JP6198436B2 - 車両用内装部品 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のドアトリムやルーフトリム等に代表される合成樹脂製の車両用内装部品に関する。
車両用内装部品の中には、例えば、特許文献1に示されているように、合成樹脂製のトリム材の背面に突起部を一体成形し、該突起部の先端を対応する車体パネル面に突き当てることにより、トリム材のベコツキを回避するようにしたものが知られている。
特開2000−168459号公報
トリム材の組付誤差や変形等によって突起部と車体パネル面との間に隙間が生じると、車両の走行時振動等によって突起部先端が車体パネル面に擦れて低級音が発生する不具合を生じる。
この不具合を防止するために、突起部の先端に不織布等の緩衝材を貼着することも行われているが、加工工数および部品点数が増加してコスト的に不利となってしまうことは否めない。
そこで、本発明は車体パネル面に常に反力を与えて、低級音の発生を伴うことなくトリム材のベコツキを防止できる車両用内装部品を提供するものである。
本発明の車両用内装部品は、車室側の車体パネル面を被覆する合成樹脂製のトリム材の背面に、先端が前記車体パネル面に弾接し、前記トリム材に作用する押圧力に対して、該トリム材の所要の変位ストローク領域でダンパー機能し、該変位ストローク領域を越えるとストッパー機能するトリム保持手段を配設したことを主要な特徴としている。
本発明によれば、トリム保持手段が車体パネル面に弾接して該車体パネル面に常に反力を与えることができるので、低級音の発生を回避することができる。
そして、トリム材に押圧力が作用した場合には、該トリム材の所要の変位ストローク領域では、トリム保持手段がダンパー機能して適度の面剛性を維持しつつ緩衝作用する。この変位ストローク領域を越えると該トリム保持手段がストッパー機能して、トリム材のベコツキを防止することができる。
本発明の対象とする車両用内装部品の一例を示す斜視図。 本発明におけるトリム保持手段の第1実施形態を示す図1のA−A線に沿う断面図。 図2に示すトリム保持手段の斜視図。 トリム保持手段の第2実施形態を示す図2と同様の断面図。 図4に示すトリム保持手段の斜視図。 トリム保持手段の第3実施形態を示す斜視図。 トリム保持手段の第4実施形態を示す図2と同様の断面図。 トリム保持手段の荷重一変位量特性図。 トリム保持手段の第5実施形態を示す図2と同様の断面図。 トリム保持手段の第6実施形態を示す図2と同様の断面図。 図10に示すトリム保持手段の斜視図。 トリム保持手段の第7実施形態を示す図2と同様の断面図。 トリム保持手段の第8実施形態を示す図2と同様の断面図。 トリム保持手段の第9実施形態を示す図2と同様の断面図。 トリム保持手段の第10実施形態を示す図2と同様の断面図。
以下、本発明の実施形態を車両用内装部品として自動車のドアトリムを例に採って図面と共に詳述する。
図1に示すドアトリム1は、適宜の合成樹脂材をもって型成形してある。このドアトリム1は、車室側の車体パネルを構成するドアインナパネル5(図2参照)の車室中央側に向く膨出側面のほぼ全面を覆う大きさの断面略トレイ状に形成してある。図1はドアトリム1の背面側の外観を示しており、周縁のフランジ部2の部分でドアインナパネル5に図外のクリップ等の止着部材により係着固定するようにしている。
ドアインナパネル5面からやや離間して配置されるドアトリム1の一般面3には、例えば、その中央部の背面にドアインナパネル5面に当接するトリム保持手段10を配設してある。
このトリム保持手段10は、先端がドアインナパネル5面に弾接し、ドアトリム1の一般面3に作用する押圧力に対して、該一般面3の所要の変位ストローク領域で弾性変形してエネルギー吸収するダンパー機能と、該変位ストローク領域を越えるとドアインナパネル5面に底突きして変位を規制するストッパー機能と、を併有している。
具体的には、トリム保持手段10は、ドアトリム1の一般面3の背面に一体に突設した剛体部分となる座部11と、この座部11の先端に一体成形されて、前記押圧力に対して座部11がドアインナパネル5面に底突きするまで撓み変形可能なばね部12と、を備えた構造としている。
図2,図3に示す第1実施形態では、上述の座部11を例えば円筒状のボス突起13として形成し、ばね部12を該ボス突起13の先端周縁から延設した円形の皿ばね14として形成してある。
以上の第1実施形態の構造によれば、トリム保持手段10のばね部12としての皿ばね14がドアインパネル5面に弾接して常に反力を与えることができるので、車両の走行時振動等によって擦れて低級音が発生するのを回避することができる。
