JP6212929B2 - ビットエラー測定装置および無線機 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル方式の無線通信において発生するビットエラーを測定するビットエラー測定装置、およびその測定装置を組み込んだ無線機に関する。
デジタル方式の無線通信において、無線機は、受信した変調信号をビットデータに復調した後、音声等の波形信号に戻す。デジタル方式の無線通信のうち、特に携帯型の無線機においては、伝送路の状況や無線機の受信状態を把握するため、ビットエラー測定装置でビットエラーを測定し、その測定値からビットエラー率(Bit Error Rate、以降「BER」という)を算出している(特許文献1参照)。
従来のビットエラー測定装置は、採用する方式によって2つに大別される。特許文献1の「従来技術」の欄に記載された自走方式の測定装置は、無線機にPN符号生成部が組み込まれており、試験信号発生装置から送信されたPN符号と、PN符号生成部で生成されたPN符号とを比較することによって、ビットエラーを測定している。
一方、特許文献1の「課題を解決するための手段」の欄に記載されたメモリ方式の測定装置は、あらかじめメモリに一周期分のPN符号を格納しておき、試験信号発生装置から送信されたPN符号と、メモリから読み出したPN符号とを比較することにより、ビットエラーを測定している。
特開平10−22981号公報
ビットエラー測定装置においては、ビットエラーの測定に先立って、試験信号発生装置から送信されたPN符号と、無線機内で生成された基準となるPN符号との間で同期を確立する必要がある。
上述した自走方式のビットエラー測定装置は、メモリ使用量が少ない反面、PN符号が1ビット毎に生成されるため、同期が確立してビットエラーの計数を開始するまでに要する時間(同期確立所要時間)が長い。
一方、メモリ方式のビットエラー測定装置は、繰り返し周期の長いPN符号を用いた場合、メモリ使用量が大きくなる(例えばPN(15,14)の場合、PN(9,5)の64倍)。同様に(繰り返し周期−1)回のビットの比較処理が必要となるため、繰り返し周期の長いPN符号を用いると、その長さに応じて同期確立所要時間が長くなる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、同期確立所要時間が短く、しかもメモリ使用量も少ないビットエラー測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかる第1のビットエラー測定装置は、任意のM系列の生成多項式に基づいて生成され、送信されたPN符号の第1のデータ列と、同一の生成多項式に基づいて生成されたPN符号の第2のデータ列とを、同期が確立した状態で比較し、一致しないビット数をビットエラー数として測定するビットエラー測定装置であって、
前記M系列の生成多項式として、 a +x b +1(a、bは自然数)で表現される多項式が用いられ、
かつ前記第1のデータ列を一時的に保存するバッファと、前記第2のデータ列を生成するPN符号生成部とを備え、
前記バッファに保存された第1のデータ列と、当該第1のデータ列を(a−b)ビット分入力側にシフトした第3のデータ列との排他的論理和演算を行い、当該演算の結果得られた第4のデータ列をaビット分出力側にシフトしたデータ列が、前記第1のデータ列と一致したとき、前記PN符号生成部に前記第4のデータ列を初期値としてセットして同期を確立させることを特徴とする。
また本発明にかかる第2のビットエラー測定装置は、任意のM系列の生成多項式に基づいて生成され、送信されたPN符号の第1のデータ列と、同一の生成多項式に基づいて生成されたPN符号の第2のデータ列とを、同期が確立した状態で比較し、一致しないビット数をビットエラー数として測定するビットエラー測定装置であって、
前記M系列の生成多項式として、xa+xb+1(a、bは自然数)で表現される多項式用いられ、
かつ前記第1のデータ列を一時的に保存するバッファと、前記第2のデータ列を生成するPN符号生成部とを備え、
