JP6201619B2 - 3板式光学システム及びプロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は3板式光学システム及びプロジェクターに関するものであり、例えば、デジタル・マイクロミラー・デバイス(digital micromirror device)等の反射型表示素子からの出射光のうち、画像投影に不要なOFF光を適正に空間分離する機能を備えた3板式の画像投影用光学システムと、それを有するプロジェクターに関するものである。
プロジェクターに搭載される反射型表示素子として、デジタル・マイクロミラー・デバイスが知られている。デジタル・マイクロミラー・デバイスは、複数の微小なマイクロミラーからなる画像表示面を有しており、その画像表示面で各ミラー面の傾きを制御して、照明光を強度変調することにより画像を形成する。デジタル・マイクロミラー・デバイスの各画素のON/OFFは、例えば、画像表示面の各辺に対して45°の角度をなす回転軸を中心とする±12°のミラー面の回動により表現される。
デジタル・マイクロミラー・デバイスのような反射型表示素子では、投影画像に使われないOFF光と呼ばれる不要光が発生する。そのOFF光は、投影画像のコントラスト低下や機構部品を含む光学システムの温度上昇を招く原因となる。単板式のプロジェクターでは、特許文献1,2で提案されているように、TIR(Total Internal Reflection)プリズムでの全反射角度を利用してOFF光を処理することができる。色分解合成プリズムと3枚のデジタル・マイクロミラー・デバイスを含む3板式のプロジェクターでは、投影光学系とデジタル・マイクロミラー・デバイスとの間隔が広く、ON光(投影光)とOFF光との分離が容易であるため、色分解合成プリズムの高さを増やすことによって色分解合成プリズム内でOFF光を投影光から分離処理することができる。また、特許文献3で提案されているように、楔形状のプリズムとその傾斜面に設けられたOFF光反射コートを利用することもOFF光の分離処理には有効である。
特開2006−119376号公報 特開2003−215495号公報 特開2013−125168号公報
しかし、3板式のプロジェクターにおいて色分解合成プリズムの高さが十分でない場合には、OFF光は正しく処理されず色分解合成プリズム内で迷光になって、プロジェクター性能低下の原因となる。つまり、色合成に使用されるダイクロイックコーティングは照明光と投影光を中心に設計されているので、OFF光の一部は正しく透過又は反射されず、色分解合成プリズム内で迷光となって投影画像のコントラスト低下や光学システムの温度上昇の要因となる。OFF光を分離処理するには色分解合成プリズムの高さを増やすのが簡単であるが、OFF光が迷光とならないようにプリズム外への導出を行うと、色分解合成プリズムを含む光学システムが大型化する傾向となり、その大型化に伴ってコストアップを招いたりプリズム保持の信頼性が低下したりするおそれがある。また、特許文献3に記載されているような楔形状プリズムを用いると、光学部品の増加によるコストアップを招くとともに、ブロードバンドの光源には適さない構成となる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、小型でありながら反射型表示素子からの不要光をダイクロイックコーティングに入射させずに分離処理することの可能な光学システムと、それを備えたプロジェクターを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の光学システムは、複数の反射型表示素子と、少なくとも3つのプリズムからなる色分解合成プリズムと、を備え、前記色分解合成プリズムで照明光を色分解し、その色分解により得られた照明光で各反射型表示素子の画像表示面を照明し、照明された各反射型表示素子からの反射光のうち画像投影に用いられる投影光を前記色分解合成プリズムで色合成する3板式の画像投影用光学システムであって、
前記反射型表示素子が、複数のマイクロミラーからなる画像表示面において各マイクロミラー面の傾きがON/OFF制御されて照明光を強度変調することにより画像を形成するデジタル・マイクロミラー・デバイスであり、
ON状態の前記マイクロミラーで反射された投影光は前記色分解合成プリズムに入射し、OFF状態の前記マイクロミラーで反射された不要光は前記色分解合成プリズム内に入射しないように、前記色分解合成プリズムと各反射型表示素子との間に不要光投影光から分離させるための距離を確保して、前記色分解合成プリズムに各反射型表示素子を対向して配置されていることを特徴とする。
