JP6220601B2 - インナーフォーカス式レンズおよび撮像装置 - Google Patents

インナーフォーカス式レンズおよび撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、小型、軽量で、動画撮影にも好適なインナーフォーカス式レンズおよび撮像装置に関する。
従来の単焦点レンズでは、特に一眼レフレックスカメラにも用いることができるように、焦点距離に対して長いフランジバックを確保すべく、光学系後方に正レンズ群を配置してバックフォーカスの確保が容易になるような構成を採用しているものが多かった。しかし、近年、カメラボディーの小型化が進んだことや、デジタルカメラの普及により、長いフランジバックを確保する必要がない場合も増えてきている。
デジタルカメラでは動画撮影も可能なことから、デジタルカメラでも動画撮影に対応した高速なオートフォーカス処理が望まれる。オートフォーカスは、まず、一部のレンズ群(フォーカス群)を光軸方向に高速で振動させて(ウォブリング)、非合焦状態→合焦状態→非合焦状態を作り出す。そして、撮像素子の出力信号から一部画像領域の特定の周波数帯の信号成分を検出して、合焦状態となるフォーカス群の最適位置を求め、その最適位置にフォーカス群を移動させる。特に、動画撮影では、これら一連の動作を高速で連続して繰り返すことが要求される。
また、ウォブリングを導入する場合、ウォブリング時に被写体に対応する画像の大きさが変化する。これは、主に、フォーカス群の光軸方向への移動により光学系全体の焦点距離が変化することに起因するものであり、ウォブリングによる撮影倍率の変化が大きい場合には違和感を生じることになる。この違和感を軽減させるためには、絞りに対して後方のレンズ群でフォーカシングを行えばよいことが知られている。特に、ウォブリングを実行するためには、フォーカス群を高速に駆動することを可能にすべく、フォーカス群は極力口径を小さく、そして軽くすることが求められる。
そこで、かかる要求を満足すべく、フォーカス群の小型、軽量化が図られたインナーフォーカス式レンズが提案されている(たとえば、特許文献1〜3を参照。)。
特開2012−159613号公報 特開2012−242689号公報 特開2012−242690号公報
しかしながら、上記各特許文献に記載のインナーフォーカス式レンズは、フォーカス群の小型、軽量化が図られてはいるものの、サイズの小さい撮像素子(APS−Cサイズ撮像素子等)に対応したものである。このため、上記各特許文献に記載のインナーフォーカス式レンズを35mmフィルム型撮像素子が搭載されたカメラに用いた場合、ケラレが生じ良質な画像が得られない。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、35mmフィルム型撮像素子にも対応可能で、高い結像性能を備えた小型、広角のインナーフォーカス式レンズを提供することを目的とする。また、フォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化の抑制が図られた小型のインナーフォーカス式レンズを提供することを目的とする。さらに、かかるインナーフォーカス式レンズを搭載した撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズは、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、からなり、前記第2レンズ群は1枚のエレメントで構成されており、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は光軸上に固定され、前記第2レンズ群を光軸に沿って物体側から像面側へ移動させることにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行い、以下に示す条件式を満足することを特徴とする。
(1) 0.13≦L1/L≦0.43
(2) 0.47≦tanω≦0.74
ただし、L1は前記第1レンズ群における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離、Lは前記第1レンズ群における最物体側レンズ面頂点から前記第3レンズ群における最像面側レンズ面頂点までの距離、ωは無限遠物体合焦状態における半画角を示す。
本発明によれば、35mmフィルム型撮像素子にも対応可能で、高い結像性能を備えた小型、広角のインナーフォーカス式レンズを提供することができる。
さらに、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズは、前記発明において、以下に示す条件式を満足することを特徴とする。
(3) 0.34≦β3≦0.94
ただし、β3は無限遠物体合焦状態における前記第3レンズ群の結像倍率を示す。
本発明によれば、前記発明のインナーフォーカス式レンズのさらなる小型化が可能になる。
さらに、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズは、前記発明において、以下に示す条件式を満足することを特徴とする。
(4) −1.91≦f2/f≦−0.57
ただし、f2は前記第2レンズ群の焦点距離、fは光学系全系の焦点距離を示す。
本発明によれば、フォーカシング時のフォーカス群の移動量を抑制することで、フォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化を抑制するとともに、光学系のさらなる小型化が可能になる。
さらに、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズは、前記発明において、以下に示す条件式を満足することを特徴とする。
(5) 1.95≦ra2/rb2≦10.22
ただし、ra2は前記第2レンズ群の最物体側面の曲率半径、rb2は前記第2レンズ群の最像面側面の曲率半径を示す。
本発明によれば、フォーカシング時のフォーカス群の移動量を抑制することで、フォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化を抑制するとともに、光学系のさらなる小型化が可能になる。
さらに、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズは、前記発明において、以下に示す条件式を満足することを特徴とする。
(6) −1.96≦r1/f≦−0.38
ただし、fは光学系全系の焦点距離、r1は前記第1レンズ群の最物体側面の曲率半径を示す。
本発明によれば、光学系の口径の小型化を図り、結像性能を向上させることができる。
また、本発明にかかる撮像装置は、前記インナーフォーカス式レンズと、該インナーフォーカス式レンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、前記インナーフォーカス式レンズを搭載した撮像装置を提供することができる。
