JP6216125B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を有する発光装置に関する。
有機ELディスプレイの商品化が加速している。屋外での使用にも耐えられるよう、ディスプレイに求められる輝度は年々増加している。
一方、有機EL素子の発光輝度は電流に比例して大きくなることが知られており、高い輝度で発光させることが可能である。
しかし、大きな電流を流すと有機EL素子の劣化を早めてしまう。このため、少ない電流で高い輝度を得ることができれば、発光素子の寿命を延ばすことが可能である。そこで、少ない電流で高い輝度が得られる発光素子として、複数の発光ユニットが積層されたタンデム素子が提案されている(例えば特許文献1参照)。
なお、本明細書において、発光ユニットとは、両端から注入された電子と正孔が再結合する領域を1つ有する層または積層体をいう。
例えば、二つの発光ユニットを含むタンデム素子は、発光ユニットが一つである発光素子の半分の密度の電流を流すことによって、同等の発光を得ることができる。また、例えば電極間に一の構成の発光ユニットをn個積層する構成とすれば、電流密度を上昇させることなくn倍の輝度を実現できる。
隣接してタンデム素子が設けられた発光パネルにおいては、クロストーク現象の発生という課題がある。クロストーク現象とは、複数の副画素間で、発光層と発光層よりも導電性の高い層とを共通して含む場合に、当該導電性の高い層を介して隣接する副画素に電流がリークしてしまう現象である。例えば、第1の発光層を含む第1の発光ユニットと、第2の発光層を含む第2の発光ユニットとの間に、第1及び第2の発光層よりも導電性の高い層である中間層が設けられたタンデム素子では、当該中間層を介して隣接するタンデム素子に電流がリークして発光してしまう。
なお、キャリア注入層(正孔注入層又は電子注入層)を共通とするシングル素子についても、これと同様にクロストーク現象の発生という課題がある。
タンデム素子では、導電性の高い中間層を介して複数の層を積層しており、構造上導電性の高い層と導電性の低い層とを有する。また、タンデム素子では、駆動電圧の上昇を抑制するために有機化合物と金属酸化物との混合層や導電性高分子等の導電性の高いキャリア注入層を用いることが多い。また、タンデム素子はシングル素子と比較して陽極と陰極極間の電気抵抗が高く、導電性の高い層を経由して隣接画素へ電流が広がりやすい。
図8(A)は、導電性の高い中間層86によってクロストーク現象が発生することを説明するための模式図である。白色を呈する光を発するタンデム素子が3本のストライプ状に設けられた発光パネル(白色パネル)において、第2のタンデム素子のみ駆動させた様子を示す断面図である。
発光パネルは、互いに隣接して配置された第1〜第3のタンデム素子を有している。第1のタンデム素子は、上部電極81と第1の下部電極82との間に配置されている。第2のタンデム素子は、上部電極81と第2の下部電極83との間に配置されている。第3のタンデム素子は、上部電極81と第3の下部電極84との間に配置されている。
第1〜第3のタンデム素子それぞれは、第1の発光ユニット85、中間層86及び第2の発光ユニット87が順に積層されている。例えば、第1の発光ユニット85は青色を呈する光を発する発光層を有し、第2の発光ユニット87は緑色を呈する光を発する発光層及び赤色を呈する光を発する発光層を有する構成とすれば、白色を呈する発光を得ることができる。
透光性を有する上部電極を用いる場合、上部電極上に対向ガラス基板88を配置することができ、反射性を有する電極を下部電極に用いることができる。対向ガラス基板88は図示されていない青色カラーフィルタ、赤色カラーフィルタ及び緑色カラーフィルタを有している。赤色カラーフィルタは第1の下部電極82に重ねられ、青色カラーフィルタは第2の下部電極83に重ねられ、緑色カラーフィルタは第3の下部電極84に重ねられている。
上記の発光パネルにおいて第2の下部電極83と上部電極81に電圧を印加して青ライン(第2のタンデム素子)のみを駆動する際に、導電性の高い中間層86を介して隣接する第1のタンデム素子または第3のタンデム素子に電流がリークし、赤ライン(第1のタンデム素子)または緑ライン(第3のタンデム素子)が発光してクロストーク現象が発生することがある。
図8(B)は、導電性の高いキャリア注入層(正孔注入層または電子注入層)89によってクロストーク現象が発生することを説明するための模式図であり、発光パネル(白色パネル)において青ライン(第2のタンデム素子)のみ駆動させた様子を示す図である。
第1〜第3のタンデム素子それぞれは、導電性の高いキャリア注入層89を含む第1の発光ユニット85と、中間層86と、第2の発光ユニット87と、が順に積層されている。キャリア注入層89としては例えば有機化合物と金属酸化物との混合材料や導電性高分子等を用いた導電性の高い層が挙げられる。
特開2008−234885号公報
本発明の一態様は、発光装置のクロストーク現象の発生を抑制することを課題とする。
本発明の一態様は、絶縁層と、前記絶縁層上に形成された第1の下部電極と、前記絶縁層上に形成された第2の下部電極と、前記絶縁層上に形成され、前記第1の下部電極と前記第2の下部電極の間に位置する隔壁と、前記第1の下部電極、前記隔壁及び前記第2の下部電極の上に形成され、発光物質を含む発光層と、前記発光層よりも導電性の高い層とを、含む積層膜と、前記積層膜上に形成された上部電極と、前記隔壁下に形成され、前記第1の下部電極及び前記第2の下部電極それぞれと重ならない位置に形成された第3の電極と、を具備することを特徴とする発光装置である。
また、上記の本発明の一態様において、前記第3の電極は、前記第1の下部電極と前記第2の下部電極の間を仕切るように配置されているとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記第3の電極は、前記絶縁層上に形成されているとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記第3の電極は、前記第1の下部電極と同一層によって形成されているとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記第1の下部電極と前記積層膜との間、及び前記第2の下部電極と前記積層膜との間の少なくとも一方に形成された光学調整層を有し、前記第3の電極は、前記第1の下部電極と同一層によって形成された層と前記光学調整層と同一層によって形成された層の積層体であるとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記第3の電極は、前記絶縁層下に形成されているとよい。