JP6236224B2 - 管検査装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、構造体の非破壊検査に関し、具体的には、構造体の超音波検査に関する。
一般に、構造体は、製造された後、使用に供される前に品質評価のために検査される。検査の間、構造体は、異常の位置を探しあて、異常を識別するために試験される。例えば、構造体を造り上げている材料中に存在しうる欠陥の位置を探し当てるために構造体を検査することができる。構造体の検査には、構造体の一又は複数のフィーチャの大きさ、形状、及び方向を測定して、そのようなフィーチャが設計許容度の範囲に収まるかどうかを決定することも含まれる。特定のフィーチャの測定により、構造体の完全性、又は構造体を造り上げている二つのコンポーネント間の継手の完全性を示すことができる。
例えば、典型的に、流体を運搬するための金属管類は、管と、管の一端に取り付けられる結合金具との間の継手の品質をチェックするために検査される。結合金具は、スエージ継手を形成するスエージ加工プロセスを用いて、管の端部に機械的に結合される。この場合、管端部の壁が外側に拡張して結合金具の内周に設けられた溝に嵌り込み、結合金具と管とを有効に相互ロックする。スエージ継手の完全性は、拡大していない位置における管の公称径と比較した場合の、管端部の内径の増加分を測定することにより評価することができる。管端部の径の増加が所定の寸法範囲内であれば、スエージ継手は検査に合格する。
スエージ継手の従来の検査方法には、機械的測定技術が含まれる。一の測定技術は、対向する伸縮部分を有するシリンダゲージの使用を含んでいる。シリンダゲージは、管上に結合金具がかしめられる位置において管端部に挿入される。シリンダゲージの伸縮部分が外側に拡大し、伸縮部分の先端が管端部の内表面の反対側に接触する。次いで伸縮部分が所定の位置にロックされ、シリンダゲージを管から取り外すことができる。伸縮部分の先端の距離を、管端部の内径を決定するキャリパーのような第2の機械的デバイスを用いて測定することにより内径を決定し、所定の寸法範囲と比較することができる。
残念なことに、シリンダゲージを用いた管端部の内径の測定精度は、技術者の技能に大きく依存する。例えば、スエージ継手の位置における管の内径の正確な測定は、対向する伸縮部分の各々が正反対の位置で管の内表面に接触するようにシリンダゲージを正確に位置決めする技術者の技能に依存する。したがって、機械的測定技術を用いたスエージ継手の内径の正確な測定は、技術者の交代による再現性の問題を呈する。
加えて、機械的測定技術は、スエージ継手の内径を、繰り返し必要な精度で測定するという困難性を呈する。例えば、特定の用途では、スエージ継手の完全性を評価するには、数千分の一インチという細かい分解能で内径を測定することが必要である。さらに、スエージ継手の完全性を評価するには、内周の複数の位置において、及び/又はスエージ継手の軸方向に沿った複数の位置において内径を正確に測定することが必要であり、シリンダゲージを用いた測定を行う際に困難を呈することがある。
このように、当技術分野において、高い精度及び再現性を有する管の内径の測定システム及び方法が必要とされている。
管又は他の管状構造の従来の検査に関連する上記の必要性は、管状のワークピースを検査するための装置を提供する本発明によって特に対処されて軽減される。本装置は、プローブアセンブリ及び回転機構を含むことができる。プローブアセンブリは、管状ワークピースの内表面に隣接して配置することが可能な変換子アレイを含むことができる。プローブアセンブリは、送信される音波を生成し、反射される音波を受信するように構成されうる。回転機構は、送信される音波の送信中に変換子アレイが内表面上を円周方向に通過するように、管状ワークピースに対してプローブアセンブリを回転させるように構成されうる。
さらなる実施形態において開示される装置は、管状ワークピースの内表面に隣接して、内表面に接触しないように配置することが可能な変換子アレイを有するプローブアセンブリを備えている。プローブアセンブリは、内表面に向かって送信される音波であって、内表面上に衝突する音波を生成するように構成されうる。プローブアセンブリは、送信される音波に応答して反射される音波を受信することができる。装置は、送信される音波の送信中に変換子アレイが内表面上を円周方向に通過するように、管状ワークピースに対してプローブアセンブリを回転させるように構成された回転機構をさらに含むことができる。加えて、装置は、液体を収容するように構成された容器を含むことができる。容器は、管状ワークピースに対してプローブアセンブリが回転する間にプローブアセンブリ及び管端部が液体中に浸るような大きさ及び構成を有することができる。液体は、変換子アレイから管状ワークピースの内表面に向かって送信される音波をカップリングさせるための媒体として働くことができる。
さらには、管状ワークピースの検査方法が開示される。方法は、管状ワークピースの内表面に隣接して、変換子アレイを有するプローブアセンブリを配置することを含む。方法は、加えて、管状ワークピースに向かって伝播する送信される音波を生成することを含むことができる。さらに、方法は、送信される音波に応答して反射される音波を受信することができる。プローブアセンブリは、送信される音波の生成中に変換子アレイが内表面上を円周方向に通過するように、管状ワークピースに対して回転することができる。方法は、プローブアセンブリの回転中に管状ワークピースの変形を検出することを含むことができる。
上述の特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態において独立して達成可能であるか、又は他の実施形態において組み合わせることができる。これらの実施形態について、後述の説明及び添付図面を参照してさらに詳細に説明する。
本発明の上述の特徴及び他の特徴は、添付図面からさらに明らかとなる。図を通して、同様の参照番号は同様の部品を示す。
図1は、プローブアセンブリを用いた超音波検査の間に管状ワークピースの端部を浸すための液体容器を有する装置の斜視図である。 図2は、装置の別の斜視図であり、管状ワークピースに対してプローブアセンブリを回転させる回転機構を明瞭に示すために液体容器が省かれている。 図3は、本装置と、本装置を用いて検査される管状ワークピースとの斜視図である。 図4は、本装置と、クランプ機構を用いて本装置にクランプされる管状ワークピースとの斜視図である。 図5は、管状ワークピースが所定の位置にクランプされている装置の上面図である。 図6は、装置及び管状ワークピースの側方断面図である。 図7は、装置及び管状ワークピースの上方断面図である。 図8は、管端部上にかしめられた結合金具を有する管状ワークピースの側面図である。 図9は、管端部の拡大断面図であり、スエージ継手の継手部分に沿った管端部の変形を示している。 図10は、プローブアセンブリが通信可能にコンピュータに連結されている装置を示している。 図11は、管端部のグラフィック画像の例示であり、本装置を用いた超音波検査の間にプローブアセンブリによって測定される変形を示している。 管状ワークピースの検査方法に含まれうる一又は複数の工程を有するフロー図である。