本発明によれば、35mmフィルム型撮像素子にも対応可能で、高い結像性能を備えた小型、広角のインナーフォーカス式レンズを提供することができるという効果を奏する。また、フォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化の抑制が図られた小型のインナーフォーカス式レンズを提供することができるという効果を奏する。さらに、当該インナーフォーカス式レンズを搭載した撮像装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明にかかる撮像装置の一実施形態を示す図である。 実施例1にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例1にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。 実施例2にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例2にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。 実施例3にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例3にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。 実施例4にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例4にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。 実施例5にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例5にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。
以下、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズおよび撮像装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
本発明にかかるインナーフォーカス式レンズは、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、からなっている。このインナーフォーカス式レンズでは、第1レンズ群および第3レンズ群が光軸上に固定されている。そして、第2レンズ群を光軸に沿って物体側から像面側へ移動させることにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行う。なお、フォーカス群である第2レンズ群は、小型、軽量化を図るため、1枚のエレメント(レンズ)で構成されることが好ましい。
さらに、本発明では、35mmフィルム型撮像素子にも対応可能で、高い結像性能を備えた小型、広角のインナーフォーカス式レンズを実現するため、上記特徴に加え、以下に示すような各種条件を設定している。
まず、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズでは、第1レンズ群における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離をL1、第1レンズ群における最物体側レンズ面頂点から第3レンズ群における最像面側レンズ面頂点までの距離をL、無限遠物体合焦状態における半画角をωとするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(1) 0.13≦L1/L≦0.43
(2) 0.47≦tanω≦0.74
条件式(1)は、光学系の小型化を図り、結像性能を向上させるための条件を示すものである。条件式(1)を満足することにより、第1レンズ群〜第3レンズ群までの長さに対する第1レンズ群の長さを適切に設定して、光学系全長を短縮するとともに、高い結像性能を得ることができる。
条件式(1)においてその下限を下回ると、歪曲収差や球面収差の発生が著しくその補正が困難になり、結像性能が劣化する。一方、条件式(1)においてその上限を超えると、光学系全長が延び、光学系の小型化を実現することができなくなる。
なお、上記条件式(1)は、次に示す範囲を満足すると、より好ましい効果が期待できる。
(1a) 0.16≦L1/L≦0.38
この条件式(1a)で規定する範囲を満足することにより、小型で、より優れた結像性能を備えたインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
さらに、上記条件式(1a)は、次に示す範囲を満足すると、より小型、高性能なインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
(1b) 0.19≦L1/L≦0.33
条件式(2)は、35mmフィルム型撮像素子にも対応可能な、広角で高い結像性能を備えたインナーフォーカス式レンズを実現するための条件を示すものである。条件式(2)においてその下限を下回ると、35mmフィルム型撮像素子に対応可能な画角を得ることができなくなる。一方、条件式(2)においてその上限を超えると、広角化には好ましいが、諸収差の補正が困難になる。
さらに、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズでは、無限遠物体合焦状態における第3レンズ群の結像倍率をβ3とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(3) 0.34≦β3≦0.94
条件式(3)は、光学系の小型化を達成するための条件を示すものである。条件式(3)を満足することにより、無限遠物体合焦状態における第3レンズ群の結像倍率を適切に設定して光学系全長を短縮することが可能になる。しかも、結像性能を劣化させることはない。
条件式(3)においてその下限を下回ると、第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離が長くなるため、光学系の小型化を阻害することになり、好ましくない。一方、条件式(3)においてその上限を超えると、像面湾曲の発生が顕著になり、その補正が困難になる。この場合、第3レンズ群を構成するレンズの枚数を増やすことで像面湾曲の補正は可能である。しかし、第3レンズ群を構成するレンズの枚数が増加することは、光学系の小型化には好ましくない。
なお、上記条件式(3)は、次に示す範囲を満足すると、より好ましい効果が期待できる。
(3a) 0.41≦β3≦0.83
この条件式(3a)で規定する範囲を満足することにより、結像性能を劣化させることなく、より小型のインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
さらに、上記条件式(3a)は、次に示す範囲を満足すると、より小型、高性能なインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
(3b) 0.49≦β3≦0.72
また、本発明では、動画撮影にも好適なインナーフォーカス式レンズを提供することも目的としている。このためには、オートフォーカス処理等の際に実行されるフォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化の抑制が重要になる。
