JP6252503B2 - サスペンションアーム取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、サスペンションアーム取付構造に関する。
サスペンションアームを取り付けるためのサスペンションアーム取付ブラケットを接合するサブフレーム側のアッパパネルとロアパネルとのパネル形状を略球殻形状にし、サスペンションアームの取付強度を向上させるようにしたサブフレーム構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−145110号公報
しかしながら、サスペンションアームを取り付けるためのサスペンションアーム取付ブラケット自体の強度を向上させる構造には、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、サスペンションアーム取付ブラケット自体の強度を向上させられるサスペンションアーム取付構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のサスペンションアーム取付構造は、車体前後方向に延在して車体の骨格を構成する車体骨格部材と、前記車体骨格部材が嵌合されて接合される第1凹部と、サスペンションアームの車幅方向内側端部が挿入されて結合される第2凹部と、を有するとともに、外形が球体形状に形成されたサスペンションアーム取付ブラケットと、を備えている。なお、本発明における球体形状には、略球体形状も含まれる。
本発明によれば、サスペンションアーム取付ブラケット自体の強度を向上させることができる。
本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造を備えた車両の前部側を示す斜視図である。 本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造を備えた車両の前部側を示す底面図である。 本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造を示す斜視図である。 本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造を一部断面で示す正面図である。 本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造を示す側面図である。 本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造を示す平面図である。 本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印OUTを車幅方向外側とする。また、以下の説明で、特記することなく前後、上下、左右の方向を記載した場合は、車体前後方向の前後、車体上下方向の上下、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。更に、本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造10は、車両12の前部側及び後部側に適用することができるが、ここでは車両12の前部側を例に採って説明する。
図1、図2に示されるように、車両12の前部側には、車体前後方向に沿って延在するアッパメンバ14が左右一対で配置されている。各アッパメンバ14は、一定断面とされたアルミニウム等の軽量金属材の押出成形によって矩形閉断面形状に形成されている。そして、各アッパメンバ14の後端部には、それぞれキャップ部材16が装着されている。
各キャップ部材16の後端部には、車幅方向外側後方へ延在するフランジ部18が一体に形成されており、そのフランジ部18が、車室の前壁を構成するフロントパネル20の車幅方向外側上端部(フロントピラー)に、それぞれボルト締結によって取り付けられている。なお、フロントパネル20は、樹脂製とされており、例えば炭素繊維強化樹脂材(CFRP)にて成形されている。
各アッパメンバ14の車体下方側には、車体前後方向に沿って延在する車体骨格部材としてのフロントサイドメンバ24が左右一対で配置されている。各フロントサイドメンバ24は、一定断面とされたアルミニウム等の軽量金属材の押出成形によって矩形閉断面形状に形成されている。
そして、各フロントサイドメンバ24の後端部には、それぞれキャップ部材26が装着されている。各キャップ部材26の下端部には、車体後方下側へ延在するフランジ部28が一体に形成されており、そのフランジ部28が、フロントパネル20の下端部における左右両側に、それぞれボルト締結によって取り付けられている。
また、左右それぞれのアッパメンバ14の前端部とフロントサイドメンバ24の前端部とが連結メンバ(カーブメンバ)22によって一体的に連結されている。各連結メンバ22は、アルミニウム等の軽量金属材により、車体前方側に向かって側面視略「U」字状に湾曲した湾曲形状に形成されており、アッパメンバ14の前端部とフロントサイドメンバ24の前端部とに、それぞれ溶接によって接合されている。
