受信した地震情報と比較して、既にトリガー情報を作成し、送信済みの地震であるか否かを判定する(ステップS4)。制御部21は、トリガー情報を既に作成済みの場合は何もしない。
一方、トリガー情報を未作成の地震である場合、制御部21は、次に、地震発生日時を参照し、送信装置10に蓄積された期間内の日時であるか否かを判定する。蓄積された期間外の場合、既に映像は存在しないため、ファイルが存在しないことを示すエラーを制御結果として出力する。例えば、現在時刻が1月5日18時20分で、地震発生日時が1月4日18時00分であり、送信装置10に映像を蓄積する期間が24時間前から現在までであるとき、地震発生日時の映像は、既に蓄積期間(1月4日18時20分〜1月5日18時20分)外となっており存在しないため、制御部21は、エラーを出力する。
地震発生日時が蓄積期間内の場合、制御部21は、予め設定した切り出し範囲の日時を、トリガー情報として生成する(ステップS5)。
図4は、本実施形態に係るトリガー情報の一例を示す図である。
この例では、地震発生日時「2013年1月5日18時12分ごろ」に対して、切り出し範囲を「地震発生日時の60秒前〜地震発生日時の120秒後」としている。なお地震発生日時が「〜分ごろ」である場合は、「〜分00秒」と変換して処理される。
トリガー情報は、ネットワーク3を経由して、送信装置10の制御部13へ送信される(ステップS6)。送信装置10の制御部13は、トリガー情報を、蓄積された映像信号の切り出し開始位置及び終了位置に変換し、蓄積部12へ切り出し指示を行う(ステップS7)。切り出し開始位置及び終了位置を、トリガー情報に記載された日時と同じ日時で指定可能な場合、制御部13は、トリガー情報をそのまま切り出し指示に用いる。
送信装置10の蓄積部12は、受け取った切り出し範囲の情報に従って、映像信号を切り出してファイル化する(ステップS8)。そして、蓄積部12は、切り出し範囲の情報を、メタデータとしてファイルに付加し、受信装置20へ送信する(ステップS9)。例えば、図4のトリガー情報を受信し、メタデータとしてファイル名を用いる場合、蓄積部12は、例えばファイル名を「20130105_181100−181400.mpg」とする。
切り出した映像ファイルは、ネットワーク3を介して受信装置20の蓄積部22に伝送され、蓄積される(ステップS10)。
図5は、本実施形態に係る蓄積部22に蓄積される映像ファイルの一例を示す図である。
受信装置20の蓄積部22は、受け取った映像ファイルを、図5に示すように、予め設定した期間(例えば、1年間)、保存しておく。
蓄積部22は、外部の送出システム40からの転送指示に従って、ファイルを転送する。例えば、「即時転送」を予め指示されている場合、蓄積部22は、受け取ったファイルを即時転送する。また、例えば、蓄積部22に保存されている過去のファイルの転送を指示された場合、蓄積部22は、該当するファイルを転送する(ステップS11)。
なお、本実施形態において、送信装置10及び受信装置20のペアが複数ある場合、受信装置20の制御部21が受信する地震情報は、気象庁等が運用する外部計測システムからの情報を中継する外部のサーバ又はシステムが、対象となる受信装置20を選別して、選択的に送信してもよい。
また、受信装置20の制御部21が、全ての地震情報を受信した後、予め用意した、図6に示すような、映像が必要となる地震発生場所の一覧の情報に基づいて、トリガー情報を作成するか否かを判定してもよい。
一覧の情報は、受信装置20によって異なる。例えば、愛媛県四国中央市に設置されたロボットカメラ30に対応して、制御部21が図6に示す一覧の情報を持っているとする。このとき、一覧の情報から遠く離れた東京都又は北海道等の地震の情報を受信した場合、当該ロボットカメラ30の映像は不要であるため、制御部21は何も行わない。一方、地震発生場所に、愛媛県の松山市、今治市、四国中央市、徳島県の三好市、美馬市のいずれかが含まれていた場合、制御部21は、当該ロボットカメラ30の映像は必要であると判定し、トリガー情報を作成する。
本実施形態によれば、送受信システム1は、計測システム等から取得した外部情報に基づいて、映像信号の切り出し範囲を決定するための制御信号を生成し、この制御信号に基づいて送信装置10から受信装置20へ切り出された映像ファイルを送信する。受信装置20は、送出システム40からの要求に応じて、この映像ファイルを出力するので、ユーザーが手動でロボットカメラ30の映像を選別することなく、例えば、地震、大雨、津波等の情報をトリガーとして、対応する映像ファイルが受信装置20に蓄積されて提供される。
このように、送受信システム1は、災害、事件又は事故等に関わるカメラ映像及び付随する音声を、地震センサーの信号、異常検知信号、雨量観測情報等をトリガーとして収録、蓄積して伝送する。したがって、送受信システム1は、映像ファイルの自動送信により運用者の負担を低減し、かつ、映像送達までの遅延が抑制されることにより、ユーザーは、迅速に必要な映像を取得できる。