前記絶縁層は、単一の層でもよいし、複数の層の積層体でもよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記絶縁層下に形成されたトランジスタを有し、前記トランジスタは、半導体層、ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を有し、前記第3の電極は、前記ソース電極と同一層によって形成されているとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記絶縁層下に形成されたトランジスタを有し、前記トランジスタは、半導体層、ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を有し、前記第3の電極は、前記ゲート電極と同一層によって形成されているとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記第3の電極は電気的にフローティング状態であってもよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記第3の電極には、前記第1の下部電極と前記上部電極に挟持された前記発光層を発光させる場合に当該第1の下部電極と前記上部電極に印加される電圧のうち高電位側の電圧未満の電圧が印加されるとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記第3の電極には、前記第1の下部電極と前記上部電極に印加される電圧のうち低電位側の電圧と、前記発光層が発光を開始するしきい値電圧と、の合計電圧以下の電圧が印加されるとよい。
また、上記の本発明の一態様において、前記隔壁上に位置する前記上部電極と近接または接するカラーフィルタを有し、前記カラーフィルタは、前記第1の下部電極と重なる第1の色と、前記第2の下部電極と重なる第2の色を有するとよい。
本発明の一態様は、絶縁層と、前記絶縁層上に形成された複数の下部電極と、前記絶縁層上に形成され、前記複数の下部電極の相互間に位置し、且つ前記複数の下部電極それぞれを囲むように配置された隔壁と、前記複数の下部電極及び前記隔壁の上に形成された、発光物質を含む発光層及び前記発光層よりも導電性の高い層を含む積層膜と、前記積層膜上に形成された上部電極と、前記隔壁下に形成され、前記複数の下部電極それぞれと重ならない位置に形成され、且つ前記複数の下部電極それぞれを囲むように配置された第3の電極と、を具備することを特徴とする発光装置である。
なお、本明細書中における発光装置は、発光素子を画素(または副画素)に備える表示装置を含むものとする。また、発光パネルは、発光素子を備える画素が隣接して設けられる表示パネルを含むものとする。なお、発光素子は発光層を含む発光ユニットを備える。
本発明の一態様を適用することで、クロストーク現象の発生を抑制することができる。
(A)は本発明の一態様の表示装置に用いることができる表示パネルの構造の上面図、(B)は(A)の切断線A−BおよびC−Dにおける断面を含む構造の側面図。 (A)は画素の上面図、(B)は(A)の切断線E−Fにおける断面を含む構造の側面図、(C)及び(D)は副画素402Gの等価回路図。 (A)及び(B)は、画素の上面図。 (A),(B)は図2(A)の切断線E−Fに相当する断面図。 (A),(B)は図2(A)の切断線E−Fに相当する断面図。 実施例で作製した表示パネルの画素部の拡大図。 実施例の第1の発光素子550Bを発光させた場合の発光パネル輝度色度特性とシールド電極549の電位との関係を示す図。 (A)は導電性の高い中間層によってクロストーク現象が発生することを説明するための模式図、(B)は導電性の高いキャリア注入層によってクロストーク現象が発生することを説明するための模式図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
<表示パネルの構成>
本発明の一態様の表示装置に用いることができる表示パネルの構成を図1に示す。図1(A)は本発明の一態様の表示装置に用いることができる表示パネルの構造の上面図であり、図1(B)は図1(A)の切断線A−BおよびC−Dにおける断面を含む構造の側面図である。
本実施の形態で例示して説明する表示パネル400は、第1の基板410上に表示部401を有し、表示部401には画素402が複数設けられている。また、画素402には複数(例えば3つ)の副画素が設けられている(図1(A)参照)。また、第1の基板410上には表示部401と共に当該表示部401を駆動するソース側の駆動回路部403s、ゲート側の駆動回路部403gが設けられている。なお、駆動回路部を第1の基板410上ではなく外部に形成することもできる。
表示パネル400は外部入力端子を備え、FPC(フレキシブルプリントサーキット)409を介して、ビデオ信号、クロック信号、スタート信号、リセット信号等を受け取る。
シール材405は、第1の基板410と第2の基板440を貼り合わせ、その間に形成された空間431に表示部401が封止されている(図1(B)参照)。
表示パネル400の断面を含む構造を図1(B)参照して説明する。表示パネル400は、ソース側の駆動回路部403sと、画素402に含まれる副画素402Gと、引き回し配線408を備える。なお、本実施の形態で例示する表示パネル400の表示部401は、図中に示す矢印の方向に光を射出して、画像を表示する。
ソース側の駆動回路部403sはnチャネル型トランジスタ413と、pチャネル型トランジスタ414とを組み合わせたCMOS回路を含む。nチャネル型トランジスタ413及びpチャネル型トランジスタ414は絶縁層417内に形成されている。なお、駆動回路はこの構成に限定されず、種々のCMOS回路、PMOS回路またはNMOS回路で構成しても良い。
引き回し配線408は外部入力端子から入力される信号をソース側の駆動回路部403sおよびゲート側の駆動回路部403gに伝送する。
副画素402Gは、スイッチング用のトランジスタ411と電流制御用のトランジスタ412と第2の発光素子420bとカラーフィルタ441Gを有する。スイッチング用のトランジスタ411及び電流制御用のトランジスタ412は絶縁層417内に形成されている。また、副画素402Gと、隣接する副画素との間には、第3の電極(以下「シールド電極」ともいう。)419が設けられている。絶縁層417及びトランジスタ411等の上には、絶縁層416と隔壁418とが形成されている。なお、図1ではシールド電極419は、端子部419aにおいて駆動回路部403sと電気的に接続している。
第2の発光素子420bは、第2の下部電極421bと上部電極422と、これらに挟持された発光性の有機化合物を含む層(以下「EL層」ともいう。)423とを有する。第2の発光素子420bにおいて光射出側に設ける電極には、EL層423からの発光に対して透光性を有する電極を用い、光射出側とは反対に設ける電極には、該発光に対して反射性を有する材料を用いる。また、光射出側にカラーフィルタ441Gが設けられている。本実施の形態で例示する第2の発光素子420bでは、第2の下部電極421bが反射性を有し、上部電極422が透光性を有する構成とする。なお、表示部401が画像を表示する方向は、第2の発光素子420bが発する光が取り出される方向により決定される。