また、各フロントサイドメンバ24は、その長手方向(車体前後方向)中途部が、車幅方向に沿って延在する2本のロアクロスメンバ(図示省略)によって連結されている。各ロアクロスメンバも、一定断面とされたアルミニウム等の軽量金属材の押出成形によって矩形閉断面形状に形成されており、その車幅方向両端部が、それぞれ各フロントサイドメンバ24に溶接によって接合されている。
そして、各ロアクロスメンバと各フロントサイドメンバ24との連結部における下面には、それぞれサスペンションアーム30を取り付けるためのサスペンションアーム取付ブラケット40が前後に設けられている。サスペンションアーム30の車幅方向外側端部には、前輪60が取り付けられており、サスペンションアーム30の車幅方向内側端部は、フロント側アーム32とリア側アーム34とに分岐されている。
したがって、サスペンションアーム取付ブラケット40は、サスペンションアーム30のフロント側アーム32の車幅方向内側端部が取り付けられるフロント側ブラケット42と、サスペンションアーム30のリア側アーム34の車幅方向内側端部が取り付けられるリア側ブラケット44と、を有している。なお、フロント側ブラケット42とリア側ブラケット44とは、ほぼ同じ構成であるため、以下においては、リア側ブラケット44を例に採って説明する。
図3〜図6に示されるように、リア側ブラケット44は、その外形が略球体形状になるように、アルミニウム等の軽量金属材のダイキャストによって形成されており、その上部には、フロントサイドメンバ24の下部を嵌合させる第1凹部46が形成されている。そして、リア側ブラケット44の側部には、リア側アーム34の車幅方向内側端部34Aを挿入させる第2凹部48が形成されている。
詳細に説明すると、第1凹部46は、フロントサイドメンバ24の下部を嵌合させるように、そのフロントサイドメンバ24の長手方向(軸方向)に沿った断面「凹」字形状に形成されている。これにより、リア側ブラケット44は、フロントサイドメンバ24の下部に第1凹部46が下側から嵌合され、その第1凹部46の周縁部がアーク溶接されることにより、そのフロントサイドメンバ24の下部に接合されるようになっている。
第2凹部48は、リア側ブラケット44の側部を水平方向にくり抜くようにして形成されており、その内壁50は、車体前方側及び車幅方向外側を向く平断面視円弧状の曲面形状とされている。そして、第2凹部48を構成する上壁52及び下壁54には、リア側アーム34の車幅方向内側端部34Aをボルト締結するためのボルト挿通用の貫通孔52A、54Aがそれぞれ形成されている。
なお、上壁52の上部に第1凹部46が形成されており、少なくとも第2凹部48の開口側を除く外壁51が球面形状に形成されている。そして、フロントサイドメンバ24のリア側ブラケット44が接合される部位には、上壁52の貫通孔52Aと連通する貫通孔(図示省略)が形成されており、その貫通孔と同軸となるウエルドナット58(図4参照)が、フロントサイドメンバ24の下壁24Aの内面に固着されている。
また、リア側アーム34の車幅方向内側端部34Aには、車体上下方向を軸方向とする円環状のゴムブッシュ36が加硫成形されている。そして、ゴムブッシュ36の軸心部には、円筒状のカラー部材38が挿入されて接合されている。更に、リア側アーム34の車幅方向内側端部34Aにおける側面は、内壁50にほぼ沿った平面視円弧状に形成されている(図6参照)。
したがって、リア側アーム34の車幅方向内側端部34Aは、第2凹部48内に挿入され、車体下方側からボルト56が、下壁54の貫通孔54A、カラー部材38の貫通孔(図示省略)、上壁52の貫通孔52A及びフロントサイドメンバ24の貫通孔に挿通されてウエルドナット58に螺合されることにより、リア側ブラケット44に結合されるようになっている。
なお、リア側ブラケット44の下壁54の外壁51側における貫通孔54A周りには、ボルト56の頭部56Aが外壁51から車体下方側へ突出しないように、その頭部56Aの高さ以上の深さを有する窪み部55が形成されている。また、図5、図6に示されるように、第1凹部46及び第2凹部48は、フロントサイドメンバ24とリア側アーム34とが平面視で交差するように、その長手方向や開口方向及び高さ位置が設定されている。
一方、フロント側ブラケット42は、リア側ブラケット44とほぼ同様に構成されており、図1に示されるように、その上部には、リア側ブラケット44と同様の第1凹部46が形成されている。そして、図1、図2に示されるように、フロント側ブラケット42の下部には、フロント側アーム32の車幅方向内側端部32Aが結合される第2凹部48が形成されている。
