JP6199620B2 - 照明装置の取付構造 - Google Patents

照明装置の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6199620B2
JP6199620B2 JP2013124940A JP2013124940A JP6199620B2 JP 6199620 B2 JP6199620 B2 JP 6199620B2 JP 2013124940 A JP2013124940 A JP 2013124940A JP 2013124940 A JP2013124940 A JP 2013124940A JP 6199620 B2 JP6199620 B2 JP 6199620B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting structure
light source
housing
arrow
lighting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013124940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015000607A (ja
Inventor
貴之 猪瀬
貴之 猪瀬
直樹 大園
直樹 大園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013124940A priority Critical patent/JP6199620B2/ja
Application filed by TS Tech Co Ltd filed Critical TS Tech Co Ltd
Priority to CN201480033440.5A priority patent/CN105283707B/zh
Priority to PCT/JP2014/062780 priority patent/WO2014199763A1/ja
Priority to US14/897,818 priority patent/US9840195B2/en
Priority to CN201910484236.XA priority patent/CN110239429B/zh
Publication of JP2015000607A publication Critical patent/JP2015000607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6199620B2 publication Critical patent/JP6199620B2/ja
Priority to US15/819,927 priority patent/US10071683B2/en
Priority to US16/126,497 priority patent/US20190016261A1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、照明装置の取付構造に関し、より詳細には、取付対象である車両の内装部材への照明装置の取り付けに好適な取付構造に関する。
例えば、特許文献1には、車両のドアライニングにネジを用いて照明装置の一端部を固定すると共に、該ドアライニングに設けられた係合片を用いて照明装置の他端部を支持することで、ドアライニングに照明装置を取り付けることが開示されている。
特許第4933240号公報
しかしながら、このような取付構造を用いて車両の内装部材であるドアライニングに照明装置を取り付ける際、照明装置の取付箇所及び当該照明装置の形状によっては、取付構造に対して照明装置を安定に取り付けることができない場合がある。この結果、照明装置から照明対象物に対して照明光を安定且つ確実に照射することが難しくなる場合がある。例えば、ネジの取付箇所や係合片の大きさに対して、照明装置のサイズが合わない場合には、取付構造の形状に合わせて照明装置を大型化させる必要がある。
このような問題を解消するためには、タッピンネジ、ビス等のネジ部材や、ブラケットのような別部品を用いることなく、照明装置の形状に対応する取付構造とドアライニングとを一体的に形成して、当該照明装置を安定した状態で支持できることが望ましい。この場合、金型スライド成形技術を用いずに、ドアライニングと取付構造とを一体的に形成することが望まれる。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、照明装置を安定に支持することができる取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、照明装置を取付対象に取り付けるための取付構造に関するものであり、第1の特徴として、前記取付構造は、前記照明装置が挿入された際に、該照明装置を支持する支持部を有し、前記照明装置は、照明光を出力する光源部と、前記光源部を収容し且つ前記取付構造への挿入方向に沿って段差状に形成された筐体とを有し、前記支持部は、前記筐体の段差部分に応じた形状で、且つ、前記挿入方向に沿って伸長する板状の段差部を備え、前記取付構造に挿入された前記筐体の段差部分を前記段差部で支持することを特徴とする。
この場合、第2の特徴として、前記筐体は、前記挿入方向に沿った前記取付構造側に設けられ、且つ、前記光源部を収容する光源収容部を備え、前記光源収容部における前記挿入方向に直交する厚み方向の厚みを、前記筐体における前記光源収容部よりも前記取付構造から離間した部分の前記厚み方向の厚みよりも薄くすることにより、前記筐体の段差部分が形成され、前記支持部は、前記筐体の段差部分のうち、少なくとも前記光源収容部側の箇所を支持することが好ましい。
また、第3の特徴として、前記段差部は、前記厚み方向に板状に伸びることで、前記筐体の段差部分における前記挿入方向及び前記厚み方向に直交する該筐体の幅方向の中央部分を支持することが好ましい。
さらに、第4の特徴として、前記支持部における前記筐体側の先端部分は、前記照明装置を前記挿入方向に沿って前記取付構造に案内する傾斜したガイド面として形成されていることが好ましい。
また、第5の特徴として、前記筐体の側面には、前記挿入方向に直交する方向に突出した凸部が形成され、前記取付構造は、前記照明装置が挿入される際に前記筐体の側面に面接触する側壁部をさらに有し、前記側壁部には、前記凸部に嵌合する嵌合溝が前記挿入方向に沿って形成されていることが好ましい。