第2の発明の光学システムは、上記第1の発明において以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする。
X3≧{2・Y+X1・(tanα1−tanβ1)+X2・(tanα2−tanβ2)}/(tanβ3−tanα3) …(1)
ただし、
α2=sin-1{(n1/n2)・sinα1}
α3=sin-1{(n2/n3)・sinα2}
β2=sin-1{(n1/n2)・sinβ1}
β3=sin-1{(n2/n3)・sinβ2}
であり、ON状態のマイクロミラーで反射されて投影光として色合成される光をON光とし、OFF状態のマイクロミラーで反射された不要光をOFF光とすると、照明光の光軸とON光の光軸とを含む平面の法線方向から画像表示面を見たとき、
Y:画像表示面の中心から最も離れた画素までの距離、
α1:デジタル・マイクロミラー・デバイスから最も離れた位置でOFF光から分離されるON光の光線が、ON光の光軸に対してなす角度、
β1:デジタル・マイクロミラー・デバイスから最も離れた位置でON光から分離されるOFF光の光線が、ON光の光軸に対してなす角度、
n1:画像表示面とカバーガラスとの間の屈折率、
X1:画像表示面とカバーガラスとの間の距離、
n2:カバーガラスの屈折率、
X2:カバーガラスの厚み、
n3:カバーガラスと色分解合成プリズムとの間の屈折率、
X3:カバーガラスと色分解合成プリズムとの間の距離、
である。
第3の発明の光学システムは、上記第1又は第2の発明において、前画像表示面の長辺側から照明光を入射させることができる構成を有することを特徴とする。
第4の発明の光学システムは、上記第1〜第3のいずれか1つの発明において、照明光と投影光との分離を全反射と透過により行う面が、前記色分解合成プリズムの投影側に配置されないことを特徴とする。
第5の発明の光学システムは、上記第1〜第4のいずれか1つの発明において、照明光が、前記色分解合成プリズムに入射する前に、全反射面を有する1つの三角柱プリズムを経由することを特徴とする。
第6の発明の光学システムは、上記第1〜第5のいずれか1つの発明において、前記色分解合成プリズムが、各反射型表示素子から射出した投影光が入射するプリズム面と隣り合うように、不要光の光路を確保するための傾斜面を有することを特徴とする。
第7の発明のプロジェクターは、3板式のプロジェクターであって、画像を表示する3つの反射型表示素子と、光源と、その光源からの光を集光する照明光学系と、その照明光学系からの光を前記反射型表示素子に導く上記第1〜第6のいずれか1つの発明に係る光学システムと、前記反射型表示素子に表示された画像をスクリーン面に拡大投影する投影光学系と、を備えたことを特徴とする。
本発明の光学システムによれば、色分解合成プリズムと各反射型表示素子との間に、各反射型表示素子から生じた不要光を色分解合成プリズム内に入射させずに投影光から分離させるための空間が確保されているので、色分解合成プリズム等の光学要素を大きくする必要が無く、小型でありながら反射型表示素子から投影光とは異なる角度で出射する不要光をダイクロイックコーティングに入射させずに分離処理することができる。そして、その光学システムをプロジェクターに備えることにより、小型で低コスト・高コントラストの3板式のプロジェクターを実現することができる。
不要光がダイクロイックコーティングに入射しないため、不要光が迷光となって投影画像のコントラスト低下や機構部品を含む光学システムの温度上昇を招くことを防止することができる。さらに、色分解合成プリズムでは不要光の分離処理のために必要であった高さを抑えることができる。したがって、色分解合成プリズムの小型化が可能になるため、コストダウンやプリズム保持での信頼性向上が可能となる。例えば、画像表示面の長辺側から照明光を入射させることの可能なデジタル・マイクロミラー・デバイスと色分解合成プリズムとを組み合わせることにより、投影光学系のバックワーキングディスタンスを過度に増やすことなく、不要光を色分解合成プリズムに入射させずに空間分離させることができる。
光学システムの第1の実施の形態を示す概略構成図。 図1の光学システムを搭載したプロジェクターの概略構成例を示す模式図。 従来の色分解合成プリズムの大型化を説明するための比較例を示す概略構成図。 色分解合成プリズムとデジタル・マイクロミラー・デバイスとの間に確保する不要光分離空間の最適化を説明するための図。 光学システムの第2の実施の形態を示す概略構成図。 光学システムの第2の実施の形態における外観及び光路を示す側面図。 光学システムの第2の実施の形態における外観及び光路を示す斜視図。 照明光と投影光との分離方向が画像表示面の長辺方向又は短辺方向に揃ったデジタル・マイクロミラー・デバイスの動作を説明するための図。
