JP6213368B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンを制御する電子制御装置に関する。
従来、クランク角センサの異常でクランク角信号が出力されなくなったときに、カム角センサから出力されるカム角信号の発生間隔を分周して生成した擬似クランク角信号を用いてエンジン制御を行う技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−195092号公報
しかし、クランク軸の回転速度はカム角信号の発生間隔内で変化する。このため、カム角信号の発生間隔内において一定時間毎に発生する上記擬似クランク角信号を用いてクランク角度を算出すると、燃料噴射タイミングの精度が十分に得られないという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、クランク角センサの異常時においてクランク角度の算出精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の電子制御装置は、クランク角信号と、カム角信号と、筒内圧信号とを入力して、エンジンを制御する。クランク角信号は、エンジンのクランク軸の回転に応じて予め設定された第1所定クランク角度毎にクランク角センサから出力される。カム角信号は、エンジンのカム軸の回転に応じてカム軸の角度がエンジンの気筒判別が可能となるように予め設定された第2所定クランク角度になる毎にカム角センサから出力される。筒内圧信号は、エンジンの気筒の内部の圧力を検出する筒内圧センサから出力される。
そして本発明の電子制御装置は、上死点検出手段と、上死点前算出手段と、上死点後算出手段と、異常時算出手段とを備える。
上死点検出手段は、筒内圧信号が示す筒内圧に基づいて、気筒における圧縮上死点を検出する。
上死点前算出手段は、上死点検出手段が圧縮上死点を検出したタイミングと、圧縮上死点より前においてカム角信号が直近で入力したタイミングとの間におけるクランク軸の角速度および角加速度とを算出する。
上死点後算出手段は、上死点検出手段が圧縮上死点を検出したタイミングと、圧縮上死点より後においてカム角信号が直近で入力したタイミングとの間におけるクランク軸の角速度および角加速度とを算出する。
異常時算出手段は、上死点前算出手段が算出した角速度を上死点前角速度とし、上死点前算出手段が算出した角加速度を上死点前角加速度とし、上死点後算出手段が算出した角速度を上死点後角速度とし、上死点後算出手段が算出した角加速度を上死点後角加速度として、クランク角信号の異常が発生している場合に、上死点前角速度、上死点前角加速度、上死点後角速度および上死点後角加速度を用いて、クランク軸のクランク角度を算出する。
このように構成された本発明の電子制御装置は、まず、筒内圧信号に基づいて、気筒における圧縮上死点を検出することにより、クランク軸のクランク角度が、圧縮上死点に対応するクランク角度(以下、上死点クランク角度という)に到達したタイミングを特定することができる。なお、燃焼によって発生する圧力(以下、燃焼圧力という)に起因した筒内圧力の極大点は、圧縮上死点以降に存在する。これは、エンジンにおいて十分なパワーを発生させるとともにエミッションを最小化するために、圧縮が終了したタイミング(すなわち、圧縮上死点)以降で燃料が燃焼するようにエンジン制御が適合されているからである。このため、クランク軸のクランク角度が上死点クランク角度に到達することに起因した筒内圧力の極大点と、燃焼圧力に起因した筒内圧力の極大点とを区別して検出することができる。したがって、クランク軸のクランク角度が圧縮上死点に到達することに起因した筒内圧力の極大点を検出することにより、上記上死点クランク角度に到達したタイミングを特定することが可能である。
さらに本発明の電子制御装置は、カム角信号を入力することにより、圧縮上死点より前において直近で入力したカム角信号(以下、上死点前カム角信号という)に対応するクランク角度(以下、上死点前クランク角度という)にクランク軸のクランク角度が到達したタイミングを特定することができる。
また本発明の電子制御装置は、カム角信号を入力することにより、圧縮上死点より後において直近で入力したカム角信号(以下、上死点後カム角信号という)に対応するクランク角度(以下、上死点後クランク角度という)にクランク軸のクランク角度が到達したタイミングを特定することができる。
このため、本発明の電子制御装置は、カム角信号の発生間隔(すなわち、上死点前カム角信号が入力してから上死点後カム角信号が入力するまでの期間)内において、上死点前期間と上死点後期間とに分けて、クランク軸の角速度を算出することができる。上死点前期間は、上死点前カム角信号が入力してから圧縮上死点を検出するまでの期間である。上死点後期間は、圧縮上死点を検出してから上死点後カム角信号が入力するまでの期間である。