前記バッファに保存された第1のデータ列と、当該第1のデータ列をコピーして(a−b)ビット分出力側にシフトした第3のデータ列との排他的論理和演算を行い、当該演算の結果得られた第4のデータ列をbビット分出力側にシフトしたデータ列が、前記第1のデータ列と一致したとき、前記PN符号生成部に前記第4のデータ列を初期値としてセットして同期を確立させることを特徴とする
ここで、前記PN符号生成部はaビットのシフトレジスタで構成され、前記aビットの第4のデータ列が初期値として前記シフトレジスタにセットされることことが好ましい。
また本発明にかかる無線機は、異なる周波数が割り当てられた複数のチャンネルから任意のチャンネルを選択し、このチャンネルを用いて無線信号を送受信するデジタル方式の無線機であって、
アンテナで受信した前記無線信号を復調して所定のフォーマットのパケットを再生し、このパケットに含まれる音声データまたはPN符号のデータを取り出す受信部と、
前記パケットから取り出された音声データを復号化およびD/A変換して音声信号を再生する音声コーデックと、
前記音声コーデックで再生された音声信号を音声として出力するスピーカと、
前述の第1または第2のビットエラー測定装置として機能し、前記パケットから取り出された前記PN符号の第1のデータ列のビットエラーを測定するコントローラと、を備えたことを特徴とする。
ここで、前記コントローラはCPU、ROM、RAMおよび不揮発性メモリで構成され、前記不揮発性メモリに格納されたソフトウェアを読み出し、前記RAMをワークメモリとして前記ソフトウェアを前記CPUで実行することにより、前記ビットエラー測定装置の機能を実現することが好ましい。
本発明にかかるビットエラー測定装置は自走方式を採用していることから、本来的にメモリ量が少なくて済む。更に本発明かかるビットエラー測定装置は、PN符号の性質である「shift-and-add特性」を利用して同期を確立しており、従来のビットエラー測定装置に比較して、同期確立所要時間を大幅に短縮できる利点がある。
本発明の実施の形態にかかるビットエラー測定装置の構成を示すブロック図である。 PN符号の性質である「shift-and-add特性」の説明図である。 PN(9,5)のPN符号を生成する場合の原理を説明する図である。 PN(9,5)のデータ列の演算結果を説明する図である。 PN(15,14)のPN符号を生成する場合の原理を説明する図である。 PN(15,14)のデータ列の演算結果を説明する図である。 本発明における同期確立の第1の方法を説明する図である。 図7の同期確立方法を採用した場合の処理の流れを示すフローチャートである。 同期確立の第1の方法の変形例を説明する図である。 本発明における同期確立の第2の方法を説明する図である。 図10の同期確立方法を採用した場合の処理の流れを示すフローチャートである。 ビットエラーを測定する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる無線機の構成を示すブロック図である。
以下、本発明にかかるビットエラー測定装置および無線機について、図面を参照して説明する。
<ビットエラー測定装置の構成と動作>
図1は、本発明の実施の形態にかかるビットエラー測定装置の構成を示すブロック図である。ビットエラー測定装置1は、バッファ2、切替スイッチ3、PN符号生成部4、比較部5、カウンタ6および制御部7で構成されている。図中、矢印は制御信号の流れを示す。
基地局に設置された試験信号発生装置(図示せず)には、(2N−1)ビットの繰り返し周期のM系列のPN符号を生成する、直列N段(Nは自然数)のシフトレジスタで構成されたPN符号生成部が搭載されており、そこで生成されたPN符号を、試験信号として電波に載せて出力する。例えば、N=9の場合、PN符号生成部は(29−1)=511ビットの繰り返し周期のPN符号を出力する。
一方、無線機に組み込まれた図1に示すビットエラー測定装置1は、試験信号発生装置に搭載されたPN符号生成部と同一構成のPN符号生成部4を備えている。このPN符号生成部4によって試験信号発生装置から出力された試験信号と同一のPN符号を生成し、基準となるこのPN符号と無線機で受信した試験信号とを比較することによってビットエラーを測定する。
