JP6196021B2 - 横型ブラインド - Google Patents

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Description

この発明は、ヘッドボックスからラダーコードを介して多数段のスラットを吊下支持する横型ブラインドに関するものである。
横型ブラインドは、ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコードに多数段のスラットが支持され、ヘッドボックス内に配設されるラダーコード吊下げ装置を操作装置で操作することにより、ラダーコードを介して各スラットを同位相で回動操作可能である。
また、ラダーコードの下端にはボトムレールが取着され、そのボトムレールにはヘッドボックスから垂下される昇降コードの下端が取着されている。そして、操作装置の操作によりヘッドボックス内の昇降装置で昇降コードを昇降することにより、ボトムレールを昇降してスラットを昇降可能となっている。
このような横型ブラインドの一種類として、複数本の昇降コードをスラットに挿通することなく、スラットの前方及び後方にそれぞれ垂下して、ボトムレールを昇降可能としたものがある。
このような構成とすることにより、各スラットに昇降コード挿通孔を設ける必要がないので、その挿通孔からの光漏れが生じることはない。
特許文献1には、昇降コードをスラットに挿通しない横型ブラインドにおいて、ラダーコードの交差した横糸間にスラットを挿通し、スラットの前後方向の縁部に形成した切欠部を横糸の交差部に係合させて、ラダーコードに対するスラットのばたつきや長手方向のずれ(以下、横ずれ)を防止するようにした横型ブラインドが開示されている。
また、特許文献2には、ラダーコードの下端に取着されるボトムレールが開示されている。
実公平7−6477号公報 実開昭53−147555号公報
しかしながら、上記のような横型ブラインドでは、例えば切欠部が上方に配置されるスラットの閉回動時(逆閉回動時等)に、切欠部内に横糸が入り込むことで、該切欠部側のスラットの縁部が横糸よりも下方に配置されてしまい、スラットの起き上がり度合いが小さくなってしまう。よって、遮蔽性が低下してしまうという問題がある。
この発明の目的は、遮蔽性が高い横型ブラインドを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、ヘッドボックスから吊下支持されるラダーコードに多数段のスラットを支持し、操作装置の操作により前記ラダーコードを介してスラットを回動可能とするとともに、昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とした横型ブラインドにおいて、前記ラダーコードの各段の横糸を複数本で構成するとともに交差した交差部が予め形成されるように設け、前記スラットを前記横糸間に挿入した挿入箇所と、前記スラットを前記横糸上に乗せた上乗箇所とを備えた。前記挿入箇所において、前記スラットが回動し前記交差部が下側に位置した箇所では、1つの前記横糸が前記交差部から下側に弛み、弛んだ箇所の最下点が前記交差部より下側に位置するようにした。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の横型ブラインドにおいて、前記上乗箇所を、各段に少なくとも一箇所設けた。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の横型ブラインドにおいて、複数本の前記ラダーコードの内の少なくとも1本の全ての段を上乗箇所とした。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の横型ブラインドにおいて、前記スラットの長手方向端部に対応した箇所を前記挿入箇所とした。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の横型ブラインドにおいて、前記昇降コードが前記横糸間に挿入された昇降コード挿入箇所を備えた。
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の横型ブラインドにおいて、前記ラダーコードの下端部に取着されるボトムレールは、長手方向から見てその幅方向両端下部に前記ラダーコードの縦糸が固定されるものであって、その幅方向両端上部を上方に向かうほど幅方向内側に湾曲した湾曲部とした。