さらに、第6の特徴として、前記凸部は、前記光源収容部の側面に形成され、前記取付構造に前記照明装置が挿入された際に、前記凸部が前記嵌合溝に嵌合した状態で、前記光源収容部の側面と前記側壁部とが面接触することが好ましい。
また、第7の特徴として、前記取付構造は、前記支持部と前記側壁部とを連結する連結部をさらに有することが好ましい。
なお、第8の特徴として、前記取付構造は、前記取付対象と一体的に形成されていることが好ましい。
また、第9の特徴として、前記取付構造は、前記取付対象である車両のドアライニングに設けられ、前記照明装置は、前記取付構造に取り付けられた状態で、前記ドアライニングに設けられたドリンクホルダに収容される照明対象物に向けて前記照明光を出力することが好ましい。
本発明の第1の特徴によれば、取付構造の支持部は、筐体の段差部分の形状に合わせた段差部を備えている。そのため、前記取付構造に前記照明装置が挿入された場合、前記段差部は、前記筐体の段差部分に対する受け部として機能する。すなわち、前記段差部が前記段差部分に応じた形状であるため、前記筐体を前記取付構造に挿入して、前記段差部分が前記段差部に突き当たると、該段差部は、前記段差部分に対する台座として機能する。これにより、前記筐体の段差部分を前記段差部で容易に支持することが可能となり、前記照明装置を安定に支持することができる。
本発明の第2の特徴によれば、筐体の段差部分のうち、少なくとも光源収容部側の箇所を支持部(の段差部)で支持することにより、前記光源収容部を安定に支持することができる。
本発明の第3の特徴によれば、筐体の段差部分における幅方向の中央部分を段差部で支持することにより、照明装置を一層安定に支持することができる。
本発明の第4の特徴によれば、支持部の先端部分を傾斜したガイド面として形成する。これにより、取付構造に照明装置を挿入する際、取付経路(取付軌跡)上に前記ガイド面が存在することで、取付軌跡の設定の自由度が高まる。この結果、前記取付構造に対する前記照明装置の挿入性(取付性)を向上させることができる。
本発明の第5の特徴によれば、取付構造に照明装置を挿入した際、段差部が筐体の段差部分を支持し、凸部が嵌合溝に嵌合し、さらに、側壁部が前記筐体の側面に面接触する。これにより、前記照明装置の挿入方向に直交する平面において、前記段差部、前記嵌合溝及び前記側壁部は、前記照明装置の位置を規制することができる。この結果、前記照明装置をより安定に支持することができる。
本発明の第6の特徴によれば、光源収容部の側面に凸部を形成することにより、取付構造に照明装置を挿入した際、前記凸部が嵌合溝に嵌合すると共に、前記光源収容部の側面が側壁部に面接触する。この結果、照明装置を一層安定に支持することができる。
本発明の第7の特徴によれば、支持部と側壁部とを連結部で連結することにより、取付構造の剛性を高めることができる。
本発明の第8の特徴によれば、タッピンネジ、ビス等のネジ部材や、ブラケットのような別部品を用いることなく、且つ、金型スライド成形技術を用いることなく、照明装置の形状に応じた取付構造と取付対象とを一体的に形成することが可能となる。この結果、前記照明装置の大型化を回避することができる。
本発明の第9の特徴によれば、ドアライニングに設けられた取付構造に照明装置を固定することにより、前記照明装置から前記ドアライニングに設けられたドリンクホルダに収容される照明対象物に向けて照明光を確実に照射することができる。
本実施形態に係る照明装置の取付構造が適用されるドアライニングの斜視図である。 ドアライニングにおける照明装置及び取付構造の配置箇所を拡大して図示した斜視図である。 ドリンクホルダに収容された飲料容器に対する照明装置及び取付構造の配置箇所を拡大して図示した斜視図である。 取付構造に照明装置を取り付けた状態を図示した拡大斜視図である。 ドリンクホルダ及び取付構造を破断して図示した拡大斜視図である。 取付構造から照明装置を取り外した状態を図示した拡大斜視図である。 取付構造から照明装置を取り外した状態を図示した拡大斜視図である。 取付構造への照明装置の挿入を図示した斜視図である。 取付構造に照明装置を挿入した状態を示す平面図である。 図9のX−X線に沿った断面図である。 取付構造に照明装置を挿入した状態を示す側面図である。 係合爪を図示した拡大平面図である。 取付構造に対する照明装置の取付軌跡を示す説明図である。 図2に示す位置とは異なる箇所に取付構造及び照明装置を配置した場合を図示した斜視図である。 取付構造及びドリンクホルダを成形する金型を模式的に図示した説明図である。
以下、本発明に係る照明装置の取付構造について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
[本実施形態の概略構成]
本実施形態に係る照明装置10の取付構造12は、例えば、図1〜図7に示すように、車両のドアパネルの車室内側に取り付けられるドアライニング14に適用される。但し、取付構造12は、この一実施形態に限定されるものではなく、ドアライニング14以外の車両の内装部材や、該内装部材以外の物体を取付対象として、該取付対象に照明装置10を取り付けることも可能である。以下の説明では、照明装置10が取付構造12を介して車両のリアドアのドアライニング14に取り付けられる場合について説明する。
なお、図1、図2、図4、図6及び図7は、車室外側(矢印B2方向)から車室内側(矢印B1方向)に向かってドアライニング14を見たときの斜視図である。また、図3は、車室内側からドアライニング14を見たときの斜視図である。
プラスチック等からなるドアライニング14は、アッパー部16と、該アッパー部16に組み付けられたロア部18とから構成される。すなわち、アッパー部16の下端部20には、前後方向(矢印A方向)に沿って複数の孔部22が形成されている。従って、アッパー部16の下端部20と、ロア部18の上端部24とを重ね合わせた状態で、ボルト等の係合部材26を孔部22を介して係合させることにより、アッパー部16とロア部18とが連結されてドアライニング14が構成される。
アッパー部16のうち、車両前方(矢印A1方向)の箇所は、他の箇所よりも下方(矢印C2方向)に延在している。そして、当該車両前方の箇所には、ペットボトル等の光透過性を有する飲料容器30(照射対象物)を収容可能なドリンクホルダ32が形成されている。ドリンクホルダ32は、アッパー部16の車両前方の箇所を、矢印B2方向に凹ませ、且つ、飲料容器30を収容可能なポケット状に形成されたものである。