フォーカス群の小型、軽量化を図ることで、迅速なフォーカシングが容易になるため、良好な動画撮影が可能になる。このため、本発明では、前述のように、フォーカス群である第2レンズ群を1枚のエレメントで構成することにより、第2レンズ群の小型、軽量化を図り、迅速なフォーカシングを可能にしている。また、第2レンズ群の小型、軽量化を図ることにより、フォーカス群の駆動をつかさどる駆動手段の負荷も減少し、省電力化に資することになる。加えて、フォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化を小さくするためには、フォーカス群である第2レンズ群を開口絞りよりも像面側に配置することはもとより、フォーカシング時の第2レンズ群の移動量を抑制することが重要である。
そこで、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズでは、第2レンズ群の焦点距離をf2、光学系全系の焦点距離をfとするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(4) −1.91≦f2/f≦−0.57
条件式(4)は、フォーカシング時のフォーカス群(第2レンズ群)の移動量を抑制するための条件を示すものである。フォーカス群の移動量が少なくなれば、光学系全長を短縮することができるうえ、オートフォーカスを採用した場合、フォーカス群の駆動をつかさどる駆動手段の負荷も減少し、省電力化に資する。また、フォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化を小さくすることにも資する。
条件式(4)においてその下限を下回ると、第2レンズ群の屈折力が弱くなりすぎて、フォーカシング時の第2レンズ群の移動量が増大するため、第2レンズ群のウォブリングによる撮影倍率の変化が大きくなることに加え、光学系の小型化にも好ましくない。一方、条件式(4)においてその上限を超えると、第2レンズ群の屈折力が強くなりすぎて、フォーカシング時の第2レンズ群の移動量が著しく減少する。この場合、第2レンズ群のウォブリングによる撮影倍率の変化の抑制や光学系の小型化には有利になる。しかし、第2レンズ群の移動時の感度が高くなりすぎて、フォーカシング時の第2レンズ群の駆動制御が困難になるばかりか、画角変動が過大になり、特に動画撮影には不向きなレンズとなる。
なお、上記条件式(4)は、次に示す範囲を満足すると、より好ましい効果が期待できる。
(4a) −1.75≦f2/f≦−0.65
この条件式(4a)で規定する範囲を満足することにより、フォーカシング時の第2レンズ群の移動量を適切に抑制して、より動画撮影に適した小型のインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
さらに、上記条件式(4a)は、次に示す範囲を満足すると、動画撮影に適したより小型のインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
(4b) −1.60≦f2/f≦−0.72
さらに、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズでは、第2レンズ群の最物体側面の曲率半径をra2、第2レンズ群の最像面側面の曲率半径をrb2とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(5) 1.95≦ra2/rb2≦10.22
条件式(5)は、第2レンズ群の最物体側面の曲率半径と第2レンズ群の最像面側面の曲率半径との比を規定するものである。条件式(5)を満足することで、特に動画撮影に好適なフォーカス群を構成することができる。
条件式(5)においてその下限を下回ると、第2レンズ群の屈折力が弱くなりすぎて、フォーカシング時の第2レンズ群の移動量が増大するため、第2レンズ群のウォブリングによる撮影倍率の変化が大きくなることに加え、光学系の小型化にも好ましくない。一方、条件式(5)においてその上限を超えると、第2レンズ群の屈折力が強くなりすぎて、フォーカシング時の第2レンズ群の移動量が著しく減少する。この場合、第2レンズ群のウォブリングによる撮影倍率の変化の抑制や光学系の小型化には有利になる。しかし、第2レンズ群の移動時の感度が高くなりすぎて、フォーカシング時の第2レンズ群の駆動制御が困難になるばかりか、画角変動が過大になり、特に動画撮影には不向きなレンズとなる。
なお、上記条件式(5)は、次に示す範囲を満足すると、より好ましい効果が期待できる。
(5a) 2.20≦ra2/rb2≦9.37
この条件式(5a)で規定する範囲を満足することにより、フォーカシング時の第2レンズ群の移動量を適切に抑制して、より動画撮影に適した小型のインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
さらに、上記条件式(5a)は、次に示す範囲を満足すると、動画撮影に適したより小型のインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
(5b) 2.44≦ra2/rb2≦8.51
さらに、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズでは、光学系全系の焦点距離をf、第1レンズ群の最物体側面の曲率半径をr1とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(6) −1.96≦r1/f≦−0.38
条件式(6)は、光学系全系の小型化を図りながら、特に像面湾曲を適切に補正するための条件を示すものである。広角の焦点距離を得ようとする場合、画角による影響が強い収差、特に像面湾曲を十分に補正することが課題になる。そこで、条件式(6)を満足することで、第1レンズ群の最物体側に物体側に凹面を向けたレンズを配置することができ、効果的な像面湾曲の補正が可能になる。
条件式(6)においてその下限を下回ると、像面湾曲の発生が顕著になり、その補正が困難になるため、好ましくない。一方、条件式(6)においてその上限を超えると、第1レンズ群の最物体側に配置されるレンズの口径が大きくなるため、光学系の小型化を阻害する。
なお、上記条件式(6)は、次に示す範囲を満足すると、より好ましい効果が期待できる。
(6a) −1.80≦r1/f≦−0.42
この条件式(6a)で規定する範囲を満足することにより、光学系全系の小型化を図りながら、より像面湾曲を適切に補正することができる。
さらに、上記条件式(6a)は、次に示す範囲を満足すると、より小型で、優れた像面湾曲の補正が可能なインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
(6b) −1.63≦r1/f≦−0.47
以上説明したように、本発明によれば、35mmフィルム型撮像素子にも対応可能で、高い結像性能を備えた小型、広角のインナーフォーカス式レンズを提供することができる。また、フォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化の抑制が図られた小型のインナーフォーカス式レンズを提供することができる。特に、上記各条件式を満足することで、動画撮影に好適な、より小型で高い結像性能を有するインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