請求項7に記載の発明では、ヘッドボックスから吊下支持されるラダーコードに多数段のスラットを支持し、操作装置の操作により前記ラダーコードを介してスラットを回動可能とするとともに、昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とした横型ブラインドにおいて、前記ラダーコードの各段の横糸を複数本で構成するとともに交差した交差部が予め形成されるように設け、前記交差部の前方側の前記横糸間に前記スラットを挿入するとともに該交差部の後方側の前記横糸間に前記昇降コードを挿入した第一挿入箇所と、前記第一挿入箇所で挿入された前記スラットの長手方向に異なる位置で、前記交差部の後方側の前記横糸間に前記スラットを挿入するとともに該交差部の前方側の前記横糸間に前記昇降コードを挿入した第二挿入箇所とを備えた。前記第一挿入箇所及び前記第二挿入箇所において、前記スラットが回動し前記交差部が下側に位置した箇所では、1つの前記横糸が前記交差部から下側に弛み、弛んだ箇所の最下点が前記交差部より下側に位置するようにした。
本発明によれば、遮蔽性が高い横型ブラインドを提供することができる。
一実施形態における横型ブラインドの要部斜視図。 (a)一実施形態におけるヘッドボックスの模式図。(b)最上段から5段目までのスラット等を示す平面図。(c)6段目のスラット等を示す平面図。(d)7段目以下のスラット等を示す平面図。(e)各昇降巻取軸等を説明するための模式図。 (a)(b)一実施形態における横型ブラインドの模式一部側面図。 一実施形態におけるラダーコードの正面図。 一実施形態におけるラダーコードの正面図。 (a)〜(d)一実施形態におけるラダーコード、スラット及び昇降コードの組み付け状態を説明するための説明図。 一実施形態におけるラダーコード、スラット及び昇降コードの組み付け状態を説明するための斜視図。 (a)(b)一実施形態におけるボトムレールを説明するための一部側面図。 (a)〜(d)正閉回動時の状態を説明するための模式図。(e)〜(h)逆閉回動時の状態を説明するための模式図。 (a)〜(d)正全閉回動時の状態を説明するための模式図。 (a)〜(d)逆全閉回動時の状態を説明するための模式図。 (a)(b)一実施形態における逆閉回動時の一部拡大斜視図。 一実施形態における閉回動時の一部断面図。 別例における逆閉回動時の一部拡大斜視図。 別例におけるラダーコードの正面図。 (a)別例におけるラダーコードの正面図。(b)別例におけるラダーコードとスラットの組み付け状態を説明するための説明図。(c)別例における逆閉回動時の一部拡大斜視図。 (a)〜(d)別例における正全閉回動時の状態を説明するための模式図。 別例における横型ブラインドのタイプを説明するための正面図。 別例における横型ブラインドのタイプを説明するための側面図。
以下、この発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。図1及び図2に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1から複数本(本実施形態では5本)のラダーコード2が等間隔を隔てて垂下され、そのラダーコード2に多数段のスラット3,4が支持されている。また、ヘッドボックス1からは複数本(本実施形態では3本)の昇降コード11〜13が垂下している。
図2(a)に示すように、ヘッドボックス1には、昇降コード11〜13を巻取り可能な昇降巻取軸14a〜14cが回転可能に支持されるとともに、ラダーコード2を巻取り可能なラダー巻取軸15が回転可能に支持されている。
図3(a)(b)に示すように、ラダー巻取軸15(昇降巻取軸14aの紙面奥側にあるため不図示)の外周にはチルトスプリング15aが巻装され、そのチルトスプリング15aの各端部15bに、ラダーコード2の一対の縦糸5a,5bの各上端部がそれぞれ係止されている。一対の縦糸5a,5bは、ヘッドボックス1に設けられた前後一対のラダー導出口1aを通って下方に垂下している。よって、例えば、図3(b)に示すように、前記ラダー巻取軸15が(図中、時計回り方向に)回動されると、一方の縦糸5aはラダー巻取軸15(チルトスプリング15a)に巻き取られ、他方の縦糸5bはラダー巻取軸15(ラダー導出口1a)から導出されることになる。このラダー巻取軸15は、操作装置16(図2(a)参照)の操作によって全て(本実施形態では5個)が同期して同方向に回動され、ラダーコード2を介してスラット3を開回動状態や正閉回動状態や逆閉回動状態に回動操作可能としている。
図2(a)(e)に示すように、昇降巻取軸14a〜14cには、それぞれ昇降コード11〜13の上端部が固定されている。昇降コード11〜13は、図3(a)(b)に示すように、ヘッドボックス1に設けられた前後一対のラダー導出口1aの更に前後方向外側に設けられた一対の昇降導出口1bのいずれか一方を通って下方に垂下している。そして、昇降巻取軸14a〜14cが回動されると、昇降コード11〜13は昇降巻取軸14a〜14cに螺旋状に巻き取られる、若しくは、昇降コード11〜13は昇降巻取軸14a〜14c(昇降導出口1b)から導出されることになる。