<第2実施形態>
実施形態1では、送信装置10と受信装置20とが1対1で用いられる場合を示したが、本実施形態では、複数の送信装置10に対して、1つの受信装置20が用いられる場合を説明する。
なお、送信装置10及び受信装置20の構成は、実施形態1(図1)と同じであるので、説明は省略する。
送信装置10及び受信装置20の動作について、具体的に説明する。
受信装置20は、外部計測システム50が発信した地震情報を受信する。
図7は、本実施形態に係る地震情報の第1の例を示す図である。
受信装置20の制御部21は、地震情報として、情報の発信日時、地震発生日時、発生場所及び震度の情報を受信する。
図8は、本実施形態に係る地震発生場所と送信装置10との対応表の一例を示す図である。
受信装置20の制御部21は、図8に示すような、地震が発生した場所に対応する1又は複数の送信装置10の番号を記述した対応表を予め用意しておく。
受信した地震情報に、図8の対応表のいずれの場所も含まれない場合、制御部21は、トリガー情報を生成する必要がないと判定する。一方、図8の対応表のいずれかの場所が含まれる場合、制御部21は、実施形態1と同様に、まだトリガー情報を生成しておらず、かつ、地震発生日時が送信装置10に蓄積された期間内であることを判定すると、図8の対応表に基づき、対象の送信装置10にトリガー情報を送信する。
例えば図7に示す地震情報を受信した場合、地震発生場所が松山市であるので、トリガー情報を送信する対象は、1番の送信装置10となる。1番の送信装置10に送るトリガー情報は、実施形態1(図4)と同じである。
送信装置10の蓄積部12は、実施形態1と同様、受け取った切り出し範囲の情報に従って、映像信号を切り出してファイル化する。そして、蓄積部12は、送信装置10の番号、及び切り出し範囲の情報を、メタデータとしてファイルに付加し、受信装置20へ送信する。例えば、3番の送信装置10が図4のトリガー情報を受信し、メタデータとしてファイル名を用いる場合、蓄積部12は、例えばファイル名を「20130105_181100−181400_送信装置3.mpg」とする。
なお、切り出したファイルを送信した後の動作は、実施形態1と同じであるので、説明は省略する。
図9は、本実施形態に係る地震情報の第2の例を示す図である。
地震の規模によっては、複数の地点で揺れが観測される場合があり、この場合、受信装置20は、図9に示すような、複数の地点についての地震情報を受信する。図9の地震情報の場合、受信装置20は、1番から3番の送信装置に対してトリガー情報を送信することになる。
受信装置20が設置された放送局の、外部(インターネット)と接続するネットワークの帯域は、FTTH若しくはADSL等の通信規格、又は回線契約によって定められた最大スループット等により制限されている。したがって、受信装置20は、複数のファイルを同時に受信することが困難な場合がある。こうした場合に備えて、受信装置20の制御部21は、優先順位の高い送信装置10へ優先的にトリガー情報を送信し、映像ファイルを受信したのち、次の送信装置10へトリガー情報を送信する機能を備える。
制御部21は、例えば、地点の震度を第1キーとし、第2キーを図8に示す対応表の、地震発生場所の並び順、第3キーを送信装置10の番号の並び順として、優先順位を決定する。具体的には、図9の地震情報の場合、松山市と今治市が震度1、大洲市が震度2なので、大洲市の優先順位が最も高い。次に図8を参照すると、松山市が今治市より前に並んでいるので、優先順位は大洲市、松山市、今治市の順になる。大洲市は1番及び3番の送信装置10が対応するが、図8の大洲市に対応する送信装置の並び順は3、1なので、最終的にトリガー情報を送信する送信装置10の順番は、3番、1番、2番の順となる。このような機能により、送受信システム1は、重要性の高いロボットカメラ30の映像を優先的に伝送することが可能である。
本実施形態によれば、送受信システム1は、送信装置10毎に一意の番号を映像ファイルに付加して受信装置20に蓄積する。したがって、受信装置20に送信装置10が複数対応付けられている場合であっても、受信装置20が適切な映像ファイルを選択して出力できる。
また、受信装置20が複数の映像ファイルを、帯域の限られたネットワークを経由して受信する際に、予め設定されている順番でトリガー情報を送信するので、送受信システム1は、重要度の高い映像ファイルを優先的に伝送することができる。
<第3実施形態>
本実施形態の送受信システム1aは、地震発生時にロボットカメラ30の映像をテープ等の媒体に記録し、放送局においてニュース素材として送出する送出システム40に提供する。
図10は、本実施形態に係る送受信システム1aの構成を示す図である。
送受信システム1aは、送信装置10及び受信装置20aを備えるが、送信装置10の構成は、第1実施形態及び第2実施形態と同じであるので、説明は省略する。
