JP6191064B2 - 静電容量誘導式タッチ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチ誘導駆動方法に関し、より特に、ディスプレイの画素マトリックスによってタッチ誘導駆動を行う方法に関する。
情報技術、無線携帯通信及び情報家電の急速な発展や適用に伴い、より携帯しやすく、よりコンパクトで、より操作しやすいという目的を達成するために、従来のキーボードやマウス等の入力装置の代わりに、入力装置としてタッチパネルを使用する電子製品は数多くある。
検出の方法によると、タッチパネルとして、電磁誘導方式、超音波方式、コンデンサ方式、抵抗膜方式等がある。静電容量式タッチパネルとは、透明電極と人体との静電結合による静電容量の変化に基づいて、タッチ位置から発生した誘導電流により、その座標を検出するものである。その誘導原理としては、画面誘導領域の四隅に電圧を作用させて固定電場を形成し、指で画面をタッチすると、電場に電流を発生させて、コントローラによって測定し、電流の四隅からの比率の違いに従って、接触された位置を算出することができる。
静電容量式タッチパネルは、防水、防傷、高透光度等のメリットを持ち、主に高レベルの製品に適用される。しかしながら、元の画素マトリックスに、更に静電容量式タッチパネルを形成すると、ディスプレイ全体の体積が必ず大きくなって厚くなり、現在の軽薄短小の趨勢に逆行する。従って、如何に追加の静電容量式タッチパネルを使用せずに、元の画素マトリックスによってタッチ誘導を行うかは、求められる目標となる。
本発明の一目的は、画素マトリックスによってタッチ誘導を行う方法を提供することにある。
本発明の一態様は、アクティブマトリックスの画素マトリックスに用いられる静電容量式タッチ検出方法であって、少なくとも、前記画素マトリックスにおける、少なくとも1つの画素を含む第1感知領域を選択する工程と、第1信号を前記第1感知領域に伝送する工程と、前記第1感知領域に隣接し、重なり又は近接する第2感知領域を選択する工程と、前記第2感知領域に第2信号を伝送・感知する工程と、前記第1信号及び前記第2信号の変化を検出・計算して、感知強度信号、感知位置、距離、接触高度、接触領域を判断する工程と、を備える。
一実施例において、前記第1感知領域は、画素、画素ブロック、導線又は複数の導線を更に含む。
一実施例において、前記第2感知領域は、画素、画素ブロック、導線又は複数の導線を更に含む。
一実施例において、前記第1感知領域と前記第2感知領域は、少なくとも、部分的に交錯し、部分的に重畳し、部分的に隣接し、又は一定の間隔をあけている。
一実施例において、前記第1感知領域又は前記第2感知領域は、導線の改良設計、又はディスプレイアレイから合わせて設計された走査線、データ線、補助線、バイアス線や電源コード、共通電極線や信号線、読み取り線、又はバイアス線、又は制御線、又は補償回路等の線路を更に含む。
一実施例において、前記第1感知領域又は前記第2感知領域は、導線の改良設計、又は合わせて設計された共通電極面又は複数の共通電極線を更に含む。
一実施例において、前記第1感知領域に第1信号を、前記第2感知領域に第2信号を伝送・感知する前に、前記第1感知領域、前記第2感知領域に高電圧シグナル又はパルスシグナルを伝送・感知する工程を更に備える。
一実施例において、前記第1感知領域に第1信号を、前記第2感知領域に第2信号を伝送・感知する前に、前記第1感知領域及び前記第2感知領域の電荷を取り除き、又は少なくともその一方を接地させ、もしくは導体又は大容量コンデンサに接続する工程を更に備える。
一実施例において、前記第1信号又は/及び前記第2信号の間の変化に対する検出は、電荷量、静電容量誘導、又は電圧、電流シグナルの信号を検出し、数値計算によって、誘導変化となる位置、距離、接触高度及び触点を判断する工程を備える。
一実施例において、前記画素マトリックスは、アクティブ有機発光ダイオードディスプレイ、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ、電気泳動ディスプレイ又は電気湿潤(Electrode Wetting)ディスプレイのようなディスプレイに用いられる。
一実施例において、ディスプレイは、バックライト、フロントライトを更に有し、バックライト、フロントライトが消される間に前記静電容量式タッチ検出方法を行う。
一実施例において、ディスプレイは、バックライト、フロントライトを更に有し、バックライト、フロントライトが消される領域に対して前記静電容量式タッチ検出方法を行う。
前記ディスプレイは、自発光光源を更に有し、自発光光源が消される間に前記静電容量式タッチ検出方法を行う。
前記ディスプレイは、自発光光源を更に有し、自発光光源が消される領域に対して前記静電容量式タッチ検出方法を行う。
以上をまとめると、本発明の静電容量式タッチ誘導方法は、別のタッチパネルなしに、表示装置の画素マトリックスによって行われることができるため、ディスプレイパネルの厚さを縮減することができる。且つ、電極を検出する選択スイッチとして、薄膜トランジスタを用いることができ、その全てのプロセスは、元の薄膜トランジスタアレイ基板での薄膜トランジスタの基準プロセスであるため、アレイ基板のプロセス工程又は歩留まりを変えずにすむ。
下記図面の簡単な説明は、本発明の前記または他の目的、特徴、メリット、実施例をより分かりやすくするためのものである。
本発明の一好適な実施例による静電容量式タッチ誘導を行うための画素マトリックスの模式図を示す。 本発明の一実施例による静電容量式タッチ誘導を行う画素マトリックスの模式図を示す。 本発明の一実施例による静電容量式タッチ誘導を行う画素マトリックスの模式図を示す。 バックライトの点灯時間に合わせて、ダブルモードタッチ素子の駆動を行うタイミングチャートを示す。 液晶ディスプレイが6つの領域に分けられる概略図を示す。 本発明の一実施例のバックライトの点灯方法を示す。 使用者が本発明の静電容量式タッチ検出方法を用いる表示パネルをタッチする場合に、行方向のアドレス検出を行う場合のフロー図を示す。 使用者が本発明の静電容量式タッチ検出方法を用いる表示パネルをタッチする場合の、列方向のアドレス検出を行う時のフロー図を示す。
本発明の前記及びその他の技術内容、特徴及び効果について、以下に参照図面に併せた好適な実施例の詳細説明において、明確に呈現することができる。本発明が詳しく叙述される前に、注意すべきなのは、以下の説明内容において、近似する素子は、同一の符号で表示する。
本発明は、ディスプレイの画素マトリックスによって静電容量式タッチ誘導を行う。ディスプレイは、アクティブ有機発光ダイオード、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ、電気泳動ディスプレイ又は電気湿潤(Electrode Wetting)ディスプレイ、シリコンマイクロディスプレイ、微小電気機械ディスプレイ、光干渉微小電気機械ディスプレイであってよい。画素マトリックス骨格は、横電界スイッチング(In Plane Switching)骨格、又はフリンジフィールドスイッチング(Fringe Field Switching)骨格であってよい。
