JP6228587B2 - 鋼板コイルの結束バンド処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼板コイルの結束バンド処理装置に関するものである。
コイル通板前のコイル外周結束バンドは、作業者がバンドカッター(はさみ)を使用してバンド切断し、切断したバンドは、そのままスクラップバックに投入し、または、コイリングユニットで丸めて廃棄していた。
また、先行技術文献に記載のものは次のようなものである。コイルを結束する2本のバンドを、同時に切断処理して処理時間を短縮する。また、切断された2本のバンド先端を揃え1つの巻縮ユニットで同時搬送させて一括処理することで装置コストの低減を課題とする。そしてその方法は、上下のカッターヘッドにより切断したバンドを、個々に制御できる左右の押し上げ分割ロールにより2本のバンドの先端を揃えて、1つの巻縮ユニットへ導入して同時に2個の渦巻き状の巻縮処理した巻縮バンド屑として回収する。
特開2007−50925号公報
しかしながら、このような先行技術では次のような問題があった。
即ち、手作業で切断作業をするものでは、多大の労力を要するばかりでなく、危険をともなう作業となる。また、特許文献のものでは、切断されたバンドはその先端から搬送ロールと強圧ロールにより送り出され、出側のアンビルの下部湾曲部に突き当たる。そして、バンドは曲げ変形を受けて渦巻き状の巻縮処理されたバンド屑になる。
従って、このバンド屑は全体として相当大きな塊となり、相当広い空間を占有する。このため、その後の運搬取り扱いに際してそれ用の装置を必要とするばかりでなく、最終スクラップとして処理しやすいように、再処理工程を必要とする。また、このような先行技術では、バンド1本に対してカッター、ロールなどが必要となるので、バンドの数が増えればそれだけ前記カッター、ロールなどの装置が必要となる。
本発明は上記課題を解決し、鋼板コイルの結束バンドを寸断処理でき、かつ、バンドの数が増えても1組の装置で処理できる装置を提供することを目的とする。
本発明の課題解決手段の第1の鋼板コイルの結束バンド処理装置は次のものである。
リール軸線に平行に長いケースの内側で、移動体がリール軸線に平行に往復自在とされ、該移動体の下部に上刃と下刃が取付けられ、上刃と下刃間でバンドを挟んで動力作動部によりバンドが切断されるようにしたカッターヘッドと、カッターヘッドをリールに対し、その軸線に直交方向に、コイルの上端より僅かに下がった位置を通り、かつ、リール軸線を通る線上をコイルに向って進退させる昇降部と、カッターヘッドで切断されたバンドが落下してくるのを受けて、ピンチロールで挟んで次工程に案内して送るバンド受けガイド部と、送られてきたバンドを寸断して排出する処理部とを備え, 前記カッターヘッドにおいて、前記移動体は本体が直方体状枠で、その内側に摺動体が上下往復動可能に収容され、該摺動体の下部に前記上刃と前記下刃が取付けられ、前記上刃を前記下刃に対しせん断動作をさせるような作動部が前記摺動体に設けられ、バンドを切断しない通常の状態で、前記下刃の下面を常に前記上刃の下面と同一高さとするように、流体圧シリンダが前記移動体の後面下部に設けられ、バンドを切断する行程で前記下刃を下方に付勢するように、弾性体を介したラムが刃取付け部の下面に収容されているものである。
本発明の課題解決手段の第2の鋼板コイルの結束バンド処理装置は、第1に加えて次のものである。前記上刃と前記下刃との間にバンド検出ドグが前後方向に摺動自在に介在され、前記上刃の前端にコイル端面検出センサーが設けられ、該センサーの光線がコイル表面に入光し、その反射光を受信して該センサーの検出信号が出力されたとき、タイマーで一定時間だけ進み前記下刃が下方に押圧されるようにされたものである。
