JP6214271B2 - 距離検出装置、撮像装置、距離検出方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

距離検出装置、撮像装置、距離検出方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、距離検出装置に関し、特にデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置等に用いられる距離検出装置などに関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラにおいて、撮像素子の一部あるいは全部の画素に測距機能を有する画素(以下、測距画素)を配置し、位相差方式で被写体の距離を検出するようにした固体撮像素子が提案されている(特許文献1参照)。測距画素は、複数の光電変換部を備え、カメラレンズの瞳上の異なる領域を通過した光束が、それぞれ、異なる光電変換部に導かれるように構成される。各測距画素に含まれる光電変換部で得た信号により、異なる瞳領域を通過した光束により生成される光像(それぞれ「A像」、「B像」とも呼び、両像をまとめて「AB像」とも呼ぶ)を取得する。このAB像の相対的位置変化であるズレ量(以下、「像ズレ量」とも呼ぶ)を検出する。この像ズレ量を、デフォーカス量に変換することで、被写体までの距離を算出できる。デフォーカスとは、撮影レンズの結像面と撮像面(受光面)とが一致せず、レンズの結像面が光軸方向にズレた状態のことを言い、この量がデフォーカス量である。これによると、従来のコントラスト方式とは異なり、距離を測定するためにレンズを動かす必要が無いので、高速高精度な測距が可能となる。
測距画素を撮像素子面内全域に複数配置し、さらにA像とB像を用いることで、画像の生成と、画像に対応した距離分布(距離マップ)を同時に生成することができる。画像内にある被写体のボケ量はデフォーカス量に依存するので、得られた画像に対して距離分布に基づく処理を行うことで、任意のボケ付加処理、撮影後のリフォーカス処理(任意の位置にピントを合わせる処理)等の画像処理などを適切に行うことができる。
特許第4027113号明細書
AB像の像ズレ量は、デフォーカス量に比例する関係にある。その為、デフォーカス量が大きい場合には、像ズレ量を検出するための測距範囲(検出に用いる対象領域として設定される画素範囲)を広くとる必要がある。デフォーカス量に対して測距範囲が狭い場合には、像ズレ量を検知することができずに検出エラーとなってしまうことがある。一方、画像に対して適切な画像処理を行うためには、撮像素子の面内方向にて高い面内空間分解能を有する距離分布を取得することが望ましい。その為には、測距範囲を小さく設定し、密に配置することが望ましい。
従来の距離検出装置では、デフォーカス量が大きい被写体にも対応するため、測距範囲を比較的大きく設定していた。その為、距離分布の面内空間分解能が低下するということがあった。本発明は、上記課題に鑑み、像ズレ量の検出エラーを抑制すると共に、高い面内空間分解能の距離分布を生成可能な距離検出装置等を提供することを目的とする。
本発明の距離検出装置は、複数の画素が配列して構成された撮像手段により生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の信号と第2の瞳領域を通過した光束による第2の信号とに基づき、被写体距離情報を演算する演算手段を備える。前記演算手段は、前記第1の信号と前記第2の信号の暫定的な検出に用いる画素の範囲として暫定距離検出範囲を設定する暫定領域設定処理と、前記暫定距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とから暫定像ズレ量を算出する暫定像ズレ量算出処理と、前記暫定像ズレ量に基づき、前記第1の信号と前記第2の信号の検出に用いる画素の範囲として距離検出範囲を設定する領域設定処理と、前記で設定された距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とに基づき、前記距離情報を算出する距離算出処理と、を行う。
本発明によれば、被写体距離検出時の検出エラーを抑制して、高い面内空間分解能の距離分布を生成可能な距離検出装置、これを用いた撮像装置、距離検出方法などを実現することができる。
本発明の距離算出装置を備えたデジタルカメラを説明する図。 実施例の撮像素子を説明する図。 実施例の測距画素の画素感度を示す図。 実施例の被写体距離算出処理のフローチャート。 実施例の距離検出範囲設定方法を説明する図。 実施例の被写体距離算出処理のフローチャート。 実施例の撮像素子を説明する図。 実施例の距離検出範囲設定方法を説明する図。