ここで、本発明の種々の実施形態を説明することを目的とする図面を参照する。図1は、管202(図3)のような管状ワークピース200(図3)の超音波検査に使用するために組み込むことが可能な装置100を示している。例えば、装置100は、図6に示すような管202の管端部210(図6)上にかしめられた結合金具218(図6)のスエージ継手220(図6)の超音波検査に使用するために組み込まれる。しかしながら、図1の装置100は、任意の大きさ、形状、及び構成の管状ワークピースの超音波検査のために組み込むことが可能であり、管のスエージ継手の超音波検査に限定されない。
図1では、装置100は取付具102を含んでいる。取付具102は、一つの底壁106と、複数の側壁104とを含み、金属材料及び/又は非金属材料といった適度に硬質の材料から形成されている。図では一体構造として形成されているが、取付具102は、組立てられて機械的装着又は接着により相互接続される底壁106及び個々の側壁104といった複数のコンポーネントから構成されてもよい。これに関して、取付具102は、超音波試験の間に管状ワークピース200(図6)とプローブアセンブリ150とを支持する実質的に硬質の構造を提供する任意の構成に配置することができる。
取付具102は、管状ワークピース200(図3)を固定支持するように構成されたクランプ機構110を含むことができる。クランプ機構110は、管状ワークピース200(図3)の垂直方向の位置合わせを可能にする。クランプ機構110は、管端部210(図6)が、取付具102の内部108に備え付けられた容器132(図6)内に収容されている液体138(図6)に浸るように、管状ワークピース200を支持することができる。液体138は、プローブアセンブリ150から検査対象の管端部210の内表面214へと送信される音波166をカップリングさせるための媒体として働く。図6に示して後述するように、プローブアセンブリ150も液体138に浸り、管端部210の内部212に配置される。
図2は、容器132を有する装置100を示しており、図中、容器132は、管状ワークピース200(図6)に対してプローブアセンブリ150を回転させるために装置100に含まれる回転機構122を示すために、部分的に切開されている。プローブアセンブリ150は、複数の変換子要素156(図6)を有する変換子アレイ152(図6)を備える。プローブアセンブリ150は、容器132(図1)の下部140に取り付けられる。容器132の下部140は、回転機構122に取り付けられる。回転機構122は、担持アセンブリ、又は回転軸128を有するターンテーブル124を備えることができる。ターンテーブル124は、取付具102の底壁106に相互ロックされる基部部材126(図6)に取り付けることができる。
ターンテーブル124は、変換子要素156が送信される音波166(例えば、超音波−図7)を生成するときに、変換子アレイ152が円周方向180(図7)に沿って移動して管端部210(図7)の内表面214(図7)通過するように、管状ワークピース200(図7)に対する容器132及びプローブアセンブリ150の回転を容易にする。これについては後述でさらに詳しく説明する。このようにして、プローブアセンブリ150は、管端部210に結合金具218を繋ぐスエージ継手220(図6)を、超音波により検査することができる。例えば、プローブアセンブリ150は、超音波により管端部210(図6)を検査することにより、管202の非継手部分226(図6)と比較した場合の、管202の継手部分224(図6)に沿った内表面214(図6)の直径の増加分を測定することができる。内表面214の直径が所定の寸法範囲内であれば、結合金具218が管端部210上に正しくかしめられていることが確認される。
図2は、管状ワークピース200が静止位置に維持される間に容器132(図1)及びプローブアセンブリ150を回転させるものとして回転機構122を示しているが、代替的実施形態(図示しない)では、随意で、プローブアセンブリ150が静止位置に維持される間に管状ワークピース200が回転する装置100を提供することができる。図示しないさらなる実施形態では、装置100は、プローブアセンブリ150及び管状ワークピース200の両方が互いに反対方向に回転するように構成することができる。図示しないが、一実施形態において、容器132及び管状ワークピース200が静止しており、プローブアセンブリ150が回転する装置100を提供することもできる。これに関して、いずれの実施形態においても、送信される音波166がプローブアセンブリ150から放射されている間にプローブアセンブリ150が円周方向180に沿って管端部210通過するように、管端部210に対するプローブアセンブリ150の回転を容易にする装置100を提供することができる。これについて後述する。
図2では、装置100は、管端部210(図6)の内表面214(図6)に対するプローブアセンブリ150の半径方向位置178を調節するための半径方向調節機構172を含んでいる。例えば、半径方向調節機構172は、容器132の下部140を通る軸176を有する回転可能な蝶ねじ174を備えることができる。蝶ねじ174は、容器の側壁134に外側から到達可能である。軸176は、容器132の下部140に螺合可能である。軸176の端部はプローブアセンブリ150に連結可能である。プローブアセンブリ150は、容器132の下部140に形成することができるスロット142に沿ってスライド可能である。
蝶ねじ174の回転により、プローブアセンブリ150はスロット142内部において半径方向に移動する。このようにして、蝶ねじ174は、プローブアセンブリ150の半径方向位置178を調節して様々な直径の管を収容する手段となる。これに関して、蝶ねじ174は、管端部210の内表面(図6)から所定の距離164にプローブアセンブリ150を正確に位置決めする手段となる。蝶ねじ174は、変換子要素156(図6)から管端部210の内表面214までの距離164(図6)を微調節する手段にもなる。内表面214内の変換子要素156間の距離164を調節することは、プローブアセンブリ150の分解能を向上させる手段となりうる。これについては後述でさらに詳細に説明する。半径方向調節機構172は、手動で調節可能な蝶ねじ174として図示及び説明されているが、様々な大きさ、形状、及び構成のいずれか一つに設計することができ、蝶ねじ174の実施形態に限定されない。