図1は、本発明の一好適な実施例による静電容量式タッチ誘導を行う画素マトリックスの模式図を示す。画素マトリックス100は、アクティブマトリックスであり、その電極構造は、基板に形成されており、交差するデータ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnによって構成される構造を含む。本実施例において、データ線D1〜Dmと走査線G1〜Gnは、90度の夾角となるが、この夾角の角度は、90度に制限されない。例えば、その他の実施例において、この夾角の角度は、60度、45度、36度又は30度等であってもよい。データ線D1〜Dmと走査線G1〜Gnとは、電気的導通線を指し、金属、合金回路、又はITO、IZOナノカーボンチューブのような透明導電材等であってよい。
各対データ線と走査線は、画素領域を制御することができ、例えば、データ線D1と走査線G1は、画素を制御することに用いられることができる。例えば画素101等の各画素は、同じ構造を有し、制御用の薄膜トランジスタ102と、蓄積コンデンサCsと、画素電極と共通電極構造からなる液晶コンデンサClcと、を含む。画像表示を行う際に、ゲート駆動回路103は、走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信し、その内の1つの走査線が走査シグナルに走査された後、この走査線に接続される薄膜トランジスタが導通されるが、走査されていない薄膜トランジスタが切られる。この行の薄膜トランジスタが導通された後、ソース駆動回路104は、画像シグナルをデータ線D1〜Dnに送信して、画像を表示する。ゲート駆動回路103が全ての走査線の走査を完成した後、単一画像のフレーム(frame)の表示が終了になる。走査線が走査を繰り返して行うため、後の画像フレームは、連続的に表示される。本願の静電容量式タッチ誘導方法は、誘導アレイとして、前記ディスプレイの画素マトリックスのデータ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnを利用する。誘導アレイは、元のデータ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnを利用するため、何れも元のアレイ基板での基準プロセスである。
また、センサ105は、ソース駆動回路104及びゲート駆動回路103に結合されており、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに送信させるとともに、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査シグナルに合わせて刺激シグナルを選択された画素に送信させることで、静電容量式タッチの数値、位置、高度距離の計算を行う。一実施例において、センサ105は、ソース駆動回路104とゲート駆動回路103の外側に位置する独立の集積回路であってよい。別の実施例において、センサ105は、ソース駆動回路104とゲート駆動回路103の内に整合されてよい。さらに別の実施例において、センサ105は、タイミングコントローラ106の内に整合されてよい。静電容量式タッチ誘導を行う場合、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させる。一実施例において、この走査信号は、パルスシグナルである。
これにより、本発明は、アクティブマトリックスの画素マトリックスに用いられる静電容量式タッチ検出方法であって、少なくとも、前記画素マトリックスにおける、少なくとも1つの画素を含む第1感知領域を選択する工程と、第1信号を前記第1感知領域に伝送する工程と、前記第1感知領域に隣接し、重なり又は近接する第2感知領域を選択する工程と、前記第2感知領域に第2信号を伝送・感知する工程と、前記第1信号及び前記第2信号の変化を検出・計算して、感知強度信号、感知位置、距離、接触高度及び接触領域を判断する工程と、を備える静電容量式タッチ検出方法を提供することができる。前記第1信号の電圧値と前記第2信号の電圧値の何れも、前記ディスプレイの固有のターンオン電圧閾値より小さい。
図2Aは、本発明の一実施例による静電容量式タッチ誘導を行うアクティブマトリックスのような画素マトリックスである。X方向(行方向)のアドレスに対して検出を行う場合、時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS1を走査線G1に送信させることで、画素M11〜M1mを第1感知領域として順次にオンにし、また、前記第1感知領域が画素M11〜M1mという画素ブロックを含み、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G1に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルである第1信号をオンとなる画素M11〜M1mに順次に送信させることができる。次に、時間t2に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS2を走査線G2に送信させることで画素M21〜M2mを第2感知領域としてオンにし、また、前記第2感知領域が前記第1感知領域M11〜M1mに隣接する画素ブロックM21〜M2mを含み、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G2に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M21〜M2m、即ち第2感知領域に対して誘導を行わせる。上記フローは、続けて行われる。例えば、次に、時間t3に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS3を走査線G3に送信させることで画素M31〜M3mを第1感知領域として順次にオンにし、また、第1感知領域が画素M31〜M3mという画素ブロックを含み、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G3に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルである第1信号をオンとなる画素M31〜M3mに送信させる。次に、時間t4に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS4を走査線G4に送信させることで画素M41〜M4mを第2感知領域として順次にオンにし、前記第2感知領域が前記第1感知領域M31〜M3mに隣接するM41〜M4mという画素ブロックを含み、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G4に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M41〜M4m、即ち第2感知領域に対して誘導を行わせ、これによって類推していく。つまり、この実施例において、刺激シグナルを書き込むための画素と誘導を行うための画素は、間隔をあけて配列される。即ち、走査線G1〜Gnは、選択されて刺激シグナルを画素に書き込む第1走査線と、選択されて画素の誘導を行う第2走査線に分けられ、前記第1走査線及び第2走査線が間隔をあけて基板に配列される。そのため、ゲート駆動回路103が走査線G1〜Gnに対して順次に走査する場合、ソース駆動回路104は、走査線によって刺激シグナルを対応の画素に順次に書き込む、又は画素に対して静電容量式タッチ誘導を行う。
