JP5007646B2 - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は新規なズームレンズ及び撮像装置に関する。詳しくは、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ等に用いられ、小型・低コスト・高倍率を実現するズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像装置に関する。
近年、銀塩フィルムの代わりにCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いたデジタルカメラが急速に普及し、一般化してきている。このようにデジタルカメラが一般的になるにつれて、特に、レンズ一体型のデジタルカメラの低コスト化・小型化・高倍率化へのユーザーニーズが強くなってきている。さらに、撮像素子の画素数は年々増加する傾向にあり、高画質化へのニーズも強まっている。
このため、低コスト化と高画質化を目的とした、例えば、特許文献1に記載されているごとく、負正正の3群構成で各群が樹脂レンズを含む光学系の構成が開示されている。
特開2000−267009号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されているような光学系では、撮像素子のサイズと変倍比に対して広角側の光学全長が長く、さらなる高倍率化と小型化の余地が残されている。
本発明は、前記した問題点に鑑み、負正正の3群構成において、プラスチックレンズを適切なパワーで効果的に配置することにより、低コストで小型・高画質・高倍率なズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像装置を提供することを課題とする。
本発明の一実施形態によるズームレンズは、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群が配列されて構成され、焦点距離が最も短くなる広角端状態から焦点距離が最も長くなる望遠端状態まで変化する際に、少なくとも前記第1レンズ群と第2レンズ群が可動であり、前記第1レンズ群が物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズと像側に位置した正のパワーを有する非球面形状をしたプラスチックレンズとから構成され、前記第2レンズ群が、物体側から順に位置した、開口絞りと、正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズと、負のパワーを有するガラスレンズである第2レンズと、負のパワーを有するプラスチックレンズである第3レンズとから構成されると共に、前記第1レンズと第2レンズとが接合され、前記第3レンズ群は1つの正のパワーを有するプラスチックレンズで構成され、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)を満足する。
(1)α>2.5
(2)lw/(α・Y)<4.5
(3)|ΦP1/Φ1|≦0.55
(4)|ΦP2/Φ2|≦0.3
(5)|ΦP1/Φt|<0.7
(6)|ΦP2/Φt|<0.4
但し、
α:変倍比(=望遠端での全系の焦点距離/広角端での全系の焦点距離)
Φ1:第1レンズ群のパワー
ΦP1:第1レンズ群中の正のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
Φ2:第2レンズ群のパワー
ΦP2:第2レンズ群中の負のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
Φt:全系の望遠端におけるパワー
lW:広角端における光学全長
Y:最大像高
とする。
また、本発明の一実施形態による撮像装置は、前記本発明の一実施形態にかかるズームレンズと、前記ズームレンズで形成した光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えるものである。
本発明によれば、小型・高画質・高倍率なズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像装置を低コストで提供することができる。
以下に、本発明ズームレンズ及び撮像装置を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
先ず、本発明ズームレンズについて説明する。
本発明ズームレンズは、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群が配列されて構成され、焦点距離が最も短くなる広角端状態から焦点距離が最も長くなる望遠端状態まで変化する際に、少なくとも前記第1レンズ群と第2レンズ群が可動であり、前記第1レンズ群が物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズと像側に位置した正のパワーを有する非球面形状をしたプラスチックレンズとから構成され、前記第2レンズ群が、物体側から順に位置した、開口絞りと、正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズと、負のパワーを有するガラスレンズである第2レンズと、負のパワーを有するプラスチックレンズである第3レンズとから構成されると共に、前記第1レンズと第2レンズとが接合され、前記第3レンズ群は1つの正のパワーを有するプラスチックレンズで構成され、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)を満足する。
(1)α>2.5
(2)lw/(α・Y)<4.5
(3)|ΦP1/Φ1|≦0.55
(4)|ΦP2/Φ2|≦0.3
(5)|ΦP1/Φt|<0.7
(6)|ΦP2/Φt|<0.4
但し、
α:変倍比(=望遠端での全系の焦点距離/広角端での全系の焦点距離)