図1及び図2(a)〜(e)に示すように、本実施形態ではスラット3,4の長手方向両側に位置する昇降コード11,13はスラット3,4の後方側に垂下し、スラット3,4の長手方向中央に位置する昇降コード12はスラット3の前方側に垂下している。なお、後方側は室外側、前方側は室内側とする。
そして、前記昇降コード11〜13のうち、昇降コード11,13の昇降巻取軸14a,14cへの巻取り方向と、昇降コード12の昇降巻取軸14bへの巻取り方向とは互いに逆方向とされている。
詳述すると、図2(a)に示すように、操作装置16の操作によって図示しないモータが駆動されると、シャフト17と昇降巻取軸14a,14cが一体回転するとともに、ギヤ部18を介して回転力が逆方向に伝達されることで、シャフト17に対して回転(空転)可能とされた昇降巻取軸14bが逆方向に回転する構成となっている。これにより、全ての昇降コード11〜13は、同期して昇降巻取軸14a〜14cに巻き取られる、若しくは、同期して昇降巻取軸14a〜14c(昇降導出口1b)から導出されることになる。
ラダーコード2の下端部には、図8(a)(b)に示すように、ボトムレール19が取着される。詳しくは、本実施形態のボトムレール19は、長手方向から見てその幅方向(即ち前後方向)両端下部に前記ラダーコード2の縦糸5a,5bがそれぞれ固定され、その幅方向両端上部が上方に向かうほど幅方向内側に湾曲した湾曲部19aとされている。詳しくは、ボトムレール19のボトムレール形材は、図8(b)に示すように、断面形状が中空で横長の略長方形に形成されている。本実施形態のボトムレール形材は、図8(b)に示すように、上辺19bの長さ(前記前後方向に沿った長さ)L1を下辺19cの長さL2より短く形成し、外周を上辺19b・下辺19cともに緩い曲線として形成し、下辺19cから上辺19bに向かって立上がる壁を曲線として上辺19bの外周の曲面と連なるように形成している。また、下辺19cの前後端縁に外側へ向けて突出する突片19dを前後に設けることによりテープホルダー19e(図8(a)参照)を係合可能としている。また、上辺19bの中央部の厚みL3は、下辺19cの厚みL4よりも厚く形成している。また、スラット3の後方側であって室外側に垂下した昇降コード11,13の下端部は、ボトムレール19の後方側の下部に固定され、スラット3,4の前方側であって室内側に垂下した昇降コード12の下端部は、ボトムレール19の前方側の下部に固定される。尚、図8(a)では、後方側の昇降コード11の下端部が、ボトムレール19の後方側の下部に固定された状態を図示している。
図4に示すように、前記ラダーコード2は縦糸5a,5b間に前記多数段のスラット3,4を支持するための2本ずつの横糸6a,6bが多数段設けられている。
各横糸6a,6bは、中間部で互いに交差する交差部7が形成されるように、縦糸5a,5bに対し上下方向に一定の間隔を隔てた位置に形成されている。すなわち、一方の縦糸5aでは横糸6bが横糸6aより下方に形成され、他方の縦糸5bでは横糸6aが横糸6bより下方に形成されている。よって、例えば、前記操作装置16の操作によって、図5に示すように、縦糸5aが下方へ移動し、縦糸5bが上方へ移動する場合には、横糸6aが若干弛むのに反して、横糸6bは張った(テンションが掛かった)状態とされる。
スラット3,4は、アルミニウムの薄板で側方(長手方向)からみて上方が凸の湾曲形状に形成されている。スラット3,4は、本実施形態では2種類が用いられ、7段目以下のスラット3は、図2(d)に示すように、昇降コード11,13と隣接する後方側縁部にのみ切欠部3aが設けられている。また、最上段から6段目までのスラット4は、図2(b)(c)に示すように、昇降コード11,13と隣接する後方側縁部に切欠部4aが設けられるとともに、昇降コード12と隣接する前方側縁部にも切欠部4bが設けられている。尚、図2(b)には、最上段から5段目までのスラット4が、図2(c)には、6段目のスラット4が、図2(d)には、7段目以下のスラット3がそれぞれ図示されている。
そして、各切欠部3a,4a,4bが設けられた箇所では、図1、図6(a)(b)(d)及び図7に示すように、各切欠部3a,4a,4bがそれぞれ前記交差部7と対向するように各スラット3,4が横糸6a,6b間に挿入されている(挿入箇所)。また、各切欠部3a,4aが設けられていない箇所では、図1及び図6(c)に示すように、各スラット3,4が横糸6a,6b上に乗せられて配置されている(上乗箇所)。なお、ラダーコード2に沿って昇降コード11〜13が存在していないラダーコード2(本実施例では端から2本目と4本目のラダーコード2であって、単独ラダーコード部分Z)の各段では、全てのスラット3,4が横糸6a,6b上に乗せられて前記上乗箇所となっている。