そして、ドアトリム1の一般面3に作用する押圧力に対しては、該一般面3の所要の変位ストローク領域では、上述の皿ばね14が撓み変形してそのダンパー機能により一般面3に適度の面剛性を維持して緩衝作用する。この変位ストローク領域を越えると、トリム保持手段10の座部11としてのボス突起13が底突きしてそのストッパー機能により、ドアトリム1の一般面3の変位を規制する。
従って、車両の旋回走行時等にドアトリム1の一般面3に乗員が凭れ掛かった際に、トリム保持手段10のダンパー機能とストッパー機能とにより、ドアトリム1の一般面3のベコツキを防止すると共に、急激な底突きによる突き上げ感をなくすことができて品質感を高めることができる。
そして、このトリム保持手段10は、ドアトリム1の一般面3の背面に一体に突設した座部11と、その先端に一体成形したばね部12とを備えた構成として、ドアトリム1の型成形と同時に成形するようにしているため、加工工数や部品点数が嵩むことがなくコスト的に有利に得ることができる。
特に、本実施形態では上述の座部11をボス突起13として形成し、ばね部12を該ボス突起13の先端周縁から延設した皿ばね14として形成しているので、上述のダンパー機能とストッパー機能とを簡単な構造により得ることができる。
図4,図5はトリム保持手段10の第2実施形態を示すものである。
本実施形態では、上述の座部11を、対向する一対のリブ壁15a,15bと、これらリブ壁15a,15bを連設したリブ壁15cとからなる一側が開放した方形ボックス状の開断面の座部15として形成している。
そして、ばね部12を、上述の対向する一対のリブ壁15a,15bの一方、例えば、一方のリブ壁15aの端縁から他方のリブ壁15bの端縁の延長上に向けて斜状に延設した片持ちの板ばね16として形成している。
この第2実施形態のトリム保持手段10にあっては、板ばね16の先端がドアインナパネル5面に弾接することによって低級音の発生を回避する。
そして、ドアトリム1の一般面3に作用する押圧力に対しては、板ばね16が撓み変形してダンパー機能し、該板ばね16の端末部が他方のリブ壁15bの端縁に当接して座部15がドアインナパネル5面に底突きすることによってストッパー機能する。
従って、この第2実施形態の構成にあっても、前記第1実施形態と同様にドアトリム1の一般面3のベコツキ防止と、急激な底突きによる突き上げ感の回避とを実現することができる。
また、本実施形態では座部15を開断面の方形ボックス状としてあって、板ばね16をこの座部15の対向リブ壁の一方15aの端縁に延設した構造であるため、ドアトリム1の成形型におけるトリム保持手段10を成形するスライド型を1つにすることが可能となる。
これにより、スライド型のレイアウトが容易で、型構造もシンプルに構成できてコスト的に有利に得ることができる。
また、板ばね16は片持ちタイプとしてあって、ばね長Lを大きくしてばねストロークδを十分に確保することができるので、板ばね16の先端をドアインナパネル5面に弾接した際のばね反力を小さくすることができる。
これにより、ドアトリム1をドアインナパネル5に組付けたときに、ばね反力によってトリム保持手段10の配設相当部分で、一般面3が車室側に撓んで膨らむのを抑制して、外観を損なうこともない。
更に、板ばね16を座部15の投影面内で形成できるため、ドアトリム1の一般面3におけるトリム保持手段10のレイアウトを容易に行うことができる。
図6は本発明の第3実施形態を示すもので、トリム保持手段10が前述の座部15と板ばね16とからなる第2実施形態の構成を基本構造としている。
本実施形態では座部15の対向するリブ壁15a,15bの各端縁から板ばね16A,16Bを座部15の中央方向に向けて互い違いに延設している。
座部15の中央部には、リブ壁15cにばね支持用のリブ壁15dを一体に突出成形してあり、その延長上に板ばね16Aと16Bの端部を多段に離間配置してある。
従って、この第3実施形態によれば前記第2実施形態と同様の作用効果が得られる他、板ばね16Aと16Bのばね定数を異ならせることにより、トリム保持手段10としてダンパー機能に多段のばね特性が要求される仕様に容易に設計することができる。
図7は本発明の第4実施形態を示すもので、本実施形態もトリム保持手段10が前述の座部15と板ばね16とからなる第2実施形態の構成を基本構造としている。
本実施形態にあっては、図4,図5に示した前記第2実施形態の構造、即ち、座部15の対向するリブ壁15a,15bの一方、15aの端縁に板ばね16を斜状に延設した構造において、これら対向するリブ壁15a,15b間に、板ばね16が撓み変形した際に、その中間部を支持する中間支点Pを配設してある。
この中間支点Pは、図6に示した前記第3実施形態の構造におけるリブ壁15dの先端で構成することができる。