受信装置20aは、外部計測システム50が発信した地震情報を受け取り、第1実施形態又は第2実施形態と同様の判定を行った後、必要に応じてトリガー情報を生成して、送信装置10へ送信する。また、受信装置20aは、送信装置10から送信された映像ファイルを、外部からの収録指示に従い、デコードしてテープ等の記録媒体に収録する。受信装置20aは、制御部21、蓄積部22、デコーダ23及び収録部24を備える。
なお、受信装置20aの制御部21及び蓄積部22の機能は、第1実施形態又は第2実施形態と同じであるので、説明は省略する。
デコーダ23は、蓄積部22から映像ファイルが出力されるとデコードを開始する。この際に、デコーダ23は、収録部24に対して収録開始指示を行う。また、デコーダ23は、蓄積部22から出力される映像ファイルをデコードし終える際に、収録部24に対して収録終了指示を行う。
収録部24は、デコーダ23から送信される収録開始指示、終了指示に従って、デコーダ23から出力される映像信号を収録する。収録を終えた記録媒体は、外部の送出システム40で再生され、放送される。
送信装置10及び受信装置20aの動作について、具体的に説明する。
受信装置20aは、外部計測システム50が発信した地震情報を受信すると、第1実施形態又は第2実施形態と同様に、まだトリガー情報を生成しておらず、かつ、地震発生日時が送信装置10に蓄積された期間内であることを判定すると、トリガー情報を生成し、送信装置10へ送信する。
なお、トリガー情報を受け取った後の送信装置10の動作は、第1実施形態又は第2実施形態と同じであるので、説明は省略する。
送信装置10から伝送された映像ファイルは、受信装置20aの蓄積部22に送られる。蓄積部22では、受け取った映像ファイルを、図5に示すように、予め設定した期間(例えば1年間等)、保存しておくと共に、外部の送出システム40から制御部21を介して送信された収録指示に従って、映像ファイルをデコーダ23に送る。例えば「即時収録」を予め指示されている場合、蓄積部22は、受け取ったファイルを即時、デコーダ23に送る。また、例えば、蓄積部22に保存されている過去のファイルの収録を指示された場合、蓄積部22は、該当するファイルをデコーダ23に送る。
本実施形態によれば、送受信システム1aは、受信装置20aにおいて、送信装置10から受信した映像ファイルを、テープ等の記録媒体に自動的に収録できる。したがって、送出システム40において、この記録媒体をニュース素材として用いて効率的に放送を行える。
<第4実施形態>
本実施形態の送受信システム1bは、ロボットカメラ30の近傍に地震センサーが設置されている場合に、地震発生時にロボットカメラ30の映像信号をファイル化し、放送局においてニュース素材として送出する送出システム40に提供する。
図11は、本実施形態に係る送受信システム1bの構成を示す図である。
送信装置10bは、エンコーダ11、蓄積部12、制御部13bに加えて、センサー部14を備えた構成となっている。エンコーダ11及び蓄積部12の動作は第1実施形態から第3実施形態と同じであるので、説明は省略する。
センサー部14は、送信装置10b及びロボットカメラ30が設置された場所の揺れを検知して、「揺れが発生している」というセンサー情報を制御部13bに送信する。センサー情報は、揺れが発生しているか否かの2種類であるので、接点等の単純なインターフェースにより送信可能である。
制御部13bは、トリガー情報を受信した場合の他に、センサー情報を受信した場合にも、蓄積部12へ映像信号の切り出し範囲を通知し、切り出し指示を行う。
受信装置20bは、制御部21b及び蓄積部22bを備える。
制御部21bは、第1実施形態から第3実施形態と同様に、外部計測システム50から地震情報を受け取り、まだトリガー情報を生成しておらず、かつ、地震発生日時が送信装置10bに蓄積された期間内であることを判定すると、トリガー情報を作成する。
また、制御部21bは、蓄積部22bから受け取った受信通知と、外部計測システム50から送られた地震情報とを照合して、トリガー情報を作成するか否か、及び転送指示を行うか否かを判定する。
蓄積部22bは、映像信号を切り出したファイルを受信した場合に、制御部21bへ受信通知を送る。また、第1実施形態から第3実施形態と同様に、転送指示の内容に従って、外部の送出システム40へ、ファイルを即時に転送、あるいは蓄積されたファイルを転送する。
図12は、本実施形態に係る送信装置10b及び受信装置20bの動作の第1パターンを示すシーケンス図である。
地震又はその他の原因で、送信装置10bのセンサー部14が揺れを検知すると(ステップS21)、制御部13bは、センサー情報に従って、予め設定された映像信号の切り出し範囲を通知し、蓄積部12へ切り出し指示を行う(ステップS22)。具体的には、例えば、切り出し範囲を、揺れを検出した時間の前後30秒と設定した場合、揺れを検知した時間が、1月8日2時00分5秒から、2時00分28秒であるとき、切り出し範囲は、1時59分35秒〜2時00分58秒となる。
送信装置10bの蓄積部12は、指示された範囲の映像信号を切り出し、映像ファイルを作成し(ステップS23)、受信装置20bへ送信する(ステップS24)。