前記昇降コード11,13は、図1、図6(a)及び図7に示すように、6段目以下で、横糸6a,6b間に挿入されている。詳しくは、本実施形態の昇降コード11,13は、6段目以下で、図7に示すように、前記スラット3,4との間に前記交差部7が介在されるように横糸6a,6b間に挿入されている。6段目以下では、交差部7より後方側の横糸6a,6b間に昇降コード11,13を挿入し、該交差部7より前方側の横糸6a,6b間にスラット3,4を挿入している。
また、昇降コード11,13は、図1、及び図6(b)に示すように、最上段から5段目までで、横糸6a,6b間に挿入されず、縦糸5aに沿って配置されている。ここで、昇降コード11,13に沿った縦糸5aには2段おき(最上段(1段目)と2段目の間、及び、3段目と4段目の間)にリング部材Rが貫通するようにそれぞれ設けられている。更に、これらのリング部材Rに昇降コード11,13を貫通するように設けることで、縦糸5aとの距離が一定以下となるように保持されている。尚、最上段(1段目)と2段目の間のリング部材Rは、3段目と4段目の間のリング部材Rよりも径が大きく形成され、閉回動時には昇降コード11,13は6段目の横糸6a,6bに挿入されるまで除々に縦糸5aに近づくように案内される(図3参照)。又、本実施形態のリング部材Rは、樹脂材からなる。
前記昇降コード12は、図1、及び図6(c)に示すように、6段目以下で2段おきに(即ち、6段目、9段目、12段目で)、横糸6a,6b間に挿入されている。尚、6段目では、昇降コード12においても、昇降コード11,13と同様に、スラット4との間に前記交差部7が介在されるように横糸6a,6b間に挿入されている。6段目では、交差部7より前方側の横糸6a,6b間に昇降コード12を挿入し、該交差部7より後方側の横糸6a,6b間にスラット4を挿入している。また、7段目以下(即ち、9段目、12段目)では、交差部7より前方側の横糸6a,6b間に昇降コード12を挿入し、該交差部7より後方側の横糸6a,6b間にはスラット4を挿入していない。なお、本実施形態では、昇降コード11,13に沿った位置の6段目が第一挿入箇所を構成し、昇降コード12に沿った位置の6段目が第二挿入箇所を構成している。
また、昇降コード12は、図1、及び図6(d)に示すように、最上段から5段目までで、横糸6a,6b間に挿入されず、縦糸5bに沿って配置されている。ここで、昇降コード12に沿った縦糸5bには2段おき(最上段(1段目)と2段目の間、及び、3段目と4段目の間)にリング部材Rが貫通するようにそれぞれ設けられている。更に、このリング部材Rに昇降コード12を貫通するように設けることで、縦糸5bとの距離が一定以下となるように保持されている。尚、昇降コード12が貫通するリング部材Rも、最上段(1段目)と2段目の間のリング部材Rが、3段目と4段目の間のリング部材Rよりも径が大きく形成され、閉回動時には昇降コード12は、6段目の横糸6a,6bに挿入されるまで除々に縦糸5bに近づくように案内される。
次に、上記のように構成された横型ブラインドの作用について説明する。
まず遮蔽性に関する作用について説明する。
操作装置16の操作によって、図9(a)〜(c)に示すように、後方側の縦糸5aが下方へ移動し、前方側の縦糸5bが上方へ移動する正閉回動時には、横糸6aが若干弛み、横糸6bは張った(テンションが掛かった)状態となる。
このとき、昇降コード11,13の垂下箇所の上部側(最上段から5段目まで)では、図9(a)に示すように、スラット4の切欠部4aに横糸6aが入り込み、スラット4の後方側縁部(下端縁部)が下方に落ち込むことで、スラット4の起き上がり度合いが大きくなる。
またこのとき、昇降コード11,13の垂下箇所の下部側(6段目以下)でも、図9(b)に示すように、スラット3,4の切欠部3a,4aに横糸6aが入り込み、スラット3,4の後方側縁部(下端縁部)が下方に落ち込むことで、スラット3,4の起き上がり度合いが大きくなる。
またこのとき、昇降コード12の垂下箇所の上部側(最上段から6段目まで)では、図9(c)に示すように、横糸6bがスラット4の切欠部4bを支持するので、スラット4の前方側縁部(上端縁部)は下がった位置にあり、スラット4の起き上がり度合いが昇降コード11,13の垂下箇所に比べて相対的にやや小さくなるものの、昇降コード11,13の垂下箇所の倒れにより最上段から6段目までの遮蔽性は低下しない。
昇降コード12の垂下箇所の下部側(7段目以下)や、前記単独ラダーコード部分Zの各段の箇所では、例えば、図9(d)に示すように、張った(テンションが掛かった)状態の横糸6b上で、スラット4の前方側縁部(上端縁部)が起き上がる方向に押されて、同箇所では遮蔽性が高くなる。