従って、本実施形態によれば前記第2実施形態と同様の作用効果が得られる他、図8のa線に示すように上述のダンパー機能に非直線形のばね特性を得ることができる。
即ち、前記第1,第2実施形態の構造にあっては、押圧力によって板ばね16が初期反力のまま撓んで底突きするため図8のb線に示すようにダンパー機能がほぼ直線形のばね特性となる。一方、本実施形態では板ばね16は負荷のかけはじめはその延設基部Pを基点として反力(モーメント)が発生する。ある程度まで撓むと中間支点Pに接触して、該中間支点Pを基点に反力が発生する。ばね有効長がLからLへと短くなると反力が高まるため、上述のように図8のa線に示すようにダンパー機能が非直線形のばね特性となる。
これにより、荷重負荷速度が速くても非直線形のばね特性のダンパー機能によって、より優れた緩衝効果を得ることができる。
上述の中間支点は、図9の第5実施形態に示すP,Pのように多段に複数設定して、より緩やかな非直線形のばね特性が得られるようにすることもできる。
図10,図11は本発明の第6実施形態を示すものである。
本実施形態は、上述の座部11をリブ壁15a,15b,15cにより一側が開放した方形ボックス状の開断面の座部15としてある点は、前記第2実施形態と同様である。
そして、ばね部12は、座部15の対向する一対のリブ壁15a,15bを連結するリング状の板ばね17として形成している。
リング状の板ばね17はリブ壁15a,15bの各端縁に一体に連結してあって、両側が弧状に反り上がる扁平のリング状に形成してある。
この第2実施形態のトリム保持手段10にあっては、リング状の板ばね17の先端側中央部がドアインナパネル5面に弾接することによって低級音の発生を回避する。
そして、ドアトリム1の一般面3に作用する押圧力に対しては、リング状の板ばね17が撓み変形してダンパー機能し、該板ばね17の先端側中央部が、リブ壁15a,15bの端縁におけるリング状の延設基部に当接して、座部15がドアインナパネル5面に底突きすることによってストッパー機能する。
従って、この第6実施形態の構成にあっても、前記第2実施形態と同様にドアトリム1の一般面3のベコツキ防止と、急激な底突きによる突き上げ感の回避とを実現することができる他、成形型におけるトリム保持手段10を成形するスライド型を1つにすることが可能となる。
図12〜図14は、何れも前記第6実施形態のリング状板ばね仕様の構造を基本とする第7〜第9実施形態を示すものである。
これら第7〜第9実施形態では、何れも座部15をリブ壁15a〜15cの端縁側を底壁15eで閉塞した有底の方形ボックス状の開断面としてある。
図12に示す第7実施形態にあっては、リング状の板ばね17を略円形に形成してある。
このリング状の板ばね17は、座部15のリブ壁15a,15bの各側面中央部分に連設して一体成形して、底壁15eを板ばね17のリングの中間部に配置することにより、板ばね17の撓み変形時にはその先端側中央部が底壁15eに当接して座部15がドアインナパネル5面に底突きしてストッパー機能するようにしている。
図13に示す第8実施形態は、前記第7実施形態におけるリング状の板ばね17を変形したものである。
本実施形態にあっては、リング状の板ばね17の先端側中央部の断面形状を、複数の凹凸部17aが連続した凹凸形状としている。
図14に示す第9実施形態にあっては、リング状の板ばね17を略横楕円形に形成してある。
このリング状の板ばね17は、座部15のリブ壁15a,15bと底壁15cとの各連設コーナー部分から延設して一体成形してある。
また、リング状の板ばね17の先端側中央部には、リング中央側に向けて山形に屈曲して突出する突起部17bを形成してある。
この第9実施形態では、リング状の板ばね17の撓み変形時にはその先端側中央部の突起部17bが座部15の底壁15eに当接し、該突起部17bが押し潰されて座部15がドアインナパネル5面に底突きすることによってストッパー機能する。
従って、これら第7〜第9実施形態によれば、何れも前記第6実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
特に、第9実施形態の構造では、座部15の底壁15eが、リング状の板ばね17の撓み変形過程で先端側中央部の突起部17bを支持する中間支点Pとして機能するから、前記第3実施形態と同様にダンパー機能に非直線形のばね特性を得ることもできる。
図15は本発明の第10実施形態を示すもので、本実施形態では前述のばね部12のドアインナパネル5面と接触する外面を、シボ模様あるいは凹凸形状等による凹凸面12aとして形成してある。