静電容量式タッチ誘導は、透明電極と人体との静電結合による静電容量の変化によって、タッチ位置から発生した誘導電流に基づいて、その座標を検出するため、人の指が画素M21〜M2m又はM41〜M4mの一方をタッチする場合、M11〜M1m又はM31〜M3mの一方に書き込まれた刺激シグナルは、人の指による接触で、電荷が改めて配分され、データ線D1〜Dmを介してセンサ105に伝送される。従って、センサ105は、データ線D1〜Dmを介して、この変わられた信号を同時に受信し、タッチ前後の静電容量の変化によって、横方向座標を確定することができる。
一方、本発明の方法は、Y方向(列方向)に対するアドレス検出にも適用できる。Y方向のアドレスに対して検出を行う場合、また図1を参照して、時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査信号を走査線G1〜Gnに順次に送信させ、一実施例において、この走査信号がパルスシグナルであり、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D1を介して刺激信号を第1感知領域としてのオンとなる画素M11〜Mn1に送信させ、また、前記第1感知領域が画素M11〜Mn1という画素ブロックを含む。次に、時間t2に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査信号を走査線G1〜Gnに順次に送信させることで、画素M12〜Mn2を順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D2を介して、第2感知領域としてのオンとなる画素M12〜Mn2に対して誘導を行わせ、また、前記第2感知領域M12〜Mn2が画素ブロックM11〜Mn1に隣接する。上記フローは、続けて行われる。例えば、次に、時間t3に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させることで、画素M13〜Mn3を順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D3を介して刺激シグナルを第1感知領域としてのオンとなる画素M13〜Mn3に送信させ、また、前記第1感知領域が画素M13〜Mn3という画素ブロックを含む。次に、時間t4に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させることで、画素M14〜Mn4を順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D4を介して、第2感知領域としてのオンとなる画素M14〜Mn4に対して誘導を行わせ、また、前記第2感知領域M14〜Mn4が画素ブロックM13〜Mn3に隣接するが、これによって類推していく。つまり、この実施例において、Y方向のアドレスに対して検出を行う場合、刺激シグナルを書き込むための画素と誘導を行うための画素は、間隔をあけて配列される。即ち、データ線D1〜Dmは、選択されて刺激シグナルを画素に書き込む第1データ線と、選択されて画素の誘導を行う第2データ線に分けられ、前記第1データ線と第2データ線は、間隔をあけて基板に配列される。これにより、センサ105は、データ線によって信号の変化を受信して、縦方向座標を確定して、行方向で検出される横方向座標に合わせて、平面のタッチ座標となるように組み合わせることができる。
注意すべきなのは、上記方法は、アドレッシング方式のタッチ検出に用いられることもできる。例えば、時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS1を走査線G1に送信させることで、画素M11〜M1mを順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G1に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルをオンとなる画素M11〜M1mに送信させる。次に、時間t2に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS2を走査線G2に送信させることで、画素M21〜M2mを順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G2に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M21〜M2mに対して誘導を行わせる。次に、時間t3に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS3を走査線G3に送信させることで、画素M31〜M3mを順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G3に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルをオンとなる画素M31〜M3mに送信させる。次に、時間t4に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS4を走査線G4に送信させることで、画素M41〜M4mを順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G4に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M41〜M4mに対して誘導を行わせるが、これによって類推していく。アドレッシング検出の効果を達成するために、センサ105は、データ線D1〜Dmを介して返送されたシグナルを順次に受信し、例えば、時間t2に、センサ105は、データ線D1〜Dmを介して順次にオンとなる画素M21〜M2mに対して誘導を行う。これにより、人の指が走査線G1とG2により取り囲まれる領域におけるアドレスをタッチする場合、センサ105が順次に誘導するため、どちらのデータ線の信号が変化したかは、正確に分かれる。従って、横方向座標に加えて、縦方向座標も確定され、正確なアドレス座標となる。
さらに1つの実施例において、上記方法は、パネル全体に対して同時に検出を行うことに用いられることもできる。例えば、時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御してG1〜Gnに走査信号を同時に送信させることで、画素M11〜Mnmをオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D1〜Dmを介して刺激シグナルをオンとなる画素M11〜Mnmに送信させる。次に、時間t2に、センサ105は、ソース駆動回路104を制御してデータ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M11〜Mnmに対して誘導を行わせる。これにより、人の指がその内の1つのアドレスをタッチする場合、センサ105は、データ線によって信号の変化を受信して、縦方向座標を確定して、行方向で検出される横方向座標に合わせて、平面のタッチ座標となるように組み合わせることができる。