そして、全体としては、昇降コード12の垂下箇所の上部側(最上段から6段目まで)で遮蔽性が低下する要素があるものの長手方向の異なる箇所で補完されることで、全体の遮蔽性は高く良好となる。
また、操作装置16の操作によって、図9(e)〜(g)に示すように、後方側の縦糸5aが上方へ移動し、前方側の縦糸5bが下方へ移動する逆閉回動時には、横糸6bが若干弛み、横糸6aは張った(テンションが掛かった)状態となる。
このとき、昇降コード11,13の垂下箇所の上部側(最上段から5段目まで)では、図9(e)に示すように、横糸6aがスラット4の切欠部4aを支持するので、スラット4の後方側縁部(上端縁部)は下がった位置にあり、スラット4の起き上がり度合いがやや小さくなり、同箇所では遮蔽性が低下しようとする。
またこのとき、昇降コード11,13の垂下箇所の下部側(6段目以下)でも、図9(f)に示すように、横糸6aがスラット3,4の切欠部3a,4aを支持するので、スラット3,4の後方側縁部(上端縁部)は下がった位置にあり、スラット3,4の起き上がり度合いがやや小さくなり、同箇所では遮蔽性が低下しようとする。
しかし、昇降コード12の垂下箇所の上部側(最上段から6段目まで)では、図9(g)に示すように、スラット4の切欠部4bに横糸6bが入り込み、スラット4の前方側縁部(下端縁部)が下方に落ち込むことで、スラット4の起き上がり度合いが大きくなるので、遮蔽性は低下しない。
またこのとき、昇降コード12の垂下箇所の下部側(7段目以下)や、前記単独ラダーコード部分Zの各段の箇所では、図9(h)に示すように、張った(テンションが掛かった)状態の横糸6a上で、スラット4の後方側縁部(上端縁部)が起き上がる方向に押されて、同箇所では遮蔽性が高くなることも、昇降コード11,13の垂下箇所での逆全閉における倒れ角低下傾向を補完して高遮蔽状態を保つ。
そして、全体としては、昇降コード11,13の垂下箇所では逆全閉で遮蔽性が低下する要素があるものの長手方向の異なる箇所で補完されることで、全体の遮蔽性は高く良好となる。
また、昇降コード11,13の垂下箇所の上記した図9(a)(b)に示す状態(正閉回動時)では、スラット4の前後方向の中央部が横糸6bによって図9(a)(b)で左方向(スラット4の前方向)に抑え付けられることで、スラット4の前方側縁部(上端縁部)が立ち上がるよう保持される。よって、同箇所では遮蔽性が高くなる。さらに、6段以下(図9(b)参照)では昇降コード11,13がスラット3,4の後方側縁部と縦糸5a間に位置するので立ち上がりがよい。よって、同箇所では更に遮蔽性が高くなる。
また、昇降コード12の垂下箇所の上記した図9(g)に示す状態(逆閉回動時)では、スラット4の前後方向の中央部が横糸6aによって図9(g)で右方向(スラット4の後方向)に抑え付けられることで、スラット4の後方側縁部(上端縁部)が立ち上がるよう保持される。よって、同箇所では遮蔽性が高くなる。
さらに、昇降コード12の垂下箇所の6段目の正全閉回動時では、図10(a)(b)に示すように、昇降コード12及び縦糸5bがスラット4の上端縁部を起き上がり度合いが大きくなる方向に押しやるため、(昇降コード12が無い場合よりも)遮蔽性が向上する。
また、昇降コード11,13の垂下箇所の6段目以下の正全閉回動時では、図10(c)(d)に示すように、スラット3,4と縦糸5a間に昇降コード11,13が介在することによっても遮蔽性が向上する。
また、昇降コード12の垂下箇所の6段目の逆全閉回動時では、図11(a)(b)に示すように、スラット4と縦糸5b間に昇降コード12が介在することによっても遮蔽性が向上する。
また、昇降コード11,13の垂下箇所の6段目以下の逆全閉回動時では、図11(c)(d)に示すように、昇降コード11,13及び縦糸5aがスラット3,4の上端縁部を起き上がり度合いが大きくなる方向に押しやるため、(昇降コード11,13が無い場合よりも)遮蔽性が向上する。
次にスラット3,4のラダーコード2に対する長手方向の移動、即ち横ずれに関する作用について説明する。
例えば、スラット3,4の後方側縁部の切欠部3a,4aが下方に配置される正閉回動時には、その切欠部3a,4aにラダーコード2(特に横糸6a)が係合することでスラット3,4の横ずれが防止される。
また、スラット4の前方側縁部の切欠部4bが下方にくる逆閉回動時には、上部側(最上段から6段目まで)では、その切欠部4bにラダーコード2(特に横糸6b)が係合することでスラット4の横ずれが防止される。
また、この逆閉回動時、下部側(7段目以下)では、横糸6a,6b間に昇降コード11,13が挿入されていることで、後方側縁部(上端縁部)の切欠部3aにラダーコード2に加えて昇降コード11,13が作用(係合)することでスラット3の横ずれが防止される。