ここで、ドリンクホルダ32において、矢印C2方向に延在する下側部分のうち、車両後方(矢印A2方向)の側壁34には、孔部36が形成されている。そして、アッパー部16の下端部20のうち、側壁34近傍の箇所には、取付構造12が当該下端部20と一体的に形成されている。すなわち、取付構造12は、アッパー部16と同じ材料からなり、孔部36と対向するように、下端部20から矢印B2方向に延在して形成されている。従って、取付構造12に照明装置10を取り付けた場合、照明装置10は、孔部36と対向し且つ矢印B2方向に延在するように配置される。
この場合、照明装置10は、レンズ38を介して外部に照明光40を照射可能である。図2〜図5に示すように、照明装置10は、レンズ38と孔部36とが対向するように取付構造12に取り付けられている。従って、取付構造12に取り付けられた照明装置10からレンズ38を介して照明光40が出力された場合、照明光40は、孔部36を通過して飲料容器30に照射される。飲料容器30は、光透過性を有する容器であるため、飲料容器30内の飲料物42に照明光40が照射された場合、当該照明光40は、反射光として飲料容器30から車室内に反射される。これにより、車室内の乗員は、前記反射光を視認することにより、飲料容器30内に飲料物42が存在することを認識することができる。
[本実施形態の具体的な構成]
ここで、本実施形態に係る取付構造12及び照明装置10の具体的な構成について、図8〜図13を参照しながら説明する。なお、この説明では、必要に応じて、図1〜図7も参照しながら説明する。また、図8〜図13に示す矢印D方向、矢印E方向及び矢印F方向は、取付構造12と照明装置10との位置関係を明確にするために図示した3軸方向であり、ドアライニング14に対する取付構造12及び照明装置10の配置箇所によっては、図1〜図7に示す矢印A方向、矢印B方向及び矢印C方向の3軸方向とは対応しない場合がある。
照明装置10及び取付構造12は、それぞれ、矢印D方向に沿った中心部に対して左右対称の構造を有する。
ここで、先ず、照明装置10について説明する。
照明装置10は、プラスチック製の筐体50を有する。筐体50は、LED(Light Emitting Diode)等の光源部52を収容し且つレンズ38が設けられた光源収容部54と、該光源収容部54に連なり且つコネクタ56に嵌合するコネクタ嵌合部58とから構成される。この場合、図8及び図9に示すように、光源収容部54を矢印E1方向に向けると共に、コネクタ嵌合部58を矢印E2方向に向けた状態で、取付構造12に対して照明装置10を矢印E1方向に挿入することにより、照明装置10を取付構造12に取り付けることができる。
筐体50の上面60(矢印F1方向の側面)には、プラスチック製で略T字状のカバー部材62が装着されている。レンズ38は、カバー部材62における光源収容部54側の箇所に形成されている。光源部52は、光源収容部54内におけるレンズ38直下の箇所に配置されている。すなわち、光源部52及びレンズ38は、光軸を略一致させた状態で配置されている。
光源部52は、図示しない車両のバッテリからコネクタ56を介した電力供給に起因して照明光40を発光する。レンズ38は、光源部52から発光された照明光40を集光し、外部に向けて発散する両凸レンズである。なお、レンズ38の種類及び形状は、適宜設定可能である。
光源収容部54は、光源部52を収容し且つレンズ38が設けられる程度の大きさを有する矩形状のブロックである。一方、コネクタ嵌合部58は、コネクタ56が嵌合する孔部64を有する矩形状のブロックである。
この場合、光源収容部54の矢印F方向に沿った厚みは、コネクタ嵌合部58の厚みよりも薄い。また、光源収容部54の矢印D方向に沿った幅は、コネクタ嵌合部58の幅よりも僅かに広い。
図4、図5及び図8に示すように、筐体50の上面60(一側面)を構成する光源収容部54の上面68及びコネクタ嵌合部58の上面70は、略面一である。そのため、筐体50の底面72を構成する光源収容部54の底面74及びコネクタ嵌合部58の底面76は、矢印F方向に沿って、互いに異なる高さに設定されている。
異なる厚みの光源収容部54及びコネクタ嵌合部58によって、筐体50には、光源収容部54の底面74と、コネクタ嵌合部58の矢印E1方向の側面と、コネクタ嵌合部58の底面76とによって、段差部78が構成される。すなわち、段差部78は、筐体50の底面72側において、光源収容部54とコネクタ嵌合部58との連結部分に形成される段差である。
また、光源収容部54のコネクタ嵌合部58側(矢印E2方向)の角部80、82のうち、矢印D2方向の角部80は、コネクタ嵌合部58から矢印D2方向に膨出すると共に、矢印D1方向の角部82は、コネクタ嵌合部58から矢印D1方向に膨出している。
さらに、光源収容部54の角部80に連なる矢印D2方向の側面84には、矢印D2方向に凸状に突出する爪部86(凸部)が形成されている。一方、光源収容部54の角部82に連なる矢印D1方向の側面88には、矢印D1方向に凸状に突出する爪部90(凸部)が形成されている。そして、爪部86、90は、矢印F方向に沿った略同一の高さ位置に形成され、該各爪部86、90の上部は、テーパ状に形成されている。
次に、取付構造12について説明する。
取付構造12は、図2、図4〜図9、図11及び図13に示すように、アッパー部16の下端部20における孔部36と対向する位置において、該下端部20から矢印B2方向及び矢印E2方向に延在する筒状本体部100を有する。筒状本体部100は、矢印D方向に沿った中心部に対して左右対称の形状を有すると共に、照明装置10を構成する筐体50の形状に合わせて、角型の筒状に形成されている。
すなわち、筒状本体部100は、矢印F1方向の上壁部102(側面)と、矢印D2方向の側壁部104と、矢印D1方向の側壁部106と、矢印F2方向の底壁部108(連結部)とを有する。上壁部102と底壁部108との間を2つの側壁部104、106で連結することにより、矢印E1方向に挿入される照明装置10の筐体50を受容可能な空間が形成される。
ここで、上壁部102の矢印E2方向の箇所は、大きく切り欠かれて、矢印E方向に沿って連続して開口する開口部110として形成されている。そのため、上壁部102は、2つの側壁部104、106及び底壁部108と比較して、矢印B1方向及び矢印E1方向に大きく後退した形状となっている。
上壁部102の矢印E2方向側には、レンズ38の形状に合わせて矢印E1方向に円弧状に凹んだ凹部112が形成されている。また、上壁部102の底面(筒状本体部100の内方)には、2つの押さえ部114(先端押さえ部)が矢印E方向に延在している。
