JP6188942B2 - ウォータポンプ及び該ウォータポンプの組立方法 - Google Patents

ウォータポンプ及び該ウォータポンプの組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば自動車のエンジン冷却装置に適用され、該冷却装置内における冷却水の循環に供されるウォータポンプ及び該ウォータポンプの組立方法に関する。
この種の従来のウォータポンプとしては、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
概略を説明すると、このウォータポンプは、内部にポンプ室を有するポンプハウジングと、合成樹脂材によって円柱状に形成され、前記ポンプ室内に回転自在に支持される駆動軸と、該駆動軸の一端部にフランジ壁を介して一体に結合され、外部から動力が伝達されて回転する合成樹脂製のプーリと、該プーリの内周側に円筒状の金属製インサートを介して設けられたボールベアリングと、前記駆動軸の他端部に設けられた合成樹脂製のインペラと、前記ポンプハウジングと前記駆動軸との間に介装されて、前記ポンプ室と前記ボールベアリングとの間をシールするメカニカルシールと、を備えている。
前記インペラと駆動軸とは、インペラの中央位置に横断面ほぼ円形状に貫通形成された挿通孔の内周面と、前記挿通孔に挿通された駆動軸の他端部の外周面との振動溶着によって一体回転可能に結合されている。
特開2002−349481号公報
しかしながら、前記インペラと駆動軸とは、前述したように、振動溶着によって一体回転可能に結合されているものの、この振動溶着が不十分であった場合には、溶着面の結合強度が低下して、冷却水の圧送に際して結合が剥離され、これによって、インペラと駆動軸との間に空転や脱落が生じてしまうおそれがあった。
本発明は、前記従来のウォータポンプの実情に鑑みて案出されたもので、インペラの駆動軸に対する空転や駆動軸からの脱落を規制し得るウォータポンプを提供するものである。
本発明は、ポンプハウジング内に挿通配置され、合成樹脂材によって形成された駆動軸と、該駆動軸の一端側に一体回転可能に設けられ、駆動源から動力が伝達されて回転するプーリと、合成樹脂材によって形成され、嵌合孔を介して前記駆動軸の他端部と嵌合するインペラと、を備え、前記駆動軸の他端部と前記インペラの嵌合孔との間に、前記インペラの軸方向の最大嵌合位置を規制する規制部を設けると共に、前記駆動軸の他端部先端側に、前記最大嵌合位置にある前記インペラの軸方向の移動を前記規制部と協働して規制する固定部材を設け、前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を回転規制部として形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記他端部の部位と同じく回転規制部として形成したことを特徴としている。
本発明によれば、インペラと駆動軸との結合力を向上させて、インペラの駆動軸に対する空転や駆動軸からの脱落を規制することができる。
本発明の第1の実施形態におけるウォータポンプの縦断面図である。 第1の実施形態におけるウォータポンプの分解斜視図である。 図1のA矢視図である。 (A)は第1の実施形態に供される駆動軸の拡大斜視図であり、(B)は(A)のA−A線断面図である。 (A)は第1の実施形態の要部を断面して示す斜視図であり、(B)は(A)の拡大図である。 第1の実施形態に供されるインペラの背面斜視図である。 第1の実施形態に供されるインペラを駆動軸に組み付ける際の作業工程を示す分解斜視図である。 第1の実施形態に供されるインペラが駆動軸に組み付けられた状態を部分的に断面して示す斜視図である。 (A)は本発明の第2実施形態に供される駆動軸の拡大斜視図であり、(B)は(A)のB−B線断面図である。 (A)は本発明の第3実施形態に供される駆動軸の拡大斜視図であり、(B)は(A)のC−C線断面図である。 (A)は本発明の第4実施形態に供される駆動軸の拡大斜視図であり、(B)は(A)のD−D線断面図である。 (A)は本発明の第5実施形態に供される駆動軸の拡大斜視図であり、(B)は(A)のE−E線断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明に係るウォータポンプの各実施形態を図面に基づいて詳述する。このウォータポンプ1は、自動車のラジエータと内燃機関の間で冷却水である不凍液(エチレングリコール)を循環させる冷却装置に適用されている。