図3〜4は装置100の斜視図であり、一実施形態におけるクランプ機構110の動作が示されている。クランプ機構110は、固定位置において管状ワークピース200を支持するように構成されている。管状ワークピース200は、ワークピースの長手軸208を含む。図3は、クランプ機構110によって所定の位置にクランプされる前の、取付具102上方に位置する管状ワークピース200を示している。クランプ機構110は、向かい合う一対の顎部112を含むことができる。顎部は、取付具102の一対の側壁104の間に概ね平行に延びる一対のロッド上に取り付けられている。ロッドの少なくとも一方は、ねじ切りしたロッド116とすることができる。他方のロッドは、ねじ切りしていないロッド118とすることができる。顎部112の各々の少なくとも一側面は、ロッド116、118の一方に係合することができる。
顎部112は、横方向に且つ双方向に移動可能である。一実施形態では、顎部112は、互いに近づく方向と互いから離れる方向へ、ほぼ同じ量だけ移動するように構成される。クランプ機構110は、ねじ切りしたロッド116の一方又は両方の側面に取り付けられた一又は複数のサムホイール120を含むことができる。顎部112の各々には、V字形のノッチ114が設けられる。サムホイール120の一方又は両方の回転は顎部112間の間隔を調節する手段となり、これによりノッチ114は、異なる外径を有する管状ワークピース200を収容することができる。
図4は、クランプ機構110によって所定の位置にクランプされた管状ワークピース200を示している。クランプ機構110は、ワークピースの長手軸208が、回転機構122の回転軸128(図2)と概ね平行に方向づけられるか、又は同回転軸128とほぼ一致するように、管状ワークピース200をクランプするように構成される。これに関して、クランプ機構110は、回転機構122の回転軸128に合わせて管端部210(図3)をセンタリングする手段となる。クランプ機構110の顎部112は、ワークピースの長手軸208が、管端部210において、回転機構122の回転軸128とほぼ一致するように、管状ワークピース200をクランプするように構成される。
図5は、クランプ機構110の顎部112間にクランプされた管状ワークピース200を有する装置100の上面図である。図示の管状ワークピース200は、回転機構122の回転軸128(図2)に合わせて概ねセンタリングされている。しかしながら、有利には、本明細書に開示される装置100は、実質的に真っ直ぐな管状ワークピース200の検査に限定されることはなく、真っ直ぐでない(図示しない)ワークピース、又はワークピースの長さ方向に沿ってやや湾曲している(図示しない)ワークピースの検査に使用することもできる。そのような真っ直ぐでないワークピース又はやや湾曲したワークピースの場合、顎部112が取付具102の一側面に向かって付勢されるように、回転機構122(図3)の回転軸128に合わせて管端部210がセンタリングされる(すなわち、容器132内部でセンタリングされる)量だけ、サムホイール120を調節することができる。このようにして、プローブアセンブリ150が管状ワークピース200に対して回転するとき、管端部210が概ねセンタリングされて、プローブアセンブリ150が内表面214(図6)から実質的に一定の距離164(図6)を維持するように、ブローブアセンブリ150は所定の位置にクランプされる。
図6は装置100の側方断面図であり、この図では、管状ワークピース200はクランプ機構110により所定の位置にクランプされており、管端部210は容器132内部に収容された液体138に浸っている。上述のように、プローブアセンブリ150は、複数の変換子要素156を有する変換子アレイ152を備えている。一実施形態では、変換子要素156は、線形アレイ154に配置され、アレイケース158に取り付けられる。プローブアセンブリ150は、変換子要素156が管端部210の内表面214の比較的近傍に、内表面214に接触しないように配置される。変換子要素156は、線形アレイ154の長さに沿って互いにほぼ等しい距離に配置される。線形アレイ154は、変換子要素156がほぼ真っ直ぐに単一のカラム内に配向されるという意味で線形である。しかしながら、プローブアセンブリ150は、線形アレイ154に配置された変換子要素156の一又は複数の垂直カラム(図示しない)を含んでもよく、変換子要素156の単一カラムに限定されない。
変換子要素156の各々は、本明細書において送信音波166と定義される超音波を生成する。変換子要素156は、送信音波166が概ね管端部210の内表面214の方に向くように配向される。送信音波166は、まず、管端部210の内表面214上に衝突する。送信音波166の一部は、管端部210の内表面214に反射し、反射される音波168としてプローブアセンブリ150に向かって戻る。送信される音波166の他の部分は、管端部210内及び結合金具218内へと伝播する。反射される音波168は、管端部210と結合金具218との間の境界、及び/又は結合金具218の外表面、及び/又は検査対象エリア222の他の部分に反射されたものでありうる。プローブアセンブリ150は、反射される音波168を受信して、それを表す電気信号170(図10)を生成するように構成することができる。このような電気信号170は、後述するようにコンピュータ250(図10)に送達され、表示装置254(図10)上においてグラフィック画像256(図10)として処理及び/又は表示される。
さらに、図6では、装置100は、変換子要素156の線形アレイ154が予めプログラムされた順番で起動されるように構成されている。一実施形態では、変換子要素156の組(図示しない)が順番に起動される。例えば、概ね直線状に配置された十四(14)個の(又は他の任意の数量の)変換子要素156を有する線形アレイ154の場合、変換子要素156の所定の組を一斉に起動させることができる。例えば、3チャネル式線形アレイ(図示しない)では、各チャネル(図示しない)は十二(12)個一組の変換子アレイ156を一斉に起動させることができる。第1のチャネルは変換子要素1〜12を含み、第2のチャネルは変換子要素2〜13を含み、第3のチャネルは変換子要素3〜14を含みうる。十二(12)個一組の変換子要素156(又は他の任意の数量)の複数組を一斉に起動させることにより、管状ワークピース200上に衝突する超音波エネルギーのマグニチュードが増大し、且つ個々の変換子要素が別々に起動される動作のモードと比較して超音波検査の分解能が増大する。