次に、上記のような特徴を備えた本発明のインナーフォーカス式レンズに好適な撮像装置を示す。図1は、本発明にかかる撮像装置の一実施形態を示す図である。この撮像装置は、静止画のみならず動画撮影にも対応可能なものである。
撮像装置100は、撮像機能を担うカメラブロック10と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部20と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部30と、を備えている。また、撮像装置100は、撮影された画像等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等によって構成される表示部40と、メモリカード1000への画像信号の書込および読出を行うR/W(リーダ/ライタ)50と、撮像装置100の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)60と、ユーザによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等からなる入力部70と、カメラブロック10に配置されたレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部80とを備えている。
カメラブロック10は、インナーフォーカス式レンズ11を含む光学系と、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等からなる撮像素子12等とによって構成されている。インナーフォーカス式レンズ11は、上記のような特徴を備えた本発明のインナーフォーカス式レンズである。撮像素子12は、APS−Cサイズ撮像素子でもよいし、35mmフィルム型撮像素子でもよい。
カメラ信号処理部20は、撮像素子12からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部30は、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理等を行う。
表示部40はユーザの入力部70に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデータを表示する機能を有している。
R/W50は、画像処理部30によって符号化された画像データのメモリカード1000への書込及びメモリカード1000に記録された画像データの読出を行う。
CPU60は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、入力部70からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力部70は、たとえば、シャッタ操作を行うためのシャッタレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって構成され、ユーザによる操作に応じた指示入力信号をCPU60に対して出力する。
レンズ駆動制御部80は、CPU60からの制御信号に基づいてインナーフォーカス式レンズ11のフォーカス群を駆動する図示しないモータ等を制御する。
メモリカード1000は、例えば、R/W50に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリである。
続いて、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU60による制御の下で、カメラブロック10において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部20を介して表示部40に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部70からのフォーカシングのための指示入力信号が入力されると、CPU60がレンズ駆動制御部80に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部80の制御に基づいてインナーフォーカス式レンズ11のフォーカス群が移動される。
入力部70からの指示入力信号によりカメラブロック10の図示しないシャッタが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部20から画像処理部30に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W50に出力され、メモリカード1000に書き込まれる。
フォーカシングは、たとえば、入力部70のシャッタレリーズボタンが半押しされた場合や記録(撮影)のために全押しされた場合等に、CPU60からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部80がインナーフォーカス式レンズ11のフォーカス群を移動させることにより行われる。
メモリカード1000に記録された画像データを再生する場合には、入力部70に対する操作に応じて、R/W50によってメモリカード1000から所定の画像データが読み出され、画像処理部30によって伸張復号化処理が行われた後、再生画像信号が表示部40に出力されて再生画像が表示される。
以下、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズの実施例を図面に基づき詳細に説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図2は、実施例1にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このインナーフォーカス式レンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G11と、負の屈折力を有する第2レンズ群G12と、正の屈折力を有する第3レンズ群G13と、が配置されて構成される。
第1レンズ群G11は、物体側から順に、負レンズL111と、正レンズL112と、所定の口径を規定する開口絞りSと、正レンズL113と、が配置されて構成される。負レンズL111と正レンズL112とは、接合されている。正レンズL113の両面には、非球面が形成されている。第1レンズ群G11は、光軸上に固定されている。
第2レンズ群G12は、負レンズL121により構成されている。負レンズL121の両面には、非球面が形成されている。第2レンズ群G12は、光軸に沿って物体側から像面側へ移動することにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行う。
第3レンズ群G13は、物体側から順に、正レンズL131と、負レンズL132と、負レンズL133と、が配置されて構成される。正レンズL131と負レンズL132とは、接合されている。負レンズL133の両面には、非球面が形成されている。第3レンズ群G13は、光軸上に固定されている。
以下、実施例1にかかるインナーフォーカス式レンズに関する各種数値データを示す。
(レンズデータ)
1=-23.10
1=0.80 nd1=1.80 νd1=25.46
2=-85.23
2=1.49 nd2=1.83 νd2=42.72
3=-42.36
3=0.85
4=∞(開口絞り)
4=1.40
5=18.59(非球面)
5=2.98 nd3=1.76 νd3=49.24
6=-45.03(非球面)
6=D(6)(可変)
7=119.57(非球面)
7=0.70 nd4=1.58 νd4=59.46
8=14.18(非球面)
8=D(8)(可変)
9=51.20
9=5.36 nd5=1.83 νd5=42.72
10=-10.02
10=1.00 nd6=1.63 νd6=34.57
11=86.11
11=4.95
12=-10.55(非球面)
12=1.00 nd7=1.68 νd7=31.16
13=-14.19(非球面)
13=20.03
14=∞(像面)
円錐係数(k)および非球面係数(A4,A6,A8,A10
(第5面)
k=0,
4=-3.7579×10-5,A6=-1.0389×10-8
8=-2.0023×10-10,A10=-4.1163×10-11
(第6面)
k=0,
4=-5.9027×10-6,A6=5.5887×10-7
8=-1.1004×10-8,A10=3.9911×10-11
(第7面)
k=0,
4=7.4881×10-5,A6=-1.1023×10-6
8=-1.6439×10-9,A10=9.2542×10-11
(第8面)
k=0,
4=1.0857×10-4,A6=-1.6255×10-6
8=9.5546×10-9,A10=7.7733×10-11
(第12面)
k=0,
4=4.5713×10-4,A6=-4.2921×10-6
8=2.8083×10-8,A10=-5.6441×10-11
(第13面)
k=0,
4=4.1193×10-4,A6=-3.8255×10-6
8=2.1891×10-8,A10=-5.6738×10-11
(各合焦状態の数値データ)
無限遠 最至近距離(物体距離350mm)
D(6) 1.49 3.13
D(8) 5.53 3.89
f(光学系全系の焦点距離)=36.06
Fno(Fナンバー)=2.884
ω(半画角)=31.28
Y(像高)=21.6
(条件式(1)に関する数値)
L1(第1レンズ群G11における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離)=7.52
L(第1レンズ群G11における最物体側レンズ面頂点から第3レンズ群G13における最像面側レンズ面頂点までの距離)=27.55
L1/L=0.27
(条件式(2)に関する数値)
tanω=0.61
(条件式(3)に関する数値)
β3(無限遠物体合焦状態における第3レンズ群G13の結像倍率)=0.49
(条件式(4)に関する数値)
f2(第2レンズ群G12の焦点距離)=-27.55
f2/f=-0.76
(条件式(5)に関する数値)
ra2(第2レンズ群G12の最物体側面の曲率半径)=119.57
rb2(第2レンズ群G12の最像面側面の曲率半径)=14.18
ra2/rb2=8.43
(条件式(6)に関する数値)
r1(第1レンズ群G11の最物体側面の曲率半径)=-23.10
r1/f=-0.64
図3は、実施例1にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。図中、曲線はd線(λ=587.56nm)に相当する波長の収差を表す。また、非点収差図におけるS,Mは、それぞれサジタル像面、メリディオナル像面に対する収差を表す。
図4は、実施例2にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このインナーフォーカス式レンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G21と、負の屈折力を有する第2レンズ群G22と、正の屈折力を有する第3レンズ群G23と、が配置されて構成される。
第1レンズ群G21は、物体側から順に、負レンズL211と、所定の口径を規定する開口絞りSと、正レンズL212と、が配置されて構成される。負レンズL211の像面側の面、および正レンズL212の両面には、非球面が形成されている。第1レンズ群G21は、光軸上に固定されている。
第2レンズ群G22は、負レンズL221により構成されている。負レンズL221の両面には、非球面が形成されている。第2レンズ群G22は、光軸に沿って物体側から像面側へ移動することにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行う。
第3レンズ群G23は、物体側から順に、正レンズL231と、負レンズL232と、負レンズL233と、が配置されて構成される。正レンズL231と負レンズL232とは、接合されている。負レンズL233の両面には、非球面が形成されている。第3レンズ群G23は、光軸上に固定されている。
以下、実施例2にかかるインナーフォーカス式レンズに関する各種数値データを示す。
(レンズデータ)
1=-19.93
1=0.80 nd1=1.68 νd1=31.16
2=137.06(非球面)
2=0.80
3=∞(開口絞り)
3=1.06
4=18.58(非球面)
4=3.05 nd2=1.76 νd2=49.24
5=-27.11(非球面)
5=D(5)(可変)
6=48.85(非球面)
6=0.7 nd3=1.58 νd3=59.46
7=18.98(非球面)
7=D(7)(可変)
8=73.56
8=5.45 nd4=1.83 νd4=42.72
9=-10.80
9=2.39 nd5=1.63 νd5=34.57
10=90.94
10=5.61
11=-10.36(非球面)
11=1.00 nd6=1.68 νd6=31.16
12=-13.76(非球面)
12=18.49
13=∞(像面)
円錐係数(k)および非球面係数(A4,A6,A8,A10
(第2面)
k=0,
4=-9.1976×10-5,A6=8.5125×10-7
8=-4.8209×10-9,A10=1.8905×10-11
(第4面)
k=0,
4=-1.1683×10-4,A6=4.0156×10-7
8=-3.3565×10-9,A10=1.6350×10-11
(第5面)
k=0,
4=1.3533×10-5,A6=-2.5357×10-7
8=1.5784×10-9,A10=-7.4131×10-12
(第6面)
k=0,
4=4.6250×10-5,A6=-5.9295×10-7
8=6.5099×10-9,A10=-6.5296×10-11
(第7面)
k=0,
4=6.3043×10-5,A6=-5.0087×10-7
8=3.9486×10-9,A10=-1.6257×10-11
(第11面)
k=0,
4=4.1167×10-4,A6=-4.1098×10-6
8=2.6475×10-8,A10=-4.7111×10-11
(第12面)
k=0,
4=3.7570×10-4,A6=-3.7443×10-6
8=2.2776×10-8,A10=-6.2208×10-11
(各合焦状態の数値データ)
無限遠 最至近距離(物体距離350mm)
D(5) 1.51 5.05
D(7) 7.71 4.17
f(光学系全系の焦点距離)=36.04