詳しくは、スラット3が図12(a)に示す矢印方向すなわち右方向に横ずれしようとすると、昇降コード11が挿入されることで昇降コード11と係合した横糸6aに横糸6bが係合し、該横糸6bが切欠部3aの左縁部分に係合することでスラット3の右方向の横ずれが防止される。
また逆に、スラット3が図12(b)に示す矢印方向すなわち左方向に横ずれしようとすると、昇降コード11と係合した横糸6bが切欠部3aの右縁部分に係合することでスラット3の左方向の横ずれが防止される。
また、上記したようにスラット3,4の後方側縁部の切欠部3a,4aが下方に配置される正閉回動時には、スラット3,4の前後方向の中央部が横糸6bによって図9(a)(b)で左方向(スラット4の前方向)に抑え付けられることで、その姿勢が安定して保持され、更にスラット3,4の横ずれが防止される。
また、上記したようにスラット4の前方側縁部の切欠部4bが下方に配置される逆閉回動時には、スラット4の前後方向の中央部が横糸6aによって図9(f)で右方向(スラット4の後方向)に抑え付けられることで、その姿勢が安定して保持され、更にスラット4の横ずれが防止される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)横糸6a,6bは、全閉角度付近で、正閉回動時においても逆閉回動時においても一本の横糸は張った(テンションが掛かった)状態となる。よって、スラット3,4が横糸6a,6b上に乗せて配置された上乗箇所では、張った(テンションが掛かった)状態の横糸6a(6b)上で、スラット3,4の上端縁部が起き上がる方向(全閉角付近ではブラインド前後方向スラット上面側に向かう方向)に押されて、同箇所では遮蔽性が高くなる。
又、スラット3,4が横糸6a,6b間に挿入された挿入箇所では、上記したように、正閉回動時及び逆閉回動時に、スラット3,4の上端縁部が下がった位置にきて、スラット3,4の起き上がり度合いが相対的にやや小さくなり、同箇所で遮蔽性が低下する要素がある。しかし、長手方向の異なる箇所(前記上乗箇所)で補完されることで、全体の遮蔽性を高く良好とすることができる。
(2)前記上乗箇所が各段に少なくとも一箇所設けられるため、各段の遮蔽性を高く良好とすることができる。
(3)スラット3,4の長手方向端部に対応した箇所が前記挿入箇所とされるため、スラット3,4の長手方向端部が風等でばたつき難くなる。
(4)昇降コード11〜13が横糸6a,6b間に挿入された昇降コード挿入箇所では、図10(a)〜(d)及び図11(a)〜(d)に示すように、昇降コード11〜13によって、遮蔽性が向上する。
(5)ボトムレール19は、その幅方向両端上部が上方に向かうほど幅方向内側に湾曲した湾曲部19a(下辺19cから上辺19bに向かって立上がる曲線状の壁)とされるため、閉回動時、例えば、図13に示すように、前記正閉回動時に一方の縦糸5aが湾曲部19aに沿うことで(幅方向両端上部が角張ったものに比べて)ボトムレール19の起き上がり度合いが大きくなり、同箇所での遮蔽性が高くなる。
(6)
片切欠段(7段目以下)では、その切欠部3aが下方にくる正閉回動時には、その切欠部3aにラダーコード2(特に横糸6a)が係合することでスラット3の横ずれが防止される。また、その切欠部3aが上方にくる逆閉回動時においても、その切欠部3aにラダーコード2(特に横糸6a)に加えて昇降コード11,13が作用することでスラット3の横ずれが防止される。
また、両切欠段(最上段から5段目)では、昇降コード11,13が沿うラダーコード2が正全閉で切欠部3a,4aに係合し、昇降コード12が沿うラダーコード2が逆全閉で切欠部4bに係合する。従って、正閉回動時においても逆閉回動時においてもスラット4の横ずれが防止される。尚、6段目も同様だが、昇降コード11〜13が挿入されている分より確実に横ずれが防止される。
また、前記片切欠段(7段目以下)では、スラット3の後方側縁部にのみ切欠部3aが設けられるため、美観が良好となるとともに、光の漏れが低減され遮蔽性が高くなり、且つ逆全閉でも横ずれが防止される。
(7)
昇降コード11〜13は、ヘッドボックス1からの導出位置、すなわち昇降導出口1bのヘッドボックス1の前後方向の位置が一定であり、最上段から所定段では昇降コード11〜13をラダーコード2の縦糸5a,5bより外側に配置する必要があるが、最上段から所定段においてもスラット4の横ずれを防止することができる。即ち、最上段から所定段(本実施形態では5段目)では昇降コード11〜13をラダーコード2の縦糸5a,5bより外側に配置しなければならないといった制約を満たしながらスラット3,4の横ずれを防止することができる。さらに、上から所定段の縦糸5a,5bに径の大きいリング部材R、さらに所定段下がった縦糸5a,5bに径の小さいリング部材Rを設けているため、径の小さいリング部材Rのさらに所定段下方に設けられるスラット4を支持するラダーコード2の横糸6a,6b間に昇降コード11〜13を徐々にスラット4の前後方向中央方向に向かうよう案内することができる。
