JP6201078B1 - 曲がり矯正用転造ダイス、棒材の曲がり矯正方法、及び棒材の製造方法 - Google Patents

曲がり矯正用転造ダイス、棒材の曲がり矯正方法、及び棒材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】矯正痕をつけることなく棒材の丸棒部の曲がりを矯正することのできる曲がり矯正用転造ダイス、棒材の曲がり矯正方法、及び棒材の製造方法を提供する。【解決手段】矯正用転造ダイス1は、凸ダイス本体10と凹ダイス本体50を備え、凸ダイス本体10の凸転造面11には縦断面視凸湾曲状であって表面が滑面で構成される凸状圧接部20が含まれており、凹ダイス本体50の凹転造面51には表面が滑面で構成される上下一対の対状圧接部70,70が含まれており、棒材Wの丸棒部W1を凸状圧接部20と一対の対状圧接部70,70とで挟持しながらあえて大きく湾曲させながら転動させて丸棒部W1内に残存する内部応力を効果的に分散させ、その後に真直に矯正する。【選択図】図5

Description

本発明は、長尺の丸棒部を有する棒材の該丸棒部の曲がりを矯正するために用いられる曲がり矯正用転造ダイス、棒材の曲がり矯正方法、及び棒材の製造方法に関する。
近年、自動車等の軽量化が進んでおり、それらに用いられるボルトとしては、細径化され、かつ熱処理されて硬度が高められたものが求められてきている。しかしながら、頭部から真直に伸びるねじ部を含む軸部の長い熱処理ボルト等の棒材にあっては、熱処理が施されることによって当該軸部の残留応力が発現し、例えば弓なり状の曲がりが生じてしまう問題があった。なお、軸部の残留応力は、巻回されたコイル状の線材を切断して棒状の母材を得る過程で生じることはよく知られている。
かかる問題に対して、例えば特許文献1には、互いに対向して相対的に移動する1対のダイブロック(ダイス)の互いに対向する表面に相対移動方向に延びる互いに平行な複数の突条を形成し、各ダイブロックの各突条は相対移動方向と直交する線上において交互に配置し、少なくとも一方のダイブロックの各突条の間に同突条と実質的に平行に延びて設けられ頂面が工作物に当接されて同工作物を他方の前記ダイブロックの突条に押圧する加圧ブロックを備えている曲がり矯正用転造ダイスが開示されている。
また、特許文献2には、転造面の下方部に雄ねじ形成用の山形凸条を設け、転造面の上方部に一本又は複数本の曲がり矯正用の山形凸条を設けた一対の転造ダイスの間に、ワーク材(棒材)の軸部を挟み込み、転造ダイスを駆動させながら軸部を押圧することにより、ワーク材の軸部の下方部にはねじ部を形成するとともに、ねじ部上方の軸部には環状又は螺旋状の山形凹凸を形成することによりワーク材のねじ加工と曲がり矯正とを同時に行うネジ部品の製造に用いられる転造ダイスが開示されている。
特開平8−267144号公報 特開2003−25037号公報
しかしながら、上記特許文献に開示された転造ダイスを用いて棒材の曲がりを矯正する手法にあっては、ダイスに設けられた突条や山形凸条によって棒材の軸部に矯正痕(傷等)がついてしまう問題があった。特に近年、以前であれば許容されていた矯正痕が製品の寸法形状の精密化に伴い、許容されなくなってきており、熱処理ボルトの母材としての棒材等にあって、矯正痕がなく、かつ曲がりのないものが要求されてきている。また、矯正痕によって製品の疲労強度が低下するおそれもあり、特に改善が求められている。