図6では、線形アレイ154は、アレイの長手軸160を有している。有利には、装置100は、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間にアレイの長手軸160が回転機構(図2)の回転軸128とほぼ平行に維持されるように構成される。管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間にアレイの長手軸160がワークピースの長手軸208とほぼ平行に維持されるように、管状ワークピース200に対して線形アレイ154を方向付けることもできる。線形アレイ154は、変換子要素156が、検査されるエリアのほぼ全長222に沿って延びるようなアレイ長162で設けられる。これに関して、変換子要素156は、管端部210の、継手部分224に沿って、及び非継手部分226の少なくとも一部に沿って間隔を空けて配置される。
図7は、装置100の平面断面図であり、容器の下部140に取り付けられたプローブアセンブリ150を示している。プローブアセンブリ150は、管端部210の内部212内に配置され、回転方向130に沿って回転することができる。上述のように、プローブアセンブリ150は、半径方向調節機構172を調節することにより、容器の下部140のスロット142に沿って半径方向に移動可能に構成される。図7にはプローブアセンブリ150が一つだけ示されているが、装置100は二つ以上のプローブアセンブリ(図示しない)を含むことができる。例えば、装置100は、半径方向に互いに間隔を空けて配置された二つ以上のプローブアセンブリを含んでもよい。例えば、装置100は、直径方向に互いに対向する二つ以上のプローブアセンブリを含んでもよい。
さらに、装置100は、単一のプローブアセンブリ150が超音波を生成及び受信する、パルス−エコーモードで動作する単一のプローブアセンブリ150を有するものに限定されない。例えば、図示されていない一実施形態では、装置100を、装置100が管端部の内側にプローブアセンブリを、プローブアセンブリとは反対側の管端部の外側に受信機アセンブリを、それぞれ含む減衰モードに構成することができる。動作の減衰モードでは、受信機アセンブリが、プローブアセンブリによって放射されて、管端部及び結合金具を通って伝播する超音波を受信する。受信機アセンブリは、管端部及び結合金具を通って伝播する超音波を表す電気信号を生成することができる。このような電気信号は、後述するようにコンピュータに送達され、表示装置上においてグラフィック画像として処理及び/又は表示される。
図7では、プローブアセンブリ150は、変換子アレイ152が管端部210の内表面214の比較的近くに位置するように構成されている。例えば、上述のように、半径方向調節機構172又は蝶ねじ174を手動で回転させて、変換子要素156の半径方向位置178を調節し、管端部210の内表面214から所望の距離164(図6)内に置くことができる。装置100は、プローブアセンブリ150が管端部210に対して360°にわたって回転する間、変換子要素156が管端部210の内表面214からほぼ一定の距離164に維持されるように構成される。有利には、プローブアセンブリ150の相対的回転の間に変換子要素156と内表面214との距離164をほぼ一定に維持することにより、超音波検査の精度及び一貫性が向上する。
図7では、送信される音波166が内表面214にほぼ直角に又は垂直に内表面214上に衝突するように、変換子要素156が構成されている。しかしながら、変換子要素156は、いかなる構成にも配向することができ、送信される音波166が内表面214にほぼ直角に衝突するような構成に限定されない。一実施形態では、変換子要素156は、検出に必要な変形230の大きさに応じて、所定の周波数で超音波を生成するように構成される。例えば、変換子要素156は、超音波検査の感度を向上させて、確実に検出できるフィーチャ(例えば、変形230)の大きさを効果的に縮小するために、比較的高い周波数で送信される音波166を生成するように構成される。
これに関して、プローブアセンブリ150は、所定の周波数で変換子要素156を励起することにより、超音波検査に所望のレベルの感度又は分解能を提供するように構成される。超音波検査の感度又は分解能は、波長に対する周波数の反比例関係に基づいている。周波数は水中における音速(例えば、約4,800フィート/秒)を波長で除したものに等しい。超音波検査において、検出可能なフィーチャ(例えば変形)の最小サイズは、少なくとも動作周波数の波長の二分の一と同程度に大きい。1インチの数千分の一のオーダーの変形の検出を容易にするために、変換子要素156(図7)は、約0.0058インチの波長に対応する少なくとも約10メガヘルツ(MHz)の周波数で、送信される音波166を生成するように構成される。10MHzでは、プローブアセンブリ150の感度は約0.0029インチとなり、これによりスエージ継手220(図7)の完全性を確認するために行われる直径増加分の測定の信頼度が高まる。言うまでもなく、装置100は、変換子要素の10MHzでの変換子要素156の励起に限定されない。これに関して、装置100は、変換子要素156を任意の所望の周波数で励起することにより所望のレベルの感度及び分解能が得られるように構成することができる。
図8〜9は、管端部210に取り付けられた結合金具218を有する管状ワークピース200の一部を示している。図8は、管状ワークピース200の長さに沿って延びるワークピースの長手軸208を示している。図9に示すように、管状ワークピース200は、管状ワークピース200の非継手部分226に公称外径206と公称内径204とを有する。結合金具218は、管端部210の継手部分224の上にかしめられており、この部分の管端部210が塑性的に変形していることにより、管端部210の材料が、結合金具218の内周上に形成された円周方向溝内又は他の表面フィーチャ内に拡大している。管端部210の拡大により、管202の非継手部分226の直径と比較して、継手部分224に沿った管端部210の直径が増加する。
本明細書に開示される一実施形態では、プローブアセンブリ150(図6)の長さは、管202の継手部分224と非継手部分226の少なくとも一部とにわたる。継手部分224及び非継手部分226の一部には、管202の軸方向182(図6)に沿った検査対象エリア222が含まれる。管状ワークピース200に対するプローブアセンブリ150の回転により、円周方向180(図7)における管端部210の超音波検査が容易になる。例えば、プローブアセンブリ150は、管端部210の内周のほぼ全体を超音波により試験するために約360°回転することができる。
超音波検査の間、管状ワークピース200は、容器132(図6)内部に収容されている液体138(図6)のような媒体内に浸っている。一実施形態では、容器132(図7)は、容器底壁136(図7)と、円筒状の構造を有する容器側壁134(図7)とを有している。しかしながら、容器132は、限定しないが、任意の構成に設計することができ、円筒状の構造に限定されない。液体138は、変換子要素156(図6)から管状ワークピース200の検査対象エリア222(図6)まで、送信される音波166(図6)をカップリングさせることができる。一実施形態では、液体138は、検査後のワークピースの洗浄を最小限に抑えることのできる水である。媒体として水を使用することにより、油といった他の媒体に関連付けられる汚染を避けることもできる。しかしながら、液体138は、任意の種類の流体にすることができ、水に限定されない。