(8)一方側縁部にのみ切欠部3aが設けられる側の縁部を、後方側縁部としたため、該切欠部3aが設けられたスラット3では、前方側縁部に切欠部がない構成となり、前方側(室内側)から見た美観を良好とすることができる。また、従来のピコを通す方式に比べスッキリした意匠となる。
(9)上段の6段では、各切欠部3a,4a,4bがそれぞれ交差部7と対向するようにスラット3,4が横糸6a,6b間に挿入されているので、各切欠部3a,4a,4bがそれぞれ交差部7と対向するため、(昇降コード11〜13の配置等に関わらず)開回動時においても正閉回動時においても逆閉回動時においてもスラット3,4のばたつきや横ずれを良好に防止することができる。6段目においては、複数のラダーコード2の少なくとも1列で交差した横糸6a,6bの前三角にスラット4を挿入し、少なくとも1列で同スラット4を後三角に挿入したのでどちらか一方の三角に挿入することに比べ偏りが少ない。また、切欠部4a,4bを設けているが昇降コード11〜13を介在させることで遮蔽性が向上する。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・図14に示すように、平面視で横糸31a〜31dが交差しないように昇降コード11,13とスラット3(4)とを共通の空間に挿入し、一枚のスラット3(4)の左側において平面視で右側にくる横糸31bを平面視で左側にくる横糸31aより縦糸5aの下方に形成し、同一枚のスラット3(4)の右側において平面視で右側にくる横糸31cを平面視で左側にくる横糸31dより縦糸5aの上方に形成してもよい。
この例では、例えば、スラット3が左右方向のどちらに横ずれしようとしても、いずれかの長手方向端部で、昇降コード11,13と係合した横糸31b,31dのどちらかが切欠部3aの縁部分に係合することでスラット3の左右方向の横ずれが防止される。
・上記実施形態では、各段の横糸6a,6bを2本で構成したが、これに限定されず、3本以上で構成してもよい。
例えば、図15に示すように、各段に4本の横糸41a〜41dを設けた構成としてもよい。この例では、一方の縦糸5aでは、上から横糸41a〜41dがこの順で等間隔で形成され、他方の縦糸5bでは上から横糸41c,41d,41a,41bがこの順で等間隔で形成されている。そして、スラット3は、前記切欠部3a(図15中、図示略)が横糸41aと横糸41dの交差部42と対向するように、交差部42と縦糸5bとの間の空間に挿入すればよい。
例えば、図16(a)に示すように、各段に3本の横糸6a,6b,51を設けた構成としてもよい。この例では、横糸51が縦糸5bから縦糸5aまでの2/3程度までの間で横糸6bに螺旋状に絡められている。そして、前記昇降コード11(13)は、横糸6bと横糸51の絡められていない(縦糸5a側)部分との間に挿入されている。
この例では、スラット3は、図16(b)(c)に示すように、横糸6a,6bの交差部及び横糸6a,51の交差部よりも縦糸5b側(前方側)で横糸6a,6bの間に挿入される。
このようにしても、図16(c)に示すように、逆閉回動時であっても、昇降コード11と係合した横糸6b,51が切欠部3aの縁部分に係合することでスラット3の左右方向の横ずれが防止される。
・図17(a)(b)に示すように、昇降コード12の垂下箇所の6段目において、平面視で横糸6a,6bが交差しないように昇降コード12とスラット4とを共通の空間に挿入してもよく、この正全閉回動時でも、昇降コード12及び縦糸5bがスラット4の上端縁部を起き上がり度合いが大きくなる方向に押しやるため、(昇降コード12が無い場合よりも)遮蔽性が向上する。
また、図17(c)(d)に示すように、昇降コード11,13の垂下箇所の6段目以下において、平面視で横糸6a,6bが交差しないように昇降コード11,13とスラット3(4)とを共通の空間に挿入してもよく、この正全閉回動時でも、スラット3,4と縦糸5a間に昇降コード11,13が介在することによっても遮蔽性が向上する。
また、勿論、逆全閉回動時でも、同様に遮蔽性が向上する。
・上記実施形態では、モータの駆動力により、昇降コード11〜13を昇降巻取軸14a〜14cにて巻き取るタイプの横型ブラインドに具体化したが、これに限定されず、図18及び図19に示すように、コードイコライザー61を手で引っ張ることにより昇降コード11〜13を上方に移動させるタイプの横型ブラインドに具体化してもよい。
