JP6206549B2 - 樹脂製パネル及び成形方法 - Google Patents
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Description
他部材と当接する複数の当接面を有する裏壁と、前記裏壁と間隔をおいて対向する表壁と、を有する樹脂製パネルであって、
前記裏壁の一部を前記表壁に向けて窪ませて前記表壁の内面に溶着した複数のリブを有し、
前記表壁の肉厚は、前記裏壁の肉厚と略同じ、または、薄肉である、ことを特徴とする。
他部材と当接する複数の当接面を有する裏壁と、前記裏壁と間隔をおいて対向する表壁と、を有し、前記裏壁と前記表壁とは同一の樹脂で構成する樹脂製パネルであって、
前記裏壁の一部を前記表壁に向けて窪ませて前記表壁の内面に溶着した複数のリブを有し、
前記表壁は、前記裏壁よりも軽い、ことを特徴とする。
他部材と当接する複数の当接面を有する裏壁と、前記裏壁と間隔をおいて対向する表壁と、を有する樹脂製パネルを、一対の分割金型を用いて成形する成形方法であって、
一方の分割金型のキャビティには、他方の分割金型に向かって突出する複数の突出部が設けられており、前記一方の分割金型側に、前記裏壁を構成する第1の溶融樹脂シートが位置し、前記他方の分割金型側に、前記表壁を構成する第2の溶融樹脂シートが位置し、且つ、前記第2の溶融樹脂シートの肉厚を前記第1の溶融樹脂シートの肉厚よりも薄肉にして、前記第1の溶融樹脂シートと前記第2の溶融樹脂シートとを押し出す押出工程と、
前記第1の溶融樹脂シートを前記一方の分割金型のキャビティに沿った形状に賦形し、前記第1の溶融樹脂シートを前記突出部に沿った形状に引き伸ばしてリブを形成する賦形工程と、
一対の分割金型を型締めして、前記裏壁を構成する前記第1の溶融樹脂シートと、前記表壁を構成する前記第2の溶融樹脂シートと、の周縁同士を溶着すると共に、前記第1の溶融樹脂シートに形成した前記リブの先端を前記第2の溶融樹脂シートに溶着し、前記樹脂製パネルを成形する型締工程と、を有する、ことを特徴とする。
まず、図1、図2、図6、図9を参照しながら、本実施形態の樹脂製パネル1の概要について説明する。図1は、本実施形態の樹脂製パネル1の構成例を示し、図2は、図1に示す樹脂製パネル1を成形する成形装置60の構成例を示し、図6、図9は、樹脂製パネル1の成形工程の一部を示す。
まず、図1を参照しながら、本実施形態の樹脂製パネル1の構成例について説明する。図1は、樹脂製パネル1の構成例を示す図であり、図1(a)は、樹脂製パネル1の全体斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示す樹脂製パネル1の上面図であり、図1(c)は、図1(a),(b)に示す樹脂製パネル1のA-A'断面図であり、図1(d)は、図1(a),(b)に示す樹脂製パネル1のB-B'断面図である。
次に、図2〜図10を参照しながら、本実施形態の樹脂製パネル1の成形方法例について説明する。図2は、樹脂製パネル1を成形する成形装置60の構成例を示し、図3〜図10は、樹脂製パネル1を成形する工程例を示す図であり、図2に示す押出装置12のTダイ28側から樹脂シートPと分割金型32とを見た状態を示す。
このように、本実施形態の樹脂製パネル1を成形する場合は、まず、図2に示すように、最終的に成形される図1に示す樹脂製パネル1において、表壁2の肉厚は、裏壁3の肉厚と略同じ、または、薄肉となるように、また、表壁2が裏壁3よりも軽くなるように、表壁2を構成する第2の溶融樹脂シートP2の肉厚を、裏壁3を構成する第1の溶融樹脂シートP1の肉厚よりも薄肉にして押出装置12から押し出す。
2 表壁
3 裏壁
3a リブ
31 当接面
4 周囲壁
5 補強材ユニット
6 中空部
7 化粧部材
Claims (11)