フロント側アーム32の車幅方向内側端部32Aは、リア側アーム34の車幅方向内側端部34Aと同様に形成されている。したがって、フロント側アーム32の車幅方向内側端部32Aは、第2凹部48に車体下方側から挿入され、車体下方側からボルト56が、カラー部材38の貫通孔、上壁52の貫通孔及びフロントサイドメンバ24の貫通孔に挿通されてウエルドナット58に螺合されることにより、フロント側ブラケット42に結合されるようになっている。
以上のような構成とされた本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造10において、次にその作用について説明する。
上記したように、サスペンションアーム取付ブラケット40は、その外形が略球体形状に形成されている。すなわち、フロント側ブラケット42及びリア側ブラケット44の外壁51が球面形状とされている。ここで、曲面形状は、剛性及び強度を確保する上で効率的な形状であり、球面形状は、その中で最も効果が高い。
したがって、サスペンションアーム取付ブラケット40(フロント側ブラケット42及びリア側ブラケット44)自体の剛性及び強度を、その外形が略球体形状とされていない構成に比べて向上させることができる。よって、サスペンションアーム30から比較的大きい荷重が入力されるサスペンションアーム取付ブラケット40自体の剛性及び強度を充分に確保することができる。
更に、サスペンションアーム取付ブラケット40、即ちフロント側ブラケット42及びリア側ブラケット44は、フロントサイドメンバ24の下部に第1凹部46が嵌合されてアーク溶接によって接合されている。したがって、フロント側ブラケット42及びリア側ブラケット44にサスペンションアーム30から入力された荷重は、フロントサイドメンバ24へ効率よく分散されて伝達される。
よって、サスペンションアーム取付ブラケット40(フロント側ブラケット42及びリア側ブラケット44)の耐久強度(耐久寿命)を向上させることができる。そして、これにより、走行時における車体捩れや振動を低減させることができるため、車両12の操縦安定性能を向上させることができる。
特に、アッパメンバ14の前端部とフロントサイドメンバ24の前端部とが、曲率を有する湾曲形状の連結メンバ22によって連結されていると、フロントサイドメンバ24の支持剛性を向上させることができるため、より一層、車両12の操縦安定性能を向上させることができる。
また、これにより、サスペンションアーム取付ブラケット40及びフロントサイドメンバ24を含む車体構成部品や車体骨格部材に補強部材を追加したり、車体構成部品や車体骨格部材の板厚を増加させたりする必要がなくなる。よって、車両12の軽量化を図ることができ、車両12の燃費性能を向上させることができる。そして、車両12において、部品点数の増加が抑制又は防止されるため(簡素な構造で済むため)、生産性を向上させることができる。
なお、サスペンションアーム取付ブラケット40は、外壁51の略全体が球面形状に形成される構成に限定されるものではなく、例えば図7に示されるリア側ブラケット44のように、外壁51の一部だけが球面形状に形成される構成とされていてもよい。すなわち、例えば内壁50が形成されている部位の表面側である一部の外壁51のみが球面形状に形成される構成とされていてもよい。
このように、外壁51の一部のみが球面形状に形成されたリア側ブラケット44であっても、上記に近い作用効果が得られる。また、サスペンションアーム取付ブラケット40は、その外壁51が、単一の球面形状に形成される構成に限定されるものではなく、例えば複数の球面形状の組み合わせや球面形状に近い曲面形状の組み合わせによって形成されていてもよい。
以上、本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係るサスペンションアーム取付構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。
例えば、アッパメンバ14やフロントサイドメンバ24等は、それぞれ一定断面とされた軽量金属材の押出成形によって形成される構成に限定されるものではなく、図示しないアウタパネルとインナパネルとを接合することで閉断面形状に形成される構成とされていてもよい。また、アッパメンバ14とフロントサイドメンバ24と連結メンバ22とが軽量金属材の押出成形によって一体に形成される構成とされていてもよい。
10 サスペンションアーム取付構造
24 フロントサイドメンバ(車体骨格部材)
30 サスペンションアーム
40 サスペンションアーム取付ブラケット
46 第1凹部
48 第2凹部

Claims (1)

  1. 車体前後方向に延在して車体の骨格を構成する車体骨格部材と、
    前記車体骨格部材が嵌合されて接合される第1凹部と、サスペンションアームの車幅方向内側端部が挿入されて結合される第2凹部と、を有するとともに、外形が球体形状に形成されたサスペンションアーム取付ブラケットと、
    を備えたサスペンションアーム取付構造。
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