JP6242212B2 - 鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法 - Google Patents
鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6242212B2 JP6242212B2 JP2013272368A JP2013272368A JP6242212B2 JP 6242212 B2 JP6242212 B2 JP 6242212B2 JP 2013272368 A JP2013272368 A JP 2013272368A JP 2013272368 A JP2013272368 A JP 2013272368A JP 6242212 B2 JP6242212 B2 JP 6242212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- composition
- sand
- silicone oil
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本実施形態の鋳型用組成物の製造方法は、耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する混合工程を有する。本実施形態の鋳型用組成物の製造方法によれば、より効率的に鋳型強度を向上できる。このような効果を奏する理由は定かではないが、以下の様に考えられる。
前記混合工程は、耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する鋳型用組成物の製造方法において、当該シリコーンオイルを予め耐火性粒子と混合する混合工程である。
前記耐火性粒子は、天然砂であってもよく、人工砂であってもよい。当該天然砂としては、石英質を主成分とする珪砂、クロマイト砂、ジルコン砂、オリビン砂、アルミナ砂等が例示できる。当該人工砂としては、合成ムライト砂、アルミナボールサンド、SiO2/Al2O3系の鋳物砂、SiO2/MgO系の鋳物砂、スラグ由来の鋳物砂等が例示できる。当該人工砂とは、天然より産出する鋳物砂ではなく、人工的に金属酸化物の成分を調製し、溶融または焼結した鋳物砂のことを表す。また、使用済みの耐火性粒子を回収した回収砂や、回収砂に再生処理を施した再生砂なども使用できる。これらは単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。これらの中でも、資源の再利用の観点から、再生砂が好ましい。また、本実施形態の効果の発現性の観点から、人工砂が好ましい。特に、人工砂の再生砂においては、鋳型の硬化を阻害する残留粘結剤の溶出防止により本実施形態の効果の発現性が高く、より好ましい。
シリコーンオイルを用いる技術的意義は、耐火性粒子や鋳物砂、再生砂の表面処理により、粘結剤成分を粒子間、砂間に集めることで、粘結剤を有効に作用させる量を増加させることができる点である。また更に粘結剤が水溶性フェノール樹脂の様な、再生砂の使用時残留粘結剤が硬化に悪影響を及ぼすような場合においては、残留粘結剤成分の溶出を防止するためである。
前記樹脂組成物は、従来の鋳型の製造に用いられている樹脂組成物を用いることができる。特に残留粘結剤による硬化阻害を抑制し、本実施形態での硬化発現の観点から、当該樹脂組成物としては、アルカリフェノール樹脂組成物等が好ましい。
前記硬化剤組成物は、前記樹脂組成物を硬化させるものであれば、特に限定なく用いることができる。特に残留粘結剤による硬化阻害を抑制し、本実施形態での硬化発現の観点から、エステル化合物や炭酸ガスが好ましい。
本実施形態の効果を損なわない程度に、シリコーンオイルと共に従来公知のシランカップリング剤、その他の添加剤等を用いても構わない。当該添加剤としては、炭素数8〜18のアルコール、炭素数8〜18のカルボン酸、炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルシリケート及びその低縮合物、並びに、炭素数8〜18のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルの中から選ばれる1種以上が好ましい。
(i)前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物a−1を得る混合工程II−1、前記鋳型用組成物a−1及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−1を得る混合工程III−1を有する鋳型用組成物の製造方法。
(ii)前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物a−2を得る混合工程II−2、鋳型用組成物a−2及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−2を得る混合工程III−2を有する鋳型用組成物の製造方法。
(iii)前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記硬化剤組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−3を得る混合工程I−3、鋳型用組成物a−3及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−3を得る混合工程III−3を有する鋳型用組成物の製造方法。
(iv)前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記樹脂組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−4を得る混合工程I−4、鋳型用組成物a−4及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−4を得る混合工程II−4を有する鋳型用組成物の製造方法。
本実施形態の鋳型の製造方法では、前記鋳型用組成物の製造方法によって得られた鋳型用組成物を硬化させることによって鋳型を製造することができる。本実施形態の鋳型の製造方法において、従来の鋳型の製造プロセスをそのまま利用して鋳型を製造することができる。好ましい鋳型の製造方法として、前記耐火性粒子、前記シリコーンオイル、前記樹脂組成物、及び前記硬化剤組成物を混合して前記鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化する硬化工程を有する鋳型の製造方法が挙げられる。
<3>前記耐火性粒子が、新砂、再生砂が好ましく、再生砂がより好ましい、前記<1>又は<2>に記載の鋳型用組成物の製造方法。
<4>前記耐火性粒子の球形度が、好ましくは0.85以上、より好ましくは0.90以上である、前記<1>〜<3>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<5>前記シリコーンオイルの25℃での表面張力が、35mN/m以下が好ましく、33mN/m以下がより好ましく、15mN/m以上が好ましく、15〜35mN/mが好ましく、15〜33mN/mがより好ましい、前記<1>〜<4>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<6>前記シリコーンオイルの1気圧での沸点が、150℃以上が好ましく、165℃以上がより好ましく、400℃以下が好ましく、150〜400℃が好ましく、165〜400℃がより好ましい、前記<1>〜<5>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<7>前記シリコーンオイルの引火点が、100℃以上が好ましく、150℃以上がより好ましく、200℃以上が更に好ましい、前記<1>〜<6>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<8>前記シリコーンオイルが、ジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、環状ジメチルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオイルが好ましく、ジメチルシリコーンオイルがより好ましい、前記<1>〜<7>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<9>前記シリコーンオイルの添加量が、耐火性粒子100質量部に対し、0.001以上が好ましく、0.005以上がより