また、カラーフィルタ441Gを囲むように遮光性の膜442が形成されている。遮光性の膜442は表示パネル400が外光を反射する現象を防ぐ膜であり、表示部401が表示する画像のコントラストを高める効果を奏する。なお、カラーフィルタ441Gと遮光性の膜442は、第2の基板440に形成されている。
絶縁層416は、トランジスタ411等の構造に由来して生じる段差を平坦化、または、トランジスタ411等への不純物の拡散を抑制するための、絶縁性の層であり、単一の層であっても複数の層の積層体であってもよい。隔壁418は開口部を有する絶縁性の層であり、第2の発光素子420bは隔壁418の開口部に形成される。
<トランジスタの構成>
図1に例示する表示パネル400には、トップゲート型のトランジスタが適用されているがこれに限られず、ボトムゲート型のトランジスタも適用することができる。ソース側の駆動回路部403s、ゲート側の駆動回路部403g並びに副画素にはさまざまな構造のトランジスタを適用できる。また、これらのトランジスタのチャネルが形成される領域には、さまざまな半導体を用いることができる。具体的には、アモルファスシリコン、ポリシリコン、単結晶シリコンの他、酸化物半導体などを用いることができる。酸化物半導体の一例としては、少なくともインジウム(In)あるいは亜鉛(Zn)を含む酸化物半導体を挙げることができ、InとZnを含む酸化物半導体が好ましい。また、これらの酸化物半導体が、ガリウム(Ga)またはスズ(Sn)から選ばれた一種または複数を含むと、特に好ましい。
トランジスタのチャネルが形成される領域に単結晶半導体を用いると、トランジスタサイズを微細化することが可能となるため、表示部において画素をさらに高精細化することができる。
半導体層を構成する単結晶半導体としては、単結晶シリコン基板などの半導体基板の他、絶縁表面上に単結晶半導体層が設けられたSOI(Silicon On Insulator)基板を用いることができる。
<封止構造>
本実施の形態で例示する表示パネル400は、第1の基板410、第2の基板440、およびシール材405で囲まれた空間431に、発光素子を封止する構造を備える(図1参照)。
空間431は、不活性気体(窒素やアルゴン等)で充填される場合の他、樹脂で充填される場合もある。また、不純物(代表的には水および/または酸素)の吸着材(例えば、乾燥剤など)を空間431に導入しても良い。
シール材405および第2の基板440は、大気中の不純物(代表的には水および/または酸素)をできるだけ透過しない材料であることが望ましい。シール材405にはエポキシ系樹脂や、ガラスフリット等を用いることができる。
第2の基板440に用いることができる材料としては、ガラス基板や石英基板の他、PVF(ポリビニルフロライド)、ポリエステルまたはアクリル等からなるプラスチック基板や、FRP(Fiberglass−Reinforced Plastics)等をその例に挙げることができる。
<画素の構成1>
表示部401に設けられた画素402の構成について、図2を参照して説明する。図2(A)は画素402の平面図であり、図2(B)は図2(A)の切断線E−Fにおける断面図であり、図2(C)は副画素402Bの等価回路図である。なお、図2(A)の平面図においては、画素402の構成要素の一部(例えば、カラーフィルタ441B〜441Rなど)を図面の煩雑を避けるために、省略してある。
本実施の形態で例示する画素402は青色を呈する光Bを射出する副画素402B、緑色を呈する光Gを射出する副画素402G、赤色を呈する光Rを射出する副画素402Rを有する。副画素402Bは、駆動用トランジスタと第1の発光素子420aとカラーフィルタ441Bを備える。副画素402Gは、駆動用トランジスタと第2の発光素子420bとカラーフィルタ441Gを備える。副画素402Rは、駆動用トランジスタと第3の発光素子420cとカラーフィルタ441Rを備える。第1の発光素子420aは、第1の下部電極421aと、上部電極422と、EL層423とを有する。第2の発光素子420bは、第2の下部電極421bと、上部電極422と、EL層423とを有する。第3の発光素子420cは、第3の下部電極421cと、上部電極422と、EL層423とを有する。
EL層423は、発光物質を含む発光層と、発光層よりも導電性の高い層とを、少なくとも含む積層膜である。発光層よりも導電性の高い層としては、例えば、キャリア注入層(正孔注入層または電子注入層)または、中間層が挙げられる。本実施の形態において、EL層423は、第1の発光ユニットと、第2の発光ユニットと、第1の発光ユニットと第2の発光ユニットの間に設けられた中間層と、を含む。中間層の導電性は、第1及び第2の発光ユニットより高い。
なお、発光ユニットは、発光物質を含む発光層を少なくとも1つ以上備えていればよく、発光層以外の層と積層された構造であっても良い。発光層以外の層としては、例えば正孔注入性の高い物質、正孔輸送性の高い物質、正孔輸送性に乏しい(ブロッキングする)物質、電子輸送性の高い物質、電子注入性の高い物質、並びにバイポーラ性(電子及び正孔の輸送性の高い)の物質等を含む層が挙げられる。
副画素402Bは、第1の発光素子420aと重なるように上部電極422の側に、青色の光を取り出すことが可能なカラーフィルタ441Bを含む(図2(B)参照)。同様に、副画素402Gは、第2の発光素子420bと重なるように緑色の光を取り出すことが可能なカラーフィルタ441Gを含む。また、副画素402Rは、第3の発光素子420cと重なるように赤色の光を取り出すことが可能なカラーフィルタ441Rを含む。各副画素に含まれる第1〜第3の発光素子420a,420b,420cの構成は、副画素間で共通している。第1〜第3の発光素子420a,420b,420cとして、赤、青及び緑色の光を含んで白色に発光する発光素子を用いることで、フルカラー表示が可能な表示パネルとすることができる。
≪シールド電極419≫
副画素402B,402G,402Rそれぞれの周囲にはシールド電極419が設けられており、シールド電極419は副画素402B,402G,402Rそれぞれを囲むように格子状に配置されている。別言すれば、シールド電極419は、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれを囲むように形成されている(図2(A),(B)参照)。
シールド電極419は、絶縁層416上に形成され、第1〜第3の下部電極421a〜421cと同一層によって形成されている。ここでいう「同一層によって形成され」とは、第1〜第3の下部電極421a〜421cと同じ工程で形成されることを意味する。
