JP6242212B2 - 鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳型用組成物の製造方法、及び鋳型の製造方法に関する。
水溶性フェノール樹脂を粘結剤とし、エステル化合物を硬化剤として用いた鋳型造型法が知られている。そこでは、高い耐熱性と粘結剤中に鋳物品質を低下させるような硫黄、リン等の元素を含まないため、品質の高い鋳物を製造することができる。この時、鋳型の強度は、鋳型の物性の中でも重要な物性の一つで、鋳造する溶融金属に耐え、またハンドリング時に破損しないように、より高い強度の鋳型が求められている。また、水溶性フェノール樹脂という有機粘結剤を用いるので鋳造時に粘結剤成分が熱分解しガスを発生する。このガスが多量になると鋳物のガス欠陥を誘発するため、その低減の観点から、できるだけ少量の粘結剤で必要な鋳型強度を得ることが重要で、そのためにも鋳型強度を向上できるような粘結剤や鋳型の造型法が求められている。
これまでも、粘結剤として水溶性フェノール樹脂を用いる場合には、数々の鋳型強度向上手段が提案されている。なかでも既に変性若しくは未変性のシリコーンオイルを用いて鋳型の強度を向上する技術は知られている。(例えば特許文献1)
一方、鋳造後、鋳型に用いた耐火性粒子は、通常、鋳型を破壊(型ばらし)して単粒子にした回収砂に種々の方法で再生処理を施した再生砂として再利用される。経済的観点及び廃棄物低減の観点から、鋳物工場では、再生砂を用いて鋳型を製造することは一般的になっている。しかしながら、粘結剤として水溶性フェノール樹脂を用いた場合には、一度使用した鋳型を再生処理して得た再生砂を用いると、硬化した粘結剤や硬化剤の残留物により、鋳型強度が発現しにくいことが知られている。従って、水溶性フェノール樹脂を粘結剤として用いた鋳型を再度、再生砂として利用しようとした場合、硬化した粘結剤や硬化剤残留物を効率的に取り除き低減することも鋳型強度向上の面で有効な手段である。
当該再生処理には、古くより湿式再生法、加熱式再生法、乾式再生法等各種の方法が提案(例えば非特許文献1)され、実施されている。
湿式再生法では汚水処理装置を必要とすることから設備費及びランニングコストがかかる。また、再生処理後は砂を乾燥させる必要もある。加熱式再生法では燃焼設備、空冷設備を必要とし、多大なエネルギーコストがかかる。また、排ガスの処理をする必要がある。従って、現在一般的には、乾式再生法という、遠心力を利用して砂粒間に摩擦を与え砂粒表面に付着している粘結剤等を除く方法が現在一般的に普及しているが、当該方法では、再生効率を高めようとすると、砂の破砕、細粒化などにより歩留まりが低下し、回収砂1トン当たりの動力原単位が大きくなる。
前記背景から、多大な設備を用いず、簡易な方法による効率的な再生砂の製造方法も求められている。
例えば、特許文献2では、特定の添加剤、特にシリコーンオイルの存在下で回収砂の再生処理を行うことにより、多大な設備を用いず、簡易かつ効率的に再生砂を製造することができる再生砂の製造方法が提案されている。
「鋳型造型法」、第4版、社団法人日本鋳造技術協会、平成8年11月18日、327〜330頁
特開平3−291124号公報 特開2009−214178号公報
しかしながら、従来の粘結剤による鋳型強度向上方法や、残留粘結剤の効率的な除去による再生砂の製造方法、及びその再生砂を用いた鋳型造型法では十分ではなく、更なる鋳型強度の向上が求められていた。
本発明は、より効率的に鋳型強度を向上できる鋳型用組成物の製造方法である。
本発明は、耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する鋳型用組成物の製造方法において、当該シリコーンオイルを予め耐火性粒子と混合する混合工程を有する鋳型用組成物の製造方法である。
本発明によれば、より効率的に鋳型強度を向上できる鋳型用組成物の製造方法を提供することができる。
<鋳型用組成物の製造方法>
本実施形態の鋳型用組成物の製造方法は、耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する混合工程を有する。本実施形態の鋳型用組成物の製造方法によれば、より効率的に鋳型強度を向上できる。このような効果を奏する理由は定かではないが、以下の様に考えられる。
鋳物砂は、一般的に経済性の観点及び廃棄物低減の観点から繰り返し再使用される。残留粘結剤成分が、鋳型強度に悪影響を及ぼす粘結剤の場合、残留粘結剤を再生処理により除去する必要があるが、そのために強力な乾式再生が必要で、当該再生処理の際、耐火性粒子にクラックが生じることがあるため、再生砂を用いた鋳型の品質及び強度は低下する傾向にあると共に、再生砂の破砕物のダストが増加し、廃棄物が増加する。また、前記特許文献2では、再生処理時にシリコーンオイルが残留粘結剤を多く含むダストと共に除去されるので、再生砂に残存するシリコーンオイルはごく微量でかつその量が不定量となり、強度等の性能差に影響することが考えられる。しかし、本実施形態は所定量のシリコーンオイルを予め耐火性粒状骨材に処理することで、耐火性粒状骨材、更には耐火性粒状骨材の表面に付着している残留粘結剤成分に対して、粘結剤成分への溶出を防止するため、粘結剤の硬化反応を阻害する事なく促進することができる。更には、耐火性粒子表面の状態を変えることで、粘結剤を耐火性粒子間に集めることができるため、耐火性粒子同士の接着に寄与できる量が増加し、鋳型強度が向上する。この様に耐火性粒子表面にシリコーンオイルを作用させるためには、予めシリコーンオイルを耐火性粒子に添加し、表面処理することが重要である。これらの作用により、再生処理の負荷が少なく、再生砂中の残留粘結剤が比較的多い場合でも、鋳型強度を向上させる事ができる。またシリコーンオイルも安定的に予め処理させる事ができる点からも、鋳型強度を向上できる。なお、本明細書において、回収砂、及び再生砂とは、「図解 鋳造用語辞典」(社団法人日本鋳造工学会編、2007年10月15日、日刊工業新聞社発行)に記載されている回収砂、及び再生砂をそれぞれ意味する。