本発明の特徴は、次のことにある。複数の画素が配列して構成された撮像手段により生成された、結像光学系の第1及び第2の瞳領域をそれぞれ通過した光束による第1及び第2の信号に基づき、被写体距離情報を演算する。そのために、第1及び第2の信号の暫定的な検出に用いる画素の範囲として暫定距離検出範囲を設定する処理を経て、最終的に設定された距離検出範囲における第1及び第2の信号に基づき被写体までの距離を算出する。詳細には、暫定距離検出範囲における第1及び第2の信号から算出された暫定像ズレ量に基づき、第1及び第2の信号の検出に用いる画素範囲として距離検出範囲を設定する。そして、最終的に設定された距離検出範囲における第1及び第2の信号に基づき前記距離情報を算出する。距離検出範囲の数の増減を行う処理を経て、距離検出範囲を最終的に設定することもできる。暫定距離検出範囲を設定する規準、暫定像ズレ量に基づき設定する距離検出範囲の設定規準、距離検出範囲の数の増減の規準は、適宜、被写体の状況、距離検出の要求精度、距離分布に要求される面内空間分解能などを考慮して種々に決めることができる。
以下、図を参照しながら本発明の距離算出装置、これを用いた撮像装置、距離算出方法などの実施形態について説明する。以下の説明では、本発明の距離検出装置を備えた撮像装置の一例として、デジタルカメラを用いて説明するが、本発明の適用はこれに限定されない。例えば、デジタルビデオカメラやライブビューカメラ等の撮像装置、デジタル距離計測器等に適用することができる。尚、図を参照した説明においては、図番は異なっても、原則として同一の機能を有する部位には同一の符号を付すこととし、なるべく重複した説明は省略する。
(実施例1)
本発明の距離検出装置の実施例1を備えたデジタルカメラを説明する。
<距離検出装置の構成>
図1において、100は、本実施例の距離検出装置を備えたデジタルカメラである。デジタルカメラ100は、撮像手段である撮像素子102と、結像光学系である撮影レンズ101、距離検出装置110を有する。本実施例では、距離検出装置110は、演算部104を含む距離検出部103、メモリ109で構成される。図1においては、焦点位置120がデフォーカスした状態を示している。
本実施例における撮像素子102を図2に示す。図2(a)に、2行×2列の画素群を201にて示す。画素群201内には、対角方向に2つの緑画素201Gが、他の対角方向の2画素に、赤画素201Rと青画素201Bが配置されている。そして、この2行×2列の画素群201が繰り返し行列状に配置される。図2(b)に、図2(a)内のI−I’断面を示す。202はマイクロレンズ、203はカラーフィルタ、そして204A及び204Bは光電変換部である。本実施例の撮像素子102では、1つの画素(201R、201G、201B)内に光電変換部を2つ配置し、光電変換部と撮影レンズ101の射出瞳106を光学的に共役関係になるようにマイクロレンズ202のパワーを設定している。このような配置とすることで、光電変換部204Aと光電変換部204Bでは、それぞれ射出瞳106の異なる領域107、108を通過した光束を受光することができる。異なる領域107、108は、例えば、射出瞳106内において瞳重心に対して対称な異なる領域である。光電変換部204Aと光電変換部204Bは、それぞれ、受光した光束を光電変換して第1の被写体像信号と第2の被写体像信号を生成する。第1の被写体像信号は、光電変換部204Aにて生成される信号で、以下、A画素の像信号とも言う。第2の被写体像信号は、光電変換部204Bにて生成される信号で、以下、B画素の像信号とも言う。本実施例では、撮像素子102内の全画素に測距画素を配置している。全画素に図2に示す測距画素を配置することで、A画素の像信号とB画素の像信号を用いて画像生成が可能となる。さらに、後述の処理フローを用いることで、得られた画像と対応する距離分布も同時に生成することができる。
被写体105の距離情報を取得するために、撮影レンズ101により、被写体105の像を撮像素子102へ結像する。撮像素子102には、測距画素が複数配置されており、射出瞳106の異なる領域(第1の瞳領域107及び第2の瞳領域108)を通過した光束の被写体像(A像、B像)を取得する。本実施例における測距画素の感度は、図3に示すように、入射角度=0°に関して対称な入射角度依存性を有している。図3において、横軸は光線が光軸(図1の130)となす入射角度、縦軸は感度であり、実線301は第1の瞳領域108からの光束を主として受光するA画素の感度、破線302は第2の瞳領域107からの光束を主として受光するB画素の感度を示している。後述する処理フローを、距離検出部103内の演算部104にて行うことで、被写体の距離情報を算出する。