シールド電極419は、隔壁418下に形成され、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれと重ならない位置に形成されている。シールド電極419は隔壁418によって覆われている。
なお、本画素の構成1では、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれを囲むようにシールド電極419を形成しているが、この構成に限定されるものではない。例えば図3(A)及び図3(B)に示すように、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれの相互間にのみシールド電極419を形成してもよい。別言すれば、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれの相互間を仕切るようにシールド電極419を配置してもよい。つまり、異色の副画素間にシールド電極419を形成し、同色の副画素間にはシールド電極を形成しない構成を採用してもよい。なお、図3(A)に示す構成は、一つの副画素に対応して、一つのシールド電極519Aを配置した例であり、この場合、シールド電極519Aの電位はフロート電位とする。また、図3(B)は、異色の副画素間にストライプ状にシールド電極519Bを配置した例であり、この場合、シールド電極519Bの電位はフロート電位としてもよいし、シールド電極519Bを駆動回路部403sと電気的に接続してもよい。
例えば、第2の下部電極421bと上部電極422に挟持されたEL層423を発光させる場合、即ち副画素402Gを発光させ、副画素402B,402Rを発光させない場合、シールド電極419には、電位を印加せずに、フロート電位(電気的にフローティング状態)としてもよい。副画素間にシールド電極419を設けることで、シールド電極419がフロート電位であっても、隣接する副画素402B,402RのEL層423(特に、EL層423中の、発光層よりも導電性の高い層)にリーク電流が流れることを抑制することができる。よって、シールド電極419を設けることで発光装置のクロストーク現象の発生を抑制することができる。なお、シールド電極419をフロート電位とする場合は、シールド電極419を駆動回路部403sと電気的に接続しない。
また、副画素402Gを発光させ、副画素402B,402Rを発光させない場合、シールド電極419に印加される電圧を、第2の発光素子420bに印加される高電位側(陽極)の印加電圧未満とすることが好ましく、低電位側(陰極)の印加電圧と、第2の発光素子420bのしきい値電圧との合計の電圧以下とすることがより好ましい。例えば、第2の下部電極421bを陽極として用い、上部電極422を陰極として用いて第2の発光素子420bを発光させる場合、シールド電極419に印加される電圧は、第2の下部電極421bに印加される電圧未満であることが好ましく、上部電極422に印加される電圧と、第2の発光素子420bのしきい値電圧との合計電圧以下とすることがより好ましい。
この際のシールド電極419への電位の印加は、駆動回路部403sから端子部419aを介して実行される。これにより、副画素402Gの第2の下部電極421bの電流が、隣接する副画素402B,402RのEL層423(特に、EL層423中の、発光層よりも導電性の高い層)に流れるのを抑制でき、隣接する副画素402B,402Rの発光を抑制することができる。従って、発光装置のクロストーク現象の発生を抑制することができる。
なお、ここで、発光装置の消費電力を低減するためには、シールド電極419に印加される電圧は、第2の発光素子420bを発光させる場合の低電位側(陰極)の電圧以上高電位側(陽極)の印加電圧未満の電圧とすることがより好ましい。特に、シールド電極419に印加される電圧を、第2の発光素子420bを発光させる場合の低電位側の電圧と同じ電圧とすることで、外部電源を低電位側の電源と共通とすることが可能であるため、外部接続端子までの配線数を削減することが可能となり好ましい。
図2(C)では、スイッチング用トランジスタ411と電流制御用のトランジスタ412に、pチャネル型のトランジスタを適用する場合を例示する。青色の副画素402Gのスイッチング用のトランジスタ411の一方の端子は、オン時またはオフ時の画素階調データ信号電圧を印加する信号線Vdataに電気的に接続されている。スイッチング用のトランジスタ411のゲート電極は、画素選択電圧を印加する選択線Vglに電気的に接続されている。スイッチング用のトランジスタ411の他方の端子は、電流制御用のトランジスタ412のゲート電極に電気的に接続されている(図2(C)参照)。第2の発光素子420bの高電位側の印加電圧は電流制御用トランジスタ412のドレイン端子電圧であり、該トランジスタのゲート電圧に依存した電圧となり、低電位側の印加電圧はVbtmである。但し、暗階調を表示する場合(例えば、階調レベル0)は、第2の発光素子420bの高電位側の電圧は、Vbtm+Vthである。なお、Vthは第2の発光素子420bの発光しきい値電圧である。また、副画素402Bと、他の副画素(図2(C)には図示せず)との間には、シールド電極419が設けられ、印加電圧Vhoが供給される。この場合、Vho≦Vbtm+Vthを満たすVhoを供給すればよい。但し、シールド電極419を電気的にフローティング状態としてもよい。
なお、図2(C)の副画素の構成に加えて、第2の発光素子420bの一方の電極と、電流制御用のトランジスタ412のゲート電極との電気的に接続された補助容量を有していてもよい。
また、図2(D)では、スイッチング用トランジスタ411と電流制御用のトランジスタ412に、nチャネル型のトランジスタを適用する場合を例示する。図2(D)において第2の発光素子420bの高電位側の印加電圧がVtopであり、低電位側の印加電圧がVbtmである。また、副画素402Bと、他の副画素(図2(D)には図示せず)との間には、シールド電極419が設けられ、印加電圧Vhoが供給される。この場合、印加電圧Vhoは、高電位側の印加電圧Vtop未満とすればよく、Vho≦Vtop−Vthを満たすVhoを供給することがより好ましい。但し、シールド電極419を電気的にフローティング状態としてもよい。また、スイッチング用トランジスタ411と電流制御用のトランジスタ412には、nチャネル型のトランジスタを適用した場合であっても、図2(C)に示す等価回路図と同じ配置としてもよい。その場合、シールド電極419への印加電圧Vhoは、図2(C)の場合と同様とすればよい。
<画素の構成2>
表示部に設けられた画素452の構成について、図4(A)を参照して説明する。図4(A)は図2(A)の切断線E−Fに相当する断面図である。図4(A)に示された画素452、副画素452B,452G,452R、シールド電極429は、それぞれ図2(A)に示された画素402、副画素402B,402G,402R、シールド電極419に対応する。