これにより、本発明の電子制御装置は、カム角信号の発生間隔内の上記上死点前期間と上記上死点後期間とで互いに異なる角速度を用いてクランク軸のクランク角度を算出することができ、クランク角センサの異常時においてクランク角度の算出精度を向上させることができる。
また本発明の電子制御装置は、上記上死点前期間の角速度(以下、上死点前角速度という)と、上記上死点前期間の角加速度(以下、上死点前角加速度という)と、上記上死点後期間の角速度(以下、上死点後角速度という)と上記上死点後期間の角加速度(以下、上死点後角加速度という)とを算出して、上死点前角速度、上死点前角加速度、上死点後角速度および上死点後角加速度を用いて、クランク軸のクランク角度を算出する。
このように本発明の電子制御装置は、角速度だけではなく角加速度も用いてクランク角度を算出することにより、クランク角センサの異常時においてクランク角度の算出精度を更に向上させることができる。
エンジンECU1とその周辺装置の構成を示すブロック図である。 カム角信号、筒内圧信号、行程およびクランク角速度を示すタイミングチャートである。 加速区間算出処理を示すフローチャートである。 減速区間算出処理を示すフローチャートである。 角度算出処理を示すフローチャートである。 エンジンECU1の処理を示すタイミングチャートである。 エンジンECU1で算出されるクランク角度の具体例を示す図である。 カム角信号、筒内圧信号およびピークホールド信号を示すタイミングチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
本実施形態の電子制御装置(Electronic Control Unit)1(以下、エンジンECU1という)は、車両に搭載され、図1に示すように、車両のエンジン50(本実施形態ではディーゼルエンジン)の制御を行う。
エンジン50には、エンジン50の気筒#1,#2,#3,#4毎に、対応する気筒に燃料を噴射するインジェクタ51が設けられている。
各インジェクタ51には、燃料の蓄圧容器であるコモンレール52から伸びた燃料供給用配管53が接続されている。またコモンレール52には、車両の燃料タンク54に貯留された燃料が、燃料ポンプ55によって圧送される。これにより、コモンレール52に蓄えられた高圧の燃料は、燃料供給用配管53を介して各インジェクタ51に供給される。そしてエンジンECU1は、各インジェクタ51を駆動して、エンジン50への燃料噴射を制御する。
エンジンECU1は、エンジン50を制御するための様々な処理を行うマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)2と、エンジンECU1の外部とマイコン2との間で信号の入出力を行わせるための外部入出力回路3とを備えている。
外部入出力回路3には、クランク角センサ61、カム角センサ62および筒内圧センサ(CPS:Combustion Pressure Sensor)63が接続されている。
クランク角センサ61は、エンジン50のクランク軸の回転に応じて所定角度毎(例えば6°CA毎の歯、および0°CAを示す歯の進角側4歯分の欠歯、計60−4歯)に、ローレベルからハイレベルに変化するパルス状のクランク角信号を出力する。マイコン2は、このクランク角信号に基づいて、エンジン50の回転速度およびクランク角度を算出する。
カム角センサ62は、エンジン50のカム軸の回転に応じて所定角度毎(本実施形態では180°CA毎の正規歯、および、気筒#1を示す正規歯の30°CA進角側に、気筒判別用の余分歯、計4+1歯)に、ハイレベルからローレベルに変化する立下りエッジが生じて直後にローレベルからハイレベルに変化する立上りエッジが生じるカム角信号を出力する。マイコン2は、このカム角信号に基づいて、燃料噴射を行う気筒の判別を行う。
筒内圧センサ63は、エンジン50の各気筒に取り付けられ、対応する気筒内の圧力を検出し、検出した筒内圧を示す筒内圧信号を出力する。
そして、クランク角センサ61およびカム角センサ62からの信号など、ハイレベルとローレベルとに変化する信号については、外部入出力回路3により波形整形されてマイコン2に入力される。また、筒内圧センサ63からの信号など、アナログ信号については、外部入出力回路3に備えられたAD変換器(図示省略)によりデジタル信号に変換されてマイコン2に入力される。