そのため、矢印E1方向に沿って筐体50を筒状本体部100に挿入した場合、レンズ38が外部に露出すると共に、当該レンズ38を取付構造12の構成要素に接触させることなく、照明装置10を取付構造12に取り付けることができる。また、2つの押さえ部114が光源収容部54の矢印E1方向の側面116(先端部)に当接することで、筒状本体部100における矢印E方向に沿った所定位置に照明装置10を位置決めすることができる。すなわち、2つの押さえ部114は、筒状本体部100に挿入された光源収容部54に対するストッパとして機能する。
矢印D方向に沿って対向する2つの側壁部104、106は、下記のように、略同一の構成を有する。
先ず、側壁部104の矢印D1方向の側面(側壁部106に対向する側面であって筒状本体部100の内方の側面)には、光源収容部54の爪部86と嵌合可能な嵌合溝118が矢印E方向に沿って形成されている。そのため、図10に示すように、嵌合溝118は、爪部86の形状に合わせて、断面テーパ状に形成されている。
また、側壁部104の矢印E2方向の先端部における嵌合溝118側の箇所には、矢印E2方向に沿って薄肉部120が延出している。薄肉部120の矢印D方向に沿った厚みは、側壁部104の矢印D方向に沿った厚みよりも薄く設定されている。
さらに、側壁部104の矢印E2方向の先端部における薄肉部120の下方には、矢印E2方向に沿って爪部122(係合部、爪部材)が延出している。この場合、図9、図11及び図13に示すように、薄肉部120は、爪部122よりも矢印E2方向に延在している。そして、筐体50が矢印E1方向に沿って筒状本体部100に挿入された場合、爪部122は、光源収容部54の矢印D2方向の角部80に係合して、照明装置10の長手方向である矢印E1方向に光源収容部54を押さえる。
また、爪部122の側壁部104寄りの箇所には、光源収容部54の角部80に該爪部122が係合した際に、光源収容部54の側面84における角部80寄りの箇所を矢印D1方向に押さえる凸状の押さえ部124(側面押さえ部)が形成されている。
一方、側壁部106の矢印D2方向側の側面(側壁部104に対向する側面であって筒状本体部100の内方の側面)には、光源収容部54の爪部90と嵌合可能な嵌合溝126が矢印E方向に沿って形成されている。従って、嵌合溝126も、爪部90の形状に合わせて、断面テーパ状に形成されている。
また、側壁部106の矢印E2方向の先端部における嵌合溝126側の箇所には、矢印E2方向に沿って薄肉部128が延出している。薄肉部128の矢印D方向に沿った厚みも、側壁部106の矢印D方向に沿った厚みよりも薄く設定されている。
さらに、側壁部106の矢印E2方向の先端部における薄肉部128の下方には、矢印E2方向に沿って爪部130(係合部、爪部材)が延出している。この場合、薄肉部128は、爪部130よりも矢印E2方向に延在している。そして、筐体50が矢印E1方向に沿って筒状本体部100に挿入された場合、爪部130は、光源収容部54の矢印D1方向の角部82に係合して、光源収容部54を矢印E1方向に押さえる。
また、爪部130の側壁部106寄りの箇所には、光源収容部54の角部82に該爪部130が係合した際に、光源収容部54の側面88における角部82寄りの箇所を矢印D2方向に押さえる凸状の押さえ部132(側面押さえ部)が形成されている。
前述のように、爪部86、90は、矢印F方向に沿って略同じ高さに設定されているため、嵌合溝118、126は、略同じ高さに設定されると共に、薄肉部120、128も、略同じ高さに設定される。また、爪部122、130も略同じ高さに設定されている。
図9に示すように、2つの側壁部104、106の間隔aは、光源収容部54と略同じ幅である。従って、爪部86、90が嵌合溝118、126にそれぞれ嵌合した場合、光源収容部54の側面84、88は、図10に示すように、側壁部104、106にそれぞれ面接触する。また、薄肉部120、128の間隔bは、2つの側壁部104、106の間隔aよりも広く設定されている(a<b)。すなわち、開口部110の矢印E2方向の箇所は、幅広形状とされている。
2つの側壁部104、106を連結する底壁部108において、矢印D方向に沿った中心部は、矢印E2方向に延出する延出部133として形成される。
そして、底壁部108の中心部から延出部133にかけて、矢印E方向に筐体支持部134が形成されている。筐体支持部134における矢印E方向に沿った中間部分には、筐体50の段差部78に応じた形状の段差部136が形成されている。また、筐体支持部134の矢印E2方向の先端部分は、矢印E2方向及び矢印F2方向に傾斜するガイド面138として形成される。
そのため、筐体50を矢印E1方向に沿って筒状本体部100に挿入する場合、筐体50の段差部78は、ガイド面138に沿って筐体支持部134に案内され、段差部78が段差部136に突き当たると、筐体50(の段差部78)は、筐体支持部134(の段差部136)に支持される。
[本実施形態の作用]
本実施形態に係る照明装置10の取付構造12は、以上の通りである。次に、照明装置10を取付構造12に取り付ける際の取付手順と、取り付け後の照明装置10から飲料容器30への照明光40の照射とについて説明する。
先ず、図8及び図13に示すように、レンズ38を矢印F1方向に向けた状態で、光源収容部54を矢印E1方向側とし、且つ、コネクタ嵌合部58を矢印E2方向側に向ける。本実施形態では、図13に示すように、取付構造12の矢印E2方向側に対して照明装置10が角度θの範囲内であれば、取付構造12に対してどの角度θからでも、筐体50を筒状本体部100に挿入することができる。従って、本実施形態では、取付構造12に対して照明装置10を取り付ける際、少なくとも、レンズ38が矢印F1方向に向き、光源収容部54が筒状本体部100に向き、且つ、コネクタ嵌合部58が筒状本体部100から離間するように、取付構造12に対して照明装置10が位置していればよい。
次に、図8及び図13に示す状態から、照明装置10を筒状本体部100に向けて矢印E1方向に移動させる。この場合、開口部110の矢印E2方向側が幅広形状であり、a<bの関係にある。そのため、薄肉部120、128をガイドとして、光源収容部54を側壁部104、106の間の空間に容易に挿入することができる。