以下、本発明に係る光学システム及びプロジェクターの実施の形態等を、図面を参照しつつ説明する。なお、実施の形態等の相互で同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して重複説明を適宜省略する。
図1に、光学システムPU1の第1の実施の形態を示す。図1(A)は光学システムPU1を上面側から見た状態で示しており、図1(B)は光学システムPU1を側面側から見た状態で示している。また図2に、光学システムPU1を搭載したプロジェクターPJの概略構成例を示す。プロジェクターPJは、図2に示すように、投影光学系LN,光学システムPU1,光源11,照明光学系12,制御部13,アクチュエータ14等を備えており、光学システムPU1はTIR(Total Internal Reflection)プリズムPA,色分解合成プリズムPB,デジタル・マイクロミラー・デバイスDP等からなっており、制御部13によりプロジェクターPJ全体の制御が行われる。
図2に示すように、光源11から射出した照明光L1は、照明光学系12,TIRプリズムPA及び色分解合成プリズムPBでデジタル・マイクロミラー・デバイスDPに導かれる。デジタル・マイクロミラー・デバイスDPは、光を変調して画像を生成する反射型表示素子であり、画像を表示する画像表示面DS上にはカバーガラスCGが設けられている。デジタル・マイクロミラー・デバイスDPの画像表示面DSでは、照明光の強度変調により2次元画像が形成される(図1では画像表示面DSを正面側から見た状態をあわせて示している。)。デジタル・マイクロミラー・デバイスDPの画素は、画像表示面DSが構成する長方形の画像表示領域の各辺に対して45°の角度をなす回転軸を有しており、その軸回りに例えば±12°回動することにより、ON/OFFを表現する。そして、ON状態のマイクロミラー(画素面)で反射した光のみが、後述するように光学システムPU1及び投影光学系LNを通過することになる。
光学システムPU1は、図1に示すように3板式の画像投影用光学システムである。つまり、TIRプリズムPA,色分解合成プリズムPB,第1〜第3のデジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3(図2中のデジタル・マイクロミラー・デバイスDPに相当する。)等からなるプリズムシステムであり、照明光L1と投影光L2との分離、及び投影光(ON光)L2と不要光(OFF光)L3との分離を行う(図1(B))。デジタル・マイクロミラー・デバイスDPに表示された画像は、投影光学系LNでスクリーン面SCに拡大投影される。なお、投影光学系LN又はその一部の移動(例えば、ズーミング,フォーカシング)は、アクチュエータ14(図2)で行われる。
光学システムPU1の構成を、図1を用いて更に詳しく説明する。また、従来の色分解合成プリズムPBとの高さhの違いを明確にするため、比較例として光学システムPU0の構成を図3に示す。なお、図1(A),(B)と同様、図3(A)は光学システムPU0を上面側から見た状態で示しており、図3(B)は光学システムPU0を側面側から見た状態で示している。
光学システムPU1では(図1(B))、TIRプリズムPAは略三角柱状の単一のプリズムからなっており、このTIRプリズムPAによって、第1〜第3のデジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3(図1)に対する入力光(照明光)L1と出力光(投影光)L2との分離が行われる。照明光学系12から射出した照明光L1は、TIRプリズムPAに入射し、その斜面に全反射条件を満たした角度で入射し、全反射して色分解合成プリズムPBに入射する。
一方、光学システムPU0では(図3(A),(B))、TIRプリズムPAは略三角柱状の2つのプリズムからなっており、プリズム斜面間にエアギャップ層が設けられている。このTIRプリズムPAによって、第1〜第3のデジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3(図3)に対する入力光(照明光)L1と出力光(投影光)L2との分離が行われる。照明光学系12から射出した照明光L1は、TIRプリズムPAに入射し、エアギャップ層を形成する斜面に全反射条件を満たした角度で入射し、全反射して色分解合成プリズムPBに入射する。