Fno(Fナンバー)=2.884
ω(半画角)=31.42
Y(像高)=21.6
(条件式(1)に関する数値)
L1(第1レンズ群G21における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離)=5.72
L(第1レンズ群G21における最物体側レンズ面頂点から第3レンズ群G23における最像面側レンズ面頂点までの距離)=30.08
L1/L=0.19
(条件式(2)に関する数値)
tanω=0.61
(条件式(3)に関する数値)
β3(無限遠物体合焦状態における第3レンズ群G23の結像倍率)=0.63
(条件式(4)に関する数値)
f2(第2レンズ群G22の焦点距離)=-53.47
f2/f=-1.48
(条件式(5)に関する数値)
ra2(第2レンズ群G22の最物体側面の曲率半径)=48.85
rb2(第2レンズ群G22の最像面側面の曲率半径)=18.98
ra2/rb2=2.57
(条件式(6)に関する数値)
r1(第1レンズ群G21の最物体側面の曲率半径)=-19.93
r1/f=-0.55
図5は、実施例2にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。図中、曲線はd線(λ=587.56nm)に相当する波長の収差を表す。また、非点収差図におけるS,Mは、それぞれサジタル像面、メリディオナル像面に対する収差を表す。
図6は、実施例3にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このインナーフォーカス式レンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G31と、負の屈折力を有する第2レンズ群G32と、正の屈折力を有する第3レンズ群G33と、が配置されて構成される。
第1レンズ群G31は、物体側から順に、負レンズL311と、正レンズL312と、所定の口径を規定する開口絞りSと、正レンズL313と、が配置されて構成される。負レンズL311と正レンズL312とは、接合されている。正レンズL313の両面には、非球面が形成されている。第1レンズ群G31は、光軸上に固定されている。
第2レンズ群G32は、負レンズL321により構成されている。負レンズL321の両面には、非球面が形成されている。第2レンズ群G32は、光軸に沿って物体側から像面側へ移動することにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行う。
第3レンズ群G33は、物体側から順に、正レンズL331と、負レンズL332と、負レンズL333と、が配置されて構成される。正レンズL331と負レンズL332とは、接合されている。負レンズL333の両面には、非球面が形成されている。第3レンズ群G33は、光軸上に固定されている。
以下、実施例3にかかるインナーフォーカス式レンズに関する各種数値データを示す。
(レンズデータ)
1=-22.52
1=1.00 nd1=1.81 νd1=25.46
2=-83.18
2=2.00 nd2=1.83 νd2=42.72
3=-39.25
3=1.74
4=∞(開口絞り)
4=1.74
5=19.06(非球面)
5=3.09 nd3=1.77 νd3=49.24
6=-43.71(非球面)
6=D(6)(可変)
7=53.43(非球面)
7=0.70 nd4=1.58 νd4=59.46
8=13.66(非球面)
8=D(8)(可変)
9=113.98
9=5.32 nd5=1.83 νd5=42.72
10=-9.85
10=1.00 nd6=1.64 νd6=34.57
11=106.37
11=4.47
12=-12.46(非球面)
12=1.00 nd7=1.69 νd7=31.16
13=-17.05(非球面)
13=20.58
14=∞(像面)
円錐係数(k)および非球面係数(A4,A6,A8,A10
(第5面)
k=0,
4=-3.7970×10-5,A6=1.1566×10-8
8=-2.4478×10-9,A10=1.8357×10-11
(第6面)
k=0,
4=-8.2768×10-6,A6=4.5442×10-7
8=-7.7578×10-9,A10=4.5036×10-11
(第7面)
k=0,
4=5.4481×10-5,A6=-8.6181×10-7
8=3.6766×10-10,A10=-3.3227×10-12
(第8面)
k=0,
4=9.7814×10-5,A6=-1.2192×10-6
8=1.9500×10-9,A10=3.9252×10-11
(第12面)
k=0,
4=4.3871×10-4,A6=-4.6942×10-6
8=2.6627×10-8,A10=-7.0111×10-11
(第13面)
k=0,
4=4.0917×10-4,A6=-4.0925×10-6
8=2.0762×10-8,A10=-4.4805×10-11
(各合焦状態の数値データ)
無限遠 最至近距離(物体距離350mm)
D(6) 1.47 3.08
D(8) 5.47 3.86
f(光学系全系の焦点距離)=36.10
Fno(Fナンバー)=2.884
ω(半画角)=31.09
Y(像高)=21.6
(条件式(1)に関する数値)
L1(第1レンズ群G31における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離)=9.57
L(第1レンズ群G31における最物体側レンズ面頂点から第3レンズ群G33における最像面側レンズ面頂点までの距離)=29.00
L1/L=0.33
(条件式(2)に関する数値)
tanω=0.60
(条件式(3)に関する数値)
β3(無限遠物体合焦状態における第3レンズ群G33の結像倍率)=0.71
(条件式(4)に関する数値)
f2(第2レンズ群G32の焦点距離)=-31.56
f2/f=-0.87
(条件式(5)に関する数値)
ra2(第2レンズ群G32の最物体側面の曲率半径)=53.43
rb2(第2レンズ群G32の最像面側面の曲率半径)=13.66
ra2/rb2=3.91
(条件式(6)に関する数値)
r1(第1レンズ群G31の最物体側面の曲率半径)=-22.52
r1/f=-0.62
図7は、実施例3にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。図中、曲線はd線(λ=587.56nm)に相当する波長の収差を表す。また、非点収差図におけるS,Mは、それぞれサジタル像面、メリディオナル像面に対する収差を表す。
図8は、実施例4にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このインナーフォーカス式レンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G41と、負の屈折力を有する第2レンズ群G42と、正の屈折力を有する第3レンズ群G43と、が配置されて構成される。
第1レンズ群G41は、物体側から順に、負レンズL411と、所定の口径を規定する開口絞りSと、正レンズL412と、が配置されて構成される。負レンズL411の像面側の面、および正レンズL412の両面には、非球面が形成されている。第1レンズ群G41は、光軸上に固定されている。