このようなタイプの横型ブラインドに具体化しても、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、昇降コード11〜13が横糸6a,6b間に挿入せず、スラット4の前方側縁部及び後方側縁部に切欠部4a,4bが設けられる両切欠段が、最上段から5段目まで設けられるとしたが、両切欠段が設けられる段は、ラダーコード幅、昇降導出口1bの前後方向の幅により適宜他の段数に変更してもよい。例えば、最上段から4段目までや、最上段から7段目まで両切欠段を設けてもよい。
上記実施形態から把握できる技術的思想について、以下に記載する。
(イ)断面形状を中空で横長の略長方形とした横型ブラインドのボトムレール形材において、上辺を下辺より短く形成し、外周を上辺・下辺ともに緩い曲線として形成し、下辺から上辺に向かって立上がる壁を曲線として上辺の外周の曲面と連なるように形成したことを特徴とするボトムレール形材。
(ロ)下辺の前後端縁に外側へ向けて突出する突片を前後に設けることによりテープホルダーを係合可能とした上記(イ)に記載のボトムレール形材。
(ハ)上辺の中央部の厚みを、下辺の厚みよりも厚くしたことを特徴とする上記(イ)又は(ロ)に記載のボトムレール形材。
1…ヘッドボックス、2…ラダーコード、3,4…スラット、5a,5b…縦糸、6a,6b,31a〜31d,41a〜41d,51…横糸、7,42…交差部、11〜13…昇降コード、16…操作装置、19…ボトムレール、19a…湾曲部。

Claims (7)

  1. ヘッドボックスから吊下支持されるラダーコードに多数段のスラットを支持し、操作装置の操作により前記ラダーコードを介してスラットを回動可能とするとともに、昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とした横型ブラインドにおいて、
    前記ラダーコードの各段の横糸を複数本で構成するとともに交差した交差部が予め形成されるように設け、
    前記スラットを前記横糸間に挿入した挿入箇所と、前記スラットを前記横糸上に乗せた上乗箇所とを備え
    前記挿入箇所において、前記スラットが回動し前記交差部が下側に位置した箇所では、1つの前記横糸が前記交差部から下側に弛み、弛んだ箇所の最下点が前記交差部より下側に位置する
    ことを特徴とする横型ブラインド。
  2. 請求項1に記載の横型ブラインドにおいて、
    前記上乗箇所を、各段に少なくとも一箇所設けたことを特徴とする横型ブラインド。
  3. 請求項1又は2に記載の横型ブラインドにおいて、
    複数本の前記ラダーコードの内の少なくとも1本の全ての段を上乗箇所としたことを特徴とする横型ブラインド。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の横型ブラインドにおいて、
    前記スラットの長手方向端部に対応した箇所を前記挿入箇所としたことを特徴とする横型ブラインド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の横型ブラインドにおいて、
    前記昇降コードが前記横糸間に挿入された昇降コード挿入箇所を備えたことを特徴とする横型ブラインド。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の横型ブラインドにおいて、
    前記ラダーコードの下端部に取着されるボトムレールは、長手方向から見てその幅方向両端下部に前記ラダーコードの縦糸が固定されるものであって、その幅方向両端上部を上方に向かうほど幅方向内側に湾曲した湾曲部としたことを特徴とする横型ブラインド。
  7. ヘッドボックスから吊下支持されるラダーコードに多数段のスラットを支持し、操作装置の操作により前記ラダーコードを介してスラットを回動可能とするとともに、昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とした横型ブラインドにおいて、
    前記ラダーコードの各段の横糸を複数本で構成するとともに交差した交差部が予め形成されるように設け、
    前記交差部の前方側の前記横糸間に前記スラットを挿入するとともに該交差部の後方側の前記横糸間に前記昇降コードを挿入した第一挿入箇所と、
    前記第一挿入箇所で挿入された前記スラットの長手方向に異なる位置で、前記交差部の後方側の前記横糸間に前記スラットを挿入するとともに該交差部の前方側の前記横糸間に前記昇降コードを挿入した第二挿入箇所とを備え
    前記第一挿入箇所及び前記第二挿入箇所において、前記スラットが回動し前記交差部が下側に位置した箇所では、1つの前記横糸が前記交差部から下側に弛み、弛んだ箇所の最下点が前記交差部より下側に位置する
    ことを特徴とする横型ブラインド。
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