受信装置20bの蓄積部22bは、切り出された映像ファイルを受信すると、この映像ファイルを蓄積すると共に(ステップS25)、制御部21bへ受信通知を送る(ステップS26)。受信通知は、受信したファイル名と、切り出し開始及び終了時間とを含む。
図13は、本実施形態に係る受信通知の具体例を示す図である。
なお、この例では、第1実施形態と同様に、送信装置10bの蓄積部12が、ファイル名に切り出し範囲の情報を含めているため、ファイル名を参照すれば、切り出し開始及び終了時間が判明する。
受信装置20bの制御部21bは、受信した映像ファイルが、これまでに受け取った地震情報に対応したファイルであるか否かを、予め設定した規則によって判定する(ステップS27)。具体的には、制御部21bは、受信通知に含まれる映像の切り出し範囲の情報と、これまでに受け取った地震情報に含まれる地震発生日時とを照合することによって判定する。
例えば、予め設定した規則が、「ある地震の発生日時の前後30秒間(第1実施形態と同様に、「〜分ごろ」を「〜分00秒」と変換する)に、ファイルの切り出し時間が一部でも含まれる場合は、この地震情報に対応したファイルであると判定する」であったとする。そして、受信したファイルが「20130108_015935−020058.mpg」であり、これまでに受け取った地震情報の1つに、地震発生日時が「1月8日午前2時0分ごろ」の地震があったとする。この地震情報における地震発生日時の前後30秒間は「1月8日午前1時59分30秒〜2時00分30秒」である。このとき、受信したファイルの切り出し範囲のうち、1時59分35秒〜2時00分30秒の間は、地震発生日時の前後30秒間に含まれることになる。したがって、この場合、制御部21bは、受信したファイルが、地震情報に対応していると判定する。
受信装置の制御部21bは、対応する地震情報があると判定した場合、転送指示を行うが、対応する地震情報がないと判定した場合は、何もしない。
図12の例では、受信装置20bは、地震情報を受け取る前に、映像ファイルを受信しているので、対応する地震情報はない(NO)と判定し、この時点では何もしない。
一方、外部計測システム50においても地震の揺れを検知した場合(ステップS28)、地震情報が作成される(ステップS29)。そして、受信装置20bの制御部21bは、外部計測システム50から地震情報を受信する(ステップS30)。
制御部21bは、予め設定した規則に従って、受信した地震情報に対応した映像ファイルが既に受信済みであるか否かを判定する(ステップS31)。具体的には、制御部21bは、これまでに受け取った受信通知に含まれる映像の切り出し範囲の情報と、地震情報に含まれる地震発生日時とを照合することによって判定する。具体的な規則は、例えば前述のステップS27の規則が挙げられる。
制御部21bは、映像ファイルを既に受信済み(YES)と判定した場合、既に転送指示済みか否かを判定し(ステップS32)、転送指示がされていなければ、転送指示を行う。映像ファイルをまだ受信していない、あるいは受信済みの映像ファイルを転送済みと判定した場合、制御部21bは何もしない。
図12の例では、既に映像ファイルを受信済み(YES)、かつ、転送指示がされていない(NO)ので、制御部21bは転送指示を行い、映像ファイルが送出システム40へ送信される。
図14は、本実施形態に係る送信装置10b及び受信装置20bの動作の第2パターンを示すシーケンス図である。
外部計測システム50やネットワーク3の状況によって、受信装置20bの制御部21bは、受信通知よりも前に地震情報を受信する場合がある。図14は、このような場合の動作の流れを示している。
外部計測システム50は、地震の揺れを検知すると(ステップS41)、地震情報を作成し(ステップS42)、作成した地震情報を受信装置20bへ送信する(ステップS43)。
制御部21bは、地震情報を受信すると、対応した映像ファイルを既に受信済みか否かを判定する(ステップS44)。この例の場合、まだ受信しておらずファイルが存在しないので、第1〜第3実施形態と同様に、トリガー情報を作成し(ステップS45)、作成したトリガー情報を送信装置10bへ送信する(ステップS46)。
一方、送信装置10bは、外部計測システム50と同時期に、センサー部14において揺れを検知すると(ステップS47)、制御部13bがセンサー情報に従って蓄積部12へ映像信号の切り出し指示を行う(ステップS48)。送信装置10bの蓄積部12は、指示された範囲の映像信号を切り出し、映像ファイルを作成すると(ステップS49)、作成した映像ファイルを受信装置20bへ送信する(ステップS50)。
送信装置10bは、トリガー情報を受け取ると、第1〜第3実施形態と同様に、映像信号を切り出して(ステップS51)ファイル化し(ステップS52)、受信装置20bへ送信する(ステップS53)。図14の場合、センサー情報によっても映像信号の切り出し及びファイル化を行って受信装置へ送信している(ステップS50)ので、ファイルの転送は、同じ地震に対して2度行われることになる。