以下、図1のビットエラー測定装置1の動作を説明する。試験信号発生装置から送信され、無線機の受信回路で再生されたPN符号のビットデータ列(以降、単に「データ列」という)D1は、バッファ2に一時的に保存される。制御部1の制御により、非同期時には切替スイッチ3が閉じられ、バッファ2から出力されたデータ列D1の先頭のNビットが、PN符号生成部4のシフトレジスタに初期値としてセットされ、そのデータ列に基づいてPN符号が生成される。
制御部7の制御に従って切替スイッチ3が切り替えられると、PN符号生成部4で生成されたPN符号のデータ列D2と、バッファ2から出力されたPN符号のデータ列D1とが比較部5において比較される。比較部5から出力された不一致のビット数はカウンタ6によって一定時間計数される。
BERは(不一致のビット数/比較したビット数)で求められるため、カウンタ6で計数された不一致のビット数に基づいて上述の演算を行えば、BERの値が求まる。通常、演算は無線機のコントローラで行われ、演算結果が表示部に表示される。
<同期確立方法>
本発明かかるビットエラー測定装置1は自走方式のビットエラー測定装置の改良に関するものであり、ビットエラーの測定については、特許文献1に記載された従来のビットエラー測定装置のそれと基本的に変わりがないが、同期を確立する方法が異なっている。以下、同期を確立する方法について、従来の方法と比較しながら説明する。
図1に示した自走方式のビットエラー測定装置1においては、PN符号生成部4に初期値としてセットされるPN符号のデータ列が誤りのないPN符号でなければ、正しいPN符号のデータ列を生成できない。従って、本発明において同期を確立するとは、無線機で受信したPN符号のデータ列から誤りのないデータ列を探し出し、そのデータ列をPN符号生成部4に初期値としてセットすることをいう。
特許文献1に記載されたビットエラー測定装置では、再生されたPN符号のデータ列うちNビットのデータ列をPN符号生成部に初期値としてセットした後、自走状態とし、PN符号生成部から出力されるPN符号のデータ列と、無線機で受信したPN符号のデータ列とを比較している。
両者のデータ列に不一致が検出された時点で、再度、再生されたPN符号のデータ列をPN符号生成部にセットし、同様の動作を繰り返して、N0ビット(N0はNと等しいかそれ以上の値)の間、両者のデータ列が一致したときに、同期が確立したと判断している。その後、PN符号生成部から出力されるPN符号と、無線機で受信したPN符号とを一定時間比較し、不一致のビットの数(ビットエラー数)を計数している。
これに対し、本発明にかかるビットエラー測定装置では、M系列(擬似乱数系列)の性質である「shift-and-add特性」を利用して同期の確立を行っている。
ここで、「shift-and-add特性」とは、元のPN符号のデータ列と、そのデータ列をコピーし、所定の第1のビット分シフトしたPN符号のデータ列との排他的論理和演算を行うと、演算により得られたデータ列が元のPN符号のデータ列を所定の第2のビット分シフトしたものと等しくなる性質をいう。図2に基づいて、「shift-and-add特性」について具体的に説明する。
図2の上段には、M系列のPN符号の元のデータ列の順番が示されている。生成多項式としてXa+Xb+1(a、bは自然数)を用いた場合、図2の中段には、上段に示した元のデータ列をコピーして(a−b)ビット分だけ左にシフトしたデータ列を示す。図2において、PN符号のデータ列は、左がバッファの入力側を示し、右がバッファの出力側を示している。以降の説明では、PN符号のデータ列の入力側を左、出力側を右という。
この状態で、上段に示した元のデータ列と、中段に示した(a−b)ビット分だけ左にシフトしたデータ列の排他的論理和演算を行う。その結果を図2の下段に示す。元のデータ列が正しいPN符号であれば、下段に示したデータ列は、上段に示した元のPN符号のデータ列を右にaビット分シフトしたデータ列と一致する。