<距離検出の処理フロー>
本実施例における被写体の距離情報を算出する処理を、図4のフローチャートに沿って詳細に説明する。説明の際、図5をも用いる。図5(a)は、被写体501をz方向から見た図である。図5(b)は被写体をy方向から見た図であり、実線502は被写体501の位置を、破線503は撮影レンズ101のピント面を示している。また図5(c)〜(e)は被写体501の像信号504を示しており、横軸は撮像素子102上のx座標、縦軸は像信号強度である。
ステップS401は暫定領域設定処理を行う工程である。S401では、図5(c)に示すように、撮像素子102上の暫定距離検出範囲(暫定範囲[i]、[i+1])を設定する。暫定距離検出範囲を狭く設定すると、A像とB像の相対的位置変化を検出することができずに距離検出エラーとなることがある。そのため、暫定距離検出範囲の幅は広く設定する。設定の規準として、例えば、想定する最大のデフォーカス量と撮影レンズ101のF値から像ズレ量の最大値を算出し、幅を像ズレ最大値よりも広く設定して撮像素子の端から暫定距離検出範囲を配置する。また、本実施例では、S401を行う前に、撮像素子102の各画素の輝度情報から同一被写体であるか否か判定し、さらに被写体のサイズを算出する被写体判定処理を行っている。この判定において、図5(c)では、暫定範囲[i]と暫定範囲[i+1]の間に大きな被写体輝度変化率があるため、暫定範囲[i]と暫定範囲[i+1]の各範囲に含まれる被写体はそれぞれ別の被写体であると判定している。さらに、各被写体を覆い、且つ像ズレ最大値よりも広く暫定距離検出範囲を設定している。なお、被写体判定工程では、同一の被写体であるか否かを判定でき、さらに被写体のサイズを算出できればよい。例えば、色情報(赤色用画素の像信号、緑色用画素の像信号、青色用画素の像信号)を用いることができる。また、被写体によらず、予め暫定距離検出範囲の位置及び幅を決めても良い。予め暫定距離検出範囲を設定しておくことで、必要な工程数を削減することができ、より高速に被写体までの距離検出を行うことができる。
ステップS402では、暫定距離検出範囲において、被写体のA像とB像を取得し、距離検出部103に伝送する。ステップS403の暫定像ズレ量算出処理の工程では、各暫定距離検出範囲の像ズレ量を算出する。像ズレ量の算出には、A像とB像の相関演算を行う。相関演算は公知の手法を用いることができ、例えば数式1により相関値S(k)を算出し、S(k)=0となるkから像ズレ量rを算出することができる。ここで、A(m)はA像の像信号データ、B(m)はB像の像信号データ、mは画素番号、kはA像とB像の相対的シフト量である。p及びqは相関値S(k)の算出に用いる暫定距離検出範囲を表している。
ステップS404の領域設定処理の工程では、図5(d)に示すように、S403にて算出された像ズレ量に基づき、距離検出範囲の設定を行う。具体的には、像ズレ量が小さいほど距離検出範囲を狭くする。より具体的には、距離検出範囲はS403にて算出した像ズレ量と同程度の画素範囲に設定する。より望ましくは、光ショットノイズ等に代表されるノイズに起因する像ズレ量算出誤差の影響を考慮して、S403にて算出した像ズレ量よりも数画素程度広い範囲とする。S401では、像ズレ量の検出エラーを回避するために、大きな距離検出範囲(暫定範囲[i]、[i+1])を取っている。一方、S404では、S403にて算出した像ズレ量を基に、像ズレ量検出に必要な範囲に距離検出範囲を限定することにより、S401の暫定距離検出範囲に比べて狭い距離検出範囲(図5(d)の範囲[i]、[i+1])にすることができる。暫定範囲[i]には、ピント面503から距離の近い被写体と遠い被写体が含まれる。そのため、数式1から像ズレ量を算出すると、複数の像ズレ量が算出される。本実施例では、複数の像ズレ量の大きさを比較し、最大の像ズレ量に合わせて範囲[i]の幅を設定している。範囲[i]の幅を最大の像ズレ量に合わせることで、距離検出エラーを防ぐことができる。範囲[i]には、被写体の端部が含まれるように範囲[i]を設定している。暫定範囲[i+1]においても、暫定範囲[i]と同様にS403にて算出される像ズレ量に基づき、範囲[i+1]を設定している。本実施例では、距離検出範囲の幅を像ズレ量と同程度の幅に設定している。距離検出範囲の幅を、像ズレ量と同程度の幅に限定することで、生成される距離分布の面内空間分解能を高くすることができる。なお、相関演算による像ズレ量算出時に、内挿演算を用いる場合には、像ズレ量に10画素程度付加した範囲を距離検出範囲として設定することが望ましい。距離検出範囲を10画素程度大きく設定することで、S(k)〜0となるk近傍の値を用いた内挿演算を行うことができ、後述のS406においてより高精度に像ズレ量を検出することができる。
