JP6212166B2 - 遮音カバー及び遮音構造 - Google Patents
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Description
まず、遮音カバー21の外側に配置される配線ボックス11について説明する。
図1及び図3に示すように、遮音カバー21は、前面に開口部20aを有する有底四角箱状に形成されたカバー本体25と、このカバー本体25の前面から外方に延設されたフランジ部26と、から形成されている。カバー本体25は、長方形状に形成された底用遮音部24と、底用遮音部24の上縁から立設された上側遮音部24aと、底用遮音部24の下縁から立設された下側遮音部24bと、底用遮音部24の右縁から立設された右側遮音部24cと、底用遮音部24の左縁から立設された左側遮音部24dと、からなる。カバー本体25において、上側遮音部24aと左側遮音部24d、左側遮音部24dと下側遮音部24b、下側遮音部24bと右側遮音部24c、及び右側遮音部24cと上側遮音部24aは、それぞれ閉塞部材29を用いて接合されている。
図5に示すように、軽量間仕切壁Wは、複数の軽量形鋼材P(図5では一本の軽量形鋼材Pのみ図示)と、軽量形鋼材Pを挟むように固定されることで立設される壁材Waとから構築されている。壁材Waは石膏ボードが用いられる。軽量形鋼材Pは、薄鋼板からなり、軽量形鋼材Pの立設方向に対して直交する方向への平断面視が略C字状をなすC型鋼である。そして、軽量間仕切壁Wを構築するには、まず、複数の軽量形鋼材Pを立設する。次に、対となる壁材Waを、軽量形鋼材Pを挟むように配設し、壁材Waをビスによって軽量形鋼材Pに固定すると、軽量間仕切壁Wが構築される。この軽量間仕切壁Wにおいて、対となる壁材Waの間には中空部Tが形成されている。
図4及び図5に示すように、軽量形鋼材Pに対しボックス固定具70を固定する。そして、軽量形鋼材Pに固定されたボックス固定具70の支持片72に対し、配線ボックス11の挿通孔12aに挿通した固定部材56を螺入することにより、配線ボックス11ば支持片72に支持されるとともに、軽量形鋼材Pに取付けられる。さらに、配線ボックス11の接続口15に電線管接続具50を接続するとともに、電線管接続具50に電線管60を接続し、電線管60内にケーブル40を挿通する。そして、ケーブル40を配線ボックス11内にまで引込む。
(1)遮音カバー21を、箱状のカバー本体25と、このカバー本体25の前面に形成されたフランジ部26と、から形成した。そして、カバー本体25を、壁材Waの表側から壁孔Wbに挿入可能に形成するとともに、フランジ部26を壁材Waの表面における壁孔Wbの周縁に配置可能に形成した。よって、壁材Waの表側から壁孔Wbに遮音カバー21を挿入しても、遮音カバー21全体で壁孔Wbを閉鎖して、壁孔Wbを介した壁材Waの裏側への音漏れを遮音カバー21で抑制することができる。したがって、軽量間仕切壁Wの構築後であっても、遮音カバー21の設置状態を確認しながら遮音カバー21を壁材Waに設置することができる。
(10)遮音カバー21を、箱状のカバー本体25と、このカバー本体25の前面に形成されたフランジ部26と、から形成した。そして、カバー本体25を、壁材Waの表側から壁孔Wbを介して配線ボックス11内に収容するとともに、フランジ部26を壁材Waの表面における壁孔Wbの周縁に配置して遮音構造を形成した。よって、壁材Waの表側から壁孔Wbに遮音カバー21を挿入しても、遮音カバー21全体で壁孔Wbを閉鎖して、壁孔Wbを介した壁材Waの裏側への音漏れを遮音カバー21で抑制することができ、軽量間仕切壁Wの構築後であっても、遮音構造を形成することができる。
○ 図7に示すように、遮音カバー75を、薄い透明材料(例えば、合成樹脂材料)によって形成されたカバー部材76と、比重2以上の軟質材料によって四角箱状に形成されるとともに、カバー部材76内に収容されたカバー本体77と、を一体化して構成してもよい。カバー部材76は、有底四角箱状に形成された収容部76aと、この収容部76aの前面に一体形成されたフランジ部76bとを備える。また、カバー本体77は有底四角箱状に形成され、遮音性を有する。そして、カバー部材76の収容部76a内にカバー本体77を収容することで、遮音カバー75を、薄板状のフランジ部76bと、収容部76a内の軟質材料製のカバー本体77とで形成することができる。
○ 実施形態では、フランジ部26を透明に形成したが、フランジ部26は白色や黄色であってもよく、壁材Waと同じ色であってもよい。
○ 建築物の壁として土壁に遮音カバー21を用いて配線器具42を設置してもよい。
Claims (5)
- 建築物の壁に設置される遮音カバーであって、
比重2以上の軟質材料により形成され遮音性を有するカバー本体を有し、
該カバー本体は、前面に開口部を有するとともに、前記壁に設置される器具が前記開口部から内部に収容可能な箱状に形成され、
前記カバー本体の前面から外方へ延びるフランジ部を備え、
前記カバー本体が前記壁の表側から壁孔に挿入され、前記壁の裏側で壁孔を介して前記壁の表側に臨む配線ボックスの内側に前記カバー本体が収容され、前記フランジ部が前記壁の表面における前記壁孔の周縁に配置され、
前記フランジ部は、前記壁の表面への設置部材の設置に影響の無い厚みで形成されるとともに、前記カバー本体よりも薄く形成されていることを特徴とする、壁孔を閉鎖する遮音カバー。 - 前記フランジ部は透明である請求項1に記載の遮音カバー。
- 少なくとも前記カバー本体は、シート材の折り曲げ及び接合により形成されている請求項1又は請求項2に記載の遮音カバー。
- 前記シート材は、前記カバー本体の接合部において隣り合う面同士の隙間を塞ぐ閉塞部材を備える請求項3に記載の遮音カバー。
- 建築物の壁の裏側に設置されるとともに、前記壁に形成された壁孔を介して前記壁の表側に臨む配線ボックスと、
前記壁孔を介した前記壁の裏側への音漏れを抑制する遮音カバーと、を有する遮音構造であって、
前記遮音カバーは、比重2以上の軟質材料により形成され遮音性を有するカバー本体を有し、
該カバー本体は、前面に開口部を有するとともに、前記壁に設置される器具が前記開口部から内部に収容可能な箱状に形成され、
さらに、前記カバー本体の前面から外方へ延びるフランジ部を備え、
前記カバー本体が、前記壁の表側から前記壁孔を介して前記配線ボックス内に収容され、前記フランジ部が前記壁の表面における前記壁孔の周縁に配置され、
前記フランジ部は、前記壁の表面への設置部材の設置に影響の無い厚みで形成されるとともに、前記カバー本体よりも薄く形成されていることを特徴とする、前記遮音カバーが壁孔を閉鎖している遮音構造。
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