M系列のPN符号として、生成多項式がX9+X5+1であるPN(9,5)、およびX15+X14+1であるPN(15,14)を用いた場合について、「shift-and-add特性」を具体的に説明する。
図3にPN(9,5)のPN符号を生成する場合の原理を示す。9ビットのデータ列のバッファ(シフトレジスタ)を設け、9ビット目と5ビット目で排他的論理和演算を行い、演算結果を新規ビットとした後、全体を1ビット分シフトして更新する。これを繰り返すことで、511ビットの繰り返し周期を持つPN(9,5)のデータ列が生成される。
図4に、図3の原理に基づいて生成されたPN(9,5)のデータ列を、図2に示す方法により演算した結果を示す。PN(9,5)の場合、a−b=9−5=4となるから、元のデータ列を4ビット分左にシフトしたデータ列(中段)と元のデータ列(上段)との間で排他的論理和演算を行う。演算により得られたデータ列(下段)は、元のPN符号のデータ列(上段)を9ビット分右シフトしたデータ列と一致する。
図5にPN(15,14)のPN符号を生成する場合の原理を示す。15ビットのデータ列のバッファ(シフトレジスタ)を設け、14ビット目と15ビット目で排他的論理和演算を行い、演算結果を新規ビットとした後、全体を1ビット分シフトして更新する。これを繰り返すことで、32767ビットの繰り返し周期を持つPN(15,14)のデータ列が生成される。
図6に、図5の原理に基づいて生成されたPN(15,14)のデータ列を、図2に示す方法により演算した結果を示す。PN(15,14)の場合、a−b=15−14=1となるから元のデータ列を1ビット分左にシフトしたデータ列(中段)と元のデータ列(上段)との間で排他的論理和演算を行う。演算により得られたデータ列(下段)は、元のPN符号のデータ列(上段)を15ビット分右シフトしたPN符号のデータ列と一致する。
本発明では、上述したPN符号の性質を利用し、元のデータ列とそれをシフトしたデータ列の排他的論理和演算の結果得られるデータ列と、元のデータ列とを比較することにより、無線機で受信したPN符号が正しいPN符号であるか否かの判定を行っている。
図7に、本発明における同期確立の第1の方法を示す。また図8に、図7の同期確立方法を採用した場合の処理の流れを示す。以下、図7および図8に基づいて、同期確立の第1の方法について説明する。以下の説明においては、生成多項式としてXa+Xb+1を用いて生成されたPN符号を無線機で受信するものとする。
第1の方法における同期確立は、図1のバッファ2に、無線機で受信したPN符号のうち2aビット分のデータ列D1が保存された状態で行われる(ステップS11)。
この状態で、バッファ2に保存されたデータ列をコピーすると共に(ステップS12)、図7(a)に示すように、コピーされたデータ列D3を(a−b)ビット分だけ左にシフトする(ステップS13)。
次に、図7(b)に示すように、元のデータ列D1の左半分のaビットと、(a−b)ビット分だけ左にシフトしたデータ列D3のaビットとの排他的論理和演算を行い(ステップS14)、演算結果であるデータ列D4をaビット分右にシフトし、元のデータ列D1の右半分のaビットと比較する(ステップS15)。
具体的には、図7(c)に示すように、元のデータ列D1の右半分のaビットのデータ列と、排他的論理和演算の結果のデータ列D4のaビットとの排他的倫理和演算を行うことで、データ列の各ビットの比較を行う。
元のデータ列D1の右半分のaビットのデータ列と、演算結果であるaビットのデータ列D4の値が一致した場合(すなわち排他的論理和が全て0、ステップS16でYes)、元のデータ列D1の2aビットが正しいPN符号の一部であると判断する。その後、同期を確立させるため、演算結果であるaビットのデータ列D4を、PN符号生成部4に初期値としてセットする(ステップS17)。
元のデータ列D1の右半分のaビットのデータ列と、演算結果のaビットのデータ列D4の値が一致しない場合は(ステップS16でNo)、ステップS11の処理に戻り、無線機で受信したPN符号の次の2aビット分のデータ列をバッファ2に保存し(ステップS11)、ステップS12からステップS15の処理を繰り返す。