図15に示す例では、ばね部12として片持ちタイプの板ばね16に適用した構造を例示しているが、リング状の板ばね17に適用してもよいことは勿論である。
このように、ばね部12の対パネル接触面(外面)を凹凸面12aとすることにより、摩擦係数を小さくすることができる。
これにより、車両の走行時振動等によりばね部12がドアインナパネル5面に擦れる擦過異音の発生防止を徹底することができる。
なお、前記実施形態ではトリム材、即ち、車両用内装部品としてドアトリム1を例示したが、この他、リャサイドトリム,ルーフトリム,ピラーガーニッシュ、ルーフレールガーニッシュ等に適用することができる。
1…ドアトリム(トリム材)
2…フランジ部
3…トリム一般面
5…ドアインナパネル(車体パネル)
10…トリム保持手段
11…座部
12…ばね部
12a…凹凸面
13…ボス突起
14…皿ばね
15…方形ボックス状の座部
15a,15b…対向リブ壁(対向壁)
16…片持ちタイプの板ばね
17…リング状の板ばね
…中間支点

Claims (7)

  1. 車室側の車体パネル面を被覆する合成樹脂製のトリム材の背面に、先端が前記車体パネル面に弾接し、前記トリム材に作用する押圧力に対して、該トリム材の所要の変位ストローク領域でダンパー機能し、該変位ストローク領域を越えるとストッパー機能するトリム保持手段配設されており、
    前記トリム保持手段が、
    前記トリム材の背面に一体に突設した座部と、
    前記座部の先端に一体成形されて、前記押圧力に対して前記座部が底突きするまで撓み変形可能なばね部と、を備え、
    前記座部は、一側が開放した方形ボックス状の開断面に形成されており、
    前記ばね部は、該座部を構成する一対の対向壁の少なくとも一方の端縁から他方の端縁の延長方向に向けて斜状に延設した板ばねとして形成されており、
    前記板ばねが撓み変形してダンパー機能し、前記板ばねの端末部が前記他方の端縁に当接して前記座部が前記車体パネル面に底突きすることによってストッパー機能することを特徴とする車両用内装部品。
  2. 車室側の車体パネル面を被覆する合成樹脂製のトリム材の背面に、先端が前記車体パネル面に弾接し、前記トリム材に作用する押圧力に対して、該トリム材の所要の変位ストローク領域でダンパー機能し、該変位ストローク領域を越えるとストッパー機能するトリム保持手段配設されており、
    前記トリム保持手段が、
    前記トリム材の背面に一体に突設した座部と、
    前記座部の先端に一体成形されて、前記押圧力に対して前記座部が底突きするまで撓み変形可能なばね部と、を備え、
    前記座部は、一側が開放した方形ボックス状の開断面に形成されており、
    前記ばね部は、該座部を構成する一対の対向壁の各端縁から前記座部の中央方向に向けて互い違いに延設した一対の板ばねとして形成されており、
    前記座部の一対の対向壁間にばね支持用のリブ壁が配設されており、当該ばね支持用のリブ壁の延長上に前記一対の板ばねの端部が多段に離間配置されていることを特徴とする車両用内装部品。
  3. 前記座部の一対の対向壁間に、前記板ばねが撓み変形した際に、撓み変形過程でその中間部を支持する中間支点配設されていることを特徴とする請求項1に記載された車両用内装部品。
  4. 前記中間支点は、前記座部の一対の対向壁間に、多段に複数設定されることを特徴とする請求項3に記載された車両用内装部品。
  5. 車室側の車体パネル面を被覆する合成樹脂製のトリム材の背面に、先端が前記車体パネル面に弾接し、前記トリム材に作用する押圧力に対して、該トリム材の所要の変位ストローク領域でダンパー機能し、該変位ストローク領域を越えるとストッパー機能するトリム保持手段配設されており、
    前記トリム保持手段が、
    前記トリム材の背面に一体に突設した座部と、
    前記座部の先端に一体成形されて、前記押圧力に対して前記座部が底突きするまで撓み変形可能なばね部と、を備え、
    前記座部は、一側が開放した方形ボックス状の開断面に形成されており、
    前記ばね部は、該座部を構成する一対の対向壁を連結するリング状の板ばねとして形成されていることを特徴とする車両用内装部品。
  6. 前記座部の一対の対向壁間に、前記板ばねが撓み変形した際に、撓み変形過程でその中間部を支持する中間支点配設されていることを特徴とする請求項5に記載された車両用内装部品。
  7. 前記ばね部は、前記車体パネル面に接触する外面を凹凸面として形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載された車両用内装部品。
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