JP6254843B2 - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の例示的な実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例としてのデジタルスチルカメラ100(以下、単にカメラ100という)の機能構成例を示す図である。なお、本発明は撮像装置はもちろん、カメラを備えた任意の電子機器(コンピュータ、タブレット端末、ゲーム機、携帯電話機、ロボットなど)にも適用可能である。また、撮像機能は必須ではないため、カメラを備えない任意の電子機器(汎用コンピュータや組み込み機器など)にも適用可能である。
フォーカスアクチュエータ114は、フォーカス駆動回路126の制御に従い、第3レンズ群105を光軸に沿って駆動する。
図2は、撮像素子107における撮像画素と焦点検出画素の配置例を模式的に示す図であり、撮像画素が横4画素×縦4画素配列された領域を代表的に示している。本実施形態においては、各撮像画素の光電変換領域が縦横方向にそれぞれ2分割されており、各光電変換領域を副画素と呼ぶ。従って、図2においては、副画素が横8画素×縦8画素配列された領域とも言うことができる。
また、画素ごとに副画素201〜204の信号を加算することで、有効画素数の解像度の撮像画像を生成することができる。
図5(b)に、視差画像間の像ずれ量とデフォーカス量の概略関係図を示す。撮像面800に撮像素子107が配置され、図5(a)と同様に、結像光学系の射出瞳が、瞳部分領域501〜504にNp分割(4分割)される。
図7において、各視差画像の左上の周辺部における、デフォーカス状態(|d|>0)の領域701、702、703、704は、領域703のボケ量が最も多く、領域701と704は中間のボケ量で、領域702のボケ量が最も少ないことがわかる。逆に、各視差画像の右側の周辺部におけるデフォーカス状態(|d|>0)の領域705〜708は、領域706のボケ量が最も多く、領域705と708は中間のボケ量で、領域707のボケ量が最も少ないことがわかる。
以下、本実施形態におけるボケ量の補正処理について、図8(a)に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態においてボケ量の補正処理はCPU121がソフトウェアを実行することによって実現されるものとするが、その一部または全部の処理をASICなどの回路によって実現してもよい。
なお、以下の説明では説明及び理解を容易にするため、各画素がRGB(またはYUV)の各成分の情報を有するものとする。しかし、入力画像はデモザイキング前のRAW画像であってもよく、この場合は同色画素ごとに以下の処理を適用した後、モザイク画像に戻し、デモザイキング処理を行えばよい。
まず、CPU121は、視差画像ごとに像高と実効絞り値との関係を示す情報を生成する。CPU121は、視差画像Laごとに、a副画素の瞳強度分布(受光率の入射角度依存性)と結像光学系の射出瞳の情報から、像高と、a副画素が受光する瞳部分領域の実効絞り値との関係を計算する。
このようにして、CPU121は、画素の座標ごとの実効絞り値を求め、視差画像ごとに、像高と実効絞り値の関係もしくは実効絞り値の分布を表す実効絞り値マップを作成する(S401)。
なお、ボケ補正処理は、各座標(画素)について実施してもよいし、差分量が同様の値を有する領域に対してまとめて実施してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る画像処理装置の機能構成は第1の実施形態と同一であってよく、また視差画像に対するボケ量の補正処理も、S400で視差画像ごとにボケ量マップを算出するまでは、図8を用いて第1の実施形態で説明したものと同様である。
その後、視差画像ごとに最大ボケ量との差分に応じたボケ補正処理を適用する。本実施形態でCPU121は、ボケ量差分マップの値が負であれば(平均ボケ量よりボケ量が少なければ)、ボケ量を増加させる処理を適用する。例えば、最大ボケ量マップの値となるようにボケ量を増加させることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る画像処理装置の機能構成は第1の実施形態と同一であってよい。また視差画像に対するボケ量の補正処理も、S400で点像データを生成し、ボケ補正にボケ量差分マップに加えて点像データを利用すること以外は図8を用いて第1の実施形態で説明したものと同様である。
なお、上述の実施形態においては、視差画像の座標ごとに値を求めることで各種マップを生成していたが、複数の画素からなる画素ブロックごとに値を求めて各種マップを生成してもよい。
Claims (11)
- 複数の画素が配列された撮像素子であって、前記画素の各々には、それぞれが結像光学系の異なる瞳部分領域を通過する光束を受光する複数の副画素が設けられた撮像素子から得られる入力画像を取得する取得手段と、