また、開口部110は、筒状本体部100の矢印E2方向側から凹部112の箇所にかけて連続して開口した形状である。そのため、レンズ38を矢印F1方向に向けた状態で照明装置10を矢印E1方向に移動させても、該レンズ38が取付構造12の構成要素と接触することがない。
光源収容部54が側壁部104、106の間の空間に案内されると、光源収容部54の側面84、88が側壁部104、106にそれぞれ面接触すると共に、爪部86、90が嵌合溝118、126にそれぞれ嵌合する。一方、段差部78を構成するコネクタ嵌合部58の底面76も、ガイド面138に接触する。
この場合、底面76がガイド面138に接触した状態で、光源収容部54と一体にコネクタ嵌合部58が矢印E1方向に移動すると、ガイド面138に沿ってコネクタ嵌合部58を段差部136にスムーズに案内することができる。すなわち、底面76は、傾斜したガイド面138により、矢印E方向に沿って平行な段差部136に案内され、この結果、照明装置10は、全体的に、筒状本体部100に対して略平行に矢印E1方向に進行することが可能となる。
そして、照明装置10を矢印E1方向にさらに移動させると、側壁部104、106及び嵌合溝118、126による光源収容部54の案内作用と、段差部136による段差部78の案内作用とによって、照明装置10が矢印E1方向に向かい、筒状本体部100内にさらに挿入される。
すなわち、側面84、88が側壁部104、106とそれぞれ面接触し、且つ、爪部86、90が嵌合溝118、126にそれぞれ嵌合している。また、段差部136は、段差部78に応じた形状であり、光源収容部54の底面74と、コネクタ嵌合部58の底面76とは、それぞれ、段差部136に支持されている。これにより、照明装置10(の光源収容部54及びコネクタ嵌合部58)は、矢印D方向及び矢印F方向の位置が規制された状態となる。従って、照明装置10は、矢印D方向及び矢印F方向の位置が規制された状態で、矢印E1方向へ移動することになる。
そして、角部80、82における矢印F2方向側の部分(段差部78を構成するコネクタ嵌合部58の矢印E1方向の側面に応じた箇所)が爪部122、130に当接した場合、照明装置10を矢印E1方向にさらに移動させると、爪部122は、角部80からの押圧力によって、側壁部104の先端部分を支点として、矢印D2方向に一体的に反る。また、爪部130も、角部82からの押圧力によって、側壁部106の先端部分を支点として、矢印D1方向に一体的に反る。
この状態で照明装置10を矢印E1方向にさらに移動させると、角部80、82が爪部122、130を通過し、光源収容部54の側面116が押さえ部114に当接すると共に、段差部78が段差部136に突き当たる。これにより、爪部122、130は、角部80、82からの押圧状態から解放され、押圧前の元の状態に戻る。
この結果、爪部122、130は、角部80、82に係合し、光源収容部54を矢印E1方向に押さえる。また、爪部122の側壁部104寄りに形成された押さえ部124は、側面84の角部80寄りの箇所を矢印D1方向に押さえる。さらに、爪部130の側壁部106寄りに形成された押さえ部132は、側面88の角部82寄りの箇所を矢印D2方向に押さえる。さらにまた、押さえ部114は、光源収容部54の側面116を矢印E2方向に押さえる。しかも、段差部78が段差部136に突き当たることにより、筐体50は、筐体支持部134に固定支持される。
従って、光源収容部54は、押さえ部114、124、132、爪部122、130及び段差部136によって、矢印D方向及び矢印E方向の位置が規制されることになる。
しかも、前述のように、側面84、88及び側壁部104、106の面接触と、爪部86、90及び嵌合溝118、126の嵌合とによって、光源収容部54及びコネクタ嵌合部58は、矢印D方向及び矢印F方向の位置が規制されている。そのため、照明装置10は、図1〜図5及び図9〜図11に示す取付構造12の所定位置に取り付けられ、固定支持される。
この場合、凹部112の手前の箇所にレンズ38が位置決めされ、且つ、外部に露出されている。これにより、レンズ38が取付構造12の構成要素と接触することを回避しつつ、レンズ38を介して照明光40を外部に出力することが可能な状態となる。
このように取付構造12に照明装置10が取り付けられた状態で、図示しない車両のバッテリからコネクタ56を介して光源部52に電力供給を行うと、該光源部52が駆動され、照明光40が発光される。発光された照明光40は、レンズ38で集光され、外部に発散される。この結果、レンズ38からの照明光40は、孔部36を介して飲料容器30に照射される。
飲料容器30内の飲料物42に照明光40が照射されると、該照明光40は、反射光として飲料容器30から車室内に反射され、この結果、車室内の乗員は、前記反射光を視認することで、飲料容器30内に飲料物42が存在することを認識することができる。
[本実施形態の変形例]
本実施形態は、上記の説明に限定されることはなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、図14に示すように、ドリンクホルダ32の底壁150に孔部152を設け、アッパー部16の下端部20における孔部152直下の箇所に取付構造12を設けてもよい。この場合、レンズ38が孔部152と対向するように取付構造12を設け、該取付構造12に照明装置10を取付固定すればよい。
この場合、取り付け後の照明装置10からレンズ38を介して矢印C1方向に照明光40を照射すると、該照明光40は、孔部152を通過して、ドリンクホルダ32に収容された飲料容器30の底部に照射される。飲料容器30内の飲料物42に照明光40が照射されると、該照明光40は、反射光として飲料容器30から車室内に反射される。車室内の乗員は、前記反射光を視認することで、飲料容器30内に飲料物42が存在することを容易に認識することができる。
[取付構造の製造方法]
本実施形態に係る照明装置10の取付構造12は、例えば、図15に示す金型装置154を用いて、アッパー部16と一体的に形成することができる。
この金型装置154は、断面凸状のコア156と、断面凹状のキャビティ158とから構成される。この場合、コア156とキャビティ158とを合わせた状態で、コア156とキャビティ158との隙間にアッパー部16となるプラスチック材料160を流し込むことにより、アッパー部16と取付構造12とを一体的に形成することができる。すなわち、金型装置154は、金型スライド成形技術を用いることなく、アッパー部16及び取付構造12を一体的に形成することができる。