光学システムPU0,PU1において、色分解合成プリズムPBは、B(青)・R(赤)・G(緑)に対応した3つのプリズムP1,P2,P3が組み合わされた構成になっている(図1(A),図3(A))。デジタル・マイクロミラー・デバイスDP(図2)としては、青用,赤用,緑用の第1,第2,第3のデジタル・マイクロミラー・デバイスD1,D2,D3が設けられており(図1(A),図3(A))、照明光L1は色分解合成プリズムPBで青,赤,緑の各色に分解される。色分解合成プリズムPBを構成している3つのプリズムP1,P2,P3は、略三角柱状の青用プリズム及び赤用プリズム、並びにブロック状の緑用プリズムである。第1プリズムP1と第2プリズムP2との間には、第1の色光(青色光)を反射する第1ダイクロイックコーティングC1、及びそれに隣接してエアギャップ層が設けられている。また、第2プリズムP2と第3プリズムP3との間には、第2の色光(赤色光)を反射する第2ダイクロイックコーティングC2、及びそれに隣接してエアギャップ層が設けられている。
色分解合成プリズムPBの第1プリズムP1に入射した照明光L1は、第1ダイクロイックコーティングC1(図1(A)等)で第1の色光(青色光)が反射され、他の第2の色光(赤色光)及び第3の色光(緑色光)は透過する。第1ダイクロイックコーティングC1で反射された青色の照明光L1は、全反射された後、色分解合成プリズムPBから射出し、青用の第1のデジタル・マイクロミラー・デバイスD1を照明する。ダイクロイックコーティングC1を透過した赤色と緑色の照明光L1のうち、赤色の照明光L1は第2ダイクロイックコーティングC2(図1(A)等)で反射され、緑色の照明光L1は透過する。第2ダイクロイックコーティングC2で反射された赤色の照明光L1は、全反射された後、色分解合成プリズムPBから射出し、赤用の第2のデジタル・マイクロミラー・デバイスD2を照明する。第2ダイクロイックコーティングC2を透過した緑色の照明光L1は、色分解合成プリズムPBから射出し、緑用の第3のデジタル・マイクロミラー・デバイスD3を照明する。
青用の第1のデジタル・マイクロミラー・デバイスD1で反射された青色の投影光L2は、色分解合成プリズムPBに入射して全反射された後、第1ダイクロイックコーティングC1で反射される。赤用の第2のデジタル・マイクロミラー・デバイスD2で反射された赤色の投影光L2は、色分解合成プリズムPBに入射して全反射された後、第2ダイクロイックコーティングC2で反射され、更に第1ダイクロイックコーティングC1を透過する。緑用の第3のデジタル・マイクロミラー・デバイスD3で反射された緑色の投影光L2は、色分解合成プリズムPBに入射して第2ダイクロイックコーティングC2及び第1ダイクロイックコーティングC1を透過する。このようにして、照明光L1を受けた3つのデジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3からの出射光のうち、画像投影に用いられる投影光L2は第1,第2ダイクロイックコーティングC1,C2で色合成される。
光学システムPU1(図1)では、上記青色,赤色,及び緑色の各投影光L2が、同一光軸AX(図2)に合成され、色分解合成プリズムPBから射出して、投影光学系LNによってスクリーンSCに投影される。一方、光学システムPU0(図3)では、上記青色,赤色,及び緑色の各投影光L2が、同一光軸AX(図2)に合成され、色分解合成プリズムPBから射出して、TIRプリズムPAに入射する。TIRプリズムPAに入射した投影光L2は、ここでは全反射条件を満たさないのでエアギャップ層を透過し、投影光学系LNによってスクリーンSCに投影される。
上述した光学システムPU0,PU1に搭載されている第1〜第3のデジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3では、投影画像に使われないOFF光L3と呼ばれる不要光が発生する(図1(B),図3(B))。OFF光L3は、投影画像のコントラスト低下や機構部品等を含む光学システムPU0,PU1の温度上昇を招く原因となる。光学システムPU0(図3)では、これを解消するために色分解合成プリズムPBの高さh(例えば、h=110mm)を大きく確保している。しかし、これが色分解合成プリズムPBだけでなくその重量を支えるための保持機構もコストアップする要因となっている。また、色分解合成プリズムPBを十分大きくしても、第1,第2ダイクロイックコーティングC1,C2が照明光L1と投影光L2を中心に設計されているため、色分解合成プリズムPBに入射したOFF光L3が全反射条件やコート特性条件によりプリズムPB内で迷光となり、プリズムPBの温度上昇やコントラスト低下の要因となってしまう。