図9に、同期確立の第1の方法の変形例を示す。図7に示した方法では、バッファ2に保存されたデータ列D1をコピーして2aビットのデータ列D3を生成したが(図7(a)参照、図8のステップS12)、図9に示す方法では、データ列D1の右に(a−b)ビットシフトした位置からaビット分だけコピーすると共に、コピーされたデータ列D5を(a−b)ビット分左にシフトしている。
その後の処理は、図7に示した第1の方法と同じであり、元のデータ列D1の左半分のaビットとaビットのデータ列D5との排他的論理和演算を行い(図7(b)参照、図8のステップS14)、演算結果であるデータ列D4をaビット分右にシフトし、元のデータ列D1の右半分のaビットと比較している(図7(c)参照、図8のステップS15)。図9に示す方法を採用すれば、図7に示す方法に比べ、元のデータ列D1から取り出すデータ列が半分(aビット)で済む。
図10に、本発明における同期確立の第2の方法を示す。また図11に、図10の同期確立方法を採用した場合の処理の流れを示す。以下、図10および図11に基づいて、同期確立の第2の方法について説明する。第1の方法と同様に、生成多項式としてXa+Xb+1を用いて生成されたPN符号を無線機で受信するものとする。
第2の方法における同期確立は、第1の方法と同様に、図1のバッファ2に、無線機で受信したPN符号のうち2aビット分のデータ列D1が保存された状態で行われる(ステップS21)。
この状態で、バッファ2に保存されたデータ列をコピーすると共に(ステップS22)、図10(a)に示すように、コピーされたデータ列D6を(a−b)ビット分だけ右にシフトする(ステップS23)。
次に、図10(b)に示すように、元のデータ列D1の左側から(a−b)ビット分だけ右にシフトした位置からのaビットと、データ列D6の左半分のaビットのデータ列との排他的論理和演算を行い、演算結果であるデータ列D7をbビット分右にシフトし、元のデータ列D1のaビットと比較する。
具体的には、図10(c)に示すように、元のデータ列D1の右半分のaビットのデータ列とデータ列D7のaビットとの排他的論理和演算を行うことで、データ列の各ビットの比較を行う。
元のデータ列D1の右半分のaビットのデータ列と、演算結果であるaビットのデータ列D7の値が一致した場合(すなわち排他的論理和が全て0、ステップS26でYes)、元のデータ列D1の2aビットが正しいPN符号の一部であると判断する。その後、同期を確立させるため、演算結果であるaビットのデータ列D7を、PN符号生成部4に初期値としてセットする(ステップS27)。
元のデータ列D1の右半分のaビットのデータ列と、演算結果のaビットのデータ列D7の値が一致しない場合は(ステップS26でNo)、ステップS21の処理に戻り、無線機で受信したPN符号の次の2aビット分のデータ列をバッファ2に保存し(ステップS21)、ステップS22からステップS25の処理を繰り返す。
特許文献1に記載されたビットエラー測定装置における同期確立方法によると、無線機で受信したaビットのデータ列のPN符号生成部へのセットと、それに引き続く少なくともaビットのデータ列の生成を、同期が確立するまで繰り返す必要がある。
これに対し、本発明の同期確立方法では、無線機で受信したPN符号から2aビットのデータ列を抽出し、そのうちのaビットのデータ列を用いてシフトと排他的論理和演算とを繰り返すだけでよいため、特許文献1の同期確立方法に比べ、処理時間を大幅に短縮できる。
<ビットエラーの測定>
次に、図1のブロック図および図12のフローチャートに基づいて、同期が確立した後、ビットエラーを測定する際の処理の流れを説明する。なお、図1のPN符号生成部4も、基本的に図3や図5と同様の構成を採用しているが、PN符号生成部4では、割り込み処理により、バッファ2から出力されたPN符号のうちaビットのデータ列を初期値としてシフトレジスタにセットし、その後、1ビット毎にPN符号を生成している。
バッファ2に保存され、かつ前述の処理により正しいPN符号の一部であると判断されたPN符号のaビットのデータ列D4がPN符号生成部4に初期値としてセットされる(ステップS31)。この状態でPN符号生成部4が動作を開始し、PN符号のデータ列D2を生成し出力する(ステップ32)。