第2レンズ群G42は、負レンズL421により構成されている。負レンズL421の両面には、非球面が形成されている。第2レンズ群G42は、光軸に沿って物体側から像面側へ移動することにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行う。
第3レンズ群G43は、物体側から順に、正レンズL431と、負レンズL432と、負レンズL433と、が配置されて構成される。正レンズL431と負レンズL432とは、接合されている。負レンズL433の両面には、非球面が形成されている。第3レンズ群G43は、光軸上に固定されている。
以下、実施例4にかかるインナーフォーカス式レンズに関する各種数値データを示す。
(レンズデータ)
1=-50.99
1=0.80 nd1=1.69 νd1=31.16
2=23.23(非球面)
2=2.00
3=∞(開口絞り)
3=2.82
4=19.79(非球面)
4=4.00 nd2=1.82 νd2=42.71
5=-29.79(非球面)
5=D(5)(可変)
6=164.06(非球面)
6=0.7 nd3=1.81 νd3=40.73
7=32.34(非球面)
7=D(7)(可変)
8=132.06
8=5.11 nd4=1.83 νd4=42.72
9=-9.80
9=2.50 nd5=1.67 νd5=32.17
10=-182.53
10=4.42
11=-11.13(非球面)
11=1.00 nd6=1.82 νd6=24.06
12=-14.16(非球面)
12=21.17
13=∞(像面)
円錐係数(k)および非球面係数(A4,A6,A8,A10
(第2面)
k=0,
4=8.9590×10-6,A6=2.6924×10-7
8=3.0033×10-9,A10=3.2944×10-12
(第4面)
k=0,
4=-6.4444×10-5,A6=-2.7162×10-7
8=-4.7892×10-10,A10=3.3933×10-11
(第5面)
k=0,
4=-3.0477×10-5,A6=-9.1908×10-8
8=-1.4445×10-9,A10=2.8211×10-11
(第6面)
k=0,
4=2.4254×10-4,A6=-2.7472×10-6
8=2.6567×10-8,A10=-1.4511×10-10
(第7面)
k=0,
4=2.7890×10-4,A6=-2.5865×10-6
8=2.4217×10-8,A10=-9.0326×10-11
(第11面)
k=0,
4=5.8217×10-4,A6=-5.1945×10-6
8=2.8060×10-8,A10=-7.5097×10-11
(第12面)
k=0,
4=5.3249×10-4,A6=-4.1956×10-6
8=1.6761×10-8,A10=-2.5652×10-11
(各合焦状態の数値データ)
無限遠 最至近距離(物体距離350mm)
D(5) 1.54 4.03
D(7) 6.16 3.67
f(光学系全系の焦点距離)=30.90
Fno(Fナンバー)=2.884
ω(半画角)=35.77
Y(像高)=21.6
(条件式(1)に関する数値)
L1(第1レンズ群G41における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離)=9.62
L(第1レンズ群G41における最物体側レンズ面頂点から第3レンズ群G43における最像面側レンズ面頂点までの距離)=31.05
L1/L=0.31
(条件式(2)に関する数値)
tanω=0.72
(条件式(3)に関する数値)
β3(無限遠物体合焦状態における第3レンズ群G43の結像倍率)=0.55
(条件式(4)に関する数値)
f2(第2レンズ群G42の焦点距離)=-49.79
f2/f=-1.61
(条件式(5)に関する数値)
ra2(第2レンズ群G42の最物体側面の曲率半径)=164.06
rb2(第2レンズ群G42の最像面側面の曲率半径)=32.34
ra2/rb2=5.07
(条件式(6)に関する数値)
r1(第1レンズ群G41の最物体側面の曲率半径)=-50.99
r1/f=-1.65
図9は、実施例4にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。図中、曲線はd線(λ=587.56nm)に相当する波長の収差を表す。また、非点収差図におけるS,Mは、それぞれサジタル像面、メリディオナル像面に対する収差を表す。
図10は、実施例5にかかるインナーフォーカス式レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このインナーフォーカス式レンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G51と、負の屈折力を有する第2レンズ群G52と、正の屈折力を有する第3レンズ群G53と、が配置されて構成される。
第1レンズ群G51は、物体側から順に、負レンズL511と、所定の口径を規定する開口絞りSと、正レンズL512と、が配置されて構成される。正レンズL512の両面には、非球面が形成されている。第1レンズ群G51は、光軸上に固定されている。
第2レンズ群G52は、負レンズL521により構成されている。負レンズL521の両面には、非球面が形成されている。第2レンズ群G52は、光軸に沿って物体側から像面側へ移動することにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行う。
第3レンズ群G53は、物体側から順に、正レンズL531と、負レンズL532と、負レンズL533と、が配置されて構成される。正レンズL531と負レンズL532とは、接合されている。負レンズL533の両面には、非球面が形成されている。第3レンズ群G53は、光軸上に固定されている。
以下、実施例5にかかるインナーフォーカス式レンズに関する各種数値データを示す。
(レンズデータ)
1=-20.97
1=1.24 nd1=1.65 νd1=33.84
2=-36.16
2=1.74
3=∞(開口絞り)
3=1.74
4=16.76(非球面)
4=4.48 nd2=1.58 νd2=59.46
5=-29.89(非球面)
5=D(5)(可変)
6=38.80(非球面)
6=0.7 nd3=1.83 νd3=37.29
7=15.74(非球面)
7=D(7)(可変)
8=31.75
8=5.32 nd4=1.74 νd4=0.45
9=-10.35
9=1.00 nd5=1.60 νd5=39.22
10=26.14
10=8.71
11=-9.23(非球面)
11=1.00 nd6=1.50 νd6=81.56
12=-13.63(非球面)
12=18.24
13=∞(像面)
円錐係数(k)および非球面係数(A4,A6,A8,A10
(第4面)
k=0,
4=-3.5566×10-5,A6=-1.3254×10-7
8=1.9653×10-10,A10=-5.8389×10-12
(第5面)
k=0,
4=2.3395×10-5,A6=-4.2314×10-9
8=-1.0787×10-9,A10=3.4862×10-12
(第6面)
k=0,
4=5.5796×10-5,A6=-6.1311×10-7
8=3.1801×10-9,A10=6.3089×10-12