本実施例において、ステップS405の領域数増減処理の工程では、距離検出範囲を付加する処理を行う。S404では、距離検出範囲である範囲[i]、[i+1]の幅を変化させたが、S405では、各距離検出範囲の間にさらに距離検出範囲を追加する処理を行う。例えば、図5(e)に示すように、範囲[i]と[i+1]の間に、範囲[j]を追加する。範囲[j]が暫定範囲[i]に含まれる場合には、範囲[i]の幅と範囲[j]の幅を等しく設定する。以上の工程により、距離検出範囲を密に配置することができ、面内空間分解能の高い距離分布を生成することができる。ここでは、距離検出範囲を付加しているが、S405において、距離検出範囲の数が多すぎる場合などは、適宜、範囲の数を減らすこともできる。被写体の一方の端部が、範囲[i]に含まれなかった場合は、この増減処理により範囲[j]をその端部が含まれるように設定する。ステップS405を経ても、距離検出範囲の数が増減しない場合もありうる。
ステップS406では、S405にて設定した各距離検出範囲において、相関演算による像ズレ量rの算出を行う。像ズレ量rは数式1を用いて算出するが、S403とは数式1においてp、qの値が変わる。この像ズレ量rを、以下数式2の変換式により像側のデフォーカス量ΔLに変換する。
ΔL=rL/(w−r)・・数式2
ここで、Lは撮像素子102から射出瞳106までの距離であり、wは基線長である。なお、測距画素の画素感度301、302を、射出瞳108に射影し、それぞれの重心位置を算出する。この時の重心位置間の距離が基線長となる。像側のデフォーカス量を算出した後、必要に応じて、撮影レンズ101の焦点距離を介して物側のデフォーカス量及び被写体までの距離に変換してもよい。なお、ステップS405で距離検出範囲の数が変化しない場合は、S405にて設定した各距離検出範囲は、S404にて設定した各距離検出範囲と同じものである。
本実施例の距離検出装置110では、暫定距離検出範囲内の像ズレ量に基づき、距離検出範囲を適切に設定することにより、距離検出範囲を密に配置することができる。その結果、面内空間分解能の高い距離分布を生成することができる。
本実施例では、図4に示すフローチャートに沿って被写体までの距離を検出したが、図6に示すフローチャートに沿った処理を行ってもよい。図6において、Nは領域設定を行った回数である。ステップS602では、S404及びS405にて行った領域設定結果に基づき、像ズレ量の算出を行う。S603では、S403にて算出した暫定像ズレ量とS602にて算出した像ズレ量の差分が予め設定した閾値未満であるか又はNが所定数より大きい場合には、S406の距離算出処理の工程へ進む。そうでない場合には、S604の工程にて暫定像ズレ量にS602にて算出した像ズレ量を代入する処理へ進む。複数回S404及びS405の工程を行うことで、より高い面内空間分解能の距離分布を生成することができる。また、領域設定を行う回数が過度に多くなって距離検出に時間がかかり過ぎるということも無くなる。
本実施例では、暫定領域設定工程S401の暫定距離検出範囲の中心と領域設定工程S404の距離検出範囲の中心位置が、一部において、異なるように、S404の距離検出範囲を設定したが、全ての中心位置が一致するように設定してもよい。また、例えば、図4のフローチャート中の暫定領域設定工程S401または領域設定工程S404を行う前に、被写体の像信号を用いてエッジ検出を行い、距離検出範囲の中心位置と被写体のエッジ部が一致するように距離検出範囲を配置してもよい。エッジ部を中心に距離検出範囲を設定することで、得られた画像に対する任意のボケ付加処理、リフォーカス処理等の画像処理時に、問題となるエッジ部の処理をより適切に行うことができ、自然な画像処理を施すことができる。
本実施例では、図2に示すように1画素中に光電変換部を2つ有する撮像素子102を用いたが、図7に示すように1画素中に光電変換部を1つ有する撮像素子102を用いてもよい。図7(a)及び(b)は、撮像素子102に含まれる一部画素のxz断面図である。画素701A及び701Bは、画素の一部が遮光部703で遮光されている。遮光部703で画素の一部を遮光することにより、光電変換部704Aは第1の射出瞳107からの光束を、光電変換部704Bは第2の射出瞳108からの光束の被写体像を取得することができる。
(実施例2)
次に、実施例1とは被写体が異なる場合に適した距離検出範囲設定法を採用した実施例2について説明する。本実施例では、図8(a)に示すように、徐々に被写体輝度が変化する被写体801について説明する。図8(b)は被写体801をy方向から見た図であり、+x方向に向かってピント面803から徐々に遠ざかるように被写体801が配置されている。本実施例でも、図4に示すフローチャートに沿って説明する。図8(c)〜(e)は、図5(c)〜(e)と同様に被写体像信号を示している。