好ましく、0.01以上がより好ましく、1以下が好ましく、0.2以下がより好ましく、0.1以下が更に好ましく、0.001〜1が好ましく、0.005〜0.2がより好ましく、0.01〜0.1が更に好ましい、前記<1>〜<8>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<10>前記樹脂組成物が、アルカリフェノール樹脂組成物が好ましい、前記<1>〜<9>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<11>前記樹脂組成物及び前記硬化剤組成物の添加量の合計が、前記耐火性粒子100質量部に対して、通常0.01〜10質量部が好ましい、前記<1>〜<10>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<12>前記混合工程が、前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物a−1を得る混合工程II−1、前記鋳型用組成物a−1及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−1を得る混合工程III−1を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<13>前記混合工程が、前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物a−2を得る混合工程II−2、鋳型用組成物a−2及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−2を得る混合工程III−2を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<14>前記混合工程が、前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記硬化剤組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−3を得る混合工程I−3、鋳型用組成物a−3及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−3を得る混合工程III−3を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<15>前記混合工程が、前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記樹脂組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−4を得る混合工程I−4、鋳型用組成物a−4及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−4を得る混合工程II−4を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<16>前記<1>〜<15>のいずれかに記載の製造方法により得られた鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化する硬化工程を含む鋳型の製造方法。
セラビーズ#650(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用、LOI=0質量%)100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。得られた耐火性粒子組成物に対して、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
セラビーズ#650(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用、LOI=0質量%)100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。その後、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
セラビーズ#650(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用、LOI=0質量%)100質量部に対して硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した後、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
耐火性粒子を下記再生砂Aに変更した以外は実施例1と同様に行った。
セラビーズ(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用)100質量部に対して、アルカリフェノール樹脂用硬化剤(カオーステップDH−25、花王クエーカー社製)0.3質量部、及びアルカリフェノール樹脂(カオーステップSL−6000、花王クエーカー社製)1.5質量部を加え攪拌し、サンド/メタル比が4の鋳型を造型した。本鋳型に1400℃にて鋳鉄溶湯(FC200)を注湯し、冷却後、鋳型をクラッシャーで処理し、回収砂を得た。この回収砂を日本鋳造社製ロータリーリクレーマー(5000kg/hr処理、2430rpm、4パス)で再生処理を行い、次に太洋マシナリー社製2パターンシャイナー(32kg/バッチ、2850rpm、120秒)で再生処理を行った。更に、この再生処理後の砂100質量部を用いて前記のアルカリフェノール樹脂硬化剤を加えて同様に造型し、クラッシャーで処理した後再生処理を行い、合計4回の繰り返し再生処理を行った。得られた再生砂のLOIは0.52質量%であった。
耐火性粒子を前記再生砂Aに変更した以外は実施例2と同様に行った。
再生砂A100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部及び硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。その後、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
再生砂A100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部及び水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。その後、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
再生砂A100質量部に対して水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した後、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
耐火性粒子を未使用の珪砂(球形度:0.84、LOI=0質量%)に変更したこと、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))を1.2質量部としたこと、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.24質量部としたこと以外は実施例2と同様に行った。
耐火性粒子を未使用の珪砂(球形度:0.84、LOI=0質量%)に変更したこと、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))を1.2質量部としたこと、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.24質量部としたこと以外は比較例1と同様に行った。
耐火性粒子を下記再生砂Bに変更し、硬化剤組成物(カオーステップDH−35 花王クエーカー社製)0.3質量部とした以外は実施例1と同様に行った。
エスパール(球形度:0.97 山川産業社製 未使用)100質量部に対して、アルカリフェノール樹脂用硬化剤(カオーステップDH−25、花王クエーカー社製)0.24質量部、及びアルカリフェノール樹脂(カオーステップSL−60000、花王クエーカー社製)1.5質量部を加え攪拌し、サンド/メタル比が4の鋳型を造型した。本鋳型に1400℃にて鋳鉄溶湯(FC200)を注湯し、冷却後、鋳型をクラッシャーで処理し回収砂を得た。この回収砂を新東工業社製のUSR再生機(3000kg/hr処理、2パス)で再生処理を行った。更に、この回収砂100質量部を用いて、同様に硬化剤と樹脂を加えて造型し、クラッシャーで処理した後、再生処理行い、合計で4回の再生処理を繰り返すことで、再生砂Bを得た。得られた再生砂BのLOIは0.38質量%であった。