また、表示パネルのデータ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnは、配線がかなり密集であるため、タッチパネルの電極として用いられると、使用者がパネルをタッチする場合、複数のデータ線D1〜Dmと走査線G1〜Gnの間の跨ぐ容量値が同時に変わり、信号の変化値があまり低くなり、検出しにくい。従って、上記問題を解決するために、選択されて刺激シグナルを画素に書き込む第1走査線、即ち第1感知領域として、又は選択されて画素の誘導を行う第2走査線、即ち第2感知領域として、隣接する複数の走査線をグループとすることができる。第1走査線を構成する走査線グループにおける走査線グループと、第2走査線を構成する走査線グループにおける走査線グループは、互いに重なってよく、即ち、第1感知領域と第2感知領域を部分的に重ならせるようにして、検出の「盲点」を避けることができる。例えば、隣接する5本の走査線を同一のグループとする場合、選択されて刺激シグナルを画素に書き込む第1走査線、即ち第1感知領域として、G1〜G5をグループとし、またG4〜G8をグループとし、G4とG5を互いに重ならせる。また、選択されて画素の誘導を行う第2走査線、即ち第2感知領域として、G6〜G10をグループとし、G9〜G13をグループとし、G9とG10を互いに重ならせるが、これによって類推していく。別の実施例において、第1感知領域と第2感知領域は、一定の間隔をあけてよい。ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が刺激シグナルを書き込むために選択された画素の第1走査線の1グループを走査する場合、刺激シグナルを前記グループの走査線により制御される画素に書き込むが、ゲート駆動回路103が誘導を行うために選択された画素の第2走査線の1グループを走査する場合、前記グループの走査線により制御される画素に対して誘導を行って、横方向座標及び縦方向座標を確定して、平面のタッチ座標となるように組み合わせる。一実施例において、上記グループ分け方式としては、通常の指幅の1/2〜1/3に合わせて、約2〜5mmのサイズに基づいてグループ分けすることもできる。以上は、X方向(行方向)のアドレス検出の場合について、走査線に対してグループ分け設定を行うものであるが、同様に、本発明は、Y方向(列方向)のアドレス検出の場合についても、データ線に対してグループ分け設定を行うことができる。
また、タッチ誘導の精度がノイズに影響されないように、刺激信号をデータ線D1〜Dm又は走査線G1〜Gnに伝送し、またタッチ位置を検出する前に、先にデータ線D1〜Dm又は/及び走査線G1〜Gnを共通電位に接続することができ(即ち、接地)、例えば、大容量コンデンサ、大きい導電体又は回路基板の接地面等に接続して、前記データ線D1〜Dm又は/及び走査線G1〜Gnからのノイズ又は漏電を接地にすることによって取り除ききれることで、データ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnによるタッチ検出の精度を更に向上させることができる。別の実施例において、上記ノイズ取り除き工程は、刺激信号がデータ線D1〜Dm又は走査線G1〜Gnに伝送された後で行われて、それからタッチ位置の検出を実行することもできる。或いは、ノイズ取り除き、刺激信号のデータ線D1〜Dm又は走査線G1〜Gnへの伝送、及びタッチ位置の検出の3つの工程は、交差して実行される。
注意すべきなのは、本発明の静電容量式タッチ検出を完成するための導電線構造は、ディスプレイアレイ基板におけるデータ線及び走査線に加えて、補助線、バイアス線や電源コード、共通電極線や信号線、又は読み取り線、又はバイアス線、又は制御線又は補償回路等の線路を含む。
別の実施例において、ゲート駆動回路103の走査線G1〜Gnを選択するための走査信号は、高電圧シグナルであってよく、即ち、同じ走査線により制御される画素を同時にオンにし、ソース駆動回路104により刺激シグナルをこれらの画素に同時に伝送し、又はタッチ位置を検出する。例えば、時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して高電圧走査シグナルS1を走査線G1に送信させることで、画素M11〜M1m第1感知領域としてを同時にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G1に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルを第1感知領域、即ちオンとなる画素M11〜M1mに同時に送信させる。次に、時間t2に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して高電圧走査シグナルS2を走査線G2に送信させることで、画素M21〜M2mを第2感知領域として同時にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G2に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、同時にオンとなる画素M21〜M2m、即ち第2感知領域に対して誘導を行わせる。上記フローは、続けて行われ、例えば、時間t3に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して高電圧走査シグナルS3を走査線G3に送信させることで、画素M31〜M3mを第1感知領域として同時にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G3に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルを第1感知領域、即ちオンとなる画素M31〜M3mに同時に送信させる。次に、時間t4に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して高電圧走査シグナルS4を走査線G4に送信させることで、画素M41〜M4mを第2感知領域として同時にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G4に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M41〜M4m、即ち第2感知領域に対して同時に誘導を行わせるが、これによって類推していく。つまり、この実施例において、ソース駆動回路104による刺激シグナルの書き込む、及び誘導の行いは、走査線に同時にオンにされた画素に対して行われるため、全体の感知速度を向上させることができる。これにより、人の指が画素M21〜M2m又はM41〜M4mの一方をタッチする場合、M11〜M1m又はM31〜M3mの一方に書き込まれた刺激シグナルは、人の指による接触で、電荷が改めて配分され、データ線D1〜Dmを介してセンサ105に伝送される。従って、センサ105は、データ線D1〜Dmを介して、この変わられた信号を同時に受信し、タッチ前後の静電容量の変化によって、それぞれ横方向座標及び縦方向座標を確定して、平面のタッチ座標となるように組み合わせることができる。この変わられた信号は、電荷量、静電容量誘導、又は電圧、電流シグナルの信号を含み、数値計算によって、誘導変化となる位置、距離、接触高度及び触点を判断する。注意すべきなのは、以上は、X方向(行方向)のアドレスに対して検出を行うものであり、本発明の方法は、Y方向(列方向)に対するアドレス検出にも適用でき、その検出方法については、ここで繰り返して説明しない。
上記実施例は、刺激シグナルを伝送して感知を行う場合、及び変わられた信号を受信してタッチ位置を判定する場合の何れにも、画素を対象とする。即ち、刺激シグナルを画素に伝送し、又は画素中の変わられた信号を受信する。しかしながら、本発明は、画素と走査線との組み合わせ、及び画素とデータ線との組み合わせによって、刺激シグナルの伝送を行うこと、及び変わられた信号を受信してタッチ位置を判定することもできる。