制御部7の制御により、同期時は切替スイッチ3が開き、データ列D1はPN符号生成部4には入力されなくなる。一方、バッファ2から出力されたPN符号のデータ列D1が比較部5に入力され、PN符号生成部4から出力されたデータ列D2とビット毎に比較される(ステップS33)。比較部5は排他的論理和回路で構成されており、両方の入力のビットが異なると1が出力される。カウンタ6は、あらかじめ定められた時間に比較部5から出力された1の数をビットエラー数として計数する(ステップS34)。
ビットエラー数の計数は予め定められた時間行われ、その時間が経過すると(ステップS35でYes)、計数されたビットエラー数は無線機のコントローラに渡される。
前述したように、BERの値は、ビットエラー数を比較した全てのビット数で割ることにより求められる。BERの値はコントローラで算出され(ステップS36)、確認のため表示部に表示される。
上述した本実施の形態では、PN符号としてPN(9,5)やPN(15,14)を用いた場合について説明したが、本発明が適用できるPN符号はこれらに限定されない。それ以外に、ITU-T勧告に準拠したPN(7,6)PN(11,9)PN(23,18)PN(31,28)などの3項の生成多項式を用いて作られるPN符号にも本発明は適用できる。
<無線機の構成と動作>
図13に、ビットエラー測定装置1が組み込まれたデジタル方式の無線機の構成を示す。無線機10は、マイク11、スピーカ12、AF増幅器13、音声コーデック14、送信部15、送受切替部16、アンテナ17、受信部18、コントローラ20、操作部25および表示部28で構成されている。図中、太い矢印は音声信号の流れを示し、細い矢印は制御系統の信号の流れを示している。
図13に記載の無線機10は、プレストーク方式の無線機であり、一つの周波数で送信側と受信側に分けて通話を行う。通信を希望するユーザーは、任意のチャンネルを選択し、そのチャンネルの周波数でパケットを送信する必要がある。
送信するパケットには、無線機10のマイク11から入力されたユーザーの音声を含めること以外に、PN符号や文字等のデータを含めることができる。音声を送る場合には、パケットのデータ部に音声データが含まれ、それ以外の場合には、データ部にPN符号や文字等のデータが含まれる。
音声コーデック14は、AF増幅器13から供給されたアナログ音声信号をA/D変換および符号化して送信部15に出力する。また音声コーデック14は、受信部18から供給されたデジタル音声信号を復号化し、更にD/A変換した後、AF増幅器13に出力する。
送信部15は、音声コーデック14から供給されたデジタル音声信号、またはコントローラ20から供給された文字等のデータに無線通信用のヘッダを付して送信用のパケットを生成する。送信部15は更に、コントローラ20からの指示に従って送信周波数を切り替え、パケットを構成するデジタルデータで搬送波を変調し、送受切替部16を介してアンテナ17から送信する。
受信部18は、コントローラ20からの指示に従って受信周波数を切り替え、受信周波数に同調して増幅し、更に受信信号を復調してパケットを再生する。そしてパケットからヘッダ部を取り除き、音声データについては音声コーデック14に供給し、その他のデータについてはコントローラ20に供給する。
コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)21、CPU21の動作を規定するプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)22、CPU21のワークメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)23および複数のチャンネルの周波数等を格納した不揮発性メモリ24で構成されている。
コントローラ20は無線機10の各部の動作を制御する。またコントローラ20は、受信部18でパケットから取り出されたデータを取り込み、文字等を表示部28に表示する。