図10は、データ/電力線252を介してコンピュータ250に通信可能に連結されたプローブアセンブリ150を示すブロック図である。コンピュータ250は、回転機構122及びプローブアセンブリ150を含む装置100の動作を制御するように構成されている。例えば、コンピュータ250は、変換子要素156の線形アレイ154の起動を、上述のように連続的に又は段階的に行うこと、或いは非連続的に行うことを容易にすることができる。加えて、コンピュータ250は、変換子要素156に印加される励起電圧を制御することにより、送信される音波166(すなわち、超音波)を所望の周波数で生成することができる。さらに、コンピュータ250は、プローブアセンブリ150からデータ/電力線252を介して電気信号170としてコンピュータ250に供給される、反射される音波168(図6)を処理するように構成される。
図11は、コンピュータ250(図10)に含まれてもよい表示装置254(図10)上に表示されるグラフィック画像256を示している。上述のように、プローブアセンブリ150(図10)は、反射される音波168(図7)を表す電気信号170(図10)を生成することができる。表示装置254は、プローブアセンブリ150から電気信号170を受信して、管端部210’の変形230’を表すグラフィック画像256を生成することができる。例えば、グラフィック画像256は、検査対象エリア222’の、継手部分224’及び非継手部分226’に沿ったスエージ継手220’の位置の内表面214’の形状及び大きさ(すなわち直径)を表すことができる。グラフィック画像256は、プローブアセンブリ150が、管状ワークピース200’に対して回転しながら、送信される音波166(図6)を生成し、反射される音波168(図6)を受信している間に、実時間で生成される。グラフィック画像256は、管状ワークピース200’に対してプローブアセンブリ150が回転した後に生成されてもよい。一実施形態では、コンピュータ250及び表示装置254は、スエージ継手220’の完全性を確認するために、管状ワークピース200’の管端部210’の変形230’の特徴付けを容易にすることができる。
図11では、表示装置254(図10)は、管端部210’の継手部分224’に沿った内表面214’の直径と、非継手部分226’における管の公称内径204’との差異234’を表すグラフィック画像256を表示することができる。表示装置254は、管状ワークピース200’に関連付けられた一又は複数の異常(図示しない)をグラフィック的に示すように構成されてもよい。一実施形態では、プローブアセンブリ150(図10)は、管端部210’の軸方向182(図7)及び円周方向180(図8)の少なくとも一方に沿った管端部210’及び/又は結合金具(図示しない)の厚みの変動(図示しない)を測定するように構成される。コンピュータ250は、管端部210’の超音波検査を表すデータを格納するように構成される。表示装置254は、管状ワークピース200’に関連付けられる変形230’又は異常(図示しない)を特徴付けるテキストデータのような非グラフィック的形態で、情報を提示又は表示するように構成することもできる。
図12は、管状ワークピース200(図6)の検査方法300に含まれうる一又は複数の工程を例示するフロー図である。方法300のステップ302は、プローブアセンブリ150が回転する間に、プローブアセンブリ150(図6)の回転軸128(図6)に合わせて管端部210(図6)が概ねセンタリングされた状態を維持するように、管状ワークピース200を固定位置にクランプすることを含む。上述のように、管状ワークピース200は、管端部210の継手部分224(図6)において管端部210の外周面216(図6)上にかしめられている結合金具218(図6)を有する管端部210を含むことができる。
図12の方法300のステップ304は、図6に示すように、管状ワークピース200の内部212において、内表面214に隣接してプローブアセンブリ150を配置することを含む。回転アセンブリ150の半径方向位置178は、半径方向調節機構172を用いて回転軸128に対して調節することができる。例えば、半径方向調節機構172(図6)は、プローブアセンブリ150を内表面214(図6)から所定の距離164(図6)に配置するためにプローブアセンブリ150を半径方向に沿って調節することを容易にする蝶ねじ174(図6)を含むことができる。一実施形態では、方法300は、液体138(例えば水)のような媒体内にプローブアセンブリ150及び検査対象エリア222を浸すことを含む。液体138は、プローブアセンブリ150から内表面214まで、送信される音波166をカップリングさせることができ、これにより超音波検査の効率が上昇しうる。
図12の方法300のステップ306は、プローブアセンブリ150の変換子要素156を用いて、送信される音波166(図6)を生成する。送信される音波166は、管状ワークピース200に向かって伝播して、管端部210の内表面214及び結合金具218に衝突する。ステップ306は、装置100により検出される異常232(図9)の検出可能な最小サイズを決定すること、及び検出可能な最小サイズ以下であり、波長の二分の一に相当する周波数で変換子要素156を励起することを含む。例えば、上述のように、約0.003インチ以上の変形230を測定するために、変換子要素156は、送信される音波166が約10MHz以上の周波数を有するような電圧を印加することにより、励起される。しかしながら、変換子要素156は、限定されることなく、任意の周波数で励起することができる。
図12の方法300のステップ308は、送信される音波166(図6)の管端部210(図6)上への衝突に応答して、反射される音波168(図6)をプローブアセンブリ150(図6)で受信することを含む。一実施形態では、プローブアセンブリ150は、プローブアセンブリ150が超音波の送信と受信の両方を行うパルス−エコーモードで動作することができる。しかしながら、一実施形態では、装置100(図6)は、管端部210の内部212にプローブアセンブリ150を、管端部210の外部に受信アセンブリ(図示しない)をそれぞれ有することができるか、或いはその逆も可である。