本発明の課題解決手段の第3の鋼板コイルの結束バンド処理装置は、第1または第2に加えて次のものである。前記バンド受けガイド部は可動フロアと、固定フロアとを持ち、前記可動フロアにおいて、フロア本体が本体支持部たるレールと車輪により、リールの軸線に筋違いに直交する方向に往復可能とされ、動力源で往復動され、前記固定フロアは前記可動フロアの前進限位置でその直下に、リール側を上向きに傾斜して設置され、前記可動フロアのリール側端および固定フロアのリール側端に各々、ピンチロールを回転自在に取付け、いずれか一方をフリーロール、他方をドライブロールとしたものである。
本発明の課題解決手段の第4の鋼板コイルの結束バンド処理装置は、第1または第2または第3に加えて次のものである。
前記処理部において、前記固定フロアの末端で送りロールが設けられ、動力駆動されるドライブロールが下側に、これに対となるフリーロールが上側に位置し、該フリーロールにおいて、軸を介して可動ブラケットが揺動自在に取付けられ、これに固定ブラケットが突設され、本体側にアームが突設され、このアームと固定ブラケットとの間にピストンシリンダーが接続され、これにより、前記フリーロールが前記ドライブロールに対し接触分離するようにしたものである。
本発明の課題解決手段の第5の鋼板コイルの結束バンド処理装置は、次のものである。リール軸線に平行に長いケースの内側で、移動体がリール軸線に平行に往復自在とされ、該移動体の下部に上刃と下刃が取付けられ、前記上刃と前記下刃間でバンドを挟んで動力作動部によりバンドが切断されるようにしたカッターヘッドを持ち、前記カッターヘッドにおいて、前記移動体は本体が直方体状枠で、その内側に摺動体が上下往復動可能に収容され、該摺動体の下部に前記上刃と前記下刃が取付けられ、前記上刃を前記下刃に対しせん断動作をさせるような作動部が前記摺動体に設けられ、バンドを切断しない通常の状態で、前記下刃の下面を常に前記上刃の下面と同一高さとするように、流体圧シリンダが前記移動体の後面下部に設けられ、バンドを切断する行程で前記下刃を下方に付勢するように、弾性体を介したラムが刃取付け部の下面に収容されているものである
本発明の課題解決手段の第6の鋼板コイルの結束バンド処理装置は、第5に加え次のものである。前記上刃と前記下刃との間にバンド検出ドグが前後方向に摺動自在に介在され、前記上刃の前端にコイル端面検出センサーが設けられ、該センサーの光線がコイル表面に入光し、その反射光を受信して該センサーの検出信号が出力されたとき、タイマーで一定時間だけ進み前記下刃が下方に押圧されるようにされたものである。
本発明の課題解決手段の第7の鋼板コイルの結束バンド処理装置は、第6に加え次のものである。
前記下刃の前端がバンド端面に当たるとバンドの下にもぐり込み、さらに前進を続け、バンドが前記バンド検出ドグに当たると、ドグが後退してバンドを検出し、前記下刃の前進が止まり、次いで、前記上刃をバンドに押しつけ、前記下刃との間でバンドをせん断するようにされたものである。
本発明により、作業者の手作業を要することなく、鋼板コイルの結束バンドを寸断処理でき、通板作業が安全なものとなった。また、1個の鋼板コイルで結束バンドの数が増えても、1組の装置で処理できることとなった。
本発明の一実施例の正面図である。 本発明の一実施例の平面図である。 本発明の一実施例の右側面図である。 図3の要部(カッターヘッド)拡大図である。 図4の底面図である。 図5のX6−X6拡大断面図である。 図6の底面図である。 図6のY8−Y8断面図である。 図6の拡大分解斜視図である。 図6の拡大分解斜視図である。 図6の拡大分解斜視図である。 図1の要部(可動フロア)拡大図である。 図11の右側面図である。 図1の要部(固定フロア)拡大図である。 図1の要部(処理装置)拡大図である。
以下に本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図1〜3において本装置の概要は次の通りである。ペイオフリール1の上方に上スナバーロール2を、ペイオフリールの繰り出し方向の反対側でリールの横方向に横スナバーロール3を開閉自在に設置する。ペイオフリール1上のコイルAの外周を結束しているバンドをカッターヘッド10で切断し、ペイオフリール1でコイルを回転させてバンドをガイド30内に送る。
落下されたバンドを処理装置(ロータリーシャー式)40で寸断し、短尺状態のバンドをスクラップバケット40dに排出する。ペイオフリール1の反カッターヘッド10側(図示左側)に、コイルからの鋼板繰り出し装置C(上通板ガイドC1,下通板ガイドC2)が位置する。6はコイルのリフターである。
そして、図1,3,4,6に示すように、カッターヘッド10においては、リール軸線に平行に長いケース11の内側で、移動体12がリール軸線に平行に往復自在とされ、該移動体の下部に上刃14a、下刃14bとが取付けられ、上刃14aと下刃14b間でコイルAのバンドBを挟んで動力作動部によりバンドが切断される。
昇降部20は、カッターヘッド10をリール1に対し、その軸線に直交方向に、コイルの上端より鋼板繰り出し方向の反対方向で、僅かに下がった位置を通り、かつ、リール軸線を通る線上をコイルに向って進退させる。バンド受けガイド部30は、カッターヘッドで切断されたバンドが落下してくるのを受けて、ピンチロール33,34で挟んで次工程に案内して送る。処理部40は、送られてきたバンドを寸断して排出する。
図1,2,3で、ペイオフリール1の上方に水平架構4が床面から立設され、その上に台5が設置される。台上に支持フレーム21が立設され、このフレームに保持されたカッターヘッド10が昇降部20により昇降される。昇降部20において、前記支持フレーム21に2本の案内筒22が設けられ、これに案内される案内棒23の下端に中間材24を介してカッターヘッド10が取付けられる。2本の案内棒の間でピストンシリンダー25が中間材24に接続される。このように、昇降装置20はカッターヘッド10を待機位置からコイル表面まで移行させる装置であり、コイルに接触する手前で減速および背圧の制御を行い、コイル表面への接触による疵を防止する機構を備えている。
図4,5,6において、カッターヘッド10の大要は、ストローク範囲内のバンドを順次切断するヘッドである。エアーモーター16cとボールネジ16aによって下刃14bが移行前進を開始し、下刃先端部にあるセンサーでコイル端面を検出後に、下刃の刃先をコイルAの面に押し付けて前進し、下刃の刃先がバンドBの端面に突き当たると、下刃はバンドの下にもぐり込み、バンドを検出する。検出すると下刃は移行停止し、エアーピストン15bとシリンダー15aにより上刃14aをコイル方向に押し付け、下刃との間でバンドを鋏のごとく剪断する。
図6,7,8に示すカッターヘッド10において、リール軸線に平行に長いケース11の内側で、移動体12がリール軸線に平行に往復移動自在とされ、該移動体に摺動体13がリール軸線に直交方向に往復自在とされ、該摺動体の下部で下刃14bがそれらの後部で、回動自在に支持される。上刃と下刃間にバンドを挟み、動力作動部15により上刃14aを下降させてバンドが切断されるようにしたものである。
前記ケース11の長さ方向直角断面は矩形であり、両端壁(前後壁)を送りボールネジ棒16aが貫通して、回転自在に支持される。このネジ棒の一端にエアーモーター16c、他端にタコジェネ(積算回転計)58が接続される。ケースの両側壁(左右壁)の内側にレール16dがケース長さ方向に沿って設けられる。
図9において、前記移動体12は、本体12aが移動方向に長い直方体状枠体で、上下側が開口している。移動方向の前後壁を貫通して送りボールネジ棒16aが貫通し、これにねじ合うナット部材16bが貫通部に設けられる。上側の開口を塞いでシリンダー15aが固定される。移動体の左右壁の外側にローラー16e設けられ、これらの上下ローラーの間にレール16dを挟んで、移動体12は往復動する。
図10において、前記摺動体13は、本体13aが移動方向に長い直方体状箱体で、上側が中央の梁部13bを除いて前後で開口(開口13g)している。移動方向の前後壁が上端から下部まで開口し、そこを送りボールネジ棒16aが貫通している。下端面から刃取付け部13cが下方に一体形成される。そして、ここに上刃14aとサイドプレート13eがボルトで取り付けられる。摺動体13の左右壁の外側にローラー13fが設けられ、これらのローラー13fを介して摺動体は移動体12の内面に案内されて上下往復動する。
図6,8,10において、刃取付け部13cの下部にこれを挟み対向して、上刃14aとサイドプレート13eがボルトで取り付けられる。これらは移動方向に細長い矩形の板状である。下刃14bは、上刃14aとサイドプレート13eとの間で後端付近に、ピン14cで回動自在に支持される。この下刃14bは移動方向に長く、長さ方向直角断面が矩形で、移動方向前方に向けて厚さが減少し、先端が尖っている。また、上下に貫通したスリット14gを持つ。
バンド検出ドグ54は大略は移動方向に細長い矩形の板状であり、前部を除く後部を前記下刃スリット14g内で、僅かに移動方向に沿って摺動する。そして、前方に低く後方に高く並進できるように、左右に貫通するスリット542が設けられ、これを貫通する2本のピン(前側が第1ピン543,後側が第2ピン544)が下刃14bに取り付けられる。そして、ドグはバネ548により前方に付勢され、第2ピン544に当たり前進限が保たれる。
図10bにおいて、コイルAに巻かれているバンドBの下側に下刃14bが先からもぐりこんで行くと、バンドで押されるように、ドグ54の先端付近の下面に第1段部545がもうけられる。これに対応して下刃14bの先端付近に段部14hが設けられる。また、ドグの後半部が下刃スリット内に収まるように、下刃のスリットの前端に対向する第2段部546がドグに設けられる。また、ドグを常に前方に付勢するバネ548を受ける第3段部547が設けられ、このバネの他端は下刃スリット内に収容されたバネホルダ549に受けられる。
このバネホルダ549はドグの後部下面に対向した傾斜面549a(移動方向前方に低く、後方に高くなる)を持ち、その前端が尖り、後端にバネ受け段部549bを持つ。そして、後部でピン549cに回動自在に支持され、その前側に下刃に対し変位を阻止するピン549cが下刃との間を貫通する。これにより、バネホルダの傾斜面とドグの後半部下面との間隔は一定に保たれ、この間隔の空間にバネ548が案内される。
図6,7,10で ドグ54の前端には、バンド検出センサー55(投受光型光電スイッチ)の光線を遮断するように、遮光片541が設けられる。このバンド検出センサー55は上刃14aとプレート13eとの間で前端付近に設けられ、光線は左右方向(図7の上下方向)に進む。また、コイル端面検出センサー(反射型光電スイッチ)53はバンド検出センサー55の前側(図6,7の左側)に設けられ、光線は下方に向く。
バンドを切断しない通常の状態で、下刃の下面を常に上刃の下面と同一高さとするように、ミニピストンシリンダー14dが移動体の後面下部に設けられる。バンドを切断する行程で、下刃をドグと共に下方に付勢するように、ラム14eが刃取付け部13cの下面に収容され、スプリング14fで下方に付勢する。
図8,10で、摺動体13の中央の梁部13bにピストン15bが接続される。このピストンは移動体12のシリンダー15aに嵌り、ピストンロッド15cがシリンダー下壁を貫通し、コンロッド15dが梁部13bを貫通してピンで接続される。
図4,6,8,10において、カッターヘッド10は、全ての作動の動力源に圧縮空気を使用している。複数のバンドBで結束されたコイルAに対し、カッターを持つ移動体12が前進し次の動作を行う。
1.エアーモーター16cによりボールネジ16aが回転し、下刃14bは前進する。このとき、下刃はミニピストン14dによりコイル表面に接していない。
2.下刃14bが前進し、刃先部にあるコイル端面センサー53によりコイル端面を検出すると、ミニピストン14dを退避させ、下刃の刃先がラム14eを介したスプリング14fの力により、コイル表面に軽く押し付けられる。下刃は刃先をコイル表面に接触させたまま前進する。
3.下刃の先端がバンド端面に突き当たると、下刃はバンドの下にもぐり込み、さらに前進を続ける。
4.下刃がバンドの下に完全に挿入されると、バンドはバンド検出用ドグ54の第1段部545に当たり、ドグのバネ548を圧縮しながらドグ54を移動させ、それまで遮光片541で遮光していたバンド検出光電スイッチ55を入光させ、バンドを検出する。
5.バンド検出光電スイッチが働くと、エアーモーター16cへの給気が停止し、下刃前進が止まる。
6.カットピストン15bが作動し、上刃14aをバンドに強く押し付け、下刃14bとの間でバンドを剪断する。
7.バンドが切断されると、カットピストン15bが復帰上昇し、上刃14aが開く。ミニピストン14dは退避したままで、下刃の刃先がラム14eを介したスプリング14fの力により、コイル表面に軽く押し付けられている。
8.エアーモーター16cが、再び回転し、下刃が前進する。
9.手前側のバンドから順次切断を繰り返し、ストローク範囲内に結束された複数のバンドを全て切断する。
図1において、バンド受けガイド装置30では、切断されたバンドは、コイルAを回すことによりガイド入口に案内され、入口部のローラー34と可動フロア側ローラー33とで挟まれて、処理装置40へ送り込まれる。
図11,12に示す可動フロア31において、フロア本体31aが本体支持部31bたるレールと車輪により、リールの軸線に交わらずに直交する方向に往復可能とされている。そして、往復手段31cたるピストンシリンダーが接続されて、フロア本体は往復動する。
図1,11,13に示すように、固定フロア32は可動フロア31の前進限位置でその直下に、リール側を上向きに傾斜して設置される。そして、可動フロアのリール側端にピンチロールのフリーロール33が回転自在に取付けられる。また、固定フロアのリール側端にピンチロールのドライブロール34が設置される。図1で切断バンド案内部材35として、第1部材35a(下通板ガイドC2を利用),第2部材35b,第3部材35c(リフター6を利用)および第4部材35d(フロア31,32後端の上下間)が設けられる。
図1,14において、処理装置40は、バンド受けガイド装置30より送り込まれたバンドを、送りロールのドライブロール41とフリーロール43で挟んで、シュート40aを通してロータリーシャー40bへ送り込む。エアーモーター駆動のドライブロール41を送り量分だけ送って寸断し、この送り・寸断を繰り返し、バンドを短尺にして排出し、その後、ベルトコンベアー40cでスクラップバケット40dまで送り込む。
図14に示す処理装置40において、固定フロア32の末端でエアーモーター(回転式)42で駆動されるドライブロール41が下側に、これに対となるフリーロール43が上側に設けられる。フリーロール43において、軸を介して可動ブラケット44が揺動自在に取付けられ、これにアーム47が突設され、本体側に固定ブラケット46が突設され、このアーム47と固定ブラケット46との間にピストンシリンダー(エアー式)48が接続される。これにより、フリーロール43がドライブロール41に対し、接触分離する。
本装置はシーケンサー回路による制御部50で自動運転されるが、各種のセンサー類は次の通りである。図4,5でカッターヘッド10のケース11の底面で、長さ方向の中央部を挟んで前後にコイルタッチセンサー52,低速点検センサー(ヘッド昇降速度用)51が取付けられる。ケースの左側壁外面で、前端および後端付近に各々下刃前進限センサー56および下刃後進限センサー57が設けられる。
また、図6,7,10で、上刃14aとサイドプレート13eとの間にバンド検出ドグ54が、スリットを貫通したストッパーピン543,544とドグバネ548により、摺回動自在に取付けられる。このドグの前方で上刃とサイドプレート13eとの間に、コイル端面センサー53とバンドセンサー55が設けられる。
以上において、装置全体の作動状態を説明する。図1において、カッターヘッド10が待機位置(上限位置、図外の上限スイッチ作動)、上スナバーロール2が開、横スナバーロール3が開状態である。この状態でペイオフリール1にリフター6上のコイルAを挿入する。可動フロア31が後退位置にある。上,横スナバーロールを閉状態(油圧シリンダでコイルへ押しつけ)とする。
図1,4,6で次いで、カッターヘッド10が下降し、低速点検センサー51の信号で低速になり、コイルタッチセンサー(反射型光電スイッチ)52の信号で停止する。下刃14bが前進し刃先部にあるコイル端面検出センサー(反射型光電スイッチ)53でコイル端面を検出すると、タイマーで一定時間だけ進み、その後、ミニピストン14dが退避し、下刃の刃先がラムスプリング14fの力によりコイル表面に軽く押し付けられる。
下刃14bの先端がバンドBの端面に突き当たると、下刃はバンドの下にもぐり込み、さらに前進を続ける。下刃がバンドの下に完全に挿入されると、バンドはバンド検出用ドグ54に当たり、ドグのバネ548を圧縮しながらドグを移動させ、それまで遮光していたバンド検出用光電スイッチ55を入光させ、バンドを検出する。バンド検出スイッチが働くと、エアーモーター16cが停止し、下刃の前進が止まる。
その後、カットシリンダ15aが作動し、上刃14aをバンドBに押し付けて下刃14bとの間でバンドをせん断する。バンドが切断されるとその位置から離れ、ドグ54はバネ548に押されてもとの位置に戻り、カットシリンダが復帰上昇し、上刃が開き、再び下刃が前進する。このように、手前側のバンドから順次切断を繰り返し、ストローク範囲内に結束された複数のバンドを全て切断する。
そして、下刃14bが移行再前進し前進限に至ると、前進限センサー(リミットスイッチ)56の信号でヘッド10が上昇して上限位置で止まる(図外の上限リミットスイッチ作動)。下刃14bが後退して止まる(後退限リミットスイッチ57作動)。
大径コイル(直径 2100mm)の場合は次のようになる。
ヘッド10が上昇して上限位置で止まると、その信号を受けてペイオフリール1を
上スナバーロール2から横スナバーロール3の方向(以下、図1で右回転とする)に回転させる(コイル径によって回転量を予めきめておく。そして、ペイオフリールのモータの回転量、つまり、回転角の検出器に信号を与える)。
横スナバーロール3を油圧シリンダーで開とすると、切断されたバンドの一端側が固定フロア32上に落下する。タイマーの設定時間後に可動フロア31が前進し(図外の近接スイッチにより前進限で止まる)、バンドをドライブロール34とフリーロール33で挟む。また、タイマーの設定時間後にドライブロール34を回転させ、バンドの一端側を固定フロア32上で送る。
同時に、ペイオフリール1を横スナバーロール3から上スナバーロール2の方向(以下、図1で左回転とする)に回転させる(コイル径によって回転量を予めきめておく。そして、ペイオフリールのモータの回転量、つまり、回転角の検出器に信号を与える)。バンドの切断部が上スナバーロール2の手前に来ると、ペイオフリールを停止すると共に、ドライブロール34の回転を停止する。
そして、上スナバーロール2を開放する。バンドの他端側は、第1,第2ガイド部材35a,35bおよびリフター6上に重力により落下し、案内される。タイマーの設定時間後にドライブロール34,41を回してバンドを送り、ロータリーシャー40bで短尺に寸断する。この間、ベルトコンベアー40cを回転させて、切断片をバケット40dに排出する。第4ガイド部材35dは、バンドの先端が可動フロア31と固定フロア32の末端間に侵入するのを阻止する。
中径コイル(直径 1500mm)の場合は次のように作動する。バンド切断後にペイオフリール1を右回転させる(コイル径によって回転量を予めきめておく。そして、ペイオフリールのモータの回転量、つまり、回転角の検出器に信号を与える)。
横スナバーロール3を油圧シリンダーで開とすると、切断されたバンドの一端側が固定フロア32上に落下する。タイマーの設定時間後にペイオフリール1を左回転させ、バンドを固定フロア32上で送る。バンドの切断部が上スナバーロール2の手前に来ると、ペイオフリール1を停止させる。可動フロア31が前進し(近接スイッチにより前進限でとまる)、バンドをドライブロール34とフリーロール33で挟む。
