JP6193083B2 - 電線とバスバの接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電線と、電気接続箱のフレームに固定されたバスバと、を電気接続する接続構造に関するものである。
図9は、従来の「電線とバスバの接続構造」が適用された電気接続箱の分解図である(特許文献1を参照。)。同図に示す電線とバスバの接続構造501は、電源と接続された電線Wと、電気接続箱510のフレーム511に固定されたバスバ514と、を電気接続する接続構造である。
上記電気接続箱510は、自動車に搭載されて主に電源分配を行うものである。この電気接続箱510は、合成樹脂製のフレーム511と、該フレーム511に装着されるリレー、ヒューズ等の電子部品及びバスバ514と、フレーム511の周壁511bに形成された切欠き部511b−1に位置付けられるサイドカバー519と、フレーム511の上面側に取り付けられるアッパカバー512と、フレーム511の下面側に取り付けられるロアカバー513と、を備えている。
上記電線Wは、その端部に端子金具518が接続されている。該端子金具518には、電線接続部と、板状で貫通孔が形成された接続部518bと、が設けられている。このような電線Wの端部及び端子金具518は、上記サイドカバー519に固定されている。
上記バスバ514には、フレーム511の上面に位置付けられ、上記接続部518bと重ねられて電気接続される接続部514aが設けられている。この接続部514aは、板状で貫通孔が形成されている。端子金具518の接続部518bは、サイドカバー519が切欠き部511b−1に位置付けられることによりバスバ514の接続部514a上に重ねられる。これら接続部514a及び接続部518bは、それぞれの貫通孔にボルトBが通され、該ボルトBにナットが螺合されることにより互いに強固に固定される。そして、このことにより電線Wとバスバ514とが電気接続される。
特開2008−154412号公報
上述した電線とバスバの接続構造501においては、バスバ514の接続部514aと端子金具518の接続部518bとをボルトBとナットで固定しなければならず、接続作業が煩雑であるという問題があった。
したがって、本発明は、接続作業が容易な電線とバスバの接続構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、電線と、電気接続箱のフレームに固定されたバスバと、を電気接続する接続構造であって、前記バスバに、前記フレームの高さ方向に延びたバスバ側接続部が設けられ、前記電線に、電線接続部を備えた端子金具と、該端子金具と前記バスバ側接続部との間に介在する導電性部品と、樹脂部材と、で構成された接続ユニットが取り付けられ、前記樹脂部材が、電線固定部と、前記フレームの周壁の一部を成すサイドカバー部と、前記導電性部品を収容すると共に前記バスバ側接続部が差し込まれる差し込み部と、を備え、前記接続ユニットが前記フレームに固定されることにより、前記差し込み部内に差し込まれた前記バスバ側接続部が前記導電性部品に電気接続され、該導電性部品及び前記端子金具を介して前記電線と前記バスバとが電気接続され、前記差し込み部が前記サイドカバー部と別体で形成され、かつ、前記接続ユニットが前記電線に取り付けられた状態で、前記差し込み部が、前記バスバ側接続部との位置ずれに対応可能なように前記サイドカバー部に対して変位可能に設けられていることを特徴とする電線とバスバの接続構造である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記端子金具が、電線接続部と、筒部の内部に付勢バネが設けられた雌型嵌合部と、雄型嵌合部と、を備え、前記電線接続部と前記雌型嵌合部とが一体であり、前記雄型嵌合部が前記電線接続部及び前記雌型嵌合部と別体であり、前記雄型嵌合部は、帯状の板金が直角に曲げられて形成されており、その一端部が前記雌型嵌合部に嵌合することで前記電線接続部及び前記雌型嵌合部と組み付けられることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2に記載された発明において、前記差し込み部及び前記フレームに、前記接続ユニットを前記フレームの高さ方向に案内するガイド手段が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、前記バスバに、前記フレームの高さ方向に延びたバスバ側接続部が設けられ、前記電線に、電線接続部を備えた端子金具と、該端子金具と前記バスバ側接続部との間に介在する導電性部品と、樹脂部材と、で構成された接続ユニットが取り付けられ、前記樹脂部材が、電線固定部と、前記フレームの周壁の一部を成すサイドカバー部と、前記導電性部品を収容すると共に前記バスバ側接続部が差し込まれる差し込み部と、を備え、前記接続ユニットが前記フレームに固定されることにより、前記差し込み部内に差し込まれた前記バスバ側接続部が前記導電性部品に電気接続され、該導電性部品及び前記端子金具を介して前記電線と前記バスバとが電気接続されるので、端子金具とバスバ側接続部とをボルトとナットで固定する必要がなく、電線とバスバとを容易に電気接続することができる。