JP6218527B2 - ラベル剥離機 - Google Patents
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Description
この種のラベル剥離機としては、剥離されたラベル片を剥離部から取り除くと台紙がさらに引かれて、つぎのラベル片が自動的に剥離される自動剥離方式と、剥離ボタンあるいは剥離レバーなどの剥離操作部を操作したときに一枚ずつラベル片が剥離される逐次剥離方式と、がある。
すなわち、この種のラベル剥離機をその自動モードでラベル片を繰り出し続けると、作業を終了する際に、最後の一枚のラベル片が必ず剥離され繰り出された状態で作業を終わらせなければならなくなるため、必要としないラベル片が剥離されることになって、ラベル片が一枚無駄になってしまうという問題がある。
さらに、台紙から剥離されたままの状態でラベル片を長時間放置しておくと、ラベル片の裏面側に塗工してある粘着剤層が乾燥し、必要な物体に貼り付けるというラベル片本来の機能が失われる可能性があるという問題がある。
また、剥離されたラベル片が無駄であるとともに、ラベル片の枚数管理を行っているような場合には、ラベル片の管理に誤差が生じてしまいかねないという問題がある。
なおまた、剥離部において転向する台紙にラベル片が貼り付いたまま移送される、いわゆる剥離不良を起こした際にも、対処のしようがなく、ラベル片が無駄であるとともに、同じく枚数管理が必要な運用の場合には、誤りの原因となっているという問題がある。
図1は、自動剥離方式のラベル剥離機1の概略側面図であって、ラベル剥離機1は、ラベル連続体2の供給部3と、移送部4と、位置検出部5と、剥離部6と、台紙巻取り部7と、剥離検出部8と、電源スイッチ9と、制御部10と、を有する。
移送ローラー14およびニップローラー15の間にラベル連続体2を挟持し、移送ローラー14の正方向回転駆動により、ラベル連続体2を下流側(剥離部6の方向)に移送可能であるとともに、移送ローラー14の逆方向回転駆動により、ラベル連続体2を上流側(供給部3の方向)に逆移送可能である。
プレッシャープレート18は、ラベル連続体2を上方から剥離プレート17方向に押し付けることにより、この剥離作用を補助安定化している。
より具体的には、移送部4の移送ローラー14は、ラベル片12を台紙11から剥離する際には、台紙巻取り部7の巻取りローラー19と同期してラベル連続体2を下流方向に移送可能とするか、台紙巻取り部7の巻取りローラー19が台紙11を巻き取ることによりラベル連続体2を移送する際には、移送ローラー14自体を自由回転可能とすることができる。
また、台紙巻取り部7は、ラベル片12を台紙11から剥離する際には、移送部4と同期してラベル連続体2を下流方向に移送可能であるとともに、移送部4の移送ローラー14の逆方向回転によりラベル連続体2を上流側に逆移送する際には、その巻取りローラー19自体を自由回転可能とすることができる。
さらに、制御部10には、コンデンサーなどによる電源保持回路23を設けてあり、図2にもとづいて後述するように、電源スイッチ9が切られた場合に、電源保持回路23によって駆動モーター21の所定時間分の駆動電圧を保持し、移送部4によりラベル連続体2を上流方向にラベル片12のピッチ分だけ逆移送したのちに最終的に電源を切断するように制御する。
すなわち、図2は、ラベル剥離機1の動作のフローチャート図であり、ステップS1において、電源スイッチ9がオンされると、ステップS2においてラベル連続体2を移送するとともに、台紙11を剥離プレート17の先端転向部17Aにおいて転向させ、台紙巻取り部7に台紙11を巻き取るようにしてラベル片12を台紙11から剥離する。
剥離されたラベル片12は、図1に示しているように、先端転向部17Aにその後端部を仮着状態で保持されている。
ステップS3において、ラベル片12がまだ取り除かれない場合には、ステップS4において電源スイッチ9がオフとなったか否かを判断する。
電源スイッチ9がオフとされなければ、ステップS3に戻って、ラベル片12が取り除かれるまで待機する。
したがって、剥離されていたラベル片12は、その一ピッチ分だけ上流側に戻されることになるので、台紙11上に再度仮着された状態で、すなわち、剥離前の状態で待機することになる。
図3は、逐次剥離方式のラベル剥離機30の概略側面図であって、ラベル剥離機30は、前述のラベル剥離機1と同様に、前記ラベル連続体2の前記供給部3、前記移送部4、前記位置検出部5、前記剥離部6、前記台紙巻取り部7、前記剥離検出部8、前記電源スイッチ9および前記制御部10と、剥離操作部31と、を有する。
