JP6255267B2 - 基板処理装置、加熱装置、天井断熱体及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置、加熱装置、天井断熱体及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板処理装置、加熱装置、天井断熱体及び半導体装置の製造方法に関する。
基板処理装置の一例として、半導体製造装置があり、さらに半導体製造装置の一例として、縦型拡散・CVD装置が知られている。このような基板処理装置においては、基板を処理する際に当該基板を加熱するための加熱装置が使用される。
この加熱装置の一例として、反応容器の外側に設けられた環状の側壁断熱体と、側壁断熱体の内面に設けられた発熱体と、側壁断熱体の上部に設けられた天井断熱体とを備え、発熱体によって反応容器内の基板を加熱すると共に、反応容器と側壁断熱体の間の空間に冷却ガスを供給し、加熱した基板を冷却する技術が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1に記載される加熱装置において、反応容器と側壁断熱体の間の空間に供給された冷却ガスは、天井断熱体を介して加熱装置の外部に排出される。
特開2004−311775号公報
上記した加熱装置において、天井断熱体を介して冷却ガスを排出するようにした場合、冷却ガスの気道を天井断熱体に設ける必要があるため、天井断熱体の部位によって断熱性に差が生じ、基板の面内温度均一性を低下させるおそれがある。
本発明は、上記した課題に鑑み、基板の面内温度均一性を向上させることができる基板処理装置、加熱装置、天井断熱体及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様に係る基板処理装置は、基板を収容する反応容器と、前記反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有する加熱装置と、を備え、前記天井断熱体は、その厚さが中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられる基板処理装置である。
本発明の一つの態様に係る加熱装置は、反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有し、前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられる加熱装置である。
本発明の一つの態様に係る天井断熱体は、基板処理装置に用いられる加熱装置の側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体であって、前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられる天井断熱体である。
本発明の一つの態様に係る半導体装置の製造方法は、反応容器とその外周に位置する側壁断熱体との間に設けられる冷却ガス流路と、前記側壁断熱体の上部に位置する天井断熱体の内部に前記天井断熱体の中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように設けられる気道とに、冷却ガスを流して前記反応容器に収容された基板を冷却する半導体装置の製造方法である。
本発明によれば、基板の面内温度均一性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るヒータの概略を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る天井断熱体の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る下部断熱材の上面図である。 本発明の実施形態に係る下部断熱材の底面図である。 図4における下部断熱材のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る上部断熱材の上面図である。 本発明の実施形態に係る上部断熱材の底面図である。 図8における上部断熱材のB−B線断面図である。 本発明の実施形態に係る天井断熱材の内部における冷却ガスの流れを示す説明図である。 本発明の実施形態に係るヒータを用いたときのウエハの断面温度分布を示す説明図である 本発明の実施形態に係るヒータを用いたときのウエハの温度遷移を示す図である。 本発明の実施形態に係る冷却ガスによる冷却機能を有していないヒータの例を示す概略図である。 図13に示すヒータを用いたときのウエハの断面温度分布を示す説明図である。 図13に示すヒータを用いたときのウエハの温度遷移を示す図である。 冷却ガスによる冷却機能を有したヒータの例を示す概略図である。 図16に示すヒータを用いたときのウエハの断面温度分布を示す説明図である。 冷却ガスによる冷却機能を有したヒータの他の例を示す概略図である。 図18に示すヒータを用いたときのウエハの断面温度分布を示す説明図である。 図18に示すヒータを用いたときのウエハの温度遷移を示す図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第1変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第2変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第3変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第4変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第4変形例を示す下部断熱材の平面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第4変形例を示す下部断熱材の底面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第5変形例を示す下部断熱材の平面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第5変形例を示す下部断熱材の底面図である。 本発明の実施形態における天井断熱材の第5変形例を示す上部断熱材の底面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態で好適に用いられる基板処理装置を示す断面図である。