Φ1:第1レンズ群のパワー
ΦP1:第1レンズ群中の正のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
Φ2:第2レンズ群のパワー
ΦP2:第2レンズ群中の負のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
Φt:全系の望遠端におけるパワー
lW:広角端における光学全長
Y:最大像高
とする。
これによって、低コストで小型・高画質・高倍率なズームレンズを得ることができる。
前記条件式(1)及び(2)は、高倍率を維持しつつ小型化を実現するための条件を規定するものである。条件式(2)を満たさなければ、高倍率を実現できても撮像装置の全長が伸びて大型化してしまう。
前記条件式(3)及び(4)は各レンズ群内でのプラスチックレンズのパワーを抑制することで相対偏芯の感度を抑制し組み立て性を向上させ、また、温度・湿度変化時のプラスチックレンズの形状及び屈折率変化に起因する性能劣化も抑制するための条件を規定するものである。条件式(3)、(4)を満たさない状態で小型化・高倍率化を実現しようとする場合は、プラスチックレンズのパワーが強くなりすぎて、当該プラスチックレンズが位置するレンズ群内での相対偏芯の敏感度が高くなり、組み立て性が悪化したり、温度・湿度変化時の性能劣化が激しくなる。
前記条件式(5)及び(6)は全系に対するプラスチックレンズのパワーを抑制することで、温度・湿度変化時にも性能劣化の少ない光学系を実現するための条件を規定するものである。条件式(5)、(6)を満たさない場合、高変倍は確保できても温度・湿度変化による性能劣化が激しくなる。
前記第1レンズ群を2枚構成とし、物体側の負レンズにガラスレンズを、像側の正レンズにプラスチックレンズを用いることで、一般的に屈折率の低いプラスチックレンズを、全体として負のパワーを持つ第1レンズ群に効果的に配置できる。つまり、第1レンズ群の正レンズにプラスチックレンズを用いることで、負レンズにプラスチックレンズを用いる場合よりも、プラスチックレンズのパワーを抑制する事が出来て、温度・湿度変化時の性能劣化を抑制できる。また、第1レンズ群の最も物体側の負レンズにプラスチックレンズを用いるのではなく、像側の正レンズにプラスチックレンズを用いることで、プラスチックレンズの外径を抑制できるため、レンズ単品としての強度確保や成形しやすさ等の利点も得られる。
さらに、第2レンズ群を構成する物体側から順に位置した、正のパワーを有する第1レンズ、負のパワーを有する第2レンズ、負のパワーを有する第3レンズのうち、負のパワーを有する第3レンズにだけプラスチックレンズを用いることで、温度・湿度変化時のバックフォーカスの変動を、第1レンズ群の正のプラスチックレンズのバックフォーカスの変動分とキャンセルすることができる。
本発明の一実施形態によるズームレンズにあっては、以下の条件式(7)、(8)を満足することが望ましい。
(7)n1<1.62
(8)ν1>55
但し、
n1:第1レンズ群中の負のパワーを有するガラスレンズの屈折率
ν1:第1レンズ群中の負のパワーを有するガラスレンズのアッベ数
とする。
これによって、第1レンズ群の正のパワーを持つプラスチックレンズのパワーを抑制しつつ色収差を抑えることができ、温度・湿度変化時の性能劣化も抑制することができる。
前記条件式(7)及び(8)を満足しない場合は、収差補正上、第1レンズ群を構成する正レンズのパワーが上がってしまい、温度・湿度変化時の性能劣化が激しくなり、また敏感度も増大するため製造面からも不利になる。
本発明の一実施形態によるズームレンズにあっては、前記第2レンズ群が、物体側から順に位置した、開口絞り、正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズ、正のパワーを有するガラスレンズである第2レンズ、負のパワーを有するガラスレンズである第3レンズ、負のパワーを有するプラスチックレンズである第4レンズから構成され、前記第2レンズと第3レンズとが接合されていることが望ましい。
これにより、全体として正のパワーを持つ第2レンズ群の正のパワーを正のガラスレンズと正の接合レンズとで分担することで、相対偏芯の敏感度を抑制出来、製造面で有利になる。また、負のパワーを有するプラスチックレンズを開口絞りから遠い位置に配置することで、周辺光線の主光線のプラスチックレンズ通過位置が光軸から遠くなり、従って、該プラスチックレンズを非球面形状とすることで特に非点収差や歪曲収差を効果的に補正することができる。
以下に、本発明ズームレンズの具体的な実施の形態を説明する。
なお、各実施の形態には、レンズ面が非球面によって構成されるものも含まれる。そして、非球面形状は、以下の数1式で定義されるものとする。
Figure 0005007646
ここで、「x」は レンズ面頂点からの光軸方向の距離、「y」は光軸と垂直な方向の高さ、「c」はレンズ頂点での近軸曲率、「k」はコーニック定数、「A、B、・・・」は非球面係数とする。
図1は本発明ズームレンズの第1の実施の形態1のレンズ構成を示す図である。ズームレンズ1は、物体側より順に、負のパワーを有する第1レンズ群GR1、正のパワーを有する第2レンズ群GR2、正のパワーを有する第3レンズ群GR3が配列されて構成される。変倍に際して、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3の全てが可動である。広角側(短焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を広げて第2レンズ群と撮像面との間の間隔を縮めることで主点を撮像面に近づけて短焦点を実現している。また、望遠側(長焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を縮めて、第2レンズ群と撮像面との間の距離を広げることで主点を撮像面から遠ざけて長焦点を実現している。