ステップS401では、予め暫定距離検出範囲を等間隔に設定し、図8(c)の暫定範囲[i]〜[i+2]のように配置している。S402では、被写体のA像とB像を取得し、距離検出部103に伝送する。S403では、上記数式1を用いて相関演算を行い、各暫定距離検出範囲の像ズレ量を算出する。S404では、各暫定距離検出範囲の像ズレ量に基づき、図8(d)に示すように、距離検出範囲である範囲[i]〜[i+2]の幅を設定する。また、距離検出範囲の中心位置は暫定距離検出範囲の中心位置と等しくなるように配置している。
領域付加処理の工程であるS405では、図8(e)に示すように、範囲[i]と[i+1]の間に範囲[j]を付加し、範囲[i+1]と範囲[i+2]の間に範囲[j+1]を付加する処理を行うことにより、距離検出範囲の数を増やす。付加する距離検出範囲の幅は、両側に隣接する距離検出範囲の幅を比較し、大きい方の幅に合わせて設定する。大きい方の幅に合わせることで、距離検出範囲が狭いことに起因する距離検出エラーを防ぐことができる。また、範囲[j+1]のように、範囲[i+1]及び範囲[i+2]と一部が重複するように距離検出範囲を設定しても構わない。S406では、S405までに設定した各距離検出範囲において、距離検出を行う。
本実施例の距離検出装置110では、暫定距離検出範囲内の像ズレ量に基づき、距離検出範囲を適切に設定することにより、距離検出範囲を密に配置することができる。その結果、面内空間分解能の高い距離分布を生成することができる。
(他の実施形態)
本発明の目的は、以下の実施形態によって達成することもできる。即ち、前述した実施形態の機能(演算手段などの機能)を実現するソフトウェアのプログラムコードを格納した記憶ないし記録媒体を、距離検出装置に供給する。そして、その演算部のコンピュータ(またはCPU、MPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し上記機能を実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム、これを格納した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明のデジタルカメラなどへの適用を考えると、本発明は、被写体像を撮像する撮像部とは別に距離検出を専用で行う距離検出装置(一眼レフカメラ等で用いられる)よりも、撮像部を用いて距離検出をも行う所謂撮像面測距に好適な装置と捉えることができる。上述した様に、本発明の距離検出装置における演算部は、半導体素子を集積化した集積回路を用いて構成することができ、IC、LSI、システムLSI、マイクロ処理ユニット(MPU)、中央演算装置(CPU)等で構成することができる。演算部をマイクロ処理ユニットや中央演算装置(CPU)等で構成する場合には、演算部は、コンピュータとして捉えることが可能である。本発明のプログラムは、所定の結像光学系と、所定の撮像部、コンピュータと、を備えた撮像装置のコンピュータにインストールすることによって、撮像装置を高精度の距離検出が可能なものとなすことができる。本発明のプログラムは、記録媒体の他、インターネットを通じて頒布することも可能である。
本発明により検出される距離を用いて、撮像装置にて得られる画像と対応する距離分布(距離マップ)を生成することができる。また、画像内の被写体のボケ量はデフォーカス量に依存するので、得られた画像に対して距離分布に基づく処理を行うことで、任意のボケ付加処理、撮影後のリフォーカス処理(任意の位置にピントを合わせる処理)等の画像処理などを適切に行うことができる。
100・・デジタルカメラ(撮像装置)、110・・距離検出装置、101・・撮影レンズ(結像光学系)、102・・撮像素子(撮像手段)、103・・距離検出部(距離検出手段)、104・・演算部(演算手段)、105・・被写体、106・・射出瞳、107・・第1の瞳領域、108・・第2の瞳領域、120・・焦点位置

Claims (10)

  1. 複数の画素が配列して構成された撮像手段により生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の信号と第2の瞳領域を通過した光束による第2の信号とに基づき、被写体距離情報を演算する演算手段を備えた距離検出装置であって、
    前記演算手段は、
    前記第1の信号と前記第2の信号の暫定的な検出に用いる画素の範囲として暫定距離検出範囲を設定する暫定領域設定処理と、
