JP6242485B2 - エレベーター昇降路寸法測定装置、及びその測定方法 - Google Patents

エレベーター昇降路寸法測定装置、及びその測定方法 Download PDF

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Description

この発明は、エレベーターの昇降路の寸法を測定するエレベーター昇降路寸法測定装置、及びその測定方法に関する。
エレベーターのリニューアル改修では、新たに更新・新規追加する機器を検討するにあたり、既存の機器や構造物、例えばガイドレールやかご、昇降路そのもの等の寸法が必要となる。現在、それら寸法の測定は、作業員が実際に現場に出向き、巻尺やレーザー測距器を使用し実施している。
このような作業員による手作業の測定は、一般的に二人以上の人手を必要とする。
例えば、昇降路下部の測定では、測定時に障害物となるエレベーターかごを上層階に上げて実施する。
昇降路上部を測定する際にはエレベーターかご上に乗り込み測定を行う。
そのため、エレベーターかごをかご内で運転する作業者と、かご上に乗り込み測定を行う作業者の二名必要となる。
そのため、さらなる省人手化が求められており、加えてこれらの作業は、エレベーターの運転停止が必要となるため、短時間での測定も求められる。
また、エレベーターかご上作業も発生するために安全性の向上も望まれる。
そのため、作業員による手作業の測定ではなく、エレベーター昇降路測定装置を例えば昇降路内のかごに設置して測定する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2,3参照)。
特開2005−98786号公報 特開2005−96919号公報 特開2006−62796号公報
しかしながら、上記のような従来のエレベーターの昇降路測定装置は、何れもかご上に設置されており、エレベーターの運転を停止し、作業員が昇降路内に入ってかご上に設置しなければならないので、測定時間が長くなり、それだけエレベーターの運転を長時間停止しなければならないという問題点があった。
また、かご上の作業は安全性の点で問題があった。
また、実際の測定にあってはレーザー光等を利用した三次元測定機を利用する方法が考えられるが、既存の昇降路にはかごが存在するため、昇降路の寸法測定に不要なデータまで取得してしまい、昇降路の全域の寸法を円滑に測定するのが困難であるという問題点もあった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、作業員が昇降路内に入って測定機をかご上に設置することなく昇降路寸法を測定することができる結果、測定時間が大幅に短縮され、また安全性が向上したエレベーター昇降路寸法測定装置を得ることを目的とする。
また、上記エレベーター昇降路寸法測定装置を用いて、昇降路の全域の寸法測定を円滑に行うことできるエレベーター昇降路寸法測定装置の測定方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーター昇降路寸法測定装置は、
乗り場から昇降路内に突入する第1の腕と、
前記第1の腕に取り付けられ昇降路内で前記昇降路を三次元測定する三次元測定機と、を備えている。
また、この発明に係るエレベーター昇降路寸法測定装置の測定方法は、
エレベーター昇降路寸法測定装置が設置される設置階床よりも上方向、または下方向に昇降路内を昇降するかごを退避させた後、
前記かごが前記設置階床よりも上層階床にあるときには、前記上層階床よりも下側の階床の下層階床側データを前記三次元測定機により入手し、
前記かごが前記設置階床よりも下層階床にあるときには、前記下層階床よりも上側の階床の上層階床側データを前記三次元測定機により入手し、
その後、前記下層階床側データ及び前記上層階床側データにおいて前記昇降路の共通部位のデータを基準にして前記下層階床側データ及び前記上層階床側データを統合して、その統合データから前記昇降路の全域の寸法を得る。
この発明に係るエレベーター昇降路寸法測定装置によれば、作業者が降路内に入って測定機を昇降路内に設置することなく、昇降路内に設置でき、測定時間が大幅に短縮され、また安全性が向上する。
この発明に係るエレベーター昇降路寸法測定装置の測定方法によれば、昇降路の寸法測定に不要なデータとなるかごのデータを含まない、下層階床側データ及び上層階床側データを得、それらの共通部位のデータを基準にして前記下層階床側データ及び前記上層階床側データを統合し、その統合データから前記昇降路の全域の寸法を得ることができるので、より正確な昇降路の全域の寸法を得ることができる。