また外部入出力回路3には、各インジェクタ51が接続されている。そして各インジェクタ51には、マイコン2からの駆動信号に従い外部入出力回路3を介して駆動電流が供給される。
またマイコン2は、CPU11、ROM12、RAM13および入出力ポート14と、これらを相互に接続するバス15とを備える。
CPU11は、エンジン50を制御するための各種信号を入出力ポート14を介して入力する。そしてCPU11は、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。またCPU11は、入出力ポート14を介して入力される各種信号に基づいて制御演算を行い、その演算結果に基づき、インジェクタ51等の電気負荷へ入出力ポート14を介して駆動信号を出力することにより、エンジン50の制御に関係する電気負荷を制御する。
ROM12は、不揮発性メモリであり、CPU11が実行するプログラムと、プログラムの実行時に参照されるデータを記憶する。
RAM13は、揮発性メモリであり、CPU11の演算結果等を一時的に記憶する。
図2に示すように、本実施形態では、気筒#1,#2,#3,#4の圧縮上死点はそれぞれ、90°CA、630°CA、270°CA、450°CAである。
さらに本実施形態では、カム角信号の立下りエッジは、0°CA、180°CA、360°CA、540°CA、690°CAで発生する。
また、各気筒の筒内圧信号は、対応する気筒の圧縮上死点で1回目のピークが発生し(ピークPK1を参照)、その後、燃焼による筒内圧増加に起因した2回目のピークが発生する(ピークPK2を参照)。
また、各気筒の圧縮行程における後半90°CAの範囲では、クランク角速度が徐々に小さくなり(減速区間Idを参照)、各気筒の燃焼行程における前半90°CAの範囲では、クランク角速度が徐々に大きくなる(加速区間Iaを参照)。
このように構成されたエンジンECU1において、CPU11は、後述する加速区間算出処理、減速区間算出処理および角度算出処理を実行する。
まず、CPU11が実行する加速区間算出処理の手順を説明する。加速区間算出処理は、余分歯(690°CA)以外の正規歯によるカム角信号の立下りエッジが発生する毎に実行される処理である。
なお、後述のイベント回数Ec、CPSイベント回数Ep、計測時間Ta、加速時間ta、減速時間td、加速時角速度va、加速時角加速度aa、減速時角速度vd、減速時角加速度ad、クランク角度θ、イベント時角度θeおよび角度上限値θmaxは、変数としてRAM13に設けられている。これらのうち計測時間Taは、例えば10μs毎に自動的にインクリメントし、ある時点でその値が0に設定されると、その時点で再び0からインクリメントする。
この加速区間算出処理が実行されると、CPU11は、図3に示すように、まずS10にて、当該加速区間算出処理の実行開始の起因となったカム角信号の立下りエッジは、0°CAで発生したものであるか否かを判断する。具体的には、前回のカム角信号の立下りエッジが余分歯によるものである場合に、今回のカム角信号の立下りエッジが0°CAで発生したと判断する。なおS10では、前回立下りエッジ時間間隔に対する今回立下りエッジ時間間隔の比率を算出し、この比率が予め設定された余分歯判定値(例えば0.5)未満である場合に、前回のカム角信号の立下りエッジが余分歯に起因したものであると判断する。
ここで、カム角信号の立下りエッジが0°CAで発生したものである場合には(S10:YES)、S20にて、イベント回数Ecをクリア(0に設定)、S40に移行する。一方、カム角信号の立下りエッジが0°CAで発生したものでない場合には(S10:NO)、S30にて、イベント回数Ecをインクリメント(1加算)し、S40に移行する。
そしてS40に移行すると、CPSイベント回数Epをクリアする。
その後S50にて、計測時間Taを加速時間taとして保持する。そしてS60にて、計測時間Taをクリアする。
その後S70にて、イベント時角度θeを算出する。具体的には、イベント回数Ecを用いて下式(1)によりイベント時角度θeを算出する。
θe = Ec × 90[°CA] ・・・(1)
そしてS80にて、クランク角度θがイベント時角度θeに等しいか否かを判断する。ここで、クランク角度θがイベント時角度θeに等しい場合には(S80:YES)、S100に移行する。一方、クランク角度θがイベント時角度θeに等しくない場合には(S80:NO)、S90にて、イベント時角度θeに等しくなるようにクランク角度θの値を変更し、S100に移行する。
そしてS100に移行すると、加速時角速度vaを算出する。具体的には、加速時間taを用いて下式(2)により加速時角速度vaを算出する。
a = 90[°CA]/ta ・・・(2)