(第7面)
k=0,
4=7.0740×10-5,A6=-3.3531×10-7
8=-2.8816×10-9,A10=1.1528×10-10
(第11面)
k=0,
4=2.1568×10-4,A6=-3.0025×10-6
8=2.5309×10-8,A10=-7.7120×10-11
(第12面)
k=0,
4=1.8610×10-4,A6=-3.2328×10-6
8=2.5833×10-8,A10=-1.0834×10-10
(各合焦状態の数値データ)
無限遠 最至近距離(物体距離350mm)
D(5) 1.50 3.50
D(7) 5.90 3.90
f(光学系全系の焦点距離)=44.99
Fno(Fナンバー)=2.884
ω(半画角)=25.69
Y(像高)=21.6
(条件式(1)に関する数値)
L1(第1レンズ群G51における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離)=9.20
L(第1レンズ群G51における最物体側レンズ面頂点から第3レンズ群G53における最像面側レンズ面頂点までの距離)=33.33
L1/L=0.28
(条件式(2)に関する数値)
tanω=0.48
(条件式(3)に関する数値)
β3(無限遠物体合焦状態における第3レンズ群G53の結像倍率)=0.72
(条件式(4)に関する数値)
f2(第2レンズ群G52の焦点距離)=-31.98
f2/f=-0.71
(条件式(5)に関する数値)
ra2(第2レンズ群G52の最物体側面の曲率半径)=38.80
rb2(第2レンズ群G52の最像面側面の曲率半径)=15.74
ra2/rb2=2.46
(条件式(6)に関する数値)
r1(第1レンズ群G51の最物体側面の曲率半径)=-20.97
r1/f=-0.47
図11は、実施例5にかかるインナーフォーカス式レンズの無限遠物体合焦状態における諸収差図である。図中、曲線はd線(λ=587.56nm)に相当する波長の収差を表す。また、非点収差図におけるS,Mは、それぞれサジタル像面、メリディオナル像面に対する収差を表す。
なお、上記各実施例中の数値データにおいて、r1,r2,・・・・は各レンズ、絞り面などの曲率半径、d1,d2,・・・・は各レンズ、絞りなどの肉厚またはそれらの面間隔、nd1,nd2,・・・・は各レンズのd線(λ=587.56nm)に対する屈折率、νd1,νd2,・・・・は各レンズのd線(λ=587.56nm)に対するアッベ数を示している。そして、長さの単位はすべて「mm」、角度の単位はすべて「°」である。
また、上記各非球面形状は、非球面の深さをZ、曲率をc(1/r)、光軸からの高さをh、円錐係数をk、4次,6次,8次,10次の非球面係数をそれぞれA4,A6,A8,A10とし、光の進行方向を正とするとき、以下に示す式により表される。
Figure 0006220601
上記各実施例には、35mmフィルム型撮像素子にも対応可能で、高い結像性能を備えた小型、広角のインナーフォーカス式レンズの一例を示した。上記各実施例のインナーフォーカス式レンズは、フォーカス群の小型、軽量化、およびフォーカス群のウォブリングによる撮影倍率の変化の抑制を図ることで、より良好に動画撮影を行うことが可能になる。特に、上記各条件式を満足することで、動画撮影に好適な、より小型で高い結像性能を有するインナーフォーカス式レンズを実現することができる。
なお、上記各実施例では3群構成のインナーフォーカス式レンズを示したが、当該3群構成のインナーフォーカス式レンズに実質的にパワーを有しないレンズを付加しても、上記各条件式を満足しさえすれば本発明の目的は達成される。
以上のように、本発明にかかるインナーフォーカス式レンズは、写真用カメラ、ビデオカメラなどの小型の撮像装置に有用であり、特に、動画撮影用の撮像装置に最適である。また、本発明にかかる撮像装置は、高い結像性能を備えた本発明のインナーフォーカス式レンズに好適な撮像装置である。
11,G21,G31,G41,G51 第1レンズ群
12,G22,G32,G42,G52 第2レンズ群
13,G23,G33,G43,G53 第3レンズ群
111,L121,L132,L133,L211,L221,L232,L233,L311,L321,L332,L333,L411,L421,L432,L433,L511,L521,L532,L533 負レンズ
112,L113,L131,L212,L231,L312,L313,L331,L412,L431,L512,L531 正レンズ
S 開口絞り
10 カメラブロック
20 カメラ信号処理部
30 画像処理部
40 表示部
50 R/W(リーダ/ライタ)
60 CPU
70 入力部
80 レンズ駆動制御部
100 撮像装置
1000 メモリカード

Claims (4)

  1. 物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、からなり、
    前記第2レンズ群は1枚のレンズで構成されており、
    前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は光軸上に固定され、
    前記第2レンズ群を光軸に沿って物体側から像面側へ移動させることにより、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行い、
    以下に示す条件式を満足することを特徴とするインナーフォーカス式レンズ。
    (1) 0.13≦L1/L≦0.43
    (2) 0.47≦tanω≦0.74
    (5) 1.95≦ra2/rb2≦10.22
    (6) −1.96≦r1/f≦−0.38
    ただし、L1は前記第1レンズ群における最物体側レンズ面頂点から最像面側レンズ面頂点までの距離、Lは前記第1レンズ群における最物体側レンズ面頂点から前記第3レンズ群における最像面側レンズ面頂点までの距離、ωは無限遠物体合焦状態における半画角、ra2は前記第2レンズ群の最物体側面の曲率半径、rb2は前記第2レンズ群の最像面側面の曲率半径、fは光学系全系の焦点距離、r1は前記第1レンズ群の最物体側面の曲率半径を示す。
  2. 以下に示す条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のインナーフォーカス式レンズ。
    (3) 0.34≦β3≦0.94
    ただし、β3は無限遠物体合焦状態における前記第3レンズ群の結像倍率を示す。
  3. 以下に示す条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のインナーフォーカス式レンズ。
    (4) −1.91≦f2/f≦−0.57
    ただし、f2は前記第2レンズ群の焦点距離、fは光学系全系の焦点距離を示す。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載のインナーフォーカス式レンズと、該インナーフォーカス式レンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
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