そこで本発明は、矯正痕をつけることなく棒材の丸棒部(軸部)の曲がりを矯正することのできる曲がり矯正用転造ダイス、棒材の曲がり矯正方法、及び棒材の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、長尺の丸棒部を有する棒材の該丸棒部の曲がりを矯正するために用いられる曲がり矯正用転造ダイスであって、転造が終了する転造終点に向かって前記棒材が転動する転造面を各々有する一対のダイス本体を具備し、一方のダイス本体の転造面には、縦断面視で他方のダイス本体側に向かって凸となる凸湾曲状であって表面が滑面で構成された、前記丸棒部に圧接する凸状圧接部が、転造終点側に向かって帯状に形成されてなると共に、他方のダイス本体の転造面には、表面が滑面で構成され、前記凸状圧接部を基準にして一側と他側とで前記丸棒部に対状に圧接する一対の対状圧接部が、転造終点側に向かって各々帯状に形成されてなり、さらに前記ダイス本体のうち少なくとも一方のダイス本体の転造面には、前記凸状圧接部が、転造終点側に向かうに従い相対的に他方のダイス本体側に徐々に突出していくように形成されてなり、前記凸状圧接部と前記対状圧接部とで前記丸棒部を挟持しながら弓なり状に湾曲させていく機能を有する準備曲げ領域と、前記準備曲げ領域の終端から転造終点側に向かって前記準備曲げ領域の終端と同一の転造面形状が維持されてなる強制曲げ領域と、前記凸状圧接部が前記強制曲げ領域の終端から転造終点側に向かうに従い相対的に他方のダイス本体から相対的に退避していくように形成されてなり、前記凸状圧接部と前記対状圧接部とで前記丸棒部を挟持しながら真直状に変形させていく機能を有する矯正領域と、を具備していることを特徴とする曲がり矯正用転造ダイスである。
かかる構成にあっては、前記曲がり矯正用転造ダイスを用いることにより、既に曲がってしまっている棒材の丸棒部をそこからいきなり真直にするのではなく、あえてさらに弓なり状に湾曲させることを大きな特徴としている。このように、棒材の丸棒部をまず強制的に曲げていくことによって、丸棒部の曲がり部分に元々残留していた内部応力を分散させ、その上で、一連の転造加工工程においてその後真直に矯正していくことによって、丸棒部に矯正痕の凹凸をつけることなく適正に曲がりの矯正を行うことができる。なお、丸棒部が真直状に変形することには、丸棒部が真直になることは勿論のこと、所定の許容範囲の中で実質的に真直となることも含まれる。
なお、転造技術を採用する本構成は、丸棒部をいきなり大きく湾曲させるのではなく連続的に徐々に変形させていくことができる。すなわち、前記棒材の丸棒部を、前記準備曲げ領域で転動させることで、丸棒部の湾曲形状を徐々に大きくさせていくことができる。また、前記強制曲げ領域では、丸棒部の形状を加工前よりもさらに湾曲させた形状としながら丸棒部に残存している内部応力を好適に分散させることができる。さらに前記矯正領域では、内部応力を除去した該丸棒部を徐々に真直状に矯正することができる。かかる工程を順に経ることにより、ダイスにかかる負荷を飛躍的に低減することができる。
さらに、前記他方のダイス本体における対状圧接部の間に位置する部分であって前記凸状圧接部の頂部と対向する箇所には、前記凸状圧接部の頂部とで前記丸棒部の中央部を挟持する補助圧接部が形成されており、前記凸状圧接部の頂部と前記補助圧接部との離間距離が、前記準備曲げ領域、前記強制曲げ領域、及び前記矯正領域において一定となっている構成が提案される。
ここで、曲がり量が比較的大きい丸棒部を矯正する場合にあっては、転造過程で当該丸棒部が転造面に食い込んでしまい、ダイス本体を損傷させる場合がある。そこで、かかる課題を解決すべく、本構成にあっては、丸棒部の中央部を凸状圧接部の頂部と補助圧接部とで常時挟持し、しかも両転造ダイス本体と丸棒部の中央部との相対的な位置関係を転造過程で維持するようにしている。かかる構成とすることにより、丸棒部の適切な箇所を円滑に塑性変形させることが可能となり、ダイス本体にかかる負荷をより一層抑制することができる。
また、前記転造面には、前記丸棒部の仕上げ粗面よりも粗い粗面からなるグリップ粗面部と、前記グリップ粗面部よりも転造終点側に配置され、かつ前記丸棒部の仕上げ粗面と同じ粗面からなる仕上げ粗面部とが含まれていることが望ましい。