さらにS110にて、加速時角加速度aaを算出し、加速区間算出処理を一旦終了する。具体的には、加速時間taと加速時角速度vaと減速時角速度vd(後述)とを用いて下式(3)により加速時角加速度aaを算出する。
a = (va−vd)/ta ・・・(3)
次に、CPU11が実行する減速区間算出処理の手順を説明する。減速区間算出処理は、エンジンECU1の動作中において所定時間毎(例えば10μs毎)に繰り返し実行される処理である。
この減速区間算出処理が実行されると、CPU11は、図4に示すように、まずS210にて、各気筒の筒内圧センサ63からそれぞれ取得した筒内圧信号が示す筒内圧値について、筒内圧値の微分値を算出し、RAM13に記憶する。
そしてS220にて、筒内圧信号のピークが発生したか否かを判断する。具体的には、S210で算出した微分値の時間変化を示す微分値波形が正値から負値に変化するときのゼロクロス点を検出し、このゼロクロス点を検出したときに、筒内圧信号のピークが発生したと判断する。
ここで、筒内圧信号のピークが発生した気筒がない場合には(S220:NO)、減速区間算出処理を一旦終了する。一方、筒内圧のピークが発生した気筒がある場合には(S220:YES)、S230にて、CPSイベント回数Epをインクリメントし、さらにS240にて、CPSイベント回数Epが1に等しいか否かを判断する。
ここで、CPSイベント回数Epが1に等しくない場合には(S240:NO)、減速区間算出処理を一旦終了する。一方、CPSイベント回数Epが1に等しい場合には(S240:YES)、S250にて、CPSイベント回数Epをインクリメントし、さらにS260にて、計測時間Taを減速時間tdとして保持する。そしてS270にて、計測時間Taをクリアする。
その後S280にて、S70と同様にして、イベント時角度θeを算出する。そしてS290にて、クランク角度θがイベント時角度θeに等しいか否かを判断する。ここで、クランク角度θがイベント時角度θeに等しい場合には(S290:YES)、S310に移行する。一方、クランク角度θがイベント時角度θeに等しくない場合には(S290:NO)、S300にて、イベント時角度θeに等しくなるようにクランク角度θの値を変更し、S310に移行する。
そしてS310に移行すると、減速時角速度vdを算出する。具体的には、減速時間tdを用いて下式(4)により減速時角速度vdを算出する。
d = 90[°CA]/td ・・・(4)
さらにS320にて、減速時角加速度adを算出し、減速区間算出処理を一旦終了する。具体的には、減速時間tdと加速時角速度vaと減速時角速度vdとを用いて下式(5)により減速時角加速度adを算出する。
d = (vd−va)/td ・・・(5)
次に、CPU11が実行する角度算出処理の手順を説明する。角度算出処理は、エンジンECU1の動作中において所定時間毎(例えば10μs毎)に繰り返し実行される処理である。
この角度算出処理が実行されると、CPU11は、図5に示すように、まずS410にて、クランク角センサ61が故障しているか否かを判断する。具体的には、例えば、クランク角センサ61が故障しているか否かを示す故障コードを参照することにより、クランク角センサ61の故障を判断する。なお、上記の故障コードはRAM13に記憶されている。
ここで、クランク角センサ61が故障していない場合には(S410:NO)、角度算出処理を一旦終了する。一方、クランク角センサ61が故障している場合には(S410:YES)、S420にて、加速区間であるか否かを判断する。具体的には、イベント回数Ecが0,2,4,6である場合には、減速区間であると判断し、イベント回数Ecが1,3,5,7である場合には、加速区間であると判断する。
ここで、加速区間である場合には(S420:YES)、S430にて、下式(6)によりクランク角度θを算出し、S450に移行する。
θ = θe + vd×Ta + aa×Ta2/2 ・・・(6)
一方、減速区間である場合には(S420:NO)、S440にて、下式(7)によりクランク角度θを算出し、S450に移行する。
θ = θe + va×Ta + ad×Ta2/2 ・・・(7)
そしてS450に移行すると、角度上限値θmaxを算出する。具体的には、イベント回数Ecを用いて下式(8)により角度上限値θmaxを算出する。
θmax = (Ec+1)×90[°CA] ・・・(8)
そしてS460にて、クランク角度θが角度上限値θmaxを超えているか否かを判断する。ここで、クランク角度θが角度上限値θmax以下である場合には(S460:NO)、角度算出処理を一旦終了する。一方、クランク角度θが角度上限値θmaxを超えている場合には(S460:YES)、S470にて、角度上限値θmaxに等しくなるようにクランク角度θの値を変更し、角度算出処理を一旦終了する。