このウォータポンプ1は、図1及び図2に示すように、図外の内燃機関のシリンダブロックの側部にボルト固定等により直接取り付けられ、シリンダブロック側の前端部内にポンプ室3を有するポンプハウジング2と、該ポンプハウジング2の前端側に軸受部である単一のボールベアリング4によって回転自在に支持されたプーリ5と、該プーリ5とボールベアリング4の間に介装された金属製のインサート6と、前記ポンプハウジング2の内部に挿通配置され、一端側が前記プーリ5と一体形成された駆動軸7と、該駆動軸7の他端側に固定されて、前記ポンプ室3内に回転自在に収容されたインペラ8と、前記ポンプハウジング2と駆動軸7との間に介装されて、前記ポンプ室3と前記ボールベアリング4との間をシールするメカニカルシール9と、から主として構成されている。
前記ポンプハウジング2は、アルミニウム合金材で一体に形成され、ポンプ室3側のハウジング本体10が異形円環状に形成されていると共に、該ハウジング本体10の後端側に段差径状の筒状部11を一体に有している。
前記ハウジング本体10は、前端にシリンダブロックの側部に有する平面部に当接する平坦な環状の取付面10aが形成されていると共に、外周にはシリンダブロックに螺着固定される取付ボルトが挿通されるボルト孔10bが形成されたボス部10cが複数突設されている。
また、このハウジング本体10の内部には、図外のラジエータ側の吸入ポートからポンプ室3に流入した冷却水をインペラ8の回転に伴ってシリンダブロック内のウォータジャケット内に吐出する吐出ポート10dが形成されている。
前記筒状部11は、図1〜図3に示すように、ポンプ室3側の大径筒部11aと、該大径筒部11aから前記ボールベアリング4方向へ延出した中径筒部11bと、該中径筒部11bから駆動軸7の一端側へ延出した小径筒部11cと、から構成されている。
前記中径筒部11bは、重力方向下側に前記メカニカルシール9から漏れ出た冷却水の水滴を流下させるドレン孔12が上下方向に貫通形成されていると共に、該ドレン孔12の下側には該ドレン孔12から滴下した水滴を捕集貯留するドレンチャンバ13が前記大径筒部11aの内部に跨って形成されている。このドレンチャンバ13は、下端開口がドレンキャップ14によって液密的に封止されている。
前記ボールベアリング4は、一般的なものであって、図1及び図2に示すように、前記小径筒部11cに圧入された内輪4aと、前記インサート6に圧入された外輪4bと、前記内輪4aと外輪4bとの間に保持器を介して転動自在に設けられた複数のボール4cとから構成されている。
前記内輪4aは、その軸方向の最大圧入位置が前記筒状部11の中径筒部11bの前端面によって規制されている。一方、外輪4bは、予め前記インサート6内への圧入長さで軸方向の位置が設定される。
前記ボールベアリング4の軸方向前後端には、図1及び図2に示すように、ボールベアリング4内部に塵芥などの侵入を阻止する一対の第1,第2シール部材15,16がそれぞれ設けられており、この両シール部材15,16は、ほぼ円環状に形成されると共に、ボールベアリング4の軸方向両側を覆うように対向配置されている。
前記第1シール部材15は、前記中径筒部11bと内輪4aの一端面との間に狭持状態に固定されている。一方、第2シール部材16は、保持部材であるリテーナ17によって内輪4aの他端面との間に狭持状態に固定されている。
前記プーリ5は、図1及び図2に示すように、後述するガラス繊維26の配合された合成樹脂材により前記駆動軸7と一体成形されており、該駆動軸7の一端側から径方向に延出した円盤状の端壁であるフランジ壁5aと、該フランジ壁5aの外周縁から駆動軸7の軸方向に折曲された大径状の筒状基部5bと、該筒状基部5bの外周面に突設されたベルト装着部5cとから構成されている。
前記フランジ壁5aは、図1及び図2に示すように、円周方向のほぼ等間隔位置に組み付け時の治具を挿入するための貫通孔18が軸方向へ6つ貫通成形されていると共に、外面には中央位置から放射方向へ沿った補強リブ19が一体に設けられている。
前記筒状基部5bは、図1に示すように、内周側に金属円筒状の前記インサート6が設けられている。このインサート6は、円筒状の本体6aと、該本体6aの先端に一体に有するフランジ部6bと、から構成され、プーリ5の樹脂成形時に前記フランジ部6bが筒状基部5bに埋設されて一体的に固定されている。
前記ベルト装着部5cは、波形歯状に形成された外周に、図外のクランクシャフトの先端部に固定された駆動プーリに巻回された伝達ベルトによって回転力が伝達されるようになっている。
前記駆動軸7は、図1に示すように、後述するガラス繊維26が配合された合成樹脂材によって円柱状でかつ段差形状に形成され、前記プーリ5のフランジ壁5aの中央に軸方向から一体に結合された一端部である大径軸部7aと、該大径軸部7aの他端縁から軸方向に延出された他端部である中径軸部7bと、該中径軸部7bの他端縁から軸方向に延出された同じく他端部である小径軸部7cと、から構成されている。