受信装置20bは、映像ファイルを受信した際に、予め設定した規則に従って、これまでに受け取った地震情報に対応したファイルであるか否か、及び既に転送指示済みであるか否かを判定する。規則の具体例として、前述の規則「地震の発生日時の前後30秒間に、ファイルの切り出し時間が一部でも含まれる場合は、地震情報に対応したファイルであると判定する」を用いる。1つ目のファイルを受信した際(ステップS50)は、トリガー情報によって切り出されたファイルではないが、受信済みの地震情報に対応したファイルであり(ステップS54)、かつ、転送指示していない(ステップS55)と判定されるので、受信装置20bは、映像ファイルの転送を行う(ステップS56)。一方、2つ目のファイルを受信した際(ステップS53)は、これまでに受信済みの地震情報に対応したファイルではある(ステップS57)が、既に転送指示済みのファイルである(ステップS58)と判定されるので、受信装置20bは何もしない。
次に、例外的な処理について説明する。
図15は、本実施形態に係る送信装置10b及び受信装置20bの動作の第3パターンを示すシーケンス図である。
地震が発生していないが、送信装置10bのセンサー部14が揺れを誤検知した場合(ステップS61)、送信装置10bは、センサー情報に従って映像信号を切り出して(ステップS62)映像ファイルを作成すると(ステップS63)、この映像ファイルを受信装置20bへ送信する(ステップS64)。ところが、受信装置20bは、受信した映像ファイルに対応する地震情報がないと判定するため(ステップS65)、何もしない。
一方、地震が発生したが、送信装置10bのセンサー部14が揺れを検知しなかった場合、送信装置10b及び受信装置20bの動作の流れは、第1実施形態(図2)と全く同じになる。
なお、第2実施形態と同様に、複数の送信装置10bに、1つの受信装置20bが対応する場合も考えられる。
図16は、本実施形態に係る受信通知の具体例を示す図である。
この場合は、受信装置20bの蓄積部22bが出力する受信通知は、図16に示すように、受信したファイル名、切り出し開始及び終了時間、並びに送信装置の番号を含む。
受信装置20bの制御部21bは、図8に示すような、地震発生場所と送信装置10bとの対応表を予め保持しておく。制御部21bは、予め設定した規則に従って、トリガー情報の作成及び送信、並びに蓄積部22bへの転送指示を行うか否かを判定する。この場合、予め設定した規則として、「受信通知に含まれる送信装置10bの番号と、地震情報に含まれる発生場所に対応した送信装置10bの番号とが一致していること」、及び「地震の発生日時の前後30秒間に、ファイルの切り出し時間が一部でも含まれていること」の両方を用いることとする。制御部21bは、これら両方の条件に当てはまった場合に転送指示を行う。
本実施形態によれば、送受信システム1bは、地震発生時に、ロボットカメラ30の近傍に設置したセンサーにより揺れを検知して、外部計測システム50からの地震情報を受信する前に映像の伝送を開始することができる。したがって、送出システム40において、より早く映像ファイルをニュース素材として用意し送出することが可能となる。
また、送受信システム1bは、ロボットカメラ30の近傍に設置したセンサーの信号と、気象庁等から提供される地震情報の両方を活用して、より迅速に映像ファイルを伝送することができる。
さらに、受信装置20bは、外部計測システム50から地震情報を受信した際に、この地震情報に対応する映像ファイルを既に受信している場合にはトリガー情報を作成しない。したがって、送受信システム1bは、同等の映像ファイルを再び伝送することを抑制でき、処理が効率化される。
また、受信装置20bは、地震情報又は映像ファイルを受信した際に、対応する映像ファイル又は地震情報が存在することを確認し、かつ、映像ファイルをまだ転送していない場合に、送出システム40へ転送する。したがって、送受信システム1bは、地震情報に対応する映像ファイルを確実に選択し、無駄な転送を抑制して、処理を効率化できる。
<第5実施形態>
本実施形態では、送信装置10cは、ロボットカメラ30の映像をリアルタイムに解析する仕組みを備えている。本実施形態に係る送受信システム1cは、地震発生時にロボットカメラ30の映像をファイル化し、放送局においてニュース素材として送出する送出システム40に提供する。
図17は、本実施形態に係る送受信システム1cの構成を示す図である。
送信装置10cは、エンコーダ11、蓄積部12、制御部13c及び解析部15を備えている。
解析部15は、第4実施形態のセンサー部14と同様に、送信装置10c及びロボットカメラ30が設置された場所の揺れを検知して、「揺れが発生している」という認識結果を制御部13cに送信する。
具体的な解析方法として、解析部15は、例えば、ロボットカメラ30の画面全体に渡って、各画素の輝度又は色差等の変化の方向が一定であるか否かを調べ、一定である場合は、画面全体が揺れている、すなわち、揺れが発生している、と判定する。