また、第3レンズ群を可動として、第3レンズ群に各画角での焦点位置変動を吸収させることで、小型化を維持しながら高性能を確保することができる。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に位置した、像側に凹面を向けたガラス製の負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の正メニスカスレンズL2から構成される。第2レンズ群GR2は、物体側より順に位置した、開口絞りST、両凸形状のガラス製正レンズL3と両凹形状のガラス製負レンズL4との接合正レンズ、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の負メニスカスレンズL5から構成される。第3レンズ群GR3は、像側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の正メニスカスレンズL6から成る。また、第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルタ等のフィルタFLが配置されている。
表1に、第1の実施の形態にかかるズームレンズ1に具体的数値を適用した数値実施例1のFナンバー「FNO」及び半画角「ω」を焦点距離「f」と共に示す。
Figure 0005007646
表2にズームレンズ1を構成する各光学要素の数値実施例1におけるデータを示す。なお、データを示す表において、「面番号」は物体側から数えてi番目の面であることを、「曲率半径」は物体側から数えてi番目の面の近軸曲率半径を、「面間隔」は物体側から数えてi番面の面とi+1番面の面との間の軸上面間隔を、「屈折率」は物体側から数えてi番目の面のd線(波長=587.6nm(ナノメータ))での屈折率を、「アッベ数」は物体側から数えてi番目の面のd線でのアッベ数を、示す。
Figure 0005007646
ズームレンズ1において、第1レンズ群GR1のプラスチックで形成された正メニスカスレンズL2の両面(第3面、第4面)、第2レンズ群GR2のプラスチックで形成された負メニスカスレンズL5の両面(第9面、第10面)、第3レンズ群GR3を構成するプラスチック製の正メニスカスレンズL6の両面(第11面、第12面)は非球面で構成されている。そこで、数値実施例1における前記各面の4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dを円錐定数κと共に表3に示す。なお、表3及び以下の非球面を示す表において、「E−i」は10を底とする指数表現、すなわち、「10−i」を表しており、例えば、「0.12345E-05」は「0.12345×10−5」を表している。
Figure 0005007646
ズームレンズ1において、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔D4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の間隔D10及び第3レンズ群GR3とフィルタFLとの間の間隔D12が変化する。そこで、表4に数値実施例1における前記各間隔の広角端状態(f=6.229)、中間焦点距離状態(f=15.545)及び望遠端状態(f=23.464)における値を示す。
Figure 0005007646
数値実施例1の条件式(1)〜(8)対応値を表5に示す。
Figure 0005007646
図2乃至図4は前記数値実施例1の無限遠合焦状態での収差図をそれぞれ示し、図2は広角端状態(ω=30.03度)、図3は中間焦点距離状態(ω=13.04度)、図4は望遠端状態(ω=8.72度)における諸収差図を示す。
前記各収差図において、収差は波長d線に対応するものであり、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。
前記収差図から、数値実施例1は、変倍比が3.8倍と高変倍比を有し、且つ、プラスチックレンズを多用しながら、収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
図5は本発明ズームレンズの第2の実施の形態2のレンズ構成を示す図である。ズームレンズ2は、物体側より順に、負のパワーを有する第1レンズ群GR1、正のパワーを有する第2レンズ群GR2、正のパワーを有する第3レンズ群GR3が配列されて構成される。変倍に際して、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3の全てが可動である。広角側(短焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を広げて第2レンズ群と撮像面との間の間隔を縮めることで主点を撮像面に近づけて短焦点を実現している。また、望遠側(長焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を縮めて、第2レンズ群と撮像面との間の距離を広げることで主点を撮像面から遠ざけて長焦点を実現している。また、第3レンズ群を可動として、第3レンズ群に各画角での焦点位置変動を吸収させることで、小型化を維持しながら高性能を確保することができる。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に位置した、像側に凹面を向けたガラス製の負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の正メニスカスレンズL2から構成される。第2レンズ群GR2は、物体側より順に位置した、開口絞りST、両凸形状のガラス製正レンズL3と両凹形状のガラス製負レンズL4との接合正レンズ、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の負メニスカスレンズL5から構成される。第3レンズ群GR3は、像側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の正メニスカスレンズL6から成る。また、第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルタ等のフィルタFLが配置されている。