図1に示されているように、基板処理装置1は、処理炉202を備える。処理炉202は加熱装置としてのヒータ206を有する。ヒータ206は円筒形状であり、保持板としてのヒータベース251に支持されることにより垂直に据え付けられている。
ヒータ206の内側には、ヒータ206と同心円状に反応容器としてのプロセスチューブ203が配設されている。換言すれば、ヒータ206は、プロセスチューブ203の外側に配置される。プロセスチューブ203は内部反応容器としてのインナーチューブ204と、その外側に設けられた外部反応容器としてのアウターチューブ205とから構成されている。インナーチューブ204は、例えば石英(SiO2)または炭化シリコン(SiC)等の耐熱性材料からなり、上端および下端が開口した円筒形状に形成されている。インナーチューブ204の内部には処理室201が形成されており、基板としてのウエハ200をボート217によって水平姿勢で垂直方向に多段に整列した状態で収容可能に構成されている。アウターチューブ205も、例えば石英または炭化シリコン等の耐熱性材料からなり、内径がインナーチューブ204の外径よりも大きく上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成されており、インナーチューブ204と同心円状に設けられている。
アウターチューブ205の下方には、アウターチューブ205と同心円状にマニホールド209が配設されている。マニホールド209は、例えばステンレス等からなり、上端および下端が開口した円筒形状に形成されている。マニホールド209は、インナーチューブ204とアウターチューブ205に係合しており、これらを支持するように設けられている。なお、マニホールド209とアウターチューブ205との間にはシール部材としてのOリング220aが設けられている。マニホールド209がヒータベース251に支持されることにより、プロセスチューブ203は垂直に据え付けられた状態となっている。プロセスチューブ203とマニホールド209により反応容器が形成される。
後述するシールキャップ219にはガス導入部としてのノズル230が処理室201内に連通するように接続されており、ノズル230にはガス供給管232が接続されている。ガス供給管232のノズル230との接続側と反対側である上流側には、ガス流量制御器としてのMFC(マスフローコントローラ)241を介して図示しない処理ガス供給源や不活性ガス供給源が接続されている。MFC241には、ガス流量制御部(ガス流量コントローラ)235が電気的に接続されており、供給するガスの流量が所望の量となるよう所望のタイミングにて制御するように構成されている。
マニホールド209には、処理室201内の雰囲気を排気する排気管231が設けられている。排気管231は、インナーチューブ204とアウターチューブ205との隙間によって形成される筒状空間250の下端部に配置されており、筒状空間250に連通している。排気管231のマニホールド209との接続側と反対側である下流側には圧力検出器としての圧力センサ245および圧力調整装置242を介して真空ポンプ等の真空排気装置246が接続されており、処理室201内の圧力が所定の圧力(真空度)となるよう真空排気し得るように構成されている。圧力調整装置242および圧力センサ245には、圧力制御部(圧力コントローラ)236が電気的に接続されており、圧力制御部236は圧力センサ245により検出された圧力に基づいて圧力調整装置242により処理室201内の圧力が所望の圧力となるよう所望のタイミングにて制御するように構成されている。
マニホールド209の下方には、マニホールド209の下端開口を気密に閉塞可能な炉口蓋体としてのシールキャップ219が設けられている。シールキャップ219はマニホールド209の下端に垂直方向下側から当接されるようになっている。シールキャップ219は例えばステンレス等の金属からなり、円盤状に形成されている。シールキャップ219の上面にはマニホールド209の下端と当接するシール部材としてのOリング220bが設けられる。シールキャップ219の処理室201と反対側には、ボート217を回転させる回転機構254が設置されている。回転機構254の回転軸255はシールキャップ219を貫通して、ボート217に接続されており、ボート217を回転させることでウエハ200を回転させるように構成されている。シールキャップ219はプロセスチューブ203の外部に垂直に設備された昇降機構としてのボートエレベータ115によって垂直方向に昇降されるように構成されており、これによりボート217を処理室201に対し搬入搬出することが可能となっている。回転機構254及びボートエレベータ115には、駆動制御部(駆動コントローラ)237が電気的に接続されており、所望の動作をするよう所望のタイミングにて制御するように構成されている。
ボート217は、例えば石英や炭化珪素等の耐熱性材料からなり、複数枚のウエハ200を水平姿勢でかつ互いに中心を揃えた状態で整列させて多段に保持するように構成されている。なおボート217の下部には、例えば石英や炭化珪素等の耐熱性材料からなる円板形状をした断熱部材としての断熱板216が水平姿勢で多段に複数枚配置されており、ヒータ206からの熱がマニホールド209側に伝わりにくくなるよう構成されている。
プロセスチューブ203内には、温度検出器としての温度センサ263が設置されている。ヒータ206と温度センサ263には、電気的に温度制御部238が接続されている。温度制御部238は、温度センサ263により検出された温度情報に基づきヒータ206(具体的にはヒータ線208)への通電具合を調整する。これにより、ウエハ200をその外縁側から加熱され、所望の温度に昇温される。なお、ヒータ206は、加熱したウエハ200を冷却ガスによって冷却する冷却機能も有するが、それについては後述する。
ガス流量制御部235、圧力制御部236、駆動制御部237、温度制御部238は、操作部、入出力部をも構成し、基板処理装置全体を制御する主制御部(メインコントローラ)239に電気的に接続されている。これら、ガス流量制御部235、圧力制御部236、駆動制御部237、温度制御部238、主制御部239はコントローラ240として構成されている。