図12の方法300のステップ310は、変換子アレイ152(図7)が内表面214(図7)上を円周方向180(図7)に通過するように、管状ワークピース200(図7)に対してプローブアセンブリ150(図7)を回転させることを含む。プローブアセンブリ150と管状ワークピース200との相対的な回転は、送信される音波166(図7)の生成の間と、反射される音波168(図7)の受信の間とに実行される。プローブアセンブリ150及び/又は管状ワークピース200は、回転機構122(図6)の回転軸128(図6)を中心に回転する。例えば、管状ワークピース200が回転し、プローブアセンブリ150が静止していてもよく、或いは管状ワークピース200が静止しており、プローブ150が回転してもよい。送信される音波166及び反射される音波168は、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間に、ほぼ連続して、それぞれ生成及びプローブアセンブリ150で受信される。
図12の方法300のステップ312は、プローブアセンブリ150が回転する間に、管状ワークピース200(図9)の変形230(図9)を検出することを含む。例えば、変形230の検出は、上述のように、管の公称内径204(図9)と比較して、内表面214(図9)の直径を測定することを含む。ステップ312は、受信された反射される音波168を表すグラフィック画像256(図10)に基づいて、管状ワークピース200に存在しうる一又は複数の異常を識別することを含む。一実施形態では、プローブアセンブリ150は、管端部210の軸方向182及び円周方向180の少なくとも一方に沿った管端部210及び/又は結合金具218の厚みの変動236(図9)を測定する手段となる。
プローブアセンブリ150は、軸方向182(図6)及び/又は円周方向180(図7)に沿った管端部210の変形230を測定する手段にもなりうる。例えば、管端部210の異なる軸方向位置において、及び管端部210の異なる円周方向位置において、超音波が伝播する距離を比較することにより、管に対する結合金具218のスエージ継手の完全性を確認することができる。これに関して、ステップ312は、継手部分224(図6)の直径と非継手部分226(図6)の直径とを比較することにより、管端部210(図6)の継手部分224(図6)における結合金具218(図6)と管210(図6)との間のスエージ継手220(図6)の完全性を決定することを含む。スエージ継手220の完全性は、継手部分224の内表面の直径と非継手部分226の直径との差234(図6)を決定することにより定量化することができる。
図12の方法300のステップ314は、反射される音波168(図6)を表す電気信号170(図10)を生成することを含む。電気信号170は、コンピュータ250(図10)及び/又は表示装置254(図10)に送信されて、処理される。ステップ314は、表示装置254上に管端部210’(図11)のグラフィック画像256(図11)を生成することを含む。
図面及びテキストにおいて、一態様では、管状ワークピース200の検査装置100が開示される。この装置は、管状ワークピース200の内表面214に隣接して配置可能な変換子アレイ152を有するプローブアセンブリ150であって、内表面214に向かって送信される音波166を生成し、反射される音波168を受信するように構成されたプローブアセンブリ150と、送信される音波166の送信の間に、変換子アレイ152が円周方向180に内表面214通過するように、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150を回転させるように構成された回転機構122とを備えている。一変形例による装置100では、プローブアセンブリ150は、送信される音波166を、少なくとも約10MHzの周波数で生成するように構成されている。別の変形例による装置100では、プローブアセンブリ150は、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間、実質的に連続して、送信される音波166を生成し、反射される音波168を受信するように構成されている。
また別の変形例では、装置100は、さらに、プローブアセンブリ150に連結された表示装置254を含み、プローブアセンブリ150は、反射される音波168を表す電気信号170を生成するように構成されており、表示装置254は、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間に、電気信号170を受信して、内表面214を表すグラフィック画像256を生成するように行為制されている。装置100に含まれるプローブアセンブリ150は、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間、変換子要素152が内表面214からほぼ一定の距離164に維持されるように構成されている。また別の変形例による装置100では、プローブアセンブリ150及び管状ワークピース200の少なくとも一方が回転軸128を中心に回転可能であり、プローブアセンブリ150が、回転軸128に対して半径方向に位置178調節可能に構成されている。
一事例による装置100では、変換子アレイ152は、線形アレイ154として構成された複数の変換子要素156を含んでおり、回転機構122は、回転軸128を有しており、線形アレイ154は、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間、回転軸128に対してほぼ平行に維持されるアレイの長手軸160を有している。別の事例による装置100では、管状ワークピース200は、管端部210の継手部分224に接合された結合金具218を有する管端部210を含み、線形アレイ154は、変換子要素156が管端部210継手部分224と非継手部分の少なくとも一部間隔を空けて通過するような軸長162を有している。
また別の事例では、装置100は、さらに、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間に、回転機構122の回転軸128に合わせて管状ワークピース200の管端部210がほぼセンタリングされた状態を維持するように、固定位置に管状ワークピース200をクランプするように構成されたクランプ機構100を含む。また別の事例では、装置100は、さらに、液体138を収容する容器132であって、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間に、液体138中にプローブアセンブリ150と管状ワークピース200の管端部210とが浸るような大きさ及び構成を有している。
一態様では、管状ワークピース200の検査装置100が開示される。この装置は、管状ワークピース200の管端部210の内表面214に隣接して配置可能な変換子アレイ152を有するプローブアセンブリ150であって、内表面214に向かって送信される音波166を生成し、反射される音波168を受信するように構成されたプローブアセンブリ150と、送信される音波166の送信の間に、変換子アレイ152が円周方向180に内表面214通過するように、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150を回転させるように構成された回転機構122と、液体138を収容するように構成された容器132であって、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間に、液体138中にプローブアセンブリ150と管端部210が浸るような大きさ及び構成を有する容器132とを備えている。