次に、このように構成されたエンジンECU1においてクランク角センサ61が故障している場合の動作の具体例を説明する。
図6に示すように、まず、クランク角度が0°CAのときにカム角信号の立下りエッジが発生すると(時刻t01のカム角信号を参照)、加速区間算出処理が開始され(加速区間算出処理タイミングTMa1を参照)、イベント回数Ecがクリアされることにより、イベント回数Ecが7から0に変化する(時刻t01のイベント回数Ecを参照)。そして、この時点における計測時間Taが加速時間taとして保持されるとともに、計測時間Taがクリアされる(時刻t01の計測時間Taを参照)。さらに、この時点におけるイベント時角度θe(0°CA)に等しくなるようにクランク角度θの値が変更される(時刻t01のクランク角度θを参照)。そして、加速時角速度vaと加速時角加速度aaが算出される。
その後、上記所定時間(本実施形態では10μs)が経過する毎に(角度算出処理タイミングTMθを参照)、角度算出処理において、最新の加速時角速度vaと減速時角加速度adを用いてクランク角度θが算出される(式(7)を参照)。
また、圧縮上死点に起因して筒内圧のピークが発生すると(時刻t02の筒内圧信号を参照)、減速区間算出処理において、イベント回数Ecがインクリメントされることにより、イベント回数Ecが0から1に変化する(時刻t02のイベント回数Ecを参照)。そして、この時点における計測時間Taが減速時間tdとして保持されるとともに、計測時間Taがクリアされる(時刻t02の計測時間Taを参照)。さらに、この時点におけるイベント時角度θe(90°CA)に等しくなるようにクランク角度θの値が変更される(時刻t02のクランク角度θを参照)。そして、減速時角速度vdと減速時角加速度adが算出される。
その後、上記所定時間(本実施形態では10μs)が経過する毎に(角度算出処理タイミングTMθを参照)、角度算出処理において、最新の減速時角速度vdと加速時角加速度aaを用いてクランク角度θが算出される(式(6)を参照)。
なお、圧縮上死点に起因した筒内圧のピークの後に、燃焼に起因して筒内圧のピークが発生すると(時刻t03の筒内圧信号を参照)、このピークは、カム角信号の立下りエッジが発生して初回のピークではないため、角速度と角加速度を算出する処理は行われない。
その後、クランク角度が180°CAのときにカム角信号の立下りエッジが発生すると(時刻t04のカム角信号を参照)、加速区間算出処理が開始され(加速区間算出処理タイミングTMa2を参照)、イベント回数Ecがインクリメントされることにより、イベント回数Ecが1から2に変化する(時刻t04のイベント回数Ecを参照)。そして、この時点における計測時間Taが加速時間taとして保持されるとともに、計測時間Taがクリアされる(時刻t04の計測時間Taを参照)。さらに、この時点におけるイベント時角度θe(180°CA)に等しくなるようにクランク角度θの値が変更される(時刻t04のクランク角度θを参照)。そして、加速時角速度vaと加速時角加速度aaが算出される。
このように構成されたエンジンECU1は、クランク角信号と、カム角信号と、筒内圧信号とを入力して、エンジン50を制御する。クランク角信号は、エンジン50のクランク軸の回転に応じて予め設定された第1所定クランク角度毎(本実施形態では6°CA毎)にクランク角センサ61から出力される。カム角信号は、エンジン50のカム軸の回転に応じてカム軸の角度がエンジン50の気筒判別が可能となるように設定された第2所定クランク角度(本実施形態では180°CA)になる毎にカム角センサ62から出力される。筒内圧信号は、エンジン50の気筒の内部の圧力を検出する筒内圧センサ63から出力される。
そしてエンジンECU1は、筒内圧信号が示す筒内圧に基づいて、気筒#1,#2,#3,#4における圧縮上死点を検出する(S210,S220)。
またエンジンECU1は、圧縮上死点を検出したタイミングと、圧縮上死点より前においてカム角信号が直近で入力したタイミングとの間におけるクランク軸の角速度(減速時角速度v)および角加速度(減速時角速度 )とを算出する(S310,S320)。
さらにエンジンECU1は、圧縮上死点を検出したタイミングと、圧縮上死点より後においてカム角信号が直近で入力したタイミングとの間におけるクランク軸の角速度(加速時角速度va)および角加速度(加速時角加速度aa)とを算出する(S100,S110)。