光学システムPU1(図1)では、上記問題点を解消するため、色分解合成プリズムPBと各デジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3との間に、各デジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3から生じたOFF光L3を色分解合成プリズムPB内に入射させずに投影光L2から分離させるための不要光分離空間SPを確保している。この構成によれば、色分解合成プリズムPB等の光学要素を大きくする必要が無く、小型でありながらデジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3から投影光L2とは異なる角度で出射するOFF光L3を第1,第2ダイクロイックコーティングC1,C2に入射させずに分離処理することができる。そして、この光学システムPU1をプロジェクターPJに備えることにより、3板式プロジェクターPJの小型化,低コスト化,高コントラスト化を達成することができる。
不要光分離空間SPを十分に確保すると、OFF光L3は第1,第2ダイクロイックコーティングC1,C2に入射せず(図1)、色分解合成プリズムPB内にすら入射しないため、迷光となって投影画像のコントラスト低下や機構部品を含む光学システムPU1の温度上昇を招くことを効果的に防止することができる。さらに、不要光分離空間SPとして空気層を確保すると、OFF光L3が色分解合成プリズムPBで屈折しないため、短い距離で投影光L2とOFF光L3とを分離することができる。これにより色分解合成プリズムPB内にOFF光L3の光路を確保する必要がなくなるので、色分解合成プリズムPBにおいてOFF光L3の分離処理のために必要であった高さhを抑えることができる(例えば、h=85mm)。したがって、色分解合成プリズムPBの小型化が可能になるため、コストダウンやプリズム保持での信頼性向上が可能となる。なお、空間分離した各OFF光L3は、まとめてダンパー(例えば、後で説明する図6中のダンパーDM)に吸収させてもよく、各チャンネルごとに設けたダンパーに吸収させてもよい。
図4に、光学システムPU1の要部を拡大して示し、色分解合成プリズムPBと各デジタル・マイクロミラー・デバイスDP(D1〜D3)との間に確保する不要光分離空間SPの最適化を説明する。ここで、反射型表示素子としてデジタル・マイクロミラー・デバイスDPを用いた場合(つまり、複数のマイクロミラーからなる画像表示面DSにおいて各マイクロミラー面の傾きがON/OFF制御されて照明光L1を強度変調することにより画像を形成する素子構成の場合)に有効な不要光分離空間SPの設定を考えると、以下の条件式(1)を満たすことが望ましい。
X3≧{2・Y+X1・(tanα1−tanβ1)+X2・(tanα2−tanβ2)}/(tanβ3−tanα3) …(1)
ただし、
α2=sin-1{(n1/n2)・sinα1}
α3=sin-1{(n2/n3)・sinα2}
β2=sin-1{(n1/n2)・sinβ1}
β3=sin-1{(n2/n3)・sinβ2}
であり、ON状態のマイクロミラーで反射されて投影光L2として色合成される光をON光とし、OFF状態のマイクロミラーで反射された不要光をOFF光L3とすると、照明光L1の光軸AX1(すなわち照明光学系12の光軸)とON光L2の光軸AX2(すなわち投影光学系LNの光軸)とを含む平面の法線方向から画像表示面DSを見たとき、
Y:画像表示面DSの中心から最も離れた画素までの距離、
α1:デジタル・マイクロミラー・デバイスDPから最も離れた位置でOFF光L3から分離されるON光L2の光線L2aが、ON光L2の光軸AX2に対してなす角度、
β1:デジタル・マイクロミラー・デバイスDPから最も離れた位置でON光L2から分離されるOFF光L3の光線L3aが、ON光L2の光軸AX2に対してなす角度、
n1:画像表示面DSとカバーガラスCGとの間の屈折率、
X1:画像表示面DSとカバーガラスCGとの間の距離、
n2:カバーガラスCGの屈折率、
X2:カバーガラスCGの厚み、
n3:カバーガラスCGと色分解合成プリズムPBとの間の屈折率、
X3:カバーガラスCGと色分解合成プリズムPBとの間の距離、
である。