一態様では、管状ワークピース200の検査方法が開示される。この方法は、変換子アレイ152を有するプローブアセンブリ150を、管状ワークピース200の内表面214に隣接して配置することと、管状ワークピース200に向かって伝播する、送信される音波166を生成することと、送信される音波166の衝突に応答して反射される音波168を、プローブアセンブリ150で受信することと、送信される音波166が生成される間に、変換子アレイ152が円周方向180に内表面214通過するように、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150を回転させることと、プローブアセンブリ150が回転する間に管状ワークピース200の変形230を検出することとを含む。
一変形例による方法では、変形230を検出するステップは、管状ワークピース200の管端部210の変形230を、軸方向182及び円周方向180の少なくとも一方に沿って測定することを含む。別の変形例による方法では、送信される音波166を生成するステップは、送信される音波166を、少なくとも約10メガヘルツの周波数で生成することを含む。また別の変形例による方法では、送信される音波166を生成し、反射される音波168を受信するステップは、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間に、実質的に連続的に、送信される音波166を生成し、反射される音波168を受信することを含む。また別の変形例による方法では、送信される音波166を生成し、反射される音波168を受信するステップは、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間に、プローブアセンブリ150を用いて、反射される音波168を表す電気信号170を生成することと、表示装置254で電気信号170を受信することと、内表面214を表すグラフィック画像256を表示装置254上に表示することとを含む。
一実施例では、方法は、さらに、管状ワークピース200に対してプローブアセンブリ150が回転する間、変換子要素152を内表面214からほぼ一定の距離164に維持するステップを含む。別の実施例では、方法は、さらに、プローブアセンブリ150及び管状ワークピース200の少なくとも一方を、回転軸128を中心として回転させるステップと、プローブアセンブリ150が内表面214から所定の距離164に位置するように、回転軸128に対してプローブアセンブリ150の半径方向位置178を半径方向に調節するステップとを含む。
また別の実施例では、方法は、さらに、プローブアセンブリ150が回転する間に、管状ワークピース200の管端部210がプローブアセンブリ150の回転軸128に合わせて概ねセンタリングされた状態に維持されるように、管状ワークピース200をクランプするステップを含む。また別の実施例では、方法は、さらに、プローブアセンブリ150と管状ワークピース200の検査対象エリア222とを液体138中に浸し、送信される音波166を、液体138を用いてプローブアセンブリ150から内表面214までカップリングさせるステップを含む。
当業者には、本発明の他の修正例及び改良例が明らかであろう。したがって、本明細書に記載及び例示した部分の具体的な組み合わせは、本発明の特定の実施形態を表しているに過ぎず、本発明の精神及び範囲に含まれる別の実施形態又はデバイスを制限するものではない。
100 装置
102 取付具
104 側壁
106 低壁
108 取付具の内部
110 クランプ機構
112 顎部
114 V字ノッチ
116、118 ロッド
120 サムホイール
122 回転機構
124 ターンテーブル
126 基部部材
128 回転機構の回転軸
130 回転方向
132 容器
134 容器側壁
136 容器底壁
138 液体
140 容器の下部
142 スロット
150 プローブアセンブリ
152 変換子アレイ
154 線形アレイ
156 変換子要素
158 アレイケース
160 アレイ長手軸
166 送信される音波
168 反射される音波
170 電気信号
172 変形方向調節機構
174 蝶ねじ
176 蝶ねじの軸
178 半径方向位置
180 円周方向
200 管状ワークピース
202 管
204 公称内径
206 公称外径
208 ワークピース長手軸
210 管端部
212 管端部の内部
214 内表面
216 管端部の外周面
218 結合金具
220 スエージ金具
222 検査対象エリア
224 継手部分
226 非継手部分
230 変形
232 異常
234 差異
236 厚みの変動
250 コンピュータ
252 データ/電力線
254 表示装置
256 グラフィック画像

Claims (9)

  1. 管状ワークピース(200)にかしめられたスエージ継手(220)の完全性を検査するための装置(100)であって、
    管状ワークピース(200)の内表面(214)に隣接して配置することが可能な、複数の変換子要素を有する変換子アレイ(152)を有するプローブアセンブリ(150)であって、内表面(214)に向かって送信される音波(166)を生成し、反射される音波(168)を受信するように構成されたプローブアセンブリ(150)と、
    送信される音波(166)の送信の間に、変換子アレイ(152)が円周方向(180)に内表面(214)を通過するように、管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)を回転させることによって、プローブアセンブリ(150)が回転する間に、軸方向(182)に沿って管状ワークピース(200)の管端部(210)の内表面(214)の直径の変化を測定して、スエージ継手(220)の完全性を確認できるように構成された回転機構(122)と
    を備え
    プローブアセンブリ(150)は、
    前記変換子要素の所定の組を一斉に起動させることにより、送信される音波(166)を生成し、
    管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、送信される音波(166)を連続的に生成し、反射される音波(168)を連続的に受信するように構成されており、かつ、