ここで、転造の初期段階では、上述のように棒材が既に曲がっていることが原因となって当該棒材が転造面で円滑に転動しない不具合が生じることがある。したがって、グリップ粗面部を設けることにより、丸棒部と転造面との摩擦抵抗を増やして棒材を円滑に初動させることができる。加えて、グリップ粗面部よりも後に仕上げ粗面部を設けることにより、仮にグリップ粗面部で丸棒部に矯正痕が残ったとしても、これを適正に修正することが可能となる。
また、前記凸状圧接部及び前記対状圧接部における強制曲げ領域の転造方向に沿う長さは、前記丸棒部の周長よりも長いことが望ましい。
かかる構成とすることにより、前記強制曲げ領域において前記棒材の丸棒部が少なくとも1周以上転動することができ、該丸棒部に残存している内部応力を全体にわたって効果的に分散させることができる。
また、本発明は、上記の曲がり矯正用転造ダイスを用いて転造加工を施すことを特徴とする棒材の曲がり矯正方法である。
かかる構成とすることにより、曲がりのある丸棒部を有する棒材を、矯正痕をつけることなく迅速に矯正していくことができる。
また、本発明は、上記の棒材の曲がり矯正方法を用いて、丸棒部が真直となった棒材を製造することを特徴とする棒材の製造方法である。
かかる構成とすることにより、矯正痕のない丸棒部を有する棒材を転造加工によって量産することができる。
本発明の曲がり矯正用転造ダイスは、丸棒部に矯正痕をつけることなく曲がりの矯正を行うことができる。
また本発明の棒材の曲がり矯正方法は、前記曲がり矯正用転造ダイスを用いることによって、矯正痕をつけることなく前記棒材の丸棒部の曲がりを矯正することができる。
また本発明の棒材の製造方法は、矯正痕のない丸棒部を有する棒材を転造加工によって量産することができる。
曲がり矯正用転造ダイスの使用状態を示す説明図である。 凸ダイス本体を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のB−B線断面図である。 凹ダイス本体を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のF−F線断面図である。 (a)は転造始点(図2bのA−A線、図3bのE−E線)における棒材を示す説明図であり、(b)は準備曲げ領域の終点(図2bのB−B線、図3bのF−F線)における棒材を示す説明図である。 (a)は矯正領域(図2bのC−C線、図3bのG−G線)における棒材を示す説明図であり、(b)は転造終点(図2bのD−D線、図3bのH−H線)における棒材を示す説明図である。 他の実施例の凸ダイス本体を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のJ−J線断面図である。 他の実施例の凹ダイス本体を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のN−N線断面図である。 (a)は転造始点(図6bのI−I線、図7bのM−M線)における棒材を示す説明図であり、(b)は準備曲げ領域の終点(図6bのJ−J線、図7bのN−N線)における棒材を示す説明図である。 (a)は矯正領域(図6bのK−K線、図7bのO−O線)における棒材を示す説明図であり、(b)は転造終点(図6bのL−L線、図7bのQ−Q線)における棒材を示す説明図である。 さらに他の実施例を説明する説明図である。 転造過程を示す説明図である。 凸ダイス本体を拡大して示す断面図である。 凹ダイス本体の一部を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
本発明の曲がり矯正用転造ダイス(以下、転造ダイスという。)、該転造ダイスを用いた曲がり矯正方法、及び棒材の製造方法を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。なお、説明を明瞭とすべく、図面において、実際の寸法比率とは異なる寸法比率で示しているところがあるが、これにより本発明が限定して解釈されるものではない。