なお、図4(A)において上記の画素の構成1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
≪シールド電極429≫
シールド電極429は、絶縁層417上に形成され、絶縁層416によって覆われ、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれと重ならない位置に形成されている。ここでいう「重ならない位置」とは、図2(A)に示すような平面として視た場合にシールド電極429が第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれと重ならないことを意味する。
絶縁層416下にはトランジスタが配置されており、このトランジスタは絶縁層417内に形成されている。このトランジスタは、半導体層301、ゲート電極302、ソース電極303及びドレイン電極304を有する。シールド電極429は、ソース電極303及びドレイン電極304と同一層によって形成されている。別言すれば、シールド電極429は、ソース電極303及びドレイン電極304と同じ工程で形成されている。このトランジスタは、例えば副画素452B,452G,452Rに含まれる、駆動用のトランジスタ(スイッチング用のトランジスタ又は電流制御用のトランジスタ)である。
副画素452B,452G,452Rそれぞれの周囲にはシールド電極429が設けられており、シールド電極429は副画素452B,452G,452Rそれぞれを囲むように格子状に配置されている。別言すれば、シールド電極429は、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれを囲むように形成されている。
なお、本画素の構成2では、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれを囲むようにシールド電極429を形成しているが、この構成に限定されるものではなく、例えば第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれの相互間にのみシールド電極429を形成してもよい。別言すれば、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれの相互間を仕切るようにシールド電極429を配置してもよい。
シールド電極429に印加される電位は、上記の画素の構成1と同様であり、第2の下部電極421bの電位と上部電極422の電位との間の電位、またはフロート電位とすることができる。例えば、副画素452Gが図2(C)に示す等価回路図と同様の配置である場合には、シールド電極429に印加される電位は、第2の下部電極421bの電位と上部電極422の電位との間の電位で且つ第2の下部電極421bの電位より上部電極422の電位に近い電位とするとよい。または、副画素452Gが図2(D)に示す等価回路図と同様の配置である場合には、シールド電極429に印加される電位は、第2の下部電極421bの電位と上部電極422の電位との間の電位で且つ上部電極422の電位より下部電極421bの電位に近い電位とするとよい。これにより、発光装置のクロストーク現象の発生を抑制することができる。
<画素の構成3>
表示部に設けられた画素462の構成について、図4(B)を参照して説明する。図4(B)は図2(A)の切断線E−Fに相当する断面図である。図4(B)に示された画素462、副画素462B,462G,462R、シールド電極439は、それぞれ図2(A)に示された画素402、副画素402B,402G,402R、シールド電極419に対応する。
なお、図4(B)において上記の画素の構成1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
≪シールド電極439≫
シールド電極439は、絶縁層416下に形成され、絶縁層417によって覆われ、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれと重ならない位置に形成されている。
トランジスタは、半導体層301、ゲート電極302、ソース電極303及びドレイン電極304を有する。シールド電極439は、ゲート電極302と同一層によって形成されている。別言すれば、シールド電極439は、ゲート電極302と同じ工程で形成されている。このトランジスタは、例えば副画素462B,462G,462Rに含まれる、駆動用のトランジスタ(スイッチング用のトランジスタ又は電流制御用のトランジスタ)である。
副画素462B,462G,462Rそれぞれの周囲にはシールド電極439が設けられており、シールド電極439は副画素462B,462G,462Rそれぞれを囲むように格子状に配置されている。別言すれば、シールド電極439は、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれを囲むように形成されている。
なお、本画素の構成3では、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれを囲むようにシールド電極439を形成しているが、この構成に限定されるものではなく、例えば第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれの相互間にのみシールド電極439を形成してもよい。別言すれば、第1〜第3の下部電極421a〜421cそれぞれの相互間を仕切るようにシールド電極439を配置してもよい。
シールド電極439に印加される電位は、上記の画素の構成1と同様であり、第2の下部電極421bの電位と上部電極422の電位との間の電位、またはフロート電位とすることができる。例えば、副画素462Gが図2(C)に示す等価回路図と同様の配置である場合には、シールド電極439に印加される電位は、第2の下部電極421bの電位と上部電極422の電位との間の電位で且つ第2の下部電極421bの電位より上部電極422の電位に近い電位とするとよい。または、副画素462Gが図2(D)に示す等価回路図と同様の配置である場合には、シールド電極439に印加される電位は、第2の下部電極421bの電位と上部電極422の電位との間の電位で且つ上部電極422の電位より下部電極421bの電位に近い電位とするとよい。これにより、発光装置のクロストーク現象の発生を抑制することができる。
<画素の構成4>
表示部に設けられた画素472の構成について、図5(A)を参照して説明する。
画素472は、図2に示すカラーフィルタに代えて、微小共振器を設けた例である。
図5(A)は図2(A)の切断線E−Fに相当する断面図である。図5(A)に示された画素472、副画素472B,472G,472R、シールド電極449は、それぞれ図2(A)に示された画素402、副画素402B,402G,402R、シールド電極419に対応する。