    管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、変換子アレイ(152)が内表面(214)から一定の距離(164)に維持されるように構成される、装置(100)。
  2. 変換子アレイ(152)が、送信される音波(166)を少なくとも10MHzの周波数で生成するように構成されており、且つ線形アレイ(154)として構成された複数の変換子要素(156)を含んでおり、
    回転機構(122)が回転軸(128)を有しており、
    線形アレイ(154)が、管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に回転軸(128)に対して平行に維持されるアレイ長手軸(160)を有している、
    請求項1に記載の装置(100)。
  3. プローブアセンブリ(150)に連結された表示装置(254)をさらに備えており、
    プローブアセンブリ(150)は、反射される音波(168)を表す電気信号(170)を生成するように構成されており、
    表示装置(254)は、管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、電気信号(170)を受信して内表面(214)を表すグラフィック画像(256)を生成するように構成されており、
    プローブアセンブリ(150)及び管状ワークピース(200)の少なくとも一方は、回転軸(128)を中心に回転可能であり、
    プローブアセンブリ(150)は、回転軸(128)に対して半径方向に位置(178)調節可能に構成されている、
    請求項1又は2に記載の装置(100)。
  4. 管状ワークピース(200)は、管端部(210)の継手部分(224)に接合された結合金具(218)を有する管端部(210)を含み、
    線形アレイ(154)は、変換子要素(156)が管端部(210)の継手部分(224)と非継手部分(226)の少なくとも一部とを、間隔を空けて通過するような軸方向長さ(162)を有している、
    請求項2に記載の装置(100)。
  5. さらに、
    管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、管状ワークピース(200)の管端部(210)が回転機構(122)の回転軸(128)に合わせてセンタリングされた状態を維持するように、固定位置に管状ワークピース(200)をクランプするように構成されたクランプ機構(110)と、
    液体(138)を収容するように構成された容器(132)であって、管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間にプローブアセンブリ(150)と管状ワークピース(200)の管端部(210)とが液体(138)中に浸るような大きさ及び構成を有する容器(132)と
    を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置(100)。
  6. 管状ワークピース(200)にかしめられたスエージ継手(220)の完全性を検査する方法(100)であって、
    複数の変換子要素を有する変換子アレイ(152)を有するプローブアセンブリ(150)を、管状ワークピース(200)の内表面(214)に隣接して配置することと、
    管状ワークピース(200)に向かって伝播する、送信される音波(166)を生成することと、
    送信される音波(166)の衝突に応答して反射される音波(168)をプローブアセンブリ(150)で受信することと、
    送信される音波(166)が生成される間に変換子アレイ(152)が円周方向(180)に内表面(214)を通過するように、管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)を回転させることと、
    プローブアセンブリ(150)が回転する間に、軸方向(182)に沿って管状ワークピース(200)の管端部(210)の内表面(214)の直径の変化を測定して、スエージ継手(220)の完全性を確認することと
    を含み、
    前記送信される音波(166)を生成することが、
    前記変換子要素の所定の組を一斉に起動させることにより、送信される音波(166)を生成することと、
    管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、送信される音波(166)を連続的に生成することと、を含み、
    前記反射される音波(168)をプローブアセンブリ(150)で受信することは、
    管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、反射される音波(168)を連続的に受信することを含む、方法。
  7. 信される音波(166)、少なくとも10MHzの周波数で生され、
    前記方法が、
    反射される音波(168)を表す電気信号(170)を、プローブアセンブリ(150)を用いて生成することと、
    この電気信号(170)を表示装置(254)で受信することと、
    管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、表示装置(254)上に内表面(214)を表すグラフィック画像(256)を生成することと
    を含む、請求項に記載の方法。
  8. I.管状ワークピース(200)に対してプローブアセンブリ(150)が回転する間に、内表面(214)から一定の距離(164)に変換子アレイ(152)を維持するステップ、並びに
    II.プローブアセンブリ(150)及び管状ワークピース(200)の少なくとも一方を回転軸(128)を中心として回転させ、且つプローブアセンブリ(150)が内表面(214)から所定の距離(164)に位置するように、回転軸(128)に対してプローブアセンブリ(150)の半径方向位置(178)を半径方向に沿って調節するステップ
    のうちの一又は複数をさらに含む、請求項6又は7に記載の方法。
  9. さらに、
    a.プローブアセンブリ(150)が回転する間に管状ワークピース(200)の管端部(210)がプローブアセンブリ(150)の回転軸(128)に合わせてセンタリングされた状態に維持されるように、管状ワークピース(200)をクランプするステップ、並びに
    b.プローブアセンブリ(150)と管状ワークピース(200)の検査対象エリア(222)とを液体(138)中に浸し、且つ液体(138)を用いて、送信される音波(166)を、プローブアセンブリ(150)から内表面(214)までカップリングさせるステップ
    のうちの一又は複数を含む、請求項6から8のいずれか一項に記載の方法。
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