例えば、刺激シグナルを画素に伝送し、また対応の走査線から変わられた信号を受信して、タッチ位置を判定する。時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS1を走査線G1に送信させることで、画素M11〜M1mを第1感知領域として順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G1に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルを第1感知領域、即ちオンとなる画素M11〜M1mに送信させる。次に、時間t2に、第2感知領域となる走査線G2により返送された信号を受信する。同じように、上記フローは、続けて行われ、例えば、次に、時間t3に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS3を走査線G3に送信させることで、画素M31〜M3mを第1感知領域として順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G3に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、刺激シグナルをオンとなる第1感知領域、即ち画素M31〜M3mに送信させる。次に、時間t4に、第2感知領域となる走査線G4により返送された信号を受信することで、行方向のアドレスを判定することができるが、これによって類推していく。つまり、この実施例において、刺激シグナルを書き込むための画素及び誘導を行うための走査線は、間隔をあけて配列され、即ち、走査線G1、G3、G5、…は、制御されて刺激シグナルを対応の画素に書き込むことに用いられ、走査線G2、G4、G6、…は、信号を受信して対応の行方向の信号が変化したかどうかを検出することによって、行アドレスを確定する。
静電容量式タッチ誘導は、透明電極と人体との静電結合による静電容量の変化によって、タッチ位置から発生した誘導電流に基づいて、その座標を検出するため、人の指が走査線G1〜G4に取り囲まれるの何れか1つのの位置をタッチする場合、M11〜M1m又はM31〜M3mの一方に書き込まれたシグナル信号は、人の指による接触で、電荷が改めて配分され、走査線G2又はG4を介してセンサ105に伝送される。従って、センサ105は、走査線G2又はG4を介して、この変わられた信号を受信し、タッチ前後の静電容量の変化によって、行方向のアドレス、即ち横方向座標を確定することができる。
同様に、この実施例の方法は、Y方向(列方向)に対するアドレス検出にも適用できる。Y方向のアドレスに対して検出を行う場合、時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させ、一実施例において、この走査シグナルがパルスシグナルであり、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D1を介して刺激信号をオンとなる画素M11〜Mn1、即ち第1感知領域に送信させる。次に、時間t2に、センサ105は、データ線D2、即ち第2感知領域により返送された信号を受信する。同じように、上記フローは、続けて行われ、次に、時間t3に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させることで、画素M13〜Mn3を順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D3を介して刺激シグナルをオンとなる画素M13〜Mn3、即ち第1感知領域に送信させる。次に、時間t4に、センサ105は、データ線D4、即ち第2感知領域により返送された信号を受信するが、これによって類推していく。つまり、この実施例において、Y方向のアドレスに対して検出を行う場合、刺激シグナルを書き込むための画素及び誘導を行うための画素は、間隔をあけて配列され、即ち、データ線D1、D3、D5、…は、制御されて刺激シグナルを対応の画素に書き込むことに用いられ、データ線D2、D4、D6、…は、信号を受信して対応の列方向の信号が変化したかどうかを検出することによって、列アドレス、即ち縦方向座標を確定して、行方向で検出される横方向座標に合わせて、平面のタッチ座標となるように組み合わせる。
また、刺激シグナルを走査線に伝送し、対応の画素から変わられた信号を受信してタッチ位置を判定することもできる。例えば、時間t1に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して刺激シグナルE1を走査線G1に送信させる。次に、時間t2に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS2を走査線G2に送信させることで、画素M21〜M2mを順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G2に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M21〜M2mに対して誘導を行わせる。次に、時間t3に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して刺激シグナルE3を走査線G3に送信させる。次に、時間t4に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルS4を走査線G4に送信させることで、画素M41〜M4mを順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してゲート駆動回路103により送信された走査信号G4に合わせて、データ線D1〜Dmを介して、オンとなる画素M41〜M4mに対して誘導を行わせるが、これによって類推していく。つまり、この実施例において、刺激シグナルを書き込むための画素及び誘導を行うための走査線は、間隔をあけて配列され、即ち、走査線G1、G3、G5、…は、刺激シグナルを書き込むことに用いられ、走査線G2、G4、G6、…は、制御されて対応の画素をオンにして、信号を受信して対応の行方向の信号が変化したかどうかを検出することによって、行アドレスを確定する。
静電容量式タッチ誘導は、透明電極と人体との静電結合による静電容量の変化によって、タッチ位置から発生した誘導電流に基づいて、その座標を検出するため、人の指が走査線G1〜G4に取り囲まれるの何れか一方の位置をタッチする場合、G1又はG3の一方に書き込まれた刺激シグナルは、人の指による接触と、走査線G2、G4により制御される画素で、電荷が改めて配分され、走査線G2又はG4を介してセンサ105に伝送される。従って、センサ105は、走査線G2又はG4を介して、この変わられた信号を受信し、タッチ前後の静電容量の変化によって、行方向のアドレス、即ち横方向座標を確定することができる。