表6に、第2の実施の形態にかかるズームレンズ2に具体的数値を適用した数値実施例2のFナンバー「FNO」及び半画角「ω」を焦点距離「f」と共に示す。
Figure 0005007646
表7にズームレンズ2を構成する各光学要素の数値実施例2におけるデータを示す。
Figure 0005007646
ズームレンズ2において、第1レンズ群GR1のプラスチックで形成された正メニスカスレンズL2の両面(第3面、第4面)、第2レンズ群GR2のプラスチックで形成された負メニスカスレンズL5の両面(第9面、第10面)、第3レンズ群GR3を構成するプラスチック製の正メニスカスレンズL6の両面(第11面、第12面)は非球面で構成されている。そこで、数値実施例2における前記各面の4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dを円錐定数κと共に表8に示す。
Figure 0005007646
ズームレンズ2において、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔D4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の間隔D10及び第3レンズ群GR3とフィルタFLとの間の間隔D12が変化する。そこで、表9に数値実施例2における前記各間隔の広角端状態(f=6.35)、中間焦点距離状態(f=12.56)及び望遠端状態(f=19.14)における値を示す。
Figure 0005007646
数値実施例2の条件式(1)〜(8)対応値を表10に示す。
Figure 0005007646
図6乃至図8は前記数値実施例2の無限遠合焦状態での収差図をそれぞれ示し、図6は広角端状態(ω=29.55度)、図7は中間焦点距離状態(ω=16.00度)、図8は望遠端状態(ω=10.65度)における諸収差図を示す。
前記各収差図において、収差は波長d線に対応するものであり、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。
前記収差図から、数値実施例2は、高変倍比を有し、且つ、プラスチックレンズを多用しながら、収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
図9は本発明ズームレンズの比較例1のレンズ構成を示す図である。ズームレンズ3は、物体側より順に、負のパワーを有する第1レンズ群GR1、正のパワーを有する第2レンズ群GR2、正のパワーを有する第3レンズ群GR3が配列されて構成される。変倍に際して、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3の全てが可動である。広角側(短焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を広げて第2レンズ群と撮像面との間の間隔を縮めることで主点を撮像面に近づけて短焦点を実現している。また、望遠側(長焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を縮めて、第2レンズ群と撮像面との間の距離を広げることで主点を撮像面から遠ざけて長焦点を実現している。また、第3レンズ群を可動として、第3レンズ群に各画角での焦点位置変動を吸収させることで、小型化を維持しながら高性能を確保することができる。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に位置した、像側に凹面を向けたガラス製の負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の正メニスカスレンズL2から構成される。第2レンズ群GR2は、物体側より順に位置した、開口絞りST、物体側に凸面を向けたガラス製の正メニスカスレンズL3、両凸形状のガラス製正レンズL4と両凹形状のガラス製負レンズL5との接合正レンズ、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の負メニスカスレンズL6から構成される。第3レンズ群GR3は、像側に両凸形状で両面に非球面を有するプラスチック製の正レンズL7から成る。また、第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルタ等のフィルタFLが配置されている。
この比較例1にかかるズームレンズ3にあっては、第2レンズ群GR2を、物体側から順に、正のガラスレンズL3、正のガラスレンズ(正のガラスレンズL4と負のガラスレンズL5との接合レンズ)、負のプラスチックレンズL6という構成をとることにより、ガラスレンズの正のパワーを複数のレンズに分担させることで第2レンズ群GR2内の各レンズ間の相対偏芯の敏感度を抑制でき、組み立てが容易で製造面で有利な構成となっている。また、第2レンズ群GR2内の絞りSTとプラスチックレンズL6との間の距離を遠ざけることで、プラスチックレンズL6の非球面を効果的に利用することが出来、収差補正上有利な構成となっている。
表11に、比較例1にかかるズームレンズ3に具体的数値を適用した数値比較例1のFナンバー「FNO」及び半画角「ω」を焦点距離「f」と共に示す。
Figure 0005007646
表12にズームレンズ3を構成する各光学要素の数値比較例1におけるデータを示す。
Figure 0005007646