すなわち、ラベル剥離機30においては、剥離操作部31が操作されるごとに、駆動モーター21が回転駆動されることによりラベル連続体2を移送して、台紙11を剥離部6において転向させ、ラベル片12を一枚ずつ剥離し、剥離されたラベル片12を取り除いたのち、剥離操作部31を再度操作することにより、駆動モーター21を回転駆動してつぎのラベル片を移送剥離する。
すなわち、図4は、ラベル剥離機30の動作のフローチャート図であって、ステップS11において、剥離操作部31が操作されてその操作信号がオンとなったか否かを判断する。
剥離操作部31がオンとなれば、ステップS12においてラベル連続体2を移送するとともに、台紙11を剥離プレート17の先端転向部17Aにおいて転向させ、台紙巻取り部7に台紙11を巻き取るようにしてラベル片12を台紙11から剥離する。
剥離されたラベル片12は、図3に示しているように、先端転向部17Aにその後端部を仮着状態で保持されている。
ステップS13において、ラベル片12がまだ取り除かれない場合には、ステップS14において、所定設定時間が経過したかを判断し、経過しなければ、ステップS13に戻って、剥離されたラベル片12が取り除かれたか否かを判断する。
したがって、剥離されていたラベル片12は、その一ピッチ分だけ上流側に戻されることになるので、台紙11上に再度仮着された状態で、すなわち、剥離前の状態で待機することになる。
2 ラベル連続体
3 供給部
4 移送部
5 位置検出部
6 剥離部
7 台紙巻取り部
8 剥離検出部
9 電源スイッチ
10 制御部
11 台紙
12 ラベル片
13 ラベル移送路
14 移送ローラー
15 ニップローラー
16 ラベルセンサー
17 剥離プレート
17A 剥離プレート17の先端転向部
18 プレッシャープレート
19 巻取りローラー
20 ニップローラー
21 駆動モーター
22 剥離センサー
23 電源保持回路
30 ラベル剥離機(第二の発明、第2の実施例、図3)
31 剥離操作部(剥離ボタン、剥離レバー)
Claims (6)
- 帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体の供給部と、
このラベル連続体の位置を検出する位置検出部と、
このラベル連続体の前記台紙を転向させて前記台紙から前記ラベル片を剥離する剥離部と、
この剥離部において転向した前記台紙を巻き取る台紙巻取り部と、
電源スイッチと、を有するラベル剥離機であって、
前記剥離部の上流側に位置して移送部を設けるとともに、
前記電源スイッチが切られた場合に、前記移送部により前記ラベル連続体を上流方向
に前記ラベル片のピッチ分だけ逆移送することを特徴とするラベル剥離機。 - 前記台紙巻取り部は、前記ラベル片を前記台紙から剥離する際には、前記ラベル連続体を下流方向に移送可能であるとともに、前記ラベル連続体を逆移送する際には、自由回転可能であることを特徴とする請求項1に記載のラベル剥離機。
- 帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体の供給部と、
このラベル連続体の位置を検出する位置検出部と、
このラベル連続体の前記台紙を転向させて前記台紙から前記ラベル片を剥離する剥離部と、
この剥離部において転向した前記台紙を巻き取る台紙巻取り部と、を有するラベル剥離機であって、
前記剥離部の上流側に位置して移送部を設けるとともに、
前記剥離部において剥離された前記ラベル片が所定設定時間内に取り除かれない場合に、前記移送部により前記ラベル連続体を上流方向に前記ラベル片のピッチ分だけ逆移送し、
前記台紙巻取り部は、前記ラベル片を前記台紙から剥離する際には、前記ラベル連続体を下流方向に移送可能であるとともに、前記ラベル連続体を逆移送する際には、自由回転可能であることを特徴とするラベル剥離機。 - 前記剥離部において前記台紙を転向させて前記ラベル片を前記台紙から剥離させるように操作するための剥離操作部を有することを特徴とする請求項3記載のラベル剥離機。
- 前記移送部は、前記ラベル片を前記台紙から剥離する際には、前記ラベル連続体を下流方向に移送可能、あるいは自由回転可能であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のラベル剥離機。
- 前記剥離部において剥離された前記ラベル片が前記剥離部から取り除かれたことを検出する剥離検出部を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のラベル剥離機。
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