同様に、この実施例の方法は、Y方向(列方向)に対するアドレス検出にも適用できる。Y方向のアドレスに対して検出を行う場合、例えば、時間t1に、センサ105は、ソース駆動回路104を制御してデータ線D1に刺激シグナルを送信させる。次に、時間t2に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させることで、画素M12〜Mn2を順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D2を介して、オンとなる画素M12〜Mn2に対して誘導を行わせる。次に、時間t3に、センサ105は、ソース駆動回路104を制御してデータ線D3に刺激シグナルを送信させる。次に、時間t4に、センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させることで、画素M14〜Mn4を順次にオンにし、その同時に、ソース駆動回路104を制御してデータ線D4を介して、オンとなる画素M14〜Mn4に対して誘導を行わせるが、これによって類推していく。つまり、この実施例において、Y方向のアドレスに対して検出を行う場合、刺激シグナルを書き込むための画素及び誘導を行うための画素は、間隔をあけて配列され、即ち、データ線D1、D3、D5、…は、刺激シグナルを書き込むことに用いられ、データ線D2、D4、D6、…は、画素領域信号を受信して対応の列方向の信号が変化したかどうかを検出することによって、列アドレス、即ち縦方向座標を確定して、行方向で検出される横方向座標に合わせて、平面のタッチ座標となるように組み合わせる。
さらに1つの実施例において、図2Bは、本発明の別の実施例による静電容量式タッチ誘導を行う画素マトリックスの模式図を示す。本発明の刺激シグナル及び誘導シグナルは、画素ブロックを送信対象の単位としてよい。例えば、図2Bに示すように、刺激シグナルの送信対象として、30本のデータ線(D1〜D30)及びn本の走査線(G1〜Gn)により、画素ブロック210を構成し、また、誘導シグナルの送信対象として、30本のデータ線(D31〜D60)及び50本の走査線(G1〜G50)により画素ブロック212を構成するが、これによって類推していく。注意すべきなのは、上記画素ブロックのサイズは、この実施例に制限されず、例えば、別の実施例において、刺激シグナルの送信対象として、20本のデータ線(D1〜D20)及び20本の走査線(G1〜G20)により画素ブロックを構成し、また、誘導シグナルの送信対象として、10本のデータ線(D21〜D30)及び40本の走査線(G1〜G40)により画素ブロックを構成することもできる。つまり、本願の刺激シグナル及び誘導シグナルの画素ブロックは、如何なるサイズであってよい。
また、ディスプレイの表示画面の品質がアドレス検出の場合に発生するノイズに影響されないために、更に、バックライトの点灯時間及び領域に合わせて、アドレス検出を実行する。一実施例において、バックライトが全領域調光となる場合、フレーム時間を2つの時間帯に分けてよい。第1時間帯において、バックライトの点灯を行って、表示域画素の走査を行い、ディスプレイ画面を表示するが、第2時間帯において、バックライトを消させると同時に、静電容量式タッチ検出を行う。図3に示すように、フレーム時間Tは、T1とT2の2つの時間帯に分けられる。第1時間帯T1において、バックライトが点灯されて、表示域画素の走査を行い、ディスプレイ画面を表示するが、第2時間帯T2において、バックライトを消させると同時に、静電容量式タッチ検出を行う。これにより、静電容量式タッチ検出は、何れもバックライトが消される場合に行われるため、誘導シグナルを検出する場合の、液晶表示画面の品質への影響を大幅に縮減することができる。
別の実施例において、フロントライトであれば、フロントライトの点灯時間及び領域に合わせて、アドレス検出を実行するが、前記ディスプレイが自発光光源であれば、そのフローは、バックライトのと同じように、自発光光源が消される時点でアドレス検出を行う。
また、他の実施例において、共通電極を画素に組み合わて、容量検出を行うこともできる。例えば、一実施例において、共通電極から刺激シグナルを入力し、対応の画素電極から検出信号を読み出すことができる。或いは、画素電極から刺激シグナルを入力し、対応の共通電極から検出信号を読み出す。
一方、バックライトが領域調光の方式を採用すれば、図4に示すように、液晶ディスプレイは、領域A1〜領域A6の6つの領域に分けられる。バックライトは、これらの領域が順次に点灯される。図5は、本発明の一実施例によるバックライトの点灯方法を示す。時間帯T1において、領域A1を点灯させ、その領域の画素の走査を行い、その領域の画面を表示し、その他の領域に消される状態を保持させる。次に、時間帯T2において、領域A2を点灯させ、その領域の画素の走査を行い、その領域の画面を表示し、その他の領域に消される状態を保持させるが、これによって類推していく。このようにタッチ検出を行う際に、領域A1がT1時点で点灯される場合、領域A2〜領域A6の何れか一方を選択して静電容量式タッチ検出を行うことができる。即ち、領域調光の方式で、各領域の検出タイミングとしては、その領域が点灯されていないタイミングを選択して検出を行うことができる。一実施例において、例えば、点灯の順次で各前記領域のタッチ検出を行うことができ、点灯の順は、A1−A2−A3−A4−A5−A6であり、検出の順は、A3−A4−A5−A6−A1−A2、A4−A5−A6−A1−A2−A3であってよいが、この実施例に制限されない。
これにより、使用者が本発明の静電容量式タッチ検出方法を用いる表示パネルをタッチする場合の、行方向のアドレス検出を行う時のフロー図を図6に示す。図2Aと図6を同時に参照して、行方向のアドレス検出を行う際に、まず、工程401において、前記走査線を第1走査線群と第2走査線群に分ける。
次に、工程402において、ゲート駆動回路は、走査シグナルを第1走査線群及び第2走査線群の走査線に送信する。一実施例において、表示パネルは、交差するデータ線D1〜Dmと走査線G1〜Gnによって構成される画素マトリックスを含む。奇数行の走査線は、第1走査線群に帰属されるが、偶数行の走査線は、第2走査線群に帰属される。センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査信号を第1走査線群及び第2走査線群の走査線G1〜Gnに順次に送信させる。別の実施例において、表示パネルのデータ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnの配線がかなり密集であるため、例えば、タッチパネルの電極として用いられる場合、複数のデータ線と走査線との跨ぐ容量値が同時に変わり、信号の変化値があまり低く、検出しにくい。それを避けるために、選択されて刺激信号を画素に書き込む第1走査線グループ、又は選択されて画素の誘導を行う第2走査線グループとして、隣接する複数の走査線又はデータ線をグループとし、また、グループを単位として同時にデータ線に刺激シグナルを伝送し、又は誘導を行うことができ、更に、複数の第1走査線グループが、第1走査線群を構成し、複数の第2走査線グループが、また第2走査線群を構成する。第1走査線を構成する走査線グループにおける走査線と第2走査線を構成する走査線グループにおける走査線は、互いに重なっていないが、検出「盲点」を避けるために、第1走査線を構成する走査線グループにおける走査線グループは、互いに重なってよく、第2走査線を構成する走査線グループにおける走査線グループは、互いに重なってよい。一実施例において、上記グループ分け方式としては、通常の指幅の1/2〜1/3に合わせて、約2〜5mmのサイズに基づいてグループ分けすることもできる。また、ゲート駆動回路103の走査線G1〜Gnを選択するための走査信号は、パルスシグナル又は高電圧シグナルであってよい。前記表示パネルは、アクティブ有機発光ダイオード、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ、電気泳動ディスプレイ又は電気湿潤(Electrode Wetting)ディスプレイであってよい。画素マトリックス骨格は、横電界スイッチング(In Plane Switching;IPS)骨格、又はフリンジフィールドスイッチング(Fringe Field Switching;FFS)骨格であってよい。