認識結果は、第4実施形態のセンサー情報と同様に扱われる。その他の構成や動作は、第4実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態によれば、送受信システム1cは、地震発生時に、ロボットカメラ30の画像解析により揺れを検知して、外部から地震発生の情報を受信する前に映像の伝送を開始することができる。したがって、送出システム40において、より早く映像ファイルをニュース素材として用意し送出することが可能となる。
また、送受信システム1bは、ロボットカメラ30の画像解析による地震の検知信号と、気象庁等から提供される地震情報の両方を活用して、より迅速に映像ファイルを伝送することができる。
<第6実施形態>
本実施形態に係る送受信システム1dは、緊急地震速報及び地震発生の情報に基づいて、ロボットカメラ30の映像をファイル化し、放送局においてニュース素材として送出する送出システム40に提供する。
図18は、本実施形態に係る送受信システム1dの構成を示す図である。
送信装置10の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
受信装置20dは、第1実施形態と同様に、制御部21d及び蓄積部22を備える。
受信装置20dの制御部21dは、外部計測システム50から緊急地震速報を受信した場合、その内容に応じて予め定められた制御を、ロボットカメラ30に対して行う。
図19は、本実施形態に係る緊急地震速報の予報区と、対応する動き制御用のメモリ番号とを対応付けた対応表の一例を示す図である。
制御部21dは、受信した緊急地震速報の予報区に従って、該当するメモリ番号を対応表から抽出し、ロボットカメラ30へ送信する。
ロボットカメラ30は、その向き(パン、チルト)及びレンズの状態(ズーム)を予め番号で区別して複数記憶しておき、遠隔制御により番号を指定されると、パン、チルト及びズームを、記憶した状態に動かす機能(メモリーショット機能)を有する。
メモリーショット機能を備えたロボットカメラ30は、受信装置20dから送信されたメモリ番号に従って、所定の状態に設定される。
緊急地震速報の後、実際に地震が発生し、地震情報を受信すると、送信装置10及び受信装置20dは、第1実施形態と同様の処理を行い、映像ファイルを外部の送出システム40へ転送する。
受信装置20dの制御部21dは、地震情報を受信せず、緊急地震速報の終報を受信した場合、実際には地震は発生しなかったと判断し、初期状態に戻すためのメモリ番号をロボットカメラ30へ送信する。図19の例では、「なし(デフォルト)」に対応する7番が初期状態に戻すためのメモリ番号に該当する。
なお本実施形態では、送信装置10と受信装置20dとが1対1で対応するとしたが、第2実施形態と同様に、複数の送信装置10に対して1つの受信装置20dが存在する構成であってもよい。この場合、受信装置20dの制御部21dは、図19に示す対応表を、送信装置10毎に用意する。
また、第4及び第5実施形態と同様に、送信装置10がセンサー部14又は解析部15を備え、受信装置20dのトリガー情報を待たずに映像の伝送を行える構成であってもよい。
本実施形態によれば、送受信システム1dは、緊急地震速報を受信した際に、地震の発生が予測される方向へ予めロボットカメラ30を向けることができるため、地震の発生地域に応じた方法の、より効果的な映像ファイルを得られる。
また、送受信システム1dは、緊急地震速報等の予報を利用して、予めロボットカメラ30に対して姿勢制御を行うことで、より効果的な映像を収録し伝送することができる。
<第7実施形態>
本実施形態の送受信システム1は、集中豪雨等の大雨の情報をもとに、ロボットカメラ30の映像をファイル化して、放送局においてニュース素材として送出する送出システム40に提供する。
本実施形態の送信装置10及び受信装置20の構成は、第1実施形態(図1)と同じであるが、受信装置20の制御部21に入力される情報が雨量の情報であること、及び制御部21の動作が第1実施形態と異なる。受信装置20の制御部21以外の動作は、第1実施形態と同じであるので、説明は省略する。
受信装置20の制御部21は、例えば10分おき等の一定間隔で、外部計測システム50から雨量情報を受信する。雨量情報は、例えば、アメダス観測所の降水量の情報、気象レーダーによる降水強度分布の情報である。
アメダス観測所の降水量の情報を受信する場合、制御部21は、映像が必要となる場合のアメダス観測所の一覧の情報を予め保持しておき、この情報及び予め設定した規則に基づいて、トリガー情報を作成するか否かを判定する。
制御部21は、予め設定した規則の例として、降水量が一定値、例えば50mm/hを超えた場合、観測日時の前後120秒間を映像の切り出し範囲としてトリガー情報を作成する(例1)。