次に、上記構成に係る処理炉202を用いて、半導体デバイスの製造工程の一工程として、CVD法によりウエハ200上に薄膜を形成する方法について説明する。尚、以下の説明において、基板処理装置を構成する各部の動作はコントローラ240により制御される。
複数枚のウエハ200がボート217に装填(ウエハチャージ)されると、図1に示されているように、複数枚のウエハ200を保持したボート217は、ボートエレベータ115によって持ち上げられて処理室201に搬入(ボートローディング)される。この状態で、シールキャップ219はOリング220bを介してマニホールド209の下端をシールした状態となる。
処理室201内が所望の圧力(真空度)となるように真空排気装置246によって真空排気される。この際、処理室201内の圧力は、圧力センサ245で測定され、この測定された圧力に基づき圧力調節器242が、フィードバック制御される。また、処理室201内が所望の温度となるようにヒータ206によって加熱される。この際、処理室201内が所望の温度分布となるように温度センサ263が検出した温度情報に基づきヒータ206への通電具合がフィードバック制御される。続いて、回転機構254により、ボート217が回転されることで、ウエハ200が回転される。
次いで、処理ガス供給源から供給され、MFC241にて所望の流量となるように制御されたガスは、ガス供給管232を流通してノズル230から処理室201内に導入される。導入されたガスは処理室201内を上昇し、インナーチューブ204の上端開口から筒状空間250に流出して排気管231から排気される。ガスは処理室201内を通過する際にウエハ200の表面と接触し、この際に熱CVD反応によってウエハ200の表面上に薄膜が堆積(デポジション)される。
予め設定された処理時間が経過すると、不活性ガス供給源から不活性ガスが供給され、処理室201内が不活性ガスに置換されるとともに、処理室201内の圧力が常圧に復帰される。また、ヒータ206の冷却機能によって、ウエハ200が所望の温度まで急冷される。
その後、ボートエレベータ115によりシールキャップ219が下降されて、マニホールド209の下端が開口されるとともに、処理済ウエハ200がボート217に保持された状態でマニホールド209の下端からプロセスチューブ203の外部に搬出(ボートアンローディング)される。その後、処理済ウエハ200はボート217より取出される(ウエハディスチャージ)。
なお、一例まで、本実施の形態の処理炉にてウエハを処理する際の処理条件としては、例えば、SiN膜(シリコン窒化膜)の成膜においては、処理温度400〜800℃、処理圧力1〜50Torr、成膜ガス種SiH2Cl2,NH3、成膜ガス供給流量SiH2Cl2:0.02〜0.30slm,NH3:0.1〜2.0slmが例示され、また、Poly−Si膜(ポリシリコン膜)の成膜においては、処理温度350〜700℃、処理圧力1〜50Torr、成膜ガス種SiH4、成膜ガス供給流量0.01〜1.20slmが例示され、それぞれの処理条件を、それぞれの範囲内のある値で一定に維持することでウエハ200に処理がなされる。
ヒータ206について詳述する。ヒータ206は、プロセスチューブ203の外周に設けられる側壁断熱材(側壁断熱体)250と、側壁断熱材250の上部に設けられる天井断熱材(天井断熱体)252と、側壁断熱材250の内壁に設けられるヒータ線(発熱体)208と、プロセスチューブ203と側壁断熱材250との間に設けられる冷却ガスの流路256とを有する。側壁断熱材250の下端付近には、少なくとも一つの吸気口258が設けられる。ヒータ206の内部に形成された流路256は、この吸気口258により、ヒータ206の外部に連通される。
天井断熱材252は、その内部に中空の気道260が設けられる。気道260は、流路256と連通されると共に、天井断熱材252の外周面、具体的には側面に接続された排気管56に連通される。排気管56は、開閉可能なダンパー54が設けられると共に、ダンパー54の下流側にラジエータ58及びファン60が接続される。ヒータ206によってウエハ200を加熱する際は、ダンパー54は閉じられ、ファン60は動作しない。一方、ヒータ206の冷却機能によってウエハ200を冷却するときは、ダンパー54が開かれると共に、ファン60が動作し、冷却ガスが吸引される。
ここで、ヒータ206の冷却機能について説明する。ヒータ206は、流路256に冷却ガス(例えば空気や不活性ガス)を流すことにより、ウエハ200をその外縁側から冷却することが可能である。冷却ガスは、ヒータ206の外部から吸気口258を介してヒータ206の流路256に流入し、流路256を下方から上方へと通過した後、天井断熱材252の内部に設けられた気道260と、それに連通する排気管56、ラジエータ58及びファン60を介し、基板処理装置1の外部へと排出される。なお、ファン60は、コントローラ240(例えばその中の温度制御部238)によってその動作が制御される。また、図1では吸気口258を側壁断熱材250の下部に設けたが、側壁断熱材250の上端付近や中間位置等に設けてもよい。その場合、例えば、冷却ガスを側壁断熱材250の内部を通過させて流路256の下方にも供給されるようにして、冷却ガスが流路256の全体に行き渡るように構成することが好ましい。
次いで、本発明において特徴的な天井断熱材252の構造について詳説する。図2は、ヒータ206の概略を示す斜視図である。また、図3は、天井断熱体252の拡大断面図である。
天井断熱材252は高断熱性の材料(例えばセラミックスなど)から製作され、図2に示すように、平面視において円形を呈する。天井断熱材252の外周面、具体的には側面には、複数の排出口262が隣接して設けられる。複数の排出口262のそれぞれは、上記した気道260のそれぞれに連通される。
なお、図2において、吸気口258は図示を省略している。
図2および図3に示すように、天井断熱材252は、上下方向に積層された複数、具体的には2つの部材252a,252bから構成される。以下、下側の部材252aを「下部断熱材」と呼び、上側の部材252bを「上部断熱材」と呼ぶ。