次に、工程403において、ソース駆動回路は、第1走査線群及び第2走査線群によって、それぞれ刺激信号を送信し、検出を行う。一実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が第1走査線群まで走査する時に、刺激シグナルを当該グループの走査線により制御される画素に書き込む。ゲート駆動回路103が第2走査線群まで走査する時に、当該グループの走査線により制御される画素に対して誘導を行って、横方向座標を確定する。別の実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が第1走査線群まで走査する時に、刺激シグナルを当該グループの走査線群に書き込む。ゲート駆動回路103が第2走査線群まで走査する時に、当該グループの走査線により制御される画素に対して誘導を行って、横方向座標を確定する。さらに1つの実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が第1走査線群まで走査する時に、刺激シグナルを当該グループの走査線群に書き込む。ゲート駆動回路103が第2走査線群まで走査する時に、当該グループの走査線に対して誘導を行って、横方向座標を確定する。さらに1つの実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が第1走査線群まで走査する時に、刺激シグナルを当該グループの走査線群に書き込むが、ゲート駆動回路103が第2走査線群まで走査する時に、当該グループの走査線により制御される画素に対して順次に誘導を行って、横方向座標及び縦方向座標を確定して、平面のタッチ座標となるように組み合わせる。
次に、工程404において、データ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnでの電圧データを取り除く。一実施例において、大容量コンデンサ又は大きい導電体又は回路基板の接地面に接続して、前記データ線D1〜Dm又は/及び走査線G1〜Gnからのノイズ又は漏電を接地にすることによって取り除ききれることで、データ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnによるタッチ検出の精度を更に向上させることができる。
使用者が本発明の静電容量式タッチ検出方法を用いる表示パネルをタッチする場合の、列方向のアドレス検出を行う時のフロー図を図7に示す。まず、工程501において、前記データ線を第1データ線群と第2データ線群に分ける。
次に、工程502において、ゲート駆動回路は、前記走査線を順次に送信して走査する。一実施例において、表示パネルは、交差するデータ線D1〜Dmと走査線G1〜Gnによって構成される画素マトリックスを含む。奇数列のデータ線は、第1データ線群に帰属されるが、偶数列のデータ線は、第2データ線群に帰属される。センサ105は、ゲート駆動回路103を制御して走査シグナルを走査線G1〜Gnに順次に送信させる。別の実施例において、表示パネルのデータ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnの配線がかなり密集であるため、タッチパネルの電極として用いられる場合、同時に複数のデータ線と走査線とのスパンタッチの容量値が変わり、信号の変化値があまり低く、検出しにくい。それを避けるために、選択されて刺激シグナルを画素に書き込む第1データ線グループ、又は選択されて画素の誘導を行う第2走査線グループとして、隣接する複数のデータ線をグループとすることができる。
次に、工程503において、ソース駆動回路は、第1データ線群及び第2データ線群によって、それぞれ刺激信号を送信して検出を行う。一実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が走査線を順次に走査する時に、シグナル信号を第1データ線群に結合される画素に書き込むが、ゲート駆動回路103が再び走査線を順次に走査する時に、第2データ線群に結合される画素に対して誘導を行って、縦方向座標を確定する。別の実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が走査線を順次に走査する時に、刺激シグナルを第1データ線群に書き込むが、ゲート駆動回路103が再び走査線を順次に走査する時に、第2データ線群に結合される画素に対して誘導を行って、縦方向座標を確定する。さらに1つの実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が走査線を順次に走査する時に、刺激シグナルを第1データ線群に結合される画素に書き込むが、ゲート駆動回路103が再び走査線を順次に走査する時に、第2データ線群に対して誘導を行って、縦方向座標を確定する。さらに1つの実施例において、ソース駆動回路104は、ゲート駆動回路103が走査線を順次に走査する時に、刺激シグナルを第1データ線群に結合される画素に書き込むが、ゲート駆動回路103が再び走査線を順次に走査する時に、第2データ線群に結合される画素に対して順次に誘導を行って、横方向座標及び縦方向座標を確定して、平面のタッチ座標となるように組み合わせる。
次に、工程504において、データ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnでの電圧データを取り除く。一実施例において、大容量コンデンサ又は大きい導電体又は回路基板の接地面に接続されて、前記データ線D1〜Dm又は/及び走査線G1〜Gnからのノイズ又は漏電を接地にすることによって取り除ききれることで、データ線D1〜Dm及び走査線G1〜Gnによるタッチ検出の精度を更に向上させることができる。
以上をまとめると、本発明の静電容量式タッチ誘導方法は、追加のタッチパネルを使用せずに、表示装置の画素マトリックスによって行われることができるため、ディスプレイパネルの厚さを縮減することができる。且つ、電極を検出する選択スイッチとして、薄膜トランジスタを用いることができ、その全てのプロセスは、元の薄膜トランジスタアレイ基板での薄膜トランジスタの基準プロセスであるため、アレイ基板のプロセス工程又は歩留まりを変えずにすむ。且つ、その導線電極構造は、設計が改良され、または使用されるアレイ基板から設計されたデータ線及び走査線、補助線、バイアス線や電源コード、共通電極線や信号線、又は読み取り線、又はバイアス線、又は制御線、又は補償回路等の線路に合わせることができる。
本発明の実施形態は、上記のように開示されたが、それは本発明を限定するものではなく、当業者なら誰でも、本発明の精神と範囲から逸脱しない範囲内で、多種の変更や修飾を加えることができるため、本発明の保護範囲は、後の特許請求の範囲に規定されたものに準ずる。
100 画素マトリックス