なお、図5(A)において上記の画素の構成1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
図5(A)で例示する画素472は青色を呈する光を射出する副画素472B、緑色を呈する光を射出する副画素472G、赤色を呈する光を射出する副画素472Rを有する。副画素472Bは、駆動用トランジスタと第1の発光素子450Bとを備える。副画素472Gは、駆動用トランジスタと第2の発光素子450Gとを備える。副画素472Rは、駆動用トランジスタと第3の発光素子450Rとを備える。また、それぞれの副画素の間には、第1のシールド電極449a及び第2のシールド電極449bを含むシールド電極449が設けられている。
副画素472B,472G,472Rに含まれる第1〜第3の発光素子450B,450G,450Rは、反射膜と半透過・半反射膜とを重ねることで微小共振器を形成し、その間にEL層423を設けた構成を有する。図5(A)では、反射膜として反射性を有する第1〜第3の下部電極454a,454b,454cを設け、半透過・半反射膜として半透過・半反射性を有する上部電極456を設ける。このような構成とすることで、半透過・半反射性を有する上部電極456から特定の波長の光を効率良く取り出せる。また、取り出す光が強め合うように微小共振器の光学距離を設けると、光を取り出す効率を高められる。取り出す光の波長は、反射膜と半透過・半反射膜の間の距離に依存し、その距離は、反射膜と半透過・半反射膜の間に光学調整層を形成して調整できる。なお、EL層423及び上部電極456は、各副画素間で共通している。
副画素472Bに含まれる第1の発光素子450Bは、反射性を有する第1の下部電極454aと、半透過・半反射性を有する上部電極456との間に、青色の光(400nm以上500nm未満の波長の光)を強め合うように第1の下部電極454aと上部電極456との光学距離を調整するための光学調整層431Bを含む。光学調整層431Bを設けることで、青色の光を効率良く取り出すことができる。
副画素472Gに含まれる第2の発光素子450Gは、反射性を有する第2の下部電極454bと、半透過・半反射性を有する上部電極456との間に、緑色の光(500nm以上600nm未満の波長の光)を強め合うように第2の下部電極454bと上部電極456との光学距離を調整するための光学調整層431Gを含む。光学調整層431Gを設けることで、緑色の光を効率良く取り出すことができる。
副画素472Rに含まれる第3の発光素子450Rは、反射性を有する第3の下部電極454cと、半透過・半反射性を有する上部電極456との間に、赤色の光(600nm以上800nm未満の波長の光)を強め合うように第3の下部電極454cと上部電極456との光学距離を調整するための光学調整層431Rを含む。光学調整層431Rを設けることで、赤色の光を効率良く取り出すことができる。
このような構成の第1〜第3の発光素子450B,450G,450Rは、反射膜と半透過・半反射膜の間でEL層423が発する光が干渉し合い、400nm以上800nm未満の波長を有する光のうち特定の光が強め合う。
光学調整層に用いることができる材料としては、可視光に対して透光性を有する導電膜の他、発光性の有機化合物を含む層を適用できる。例えば、電荷発生領域の厚さを調整することにより、電荷発生領域が光学調整層を兼ねる構成としてもよい。または、正孔輸送性の高い物質と正孔輸送性の物質に対してアクセプター性の物質を含む領域の厚さを調整することにより、当該混合材料層が光学調整層を兼ねる構成としてもよく、この構成を用いると、光学調整層が厚い構成であっても駆動電圧の上昇を抑制できるため好ましい。
光学調整層の厚さは、発光素子から取り出す光の波長の長さに応じて調整する。
≪シールド電極449≫
図5(A)において副画素間に設けられるシールド電極449は、第1〜第3の発光素子450B,450G,450Rそれぞれの第1〜第3の下部電極454a,454b,454cと同じ工程で作製される第1のシールド電極449aと、第3の発光素子450Rの光学調整層431Rと同じ工程で作製される第2のシールド電極449bとの積層構造を含む場合を例に示す。但し、本発明の実施の形態はこれに限られず、例えば、第1のシールド電極449aと、第1の発光素子450Bの光学調整層450Bと同じ工程で作製される電極層との積層構造としてもよいし、また第1のシールド電極449aと、第2の発光素子450Gの光学調整層450Gと同じ工程で作製される電極層との積層構造としてもよい。
<画素の構成5>
表示部に設けられた画素482の構成について、図5(B)を参照して説明する。
図5(B)に示す画素482は、図5(A)の画素472の変形例であり、第2の基板440側にカラーフィルタ441B,441G,441Rと遮光性の膜442を設けた構成である。つまり、画素482は、カラーフィルタと微小共振器の双方を設けた例である。
図5(B)において副画素482Bは、駆動用トランジスタと、第1の発光素子450Bと、青色を呈する光を透過するカラーフィルタ441Bとを含む。また、副画素472Gは、駆動用トランジスタと、第2の発光素子450Gと、緑色を呈する光を透過するカラーフィルタ441Gとを含む。また、副画素472Rは、駆動用トランジスタと、第3の発光素子450Rと、赤色を呈する光を透過するカラーフィルタ441Rとを含む。
図5(A)に示す構成にさらにカラーフィルタを設けることで、該カラーフィルタが不要な光を吸収するため色純度を高めることができる。
なお、カラーフィルタ以外の構成は、図5(A)と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施例では、副画素間にシールド電極を配置した本発明の一態様の表示パネルを作製し、クロストークの有無について検証した結果を示す。
図6に本実施例で作製した表示パネルの画素部の拡大図を示す。図6(A)は、表示パネルの画素部の平面図であり、図6(B)は、図6(A)のG−Hにおける断面図である。また、図6(C)は、副画素572Bにおける等価回路図である。
なお、図6(A)では、画素電極として機能する第1の下部電極554aと、第1の下部電極554aと同じ層で形成された第1のシールド電極549aと、の配置を明確に示すために、構成要素の一部(例えば、上部電極556、EL層523、隔壁518等)を省略して図示している。また、図6(A)において、第1〜第3の下部電極554a,554b,554c内部に配置された点線は、画素の開口部を示す。
本実施例で作製した表示パネルの画素572は、駆動用トランジスタを含む素子形成層514が設けられた第1の基板510上に、絶縁層516を介して形成した。第1の基板510としては、板厚700μmのガラス基板を用いた。また、素子形成層514の膜厚は、1560nmであり、絶縁層516には樹脂絶縁材料を用いて膜厚を2.5μmとした。
画素572は、青色を呈する光を射出する副画素572B(青色の副画素とも表記する)と、緑色を呈する光を射出する副画素572G(緑色の副画素とも表記する)と、赤色を呈する光を射出する副画素572R(赤色の副画素とも表記する)と、各副画素間に格子状に配置されたシールド電極549と、を含む。副画素572B,572G,572Rはそれぞれ、第1〜第3の発光素子550B,550G,550Rを含む。
第1〜第3の発光素子550B,550G,550Rは、反射性を有する第1〜第3の下部電極554a,554b,554cと半透過・半反射性を有する上部電極556との間に、光学調整層と、EL層523とを有する。各発光素子間で、EL層523及び上部電極556は共通して設けられている。本実施例においては、膜厚200nmのEL層523上に、膜厚85nmの銀又はアルミニウム合金膜でなる上部電極556を形成した。
第1〜第3の下部電極554a〜554c及び第1のシールド電極549aには、膜厚100nmの酸化インジウム−酸化スズ(ITO:Indium Tin Oxide)膜上に、膜厚100nmのアルミニウム膜が積層された積層膜をフォトリソグラフィによってパターニングして用いた。
第1の発光素子550Bにおいては、第1の下部電極554a上に、光学調整層531Bとして膜厚19nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜を形成した。
第2の発光素子550Gにおいては、第2の下部電極554b上に、膜厚40nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜と、膜厚19nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜を積層させ、光学調整層531Gとした。なお、同種材料の酸化インジウム−酸化亜鉛膜の積層構造は各層の境界が不明確となる場合があるため、図6(B)においては、境界を模式的に点線で図示している。
第3の発光素子550Rにおいては、第3の下部電極554c上に、膜厚40nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜と、膜厚40nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜と、膜厚19nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜を積層させ、光学調整層531Rとした。
シールド電極549は、第1〜第3の発光素子それぞれの第1〜第3の下部電極554a,554b,554cと同じ工程で作製される第1のシールド電極549aと、第3の発光素子550Rの光学調整層531Rと同じ工程で作製される第2のシールド電極549bの積層構造とした。すなわち、シールド電極549は、膜厚100nmのITO膜上に、膜厚100nmのアルミニウム膜が積層された第1のシールド電極549aと、膜厚40nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜、膜厚40nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜、及び膜厚19nmの酸化インジウム−酸化亜鉛膜が積層された第2のシールド電極549bとを含む。
なお、図6(A)に示すように、第1〜第3の下部電極554a,554b,554cそれぞれは、コンタクトホール560を介して、素子形成層514に設けられたトランジスタと電気的に接続している。また、第1のシールド電極549aは、コンタクトホール561を介して素子形成層514に設けられたトランジスタと電気的に接続している。
シールド電極549を覆う隔壁518には、樹脂絶縁材料を用い、その膜厚を2μmとした。
第1〜第3の発光素子550B,550G,550R上には、膜厚5〜7μmの充填用の樹脂材料を介して第2の基板540が配置されている。第2の基板540には、板厚700μmのガラス基板を用いた。
本実施例で作製した表示パネルでは、副画素のサイズを114μm□とし、副画素間に配置されるシールド電極549の幅を3μmとし、シールド電極549と副画素との間隔を3μmとし、第1〜第3の下部電極554a〜554cそれぞれの端部から開口部の端部までの距離を4μmとした。
以上の構成を有する本実施例の表示パネルについて、クロストークの有無を評価した。具体的には、青色の副画素572Bを発光させた際の、画素572当たりの輝度色度特性を測定し、赤色及び緑色成分の輝度比を評価した。測定条件について以下に示す。
青色の副画素572Bのスイッチング用のトランジスタ511と電流制御用のトランジスタ512には、pチャネル型のトランジスタを適用した(図6(C)参照)。そして、第1の発光素子550Bの高電位側の印加電圧Vtopを6V、低電位側の印加電圧Vbtmを−2Vとし、画素選択電圧Vglを−6Vとし、オン時の画素階調データ信号電圧Vdataを−6V、オフ時の画素階調データ信号電圧Vdataを6Vとして、第1の発光素子550Bからの発光を得た。また、シールド電極549の電位は10Vから、−14Vまで2V刻みで変化させた。さらに、シールド電極549の電位を定めないフロート電位(オープン)の状態も確認した。
表示パネルの発光は、CCD(Charge Coupled Device)を搭載した輝度カメラで撮像し、撮像された画素列の輝度値のデジタル画像データをソフトウェアで加工することによって評価した。
輝度カメラには、Radiant Imaging社製の「Prometric 1400 Color」を用いた。撮影時のレンズ面とサンプル間の距離は約70mmとした。また、デジタル画像データの加工には、Radiant Imaging社製の「Prometricソフトウェア」を用いた。
図7に、本実施例の第1の発光素子550Bを発光させた場合の発光パネル輝度色度特性とシールド電極549の電位との関係を示す。図7において、縦軸は、画素領域輝度(赤色、緑色及び青色の成分を含む光の輝度)に対する、赤色成分及び緑色成分の輝度比率を示し、値が0に近い程、赤色及び緑色の発光が抑えられ、クロストークが低減していることを表す。また、図7において横軸は、シールド電極549の電位を示す。なお、図7においてnormalの値は、比較例としてシールド電極549を形成しない画素における赤色成分及び緑色成分の輝度比率である。
図7より、nomalの画素では、赤色成分及び緑色成分の輝度比率が0.29であるのに対して、本実施例の発光パネルにおいては、シールド電極549がフロート電位(オープン)であっても赤色成分及び緑色成分の輝度比率が0.24と、減少していることが確認された。すなわち、本実施例の発光パネルにおいてシールド電極549を配置することは、副画素間のクロストークの低減に効果的であることが示された。
また、シールド電極549の電圧をおよそ4V以下とすることで、赤色成分及び緑色成分の輝度比率が0.17程度と著しく減少していることが確認された。本実施例で用いた第1の発光素子550Bのしきい値電圧はおよそ6Vであるため、シールド電極549の電位を発光素子のしきい値電圧と発光素子の低電位側の印加電圧の合計電圧以下とすることで、クロストークの抑制効果がより得られることが示された。
81 上部電極
82 第1の下部電極
83 第2の下部電極
84 第3の下部電極
85 第1の発光ユニット
86 中間層
87 第2の発光ユニット
88 対向ガラス基板
89 キャリア注入層
301 半導体層
302 ゲート電極
303 ソース電極
304 ドレイン電極
400 表示パネル
401 表示部
402 画素
402B 青色を呈する光を射出する副画素
402G 緑色を呈する光を射出する副画素
402R 赤を呈する光を射出する副画素
403g ゲート側の駆動回路部
403s ソース側の駆動回路部
405 シール材
408 引き回し配線
409 FPC(フレキシブルプリントサーキット)
410 第1の基板
411 スイッチング用のトランジスタ
412 電流制御用のトランジスタ
413 nチャネル型トランジスタ
414 pチャネル型トランジスタ
416 絶縁層
417 絶縁層
418 隔壁
419 シールド電極
419a 端子部
420a 第1の発光素子
420b 第2の発光素子
420c 第3の発光素子
421a 第1の下部電極
421b 第2の下部電極
421c 第3の下部電極
422 上部電極
423 EL層(積層膜)
429 シールド電極
431 空間
431B,431G,431R 光学調整層
439 シールド電極
440 第2の基板
441B,441G,441R カラーフィルタ
442 遮光性の膜
449 シールド電極(第3の電極)
449a 第1のシールド電極
449b 第2のシールド電極
450B 第1の発光素子
450G 第2の発光素子
450R 第3の発光素子
452 画素
452B 青色を呈する光を射出する副画素
452G 緑色を呈する光を射出する副画素
452R 赤を呈する光を射出する副画素
454a 第1の下部電極
454b 第2の下部電極
454c 第3の下部電極
456 上部電極
462 画素
462B 青色を呈する光を射出する副画素
462G 緑色を呈する光を射出する副画素
462R 赤を呈する光を射出する副画素
472 画素
472B 青色を呈する光を射出する副画素
472G 緑色を呈する光を射出する副画素
472R 赤を呈する光を射出する副画素
482 画素
482B 青色を呈する光を射出する副画素
482G 緑色を呈する光を射出する副画素
482R 赤を呈する光を射出する副画素
510 第1の基板
511 スイッチング用のトランジスタ
512 電流制御用のトランジスタ
514 素子形成層
516 絶縁層
518 隔壁
523 EL層
531B 光学調整層
531G 光学調整層
531R 光学調整層
540 基板
549 シールド電極
549a 第1のシールド電極
549b 第2のシールド電極
550B 第1の発光素子
550G 第2の発光素子
550R 第3の発光素子
554a 第1の下部電極
554b 第2の下部電極
554c 第3の下部電極
556 上部電極
560、561 コンタクトホール
572 画素
572B 副画素
572G 副画素
572R 副画素

Claims (8)

  1. 絶縁層と、
    前記絶縁層上に形成された第1の下部電極と、
    前記絶縁層上に形成された第2の下部電極と、
    前記絶縁層上に形成され、前記第1の下部電極と前記第2の下部電極の間に位置する隔壁と、
    前記第1の下部電極、前記隔壁及び前記第2の下部電極の上に形成され、発光物質を含む発光層と、前記発光層よりも導電性の高い層とを、含む積層膜と、
    前記積層膜上に形成された上部電極と、
    前記隔壁下に形成され、前記第1の下部電極及び前記第2の下部電極それぞれと重ならない位置に形成され、前記隔壁によって前記積層膜と電気的に絶縁され、且つ前記第1の下部電極及び前記第2の下部電極それぞれを囲むように配置された第3の電極と、
    を具備し
    記第3の電極は、前記絶縁層上に形成されていることを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1において、
    前記第3の電極は、前記第1の下部電極と同一層によって形成されていることを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1において、
    前記第1の下部電極と前記積層膜との間、及び前記第2の下部電極と前記積層膜との間の少なくとも一方に形成された光学調整層を有し、
    前記第3の電極は、前記第1の下部電極と同一層によって形成された層と前記光学調整層と同一層によって形成された層の積層体であることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記第3の電極は電気的にフローティング状態であることを特徴とする発光装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記第3の電極には、前記第1の下部電極と前記上部電極に挟持された前記発光層を発光させる場合に当該第1の下部電極と前記上部電極に印加される電圧のうち高電位側の電圧未満の電圧が印加されることを特徴とする発光装置。
  6. 請求項5において、
    前記第3の電極には、前記第1の下部電極と前記上部電極に印加される電圧のうち低電位側の電圧と、前記発光層が発光を開始するしきい値電圧と、の合計電圧以下の電圧が印加されることを特徴とする発光装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項において、
    前記隔壁上に位置する前記上部電極と近接または接するカラーフィルタを有し、
    前記カラーフィルタは、前記第1の下部電極と重なる第1の色と、前記第2の下部電極と重なる第2の色を有することを特徴とする発光装置。
  8. 絶縁層と、
    前記絶縁層上に形成された複数の下部電極と、
    前記絶縁層上に形成され、前記複数の下部電極の相互間に位置し、且つ前記複数の下部電極それぞれを囲むように配置された隔壁と、
    前記複数の下部電極及び前記隔壁の上に形成された、発光物質を含む発光層及び前記発光層よりも導電性の高い層を含む積層膜と、
    前記積層膜上に形成された上部電極と、
    前記隔壁下に形成され、前記複数の下部電極それぞれと重ならない位置に形成され、前記隔壁によって前記積層膜と電気的に絶縁され、且つ前記複数の下部電極それぞれを囲むように配置された第3の電極と、
    を具備し、
    前記第3の電極は、前記絶縁層上に形成されていることを特徴とする発光装置。
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