図4は下部断熱材252aの上面図であり、図5は下部断熱材252aの底面図である。また、図6は図4のA−A線断面図である。図4から図6に示すように、下部断熱材252aは、その上面に、複数、具体的には2つの凹部252a1を備える。凹部252a1は、周縁に側壁を有する座繰り部と言うこともできる。2つの凹部252a1は、天井断熱材252の水平面上の任意の中心線を挟んで対称に形成される。凹部252a1のそれぞれの底部には、ヒータ206の流路256に連通する導入口252a2が設けられる。凹部252a1は、ウエハ200をプロセスチューブ203に収容したときに、平面視においてウエハ200の外縁よりも外側となる位置に設けられる。よって、導入口252a2もまた、平面視においてウエハ200の外縁よりも外側となる位置に設けられることになる。また、複数の導入口252a2は、天井断熱体252の中央部を中心とする同心円上に、それぞれの間隔が最大となるように設けられる。図示の例では、2つの導入口252a2が、同心円上に、約180°の間隔を開けて設けられる。
凹部252a1は、具体的には、下部断熱材252aの中央部を中心とする円弧状に形成される。二つの凹部252a1の間には、下部断熱壁252a3が形成され、それぞれの凹部252a1が空間的に分離される。また、凹部252a1は、天井断熱材252の中心側にテーパ部252a4を有し、凹部252a1の深さが天井断熱材252の中央部に近づくに従って小さくなるように形成される。また、凹部252a1において下部断熱壁252a3に隣接する外縁側側壁には、切欠部252a6が形成される。
下部断熱材252aの上面において凹部252a1よりも内側(下部断熱材252aの中心側)には、環状の溝部252a7が形成される。また、下部断熱材252aの底面には、溝部252a8が複数、下部断熱材252aの中央部から放射状に形成される。溝部252a8は応力緩和用の溝であり、天井断熱材252が加熱されたときに生じる応力を緩和して天井断熱材252の破損を防止する。溝部252a8の少なくとも一つは導入口252a2に繋がっており、溝部252a8の少なくとも一つは下部断熱材252aの外周に至り、少なくとも一つは下部断熱材252aの外周に至らないように形成される。
図7は上部断熱材252bの上面図であり、図8は上部断熱材252bの底面図である。また、図9は図8のB−B線断面図である。図7から図9に示すように、上部断熱材252bは、その底面に、複数、具体的には2つの凹部252b1を備える。凹部252b1は、周縁に側壁を有する座繰り部と言うこともできる。2つの凹部252b1は、天井断熱材252の水平面上の任意の中心線を挟んで対称に形成される。凹部252b1は、ウエハ200をプロセスチューブ203に収容したときに、平面視においてウエハ200の外縁よりも外側となる位置に設けられる。
凹部252b1は、具体的には、上部断熱材252bの中央部を中心とする円弧状に形成される。二つの凹部252b1の間には、上部断熱壁252b3が形成され、それぞれの凹部252b1が空間的に分離される。また、凹部252b1は、天井断熱材252の中心側にテーパ部252a4を有し、凹部252b1の深さが天井断熱材252の中央部に近づくに従って小さくなるように形成される。また、凹部252b1において上部断熱壁252b3に隣接する外縁側側壁には、切欠部252b6が形成される。また、上部断熱材252bの上面において凹部252b1の内側には、環状の突起部252b7が形成される。
下部断熱材252aの凹部252a1と上部断熱材252bの凹部252b1とは、導入口252a2の有無を除き、下部断熱材252aの上面と上部断熱材252bの底面を重ね合わせたときにそれらの形状が対称あるいは略対称となるように形成される。
図3に示すように、下部断熱材252aの凹部252a1と上部断熱材252bの凹部252b1が対向配置されるように下部断熱材252aと上部断熱材252bを重ね合わせることにより、2つの気道260が形成される。各凹部252a1,252b1は、上記のように各断熱材252a,252bの中央部を中心とする円弧状に形成されることから、気道260も、天井断熱板252の中央部を中心とする円弧状に形成される。
天井断熱材252は、その内部に中央部を中心とする円弧状の気道260が設けられることにより、中心側の厚さ(図3に符号t1で示す)よりも外縁側の厚さ(t2)の方が小さくなる。ここで、天井断熱板252の「厚さ」とは、天井断熱材の鉛直方向の厚さであり、特に、図3においてt2で示すように、天井断熱板252の底面側から上面側に向けて部材が連続している長さを意味する。なお、天井断熱材252の内部に気道260等の空間が存在する場合には、当該空間の下部と上部の部材の厚さの合算値を「厚さ」としてもよい。
このように、天井断熱材252は、中心側の厚さt1よりも外縁側の厚さt2の方が小さく形成されることにより、天井断熱材252は、その中実断面積(垂直断面において中空部分を除いた面積)が中心側よりも外縁側の方が小さく形成される。
なお、図1および図3は、図4に示すA−A切断線及び図8に示すB−B切断線を含む切断面で、それぞれ基板処理装置1と天井断熱材252を切断した断面図である。
各気道260のそれぞれの間には、下部断熱壁252a3と上部断熱壁252b3とが設けられるため、各気道260は天井断熱材252の内部において空間的に分離される。また、各気道260は、凹部252a1,252b1によって天井断熱材252の中央部を中心とする円弧状の空間として形成され、平面視においてウエハ200よりも外側となる位置に設けられる。さらに、各気道260は、下部断熱材252aのテーパ部252a4と上部断熱材252bのテーパ部252b4により、天井断熱体252の中心側に近づくにしたがって断面積が小さくなるように形成される。換言すれば、天井断熱材252は、その中心側に近づくにしたがって中実断面積が大きくなるように形成される。
なお、下部断熱材252aと上部断熱材252bを重ね合わせたとき、下部断熱材252aの溝部252a7と上部断熱材252bの突起部252b7とが勘合する。これにより、下部断熱材252aと上部断熱材252bとは、互いに位置合せされつつ固定される。下部断熱材252aと上部断熱材252bの固定に関しては、付加的に接着剤等を用いてもよい。
また、下部断熱材252aと上部断熱材252bを重ね合わせることで、下部断熱材252aの切欠部252a6と上部断熱材252bの切欠部252b6とが対向配置され、気道260のそれぞれに上述した排出口262が形成される。気道260のそれぞれに設けられた排出口262は、下部断熱壁252a3と上部断熱壁252b3を挟んで隣接する(図2参照)。