また、本実施形態の鋳型用組成物の製造方法によれば、鋳物砂が未使用(新砂)の場合でも、粘結剤成分を鋳物砂粒子間に集めることができるため、鋳型強度を向上させることができ、鋳型品質を向上できる。
〔混合工程〕
前記混合工程は、耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する鋳型用組成物の製造方法において、当該シリコーンオイルを予め耐火性粒子と混合する混合工程である。
[耐火性粒子]
前記耐火性粒子は、天然砂であってもよく、人工砂であってもよい。当該天然砂としては、石英質を主成分とする珪砂、クロマイト砂、ジルコン砂、オリビン砂、アルミナ砂等が例示できる。当該人工砂としては、合成ムライト砂、アルミナボールサンド、SiO/Al系の鋳物砂、SiO/MgO系の鋳物砂、スラグ由来の鋳物砂等が例示できる。当該人工砂とは、天然より産出する鋳物砂ではなく、人工的に金属酸化物の成分を調製し、溶融または焼結した鋳物砂のことを表す。また、使用済みの耐火性粒子を回収した回収砂や、回収砂に再生処理を施した再生砂なども使用できる。これらは単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。これらの中でも、資源の再利用の観点から、再生砂が好ましい。また、本実施形態の効果の発現性の観点から、人工砂が好ましい。特に、人工砂の再生砂においては、鋳型の硬化を阻害する残留粘結剤の溶出防止により本実施形態の効果の発現性が高く、より好ましい。
また、前記再生砂としては、鋳型強度を発現する観点から、残留粘結剤の量の指標である強熱減量(LOI)が0.05〜5質量%である再生砂が好適に使用できる。特に鋳型強度発現の観点から、LOIが2質量%以下が好ましく、更に1質量%以下が好ましく、0.7質量%以下が更に好ましい。LOIは、再生砂を空気中で500℃、2時間処理した時の質量減少率を指す。
前記耐火性粒子の球形度は、鋳型品質及び鋳型強度向上の観点、及び砂表面処理による本実施形態の効果の発現性が高くなる観点から、好ましくは0.85以上、より好ましくは0.90以上である。本明細書において、球形度は、光学顕微鏡またはデジタルスコープ(例えば、キーエンス社製、VH−8000型)により得られた該粒子の像(写真)を画像解析することにより、該粒子の粒子投影断面の面積及び該断面の周囲長を求め、次いで、〔粒子投影断面の面積(mm)と同じ面積の真円の円周長(mm)〕/〔粒子投影断面の周囲長(mm)〕を計算し、任意の50個の球状鋳物砂粒子につき、それぞれ得られた値を平均して求めることができる。
[シリコーンオイル]
シリコーンオイルを用いる技術的意義は、耐火性粒子や鋳物砂、再生砂の表面処理により、粘結剤成分を粒子間、砂間に集めることで、粘結剤を有効に作用させる量を増加させることができる点である。また更に粘結剤が水溶性フェノール樹脂の様な、再生砂の使用時残留粘結剤が硬化に悪影響を及ぼすような場合においては、残留粘結剤成分の溶出を防止するためである。
シリコーンオイルの25℃での表面張力は、砂表面を処理し、粘結剤を効果的に砂粒子間に集める観点から、好ましくは35mN/m以下であり、より好ましくは33mN/m以下であり、好ましくは15mN/m以上である。また、シリコーンオイルの25℃での表面張力は、同様の観点から、好ましくは15〜35mN/mであり、より好ましくは15〜33mN/mである。本明細書において、表面張力は、実施例に記載の方法により測定できる。
シリコーンオイルの1気圧での沸点は、当該シリコーンオイルが混合工程の時に消失しないようにする観点から、好ましくは150℃以上であり、より好ましくは165℃以上である。前記シリコーンオイルの1気圧での沸点は、同様の観点から、好ましくは400℃以下である。また、前記シリコーンオイルの1気圧での沸点は、同様の観点から、好ましくは150〜400℃であり、より好ましくは165〜400℃である。
また、安全性の観点から、シリコーンオイルの引火点は高い方が好ましく、100℃以上が好ましく、より好ましくは150℃以上、更に好ましくは200℃以上である。
前記シリコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、環状ジメチルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオイル等が用いられる。好ましくはジメチルシリコーンオイルである。
前記シリコーンオイルの添加量は、本実施形態の効果の発現性の観点から、耐火性粒子100質量部に対し、0.001以上が好ましく、0.005以上がより好ましく、0.01以上が更に好ましい。前記シリコーンオイルの添加量は、鋳型のガス発生量低減の観点から、耐火性粒子100質量部に対し、1以下が好ましく、0.2以下がより好ましく、0.1以下が更に好ましい。また、前記シリコーンオイルの添加量は、耐火性粒子100質量部に対し、0.001〜1が好ましく、0.005〜0.2がより好ましく、0.01〜0.1が更に好ましい。