図1に示したように、転造ダイス1は、棒材Wの丸棒部W1に転造加工を施すことによって丸棒部W1の曲がりを矯正するために用いられる。例えば、棒材Wは本実施例とは別の転造加工によってM10の六角ボルトとされるものであり、丸棒部W1の長さが例えば230mmである。
また、転造ダイス1は、図示しない台に固定された略直方体形状の固定側ダイスである凸ダイス本体10と、凸ダイス本体10に対して転造方向Pに沿って移動する移動側ダイスである凹ダイス本体50とによって構成されている。
凸ダイス本体10は、棒材Wが転動する凸転造面11を有し、これに対して凹ダイス本体50は、凹転造面51を有している。そして、凸転造面11と凹転造面51とが互いに向き合うように両ダイス本体10,50が配置されている。
なお、凸ダイス本体10の凸転造面11は、縦方向の長さが287mm、及び、横方向の長さ(転造方向Pに沿う長さ)が250mmとされている。また凸転造面11は、図2等に示すように、凸ダイス本体10の一端部11aから転造方向Pに沿って所定長さ(本実施例では15mm)だけ離れた位置に転造始点12が定められている。
また、凸転造面11において、一端部11aと転造始点12との間は食い付き面13とされており、凹ダイス本体50から退避する傾斜面で構成されている。
また、凸転造面11において、凸ダイス本体10の他端部11bから転造始点12側に所定長さだけ離れた位置には転造終点17が定められている。そして、転造終点17から他端部11bにわたって、転造方向Pに沿う長さが10mmである逃げ面18が形成されている。なお、逃げ面18は、凹ダイス本体50から退避する傾斜面で構成されている。
また、同様にして図3に示すように、凹ダイス本体50の凹転造面51についても、一端部51a側に転造始点52が定められ、他端部51b側に転造終点57が定められている。そして、一端部51aから転造始点52にわたって食い付き面53が形成され、転造終点57から他端部51bにわたって、転造方向Pに沿う長さが10mmである逃げ面58が形成されている。かかる逃げ面58は、凸ダイス本体10から退避する傾斜面で構成されている。
次に、本発明の要部について詳述する。
図2(a),図2(b)に示したように、凸転造面11における中央には、転造方向Pに沿って帯状に形成された横長の凸状圧接部20が形成されている。
この凸状圧接部20は、図2(c)に示すように、縦断面視で凸湾曲状であり、表面が滑面で構成されている。そして、後述するように、転造加工時には、この凸状圧接部20と丸棒部W1の中央部付近とが圧接する。
なお、凸状圧接部20は、凹ダイス本体50に向かって凸であり、その頂点は、転造始点12から転造終点17にわたって、凸ダイス本体10の上端から77.1mmだけ下側に位置している。また、凸状圧接部20の頂点における形状は、とがっておらず、緩やかに湾曲した滑面で構成されている。
また、図2に示すように、凸状圧接部20の上側及び下側には、それぞれ非接触部21,21が形成されている。非接触部21,21は、縦断面視で直線形状である平面で構成されており、互いに隣接する凸状圧接部20と段差なく連続している。また、上側の非接触部21は上側に向かうほど凹ダイス本体50から退避し、かつ下側の非接触部21は下側に向かうほど凹ダイス本体50から退避している。そして、後述するように、転造加工時には、上下一対の非接触部21,21と前記丸棒部W1とは非接触状態となる。
さらに、凸状圧接部20には、転造始点12から転造方向Pに沿って準備曲げ領域14が形成されている。かかる準備曲げ領域14は、図2(a)に示すように、転造終点17側に向かうに従い徐々に凹ダイス本体50側に突出していく形状となっている。具体的には、準備曲げ領域14の転造方向Pに沿う長さは、45mmとされており、凸状圧接部20の凸高さが転造終点17側に向かうにつれて徐変している。
また、凸状圧接部20における準備曲げ領域14に隣接した位置には、強制曲げ領域15が形成されている。強制曲げ領域15は、準備曲げ領域14の終端から転造終点17側に向かって同一の転造面形状(縦断面形状)を維持しており、この強制曲げ領域15における凸ダイス本体10の縦断面形状は、当該区間に限り同一となっている。なお、強制曲げ領域15の転造方向Pに沿う長さは、36mmとされている。また、強制曲げ領域15は、転造始点12よりも約2.9mmだけ凹ダイス本体50側に突出している。
さらに、凸状圧接部20における強制曲げ領域15に隣接した位置には、矯正領域16が形成されている。矯正領域16は、強制曲げ領域15の終端から転造終点17側に向かうに従い徐々に凹ダイス本体50から退避していくように形成されている。具体的には、矯正領域16の転造方向Pに沿う長さは、144mmとされており、凸状圧接部20の凸高さが転造終点17側に向かうにつれて徐変している。
次に、凹ダイス本体50の凹転造面51について詳述する。
図3に示すように、凹ダイス本体50の凹転造面51は、縦方向の長さが287mm、及び、横方向の長さ(転造方向Pに沿う長さ)が255mmとされている。また凹転造面51は、図3等に示すように、凹ダイス本体50の一端部51aから転造方向Pに沿って所定長さ(本実施例においては20mm)だけ離れた位置に転造始点52が定められている。
また、凹転造面51には、表面が滑面で構成された上下一対の対状圧接部70,70が形成されている。かかる対状圧接部70,70は、上述の凸状圧接部20を基準にして上側と下側とにそれぞれ配置されており、後述するように、転造加工時には、前記丸棒部W1にそれぞれ圧接する。
なお、具体的には、一対の対状圧接部70,70は、転造終点57側に向かって各々帯状に形成されており、例えば上側の圧接部70は、転造始点52から転造終点57にわたって、凹ダイス本体50の上端から15mmだけ下側に位置している。また、下側の圧接部70は、転造始点52から転造終点57にわたって、凹ダイス本体50の上端から229mmだけ下側に位置している。
また、上下一対の対状圧接部70,70間には、非接触部71が形成されている。非接触部71は、縦断面視で凹形状であって窪んでおり、上下一対の対状圧接部70,70とそれぞれ段差なく連続している。なお、後述するように、転造加工時には、非接触部71と前記丸棒部W1とは非接触状態となる。
また、上下一対の対状圧接部70,70にも、上述した凸ダイス本体10の凸状圧接部20に対応して、各々準備曲げ領域54、強制曲げ領域55、及び矯正領域56が形成されている。
さらに詳述すると、対状圧接部70,70における準備曲げ領域54は、転造終点57側に向かうに従い徐々に凸ダイス本体10側に突出していくように形成されている。なお、準備曲げ領域54における一端部51aから転造方向に沿う長さは、70mmである。
また、対状圧接部70,70における強制曲げ領域55は、対状圧接部70,70における準備曲げ領域54の終端から転造終点57側に向かって同一の縦断面形状を維持しており、当該強制曲げ領域55に対応する凹ダイス本体50の縦断面形状は、当該区間に限り同一となっている。なお、強制曲げ領域55における転造方向Pに沿う長さは、36mmである。また、強制曲げ領域55,55は、転造始点52よりも約2.9mmだけ凸ダイス本体10側に突出している。
また、対状圧接部70,70における矯正領域56は、転造終点57側に向かうに従い徐々に凸ダイス本体10から退避するように形成されている。なお、矯正領域56における転造方向Pに沿う長さは、139mmである。
次に、転造ダイス1を用いて、棒材Wの丸棒部W1を転造加工しながら曲がりを矯正する工程を図4,図5に従って説明する。
まず、図4(a)に示すように、弓なり状に曲がった丸棒部W1を有する棒材Wが、転造ダイス1に投入される。そして、転造始点12,52においては、凸ダイス本体10の凸状圧接部20と丸棒部W1のほぼ中央とが接触すると共に、凹ダイス本体50の対状圧接部70,70と丸棒部W1の上端側と下端側とが各々接触する。
なお、矯正対象となる棒材Wにおける丸棒部W1の曲がり具合は個々に異なり、また投入時の棒材Wの向きも一定ではないため、凸状圧接部20及び対状圧接部70,70が丸棒部W1に接触する位置は、常に同じ位置であるとは限らない。
その後、図4(b)に示すように、棒材Wの丸棒部W1は、準備曲げ領域14に対応する凸状圧接部20と、準備曲げ領域54に対応する対状圧接部70,70とに圧接しながら転動し、徐々に塑性変形されることで、凹ダイス本体50側に更に弓なり状に湾曲していく。そして、凸状圧接部20が徐々に凹ダイス本体50側に向かって突出していくことにより、棒材Wの曲がり量の度合いが大きくなっていく。
さらにその後、棒材Wの丸棒部W1は、強制曲げ領域15に対応する凸状圧接部20と、強制曲げ領域55に対応する対状圧接部70,70に圧接しながら転動して、所定の曲がり具合で凹ダイス本体50側に湾曲した形状が確定される。具体的には、凸状圧接部20と対状圧接部70,70とによって5.8mmの曲がり量が確保される。
なお、丸棒部W1が強制曲げ領域15,55に対応する凸状圧接部20及び対状圧接部70,70と圧接しながら転動する間は、丸棒部W1の曲がり量は変わらないものの、転動によって湾曲する向きが連続的に変化するため、丸棒部W1に残存する内部応力が好適に分散される。
さらに本実施例においては、強制曲げ領域15,55の転造方向Pに沿う長さ(36mm)が、矯正対象である丸棒部W1の周長(約31mm)よりも長いため、丸棒部W1が強制曲げ領域15,55内で1周以上転動することができ、丸棒部W1に残存する内部応力をより効果的に分散させることができる。
そして、図5(a)に示すように、強制的に湾曲形状とされた棒材Wは、矯正領域16に対応する凸状圧接部20と、矯正領域56に対応する対状圧接部70,70とに圧接しながら転動し、徐々に真直状に塑性変形される。
具体的には、凸状圧接部20の凸高さが徐々に低くなって棒材Wの湾曲の度合いが徐々に減ぜられて前記丸棒部W1が真直状に変形し、そして、図5(b)に示すように、転造終点17,57に至るときには曲がりの矯正加工が終了して丸棒部W1は真直形状となる。
ところで、上記した一連の工程からなる曲がり矯正方法にあっては、初期は対状圧接部70,70が転造終点17,57側に向かうに従い相対的に凸ダイス本体10側に徐々に突出していくと共に、凸状圧接部20が相対的に凹ダイス本体50側に徐々に突出していくことで、丸棒部W1を弓なり状に塑性変形させる。そして、その後丸棒部W1を真直状に塑性変形させる。
ここで、工程の全体において、凸ダイス本体10の非接触部21及び凹ダイス本体50の非接触部71は、丸棒部W1に接触することがない。従って上記工程を経た丸棒部W1は、滑面で構成された凸状圧接部20及び対状圧接部70,70のみと圧接することとなるため、矯正痕が付くおそれがない。
また、このような方法で製造された丸棒部W1を有する棒材Wは、矯正痕がなく、真直の精度も高いため、製品として非常に優れたものとなる。
さらに、丸棒部W1に残存していた内部応力が分散されたことによって製品として疲労強度が低下するおそれが大幅に低減されているため、ボルト等の母材としても安心して適用することができ、軸力の安定化が実現できる。
上記実施例において、各部の寸法形状は適宜自由に選択可能である。なお、望ましくは、準備曲げ領域14,54で棒材Wを2回転以上させるのがよい。また、望ましくは、矯正領域16,56で棒材Wを5回転以上させるのがよい。
また、例えば、凹ダイス本体50の準備曲げ領域54,強制曲げ領域55,矯正領域56を凸ダイス本体10側に突出させることなく転造方向Pに平行な平面としてもよい。しかしその場合、強制曲げ領域55において上記実施例と同じだけ丸棒部W1を曲げようとすると、凸ダイス本体10の強制曲げ領域15の突出量を更に大きく(約6mm)設定する必要があり、その分ダイスにかかる負荷が増大してしまうおそれがあるため、望ましくは、両ダイス10,50で棒材Wの曲がり量を確保するのがよい。
また、他の実施例が提案される。かかる実施例を図6〜図9に従って説明する。
なお、これまでに述べた実施例と共通する点については、同じ符号を付すと共に説明を省略する。
図6に示すように、凸ダイス本体90は、凸状圧接部91を備えている。
また、図7に示すように、凹ダイス本体80における対状圧接部81,81の間であって凸ダイス本体90における凸状圧接部91の頂部と対向する位置には、補助圧接部82が形成されている。そして、凸状圧接部91の頂部と補助圧接部82とで、丸棒部W1の中央部が挟持される。
そして、凸状圧接部91の頂部と補助圧接部82との離間距離は、準備曲げ領域14,54、強制曲げ領域15,55、及び矯正領域16,56において一定となっている。
かかる構成にあっては、図8(a)に示すように、準備曲げ領域14,54の初期において凸状圧接部91の頂部と補助圧接部82とで丸棒部W1のほぼ中央が挟持される。そして、図8(b)に示すように、準備曲げ領域14,54の終端において凸状圧接部91と補助圧接部82とで丸棒部W1のほぼ中央が挟持されたまま丸棒部W1が弓なり状に曲げられる。そして、矯正曲げ領域15,55で所定の湾曲形状とされた後、図9(a)に示すように矯正領域16,56で真直状に矯正され、図9(b)に示すような真直状の丸棒部w1が得られる。
本構成にあっては、丸棒部w1の中央部を凸状圧接部91の頂部と補助圧接部82とで常時挟持し、しかもダイス本体80,90と丸棒部w1の中央部との相対的な位置関係を転造過程で維持するようにしている。かかる構成とすることにより、丸棒部w1の適切な箇所を円滑に塑性変形させることが可能となり、ダイス本体80,90にかかる負荷をより一層抑制することができる。
また、以下のような構成が提案される。
すなわち、両転造面11,51には、丸棒部W1の仕上げ時の粗面よりも粗い粗面からなるグリップ粗面部と、グリップ粗面部よりも転造終点側に配置され、かつ前記丸棒部W1の仕上げ時の粗面とほぼ同じ粗面からなる仕上げ粗面部とが形成されていてもよい。ここで、粗面の粗さは、算術平均粗さ、最大高さ、十点平均粗さ、凹凸の平均間隔、局部山頂の平均間隔、及び負荷長さ率の定義並びに表示によって規定することができる(JIS B 0601(1994)、JIS B 0031(1994))。
かかる構成の利点を以下に述べる。
転造の初期段階では、丸棒部W1が既に曲がっていることが原因となって棒材Wが転造面11,51で円滑に転動しない不具合が生じることがある。したがって、グリップ粗面部を設けることにより、丸棒部W1と転造面11,51との摩擦抵抗を増やして棒材Wを円滑に初動させることができる。
加えて、グリップ粗面部を基準にして転造方向Pに沿って後側に仕上げ粗面部を設けることにより、仮にグリップ粗面部で丸棒部W1に矯正痕が残ったとしても、これを適正に修正することが可能となる。
また、本発明は、平ダイスを用いた転造方法でも実現可能であるし、図10に示すように、セグメントダイスである凸ダイス本体100と丸ダイスである凹ダイス本体120とからなるロータリー式ダイスを用いた転造方法でも実現可能である。さらに、図11〜図13に従ってロータリー式ダイスを用いた実施例を説明するが、これまでに述べた実施例と共通する点については、同じ符号を付すと共に説明を省略する。
図11に示すように、凸ダイス本体100の凸転造面11には、転造方向Pに沿って凸状圧接部20が帯状に形成されている。凸状圧接部20は、図12に示すように凹ダイス本体120が突出しており、その突出高さの徐変に応じて、転造方向Pに沿って順に転造始点、準備曲げ領域、強制曲げ領域、矯正領域、及び転造終点が形成されている。