図10は、天井断熱材252の内部における冷却ガスの流れを示す説明図である。図10に示すように、各気道260に設けられた導入口252a2から天井断熱材252に流入した冷却ガスは、気道260を満たしつつ、各気道260に設けられた排出口262を介して排気管56に流入し、基板処理装置1の外部へと排出される。
次いで、ヒータ206を用いたときのウエハ200の温度特性について説明する。図11は、ヒータ206を用いたときのウエハ200の断面温度分布を示す説明図である。また、図12は、ヒータ206を用いたときのウエハ200の温度遷移を示す図である。
ここで、理解の便宜のため、ヒータを他の形態としたときのウエハの温度特性について説明する。
図13は、冷却ガスによる冷却機能を有していないヒータの例を示す概略図である。また、図14は、図13に示すヒータを用いたときのウエハの断面温度分布を示す説明図である。
上述したように、プロセスチューブ(process tube)内のウエハ(wafer)は、プロセスチューブの外側に配置されたヒータ(heater)によって加熱される。そのため、図13に示すヒータの例では、図14に示すように、ウエハの中心部に比べ外縁部の温度が高くなる。図14において、ウエハの中心部と外縁部の温度の差をΔtで示す。
図15は、図13に示すヒータを用いたときのウエハの温度遷移を示す図である。図15に示すように、ヒータによってウエハを目標温度まで加熱する場合、図14に示す温度分布傾向により、まずウエハ外縁部の温度が目標温度に達し、それに遅れ、ウエハ中心部の温度が目標温度に達する。この昇温遅れ時間Tdlはウエハ処理のスループットを低下させるため、小さいことが望ましい。
図16は、冷却ガスによる冷却機能を有したヒータの例を示す概略図である。図16に示すヒータは、図1から図10に示したヒータ206とは異なり、天井断熱材の中央部に冷却ガスの導入口が設けられている。
図17は、図16に示すヒータを用いたときのウエハの断面温度分布を示す説明図である。図16に示すヒータにおいては、天井断熱材の中央部に冷却ガスの導入口が設けられているため、天井断熱材の中実断面積(あるいは厚さ)は中心部付近が外縁部より小さくなる(中心部の厚さt1<外縁部の厚さt2)。そのため、天井断熱材の中心部付近の断熱性が外縁部に比べて低下することから、図17に示すように、ウエハの中心部と外縁部の温度差Δtが一層大きくなる。そのため、上記した昇温遅れ時間Tdlも、より大きくなるおそれがある。この傾向は、ボートの上方に載置されたウエハほど大きくなる。なお、ヒータでウエハを加熱するときは、上述したように排気管内のダンパーが閉じられ、ヒータ内に冷却ガスが滞留している状態となる。
図18は、冷却ガスによる冷却機能を有したヒータの他の例を示す概略図である。図18に示すヒータは、図16に示したヒータにおいて、天井断熱材の冷却ガスの導入口の中心部を封止し、環状のスリットから冷却ガスを導入するようにした。
図19は、図18に示すヒータを用いたときのウエハの断面温度分布を示す説明図である。また、図20は、図18に示すヒータを用いたときのウエハの温度遷移を示す図である。
図18に示すヒータにおいては、天井断熱材の中心部付近の断熱性は向上するが、ウエハの上方において、冷却ガスの導入口を介し、冷却ガスの対流が生じるおそれがある。ウエハの上方で冷却ガスの対流が生じると、図19に示すように、ウエハの外縁部と中心部との間に温度差Δtが残存すると共に、ウエハの外縁部間にも温度差が生じてしまう。そのため、図20に示すように、昇温遅れ時間Tdlも小さくならない。
これに対し、図1から図10に示したヒータ206においては、天井断熱材252に、その中央部を中心とする円弧状の空間であって冷却ガスが通過する気道260を設けるように構成する、換言すれば、当該気道260を設けることにより、天井断熱材252の中実断面積(厚さ)が天井断熱材252の中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように構成したことにより、天井断熱材252の断熱性は、中心側よりも外縁側の方が低下する。そのため、ウエハ200をその外縁側から加熱することによって生じる図14に示すような温度分布の傾向が打ち消され、図11に示すように、ウエハ200の面内温度分布は中心部から外縁部にわたって略均一となる、すなわち、ウエハ200の面内温度均一性が向上する。また、これにより、図12に示すように、昇温遅れ時間Tdlを図13から図20で示した例に比して小さくすることができる。
さらに、気道260において冷却ガスを導入する導入口252a2は、平面視においてウエハ200よりも外側となる位置に設けられるため、導入口252a2から気道260に流入した冷却ガスに対流が生じたとしても、ウエハ200の外縁側を冷やすこととなるため、ウエハ中心側の温度が低下することを防止でき、面内温度均一性への悪影響を抑制することができる。また、導入口252a2が設けられる部位が最も断熱性が低下するが、当該部位がウエハ200の直上には存在せず、平面視においてウエハ200の外縁部よりも外側に位置すること、また、ヒータ206によってウエハ200の外縁側から加熱していることから、面内温度均一性への悪影響を抑制することができる。
同様に、気道260も平面視においてウエハ200よりも外側となる位置に設けられるため、気道260に滞留している冷却ガスによってウエハ中心側の温度が低下することもない。
また、気道260が複数設けられ、気道260のそれぞれの間には断熱壁252a3,252b3が設けられることにより、気道260同士での熱の授受が抑止され、気道260に滞留した冷却ガスの対流を抑制することができる。
さらに、複数の気道260のそれぞれに、導入口252a2と、排出口262とが設けられるため、導入口252a2同士が気道260を介して接続されることがなく、冷却ガスの対流をより効果的に抑制することができる。
また、気道260は、天井断熱材252の中心側に近づくにしたがって断面積が小さくなる(換言すれば、天井断熱材252は、その中実断面積が中心側に近づくにしたがって大きくなる)、すなわち、天井断熱材252の中心側に近づくに従って徐々に天井断熱材252の断熱性が変化する(向上する)ように構成したので、ウエハ200の温度分布をより効果的に均一化する、あるいは、温度勾配を緩やかにすることができる。
また、複数の導入口252a2は、天井断熱材252の中央部を中心とする同心円上にそれぞれの間隔が最大となるように設けられるため、天井断熱材252の断熱性が最も低下する部位が均等に分配され、ウエハ200の面内温度均一性への悪影響をより効果的に抑制することができる。
また、各排出口262は、天井断熱材252の側面に、隣接して設けられることから、排気管56を1系統とすることができ、排気構成を簡素化することができる。さらに、排出口262を側面に設けることで、排気機構をヒータ260の上部に設けた場合に比し、全高を低くすることができる。
なお、気道260には導入口252a2が設けられるため、厳密には、天井断熱材252の外縁側において導入口252a2の設けられる部位の断熱性がより小さくなる。また、天井断熱材252の外縁側においても、断熱壁252a3,252b3が設けられる部位は断熱性が低下しない。しかしながら、これらの局所的な断熱性の変化に伴うウエハ200の面内温度ばらつきは、ウエハ200の任意の中心線に対して対称であり、ウエハ200を回転機構254によって回転させることによって均一化することができる。そのため、導入口252a2の大きさや断熱壁252a3,252b3の幅を調整することにより、所望の面内温度分布を実現することもできる。
図11に示すように、本実施形態においては、ウエハ200を回転機構254で回転させた際に、ウエハ200の中心部の温度が外縁部より若干高い温度分布となるように、天井断熱材252の各部の厚みや導入口252a2の大きさ、ならびに断熱壁252a3,252b3の幅を設定した。処理ガスをウエハ200の外縁側から供給した場合、外縁側で処理ガスが消費されて中心側の膜厚が薄くなる場合があるが、図11に示すような温度勾配とすることにより、ウエハ200の中心側と外縁側で成膜速度が等しくなり、膜厚均一性を向上させることができる。
次いで、本発明の変形例について説明する。なお、従前の実施形態と異なる点は天井断熱材の構成であるため、天井断熱材のみ説明する。
図21は、天井断熱材の第1変形例を示す断面図である。図21に示すように、第1変形例に係る天井断熱材300にあっては、下部断熱材300aと上部断熱材300bとから構成され、内部に気道360が設けられる。ここで、気道360は、下部断熱材300aに形成された凹部300a1のみによって構成されるようにした。したがって、冷却ガスの排出口も、下部断熱材300aのみによって構成される。なお、気道360は、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。
天井断熱材300においても、上述したのと同様な効果を得ることができる。
図22は、天井断熱材の第2変形例を示す断面図である。図22に示すように、第2変形例に係る天井断熱材400にあっては、下部断熱材400aと上部断熱材400bとから構成され、内部に気道460が設けられる。ここで、気道460は、上部断熱材400bに形成された凹部400b1のみによって構成されるようにした。したがって、冷却ガスの排出口も、下部断熱材400bのみによって構成される。なお、気道460は、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。
天井断熱材400においても、上述した天井断熱材と同様な効果を得ることができる。
図23は、天井断熱材の第3変形例を示す断面図である。図23に示すように、第3変形例に係る天井断熱材500にあっては、下部断熱材500aの凹部500a1に設けられるテーパ部500a4と、上部断熱材500bの凹部500b1に設けられるテーパ部500b4とが連続するように構成した。テーパ部をこのように構成しても、天井断熱材500の厚み(断熱性)を中心側から外縁側にわたって連続的に変化させることができる。なお、凹部500a1および凹部500b1(ならびにそれらによって構成される気道)は、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。
天井断熱材500においても、上述した天井断熱材と同様な効果を得ることができる。
図24は、天井断熱材の第4変形例を示す断面図である。図24に示すように、第4変形例に係る天井断熱材600にあっては、各気道660のそれぞれに連通する排出口662を、上部断熱材600bに設けるように構成した。なお、排出口662は、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。
この変形例においても、排気管(図示せず)が2系統必要であることと、排気管を含めたヒータの全高が高くなることを除き、上述した天井断熱材と同様な効果を得ることができる。
図25は、天井断熱材の第4変形例を示す下部断熱材の平面図であり、図26は、天井断熱材の第4変形例を示す下部断熱材の底面図である。図示のように、第4変形例に係る天井断熱材700にあっては、下部断熱材700aの凹部700a1のそれぞれに、導入口700a2を複数設けた。図示の例では、2つの凹部700a1のそれぞれに導入口700a2を3つずつ形成した。各導入口700a2は、天井断熱材700の中央部を中心とする同心円上にそれぞれの間隔が最大となるように、60°間隔で配置される。なお、凹部700a1および凹部700b1(ならびにそれらによって構成される気道)は、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。同様に、各導入口700a2も、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。
第4変形例においても、上述した天井断熱材と効果を得ることができる。
なお、第4変形例にあっては、一つの凹部700a1に複数の導入口700a2が形成されるため、導入口700a2間で対流が生じるおそれがある。しかしながら、導入口700a2はいずれも平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられるため、ウエハの温度分布に与える影響は図18に示したヒータ形状に比べて小さい。