前記シリコーンオイルの添加方法は、前記耐火性粒子に対して、連続式、バッチ式のいずれの方法で添加しても構わない。また、前記シリコーンオイルをスプレー噴霧する方法や、ノズルから定量的に添加する方法をとる事ができる。定量性の観点から好ましくはノズル式である。
[樹脂組成物]
前記樹脂組成物は、従来の鋳型の製造に用いられている樹脂組成物を用いることができる。特に残留粘結剤による硬化阻害を抑制し、本実施形態での硬化発現の観点から、当該樹脂組成物としては、アルカリフェノール樹脂組成物等が好ましい。
[硬化剤組成物]
前記硬化剤組成物は、前記樹脂組成物を硬化させるものであれば、特に限定なく用いることができる。特に残留粘結剤による硬化阻害を抑制し、本実施形態での硬化発現の観点から、エステル化合物や炭酸ガスが好ましい。
前記樹脂組成物及び前記硬化剤組成物の添加量の合計は、前記耐火性粒子100質量部に対して、通常0.01〜10質量部であるのが好適である。
[その他の添加剤]
本実施形態の効果を損なわない程度に、シリコーンオイルと共に従来公知のシランカップリング剤、その他の添加剤等を用いても構わない。当該添加剤としては、炭素数8〜18のアルコール、炭素数8〜18のカルボン酸、炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルシリケート及びその低縮合物、並びに、炭素数8〜18のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルの中から選ばれる1種以上が好ましい。
前記炭素数8〜18のアルコールとしては、直鎖脂肪族アルコール、分岐鎖脂肪族アルコール、不飽和脂肪族アルコール等が用いられ、表面張力(25℃)は15〜33mN/mのものが好ましい。炭素数8〜18のアルコールは、粘度(25℃)が2〜100mm2/sのものが好ましく、2〜50mm2/sのものがより好ましい。オレイルアルコール、オクタノールが好ましい。
前記炭素数8〜18のカルボン酸としては、直鎖脂肪族カルボン酸、分岐鎖脂肪族カルボン酸、不飽和脂肪族カルボン酸等が用いられる。有機カルボン酸の表面張力(25℃)は15〜35mN/mのものが好ましい。炭素数8〜18のカルボン酸は、粘度(25℃)が2〜100mm2/sのものが好ましく、2〜50mm2/sのものがより好ましい。
前記炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルシリケートとしてはメチルシリケート、エチルシリケート等およびその低縮合物が挙げられる。低縮合物の縮合度は1〜15が好ましい。エチルシリケート及びその低縮合物が好ましい。
前記炭素数8〜18のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、オキシアルキレン基の平均付加モル数は0.5〜10が好ましく、1〜5が好ましく、1〜3が更に好ましく、オキシアルキレン基として炭素数2〜4のオキシエチレン基、オキシプロピレン基及びオキシブチレン基が好ましい。
前記添加剤等を用いる場合、当該添加剤等の添加方法は、前記耐火性粒子に対して、連続式、バッチ式のいずれの方法で添加しても構わない。また、前記添加剤等をスプレー噴霧する方法や、ノズルから定量的に添加する方法をとる事ができる。
更に、粘結剤として水溶性フェノール樹脂を用い、硬化剤としてエステル類若しくは炭酸ガスを用いる場合、粘結剤に対して従来公知の添加剤を加えることができる。たとえば、シランカップリング剤や流動性向上剤である界面活性剤、強度向上剤であるホウ酸塩、亜鉛化合物やアルミ化合物などの多価金属塩や多価金属類、アルコール類などがあげられる。
前記耐火性粒子、前記シリコーンオイル、前記樹脂組成物、及び前記硬化剤組成物を添加、混合する順序に特に限定は無いが、耐火性粒子表面に直接処理をするという本実施形態の効果の発現性の観点から、以下の実施形態(i)〜(iv)が好ましく、実施形態(i)及び(ii)がより好ましく、実施形態(i)が更に好ましい。
(i)前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物a−1を得る混合工程II−1、前記鋳型用組成物a−1及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−1を得る混合工程III−1を有する鋳型用組成物の製造方法。
(ii)前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物a−2を得る混合工程II−2、鋳型用組成物a−2及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−2を得る混合工程III−2を有する鋳型用組成物の製造方法。
(iii)前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記硬化剤組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−3を得る混合工程I−3、鋳型用組成物a−3及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−3を得る混合工程III−3を有する鋳型用組成物の製造方法。