また、前記駆動軸7は、前記大径軸部7aから小径軸部7cの先端へと漸次小径するテーパ形状、つまりプーリ5との結合部である大径軸部7aの剛性を確保しつつ、射出成形後の型から引き抜く際の抜き勾配を考慮した形状に形成されている。
前記中径軸部7bには、図1及び図8に示すように、前記インペラ8が後述する嵌合孔23を介して小径軸部7cと跨るようにして嵌合されるようになっており、この嵌合孔23との嵌合範囲である中径軸部7bの一部(嵌合部位20)は、前記インペラ8の前記駆動軸7に対する相対回転を規制する回転規制部として、横断面非真円形状に形成されている。
具体的に説明すると、中径軸部7bの軸方向ほぼ中央位置から小径軸部7c側の端縁までの外周面の嵌合部位20は、図4(A),(B)に示すように、円周方向180°位置に一対の凹部21が形成されている。この各凹部21,21は、外周面が曲面にて形成されていると共に、その円周方向両側縁が中径軸部7bの外周面となだらかな曲面をもって連接している。
これにより、前記嵌合孔23との嵌合範囲である中径軸部7bの前記嵌合部位20は、横断面形状が点対称でかつ滑らかな凹凸形状に形成された非真円形状の繭形状となっている。
前記小径軸部7cは、前記インペラ8を組み付ける際のガイド部としての役割を有しており、該インペラ8の前端側から先端部が突出するように形成されていると共に、この突出部位7dの先端縁には、テーパ面7eが形成されている。
また、前記中径軸部7bと小径軸部7cとの結合個所には、規制部の一部を構成する円環状の第1段差部22が軸方向に対して直交するように形成されている。
前記インペラ8は、合成樹脂材によって一体に形成され、図1〜図3及び図6に示すように、ほぼ円盤状の基部8aと、該基部8aの中央部から前後軸方向へ突設された軸部8bと、前記基部8aの前面側でかつ前記軸部8bの外周面から放射状に形成された8枚の羽根部8cと、から構成されている。
前記基部8aは、所定肉厚に形成されて、前記ポンプ室3の背面に隙間をもって回転すると共に、図2,図3及び図6に示すように、その円周方向180°位置でかつ径方向ほぼ中間位置に一対の小径貫通孔8dが穿設されており、該各小径貫通孔8d,8dを介して冷却水を基部8aの背面へ流入させることで、前記メカニカルシール9を冷却して、該メカニカルシール9と前記駆動軸7との摺動摩擦による焼き付きを抑制するようになっている。
前記軸部8bの内部軸方向には、前記駆動軸7の他端部が嵌入する嵌合孔23が貫通形成されており、この嵌合孔23は、前記駆動軸7と嵌合した際の中径軸部7bの嵌合部位20と相当する位置が、該嵌合部位20の横断面形状とほぼ同一な横断面形状を有する回転規制部としての大径嵌合孔部23aに形成されている。
すなわち、前記中径軸部7bの嵌合部位20が横断面繭形状の軸部に形成されている一方で、大径嵌合孔部23aの内周面形状が同一な横断面繭形状に形成されており、これによって、前記インペラ8が前記駆動軸7の中径軸部7bと小径軸部7cとに跨って嵌合されるようになっている。また、嵌合孔23の小径軸部7cが挿通される小径嵌合孔部23bは、前記小径軸部7cの外周面形状に倣って円筒状に形成されている。
なお、前記大径嵌合孔部23aは、前記駆動軸7の先端側へ向かって下りテーパ形状を有する嵌合部位20の最大径に対して僅かに大径でかつ均一な内径に形成されていると共に、前記小径嵌合孔部23bは、前記小径軸部7cの最大径に対して僅かに大径でかつ均一な内径に形成されており、前記インペラ8と駆動軸7とは、すきまばめ状に嵌合されるようになっている。
さらに、前記嵌合孔23の前記大径嵌合孔部23aと小径嵌合孔部23bとの間には、規制部の一部を構成する円環状の第2段差部24が形成されている。
この第2段差部24は、軸方向に対して直交するように形成されており、駆動軸7にインペラ8を嵌入させた際に、同じく軸方向に対して直交するように形成された前記駆動軸7側の第1段差部22と当接し、それ以上の大径軸部7a側の軸方向の移動が規制されるようになっている。
したがって、前記インペラ8は、前記第1段差部22と第2段差部24とによって、駆動軸7に対する最大嵌合位置が定められると共に、ここから大径軸部7a側への軸方向の移動が規制されるようになっている。
また、前記インペラ8を駆動軸7に組み付けた際には、前述したように、インペラ8の前面側から小径軸部7cが突出するように形成されているが、この突出部位7dには、固定部材である金属製のプッシュナット25が係入されている。
前記プッシュナット25は、図1及び図2に示すように、薄板円板状に形成されると共に、その中央位置には、前記駆動軸7の小径軸部7cよりも小径な挿入孔25aが形成されている。