また、電線とバスバの接続と同時に導電性部品とバスバの接続を行うことができ、電気接続箱の組立作業時間を短縮することができる。また、端子金具と導電性部品とを接続するのにバスバを用いず直接接続しているので、コストダウンを図ることができ、かつ、電気接続箱の省スペース化を図ることができる。さらに、前記差し込み部が前記サイドカバー部と別体で形成され、かつ、前記接続ユニットが前記電線に取り付けられた状態で、前記差し込み部が、前記バスバ側接続部との位置ずれに対応可能なように前記サイドカバー部に対して変位可能に設けられているので、差し込み部とバスバ側接続部とが位置ずれしている場合でも、差し込み部がバスバ側接続部の位置に応じて変位することにより、バスバ側接続部が差し込み部の外面に強く衝突することなく、差し込み部内にスムーズに差し込まれる。
請求項2に記載された発明によれば、前記端子金具が、電線接続部と、筒部の内部に付勢バネが設けられた雌型嵌合部と、雄型嵌合部と、を備え、前記電線接続部と前記雌型嵌合部とが一体であり、前記雄型嵌合部が前記電線接続部及び前記雌型嵌合部と別体であり、前記雄型嵌合部は、帯状の板金が直角に曲げられて形成されており、その一端部が前記雌型嵌合部に嵌合することで前記電線接続部及び前記雌型嵌合部と組み付けられるので、従来からある雌端子(電線接続部と雌型嵌合部が一体のもの)と、容易に製造できる雄型嵌合部と、を用いることにより、端子金具の製造コストを低くおさえることができる。また、端子金具を分割構造とすることで、雄型嵌合部が導電性部品に嵌合する際などに加えられる負荷を雌型嵌合部へ逃がし、負荷を分散させることができるので、端子金具が塑性変形することを防止できる。
請求項3に記載された発明によれば、前記差し込み部及び前記フレームに、前記接続ユニットを前記フレームの高さ方向に案内するガイド手段が設けられているので、接続ユニットを容易にフレームに固定することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる電線とバスバの接続構造が適用された電気接続箱の分解図である。 図1に示されたフレームの要部を示す拡大図である。 図1に示された接続ユニットの拡大図である。 図3に示された接続ユニットの分解図である。 図4に示された接続ユニットの構成を説明するための説明図である。 図1に示された接続ユニットがフレームに固定された状態の電気接続箱の断面図である。 図6に示された電気接続箱の要部を示す拡大図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電線とバスバの接続構造を説明する説明図である。 従来の電線とバスバの接続構造が適用された電気接続箱の分解図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる「電線とバスバの接続構造」を図1〜7を参照して説明する。
図1に示す電線とバスバの接続構造1は、電源と接続された電線30と、電気接続箱10のフレーム4に固定されたバスバ5と、を電気接続する接続構造である。
上記電気接続箱10は、自動車に搭載されて主に電源分配を行うものである。この電気接続箱10は、合成樹脂製のフレーム4と、該フレーム4に装着されるリレー16、ヒューズ17等の電子部品及びバスバ5と、電線30に取り付けられる接続ユニット2と、フレーム4の上面側に取り付けられる合成樹脂製のアッパカバー(不図示)と、フレーム4の下面側に取り付けられる合成樹脂製のロアカバー3と、を備えている。
上記フレーム4には、枠状の周壁40と、該周壁40の内側に設けられた部品装着部と、が設けられている。周壁40と部品装着部とは一体でも別体でも良いが、この電気接続箱10においては周壁40と部品装着部とが別体である。すなわち、このフレーム4は、周壁40の内側に、部品装着部が形成されたブロックが複数取り付けられた構成となっている。また、それらブロックの一つに符号43を付す。