操作部25は複数のスイッチやキーで構成され、種々の入力信号や指示信号をコントローラ20に入力するために用いられる。操作部25にはPTT(Press To Talk)スイッチ26やBERのモニターキー27が含まれている。
PTTスイッチ26を押す(オンにする)と、送受切替部16が送信側に切り替わってアンテナ17から送信が行われ、放す(オフにする)と、送受切替部16が受信側に切り替わって受信した音声信号の再生が行われる。携帯型無線機の場合、PTTスイッチ26は、無線機本体またはスピーカ付ハンドマイクに搭載されている。
モニターキー27はBERを測定する際に用いられる。ユーザーがモニターキー27を押すと、その信号がコントローラ20に入力される。コントローラ20は、モニターキー27が押されたことを検知すると、送受切替部16を受信に設定すると共に、受信部18の受信チャンネルをBERの試験信号が送られているチャンネルに設定する。
以下、基地局に設置された試験信号発生装置から送信されたPN符号の試験信号を無線機10で受信する場合について説明する。
試験信号発生装置で作成されたPN符号の試験信号は、無線機10と同様の構成の無線機を用いて送信される。試験信号発生装置から出力されたPN符号のデータ列は無線機の送信部でパケット化され、更に、予め定められたチャンネルの周波数で変調され、アンテナから無線信号として送信される。
本実施の形態では、ビットエラー測定装置1は、コントローラ20においてソフトウェアにより実現されている。具体的には、ビットエラー測定装置1の機能は、不揮発性メモリ24に格納されたソフトウェアをワークメモリであるRAM23に読み出し、CPU21で演算を行うことにより、RAM23上で仮想的に実現される。
次に、無線機10においてビットエラーを測定する際の動作を説明する。無線機10のユーザーが操作部25のモニターキー27を押すと、無線機10はビットエラーの測定モードに切り替わる。試験信号発生装置(図示せず)から送信されたPN符号の試験信号を受信する際には、モニターキー27からの信号を受けたコントローラ20の制御により、受信部18の受信周波数が、試験信号が送信されたチャンネルの周波数に合わせられる。
アンテナ17で受信したPN符号の試験信号は、受信部18でパケットが再生され、更にパケットのデータ部からPN符号のデータ列が取り出された後、コントローラ20に入力される。なおその際、PN符号のデータ列が音声コーデック14に入力されると、スピーカ12から雑音として出力されるため、コントローラ20の制御に従い、PN符号のデータ列は音声コーデック14には入力されない。
コントローラ20は、受信部18から転送されたPN符号のデータ列を用い、不揮発性メモリ24から読み出したソフトウェアにより、前述した同期の確立とビットエラー測定の各処理を行う。
ビットエラー測定装置1により測定されたビットエラー数に基づいてコントローラ20でBERが算出され、表示部28に表示される。ユーザーは、表示部28に表示されたBERの値を見て、無線機10の受信状態を確認できる。
以上説明したように、本実施の形態のビットエラー測定装置を用いれば、無線機で受信したPN符号から2aビットのデータ列を抽出し、そのうちのaビットのデータ列を用いてシフトと排他的論理和演算を繰り返すだけで同期を確立できるため、従来の測定装置における同期確立方法に比べ、処理時間を大幅に短縮できる。
また本実施の形態では、不揮発性メモリに格納されたソフトウェアを用いてビットエラー測定装置の機能を実現しているため、ソフトウェアの内容を変えるだけで、種類の異なる複数のPN符号に対応したビットエラー測定装置を実現できる。
なお、本実施の形態では、ビットエラー測定装置の機能を、無線機のコントローラにおいてソフトウェアを用いて実現する場合について説明したが、専用に設計された半導体回路を用いてビットエラー測定装置を実現してもよいことは云うまでもない。
1 ビットエラー測定装置
2 バッファ
3 切替スイッチ
4 PN符号生成部
5 比較部
6 カウンタ
7 制御部
10 無線機
11 マイク
12 スピーカ
13 AF増幅器
14 音声コーデック
15 送信部
16 送受切替部