また、プッシュナット25には、外周部から挿入孔25a方向へ切り欠かれた複数の切り込み部25bを介して複数の爪部25cが形成されており、前記プッシュナット25は、最大押し込み位置で前記各爪部25cの各先端縁を前記突出部位7dの外周面に線接触もしくは点接触状に食い込ませることによって固定されている。これにより、前記インペラ8は、前記両段差部22,24側と反対側への軸方向の移動が規制されるようになっている。
前記メカニカルシール9は、図1及び図2に示すように、一般的なものであって、前記筒状部11の中径筒部11bの内周面に固定されたカートリッジ部9aと、前記駆動軸7の中径軸部7bの外周面に支持されたスリーブ部9bと、前記カートリッジ部9aの内周側と前記スリーブ部9bの外周側との間に設けられて摺動するシール部9cとから構成されている。
なお、前記プーリ5及び駆動軸7は、前述したように、金型により一体に樹脂成形されているが、その成形の際には、短いガラス繊維26が配合された合成樹脂材が用いられる。
この合成樹脂材は、前記金型の前記駆動軸7の小径軸部7cの先端面と対応する位置から注入され、軸方向に沿って大径軸部7aの前記プーリ5のフランジ壁5aとの結合位置まで流動すると、今度はプーリ5のベルト装着部5cの外周縁位置へ向かって径方向へと放射状に流動し、これにより、金型全体に充填されるようになっている。
このとき、前記ガラス繊維26は、樹脂成形時に前記金型と接していた部位の近傍、つまり、前記プーリ5及び駆動軸7の外周面近傍において合成樹脂材の流動方向へ配向されており、例えば、図5(A),(B)に示す駆動軸7の中径軸部7bにおいては、内部のガラス繊維26aが円周方向に沿って配向されているのに対して、外周面近傍のガラス繊維26bは軸方向に沿って配向されている(図5(B)の矢印参照)。
〔インペラと駆動軸との組付方法〕
以下、前記インペラ8の駆動軸7に対する組付方法について説明する。
まず、前記インペラ8を前記駆動軸7に対して相対回転させることで、駆動軸7の嵌合部位20とインペラ8の大径嵌合孔部23aとを予め位置合わせしておく。
次に、図7に示すように、前記インペラ8を、前記駆動軸7の小径軸部7cの先端縁側から軸方向に沿って前記大径軸部7a側へ嵌合させつつ移動させ、駆動軸7側の第1段差部22とインペラ8側の第2段差部24とが当接する位置(最大嵌合位置)まで押し込む。このとき、インペラ8を駆動軸7に対して回転させつつ大径軸部7a側へさらに押し込み、前記嵌合部位20と大径嵌合孔部23aとの嵌合が確実であるかを確認する。
その後、前記インペラ8を前記最大嵌合位置に維持しつつ、該インペラ8の軸部8bの前面側から突出した前記小径軸部7cの突出部位7dに、前記プッシュナット25を、各爪部25cを拡径方向へ弾性変形させながら係入させ、前記突出部位7dの前記軸部8bの前端面位置にまで押し込む。
これにより、前記プッシュナット25は、各爪部25cが拡径方向へ弾性変形された状態のまま前記突出部位7dの外周面に係入される。そして、各爪部25cの先端縁が縮径方向への弾性力(復原力)によって前記突出部位7dの外周面に食い込むことにより、前記プッシュナット25は、軸方向位置が固定されるようになっている。
以上の方法により、前記インペラ8は、図8に示すように、それぞれ横断面ほぼ繭形状に形成された前記駆動軸7の中径軸部7bの嵌合部位20と前記インペラ8の大径嵌合孔部23aとによって相対回転が規制されると共に、前記第1,第2段差部22,24からなる規制部と前記プッシュナット25とによって軸方向の移動が規制されて、駆動軸7に対して強固に組み付けられる。
〔第1実施形態の作用効果〕
したがって、この実施形態によれば、機関のクランクシャフトが回転駆動して前記プーリ5が回転駆動されると、該プーリ5と一体成形された前記駆動軸7を介して前記インペラ8が回転してポンプ作用を行い、冷却水を前記吐出ポート10dから機関のウォータジャケットに圧送して内燃機関全体の冷却を行う。
このとき、前記駆動軸7とインペラ8との間には、回転力の伝達に伴うモーメント力(円周方向の力)及び前記各羽根部8cが冷却水を圧送する際の反力による駆動軸7の先端方向へのアキシャル荷重(軸方向の力)が作用するが、駆動軸7とインペラ8との結合強度が低いと、回転力の授受が不十分となってインペラ8が駆動軸7に対して空転を起こしたり、アキシャル荷重に耐えられずにインペラ8が駆動軸7から脱落したりという問題が生じるおそれがあった。
これに対して、本実施形態では、ほぼ同一な横断面繭形状に形成された前記中径軸部7bの嵌合部位20と前記インペラ8の大径嵌合孔部23aとの嵌合によってインペラ8の駆動軸7に対する相対回転を規制し、回転方向の力に対する結合強度、つまり回転止め力を向上させた。
すなわち、プーリ5の回転に伴って駆動軸7が回転されると、嵌合部位20と大径嵌合孔部23aとが互いに噛み合うことで相対回転が規制されて、確実にインペラ8へ回転力を伝達する。
また、本実施形態では、前記第1,第2段差部22,24とプッシュナット25との協働によってインペラ8の前後軸方向の移動を確実に規制することから、結合強度がさらに向上する。
すなわち、インペラ8に駆動軸7先端側への軸方向へ沿ったアキシャル荷重がかかったとしても、プッシュナット25の内周側に設けられた各爪部25cの先端縁が弾性力によって小径軸部7cの外周面に食い込んで強固に係入されていることから、インペラ8の移動が強固に規制される。
したがって、本実施形態によれば、駆動軸7とインペラ8との間の結合強度が向上することから、インペラ8の駆動軸7に対する空転や駆動軸7からの脱落を確実に抑制することができる。
また、本実施形態においては、前記プッシュナット25が金属製である一方、前記駆動軸7が合成樹脂製であることから、小径軸部7cのプッシュナット25の各爪部25c先端縁との接触部が樹脂クリープ(経時劣化)によって侵食され、プッシュナット25が駆動軸7から外れ、駆動軸7とインペラ8との結合が解除されてしまう可能性を考慮する必要がある。
このため、本実施形態では、前記プッシュナット25として薄板円板状に形成され、前記小径軸部7cと線接触もしくは点接触状に固定されるものを用いることで、プッシュナット25と小径軸部7cとの接触範囲をごく僅かなものとした。すなわち、小径軸部7cのプッシュナット25との接触面に樹脂クリープが生じ、プッシュナット25が駆動軸7の先端側へ移動したとしても、生じる範囲が非常に狭いことから、該樹脂クリープによる悪影響が低減され、駆動軸7とインペラ8との結合を維持することが可能となる。
また、前記駆動軸7の小径軸部7cは、インペラ8の前端側から突出するように形成されていると共に、前記プッシュナット25は、その突出部位7dのインペラ8の軸部8bの前端面位置に係入されていることから、仮に樹脂クリープが生じてプッシュナット25が小径軸部7cの先端側へ移動したとしても、その移動した先に食い込んで再び固定され、駆動軸7とインペラ8との結合が維持される。
また、本実施形態では、前記嵌合部位20の横断面形状(繭形状)を、角部(エッジ)を有さない滑らかな凹凸形状に形成したことから、角部を有する形状に比べて応力集中が生じにくくなっている。
さらに、前記嵌合部位20の横断面形状は点対称形状でもあるから、回転方向に依らず応力集中が生じにくくなっており、例えば、ウォータポンプ1の運転が停止した直後に、慣性によって流動する冷却水から通常とは逆方向の回転力を受けた場合であっても、嵌合部位20に応力集中は生じにくくなっている。
このように、前記嵌合部位20が応力集中を避ける形状に形成されていることから、駆動軸7(嵌合部位20)の変形や破損などを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、前記駆動軸7の内部にガラス繊維26が含有されているが、このガラス繊維26は、配向された方向と直交する方向の力に対する剛性を向上させる効果を有している。すなわち、前記駆動軸7は、外周面近傍のガラス繊維26bが軸方向に沿って配向されていることから、直交する方向である回転方向に対する剛性(ねじり剛性)が向上している。
特に、本実施形態では、前記嵌合部位20の外周面が全て曲面によって形成され、直線部分を含む形状に比べて表面積が大きくなっていることから、回転方向と直交する向きに配向されたガラス繊維26bの割合が増加するため、嵌合部位20のねじり剛性がより向上している。
したがって、駆動軸7(嵌合部位20)の変形や破損などをより効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態では、前記駆動軸7に対する前記インペラ8の組み付けを全て軸方向から行っているため、組付作業性が向上されると共に、駆動軸7の先端部に対して径方向から強い負荷がかかることもないため、駆動軸7を変形させることなく組付作業を行うことができる。
また、前記プッシュナット25を外すことのみで前記駆動軸7とインペラ8との結合を解除できることから、圧入や溶着といった結合方法に比べて分解にかかる作業性も向上される。
〔第2,第3実施形態〕
図9は第2実施形態を示し、基本構成は第1の実施形態と同様であるが、前記駆動軸7の中径軸部7bの嵌合部位20及び前記インペラ8の大径嵌合孔部23aが横断面ほぼ楕円形状に形成されている点で異なる。
図10は第3実施形態を示し、基本構成は第1の実施形態と同様であるが、前記駆動軸7の中径軸部7bの嵌合部位20及び前記インペラ8の大径嵌合孔部23aが横断面ほぼ長円形状に形成されている点で異なる。
これらもまた、第1の実施形態と同様に、前記嵌合部位20の外周面に角部(エッジ)を有さない形状であることから、嵌合部位20の内部の局部的な応力集中を緩和することができる。
〔第4,第5実施形態〕