上記周壁40には、当該周壁40の上側部分を切り欠いた切欠き部41が形成されている。この切欠き部41には、接続ユニット2のサイドカバー部12が位置付けられる。切欠き部41の内縁部には、サイドカバー部12の外縁部をフレーム4の高さ方向に案内するレール溝41aが形成されている。切欠き部41の両側には、係止爪42が設けられている。この係止爪42には、接続ユニット2の係止ロック13が係止する。
上記バスバ5は、金属板にプレス加工等が施されて得られる配線部品であり、上記ブロック43に取り付けられている。このバスバ5には、接続ユニット2を介して電線30と電気接続されるバスバ側接続部50が設けられている。バスバ側接続部50は、図2に示すように、フレーム4の上面においてフレーム4の高さ方向(図1中の矢印Y方向)に板状に伸びている。
上記電線30は、図4に示すように、芯線31が絶縁被覆32で覆われた被覆電線である。また、電線30は、保護材であるコルゲートチューブ33に通されている。電線30及びコルゲートチューブ33は、図面上では途中で途切れているが、実際は長いものである。
上記接続ユニット2は、図3〜7に示すように、電線30の端部に接続された端子金具34と、ヒューズ(請求項の「導電性部品」)6と、樹脂部材7〜9と、で構成されている。以下、樹脂部材7を「第1の樹脂部材7」と呼び、樹脂部材8を「第2の樹脂部材8」と呼び、樹脂部材9を「第3の樹脂部材9」と呼ぶ。また、図5においては、端子金具34全体を図示するために、第1の樹脂部材7の一部のみを記載している。
上記端子金具34は、電線30の芯線31を圧着する一対の圧着片(請求項の「電線接続部」)35と、筒状に形成された筒部36aの内部に付勢バネ36b(図7に示す。)が設けられた雌型嵌合部36と、雄型嵌合部37と、を備えている。この端子金具34は、一対の圧着片35と雌型嵌合部36とが一体であり、雄型嵌合部37が一対の圧着片35及び雌型嵌合部36と別体である。雄型嵌合部37は、細長い帯状の板金がその中央で直角に曲げられて形成されており、一端部37aが雌型嵌合部36に嵌合することで一対の圧着片35及び雌型嵌合部36と組み付いている。また、一対の圧着片35及び雌型嵌合部36の一体部品は、従来からある雌端子であり、雄型嵌合部37は、従来はバスバとして使用されていたものである。このように、端子金具34は、既存の部品が組み付けられたものであることから、製造コストが低くおさえられている。
上記ヒューズ6は、図6に示すように、ハウジング60と、ハウジング60内に収容された一対の雌型嵌合部61と、一対の雌型嵌合部61同士を電気接続した可溶体62と、を有している。上記端子金具34の雄型嵌合部37の他端部37bは、ヒューズ6のハウジング60内に差し込まれて一方の雌型嵌合部61に電気接続される。また、上記バスバ側接続部50は、ヒューズ6のハウジング60内に差し込まれて他方の雌型嵌合部61に電気接続される。
上記第1の樹脂部材7は、ヒューズ6が収容される箱状の差し込み部14と、差し込み部14の上面側の開口部を覆ってヒューズ6が差し込み部14外に出ることを規制するカバー部15と、互いの間に電線30を位置付ける板部70及び板部71と、第2の樹脂部材8のサイドカバー部12に係止する係止部77と、が一体に設けられている。
図6に示すように、上記差し込み部14の底壁には、上記雄型嵌合部37と上記バスバ側接続部50とがそれぞれ通される貫通孔14a,14bが形成されている。また、バスバ側接続部50が通される貫通孔14bには、バスバ側接続部50をスムーズに通すためのテーパが形成されている。
上記カバー部15は、変形自在の薄肉ヒンジ74によって差し込み部14と繋がっている。カバー部15には係止枠部75が設けられ、差し込み部14には係止枠部75に係止する係止突起76が設けられている。
上記板部70は、差し込み部14の底壁に連なり、差し込み部14の高さ方向と交差する方向に延びている。上記板部71は、変形自在の薄肉ヒンジ72によって板部70と繋がっている。板部71には係止枠部73が設けられ、板部70には係止枠部73に係止する係止突起が設けられている。
上記係止部77は、図4,6に示すように、第2の樹脂部材8のサイドカバー部12側に突出した突起部77aと、突起部77aの両側に設けられ、差し込み部14の高さ方向に延びた一対のレール部77bと、で構成されている。また、第2の樹脂部材8のサイドカバー部12には、突起部77aと係合する突起部83と、一対のレール部77b間に位置付けられかつ各レール部77bと噛み合う一対のレール部(不図示)と、が設けられている。