ズームレンズ3において、第1レンズ群GR1のプラスチックで形成された正メニスカスレンズL2の両面(第3面、第4面)、第2レンズ群GR2のプラスチックで形成された負メニスカスレンズL6の両面(第11面、第12面)、第3レンズ群GR3を構成するプラスチック製の正レンズL7の両面(第13面、第14面)は非球面で構成されている。そこで、数値比較例1における前記各面の4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dを円錐定数κと共に表13に示す。
Figure 0005007646
ズームレンズ3において、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔D4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の間隔D12及び第3レンズ群GR3とフィルタFLとの間の間隔D14が変化する。そこで、表14に数値比較例1における前記各間隔の広角端状態(f=6.35)、中間焦点距離状態(f=13.45)及び望遠端状態(f=20.92)における値を示す。
Figure 0005007646
数値比較例1の条件式(1)〜(8)対応値を表15に示す。
Figure 0005007646
図10乃至図12は前記数値比較例1の無限遠合焦状態での収差図をそれぞれ示し、図10は広角端状態(ω=29.55度)、図11は中間焦点距離状態(ω=14.98度)、図12は望遠端状態(ω=9.76度)における諸収差図を示す。
前記各収差図において、収差は波長d線に対応するものであり、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。
前記収差図から、数値比較例1は、高変倍比を有し、且つ、プラスチックレンズを多用しながら、収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
図13は本発明ズームレンズの比較例2のレンズ構成を示す図である。ズームレンズ4は、物体側より順に、負のパワーを有する第1レンズ群GR1、正のパワーを有する第2レンズ群GR2、正のパワーを有する第3レンズ群GR3が配列されて構成される。変倍に際して、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3の全てが可動である。広角側(短焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を広げて第2レンズ群と撮像面との間の間隔を縮めることで主点を撮像面に近づけて短焦点を実現している。また、望遠側(長焦点)では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔を縮めて、第2レンズ群と撮像面との間の距離を広げることで主点を撮像面から遠ざけて長焦点を実現している。また、第3レンズ群を可動として、第3レンズ群に各画角での焦点位置変動を吸収させることで、小型化を維持しながら高性能を確保することができる。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に位置した、像側に凹面を向けたガラス製の負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の正メニスカスレンズL2から構成される。第2レンズ群GR2は、物体側より順に位置した、開口絞りST、物体側に凸面を向けたガラス製の正メニスカスレンズL3、両凸形状のガラス製正レンズL4と両凹形状のガラス製負レンズL5との接合正レンズ、物体側に凸面を向け両面に非球面を有するプラスチック製の負メニスカスレンズL6から構成される。第3レンズ群GR3は、両凸形状で両面に非球面を有するプラスチック製の正レンズL7から成る。また、第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルタ等のフィルタFLが配置されている。
この比較例2にかかるズームレンズにあっては、第2レンズ群GR2を、物体側から順に、正のガラスレンズL3、正のガラスレンズ(正のガラスレンズL4と負のガラスレンズL5との接合レンズ)、負のプラスチックレンズL6という構成をとることにより、ガラスレンズの正のパワーを複数のレンズに分担させることで第2レンズ群GR2内の各レンズ間の相対偏芯の敏感度を抑制でき、組み立てが容易で製造面で有利な構成となっている。また、第2レンズ群GR2内の絞りSTとプラスチックレンズL6との間の距離を遠ざけることで、プラスチックレンズL6の非球面を効果的に利用することが出来、収差補正上有利な構成となっている。
表16に、比較例2にかかるズームレンズ4に具体的数値を適用した数値比較例2のFナンバー「FNO」及び半画角「ω」を焦点距離「f」と共に示す。
Figure 0005007646
表17にズームレンズ4を構成する各光学要素の数値比較例2におけるデータを示す。
Figure 0005007646
ズームレンズ4において、第1レンズ群GR1のプラスチックで形成された正メニスカスレンズL2の両面(第3面、第4面)、第2レンズ群GR2のプラスチックで形成された負メニスカスレンズL6の両面(第11面、第12面)、第3レンズ群GR3を構成するプラスチック製の正レンズL7の両面(第13面、第14面)は非球面で構成されている。そこで、数値比較例2における前記各面の4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dを円錐定数κと共に表18に示す。
Figure 0005007646
ズームレンズ4において、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の間隔D4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の間隔D12及び第3レンズ群GR3とフィルタFLとの間の間隔D14が変化する。そこで、表19に数値比較例2における前記各間隔の広角端状態(f=6.35)、中間焦点距離状態(f=14.35)及び望遠端状態(f=23.92)における値を示す。
Figure 0005007646
数値比較例2の条件式(1)〜(8)対応値を表20に示す。
Figure 0005007646
図14乃至図16は前記数値比較例2の無限遠合焦状態での収差図をそれぞれ示し、図14は広角端状態(ω=29.55度)、図15は中間焦点距離状態(ω=14.08度)、図16は望遠端状態(ω=8.56度)における諸収差図を示す。
前記各収差図において、収差は波長d線に対応するものであり、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。
前記収差図から、数値比較例2は、高変倍比を有し、且つ、プラスチックレンズを多用しながら、収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
次に、本発明撮像装置について説明する。
本発明撮像装置は、ズームレンズと、前記ズームレンズで形成した光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備え、
前記ズームレンズは、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群が配列されて構成され、焦点距離が最も短くなる広角端状態から焦点距離が最も長くなる望遠端状態まで変化する際に、少なくとも前記第1レンズ群と第2レンズ群が可動であり、前記第1レンズ群が物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズと像側に位置した正のパワーを有する非球面形状をしたプラスチックレンズとから構成され、前記第2レンズ群が、物体側から順に位置した、開口絞りと、正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズと、負のパワーを有するガラスレンズである第2レンズと、負のパワーを有するプラスチックレンズである第3レンズとから構成されると共に、前記第1レンズと第2レンズとが接合され、前記第3レンズ群は1つの正のパワーを有するプラスチックレンズで構成され、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)を満足することを特徴とする撮像装置。
(1)α>2.5
(2)lw/(α・Y)<4.5
(3)|ΦP1/Φ1|≦0.55
(4)|ΦP2/Φ2|≦0.3
(5)|ΦP1/Φt|<0.7
(6)|ΦP2/Φt|<0.4
但し、
α:変倍比(=望遠端での全系の焦点距離/広角端での全系の焦点距離)
Φ1:第1レンズ群のパワー
ΦP1:第1レンズ群中の正のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
Φ2:第2レンズ群のパワー
ΦP2:第2レンズ群中の負のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
Φt:全系の望遠端におけるパワー
lW:広角端における光学全長
Y:最大像高
とする。
これによって、低コストで小型・高画質・高倍率なズームレンズを有する撮像装置を得ることができる。
図17に本発明撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した具体的実施の形態のブロック図を示す。
デジタルスチルカメラ100は、撮像機能を担うカメラブロック10と、撮像された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部20と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部30と、撮像された画像等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)40と、メモリカード51への書き込み/読み出しを行うR/W(リーダ/ライタ)50と、装置全体を制御するCPU60と、ユーザーによる操作入力のための入力部70と、カメラブロック10内のレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部80を具備する。
カメラブロック10は、本発明が適用されるズームレンズ11を含む光学系や、CCDやCMOS等の撮像素子12等により構成される。前記ズームレンズ11としては、前記各実施の形態によるズームレンズ1〜4、これらの数値実施例1〜4、前記した形態以外の形態で実施された本発明ズームレンズを使用し得る。カメラ信号処理部20は、撮像素子12からの出力信号に対するデジタル信号への変換や、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の信号処理を行う。画像処理部30は、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸長復号化処理や、解像度等のデータ仕様の変換処理等を行う。
メモリカード51は、着脱可能な半導体メモリからなる。R/W50は、画像処理部30によって符号化された画像データをメモリカード51に書き込み、またメモリカード51に記録された画像データを読み出す。CPU60は、デジタルスチルカメラ内の各回路ブロックを制御する制御処理部であり、入力部70からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。入力部70は、例えば、シャッタ操作を行うためのシャッタレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等により構成され、ユーザーによる操作に応じた指示入力信号をCPU60に対して出力する。レンズ駆動制御部80は、CPU60からの制御信号に基づいて、ズームレンズ11内のレンズを駆動する図示しないモータ等を制御する。
以下、このデジタルスチルカメラ100の動作を簡単に説明する。