一方、凹ダイス本体120の凹転造面51は、上下一対の対状圧接部70,70が転造方向に沿って帯状に形成されている。
なお、凸ダイス本体100及び凹ダイス本体120は、複数の部材(例えば図13参照)で構成することが望ましく、互いの部材にキー溝を形成して相互固定されてなる。
1 曲がり矯正用転造ダイス
10 凸ダイス本体
11 凸転造面
12 転造始点
14 準備曲げ領域
15 強制曲げ領域
16 矯正領域
17 転造終点
20 凸状圧接部
50 凹ダイス本体
51 凹転造面
52 転造始点
54 準備曲げ領域
55 強制曲げ領域
56 矯正領域
57 転造終点
70 対状圧接部
80 凹ダイス本体
81 対状圧接部
82 補助圧接部
90 凸ダイス本体
91 凸状圧接部
100 凸ダイス本体
120 凹ダイス本体
W 棒材
W1 丸棒部

Claims (6)

  1. 長尺の丸棒部を有する棒材の該丸棒部の曲がりを矯正するために用いられる曲がり矯正用転造ダイスであって、
    転造が終了する転造終点に向かって前記棒材が転動する転造面を各々有する一対のダイス本体を具備し、
    一方のダイス本体の転造面には、縦断面視で他方のダイス本体側に向かって凸となる凸湾曲状であって表面が滑面で構成された、前記丸棒部に圧接する凸状圧接部が、転造終点側に向かって帯状に形成されてなると共に、
    他方のダイス本体の転造面には、表面が滑面で構成され、前記凸状圧接部を基準にして一側と他側とで前記丸棒部に対状に圧接する一対の対状圧接部が、転造終点側に向かって各々帯状に形成されてなり、
    さらに前記ダイス本体のうち少なくとも一方のダイス本体の転造面には、
    前記凸状圧接部が、転造終点側に向かうに従い相対的に他方のダイス本体側に徐々に突出していくように形成されてなり、前記凸状圧接部と前記対状圧接部とで前記丸棒部を挟持しながら弓なり状に湾曲させていく機能を有する準備曲げ領域と、
    前記準備曲げ領域の終端から転造終点側に向かって前記準備曲げ領域の終端と同一の転造面形状が維持されてなる強制曲げ領域と、
    前記凸状圧接部が前記強制曲げ領域の終端から転造終点側に向かうに従い相対的に他方のダイス本体から相対的に退避していくように形成されてなり、前記凸状圧接部と前記対状圧接部とで前記丸棒部を挟持しながら真直状に変形させていく機能を有する矯正領域と、
    を具備している
    ことを特徴とする曲がり矯正用転造ダイス。
  2. 前記他方のダイス本体における対状圧接部の間に位置する部分であって前記凸状圧接部の頂部と対向する箇所には、前記凸状圧接部の頂部とで前記丸棒部の中央部を挟持する補助圧接部が形成されており、前記凸状圧接部の頂部と前記補助圧接部との離間距離が、前記準備曲げ領域、前記強制曲げ領域、及び前記矯正領域において一定となっている
    請求項1に記載の曲がり矯正用転造ダイス。
  3. 前記転造面には、前記丸棒部の仕上げ粗面よりも粗い粗面からなるグリップ粗面部と、前記グリップ粗面部よりも転造終点側に配置され、かつ前記丸棒部の仕上げ粗面と同じ粗面からなる仕上げ粗面部とが含まれている
    請求項1又は請求項2に記載の曲がり矯正用転造ダイス。
  4. 前記凸状圧接部及び前記対状圧接部における強制曲げ領域の転造方向に沿う長さは、前記丸棒部の周長よりも長い
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の曲がり矯正用転造ダイス。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の曲がり矯正用転造ダイスを用いて転造加工を施すことを特徴とする棒材の曲がり矯正方法。
  6. 請求項5に記載の棒材の曲がり矯正方法を用いて、丸棒部が真直状に変形した棒材を製造することを特徴とする棒材の製造方法。
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