17 アンテナ
18 受信部
20 コントローラ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 不揮発性メモリ
25 操作部
26 PTTスイッチ
27 モニターキー
28 表示部
D1〜D4 PN符号のデータ列

Claims (6)

  1. 任意のM系列の生成多項式に基づいて生成され、送信されたPN符号の第1のデータ列と、同一の生成多項式に基づいて生成されたPN符号の第2のデータ列とを、同期が確立した状態で比較し、一致しないビット数をビットエラー数として測定するビットエラー測定装置であって、
    前記M系列の生成多項式として、 a +x b +1(a、bは自然数)で表現される多項式が用いられ、
    かつ前記第1のデータ列を一時的に保存するバッファと、前記第2のデータ列を生成するPN符号生成部とを備え、
    前記バッファに保存された第1のデータ列と、当該第1のデータ列を(a−b)ビット分入力側にシフトした第3のデータ列との排他的論理和演算を行い、当該演算の結果得られた第4のデータ列をaビット分出力側にシフトしたデータ列が、前記第1のデータ列と一致したとき、前記PN符号生成部に前記第4のデータ列を初期値としてセットして同期を確立させることを特徴とするビットエラー測定装置。
  2. 前記PN符号生成部はaビットのシフトレジスタで構成され、前記aビットの第4のデータ列が初期値として前記シフトレジスタにセットされることを特徴とする、請求項1に記載のビットエラー測定装置。
  3. 任意のM系列の生成多項式に基づいて生成され、送信されたPN符号の第1のデータ列と、同一の生成多項式に基づいて生成されたPN符号の第2のデータ列とを、同期が確立した状態で比較し、一致しないビット数をビットエラー数として測定するビットエラー測定装置であって、
    前記M系列の生成多項式として、xa+xb+1(a、bは自然数)で表現される多項式用いられ、
    かつ前記第1のデータ列を一時的に保存するバッファと、前記第2のデータ列を生成するPN符号生成部とを備え、
    前記バッファに保存された第1のデータ列と、当該第1のデータ列をコピーして(a−b)ビット分出力側にシフトした第3のデータ列との排他的論理和演算を行い、当該演算の結果得られた第4のデータ列をbビット分出力側にシフトしたデータ列が、前記第1のデータ列と一致したとき、前記PN符号生成部に前記第4のデータ列を初期値としてセットして同期を確立させることを特徴とするビットエラー測定装置。
  4. 前記PN符号生成部はaビットのシフトレジスタで構成され、前記aビットの第4のデータ列が初期値として前記シフトレジスタにセットされることを特徴とする、請求項に記載のビットエラー測定装置。
  5. 異なる周波数が割り当てられた複数のチャンネルから任意のチャンネルを選択し、このチャンネルを用いて無線信号を送受信するデジタル方式の無線機であって、
    アンテナで受信した前記無線信号を復調して所定のフォーマットのパケットを再生し、このパケットに含まれる音声データまたはPN符号のデータを取り出す受信部と、
    前記パケットから取り出された音声データを復号化およびD/A変換して音声信号を再生する音声コーデックと、
    前記音声コーデックで再生された音声信号を音声として出力するスピーカと、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のビットエラー測定装置として機能し、前記パケットから取り出された前記PN符号の第1のデータ列のビットエラーを測定するコントローラと、を備えたことを特徴とする無線機。
  6. 前記コントローラはCPU、ROM、RAMおよび不揮発性メモリで構成され、前記不揮発性メモリに格納されたソフトウェアを読み出し、前記RAMをワークメモリとして前記ソフトウェアを前記CPUで実行することにより、前記ビットエラー測定装置の機能を実現することを特徴とする、請求項5に記載の無線機。
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