図27は、天井断熱材の第5変形例を示す下部断熱材の平面図であり、図28は、天井断熱材の第5変形例を示す下部断熱材の底面図である。また、図29は、天井断熱材の第5変形例を示す上部断熱材の底面図である。図示のように、第5変形例に係る天井断熱材800にあっては、下部断熱材800aに、円弧状の凹部800a1を4つ形成し、各凹部800a1に導入口800a2と切欠部800a6とを設けるように構成した。また、上部断熱材800bに、円弧状の凹部800b1を4つ形成し、各凹部800b1に切欠部800b6を設けるように構成した。各切欠部800a6は、2つの切欠部800a6が天井断熱材800の側面で隣接するように配置される。同様に、各切欠部800b6も、二つの切欠部800b6が天井断熱材800の側面で隣接するように配置される。なお、凹部800a1および凹部800b1(ならびにそれらによって構成される気道)は、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。同様に、各導入口800a2も、平面視においてウエハの外縁部よりも外側に設けられる。
この変形例においても、排気管(図示せず)が複数系統必要であることを除き、上述した天井断熱材と同様な効果を得ることができる。
なお、図27において、各凹部800b1に切欠部800b6を二つずつ設けるようにしたが、各凹部800b1につき切欠部800b6を一つのみ設けるようにしてもよい。
なお、上記した各変形例を組み合わせて天井断熱材を構成することも可能である。また、気道、導入口、排出口の数も上記した例に限られるものではなく、天井断熱材の大きさ等に応じて変更してもよい。
(本発明の好ましい態様)
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
〔付記1〕
基板を収容する反応容器と、
前記反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有する加熱装置と、
を備え、前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられる基板処理装置。
〔付記2〕
前記気道は、天井断熱体の中央部を中心とする円弧状の空間である付記1に記載の基板処理装置。
〔付記3〕
前記気道は、冷却ガスを導入する導入口と、導入した前記冷却ガスを排出する排出口とを有し、前記導入口は、平面視において前記基板よりも外側となる位置に設けられる付記1または2に記載の基板処理装置。
〔付記4〕
前記気道は、平面視において前記基板よりも外側となる位置に設けられる付記1から3のいずれかに記載の基板処理装置。
〔付記5〕
前記気道は、前記天井断熱体の中心側に近づくにしたがって断面積が小さくなる付記1から5のいずれかに記載の基板処理装置。
〔付記6〕
前記気道は複数設けられ、前記気道のそれぞれの間には断熱壁が設けられる付記1から5のいずれかに記載の基板処理装置。
〔付記7〕
前記複数の気道のそれぞれに、前記冷却ガスを導入する導入口と、導入した前記冷却ガスを排出する排出口が設けられる付記6に記載の基板処理装置。
〔付記7〕
前記複数の気道のそれぞれに設けられた前記導入口は、前記天井断熱体の中央部を中心とする同心円上にそれぞれの間隔が最大となるように設けられる付記7に記載の基板処理装置。
〔付記8〕
前記複数の気道のそれぞれに設けられた前記排出口は、前記天井断熱体の側面に隣接して設けられる付記7または8に記載の基板処理装置。
〔付記9〕
基板を収容する反応容器と、
前記反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有する加熱装置と、
を備え、前記天井断熱体は、その内部に前記天井断熱体の中央部を中心とする円弧状の空間であって前記冷却ガスが通過する気道が設けられる基板処理装置。
〔付記10〕
反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有し、前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられる加熱装置。
〔付記11〕
反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有し、前記天井断熱体には、前記天井断熱体の中央部を中心とする円弧状の空間であって前記冷却ガスが通過する気道が設けられる加熱装置。
〔付記12〕
基板処理装置に用いられる加熱装置の側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体であって、前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられる天井断熱体。
〔付記13〕
基板処理装置に用いられる加熱装置の側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体であって、前記天井断熱体の中央部を中心とする円弧状の空間であって冷却ガスが通過する気道が設けられる天井断熱体。
〔付記14〕
反応容器とその外周に位置する側壁断熱体との間に設けられる冷却ガス流路と、前記側壁断熱体の上部に位置する天井断熱体の内部に前記天井断熱体の中実断面積が前記天井断熱体の中心側よりも外縁側の方が小さく形成されるように設けられる気道とに、冷却ガスを流して前記反応容器に収容された基板を冷却する半導体装置の製造方法。
〔付記15〕
反応容器とその外周に位置する側壁断熱体との間に設けられる冷却ガス流路と、前記側壁断熱体の上部に位置する天井断熱体の内部に設けられる前記天井断熱体の中央部を中心とする円弧状の空間である気道とに、冷却ガスを流して前記反応容器に収容された基板を冷却する半導体装置の製造方法。
〔付記16〕
反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有し、前記天井断熱体には、その中実断面積が前記天井断熱体の中心側よりも周縁側の方が小さくなるように前記冷却ガスが通過する気道が設けられる加熱装置によって前記反応容器に収容された基板を加熱処理する半導体装置の製造方法。
〔付記17〕
反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有し、前記天井断熱体には、前記天井断熱体の中央部を中心とする円弧状の空間であって前記冷却ガスが通過する気道が設けられる加熱装置によって前記反応容器に収容された基板を加熱処理する半導体装置の製造方法。
1 基板処理装置
200 基板
203 反応容器
206 加熱装置
208 発熱体
250 側壁断熱体
252 天井断熱体
260 気道

Claims (10)

  1. 基板を収容する反応容器と、
    前記反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、
    前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、
    前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、
    前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有する加熱装置と、を備え、
    前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成される部分を有するように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられ、
    さらに、前記天井断熱体は、上部断熱材と下部断熱材とを有し、
    前記上部断熱材および前記下部断熱材のうち少なくとも一方には、平面視において前記基板よりも外側となる位置に配置され前記天井断熱材の中央部を中心とする円弧状の凹部が形成されており、
    前記凹部は、前記気道の一部を構成する
    基板処理装置。
  2. 前記気道は複数設けられ、前記複数の気道のそれぞれは、前記天井断熱体の中心を通る直線を基準として線対称に設けられる請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記気道は、前記冷却ガスを導入する導入口と、導入した前記冷却ガスを排出する排出口とを有し、
    前記導入口は、平面視において前記基板よりも外側となる位置に設けられる請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記気道は複数設けられ、前記複数の気道のそれぞれに、前記冷却ガスを導入する導入口と、導入した前記冷却ガスを排出する排出口が設けられる請求項1から3のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  5. 前記導入口は複数設けられ、
    前記下部断熱材の底面には、中央部から放射状に応力緩和用溝部が複数形成され、
    前記応力緩和用溝部の少なくとも一つは、前記複数設けられた前記導入口に繋がるように形成される請求項3または4に記載の基板処理装置。
  6. 前記上部断熱材は、前記凹部の内側に環状の突起部を有し、
    前記下部断熱材は、前記突起部と嵌合する溝部を有し、
    前記突起部と前記溝部によって、前記上部断熱材と前記下部断熱材が互いに位置合わせされて固定される請求項1から5のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  7. 前記上部断熱材と前記下部断熱材の少なくとも一方には、前記凹部を空間的に分離する断熱壁が設けられ、前記凹部は、前記断熱壁に対して線対称に形成される請求項1に記載の基板処理装置。
  8. 反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、
    前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、
    前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、
    前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有し、
    前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成される部分を有するように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられ、
    さらに、前記天井断熱体は、上部断熱材と下部断熱材とを有し、
    前記上部断熱材および前記下部断熱材のうち少なくとも一方には、平面視において前記基板よりも外側となる位置に配置され前記天井断熱材の中央部を中心とする円弧状の凹部が形成されており、
    前記凹部は、前記気道の一部を構成する
    加熱装置。
  9. 基板処理装置に用いられる加熱装置の側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体であって、
    前記天井断熱体は、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成される部分を有するように、内部に冷却ガスが通過する気道が設けられ、
    さらに、前記天井断熱体は、上部断熱材と下部断熱材とを有し、
    前記上部断熱材および前記下部断熱材のうち少なくとも一方には、平面視において前記基板よりも外側となる位置に配置され前記天井断熱材の中央部を中心とする円弧状の凹部が形成されており、
    前記凹部は、前記気道の一部を構成する
    天井断熱体。
  10. 基板を収容する反応容器と、前記反応容器の外周に設けられる側壁断熱体と、前記側壁断熱体の上部に設けられる天井断熱体と、前記側壁断熱体の内壁に設けられる発熱体と、前記反応容器と前記側壁断熱体との間に設けられる冷却ガスの流路とを有する加熱装置と、を備え、前記天井断熱体には、その中実断面積が中心側よりも外縁側の方が小さく形成される部分を有するように、内部に前記冷却ガスが通過する気道が設けられ、さらに、前記天井断熱体は、上部断熱材と下部断熱材とを有し、前記上部断熱材および前記下部断熱材のうち少なくとも一方には、平面視において前記基板よりも外側となる位置に配置され前記天井断熱材の中央部を中心とする円弧状の凹部が形成されており、前記凹部は、前記気道の一部を構成する基板処理装置の前記反応容器内に前記基板を搬入する工程と、
    前記反応容器内に所定の処理ガスを供給して前記基板を処理する工程と、
    前記処理を施した前記基板を前記反応容器から搬出する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
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