撮影の待機状態では、CPU60による制御の下で、カメラブロック10において撮像された画像信号が、カメラ信号処理部20を介してLCD40に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部70からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU60がレンズ駆動制御部80に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部80の制御に基づいて、ズームレンズ11内の所定のレンズが移動される。そして、入力部70からの指示入力信号によりカメラブロック10の図示しないシャッタが切られると、撮像された画像信号がカメラ信号処理部20から画像処理部30に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W50に出力され、メモリカード51に書き込まれる。
なお、フォーカシングは、例えば、シャッタレリーズボタンが半押しされた場合、あるいは記録のために全押しされた場合等に、CPU60からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部80がズームレンズ11内の所定のレンズを移動させることにより行われる。
また、メモリカード51に記録された画像データを再生する場合は、入力部70による操作に応じて、R/W50によりメモリカード51から所定の画像データが読み出され、画像処理部30で伸張復号化処理された後、再生画像信号がLCD40に出力される。これにより再生画像が表示される。
なお、上記した実施の形態では、本発明撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した場合について説明したが、例えば、ビデオカメラといった他の撮像装置等に適用することも可能である。
また、前記した各実施の形態における形状や構造、数値は、いずれも本発明を実施するための具体化の一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。
本発明の第1の実施の形態にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 図3及び図4と共に第1の実施の形態にかかるズームレンズに具体的数値を適用した数値実施例1の各種収差を示すものであり、本図は広角端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 中間焦点距離状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 望遠端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明の第2の実施の形態にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 図7及び図8と共に第2の実施の形態にかかるズームレンズに具体的数値を適用した数値実施例2の各種収差を示すものであり、本図は広角端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 中間焦点距離状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 望遠端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明の比較例1にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 図11及び図12と共に比較例1にかかるズームレンズに具体的数値を適用した数値比較例1の各種収差を示すものであり、本図は広角端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 中間焦点距離状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 望遠端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明の比較例2にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 図15及び図16と共に比較例2にかかるズームレンズに具体的数値を適用した数値比較例2の各種収差を示すものであり、本図は広角端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 中間焦点距離状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 望遠端状態における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した一実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
1…ズームレンズ、GR1…第1レンズ群、L1…物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズ、L2…像側に位置した正のパワーを有するプラスチックレンズ、GR2…第2レンズ群、L5…負のパワーを有するプラスチックレンズ、GR3…第3レンズ群、L6…正のパワーを有するプラスチックレンズ、2…ズームレンズ、GR1…第1レンズ群、L1…物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズ、L2…像側に位置した正のパワーを有するプラスチックレンズ、GR2…第2レンズ群、L5…負のパワーを有するプラスチックレンズ、GR3…第3レンズ群、L6…正のパワーを有するプラスチックレンズ、3…ズームレンズ、GR1…第1レンズ群、L1…物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズ、L2…像側に位置した正のパワーを有するプラスチックレンズ、GR2…第2レンズ群、ST…開口絞り、L3…正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズ、L4…正のパワーを有するガラスレンズである第2レンズ、L5…負のパワーを有するガラスレンズである第3レンズ、L6…負のパワーを有するプラスチックレンズである第4レンズ、GR3…第3レンズ群、L7…正のパワーを有するプラスチックレンズ、4…ズームレンズ、GR1…第1レンズ群、L1…物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズ、L2…像側に位置した正のパワーを有するプラスチックレンズ、GR2…第2レンズ群、ST…開口絞り、L3…正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズ、L4…正のパワーを有するガラスレンズである第2レンズ、L5…負のパワーを有するガラスレンズである第3レンズ、L6…負のパワーを有するプラスチックレンズである第4レンズ、GR3…第3レンズ群、L7…正のパワーを有するプラスチックレンズ、100…デジタルスチルカメラ(撮像装置)、11…ズームレンズ、12…撮像素子

Claims (3)

  1. 物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群が配列されて構成され、焦点距離が最も短くなる広角端状態から焦点距離が最も長くなる望遠端状態まで変化する際に、少なくとも前記第1レンズ群と第2レンズ群が可動であり、前記第1レンズ群が物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズと像側に位置した正のパワーを有する非球面形状をしたプラスチックレンズとから構成され、前記第2レンズ群が、物体側から順に位置した、開口絞りと、正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズと、負のパワーを有するガラスレンズである第2レンズと、負のパワーを有するプラスチックレンズである第3レンズとから構成されると共に、前記第1レンズと第2レンズとが接合され、前記第3レンズ群は1つの正のパワーを有するプラスチックレンズで構成され、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (1)α>2.5
    (2)lw/(α・Y)<4.5
    (3)|ΦP1/Φ1|≦0.55
    (4)|ΦP2/Φ2|≦0.3
    (5)|ΦP1/Φt|<0.7
    (6)|ΦP2/Φt|<0.4
    但し、
    α:変倍比(=望遠端での全系の焦点距離/広角端での全系の焦点距離)
    Φ1:第1レンズ群のパワー
    ΦP1:第1レンズ群中の正のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
    Φ2:第2レンズ群のパワー
    ΦP2:第2レンズ群中の負のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
    Φt:全系の望遠端におけるパワー
    lW:広角端における光学全長
    Y:最大像高
    とする。
  2. 以下の条件式(7)、(8)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    (7)n1<1.62
    (8)ν1>55
    但し、
    n1:第1レンズ群中の負のパワーを有するガラスレンズの屈折率
    ν1:第1レンズ群中の負のパワーを有するガラスレンズのアッベ数
    とする。
  3. ズームレンズと、前記ズームレンズで形成した光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備え、
    前記ズームレンズは、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群が配列されて構成され、焦点距離が最も短くなる広角端状態から焦点距離が最も長くなる望遠端状態まで変化する際に、少なくとも前記第1レンズ群と第2レンズ群が可動であり、前記第1レンズ群が物体側に位置した負のパワーを有するガラスレンズと像側に位置した正のパワーを有する非球面形状をしたプラスチックレンズとから構成され、前記第2レンズ群が、物体側から順に位置した、開口絞りと、正のパワーを有するガラスレンズである第1レンズと、負のパワーを有するガラスレンズである第2レンズと、負のパワーを有するプラスチックレンズである第3レンズとから構成されると共に、前記第1レンズと第2レンズとが接合され、前記第3レンズ群は1つの正のパワーを有するプラスチックレンズで構成され、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1)α>2.5
    (2)lw/(α・Y)<4.5
    (3)|ΦP1/Φ1|≦0.55
    (4)|ΦP2/Φ2|≦0.3
    (5)|ΦP1/Φt|<0.7
    (6)|ΦP2/Φt|<0.4
    但し、
    α:変倍比(=望遠端での全系の焦点距離/広角端での全系の焦点距離)
    Φ1:第1レンズ群のパワー
    ΦP1:第1レンズ群中の正のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
    Φ2:第2レンズ群のパワー
    ΦP2:第2レンズ群中の負のパワーを有するプラスチックレンズのパワー
    Φt:全系の望遠端におけるパワー
    lW:広角端における光学全長
    Y:最大像高
    とする
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