耐火性粒子を前記再生砂Bに変更し、硬化剤組成物(カオーステップDH−35、花王クエーカー社製)0.3質量部とした以外は比較例1と同様に行った。
[鋳型強度]
得られた鋳型について、25℃、55%RHの条件下にてJACT試験法HM−1に基づき、テストピース作成後の圧縮強度を島津製作所社製強度試験機AD−5000で測定した。測定結果を表1に示す。
再生砂Aを更に太洋マシナリー社製2パターンシャイナーで80秒間再生処理を行い、比較例2と同様の試験を行ったところ、鋳型強度は3.1MPaであった。この事から、実施例3で得られた鋳型強度を得るためには、比較例2の鋳型用組成物の製造方法では、2パターンシャイナーでの再生処理時間が合計で200秒必要であるといえる。従って、本発明品は、迅速に再生処理しても鋳型強度を得ることができることがわかる。
Claims (5)
- 耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する混合工程を有する鋳型用組成物の製造方法において、前記耐火性粒子が再生処理後の耐火性粒子又は未使用の耐火性粒子であり、前記シリコーンオイルを前記耐火性粒子と予め混合する鋳型用組成物の製造方法。
- 前記耐火性粒子が、人工砂である請求項1に記載の鋳型用組成物の製造方法。
- 前記耐火性粒子が、再生砂である請求項1又は2に記載の鋳型用組成物の製造方法。
- 前記混合工程が、前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I、前記耐火性粒子組成物及び硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物aを得る混合工程II、前記鋳型用組成物a及び樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物bを得る混合工程IIIを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋳型用組成物の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法により得られた鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化する硬化工程を含む鋳型の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013272368A JP6242212B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013272368A JP6242212B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015123500A JP2015123500A (ja) | 2015-07-06 |
JP6242212B2 true JP6242212B2 (ja) | 2017-12-06 |
Family
ID=53534627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013272368A Active JP6242212B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6242212B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108772534B (zh) * | 2018-06-26 | 2020-07-28 | 重庆长江造型材料(集团)股份有限公司 | 一种覆膜砂及其制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4884620A (en) * | 1987-08-28 | 1989-12-05 | Ashland Oil, Inc. | Hot box process for preparing foundry shapes with certain aqueous phenolic resin solutions |
JP3250926B2 (ja) * | 1994-12-16 | 2002-01-28 | 花王株式会社 | 鋳型組成物および鋳型の製造方法 |
JP5297731B2 (ja) * | 2007-09-12 | 2013-09-25 | 花王株式会社 | 再生鋳物砂の製造方法 |
JP6069047B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2017-01-25 | 花王株式会社 | 鋳型造型用硬化剤組成物 |
-
2013
- 2013-12-27 JP JP2013272368A patent/JP6242212B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015123500A (ja) | 2015-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4545192B2 (ja) | 鋳鋼用レジンコーテッドサンド、同サンドからなる鋳型および同鋳型により鋳造された鋼鋳物 | |
JP4791453B2 (ja) | エステル硬化フェノール樹脂接着鋳物砂の再生 | |
UA100853C2 (uk) | Термальна регенерація формувального піску | |
CN1071159C (zh) | 砂型用粘结剂、型砂组合物和砂型的制造方法 | |
JP2019177401A (ja) | コーテッドサンド及びそれを用いた鋳型の製造方法並びに鋳物砂の再生方法 | |
JPH08509916A (ja) | 鋳造用モールド及びコアを製造するために使用される再生砂の性質を改善する方法 | |
RU2512517C2 (ru) | Композиции, содержащие определенные металлоцены, и их применение | |
JP6242212B2 (ja) | 鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法 | |
JP2009022980A (ja) | 鋳型の製造方法 | |
JPH03291124A (ja) | 鋳物用砂型の製造方法 | |
JPH06154941A (ja) | 鋳物砂の再生方法及び鋳型の製造方法 | |
JP3492134B2 (ja) | 鋳型用粘結剤組成物 | |
JP2019111577A (ja) | 鋳型造型用粒子 | |
JP2021169124A (ja) | 無機鋳型および中子の造型方法 | |
JP2019063842A (ja) | 鋳型用骨材組成物 | |
JP2004352950A (ja) | 硬化性組成物及びこれを用いて得られる鋳物砂組成物並びに鋳型 | |
KR101866670B1 (ko) | 소실 모형용 도형제 조성물 | |
JP4216104B2 (ja) | 合成ムライト砂の再生方法及び鋳型の製造方法 | |
JP2001314939A (ja) | ガス硬化性鋳型用粘結剤組成物 | |
JP5541783B2 (ja) | 水溶性フェノール樹脂組成物の製造方法 | |
JP2001205388A (ja) | 鋳物砂の熱再生方法及び鋳造用鋳型の製造方法 | |
JP3453485B2 (ja) | 鋳物砂の処理方法及び鋳型の製造方法 | |
JP4056865B2 (ja) | 鋳物砂の再生方法およびその再生砂を用いた鋳型の製造方法 | |
JPH08215788A (ja) | 鋳型用粘結剤組成物、鋳型組成物および鋳型の製造方法 | |
JP7223098B2 (ja) | コーテッドサンドの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170623 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171010 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171107 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6242212 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |