JP6186727B2 - ガイド部材離間機構、定着装置、および画像形成装置 - Google Patents

ガイド部材離間機構、定着装置、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ガイド部材離間機構、定着装置、および画像形成装置に関する。さらに詳述すると、定着装置のニップ部から排出される記録媒体を案内するガイド機構およびこれを備えた定着装置、画像形成装置に関する。
従来から、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録媒体(用紙、記録紙、記録材、転写材ともいう)に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録媒体上のトナー像を定着する過程により成立している。
定着装置では、対向する回転体(ローラもしくはベルトもしくはそれらの組み合わせ)により構成された定着部材及び加圧部材が当接してニップ部(定着ニップ部)を形成するように配置されており、例えば、定着ローラと加圧ローラとを圧接させてニップ部を形成するローラ定着装置では、内部にハロゲンヒータ等の加熱手段を備え、加熱されながら互いに押圧されて回転する2本の回転体(定着ローラ、加圧ローラ)のニップ部に、未定着トナー像を載せた記録媒体を通過させ、熱および圧力を加え、トナー像を熱で溶融すると同時に両部材間の圧力によって記録媒体上に定着させている。
主に樹脂で構成されているトナーはニップ部で溶融し、定着部材(定着ローラや定着ベルト)に粘着する性質があるため、トナーへワックス成分を付加することや、定着ローラや定着ベルト表面を離型性の材質で被覆すること、定着ローラや定着ベルト表面にシリコーンオイル等の離型剤を塗布する等の様々な手段を用いて、定着ローラや定着ベルトにトナーが粘着することを防止している。
また、記録媒体の搬送方向におけるニップ部からの排出側の下流側(以下、ニップ部直後という)に分離爪を備えたシート分離手段(単に、分離手段ともいう)を定着ローラや定着ベルトに付設することにより、溶融トナーによって定着ローラや定着ベルトに巻回する記録媒体を強制的に剥離することが知られている。
また、近年、分離爪に替わり、定着ローラや定着ベルトに非接触で配置された分離板を備えたシート分離手段も提案されている。これは、ニップ部直後に定着ベルトや定着ローラに対して僅かなすき間で薄板状の部材を配置したものであり、分離爪のように定着ローラや定着ベルトに摩耗傷を与える不具合が発生しないという利点がある。
しかしながら、分離爪や分離板などのシート分離手段では記録媒体の巻き付きを完全に防止することはできず、仮に、巻き付き等のいわゆるジャムが発生した場合には、分離爪や分離板などが定着ローラや定着ベルトに接触、または近接していると、ジャムが発生した記録媒体(ジャム紙ともいう)の除去の際、紙が破れたり、紙片が残って除去しにくくなったりするなどの不具合が生じてしまう。
このような問題に対し、ジャム発生時等におけるジャム紙の除去の際には、分離爪や分離板およびこれらを含むニップ部直後の搬送経路に設けられるガイド板などのガイド部材を、定着ローラや定着ベルトから離間させる機構を設けることが提案されている。このような分離爪、分離板などのシート分離手段を含むガイド部材の離間機構をガイド部材離間機構と呼ぶ。
例えば、特許文献1には、回転軸を中心に回動しうる複数の分離爪と、弾性部材を有するブラケット部材と、レバーおよび押圧部材を有し且つ前記レバーの操作により回動しうるストッパ爪部材とを備えてなる排紙ガイド部材を、定着装置本体に対し回動自在の回動体ユニットとして配備し、前記ブラケット部材は、前記排紙ガイド部材に設けた支点中心を中心に回動自在に設け、用紙ジャム処理の際、前記レバーの操作によって前記ストッパ爪部材を定着装置本体の受け部材から離脱する方向に回動させたときに、前記押圧部材が前記弾性部材を押圧することにより前記ブラケット部材が回動し、前記排紙ガイド部材が前記ニップ部から離反して前記ニップ部が解放されるとともに、前記分離爪の先端部が前記一方の回転体の表面から離間するようにした定着装置が提案されている。
しかしながら、このガイド部材離間機構はニップ部直後に配置されているために、離間させる際に、種々の制約が生じることとなる。
この点について、図6〜図8を参照して説明する。図6〜図8に示す定着装置は、熱源95を有する加熱ローラ91と定着ローラ92に架け回された定着ベルト93と、該定着ベルト93を介して定着ローラ92に圧接された加圧ローラ94と、を有し、定着ベルト93と加圧ローラ94との圧接部にニップ部96が形成される定着装置90である。なお、図中のXは用紙の搬送方向を示している。
図6に示す例において、ニップ部直後に配設される分離板を有するガイド板81を定着ローラ92と加圧ローラ94(以下、ローラ対)と衝突しないように、回動させて離間させるためにはニップ部96からY方向の位置に離間機構の回転支点(例えば、回転支点Aの位置)がくるようにする必要がある。
しかしながら、定着装置90から排出される用紙を案内するガイド板81,82は、搬送経路に沿って設けられるものであるため、図6に示すようなガイド板の離間機構では、分離板を含むガイド板81の後端部が、図中の矢印で示すように、搬送経路のさらに下流側に設けられるガイド板83と衝突してしまう。
これを回避するためには、ガイド板81の後端部と、下流のガイド板83とが衝突しないような十分なクリアランスが必要となるが、このような十分なクリアランスを設けると、搬送中の用紙がクリアランスに潜り込むなどして、搬送ジャムの原因となってしまうという課題があった。特許文献1に記載の発明において、定着装置の下流側の構成は開示されていないが、同様の課題を有している。
また、図7に示すように、分離板を含むガイド板81の後端部が、下流のガイド板83と衝突しないような回動の軌跡となるように、離間機構の回転支点をBの位置に設ける例を考える。しかしながら、このような位置に回転支点Bを設けると、ガイド板81の先端部が、図中の矢印で示すように、定着ベルト23、定着ローラ22と干渉することとなるため、このような構成とすることはできない。
また、図8に示すように、分離板部分81aとガイド板81bを分割し、分離板部分81aの回転支点(例えば、Y方向に設けた回転支点A)と、ガイド板81bの回転支点Cを別々に設けることで、前述のようなクリアランスを設ける必要がなく、搬送性能を向上させることが可能となる。しかしながら、ガイド板81bの離間と、分離板81aの離間、の2つの機構、2つの動作が必要であり、装置構成が複雑なものとなるとともに、ジャム紙除去の操作性が悪化してしまう。
このように、ジャム時の作業スペース等を確保することを目的とするガイド部材離間機能は、ニップ部直後に設けられるものであるため、周辺の部材と干渉しないようにニップ部から離間させるには、種々の制約を満たす必要があり、上記の課題を解決できるガイド部材離間機構は、従来存在しなかった。
そこで本発明は、ニップ部直後に設けられる分離手段を含むガイド部材をニップ部から離間させるガイド部材離間機構において、周辺の部材と干渉することなくニップ部から離間させることができるガイド部材離間機構を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係るガイド部材離間機構は、互いに対向する一対の回転体間のニップ部において、加熱および加圧がなされることで記録媒体上の未定着トナー像を記録媒体に定着させる定着装置において、記録媒体の搬送方向におけるニップ部の下流側に設けられるガイド部材離間機構であって、前記ニップ部から排出される記録媒体を案内するガイド部材であって、記録媒体の両面側に設けられる一対のガイド部材の一面側のガイド部材を有し、前記一面側のガイド部材は、ニップ部の直下流側の第一ガイド部材と、該第一ガイド部材の下流側の第二ガイド部材と、からなり、当該ガイド部材離間機構をニップ部から離れる方向に離間させる際に、先ず、前記一面側のガイド部材のうち前記第二ガイド部材のみが、前記一対のガイド部材の他面側のガイド部材に対する設置角度および記録媒体の搬送方向での位置関係を維持したまま、該他面側のガイド部材から離間する方向に変位し、その後、前記第一ガイド部材と前記第二ガイド部材が一体として所定の回転支点Aを回転中心としてニップ部から離れる方向に回動するものであり、記録媒体の搬送方向をX方向、記録媒体の幅方向をZ方向、X及びZ方向に直交する方向をY方向としたとき、前記回転支点Aは、前記Y方向において前記一面側のガイド部材から見て前記他面側のガイド部材とは反対側に設けられ、前記回転支点Aを回転中心とし、該回転支点Aから前記他面側のガイド部材側に前記Y方向での所定の長さを有する第一ブラケット部材と、前記回転支点Aと、該回転支点Aに対して記録媒体の搬送方向下流側に設けられた回転支点Bとを連結する第二ブラケット部材と、前記回転支点Bを回転中心とし、該回転支点Bから前記他面側のガイド部材側に前記Y方向での所定の長さを有する第三ブラケット部材と、を有し、前記第一ガイド部材は、前記第一ブラケット部材の回転先端部に設けられるとともに、前記第二ガイド部材は、前記第三ブラケット部材の回転先端部に設けられるものである。
本発明によれば、周辺の部材と干渉することなくニップ部から離間させることができ、ジャム発生時の作業スペースを確保することができる。
ことができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の一実施形態の全体構成を示す断面図であって、定着装置の使用時の状態を示す。 図2に示す定着装置において、ガイド開閉部の回動動作開始直後の様子を示す断面図である。 図2に示す定着装置において、ガイド開閉部の回動動作中の様子を示す断面図である。 図2に示す定着装置において、ガイド開閉部の回動動作完了後の様子を示す断面図である。 定着装置の断面図であって、ガイド部材離間機構を設ける際の課題を説明する説明図(1)である。 定着装置の断面図であって、ガイド部材離間機構を設ける際の課題を説明する説明図(2)である。 定着装置の断面図であって、ガイド部材離間機構を設ける際の課題を説明する説明図(3)である。
以下、本発明に係る構成を図1から図5に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(画像形成装置)
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を説明する概略構成図である。図1を参照して、この画像形成装置の内部構成の概要及び動作について説明する。
像担持体としての感光体1は、図示しない駆動手段によって矢印方向に回転駆動され、感光体1が回転されるとき、帯電ローラ2によって感光体表面が一様に帯電される。この帯電部分には、レーザーによる光書き込み手段8によって露光されることにより静電潜像が形成され、静電潜像は現像装置3によって現像されてトナー像となる。
一方、給紙部9では記録媒体としてのシート状の用紙10が給紙され、用紙10はレジストローラ16によって上記トナー像にタイミングに合わせて転写部へ搬送される。この転写部では、転写ローラ4の作用によってトナー像が用紙10へ転写される。
トナー像が転写された用紙10は、搬送ベルト7を介して定着装置20へ搬送され、定着装置20にてトナー像が用紙10に定着されて永久画像となり、排紙ローラ対17を介して排紙トレイ18へ排紙される。
また、転写後の感光体1はクリーニング装置5によって残留トナーが清掃され、さらに除電装置6によって残留電荷が除去されて次の画像形成に備えられる。
この画像形成装置においては、転写装置(転写ローラ)4、搬送ベルト7、定着装置20、排紙ローラ対17、が一体で装置から引き出されるように構成されており、ジャムが発生した用紙10を容易に処理しやすいようにしている。
(定着装置)
図2は、ガイド部材開閉機構30を備える本実施形態に係る定着装置20の概略を示す説明図である。
先ず、定着装置20の基本構成について説明する。図2において、定着装置20は加熱ローラ21と定着ローラ22に架け回された定着ベルト23と、定着ベルト23を介して定着ローラ22に圧接された加圧ローラ24を有する。
加熱ローラ21はアルミニウム製の金属パイプであり、その内部には熱源としてのハロゲンランプ25が備えられている。
定着ローラ22は、金属性パイプと、その表面に0.1mm〜20mm程度のシリコーンゴムからなる弾性層を有するローラである。
定着ベルト23は、ポリイミドなどの耐熱性樹脂で形成された円筒状のベルトをベースとし、その表層に0.1mm〜1mm程度のシリコーンゴム層と、さらにその表層に20μm〜200μmのPFAチューブが被覆されたベルトである。
加圧ローラ24は、金属製パイプと、その表面に1mm〜5mm程度のシリコーンゴム層と、そのゴム層の表面に20μm〜200μmのPFAチューブが被覆された弾性を有するローラである。