図11,図12は本発明の第4,第5実施形態を示し、共に前記駆動軸7の中径軸部7bの嵌合部位20及び前記インペラ8の大径嵌合孔部23aを横断面多角形状に形成している。
図11に示す第4実施形態は、前記嵌合部位20及び大径嵌合孔部23aが横断面ほぼ六角形状に形成されている。
図12に示す第5実施形態は、前記嵌合部位20及び大径嵌合孔部23aが横断面ほぼ四角形状に形成されている。
これらは、前記嵌合部位20の外周面に複数の角部27(エッジ)を有しており、第1の実施形態などに比べて該角部27近傍に応力集中が生じやすくなっているものの、これら角部27が大径嵌合孔部23aの内周面と強固に噛み合うことから、駆動軸7に対するインペラ8の空転をさらに抑制することができる(図11(B),図12(B)参照)。なお、前記各角部27には、過度の応力集中を避けるために丸め加工が施されている。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成を変更することも可能である。
例えば、前記各実施形態では、前記駆動軸7とプーリ5とが一体に成形されたものとして説明したが、これらは別体に成形されたものであってもよい。
また、前記各実施形態では、前記インペラ8の前記駆動軸7に対する最大嵌合位置を規制する規制部として、第1,第2段差部22,24を用いたが、規制部は段差部に限られるものではない。
さらに、前記各実施形態では、固定部材として前記プッシュナット25を用いたが、固定部材はこれに限らず、例えばスナップリングを適用することも可能である。

Claims (19)

  1. ポンプハウジング内に挿通配置され、合成樹脂材によって形成された駆動軸と、
    該駆動軸の一端側に一体回転可能に設けられ、駆動源から動力が伝達されて回転するプーリと、
    合成樹脂材によって形成され、嵌合孔を介して前記駆動軸の他端部と嵌合するインペラと、
    を備え、
    前記駆動軸の他端部と前記インペラの嵌合孔との間に、前記インペラの軸方向の最大嵌合位置を規制する規制部を設けると共に、前記駆動軸の他端部先端側に、前記最大嵌合位置にある前記インペラの軸方向の移動を前記規制部と協働して規制する固定部材を設け、前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を回転規制部として形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく回転規制部として形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  2. 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を角部のない形状に形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく角部のない形状に形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  3. 請求項2に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸の他端部の前記インペラの嵌合する部位の横断面形状を全体が曲面形状となるように形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく全体が曲面形状となるように形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  4. 請求項3に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を滑らかな凹凸形状に形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく滑らかな凹凸形状に形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  5. 請求項4に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸を形成する前記合成樹脂材はガラス繊維を含み、該ガラス繊維は前記駆動軸の外表面において軸方向に沿って配向していることを特徴とするウォータポンプ。