次いで、上スナバーロール2が開となると、バンド他端側は、第2ガイド部材35bとコイルリフタ6上に重力により落下し、案内される。タイマーの設定時間後にドライブロール34,41を回してバンドを送り、ロータリーシャー40bで短尺に寸断する。この間、ベルトコンベアー40cを回転させて、切断片をバケット40dに排出する。
小径コイル(直径 900mm)の場合は次のように作動する。バンド切断後に横スナバーロール3を油圧シリンダーで開とすると、切断されたバンドの一端側がリフター6を介して固定フロア32上に落下する。タイマーの設定時間後に、可動フロア31が前進し(近接スイッチにより前進限でとまる)、バンドをドライブロール34とフリーロール33で挟む。
次いで、上スナバーロール2が開となると、バンド他端側は、コイルリフタ6上に重力により落下し、案内される。タイマーの設定時間後にドライブロール34、41を回してバンドを送り、ロータリーシャー40bで短尺に寸断する。この間、ベルトコンベアー40cを回転させて、切断片をバケット40dに排出する。
本発明は前記した実施例や実施態様に限定されず、特許請求の範囲を逸脱せずに種々の変形を含む。
本発明は、鋼板コイルの結束バンド処理装置に利用される。
A 鋼板コイル
B 結束バンド
C 鋼板繰り出し装置
C1 上通板ガイド
C2 下通板ガイド
1 ペイオフリール
2 上スナバーロール
3 横スナバーロール
10 カッターヘッド
11 ケース
12 移動体
本体
前後壁
左右壁
13 摺動体
13a 本体
13c 刃取付け部
13d 梁部
13e サイドプレート
14 カッター
14a 上刃
14b 下刃
14c ピン
14d ミニピストン(ピストンシリンダー)
14e ラム
14f スプリング
15 カッター作動部
15a シリンダー
15b ピストン
15c ピストン棒
15d コンロッド
16 切断送り部
16a ボールネジ
16b ナット
16c エアーモーター
16d レール
16e ローラー
20 ヘッド昇降部
21 支持フレーム
22 案内筒
23 案内棒
24 中間材
25 ピストンシリンダー
30 バンド受けガイド部
31 可動フロア
31a フロア本体
31b 本体支持部
31c 本体往復手段
32 固定フロア
33 フリーロール
34 ドライブロール
35 切断バンド案内部材
35a 第1部材
35b第2部材
35c第3部材
35d第4部材
40 処理装置
40a シュート
40b ロータリーシャー
40c ベルトコンベアー
40d バケット
41 ドライブロール
42 エアーモーター
43 フリーロール
44 可動ブラケット
45 軸
46 固定ブラケット
47 アーム
48 ピストンシリンダー
50 制御部
51 低速点検センサー
52 コイルタッチセンサー
53 コイル端面センサー
54 バンド検出ドグ
541 遮光片
542 スリット
543 第1ピン
544 第2ピン
545 第1段部
546 第2段部
547 第3段部
548 バネ
549 バネホルダ
549a 傾斜面
549b バネ受け段部
549c ホルダピン
55 バンドセンサー
56 下刃前進限センサー
57 下刃後進限センサー
58 積算回転計

Claims (7)

  1. リール軸線に平行に長いケースの内側で、移動体がリール軸線に平行に往復自在とされ、該移動体の下部に上刃と下刃が取付けられ、上刃と下刃間でバンドを挟んで動力作動部によりバンドが切断されるようにしたカッターヘッドと、
    カッターヘッドをリールに対し、その軸線に直交方向に、コイルの上端より僅かに下がった位置を通り、かつ、リール軸線を通る線上をコイルに向って進退させる昇降部と、
    カッターヘッドで切断されたバンドが落下してくるのを受けて、ピンチロールで挟んで次工程に案内して送るバンド受けガイド部と、送られてきたバンドを寸断して排出する処理部とを備え, 前記カッターヘッドにおいて、前記移動体は本体が直方体状枠で、その内側に摺動体が上下往復動可能に収容され、該摺動体の下部に前記上刃と前記下刃が取付けられ、前記上刃を前記下刃に対しせん断動作をさせるような作動部が前記摺動体に設けられ、
    バンドを切断しない通常の状態で、前記下刃の下面を常に前記上刃の下面と同一高さとするように、流体圧シリンダが前記移動体の後面下部に設けられ、バンドを切断する行程で前記下刃を下方に付勢するように、弾性体を介したラムが刃取付け部の下面に収容されている鋼板コイルの結束バンド処理装置。
  2. 前記上刃と前記下刃との間にバンド検出ドグが前後方向に摺動自在に介在され、前記上刃の前端にコイル端面検出センサーが設けられ、該センサーの光線がコイル表面に入光し、その反射光を受信して該センサーの検出信号が出力されたとき、タイマーで一定時間だけ進み前記下刃が下方に押圧されるようにされた請求項1記載の鋼板コイルの結束バンド処理装置。
  3. 前記バンド受けガイド部は可動フロアと、固定フロアとを持ち、
    前記可動フロアにおいて、フロア本体が本体支持部たるレールと車輪により、リールの軸線に筋違いに直交する方向に往復可能とされ、動力源で往復動され、
    前記固定フロアは前記可動フロアの前進限位置でその直下に、リール側を上向きに傾斜して設置され、前記可動フロアのリール側端および固定フロアのリール側端に各々、ピンチロールを回転自在に取付け、いずれか一方をフリーロール、他方をドライブロールとした請求項1または2記載の鋼板コイルの結束バンド処理装置。
  4. 前記処理部において、前記固定フロアの末端で1対の送りロールが設けられ、動力駆動されるドライブロールが下側に、これに対となるフリーロールが上側に位置し、該フリーロールにおいて、軸を介して可動ブラケットが揺動自在に取付けられ、これに固定ブラケットが突設され、本体側にアームが突設され、このアームと固定ブラケットとの間にピストンシリンダーが接続され、これにより、前記フリーロールが前記ドライブロールに対し、接触分離する請求項1または2または3記載の鋼板コイルの結束バンド処理装置。
  5. リール軸線に平行に長いケースの内側で、移動体がリール軸線に平行に往復自在とされ、該移動体の下部に上刃と下刃が取付けられ、前記上刃と前記下刃間でバンドを挟んで動力作動部によりバンドが切断されるようにしたカッターヘッドを持ち、
    前記カッターヘッドにおいて、前記移動体は本体が直方体状枠で、その内側に摺動体が上下往復動可能に収容され、該摺動体の下部に前記上刃と前記下刃が取付けられ、前記上刃を前記下刃に対しせん断動作をさせるような作動部が前記摺動体に設けられ、
    バンドを切断しない通常の状態で、前記下刃の下面を常に前記上刃の下面と同一高さとするように、流体圧シリンダが前記移動体の後面下部に設けられ、バンドを切断する行程で前記下刃を下方に付勢するように、弾性体を介したラムが刃取付け部13cの下面に収容され
    ている鋼板コイルの結束バンド処理装置。
  6. 前記上刃と前記下刃との間にバンド検出ドグが前後方向に摺動自在に介在され、前記上刃の前端にコイル端面検出センサーが設けられ、該センサーの光線がコイル表面に入光し、その反射光を受信して該センサーの検出信号が出力されたとき、タイマーで一定時間だけ進み前記下刃が下方に押圧されるようにされた請求項5記載の鋼板コイルの結束バンド処理装置。
  7. 前記下刃の前端がバンド端面に当たるとバンドの下にもぐり込み、さらに前進を続け、バンドが前記バンド検出ドグに当たると、ドグが後退してバンドを検出し、前記下刃の前進が止まり、次いで、前記上刃をバンドに押しつけ、前記下刃との間でバンドをせん断するようにした請求項6記載の鋼板コイルの結束バンド処理装置。
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