この定着ベルト23、定着ローラ22、加熱ローラ21は、加圧ローラ24が図示していない駆動手段によって回転されることによって従動回転される。
ハロゲンランプ25は、図示していない定着ベルト表面温度を検知する温度検知素子の測定結果をもとにオン・オフされて、定着ベルト23の表面温度が所定の温度域になるように制御されている。
このように構成された定着装置20は、定着ベルト23を介した定着ローラ22と加圧ローラ24との圧接によって形成されるニップ部26にトナー像を担持した用紙が送り込まれて挟持搬送するときに、トナー像を熱と圧力によって用紙に定着する。
用紙は、ニップ部26の上流側ガイド部27からニップ部26に案内されて、定着動作後に、搬送方向における用紙の上面側に設けられるガイド部材31,32と用紙の下面側に設けられるガイド部材33とに案内される。さらに、その下流に設けられた下流側ガイド部材28へ案内される。なお、上流側ガイド部27は、定着装置20の筺体の一部として構成されていても、別途設けられていても良い。
また、この定着装置20は、以下に説明する本実施形態に係るガイド部材離間機構であるガイド開閉部30を備えるものである。
なお、以上説明した、ベルト定着方式の定着装置20の構成は一例であって、ローラ定着方式等の他の様々な構成の定着装置に適用することができる。また、少なくとも定着装置20と下流側ガイド部材28とは、一体として、画像形成装置から離脱可能に設けられている。
また、定着装置20は、画像形成装置に限らず、記録媒体を搬送し、かつ記録媒体を加熱、加圧する装置に広く適用することができるものである。
(ガイド部材離間機構の構成)
次に、定着装置20が備えるガイド部材離間機構であるガイド開閉部30について、図2〜図5を参照して、詳細に説明する。なお、図2〜図5において、図2に示すように、用紙搬送方向をX方向、X方向と直交する方向をY方向とし、用紙に直交する方向(回転体の軸方向、図面の奥行き方向)をZ方向とする。例えば、用紙がニップ部26から搬送される方向は、−X方向となる。
本実施形態に係るガイド部材離間機構(ガイド開閉部30)は、図2に示すように、互いに対向する一対の回転体(定着ベルト23、加圧ローラ24)間のニップ部(ニップ部26)において、加熱および加圧がなされることで記録媒体(用紙)上の未定着トナー像を記録媒体に定着させる定着装置(定着装置20)において、記録媒体の搬送方向におけるニップ部の下流側に設けられるガイド部材離間機構であって、ニップ部から排出される記録媒体を案内するガイド部材(ガイド部材31,32,33)であって、記録媒体の両面側に設けられる一対のガイド部材の一面側のガイド部材(ガイド部材31,32)を有し、該ガイド部材は、ニップ部の直下流側の第一ガイド部材(第一ガイド部材31)と、該第一ガイド部材の下流側の第二ガイド部材(第二ガイド部材32)と、からなり、当該ガイド部材離間機構をニップ部から離れる方向に離間させる際に、第二ガイド部材が記録媒体の搬送方向に略直交する方向であって、一対のガイド部材の他面側のガイド部材(下ガイド部材33)から離間する方向(+Y方向)に変位し、その後、第一ガイド部材と第二ガイド部材が一体として所定の回転支点Aを回転中心としてニップ部から離れる方向に回動するものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
また、回転支点Aは、ニップ部に対し、記録媒体の搬送方向に略直交する方向(略+Y方向)に設けられ、回転支点Aを回転中心とし、該回転支点Aから記録媒体の搬送方向に略直交する方向であって、他面側のガイド部材側(−Y方向)に所定の長さを有する第一ブラケット部材(第一ブラケット部材34)と、回転支点Aと、該回転支点Aに対して略記録媒体の搬送方向(略−X方向)に設けられた回転支点Bとを連結する第二ブラケット部材(第二ブラケット部材35)と、回転支点Bを回転中心とし、該回転支点Bから記録媒体の搬送方向に略直交する方向であって、他面側のガイド部材側(−Y方向)に所定の長さを有する第三ブラケット部材(第三ブラケット部材36)と、を有し、第一ガイド部材は、第一ブラケット部材の回転先端部(−Y側)に設けられるとともに、第二ガイド部材は、第三ブラケット部材の回転先端部(−Y側)に設けられている。
なお、ガイド部材離間機構を構成する各ブラケット部材は、少なくとも、回転体の軸方向(Z方向)の両端部の2箇所に設けられるものである。また、第一ガイド部材および第二ガイド部材は、軸方向の全域に亘って、または、軸方向において複数箇所、所定の間隔を置いて設けられるものである。
以下に詳細を説明する。定着装置20における定着動作時において、ニップ部26を通過した用紙は、ニップ部26で溶融したトナーが定着ベルト23と粘着しようとするため、定着ベルト23側に巻き付きぎみに排出される。
このため、ニップ部直後にはトナーの粘着によって巻き付こうとする用紙を分離させるシート分離手段が設けられている。図2の定着装置では、ニップ部直後に、定着ベルト23と非接触に配置した分離板を含む第一ガイド部材31が設けられ、これがシート分離手段として機能する。
また、第一ガイド部材31を有するガイド開閉部30は、定着装置20内に設けられる回転支点Aを中心として回動可能に構成されている。回転支点Aは、ニップ部26から+Y方向の所定位置に設けられる。
定着装置20においてジャムが発生し、ジャム紙を除去する際には、少なくとも、定着装置20と下流側ガイド部材28を一体で画像形成装置本体から引き出した後、ガイド開閉部30を図2に示す状態から時計方向(矢印a)に回転させることで、図5に示すように、用紙の搬送経路の下側に位置する用紙搬送面である下ガイド部材33が露出し、ジャム紙の除去が可能となる。この離間動作の詳細は後述する。
搬送方向において用紙の搬送経路の上側に位置する用紙搬送面であるガイド部材は、第一ガイド部材31および第二ガイド部材32により構成されている。
第一ガイド部材31は、所謂非接触の分離板となっている。第一ガイド部材31は、支点Cを中心として僅かな量だけ回転可能に支持されており、図示しない非通紙領域(Z方向の両端側)に設けられた突き当て部材によって、定着ベルト23に対し、図示しないスプリング等で付勢され、分離板の先端部と定着ベルト23との間のギャップが0〜1mmとなるように設置されている。
また、第一ガイド部材31は金属性の薄板で形成され、その用紙搬送面側は用紙上のトナーが固着しないように、フッ素樹脂加工が施されている。なお、分離板である第一ガイド部材31の構成等は、特に限られるものではなく、公知または新規の分離板構成を適用することができる。また、分離爪を有するものであっても良い。
第一ガイド部材31の支点Cは、回転支点Aを回転中心とした第一ブラケット部材34の−Y方向の先端側に設けられている。第一ブラケット部材34は、ジャム紙の除去時には回転支点Aを中心として時計方向(矢印a)に回転するため、これに支持される第一ガイド部材31も回転支点Aを中心として同じく時計方向に回転し、ニップ部26および用紙搬送面(下ガイド部材33)から離間する。また、回転支点Aはニップ部26から+Y方向の領域に位置しているため、図7で説明した例のように、ガイド開閉部30の回転時に第一ガイド部材31が定着ベルト23に接触することはない。
第二ガイド部材32は、第一ガイド部材31と、固設されており離間動作を行わない下流側ガイド部材28との間に位置するガイド板である。第二ガイド部材32は、その表面を図示しないフッ素樹脂シートが接着されており、用紙上のトナーが固着しにくくなっている。
また、回転支点A,Bを連結して回転支点Aを中心として回動する第二ブラケット部材35の−X方向の先端側には、回転支点Bを中心として回動する第三ブラケット部材36が設けられている。第三ブラケット部材36は、回転支点Bから−Y方向に設けられる部材である。なお、回転支点Bは、回転支点Aに対して−X方向に位置し、かつ、第二ガイド部材32の+Y方向に位置している。なお、回転支点Bの位置は、図2に示す位置に限られず、後述する離間動作が可能な位置であればよい。
そして、第二ガイド部材32は、第三ブラケット部材36の−Y方向の先端部に配置されている。
また、第三ブラケット部材36は、第二ガイド部材32の形成部の近傍であって、第二ガイド部材32の+Y方向にガイドピン38が設けられている。このガイドピン38は、第一ブラケット部材34に設けられたレール部37と嵌合している。