このような第1の樹脂部材7は、サイドカバー部12に対して差し込み部14の高さ方向にスライドすることにより、サイドカバー部12側の一対のレール部を一対のレール部77b間に位置付けると共に、突起部77aがサイドカバー部12側の突起部83に係合する。この状態、すなわちサイドカバー部12側の一対のレール部と一対のレール部77bとが噛み合った状態、において、第1の樹脂部材7と第2の樹脂部材8とは、図6中の矢印X方向に1mm程度接離可能となっている(接離可能な距離は適宜設定可能である。)。矢印X方向は、差し込み部14の高さ方向と直交する方向であり、サイドカバー部12に対して垂直な方向である。
このように、接続ユニット2は、差し込み部14を有する第1の樹脂部材7がサイドカバー部12を有する第2の樹脂部材8に対して変位可能に設けられていることから、差し込み部14とバスバ側接続部50との間に位置ずれが生じている場合でも、差し込み部14を有する第1の樹脂部材7がバスバ側接続部50の位置に応じて変位することにより、バスバ側接続部50が差し込み部14の底壁に強く衝突することなく、差し込み部14内にスムーズに差し込まれる。また、第1の樹脂部材7が第2の樹脂部材8に対して変位する際は、ヒューズ6、端子金具34及び電線30も連動して変位する。なお、コルゲートチューブ33は第2の樹脂部材8及び第3の樹脂部材9に固定されているため変位しない。
上記第2の樹脂部材8は、上記切欠き部41に位置付けられて周壁40の一部を成すサイドカバー部12と、サイドカバー部12と交差する方向に延びた樋状部80と、上記係止爪42に係止する係止ロック13と、が一体に設けられている。サイドカバー部12の差し込み部14と対向する面には、上述したように、突起部83及び一対のレール部が設けられている。樋状部80は、第3の樹脂部材9の板部90との間に、上記板部70,71及び電線30を位置付ける。樋状部80のサイドカバー部12から離れた端部には、コルゲートチューブ33を固定するためのリブ82が複数設けられている。また、樋状部80の両側部には、第3の樹脂部材9の係止爪91が係止する爪受け部81が設けられている。
上記第3の樹脂部材9には、上述したように、長方形板状の板部90が設けられている。板部90の長手方向一端部には、コルゲートチューブ33を固定するためのリブ92が複数設けられている。また、板部90の両側部には、上記爪受け部81に係止する係止爪91が設けられている。この板部90と、上記樋状部80と、上記板部70,71と、は電線固定部11を構成している。ただし、樋状部80及び板部90は、板部70,71及び電線30の矢印X方向の変位を許容する。
続いて、上記接続ユニット2の組立手順の一例を説明する。まず、電線30の端部において絶縁被覆32が除去されて露出した芯線31を一対の圧着片35で圧着する。次に、雄型嵌合部37の一端部37aを雌型嵌合部36に差し込んで嵌合させる。次に、ヒューズ6を差し込み部14に収容してカバー部15を閉じる。次に、雄型嵌合部37の他端部37bを差し込み部14内に差し込むと共にヒューズ6のハウジング60内に差し込む。次に、板部71を板部70側に折り返して板部70と板部71との間に電線30を位置付ける。次に、第1の樹脂部材7の係止部77をサイドカバー部12に係止させて、第1の樹脂部材7と第2の樹脂部材8を組み付ける。そして、樋状部80と板部90との間に板部70,71、電線30、コルゲートチューブ33を位置付けるようにして、第3の樹脂部材9を第2の樹脂部材8に組み付ける。
また、雄型嵌合部37の他端部37bをヒューズ6のハウジング60内に差し込む際は、雄型嵌合部37に負荷が加えられるが、端子金具34は上述したとおり分割構造とされているので、前記負荷が雌型嵌合部36に逃がされて分散される。このため、負荷により端子金具34が塑性変形することを防止できる。
上述した手順で組み立てられた接続ユニット2は、図1中の一点鎖線矢印で示すように、フレーム4の高さ方向にスライドされて切欠き部41に位置付けられる。この際、サイドカバー部12の外縁部がレール溝41a内をスライドする。そして、係止ロック13が係止爪42に係止することにより接続ユニット2がフレーム4に固定される。また、接続ユニット2がフレーム4に固定されることにより、差し込み部14内及びヒューズ6のハウジング60内に差し込まれたバスバ側接続部50がヒューズ6の雌型嵌合部61に電気接続される。この際、カバー部15によってヒューズ6の浮き上がりが防止される。また、バスバ側接続部50が差し込み部14内に差し込まれる際は、上述したように、差し込み部14を有する第1の樹脂部材7がバスバ側接続部50の位置に応じて最適な位置に変位する。このようにして、端子金具34とヒューズ6とを介して電線30とバスバ5とが電気接続される。