- 他部材と当接する複数の当接面を有する裏壁と、前記裏壁と間隔をおいて対向する表壁と、を有する樹脂製パネルであって、
前記裏壁の一部を前記表壁に向けて窪ませて前記表壁の内面に溶着した複数の長方形状のリブを有し、
前記リブは、前記表壁との溶着面が平坦状であり、
前記当接面に架け渡されるように配置される補強材が、前記表壁と前記裏壁との間に設けられており、前記長方形状のリブは、前記リブの長手方向が前記補強材と非平行に形成される、樹脂製パネル。 - 前記補強材は、2つの長方形状のリブの間を通るように設けられ、
前記2つの長方形状のリブは、それぞれのリブの長手方向に並べられる、請求項1に記載の樹脂製パネル。 - 前記長方形状のリブは、一方向に延びる一対の補強材の間に、前記一方向に非平行に延びるように設けられる、請求項1又は請求項2に記載の樹脂製パネル。
- 前記表壁の肉厚は、前記裏壁の肉厚と同じ、または、薄肉である、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の樹脂製パネル。
- 前記裏壁と前記表壁とは同一の樹脂で構成され、
前記表壁は、前記裏壁よりも軽い、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の樹脂製パネル。 - 前記表壁の平均肉厚は、1.2mm以下であり、
前記裏壁の平均肉厚は、1.7mm以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1つに記載の樹脂製パネル。 - 他部材と当接する複数の当接面を有する裏壁と、前記裏壁と間隔をおいて対向する表壁と、を有する樹脂製パネルを、一対の分割金型を用いて成形する成形方法であって、
一方の分割金型のキャビティには、他方の分割金型に向かって突出する複数の長方形状の突出部が設けられており、前記一方の分割金型側に、前記裏壁を構成する第1の溶融樹脂シートが位置し、前記他方の分割金型側に、前記表壁を構成する第2の溶融樹脂シートが位置し、且つ、前記第1の溶融樹脂シートと前記第2の溶融樹脂シートとを押し出す押出工程と、
前記第1の溶融樹脂シートを前記一方の分割金型のキャビティに沿った形状に賦形し、前記第1の溶融樹脂シートを前記突出部に沿った形状に引き伸ばして長方形状のリブを形成する賦形工程と、
前記長方形状のリブを形成した前記第1の溶融樹脂シートに、前記当接面となる部分に架け渡されるように且つ前記リブの長手方向に非平行になるように補強材を配置する配置工程を有し、
一対の分割金型を型締めして、前記裏壁を構成する前記第1の溶融樹脂シートと、前記表壁を構成する前記第2の溶融樹脂シートと、の周縁同士を溶着すると共に、前記第1の溶融樹脂シートに形成した前記リブの先端を溶着面が平坦状になるように前記第2の溶融樹脂シートに溶着し、前記樹脂製パネルを成形する型締工程と、を有する、ことを特徴とする成形方法。 - 前記補強材は、2つの長方形状のリブの間を通るように配置され、
前記2つの長方形状のリブは、それぞれのリブの長手方向に並べられる、請求項7に記載の成形方法。 - 一方向に延びる一対の補強材の間に前記長方形状のリブが前記一方向に非平行に延びるように前記補強材が配置される、請求項7又は請求項8に記載の成形方法。
- 前記押出工程において、前記第1及び第2の溶融樹脂シートは、前記第2の溶融樹脂シートの肉厚が前記第1の溶融樹脂シートの肉厚よりも薄肉になるように押し出される、請求項7〜請求項9の何れか1つに記載の成形方法。
- 前記押出工程は、
前記型締工程で成形される前記樹脂製パネルにおいて、前記表壁の平均肉厚が1.2mm以下となり、前記裏壁の平均肉厚が1.7mm以下となるように、前記第1の溶融樹脂シートと前記第2の溶融樹脂シートを押し出す、ことを特徴とする請求項7〜請求項10の何れか1つに記載の成形方法。
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