なお、成形後は、コア156とキャビティ158とを矢印方向に互いに離間させることにより、取付構造12を含むアッパー部16を取り出すことができる。
[本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係る照明装置10の取付構造12によれば、取付構造12の筐体支持部134は、筐体50の段差部78の形状に合わせた段差部136を備えている。そのため、取付構造12に照明装置10が挿入された場合、段差部136は、筐体50の段差部78に対する受け部として機能する。すなわち、段差部136が段差部78に応じた形状であるため、筐体50を取付構造12に挿入して、段差部78が段差部136に突き当たると、該段差部136は、段差部78に対する台座として機能する。これにより、筐体50の段差部78を段差部136で容易に支持することが可能となり、照明装置10を安定に支持することができる。
また、本実施形態では、少なくとも、光源部52が収容された光源収容部54が段差部136で支持されているので、光源部52及び光源収容部54を安定に支持することができる。
さらに、筐体50の段差部78における矢印D方向に沿った中央部分を段差部136で支持することにより、照明装置10を一層安定に支持することができる。
さらにまた、筐体支持部134の先端部分を傾斜したガイド面138として形成することにより、取付構造12に照明装置10を挿入する際、取付経路(取付軌跡)上にガイド面138が存在することになる。これにより、取付直前の取付構造12に対する照明装置10の位置を図13に示す角度θの範囲に拡大することができる。この結果、取付構造12に対する照明装置10の取付軌跡の設定自由度が高まり、取付構造12に対する照明装置10の挿入性(取付性)を向上させることができる。
また、取付構造12に照明装置10を挿入した際、段差部136が筐体50の段差部78を支持し、光源収容部54に設けた爪部86、90が嵌合溝118、126に嵌合し、側壁部104、106が光源収容部54の側面84、88に面接触する。これにより、照明装置10の挿入方向である矢印E1方向に直交する平面(矢印D方向及び矢印F方向に沿った平面)において、筐体支持部134、側壁部104、106及び嵌合溝118、126は、照明装置10の位置を規制することができる。この結果、照明装置10を一層安定に支持することができる。
なお、爪部122、130と嵌合溝118、126と薄肉部120、128とが矢印E方向に沿って略平行に形成され、しかも、爪部122、130の上方に嵌合溝118、126及び薄肉部120、128が設けられているので、取付構造12全体を小型化することが可能となる。この結果、取付構造12に取り付けられる照明装置10の小型化を図ることもできる。
さらに、筐体支持部134と側壁部104、106とが底壁部108を介して連結されているため、取付構造12の剛性を高めることができる。
また、本実施形態に係る照明装置10の取付構造12によれば、筐体50のレンズ38と対向する筒状本体部100の上壁部102には、照明装置10が筒状本体部100に挿入されたときに、レンズ38を外部に露出させる開口部110が形成されている。そのため、照明装置10を取付構造12に取り付けた場合、レンズ38の周辺には、取付構造12の構成要素が配置されることがない。これにより、照明装置10を安定に支持しつつ、光源部52及びレンズ38の光軸を自由に設定することが可能となる。
また、レンズ38及び光源部52から離れた光源収容部54の角部80、82で爪部122、130により光源収容部54を固定支持する。これにより、レンズ38の周辺に取付構造12の構成要素を配置することなく、光源収容部54を安定に支持することができる。
さらに、2つの薄肉部120、128の間隔bを2つの側壁部104、106の間隔aよりも広く設定している(a<b)。これにより、光源収容部54を筒状本体部100に挿入する際、筒状本体部100に対して任意の方向(図13の角度θの範囲内)から光源収容部54を挿入することが可能となる。この結果、取付構造12に対する照明装置10の挿入性が向上し、取付構造12に対する照明装置10の組み付け性(取付性)を向上させることができる。
また、2つの側壁部104、106の先端部分から光源収容部54の2つの側面84、88に沿って2つの爪部122、130が延在し、光源収容部54の角部80、82に係合する。これにより、光源収容部54は、2つの爪部122、130で挟み込まれると共に、取付構造12に対する照明装置10の挿入方向(矢印E1方向)に沿って押し付けられる。この結果、光源収容部54を一層安定に支持することができる。
さらに、2つの爪部122、130を光源収容部54の角部80、82に係合させることにより、光源収容部54を含めた照明装置10が固定支持される。これにより、取付構造12の形状に応じて照明装置10の形状を変更することが不要となり、該照明装置10の大型化を回避することが可能となる。
すなわち、レンズ38から離間して設けられた2つの爪部122、130が光源収容部54の角部80、82に係合することにより、照明装置10が固定支持されるので、取付構造12の形状に応じて照明装置10のサイズを変更できない場合(例えば、レンズ38の大きさを変えることができないことに起因して、光源収容部54又は照明装置10のサイズを変更することができない場合)でも、当該照明装置10を固定支持することが可能となる。また、爪部122、130が光源収容部54の角部80、82に係合するため、照明装置10の形状に応じて筐体支持部134のサイズを変更することが不要となり、取付構造12の大型化も回避することができる。
また、2つの薄肉部120、128が2つの爪部122、130よりも照明装置10側に突出し、幅広の2つの薄肉部120、128の箇所に2つの爪部122、130が設けられていない。そのため、筒状本体部100に対して光源収容部54を挿入しやすくなる。また、光源収容部54の角部80、82が2つの爪部122、130の位置にまで移動すると、2つの爪部122、130が光源収容部54の角部80、82に係合するので、光源収容部54を確実に支持することが可能となる。
凸状の2つの押さえ部124、132は、2つの爪部122、130における2つの側壁部104、106寄りの箇所で、光源収容部54の2つの側面84、88を押さえる。しかも、押さえ部124、132は、光源収容部54と爪部122、130とのクリアランスを埋めるように形成される。これにより、2つの押さえ部124、132は、2つの爪部122、130と協働して、光源収容部54を押さえることになるので、取付構造12に対する照明装置10のガタツキを防止しつつ、光源収容部54をより安定且つ確実に支持することができる。また、爪部122、130に押さえ部124、132を設けることにより、該爪部122、130の剛性も向上させることができる。