    前記暫定距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とから暫定像ズレ量を算出する暫定像ズレ量算出処理と、
    前記暫定像ズレ量に基づき、前記第1の信号と前記第2の信号の検出に用いる画素の範囲として距離検出範囲を設定する領域設定処理と
    前記設定された距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とに基づき、前記距離情報を算出する距離算出処理と、を行う、
    ことを特徴とする距離検出装置。
  2. 前記演算手段は、前記領域設定処理で設定された距離検出範囲に対して距離検出範囲の数の増減を行う増減処理、を行い、
    前記距離算出処理は、前記増減処理で設定された距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とに基づき、前記距離情報を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の距離検出装置。
  3. 前記増減処理は、前記設定された距離検出範囲に対して新たな距離検出範囲を付加する領域付加処理であることを特徴とする請求項に記載の距離検出装置。
  4. 前記演算手段は、前記第1の信号と前記第2の信号の少なくとも一方に基づき、同一被写体か否か判定し、被写体のサイズを算出する判定処理をさらに行うことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の距離検出装置。
  5. 前記暫定領域設定処理では、前記判定処理にて同一被写体と判定された被写体を覆うように暫定の距離検出範囲を配置することを特徴とする請求項に記載の距離検出装置。
  6. 前記領域設定処理では、前記第1の信号と前記第2の信号の少なくとも一方に基づき、被写体輝度変化率から被写体の端部を判定し、前記距離検出範囲に該端部が含まれるように前記距離検出範囲の中心位置を設定することを特徴とする請求項またはに記載の距離検出装置。
  7. 前記領域付加処理では、両側に隣接する距離検出範囲の幅を比較し、大きい方の幅に合わせて、付加する距離検出範囲の幅を設定することを特徴とする請求項に記載の距離検出装置。
  8. 複数の画素が配列して構成された撮像手段と、被写体の像を前記撮像手段へ結像する結像光学系と、請求項1からの何れか1項に記載の距離検出装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
  9. 複数の画素が配列して構成された撮像手段により生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の信号と第2の瞳領域を通過した光束による第2の信号とに基づき、被写体距離情報を演算するコンピュータに、
    前記第1の信号と前記第2の信号の暫定的な検出に用いる画素の範囲として暫定距離検出範囲を設定する暫定領域設定工程と、
    前記暫定距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とから暫定像ズレ量を算出する暫定像ズレ量算出工程と、
    前記暫定像ズレ量に基づき、前記第1の信号と前記第2の信号の検出に用いる画素の範囲として距離検出範囲を設定する領域設定工程と
    前記設定された距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とに基づき、前記距離情報を算出する距離算出工程と、を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 複数の画素が配列して構成された撮像手段により生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の信号と第2の瞳領域を通過した光束による第2の信号とに基づき、被写体距離情報を演算する距離検出方法であって、
    前記第1の信号と前記第2の信号の暫定的な検出に用いる画素の範囲として暫定距離検出範囲を設定する暫定領域設定工程と、
    前記暫定距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とから暫定像ズレ量を算出する暫定像ズレ量算出工程と、
    前記暫定像ズレ量に基づき、前記第1の信号と前記第2の信号の検出に用いる画素の範囲として距離検出範囲を設定する領域設定工程と
    前記設定された距離検出範囲における前記第1の信号と前記第2の信号とに基づき、前記距離情報を算出する距離算出工程と、
    を含むことを特徴とする距離検出方法。
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