また、制御部21は、別の例として、降水量の時間推移データを蓄積しておき、降水量が一定値、例えば50mm/hを超えた期間内で、最大値を記録した日時から前後120秒間を映像の切り出し範囲としてトリガー情報を作成する(例2)。
例えば、例1の規則を適用する場合、保持している一覧に含まれるアメダス観測所の降水量が、1月18日12:10のデータで45mm/h、12:20のデータで53mm/hであった場合、制御部21は、12:20の前後120秒の映像が必要であると判定し、12:19〜12:21を映像の切り出し範囲としてトリガー情報を作成、送信する。
なお、送信装置10が複数ある場合、受信装置20は、図20に示すような、観測所と送信装置10とを対応付けた対応表を予め用意しておく。そして、受信した降水量の情報に、図20の対応表のいずれの観測所も含まれない場合、制御部21は、映像が必要なロボットカメラ30はないと判定し、何もしない。
一方、降水量の情報に図20の対応表のいずれかの観測所が含まれる場合、制御部21は、予め設定した規則に従って、トリガー情報を作成及び送信するか否かを判定し、トリガー情報を作成すると、対応表に記載の送信装置10に送信する。また、制御部21は、複数の送信装置10からの映像が必要な場合、第2実施形態と同様に、予め設定した順番、例えば第1キーとして降水量の多い順、第2キーとして図20の対応表のアメダス観測所の記載順に、送信装置10へトリガー情報を送信する。
また、気象レーダーによる降水強度分布の情報を受信する場合、制御部21は、ロボットカメラ30が設置された地理的な位置と同じ地点の降水強度を取得する。そして、制御部は、この地点の降水強度が一定値を超えた場合、観測日時の前後120秒間、あるいは、降水強度の時間推移データを蓄積しておき、降水強度が一定値、例えば50mm/hを超えた期間内で、最大値を記録した日時から前後120秒間等を切り出し範囲として、トリガー情報を作成及び送信する。
なお、制御部21は、送信装置10が複数ある場合、第2実施形態と同様に、予め設定した順番、例えば降水強度の高い順に、送信装置10へトリガー情報を送信する。
なお、気象レーダーによる降水強度分布は、現況の他に予測データも発表されている。また、ある地点での降水強度が、ロボットカメラ30の設置地点での数分後の降水強度と同等であるという経験則によって、現況から未来の降水強度を予測することも可能な場合がある。このように、現況データのほか予測データも取得できる場合は、第6実施形態と同様、図18に示すように、受信装置20がロボットカメラ30に対して動き制御を行う機能を備えることが好ましい。
この場合、制御部21は、大雨(例えば、50mm/h以上の降水)発生予測時のメモリ番号を予め用意しておく。そして、制御部21は、予測データにより大雨の発生が予測されると判定した場合、ロボットカメラ30に対してメモリ番号を送信することにより動き制御を行って、ロボットカメラ30を所定のパン、チルト及びズームの状態に変更する。また、現況データにより、降水強度が予め設定した値(例えば、30mm/h)を下回った場合、制御部21は、初期状態に戻すためのメモリ番号をロボットカメラ30に送信する。
このような機能を備えることにより、送受信システム1は、大雨発生時に、土砂崩れが予想される山肌等に予めカメラを向けておくことができ、より効果的な映像を得られる。
また、送受信システム1は、降水量の予想データ等の予報を利用して、予めロボットカメラ30に対して姿勢制御を行うことで、より効果的な映像を収録し伝送することができる。
<第8実施形態>
本実施形態の送受信システム1は、大津波警報、津波警報又は津波注意報(以下、津波情報と表記する)の情報をもとに、ロボットカメラ30の映像をファイル化し、放送局においてニュース素材として送出する送出システム40に提供する。
本実施形態の送信装置10及び受信装置20は、第6実施形態と同じであるが、受信装置20の制御部21に入力される情報が津波情報であること、及び制御部21の動作が第6実施形態と異なる。受信装置20の制御部21以外の動作は、第6実施形態と同じであるので、説明は省略する。
受信装置20は、津波情報を受信した場合、図21に示すような、津波予報区と、動き制御用のメモリ番号とを対応付けた対応表を予め用意しておき、受信した津波予報区に従って、該当するメモリ番号を、ロボットカメラ30に送信する。複数の津波予報区で津波情報が発生した場合、制御部21は、予め設定した順番、例えば第1キーを津波の大きさ(大津波警報、津波警報、津波注意報の順に大きい)、第2キーを図21に示す対応表の記載順に従って、メモリ番号を1つ決定する。また、制御部21は、津波情報の解除報を受信した場合、初期状態に戻すためのメモリ番号をロボットカメラ30に送信する。
さらに、受信装置20の制御部21は、津波情報が「既に到達と予想」であるか「〜時〜分ごろ到達と予想」であるかによって異なる予め設定した映像の切り出し範囲でトリガー情報を作成する。切り出し範囲は、例えば、「既に到達と予想」の場合、津波情報の発信日時の600秒前〜300秒後、「〜時〜分ごろ到達と予想」である場合、到達予想日時の前後300秒間等である。