また、爪部86、90がテーパ状に形成されると共に、嵌合溝118、126も断面テーパ状に形成されている。これにより、照明装置10の挿入方向(矢印E1方向)に直交する平面(矢印D方向及び矢印F方向に沿った平面)において、照明装置10の位置を容易に規制することが可能となり、当該照明装置10を確実且つ安定に支持することができる。
さらに、底壁部108の一部である延出部133をコネクタ嵌合部58まで延在させることにより、取付構造12に対する照明装置10の組み付け性をさらに向上させると共に、照明装置10を一層安定に支持することができる。
また、筒状本体部100に対する照明装置10の挿入方向(矢印E1方向)に沿って開口部110を連続して開口させることにより、レンズ38を傷つけることなく、筒状本体部100に対して光源収容部54を挿入することができる。
さらに、押さえ部114は、筒状本体部100に挿入された光源収容部54の側面116を押さえるストッパとして機能する。これにより、照明装置10の挿入方向に沿った所望の位置(取付構造12の構成要素にレンズ38が接触しない位置)で当該照明装置10を確実に支持することが可能となる。
また、本実施形態では、タッピンネジ、ビス等のネジ部材や、ブラケットのような別部品を用いることなく、且つ、金型スライド成形技術を用いることなく、照明装置10の形状に応じた取付構造12とアッパー部16とを一体的に形成することが可能となる。この結果、照明装置10の大型化を回避することができる。
さらに、アッパー部16に設けられた取付構造12に照明装置10を固定することにより、照明装置10からアッパー部16に設けられたドリンクホルダ32に収容される飲料容器30に向けて照明光40を確実に照射することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
10…照明装置 12…取付構造
14…ドアライニング 16…アッパー部
20…下端部 30…飲料容器
32…ドリンクホルダ 34…側壁
36、152…孔部 38…レンズ
40…照明光 42…飲料物
50…筐体 52…光源部
54…光源収容部 58…コネクタ嵌合部
60、68、70…上面 72、74、76…底面
78、136…段差部 80、82…角部
84、88、116…側面 86、90、122、130…爪部
100…筒状本体部 102…上壁部
104、106…側壁部 108…底壁部
110…開口部 112…凹部
114、124、132…押さえ部 118、126…嵌合溝
120、128…薄肉部 133…延出部
134…筐体支持部 138…ガイド面
150…底壁 154…金型装置
156…コア 158…キャビティ
160…プラスチック材料

Claims (9)

  1. 照明装置を取付対象に取り付けるための取付構造において、
    前記取付構造は、前記照明装置が挿入された際に、該照明装置を支持する支持部を有し、
    前記照明装置は、照明光を出力する光源部と、前記光源部を収容し且つ前記取付構造への挿入方向に沿って段差状に形成された筐体とを有し、
    前記支持部は、前記筐体の段差部分に応じた形状で、且つ、前記挿入方向に沿って伸長する板状の段差部を備え、前記取付構造に挿入された前記筐体の段差部分を前記段差部で支持する
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  2. 請求項1記載の取付構造において、
    前記筐体は、前記挿入方向に沿った前記取付構造側に設けられ、且つ、前記光源部を収容する光源収容部を備え、
    前記光源収容部における前記挿入方向に直交する厚み方向の厚みを、前記筐体における前記光源収容部よりも前記取付構造から離間した部分の前記厚み方向の厚みよりも薄くすることにより、前記筐体の段差部分が形成され、
    前記支持部は、前記筐体の段差部分のうち、少なくとも前記光源収容部側の箇所を支持する
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  3. 請求項記載の取付構造において、
    前記段差部は、前記厚み方向に板状に伸びることで、前記筐体の段差部分における前記挿入方向及び前記厚み方向に直交する該筐体の幅方向の中央部分を支持する
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  4. 請求項記載の取付構造において、
    前記支持部における前記筐体側の先端部分は、前記照明装置を前記挿入方向に沿って前記取付構造に案内する傾斜したガイド面として形成されている
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  5. 請求項3又は4記載の取付構造において、
    前記筐体の側面には、前記方向に突出した凸部が形成され、
    前記取付構造は、前記照明装置が挿入される際に前記筐体の側面に面接触する側壁部をさらに有し、
    前記側壁部には、前記凸部に嵌合する嵌合溝が前記挿入方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  6. 請求項5記載の取付構造において、
    前記凸部は、前記光源収容部の側面に形成され、
    前記取付構造に前記照明装置が挿入された際に、前記凸部が前記嵌合溝に嵌合した状態で、前記光源収容部の側面と前記側壁部とが面接触する
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  7. 請求項5又は6記載の取付構造において、
    前記取付構造は、前記支持部と前記側壁部とを連結する連結部をさらに有する
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の取付構造において、
    前記取付構造は、前記取付対象と一体的に形成されている
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の取付構造において、
    前記取付構造は、前記取付対象である車両のドアライニングに設けられ、