同じ瞳部分領域を通過する光束を受光する副画素の信号に基づいて視差画像を生成することにより、前記入力画像から複数の視差画像を生成する生成手段と、
前記複数の視差画像から、デフォーカス量の分布を求めるデフォーカス量算出手段と、
前記デフォーカス量の分布、前記複数の副画素の各々に対する前記結像光学系の射出瞳の実効絞り値、および像高から、前記複数の視差画像の各々についてボケ量の分布を求めるボケ量算出手段と、
前記複数の視差画像の各々について、他の視差画像とのボケ量の差を抑制する補正処理を適用する補正手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - さらに、前記ボケ量の分布から、前記複数の視差画像の平均ボケ量の分布を求める平均ボケ量算出手段を有し、
前記補正手段が、前記平均ボケ量との差を小さくするように前記視差画像のボケ量を補正することにより、他の視差画像とのボケ量の差を抑制することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記補正手段は、
前記平均ボケ量よりボケ量が小さい領域に対しては平均ボケ量との差分に応じたボケ量を増加させ、
前記平均ボケ量よりボケ量が所定量を超えて大きい領域に対してはボケ量を減少させ、
前記平均ボケ量よりボケ量が所定量以下だけ大きい領域に対してはボケ量の補正を行わない
ことにより、他の視差画像とのボケ量の差を抑制することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 前記ボケ量の分布から、前記複数の視差画像の間での最大ボケ量との差分の分布を求めるボケ量差分算出手段を有し、
前記補正手段が、前記差分の分布における差分に応じて前記視差画像のボケ量を補正することにより、他の視差画像とのボケ量の差を抑制することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記ボケ量算出手段は、前記副画素の瞳強度分布と、前記結像光学系の射出瞳との重なりの大きさに応じた前記実効絞り値を求めることにより、前記実効絞り値と像高との関係を求めることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記補正手段は、前記他の視差画像よりボケ量が小さい領域に対してはボケ量を増加させ、前記他の視差画像よりボケ量が大きい領域に対してはボケ量を減少させることにより、他の視差画像とのボケ量の差を抑制することを特徴とする請求項1,2および5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記補正手段は、前記他の視差画像よりボケ量が小さい領域に対してはボケ量を増加させ、前記他の視差画像よりボケ量が所定量以上大きい領域に対してはボケ量を減少させることにより、他の視差画像とのボケ量の差を抑制することを特徴とする請求項1,2および5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- さらに、前記複数の視差画像の各々について、点像データを生成する手段を有し、
前記補正手段は、ボケ量を増加させる場合には前記点像データを用いたコンボリューション処理を適用し、ボケ量を減少させる場合には前記点像データを用いたデコンボリューション処理を適用することにより、他の視差画像とのボケ量の差を抑制することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記撮像素子と、
請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
前記結像光学系の情報を取得する手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 画像処理装置の制御手段が実行するための制御方法であって、
複数の画素が配列された撮像素子であって、前記画素の各々には、それぞれが結像光学系の異なる瞳部分領域を通過する光束を受光する複数の副画素が設けられた撮像素子から得られる入力画像を取得する工程と、
同じ瞳部分領域を通過する光束を受光する副画素の信号に基づいて視差画像を生成することにより、前記入力画像から複数の視差画像を生成する工程と、
前記複数の視差画像から、デフォーカス量の分布を求める工程と、
前記デフォーカス量の分布、前記複数の副画素の各々に対する前記結像光学系の射出瞳の実効絞り値、および像高から、前記複数の視差画像の各々についてボケ量の分布を求める工程と、
前記複数の視差画像の各々について、他の視差画像とのボケ量の差を抑制する補正処理を適用する工程と、
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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