上述した電線とバスバの接続構造1によれば、端子金具34とバスバ側接続部50とを従来のようにボルトとナットで固定する必要がなく、接続ユニット2をスライドさせてフレーム4に固定する動作だけで電線30とバスバ5とを容易に電気接続することができる。また、接続ユニット2がヒューズ6を備えているので、電線30とバスバ5の接続と同時にヒューズ6とバスバ5の接続を行うことができ、電気接続箱10の組立作業時間を短縮することができる。また、端子金具34とヒューズ6とを接続するのにバスバを用いず直接接続しているので、コストダウンを図ることができ、かつ、電気接続箱10の省スペース化を図ることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかる「電線とバスバの接続構造」を図8を参照して説明する。また、図8において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図8に示す電線とバスバの接続構造101は、第1の樹脂部材107の差し込み部14の両側壁にガイド凸部(請求項の「ガイド手段」)78が設けられており、電気接続箱のフレーム104を構成するブロック143に一対のガイドレール(請求項の「ガイド手段」)44が設けられている。一対のガイドレール44は、バスバ側接続部50の両側に配置されている。このガイドレール44は、ガイド凸部78をフレーム104の高さ方向にスライド自在に位置付ける。この他の構成は、前述した第1の実施形態の電線とバスバの接続構造1と同じである。
上述した電線とバスバの接続構造101によれば、接続ユニット102をスライドさせてフレーム104に固定する際、接続ユニット102は、レール溝41aと、上記ガイド凸部78及び上記ガイドレール44と、によって、フレーム104の高さ方向に案内されるので、接続ユニット102を容易にフレーム104に固定することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,101 電線とバスバの接続構造
2,102 接続ユニット
4,104 フレーム
5 バスバ
6 ヒューズ(導電性部品)
7〜9,107 樹脂部材
10 電気接続箱
11 電線固定部
12 サイドカバー部
13 係止ロック
14 差し込み部
30 電線
34 端子金具
50 バスバ側接続部

Claims (3)

  1. 電線と、電気接続箱のフレームに固定されたバスバと、を電気接続する接続構造であって、
    前記バスバに、前記フレームの高さ方向に延びたバスバ側接続部が設けられ、
    前記電線に、電線接続部を備えた端子金具と、該端子金具と前記バスバ側接続部との間に介在する導電性部品と、樹脂部材と、で構成された接続ユニットが取り付けられ、
    前記樹脂部材が、電線固定部と、前記フレームの周壁の一部を成すサイドカバー部と、前記導電性部品を収容すると共に前記バスバ側接続部が差し込まれる差し込み部と、を備え、
    前記接続ユニットが前記フレームに固定されることにより、前記差し込み部内に差し込まれた前記バスバ側接続部が前記導電性部品に電気接続され、該導電性部品及び前記端子金具を介して前記電線と前記バスバとが電気接続され、
    前記差し込み部が前記サイドカバー部と別体で形成され、かつ、前記接続ユニットが前記電線に取り付けられた状態で、前記差し込み部が、前記バスバ側接続部との位置ずれに対応可能なように前記サイドカバー部に対して変位可能に設けられている
    ことを特徴とする電線とバスバの接続構造。
  2. 前記端子金具が、電線接続部と、筒部の内部に付勢バネが設けられた雌型嵌合部と、雄型嵌合部と、を備え、
    前記電線接続部と前記雌型嵌合部とが一体であり、前記雄型嵌合部が前記電線接続部及び前記雌型嵌合部と別体であり、
    前記雄型嵌合部は、帯状の板金が直角に曲げられて形成されており、その一端部が前記雌型嵌合部に嵌合することで前記電線接続部及び前記雌型嵌合部と組み付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電線とバスバの接続構造。
  3. 前記差し込み部及び前記フレームに、前記接続ユニットを前記フレームの高さ方向に案内するガイド手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電線とバスバの接続構造。
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