(iv)前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記樹脂組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−4を得る混合工程I−4、鋳型用組成物a−4及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−4を得る混合工程II−4を有する鋳型用組成物の製造方法。
混合工程において、前記耐火性粒子、前記シリコーンオイル、前記樹脂組成物、及び前記硬化剤組成物を混合する方法としては、公知一般の手法を用いることができ、例えば、バッチミキサーにより前記耐火性粒子、前記シリコーンオイル、前記樹脂組成物、及び前記硬化剤組成物を混合する方法や、連続ミキサーに前記耐火性粒子、シリコーンオイル、前記樹脂組成物、及び前記硬化剤組成物を供給して混合する方法が挙げられる。
また、本実施形態における前記シリコーンオイルの添加工程は、定量性を得る観点から、再生工程を完了した後の再生砂に対して添加することが望ましい。従って、前記シリコーンオイルの添加工程は、砂の再生工程の後でかつ、樹脂組成物と硬化剤組成物との混合が完了する前が好ましい。
<鋳型の製造方法>
本実施形態の鋳型の製造方法では、前記鋳型用組成物の製造方法によって得られた鋳型用組成物を硬化させることによって鋳型を製造することができる。本実施形態の鋳型の製造方法において、従来の鋳型の製造プロセスをそのまま利用して鋳型を製造することができる。好ましい鋳型の製造方法として、前記耐火性粒子、前記シリコーンオイル、前記樹脂組成物、及び前記硬化剤組成物を混合して前記鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化する硬化工程を有する鋳型の製造方法が挙げられる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の鋳型用組成物の製造方法、鋳型の製造方法、及び用途を開示する。
<1>耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する混合工程を有する鋳型用組成物の製造方法において、当該シリコーンオイルを予め耐火性粒子と混合する鋳型用組成物の製造方法。
<2>前記耐火性粒子が、人工砂が好ましく、合成ムライト砂、アルミナボールサンド、SiO/Al系の鋳物砂、SiO/MgO系の鋳物砂、スラグ由来の鋳物砂がより好ましい、前記<1>に記載の鋳型用組成物の製造方法。
<3>前記耐火性粒子が、新砂、再生砂が好ましく、再生砂がより好ましい、前記<1>又は<2>に記載の鋳型用組成物の製造方法。
<4>前記耐火性粒子の球形度が、好ましくは0.85以上、より好ましくは0.90以上である、前記<1>〜<3>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<5>前記シリコーンオイルの25℃での表面張力が、35mN/m以下が好ましく、33mN/m以下がより好ましく、15mN/m以上が好ましく、15〜35mN/mが好ましく、15〜33mN/mがより好ましい、前記<1>〜<4>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<6>前記シリコーンオイルの1気圧での沸点が、150℃以上が好ましく、165℃以上がより好ましく、400℃以下が好ましく、150〜400℃が好ましく、165〜400℃がより好ましい、前記<1>〜<5>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<7>前記シリコーンオイルの引火点が、100℃以上が好ましく、150℃以上がより好ましく、200℃以上が更に好ましい、前記<1>〜<6>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<8>前記シリコーンオイルが、ジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、環状ジメチルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオイルが好ましく、ジメチルシリコーンオイルがより好ましい、前記<1>〜<7>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<9>前記シリコーンオイルの添加量が、耐火性粒子100質量部に対し、0.001以上が好ましく、0.005以上がより好ましく、0.01以上がより好ましく、1以下が好ましく、0.2以下がより好ましく、0.1以下が更に好ましく、0.001〜1が好ましく、0.005〜0.2がより好ましく、0.01〜0.1が更に好ましい、前記<1>〜<8>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<10>前記樹脂組成物が、アルカリフェノール樹脂組成物が好ましい、前記<1>〜<9>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<11>前記樹脂組成物及び前記硬化剤組成物の添加量の合計が、前記耐火性粒子100質量部に対して、通常0.01〜10質量部が好ましい、前記<1>〜<10>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<12>前記混合工程が、前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