上記機能を備えることにより、送受信システム1は、津波情報が発信された際に、その内容に応じた切り出し範囲の映像ファイルを取得でき、かつ、津波情報が予報である場合には、津波の到達が予想される海岸又は港等に予めカメラを向けておくことができ、より効果的な映像を得られる。
また、送受信システム1は、津波警報等の予報を利用して、予めロボットカメラ30に対して姿勢制御を行うことで、より効果的な映像を収録し伝送することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態では、主に送受信システムを構成する送信装置及び受信装置の構成と動作について説明したが、本発明はこれに限られず、各構成要素を備え、映像を送受信するための方法、又はプログラムとして構成されてもよい。
さらに、送信装置及び受信装置の機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1、1a、1b、1c、1d 送受信システム
10、10b、10c 送信装置
11 エンコーダ
12 蓄積部(第1蓄積部)
13、13b、13c 制御部(第1制御部)
14 センサー部
15 解析部
20、20a、20b、20d 受信装置
21、21b、21d 制御部(第2制御部)
22、22b 蓄積部(第2蓄積部)
23 デコーダ
24 収録部
30 ロボットカメラ(カメラ)
40 送出システム(外部システム)
50 外部計測システム

Claims (8)

  1. カメラから出力され送信装置において蓄積された映像信号を受信する受信装置であって、
    外部情報に基づいて、前記映像信号を圧縮した圧縮信号の切り出し範囲を決定するための第1制御信号を作成して前記送信装置へ送信し、外部システムからの要求に対して、前記送信装置から受信したファイルを出力するか否かを判定する制御部と、
    前記送信装置において前記第1制御信号に基づいて前記圧縮信号から切り出して生成されたファイルを受信して蓄積し、前記制御部の判定結果に従って、対応する前記ファイルを出力する蓄積部と、を備え
    前記制御部は、前記外部情報に対応する前記ファイルが前記蓄積部に蓄積されている場合には前記第1制御信号を作成せず、蓄積されていない場合に前記第1制御信号を作成する受信装置。
  2. 記制御部は、前記外部情報に対応する前記ファイルが前記蓄積部に蓄積されており、かつ、当該ファイルを未出力の場合に、前記蓄積部に対して当該ファイルの出力指示を行う請求項に記載の受信装置。
  3. 記制御部は、前記外部情報に基づいて、複数の前記送信装置に対して、予め設定されている順番で前記第1制御信号を送信する請求項1又は請求項に記載の受信装置。
  4. 前記圧縮信号を伸長し、収録開始及び収録終了を指示する第2制御信号を生成するデコーダと、
    前記デコーダが出力する映像信号を、前記第2制御信号に基づいて、記録媒体に収録する収録部と、を備える請求項から請求項のいずれかに記載の受信装置。
  5. 記制御部は、前記外部情報に基づいて、前記カメラに対して、姿勢を制御する第3制御信号を送信する請求項から請求項のいずれかに記載の受信装置。
  6. 映像信号を出力するカメラと、当該映像信号を収録、蓄積及び送信する送信装置と、送信された映像信号を受信する受信装置とを備える送受信システムであって、
    前記送信装置は、
    前記映像信号を圧縮した圧縮信号を出力するエンコーダと、
    前記受信装置から受信した第1制御信号に従って、前記圧縮信号の切り出し範囲を決定する第1制御部と、
    前記圧縮信号を蓄積し、当該蓄積された圧縮信号から前記第1制御部により決定された範囲を切り出してファイルを生成する第1蓄積部と、を備え、
    前記受信装置は、
    外部情報に基づいて、前記第1制御信号を作成して前記送信装置へ送信し、外部システムからの要求に対して、前記送信装置から受信したファイルを出力するか否かを判定する第2制御部と、
    前記送信装置から受信したファイルを蓄積し、前記第2制御部の判定結果に従って、対応する前記ファイルを出力する第2蓄積部と、を備え
    前記第2制御部は、前記外部情報に対応する前記ファイルが前記第2蓄積部に蓄積されている場合には前記第1制御信号を作成せず、蓄積されていない場合に前記第1制御信号を作成する送受信システム。
  7. 前記第1蓄積部は、複数の前記送信装置毎に一意の番号を前記ファイルに付加する請求項6に記載の送受信システム。
  8. 前記送信装置は、所定の計測デバイスによる計測データの変動に基づいて、前記第1制御信号を生成する情報生成部を備え、
    前記第1制御部は、前記受信装置又は前記情報生成部から受信した前記第1制御信号に従って、前記圧縮信号の切り出し範囲を決定する請求項6又は請求項7に記載の送受信システム。
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