101、M11〜M1m、M21〜M2m、M31〜M3m、M41〜M4m、M11〜Mnm 画素
102 薄膜トランジスタ
103 ゲート駆動回路
104 ソース駆動回路
105 センサ
106 タイミングコントローラ
210、212 画素ブロック
401〜404、501〜504 工程
A1〜A6 領域
Cs 蓄積コンデンサ
Clc 液晶コンデンサ
D1〜Dm データ線
G1〜Gn 走査線
T フレーム時間
T1、T2 時間帯
X 行方向

Claims (17)

  1. 複数のデータ線が複数の走査線と交差して構成されるアクティブマトリックスの画素マトリックスに用いられる静電容量式タッチ検出方法であって、
    前記画素マトリックスを、複数の第1感知領域と複数の第2感知領域とに分ける工程であって、第1感知領域と第2感知領域が交互に配置される工程と、
    前記第1感知領域及び前記第2感知領域を、前記走査線によって順次に選択する工程であって、
    前記走査線によって前記第1感知領域が選択され、前記第2感知領域が選択されていない場合において、前記データ線により第1信号が前記第1感知領域に伝送され、
    前記走査線によって前記第2感知領域が選択され、前記第1感知領域が選択されていない場合において、前記第1感知領域に伝送された前記第1信号が、前記第2感知領域から前記データ線を通して感知される工程と、
    前記第2感知領域において感知された前記第1信号の変化を検出及び計算して、タッチ位置を判定する工程であって、
    前記第1感知領域、前記第2感知領域、並びに、前記第1感知領域及び前記第2感知領域にタッチが行われると、前記第1信号が変化する工程と、
    を備える静電容量式タッチ検出方法。
  2. 前記第1感知領域は、画素、画素ブロック、導線又は複数の導線を更に含む請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  3. 前記第2感知領域は、画素、画素ブロック、導線又は複数の導線を更に含む請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  4. 前記第1感知領域と前記第2感知領域は、少なくとも部分的に交錯し、少なくとも部分的に重畳し、少なくとも部分的に隣接し、又は一定の間隔をあけている請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  5. 前記第1感知領域又は前記第2感知領域は、導線の改良設計、ディスプレイアレイから合わせて設計された走査線、データ線、補助線、バイアス線や電源コード、共通電極線、信号線、読み取り線、バイアス線、制御線、又は補償回路を更に含む請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  6. 前記第1感知領域又は前記第2感知領域は、導線の改良設計、合わせて設計された共通電極面又は複数の共通電極線を更に含む請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  7. 前記第2感知領域に第2信号を伝送して感知させる工程をさらに備え、
    前記第1信号又は前記第2信号を伝送するタイミングによって、前記複数の共通電極線を切り替えて、共通電極、又は前記第1信号もしくは前記第2信号を伝送する誘導線とする、前記複数の共通電極線と電気的に結合する切替スイッチ回路を更に含む請求項6に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  8. 前記第2感知領域に第2信号を伝送して感知させる工程をさらに備え、
    前記第1感知領域に前記第1信号を伝送する前、かつ前記第2感知領域に前記第2信号を伝送して感知させる前に、前記第1感知領域、前記第2感知領域に高電圧シグナル又はパルスシグナルを伝送して感知させる工程を更に備える請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  9. 前記第2感知領域に第2信号を伝送して感知させる工程をさらに備え、
    前記第1感知領域に前記第1信号を伝送する前、かつ前記第2感知領域に前記第2信号を伝送して感知させる前に、前記第1感知領域及び前記第2感知領域の電荷を取り除き、又は前記第1感知領域及び前記第2感知領域の少なくとも一方を接地させ、もしくは導体又は大容量コンデンサに接続する工程を更に備える請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  10. 前記第2感知領域に第2信号を伝送して感知させる工程をさらに備え、
    前記第1信号及び前記第2信号の間の変化に対する検出は、電荷量、静電容量誘導、又は電圧もしくは電流シグナルの信号を検出し、数値計算によって、誘導変化となる位置、距離、接触高度及び触点を判断する工程を備える請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  11. 前記画素マトリックスは、アクティブ有機発光ダイオードディスプレイ、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ、電気泳動ディスプレイ、電気湿潤(Electrode Wetting)ディスプレイ、シリコンマイクロディスプレイ、微小電気機械ディスプレイ、及び光干渉微小電気機械ディスプレイの少なくとも1つのディスプレイに用いられる請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  12. 前記第2感知領域に第2信号を伝送して感知させる工程をさらに備え、
    前記第1信号の電圧値と前記第2信号の電圧値の何れも、前記ディスプレイの固有のターンオン電圧閾値より小さい請求項11に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  13. 前記ディスプレイは、バックライト及びフロントライトの少なくとも一方を更に有し、前記バックライト及び前記フロントライトの少なくとも一方が消される間に前記静電容量式タッチ検出方法を行う請求項11に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  14. 前記ディスプレイは、バックライト及びフロントライトの少なくとも一方を更に有し、前記バックライト及び前記フロントライトの少なくとも一方が消される領域に対して前記静電容量式タッチ検出方法を行う請求項11に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  15. 前記ディスプレイは、自発光光源を更に有し、前記自発光光源が消される間に前記静電容量式タッチ検出方法を行う請求項11に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  16. 前記ディスプレイは、自発光光源を更に有し、前記自発光光源が消される領域に対して前記静電容量式タッチ検出方法を行う請求項11に記載の静電容量式タッチ検出方法。
  17. アクティブマトリックスの画素マトリックスの周辺に装設されており、請求項1に記載の静電容量式タッチ検出方法を実行するための駆動集積回路。
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