条件式(1)を満たすことによって、色分解合成プリズムPBの高さhを抑えながら、各デジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3で生じたOFF光L3を、色分解合成プリズムPB内に入射させずに投影光L2から分離させて、OFF光L3が迷光となるのを効果的に防止することができる。
照明光L1と投影光L2との分離を全反射と透過により行う面は、色分解合成プリズムPBの投影側に配置されないことが望ましい。例えば、図3に示すように照明光L1と投影光L2との分離を全反射と透過により行うTIRプリズムPA等の光学系は、投影光学系LNと色分解合成プリズムPBとの間に配置されないことが望ましい。また、照明光L1は色分解合成プリズムPBに入射する前に、図1に示すTIRプリズムPAのように、全反射面を有する1つの三角柱プリズムを経由することが望ましい。図1に示す光学システムPU1の第1の実施の形態では、色分解合成プリズムPBにおいて照明光L1が入射し、かつ、投影光L2が射出するプリズム面で、投影光L2と照明光L1とが分離している。したがって、従来タイプのTIRプリズムPA(図3)は不要であり、照明パスにのみ全反射面を有する三角柱プリズムにより照明光L1の方向を制御している。
色分解合成プリズムPBは、図1,図4に示すように、各デジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3から射出した投影光L2が入射するプリズム面と隣り合うように、不要光の光路を確保するための傾斜面SLを有することが望ましい。OFF光L3は、色分解合成プリズムPBにおける画像表示面DS側のプリズム面の外周を通るので、OFF光L3の光路を確保するための傾斜面SLを設けることにより、不要光分離に必要な空間SPを小さくすることができる。
図5に、光学システムPU2の第2の実施の形態を示す。図5(A)は光学システムPU2を上面側から見た状態で示しており、図5(B)は光学システムPU2を側面側から見た状態で示している。また、図6に光学システムPU2の要部光路を側面図で示し、図7に光学システムPU2の要部光路を斜視図で示す。なお、図6では空間分離した各OFF光L3をまとめてダンパーDMに吸収させる構成を示しているが、各チャンネルごとにダンパーDMを設けてOFF光L3を吸収させてもよい。
第2の実施の形態の特徴は、使用するデジタル・マイクロミラー・デバイスD1〜D3での照明方向及び投影方向にある。その他の構成は前記第1の実施の形態と共通しているので、それにより得られる効果も同じである。図8に、光学システムPU2に使用可能なデジタル・マイクロミラー・デバイスDP(D1〜D3)を示す。図8(A)は画像表示面DSの長辺EL側から照明光L1を入射させることができる構成を有するデジタル・マイクロミラー・デバイスDPを示しており、図8(B)は画像表示面DSの短辺ES側から照明光L1を入射させることができる構成を有するデジタル・マイクロミラー・デバイスDPを示している。
つまり、図8(A)に示すデジタル・マイクロミラー・デバイスDPは照明光L1と投影光L2との分離方向が画像表示面DSの長辺EL方向に対して垂直方向に揃った構成を有しており、図8(B)に示すデジタル・マイクロミラー・デバイスDPは照明光L1と投影光L2との分離方向が画像表示面DSの短辺ES方向に対して垂直方向に揃った構成を有している。これらのうち、光学システムPU2(図5〜図7)に用いられるデジタル・マイクロミラー・デバイスDP(D1〜D3)は、図8(A)に示すものである。また、図8(C)は、図8(A),(B)の画像表示面DSの一部Pを拡大して示す部分拡大図であり、図8(D)は、図8(C)の要部を拡大して示すQ−Q’線断面図である。
光学システムPU2に用いられているデジタル・マイクロミラー・デバイスDPは、光学システムPU1に用いられているものと同様、複数のマイクロミラーMRからなる画像表示面DSにおいて各マイクロミラー面の傾きがON/OFF制御されて照明光を強度変調することにより画像を形成するデジタル・マイクロミラー・デバイスである。ただし、図8(A)に示すように、画像表示面DSの長辺EL側から照明光L1を入射させることができる構成になっている。
つまり、光学システムPU1に用いられているデジタル・マイクロミラー・デバイスDPの画素は、画像表示面DSが構成する長方形の画像表示領域の各辺に対して45°の角度をなす回転軸を有しており、その軸回りに例えば±12°回動することにより、ON/OFFを表現するのに対し、光学システムPU2に用いられているデジタル・マイクロミラー・デバイスDPの画素(マイクロミラーMR)は、画像表示面DSが構成する長方形の画像表示領域の長辺ELに対して平行な回転軸(短辺ESに対して垂直な回転軸)XRを有しており(図8(C),(D))、その軸回りに例えば±12°回動することにより、ON/OFFを表現する。