そしてエンジンECU1は、クランク角センサ61が故障している場合に、加速時角速度va、加速時角加速度aa、減速時角速度vdおよび減速時角速度vdを用いて、クランク角度θを算出する(S410〜S440)。
具体的には、上式(2)により加速時角速度vaを算出し(S100)、さらに、上式(3)により加速時角加速度aaを算出し(S110)、上式(4)により減速時角速度vdを算出し(S310)、上式(5)により減速時角加速度adを算出する(S320)。
このようにエンジンECU1は、まず、筒内圧信号に基づいて、気筒#1,#2,#3,#4における圧縮上死点を検出することにより、クランク軸のクランク角度が、圧縮上死点に対応するクランク角度(以下、上死点クランク角度という)に到達したタイミングを特定することができる。
さらにエンジンECU1は、カム角信号を入力することにより、圧縮上死点より前において直近で入力したカム角信号(以下、上死点前カム角信号という)に対応するクランク角度(以下、上死点前クランク角度という)にクランク軸のクランク角度が到達したタイミングを特定することができる。
またエンジンECU1は、カム角信号を入力することにより、圧縮上死点より後において直近で入力したカム角信号(以下、上死点後カム角信号という)に対応するクランク角度(以下、上死点後クランク角度という)にクランク軸のクランク角度が到達したタイミングを特定することができる。
このためエンジンECU1は、カム角信号の発生間隔(すなわち、上死点前カム角信号が入力してから上死点後カム角信号が入力するまでの期間)内において、上死点前期間と上死点後期間とに分けて、クランク軸の角速度を算出することができる。上死点前期間は、上死点前カム角信号が入力してから圧縮上死点を検出するまでの期間である。上死点後期間は、圧縮上死点を検出してから上死点後カム角信号が入力するまでの期間である。
これによりエンジンECU1は、カム角信号の発生間隔内の上記上死点前期間と上記上死点後期間とで互いに異なる角速度を用いてクランク軸のクランク角度を算出することができ、クランク角センサ61の異常時においてクランク角度の算出精度を向上させることができる。
またエンジンECU1は、加速時角速度va、加速時角加速度aa、減速時角速度vdおよび減速時角速度vdを用いて、クランク角度θを算出する。このようにエンジンECU1は、角速度だけではなく角加速度も用いてクランク角度を算出することにより、クランク角センサ61の異常時においてクランク角度の算出精度を更に向上させることができる。
図7は、従来方法で算出されたクランク角度と、エンジンECU1で算出されたクランク角度と、実際のクランク角度の具体例を示す図である。
図7に示すように、まず、クランク角度が0°CAのときにカム角信号の立下りエッジが発生すると(時刻t11を参照)、エンジンECU1において加速区間算出処理が開始され、加速時間t0aが設定されるとともに、イベント時角度θ0e(0°CA)に等しくなるようにクランク角度θが変更される。さらに、下式(9)により加速時角速度v1aが算出されるとともに、下式(10)により加速時角加速度a1aが算出される。なお、式(10)におけるv0dは、直近の減速区間算出処理で算出された減速時角速度である。
v1a = 90[°CA]/t0a ・・・(9)
a1a = (v1a−v0d)/t0a ・・・(10)
その後、クランク角度が90°CAに到達するまでは、下式(11)によりクランク角度θ1が算出される(時刻t11〜t12における曲線L01を参照)。なお、式(11)における「t」は時刻t11を起点とした経過時間である。
θ1 = θ0e + v1a×t + a0d×t2/2 ・・・(11)
次に、クランク角度が90°CAのときに筒内圧のピークが発生すると(時刻t12を参照)、エンジンECU1において減速区間算出処理が開始され、減速時間t1dが設定されるとともに、イベント時角度θ1e(90°CA)に等しくなるようにクランク角度θが変更される。さらに、下式(12)により減速時角速度v1dが算出されるとともに、下式(13)により減速時角加速度a1dが算出される。
v1d = 90[°CA]/t1d ・・・(12)
a1d = (v1d−v1a)/t1d ・・・(13)
その後、クランク角度が180°CAに到達するまでは、下式(14)によりクランク角度θ2が算出される(時刻t12〜t13における曲線L02を参照)。なお、式(14)における「t」は時刻t12を起点とした経過時間である。
θ2 = θ1e + v1d×t + a1a×t2/2 ・・・(14)