    前記照明装置は、前記取付構造に取り付けられた状態で、前記ドアライニングに設けられたドリンクホルダに収容される照明対象物に向けて前記照明光を出力する
    ことを特徴とする照明装置の取付構造。
JP2013124940A 2013-06-13 2013-06-13 照明装置の取付構造 Active JP6199620B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124940A JP6199620B2 (ja) 2013-06-13 2013-06-13 照明装置の取付構造
PCT/JP2014/062780 WO2014199763A1 (ja) 2013-06-13 2014-05-14 照明装置の取付構造
US14/897,818 US9840195B2 (en) 2013-06-13 2014-05-14 Attachment structure for lighting device
CN201910484236.XA CN110239429B (zh) 2013-06-13 2014-05-14 照明装置的附接结构
CN201480033440.5A CN105283707B (zh) 2013-06-13 2014-05-14 照明装置的附接结构
US15/819,927 US10071683B2 (en) 2013-06-13 2017-11-21 Attachment structure for lighting device
US16/126,497 US20190016261A1 (en) 2013-06-13 2018-09-10 Attachment structure for lighting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124940A JP6199620B2 (ja) 2013-06-13 2013-06-13 照明装置の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015000607A JP2015000607A (ja) 2015-01-05
JP6199620B2 true JP6199620B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=52295405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013124940A Active JP6199620B2 (ja) 2013-06-13 2013-06-13 照明装置の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6199620B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6601340B2 (ja) 2016-07-25 2019-11-06 豊田合成株式会社 照明装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4446981B2 (ja) * 2006-05-26 2010-04-07 トヨタ紡織株式会社 車両用ドアトリム
JP5592229B2 (ja) * 2010-10-18 2014-09-17 テイ・エス テック株式会社 発光装置
JP5320415B2 (ja) * 2011-01-25 2013-10-23 本田技研工業株式会社 車両用ドアの照明装置
JP2012250622A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Yazaki Corp 照明ユニットの組み付け構造
JP2013022990A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Yazaki Corp 照明ユニット
JP5794095B2 (ja) * 2011-10-13 2015-10-14 トヨタ紡織株式会社 光源ユニットの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015000607A (ja) 2015-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10071683B2 (en) Attachment structure for lighting device
US9016914B2 (en) Light source unit assembly
WO2013054611A1 (ja) 車両用照明装置
JP5955303B2 (ja) ドアハンドル
JP6576830B2 (ja) 車輌用灯具
US20180281695A1 (en) Mounting assembly of vehicular utility part mounting member and vehicular interior part
WO2015076113A1 (ja) 車輌用灯具
JP6199620B2 (ja) 照明装置の取付構造
JP6195505B2 (ja) ドアハンドル
JP6199621B2 (ja) 照明装置の取付構造
JP6431781B2 (ja) 車両用灯具
JP7004922B2 (ja) 照明装置の取付構造及び車両用ドア
JP4597082B2 (ja) 車両用燈体
JP2015000579A (ja) 照明装置の取付構造
JP2007257912A (ja) 車両用燈体
JP7088893B2 (ja) ライン照明装置
JP6363775B2 (ja) 照明装置の取付構造
JP2007257911A (ja) 車両用燈体
JP6627922B2 (ja) 照明装置の取付構造及び車両用ドア
JP2010163120A (ja) ドアポケット用照明装置及びその製造方法
US20140016341A1 (en) Turn lamp for door mirror
JP4662283B2 (ja) スイッチ装置
JP2007284025A (ja) 車両用室内照明灯
JP4812468B2 (ja) ランプとバンパとの取付構造
JP2020087677A (ja) 導光レンズ保持構造及び車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6199620

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250