光学システムPU2に用いられているデジタル・マイクロミラー・デバイスDPは、画像表示面DSの長辺EL側から照明光L1を入射させることができる構成になっているため、色分解合成プリズムPBとの組み合わせにより、像高の低い短辺ES側での照明光L1と投影光L2とOFF光L3との分離を容易に行うことが可能である。したがって、光学システムPU1よりも投影光学系LNのバックワーキングディスタンス(投影光学系LNのレンズ最終面から画像表示面DSまでの空気換算距離)を短くすることができる。つまり、投影光学系LNのバックワーキングディスタンスを過度に増やすことなく、不要光を色分解合成プリズムPBに入射させずに空間分離させることが可能となる。
ここで、光学システムPU2(図5〜図7)における小型化の効果を具体的に説明する。光学システムPU2の色分解合成プリズムPBの屈折率を1.5168とすると、光学システムPU0(図3)のTIRプリズムPAの射出面からデジタル・マイクロミラー・デバイスDPまでの空気換算長は約61mmであり、光学システムPU2(図5〜図7)の色分解合成プリズムPBの射出面からデジタル・マイクロミラー・デバイスDPまでの空気換算長も約61mmと同じであるが、以下に示すように色分解合成プリズムPBの体積は約40%小さくなっている。
空気換算長(mm):
光学システムPU0 …{(25.5+59.5)/1.5168}+(1+4)≒61
光学システムPU2 …(60.7/1.5168)+21≒61
面積(mm2):
光学システムPU0 …(P1,P2,P3)=(1131,712,678)
光学システムPU2 …(P1,P2,P3)=(668,404,416)
高さh(mm):
光学システムPU0 …h=110
光学システムPU2 …h=70
体積(mm3):
光学システムPU0 …277386
光学システムPU2 …163753
{(277386−163753)/277386}×100≒40.9%
また、不要光分離空間SPの最適化に関して、光学システムPU2における条件式(1)の対応値を、具体的な数値を挙げて以下に示す(図4等)。
Y=5.832mm,α1=10.21°,β1=41.79°,
n1=1.0,n2=1.487,n3=1.0,
X1=0.5mm,X2=3.0mmとしたとき、
α2=6.85°,α3=10.21°,
β2=26.63°,β3=41.79°となる。
{2・Y+X1・(tanα1−tanβ1)+X2・(tanα2−tanβ2)}/(tanβ3−tanα3)={2・5.832+0.5・(tan10.21°−tan41.79°)+3.0・(tan6.85°−tan26.63°)}/(tan41.79°−tan10.21°)=14.24
したがって、カバーガラスCGから色分解合成プリズムPBまでの距離X3は、14.24mm以上あればよいことが分かる。
なお、光学システムPU0における条件式(1)の対応値も、具体的な数値を挙げて以下に示す(図3等)。
Y=11.944mm,α1=8.38°,β1=43.62°,
n1=1.0,n2=1.487,n3=1.0,
X1=0.5mm,X2=3.0mmとしたとき、
α2=5.62°,α3=8.38°,
β2=27.64°,β3=43.62°となる。
{2・Y+X1・(tanα1−tanβ1)+X2・(tanα2−tanβ2)}/(tanβ3−tanα3)={2・11.944+0.5・(tan8.38°−tan43.62°)+3.0・(tan5.62°−tan27.64°)}/(tan43.62°−tan8.38°)=27.57
したがって、カバーガラスCGから色分解合成プリズムPBまでの距離X3は、27.57mm以上必要であることから、図3に示す光学システムPU0では条件式(1)を満たさないことが分かる。
PJ プロジェクター
LN 投影光学系
PU0,PU1,PU2 光学システム
DP デジタル・マイクロミラー・デバイス(反射型表示素子)
D1 第1のデジタル・マイクロミラー・デバイス(反射型表示素子)
D2 第2のデジタル・マイクロミラー・デバイス(反射型表示素子)
D3 第3のデジタル・マイクロミラー・デバイス(反射型表示素子)
DS 画像表示面
MR マイクロミラー
XR 回転軸
ES 短辺
EL 長辺
PA TIRプリズム
PB 色分解合成プリズム
P1 第1プリズム
P2 第2プリズム
P3 第3プリズム
C1 第1ダイクロイックコーティング
C2 第2ダイクロイックコーティング