物a−1を得る混合工程II−1、前記鋳型用組成物a−1及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−1を得る混合工程III−1を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<13>前記混合工程が、前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I−1、前記耐火性粒子組成物及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物a−2を得る混合工程II−2、鋳型用組成物a−2及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−2を得る混合工程III−2を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<14>前記混合工程が、前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記硬化剤組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−3を得る混合工程I−3、鋳型用組成物a−3及び前記樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物b−3を得る混合工程III−3を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<15>前記混合工程が、前記耐火性粒子、並びに前記シリコーンオイル及び前記樹脂組成物の混合物を混合し、鋳型用組成物a−4を得る混合工程I−4、鋳型用組成物a−4及び前記硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物b−4を得る混合工程II−4を有する、前記<1>〜<11>のいずれかに記載の鋳型用組成物の製造方法。
<16>前記<1>〜<15>のいずれかに記載の製造方法により得られた鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化する硬化工程を含む鋳型の製造方法。
以下、本発明を具体的に示す実施例等について説明する。
各実施例及び比較例で使用したジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)は25℃での表面張力が20mN/mであり、25℃での粘度が30mm/sであり、1気圧での沸点が280℃以上(メーカー発表のカタログ値より)である。なお、表面張力の測定は、クルス社(Kruess GmbH)製の自動表面張力計(プロセッサーテンションメーター K100)を用いて行った。
<実施例1>
セラビーズ#650(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用、LOI=0質量%)100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。得られた耐火性粒子組成物に対して、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
<実施例2>
セラビーズ#650(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用、LOI=0質量%)100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。その後、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
<比較例1>
セラビーズ#650(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用、LOI=0質量%)100質量部に対して硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した後、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
<実施例3>
耐火性粒子を下記再生砂Aに変更した以外は実施例1と同様に行った。
〔再生砂Aの調製〕
セラビーズ(球形度:0.91 伊藤忠セラテック社製 未使用)100質量部に対して、アルカリフェノール樹脂用硬化剤(カオーステップDH−25、花王クエーカー社製)0.3質量部、及びアルカリフェノール樹脂(カオーステップSL−6000、花王クエーカー社製)1.5質量部を加え攪拌し、サンド/メタル比が4の鋳型を造型した。本鋳型に1400℃にて鋳鉄溶湯(FC200)を注湯し、冷却後、鋳型をクラッシャーで処理し、回収砂を得た。この回収砂を日本鋳造社製ロータリーリクレーマー(5000kg/hr処理、2430rpm、4パス)で再生処理を行い、次に太洋マシナリー社製2パターンシャイナー(32kg/バッチ、2850rpm、120秒)で再生処理を行った。更に、この再生処理後の砂100質量部を用いて前記のアルカリフェノール樹脂硬化剤を加えて同様に造型し、クラッシャーで処理した後再生処理を行い、合計4回の繰り返し再生処理を行った。得られた再生砂のLOIは0.52質量%であった。
<実施例4>
耐火性粒子を前記再生砂Aに変更した以外は実施例2と同様に行った。
<実施例5>