次に、クランク角度が180°CAのときにカム角信号の立下りエッジが発生すると(時刻t13を参照)、エンジンECU1において加速区間算出処理が開始され、加速時間t1aが設定されるとともに、イベント時角度θ2e(180°CA)に等しくなるようにクランク角度θが変更される。さらに、下式(15)により加速時角速度v2aが算出されるとともに、下式(16)により加速時角加速度a2aが算出される。
v2a = 90[°CA]/t1a ・・・(15)
a2a = (v2a−v1d)/t1a ・・・(16)
その後、クランク角度が270°CAに到達するまでは、下式(17)によりクランク角度θ3が算出される(時刻t13〜t14における曲線L03を参照)。なお、式(17)における「t」は時刻t13を起点とした経過時間である。
θ3 = θ2e + v2a×t + a1d×t2/2 ・・・(17)
次に、クランク角度が270°CAのときに筒内圧のピークが発生すると(時刻t14を参照)、エンジンECU1において減速区間算出処理が開始され、減速時間t2dが設定されるとともに、イベント時角度θ3e(270°CA)に等しくなるようにクランク角度θが変更される。さらに、下式(18)により減速時角速度v2dが算出されるとともに、下式(19)により減速時角加速度a2dが算出される。
v2d = 90[°CA]/t2d ・・・(18)
a2d = (v2d−v2a)/t2d ・・・(19)
その後、クランク角度が360°CAに到達するまでは、下式(20)によりクランク角度θ4が算出される(時刻t14〜t15における曲線L04を参照)。なお、式(20)における「t」は時刻t14を起点とした経過時間である。
θ4 = θ3e + v2d×t + a2a×t2/2 ・・・(20)
一方、従来方法では、まず、クランク角度が0°CAのときにカム角信号の立下りエッジが発生すると、直近の2つのカム角信号の立下りエッジの発生間隔に基づいて角速度を算出する。その後、クランク角度が180°CAに到達するまでは、この角速度と、時刻t11を起点とした経過時間とに基づいて、クランク角度を算出する(時刻t11〜t13における直線L11を参照)。
次に、クランク角度が180°CAのときにカム角信号の立下りエッジが発生すると、180°CAに等しくなるようにクランク角度が変更される。さらに、直近の2つのカム角信号の立下りエッジの発生間隔に基づいて角速度を算出する。その後、クランク角度が360°CAに到達するまでは、この角速度と、時刻t13を起点とした経過時間とに基づいて、クランク角度を算出する(時刻t13〜t15における直線L12を参照)。
そして図7に示すように、時刻t11〜t15における実際のクランク角度を示す曲線L21と、エンジンECU1で算出されたクランク角度を示す曲線L01〜L04との差は、曲線L21と、従来方法で算出されたクランク角度を示す直線L11〜L12との差より小さくなっている。
また、上述のように、各気筒の筒内圧信号では、対応する気筒の圧縮上死点で1回目のピークが発生し、その後、燃焼による筒内圧増加に起因した2回目のピークが発生する。このためエンジンECU1は、筒内圧信号が示す筒内圧の時間変化を示す波形において、カム角信号が入力したタイミングから初回の極大値を検出したときに、圧縮上死点を検出したと判断する(S210〜S240)。
以上説明した実施形態において、エンジンECU1は本発明における電子制御装置、S210,S220の処理は本発明における上死点検出手段、S310,S320の処理は本発明における上死点前算出手段、S100,S110の処理は本発明における上死点後算出手段、S410〜S440の処理は本発明における異常時算出手段である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態では、4気筒のエンジンを制御するものを示したが、これに限定されるものではなく、4気筒以外のエンジンにおいても本発明を適用可能である。
また上記実施形態では、エンジンECU1がディーゼルエンジンを制御するものを示したが、ガソリンエンジンにおいても本発明を適用可能である。
また上記実施形態では、微分値波形が正値から負値に変化するときのゼロクロス点を検出することにより筒内圧信号のピークを検出するものを示した。しかし、エンジンECU1のマイコン2が、入力信号の最大値を保持するピークホールド回路を搭載している場合には、ピークホールド回路を用いて筒内圧信号のピークを検出するようにしてもよい。図8に示すように、気筒の筒内圧信号CPSは、対応する気筒の圧縮上死点で1回目のピークが発生し(ピークPK1を参照)、その後、燃焼による筒内圧増加に起因した2回目のピークが発生する(ピークPK2を参照)。このため、筒内圧信号を入力信号としたピークホールド回路が出力するピークホールド信号PHSは、カム角信号の入力以降、まず、ピークPK1によるピークを保持し、その後に、ピークPK2によるピークを保持する。このため、カム角信号の入力タイミングから初回のピークホールド時に、圧縮上死点を検出したと判断するようにする。このように圧縮上死点の検出をソフトウェアではなくハードウェアで行うことにより、マイコン2のCPU11の演算負荷を低減することができる。ただし、ピークホールド時の検出に時間遅れがある場合には、この時間遅れを考慮して、圧縮上死点の検出タイミングを補正する必要がある。