この発明の実施の形態1のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いて測定される昇降路を示す断面図である。 図1のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いて昇降路の寸法を測定する様子を示す斜視図である。 図2の三次元測定機を除くエレベーター昇降路寸法測定装置を示す全体斜視図である。 図1のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いて、エレベーター昇降路の全域を測定するために必要となる各階床ごとの測定を示す全体図である。 図1のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いてエレベーター昇降路測定を行うときを示す説明図である。 図1のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いて下層階床側データの共通部位を示す説明図である。 図1のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いて上層階床側データの共通部位を示す説明図である。 この発明の実施の形態2のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いて昇降路寸法を測定する様子を示す斜視図である。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1のエレベーター昇降路寸法測定装置1(以下、測定装置1と略称する。)を用いて測定される昇降路2を示す断面図、図2は、測定装置1を用いて昇降路2の内寸法を測定する様子を示す斜視図、図3は、三次元測定機13を除く測定装置1を示す全体斜視図である。
昇降路2内には、ガイドレール3に案内されて昇降するかご4が設けられている。
エレベーターの乗場の出入口には、三方枠5、乗場敷居6及び乗場戸7が設けられている。
測定装置1は、可搬性に優れた、例えば台車である車輪付ベース8と、設置階床19に載置される車輪付ベース8の進行方向の先端部の中心部から進行方向に延びた第1の腕9と、車輪付ベース8の進行方向の両側から進行方向に対して垂直方向にそれぞれ延びた一対の第2の腕10と、第2の腕10の上記進行方向の後側であって第2の腕10と平行に延びた一対の第3の腕11と、第1の腕の先端部に取り付けられた台座12と、この台座12に固定された三次元測定機13と、を備えている。
この三次元測定機13は、非接触式測定機であり、例えばレーザーを対象物に照射することにより、位相差から対象物までの距離を測定するレーザー式三次元測定機である。
なお、各第2の腕10の先端部には、ゴム等の緩衝部材16が設けられており、また第3の腕11の先端部であって三方枠5に対面する側にも緩衝部材17が設けられている。
なお、緩衝部材16が当接する、三方枠5の対向した一対の側枠25の面が傾斜面である場合には、傾斜を吸収するロータ状のゴム部材が用いられる。
また、エレベーター出入口幅が特殊な場合、例えば工場等に据付けられている大型のエレベーター等、一般的な乗用エレベーターより出入口幅が大きく設定されているものは、第2の腕10を長尺タイプに交換することで対応すればよい。
また、車輪付ベース8の車輪14は、図示しない、ストッパー、またはブレーキを備えている。
各第1の腕9は、支軸15で回動自在に車輪付ベース7に取り付けられている。この第の腕9は、内筒と、内筒に対して摺動自在の外筒とから構成されて伸縮可能であり、また内筒と外筒とが任意の位置で固定可能な機能を有している。
この、第1の腕9は、支軸15を中心に仰俯角を調整することで、三次元測定機13の水平位置が調整される。
各第2の腕10は、基端部が車輪付ベース8に取り付けられている。この第2の腕10は、第1の腕9と同様の構成であり、伸縮機能及び固定機能を有する。
この第2の腕10は、それぞれ伸縮し、先端面が三方枠5の側枠25の内側面に当接することで、測定装置1が設置されるエレベーターの設置階床19から出入口を視て左右方向の三次元測定機13の位置決めがなされる。
各第3の腕11は、支軸18で水平方向に回動自在に車輪付ベース7に取り付けられている。この第3の腕11は、第2の腕10と同様の構成により伸縮機能と固定機能を有する。この第3の腕11は、測定装置1が昇降路2に落下するのを防ぐものである。
即ち、一対の第3の腕11は、それぞれ左右に伸長した状態において三方枠5の幅より大きく、三方枠5に対して、ある程度の掛り代を有している。
なお、第1の腕9、第2の腕10及び第3の腕11は、内筒と外筒との筒による伸縮方式以外でもよく、他にも例えば第1の部材と第2の部材とがスライダを介して接続され、また固定機能を有するものであってもよい。
次に、上記測定装置1の三次元測定機13を昇降路2内に設置する手順について説明する。
先ず、測定を開始する事前準備としてエレベーターを通常の運転状態から、作業者がかご4内でか4の昇降操作が可能な状態とし、測定装置1が設置される設置階床19からかご4を上方、もしくは下方に移動させ測定範囲外に退避させる。
次に、支軸15を中心に水平になるように第1の腕9を回動した後、台座12に三次元測定機13を固定する。
その後、一対の第3の腕11をそれぞれ左右に伸長した後、車輪付ベース8を三方枠5に向けて、第3の腕11の緩衝部材17が三方枠5に当接するまで前進させる。
次に、ケーブル等の障害物に邪魔されずに三次元測定機13が測定できる位置になるように、左右のそれぞれの第2の腕10を伸縮して長さを調整し、一対の第2の腕10のそれぞれ緩衝部材16が三方枠5の側枠25の内側面に当接させた後、第2の腕10の内筒と外筒とを固定する。
最後に、両乗場戸7を第1の腕9の付近まで接近させて閉じる。
こうして、昇降路2内の所望の位置に水平に設置された三次元測定機13は、遠隔操作で起動され、昇降路2の寸法が測定される。
測定終了後は、乗場戸7を開放し、車輪付ベース8を後退させ、三次元測定機13を昇降路2の外部に搬出する。