再生砂A100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部及び硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。その後、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
<実施例6>
再生砂A100質量部に対してジメチルシリコーンオイル(KF−96−30CS、信越化学工業社製)0.08質量部及び水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した。その後、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
<比較例2>
再生砂A100質量部に対して水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))1.5質量部をキッチンミキサーを用いて添加混合した後、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.3質量部を添加混合し、鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し鋳型を得た。
<実施例7>
耐火性粒子を未使用の珪砂(球形度:0.84、LOI=0質量%)に変更したこと、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))を1.2質量部としたこと、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.24質量部としたこと以外は実施例2と同様に行った。
<比較例3>
耐火性粒子を未使用の珪砂(球形度:0.84、LOI=0質量%)に変更したこと、水溶性フェノール樹脂(カオーステップSL−6000(花王クエーカー社製))を1.2質量部としたこと、硬化剤組成物(カオーステップDH−10/DH−35=5質量部/15質量部 何れも花王クエーカー社製)0.24質量部としたこと以外は比較例1と同様に行った。
<実施例8>
耐火性粒子を下記再生砂Bに変更し、硬化剤組成物(カオーステップDH−35 花王クエーカー社製)0.3質量部とした以外は実施例1と同様に行った。
〔再生砂Bの調製〕
エスパール(球形度:0.97 山川産業社製 未使用)100質量部に対して、アルカリフェノール樹脂用硬化剤(カオーステップDH−25、花王クエーカー社製)0.24質量部、及びアルカリフェノール樹脂(カオーステップSL−60000、花王クエーカー社製)1.5質量部を加え攪拌し、サンド/メタル比が4の鋳型を造型した。本鋳型に1400℃にて鋳鉄溶湯(FC200)を注湯し、冷却後、鋳型をクラッシャーで処理し回収砂を得た。この回収砂を新東工業社製のUSR再生機(3000kg/hr処理、2パス)で再生処理を行った。更に、この回収砂100質量部を用いて、同様に硬化剤と樹脂を加えて造型し、クラッシャーで処理した後、再生処理行い、合計で4回の再生処理を繰り返すことで、再生砂Bを得た。得られた再生砂BのLOIは0.38質量%であった。
<比較例4>
耐火性粒子を前記再生砂Bに変更し、硬化剤組成物(カオーステップDH−35、花王クエーカー社製)0.3質量部とした以外は比較例1と同様に行った。
〔評価〕
[鋳型強度]
得られた鋳型について、25℃、55%RHの条件下にてJACT試験法HM−1に基づき、テストピース作成後の圧縮強度を島津製作所社製強度試験機AD−5000で測定した。測定結果を表1に示す。
[再生処理時間]
再生砂Aを更に太洋マシナリー社製2パターンシャイナーで80秒間再生処理を行い、比較例2と同様の試験を行ったところ、鋳型強度は3.1MPaであった。この事から、実施例3で得られた鋳型強度を得るためには、比較例2の鋳型用組成物の製造方法では、2パターンシャイナーでの再生処理時間が合計で200秒必要であるといえる。従って、本発明品は、迅速に再生処理しても鋳型強度を得ることができることがわかる。
Figure 0006242212

Claims (5)

  1. 耐火性粒子、シリコーンオイル、樹脂組成物、及び硬化剤組成物を混合する混合工程を有する鋳型用組成物の製造方法において、前記耐火性粒子が再生処理後の耐火性粒子又は未使用の耐火性粒子であり、前記シリコーンオイルを前記耐火性粒子と予め混合する鋳型用組成物の製造方法。
  2. 前記耐火性粒子が、人工砂である請求項1に記載の鋳型用組成物の製造方法。
  3. 前記耐火性粒子が、再生砂である請求項1又は2に記載の鋳型用組成物の製造方法。
  4. 前記混合工程が、前記耐火性粒子及び前記シリコーンオイルを混合し、耐火性粒子組成物を得る混合工程I、前記耐火性粒子組成物及び硬化剤組成物を混合し、鋳型用組成物aを得る混合工程II、前記鋳型用組成物a及び樹脂組成物を混合し、鋳型用組成物bを得る混合工程IIIを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋳型用組成物の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法により得られた鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化する硬化工程を含む鋳型の製造方法。
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