SL 傾斜面
L1 照明光
L2 ON光(投影光,必要光)
L3 OFF光(不要光)
AX1 照明光の光軸
AX2 ON光の光軸
AX3 OFF光の光軸
SP 不要光分離空間
SC スクリーン
11 光源
12 照明光学系
13 制御部
14 アクチュエータ
AX 光軸

Claims (7)

  1. 複数の反射型表示素子と、少なくとも3つのプリズムからなる色分解合成プリズムと、を備え、前記色分解合成プリズムで照明光を色分解し、その色分解により得られた照明光で各反射型表示素子の画像表示面を照明し、照明された各反射型表示素子からの反射光のうち画像投影に用いられる投影光を前記色分解合成プリズムで色合成する3板式の画像投影用光学システムであって、
    前記反射型表示素子が、複数のマイクロミラーからなる画像表示面において各マイクロミラー面の傾きがON/OFF制御されて照明光を強度変調することにより画像を形成するデジタル・マイクロミラー・デバイスであり、
    ON状態の前記マイクロミラーで反射された投影光は前記色分解合成プリズムに入射し、OFF状態の前記マイクロミラーで反射された不要光は前記色分解合成プリズム内に入射しないように、前記色分解合成プリズムと各反射型表示素子との間に不要光投影光から分離させるための距離を確保して、前記色分解合成プリズムに各反射型表示素子を対向して配置されていることを特徴とする光学システム。
  2. 下の条件式(1)を満たすことを特徴とする請求項1記載の光学システム;
    X3≧{2・Y+X1・(tanα1−tanβ1)+X2・(tanα2−tanβ2)}/(tanβ3−tanα3) …(1)
    ただし、
    α2=sin-1{(n1/n2)・sinα1}
    α3=sin-1{(n2/n3)・sinα2}
    β2=sin-1{(n1/n2)・sinβ1}
    β3=sin-1{(n2/n3)・sinβ2}
    であり、ON状態のマイクロミラーで反射されて投影光として色合成される光をON光とし、OFF状態のマイクロミラーで反射された不要光をOFF光とすると、照明光の光軸とON光の光軸とを含む平面の法線方向から画像表示面を見たとき、
    Y:画像表示面の中心から最も離れた画素までの距離、
    α1:デジタル・マイクロミラー・デバイスから最も離れた位置でOFF光から分離されるON光の光線が、ON光の光軸に対してなす角度、
    β1:デジタル・マイクロミラー・デバイスから最も離れた位置でON光から分離されるOFF光の光線が、ON光の光軸に対してなす角度、
    n1:画像表示面とカバーガラスとの間の屈折率、
    X1:画像表示面とカバーガラスとの間の距離、
    n2:カバーガラスの屈折率、
    X2:カバーガラスの厚み、
    n3:カバーガラスと色分解合成プリズムとの間の屈折率、
    X3:カバーガラスと色分解合成プリズムとの間の距離、
    である。
  3. 画像表示面の長辺側から照明光を入射させることができる構成を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光学システム。
  4. 照明光と投影光との分離を全反射と透過により行う面が、前記色分解合成プリズムの投影側に配置されないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学システム。
  5. 照明光が、前記色分解合成プリズムに入射する前に、全反射面を有する1つの三角柱プリズムを経由することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学システム。
  6. 前記色分解合成プリズムが、各反射型表示素子から射出した投影光が入射するプリズム面と隣り合うように、不要光の光路を確保するための傾斜面を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学システム。
  7. 3板式のプロジェクターであって、画像を表示する3つの反射型表示素子と、光源と、その光源からの光を集光する照明光学系と、その照明光学系からの光を前記反射型表示素子に導く請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学システムと、前記反射型表示素子に表示された画像をスクリーン面に拡大投影する投影光学系と、を備えたことを特徴とするプロジェクター。
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