こうして、ある設置階床19での昇降路2の寸法測定は終了するが、上記三次元測定機13の設置、昇降路2の寸法測定は、図4に示すように、各設置階床19毎に繰り返されることで、各設置階床19毎の昇降路2の寸法に関する三次元データが取得される。
以上説明したように、この実施の形態の測定装置1によれば、昇降路2を三次元測定する三次元測定機13は、設置階床19に設置された車輪付ベース8から昇降路2内に突入した第1の腕9の先端部に台座12を介して取り付けられているので、三次元測定機13を昇降路2内に設置するに当たり、作業者が昇降路2内に入ることなく、簡単に昇降路2内に設置することができ、測定時間が大幅に短縮され、また安全性が向上する。
また、ベースは、車輪付ベース8であり、測定装置1を簡単に搬送することができる。
また、第1の腕9、第2の腕10及び第3の腕11は、いずれも伸縮可能で、固定機能も有しているので、三次元測定機13をケーブル等で測定に邪魔な箇所を避けた所望の位置に簡単に設置することができる。
また、第2の腕10及び第3の腕11は、それぞれ先端部に緩衝部材16,17が設けられているので、三次元測定機13を昇降路2内に設置する際の第2の腕10及び第3の腕11の衝突による三方枠5の破損、疵の発生を防止することができる。
また、第1の腕9は、基端部が車輪付ベース8に仰俯可能に取り付けられているので、昇降路2内で三次元測定機13を水平に調整することができる。
また、第3の腕11は、基端部が車輪付ベース8に水平方向に回動可能に取り付けられているので、第3の腕11は、三方枠5の側枠25の乗場側の面と当接し、車輪付ベース8は、三方枠5に対して安定した位置決めがなされる。
なお、上記測定装置1において、車輪が無いベースであってもよい。
また、第1の腕、第2の腕及び第3の腕のうち少なくとも何れか一つの腕が伸縮可能であってもよいし、第1の腕、第2の腕及び第3の腕の何れも一定の長さのものであってもよい。
また、第1の腕、第3の腕のそれぞれの基端部がベースに固定されたものであってもよい。
次に、上記構成の測定装置1を用いて得られた各設置階床19毎の寸法データを基に昇降路2の全域の寸法を得る方法について説明する。
先ず、例えば図5に示すように、測定装置1が設置される設置階床19(中層階床21)にかご4がある場合には、かご4を上層階床20に退避させ、中層階床21、下層階床22で三次元測定機13を用いて昇降路2の寸法を測定する。この場合、それぞれの階床21,22で得られた下層階床側データは、かご4の底面のデータを取得してしまうおそれあるが、その際は、コンピュータ上にて不要となる部分を抹消することで昇降路2の寸法のみのデータを構築する。
次に、かご4を下層階床22に退避させ、中層階床21、上層階床20で三次元測定機13を用いて昇降路2の寸法を測定する。この場合、それぞれの階床21,20で得られた上層階床側データは、かご4の上面のデータを取得してしまうおそれあるが、その際は、コンピュータ上にて不要となる部分を抹消することで昇降路2の寸法のみのデータを構築する。
こうして得られた下層階床側データと上層階床側データとの間では、寸法データのズレが生じるおそれがあるが、これに対しては、それぞれの昇降路2の共通部位を測定し、この共通部位の寸法データを基準にして下層階床側データ及び上層階床側データを統合することで寸法データのズレを修正している。
この実施の形態では、かご13が上層階床20にあるときに得られた下層階床側データは、図6に示す中層階床21の乗場敷居上面23、三方枠上枠下面24のデータを取得している。
また、かご13が下層階床22にあるときに得られた上層階床側データは、図7に示す中層階床21の乗場敷居上面23、三方枠上枠下面24のデータを取得している。
このように、下層階床側データ及び上層階床側データは、共通部位である中層階床21の乗場敷居上面23、三方枠上枠下面24に関して共通のデータを有している。
従って、三次元測定機13は、各設置階床19で所定の位置に保持されており、この三次元測定機13で得られた、下層階床側データ及び上層階床側データの共通のデータを基準にして下層階床側データ及び上層階床側データを統合することで昇降路2の全域の寸法を知ることができる。
なお、上記実施の形態では、三層の階床の例で説明したが、4層以上の階床であっても、かごを最上階床に退避させて、最上階床よりも下側の階床の下層階床側データを入手し、またかごを最下階床に退避させて、最下階床よりも上側の階床の上層階床側データを入手し、その後下層階床側データ及び上層階床側データの共通のデータを基準にして下層階床側データ及び上層階床側データを統合し、そのデータより昇降路2の全域の寸法を知ることができる。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2の測定装置1Aを示す斜視図である。
この実施の形態2の測定装置1Aは、三方枠5よりも幅広で設置階床19に沿って左右に延びた腕30と、この腕30の両側に設けられ左右に移動し、固定可能な一対の当て部材31と、当て部材31の中心部から直角方向に延び、昇降路2内に突入する突入部材32と、この突入部材32の先端部に取り付けられた三次元測定機13と、を備えている。
腕30は、実施の形態1の第3の腕11に相当し、測定装置1Aが昇降路2に落下するのを防ぐものである。
また、当て部材31は、実施の形態1の第2の腕10に相当し、それぞれ移動、固定することで、設置階床19から視て三方枠5に対する横方向の三次元測定機13の位置が設定される。
他の構成は、実施の形態1の測定装置1と同じである。
この実施の形態の測定装置1Aでは、実施の形態1と同様の手順に従って昇降路2の寸法を測定することができ、また実施の形態1の車輪付ベース8が無く、可搬性は無い点を除いては、実施の形態1の測定装置1と同様の効果を得ることができる。
なお、測定されるエレベーターの昇降路2の専用として、腕30に対して当て部材31が固定されたものであってもよい。
また、腕30、突入部材32については、少なくとも何れか一方伸縮可能であって固定機能を有するものであってもよい。
なお、上記各実施の形態では、三次元測定機13は、レーザー式三次元測定機器であったが、超音波の送受信により距離を測定する超音波式三次元測定機であってもよい。
また、この発明は、エレベーターは、油圧式エレベーター、ロープ式エレベーターのどちらでも適用できる。
また、データの統合に関しては、乗場敷居6、三方枠5の他、昇降路2の構造物(壁面、鉄骨等)及びエレベーターの構成機器において共通のデータを有する場合、それらも基準として適用できる。
1,1A エレベーター用昇降路内寸法測定装置、2 昇降路、3 ガイドレール、4
かご、5 三方枠、6 乗場敷居、7 乗場戸、8 車輪付ベース、9 第1の腕、10 第2の腕、11 第3の腕、12 台座、13 三次元測定機、14 車輪、15,18 支軸、16,17 緩衝部材、19 設置階床、20 上層階床、21 中層階床、22 下層階床、23 乗場敷居上面、24 三方枠上枠下面、25 側枠、30 腕、31 当て部材、32 突入部材。

Claims (13)

  1. 乗り場から昇降路内に突入する第1の腕と、
    前記第1の腕に取り付けられ昇降路内で前記昇降路を三次元測定する三次元測定機と、を備えたエレベーター昇降路寸法測定装置。
  2. 三方枠に対して掛り代を有している第3の腕を備えた請求項1に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  3. 前記第1の腕および前記第3の腕が取り付けられて階床に載置されるベースと、
    前記ベースの前記第1の腕の前記昇降路内への突入方向に沿って視たときの両側から延び、三方枠の一対の側枠の内側面にそれぞれ当接する一対の第2の腕と、
    を備えた請求項2に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  4. 前記ベースは、移動可能であり、
    前記第1の腕、前記第2の腕及び前記第3の腕の少なくとも一つは伸縮可能である請求項に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  5. 前記ベースは、車輪を有している請求項に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  6. 前記第2の腕及び前記第3の腕は、それぞれ先端部に緩衝部材が設けられている請求項3〜5の何れか1項に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  7. 各前記第1の腕は、基端部が前記ベースに仰俯可能に取り付けられ、
    各前記第3の腕は、基端部が前記ベースに水平方向に回動可能に取り付けられている請求項3〜6の何れか1項に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  8. 前記第3の腕の両側にそれぞれ設けられ前記三方枠の内側面に当接する一対の当て部材を備えた請求項2に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  9. 前記当て部材は、前記第3の腕に沿って移動可能である請求項に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  10. 前記第1の腕及び前記第3の腕の少なくとも一方は、伸縮可能である請求項8または9に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  11. 前記三次元測定機は、レーザー式三次元測定機である請求項1〜10の何れか1項に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置を用いて前記昇降路の寸法を測定するエレベーター昇降路寸法測定装置の測定方法であって、
    前記エレベーター昇降路寸法測定装置が設置される設置階床よりも上方向、または下方向に前記昇降路内を昇降するかごを退避させた後、
    前記かごが前記設置階床よりも上層階床にあるときには、前記上層階床よりも下側の階床の下層階床側データを前記三次元測定機により入手し、
    前記かごが前記設置階床よりも下層階床にあるときには、前記下層階床よりも上側の階床の上層階床側データを前記三次元測定機により入手し、
    その後、前記下層階床側データ及び前記上層階床側データにおいて前記昇降路の共通部位のデータを基準にして前記下層階床側データ及び前記上層階床側データを統合し、その統合データから前記昇降路の全域の寸法を得る、エレベーター昇降路寸法測定装置の測定方法。
  13. 前記共通部位は、乗場敷居上面及び三方枠上枠下面である請求項12に記載のエレベーター昇降路寸法測定装置の測定方法。
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