1…エンジンECU、50…エンジン、61…クランク角センサ、62…カム角センサ、63…筒内圧センサ

Claims (2)

  1. エンジン(50)のクランク軸の回転に応じて予め設定された第1所定クランク角度毎にクランク角センサ(61)から出力されるクランク角信号と、前記エンジンのカム軸の回転に応じて前記カム軸の角度が前記エンジンの気筒判別が可能となるように予め設定された第2所定クランク角度になる毎にカム角センサ(62)から出力されるカム角信号と、前記エンジンの気筒の内部の圧力を検出する筒内圧センサ(63)から出力される筒内圧信号とを入力して、前記エンジンを制御する電子制御装置(1)であって、
    前記筒内圧信号が示す筒内圧に基づいて、前記気筒における圧縮上死点を検出する上死点検出手段(S210,S220)と、
    前記上死点検出手段が前記圧縮上死点を検出したタイミングと、該圧縮上死点より前において前記カム角信号が直近で入力したタイミングとの間における前記クランク軸の角速度および角加速度とを算出する上死点前算出手段(S310,S320)と、
    前記上死点検出手段が前記圧縮上死点を検出したタイミングと、該圧縮上死点より後において前記カム角信号が直近で入力したタイミングとの間における前記クランク軸の角速度および角加速度とを算出する上死点後算出手段(S100,S110)と、
    前記上死点前算出手段が算出した前記角速度を上死点前角速度とし、前記上死点前算出手段が算出した前記角加速度を上死点前角加速度とし、前記上死点後算出手段が算出した前記角速度を上死点後角速度とし、前記上死点後算出手段が算出した前記角加速度を上死点後角加速度として、前記クランク角信号の異常が発生している場合に、前記上死点前角速度、前記上死点前角加速度、前記上死点後角速度および前記上死点後角加速度を用いて、前記クランク軸のクランク角度を算出する異常時算出手段(S410〜S440)とを備え、
    前記上死点前算出手段は、
    前記圧縮上死点における前記クランク軸のクランク角度を上死点クランク角度とし、前記圧縮上死点より前において直近で入力した前記カム角信号を上死点前カム角信号とし、前記上死点前カム角信号に基づいて特定される前記第2所定クランク角度を上死点前クランク角度とし、前記圧縮上死点を検出した時刻と前記上死点前カム角信号が入力した時刻との差分を上死点前時間として、前記上死点クランク角度と前記上死点前クランク角度との差分を前記上死点前時間で除算することにより前記上死点前角速度を算出し、さらに、前記上死点前算出手段が算出した最新の前記上死点前角速度と、前記上死点後算出手段が算出した最新の前記上死点後角速度との差分を前記上死点前時間で除算することにより前記上死点前角加速度を算出し、
    前記上死点後算出手段は、
    前記圧縮上死点より後において直近で入力した前記カム角信号を上死点後カム角信号とし、前記上死点後カム角信号に基づいて特定される前記第2所定クランク角度を上死点後クランク角度とし、前記上死点後カム角信号が入力した時刻と前記圧縮上死点を検出した時刻との差分を上死点後時間として、前記上死点後クランク角度と前記上死点クランク角度との差分を前記上死点後時間で除算することにより前記上死点後角速度を算出し、さらに、前記上死点後算出手段が算出した最新の前記上死点後角速度と、前記上死点前算出手段が算出した最新の前記上死点前角速度との差分を前記上死点後時間で除算することにより前記上死点後角加速度を算出する
    ことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記上死点検出手段は、
    前記圧縮上死点より前において直近で入力した前記カム角信号を上死点前カム角信号とし、前記筒内圧信号が示す筒内圧の時間変化を示す波形において、前記上死点前カム角信号が入力したタイミングから初回の極大値を検出したときに、前記圧縮上死点を検出したと判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
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