  6. 請求項5に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を点対称形状に形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく点対称形状に形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  7. 請求項3に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を楕円形状に形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく楕円形状に形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  8. 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を多角形状に形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく多角形状に形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  9. 請求項8に記載のウォータポンプにおいて、
    前記多角形状は、六角形状であることを特徴とするウォータポンプ。
  10. 請求項8に記載のウォータポンプにおいて、
    前記多角形状は、四角形状であることを特徴とするウォータポンプ。
  11. 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸の他端側を、前記固定部材から突出させたことを特徴とするウォータポンプ。
  12. 請求項11に記載のウォータポンプにおいて、
    前記固定部材は、前記駆動軸の外表面に点接触又は線接触によって固定されていることを特徴とするウォータポンプ。
  13. 請求項12に記載のウォータポンプにおいて、
    前記固定部材は、止め輪であることを特徴とするウォータポンプ。
  14. 請求項13に記載のウォータポンプにおいて、
    前記止め輪は、プッシュナットであることを特徴とするウォータポンプ。
  15. 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
    前記駆動軸を、前記プーリ側へ上り傾斜するテーパ形状に形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  16. 軸方向の一端側に筒状部を有するポンプハウジングと、
    該ポンプハウジング内に回転自在に支持され、合成樹脂材によって形成された駆動軸と、
    前記駆動軸の一端部に一体に固定された円盤状の端壁及び該端壁の外周縁に一体に結合されて前記筒状部を囲繞するように設けられた筒状基部を有する、合成樹脂材によって形成されたプーリと、
    前記筒状基部の内周に固定された筒状の金属部材と、
    前記金属部材と前記筒状部との間に介装されて、前記駆動軸を回転自在に軸受けする軸受部と、
    合成樹脂材によって形成され、前記駆動軸の他端側と嵌合するインペラと、
    を備え、
    前記駆動軸の他端部と前記インペラの嵌合孔との間に、前記インペラの軸方向の最大嵌合位置を規制する規制部を設けると共に、前記駆動軸の他端部先端側に、前記最大嵌合位置にある前記インペラの軸方向の移動を前記規制部と協働して規制する固定部材を設け、前記駆動軸の他端部の前記インペラに嵌合する部位の横断面形状を回転規制部として形成すると共に、前記嵌合孔の横断面形状を前記駆動軸の他端部の部位と同じく回転規制部として形成したことを特徴とするウォータポンプ。
  17. ポンプハウジング内に挿通配置され、合成樹脂材によって形成された駆動軸と、
    該駆動軸の一端側に一体回転可能に設けられ、駆動源から動力が伝達されて回転するプーリと、
    合成樹脂材によって形成され、前記駆動軸の他端側と嵌合するインペラと、
    前記駆動軸の前記インペラよりも他端側に取り付けられた中空の固定部材と、
    を備えていることを特徴とするウォータポンプの組立方法であって、
    前記インペラを、前記駆動軸の他端側の先端部から軸方向に沿って嵌合させた後に、前記インペラと前記駆動軸との間に設けられた規制部によって前記プーリ側への移動が規制される位置まで押し込む第1工程と、
    前記固定部材を、前記インペラから突出している前記駆動軸の他端側の先端部から軸方向に沿って嵌合させた後に、前記駆動軸の前記インペラの前端面位置に固定する第2工程と、
    を有するウォータポンプの組立方法。
  18. 請求項17に記載のウォータポンプの組立方法において、
    前記固定部材は、前記駆動軸の他端部の軸方向先端側から係入固定することを特徴とするウォータポンプの組立方法。
  19. 請求項18に記載のウォータポンプの組立方法において、
    前記固定部材は、内周側に形成される爪部を前記駆動軸に食い込ませることで係入固定することを特徴とするウォータポンプの組立方法。
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