第一ブラケット部材34のレール部37は、第一ブラケット部材34のY方向に平行または略平行に所定の長さで設けられており、図2に示すような通常の状態(非離間状態、初期位置、定着装置の動作時の状態である)では、ガイドピン38がレール部37の−Y方向の端部側に位置するように配置されている。後述するように、ガイド開閉部30の離間動作の開始時に、ガイドピン38は、レール部37の+Y方向に移動する。このガイドピン38とレール部37は、第一ブラケット部材34に対する第三ブラケット部材36の変位を、Y方向に規制する規制手段となっている。
また、回転支点Bの同軸上には、ガイド開閉部30の離間動作を外部から操作可能な操作部材である操作レバー41が設けられている。操作レバー41にはフック形状部41aが形成され、定着装置20の筐体に設けられたロックピン42と嵌合し、ガイド開閉部30が開放しないようにロックされている。このフック形状部41aとロックピン42は、ガイド開閉部30のロック手段として機能する。
ガイド開閉部30は、図示しないスプリング等の付勢手段によって、回転支点Aを中心として時計方向に付勢されており、操作レバー41を、回転支点Bを中心として僅かに時計方向に回転(矢印b)させれば、ロックピン42との嵌合が外れて、ガイド開閉部30が時計方向に離間動作を開始する。
なお、ガイド開閉部30を通常状態で図2に示す状態に付勢して、操作部材の操作により、その付勢状態が解除されて、ガイド開閉部30が時計方向に回動することが可能であればよく、操作部材やロック部材の形状および構成については、上記の例に限られるものではない。
また、第一ブラケット部材34のY方向における中央部近傍と、第二ブラケット部材35の−Y方向の先端部との間には付勢手段としてのスプリング40が設けられている。
このスプリング40により、第一ブラケット部材34は回転支点Aを中心として離間方向とは逆方向である反時計方向に、第二ブラケット部材35は回転支点Aを中心として離間方向と同方向である時計方向に付勢されている。なお、第一、第二部材を、それぞれ上記の方向に付勢するものであればよく、スプリング40の設置位置等は図2の例に限られるものではない。
また、第一ブラケット部材34は、定着装置20の筐体に設けられたストッパ部材39にスプリング40の付勢力で突き当たることで、その位置が決まる構成となっている。
(シート部材離間機構の動作)
次に、ガイド開閉部30の離間動作について説明する。図2に示す通常状態において、ユーザは、操作レバー41を操作する。すなわち、回転支点Bを中心に矢印b方向に回転させると、操作レバー41のフック形状部41aとロックピン42との嵌合が解除されて、図示しないスプリング等の付勢手段によってガイド開閉部30は回転支点Aを中心として時計方向に回動を開始する。
この回動開始直後の状態を図3に示す。第二ブラケット部材35は、回転支点Aと回転支点Bとを連結されており、また、回転支点Bは回転支点Aを中心として回動する。ここで、回転支点Aと回転支点Bとを結ぶ直線は、X方向と略平行であるため、回転支点Aを中心とした回動初めは回転支点BがY方向に動作することとなる。
このように、回転支点B(すなわち、第二ブラケット部材35、第三ブラケット部材36および操作レバー41)は、X方向にある回転支点Aを中心として回動を始めるため、回動の初期段階では、略+Y方向に上がる。
ここで第三ブラケット部材36の先端部では、ガイドピン38が第一ブラケット部材34のレール部37によってY方向のみに移動するように規制されているため、第三ブラケット部材36は+Y方向に移動する。
図2に示す状態から図3に示す状態への動作中において、第一ブラケット部材34は、スプリング40によって、回転支点Aの反時計方向に付勢されているため、位置の移動はない。すなわち、上記のように、通常の状態では、第一ブラケット部材34は操作レバー41の回動方向の反対方向に付勢されているため、操作レバー41の回動開始によって第二ブラケット部材35が回動を開始しても、第一ブラケット部材34の付勢は徐々に弱まりながらも反時計方向に付勢された状態を保つことができる。
これにより、操作レバー41の回動開始直後は、確実に第二ガイド部材32を+Y方向に下ガイド部材33およびニップ部26から離間させることができる。なお、第二ガイド部材32が+Y方向に離間しながら、第一ガイド部材31および第二ガイド部材32が回転しながら離間する構成とすると、第二ガイド部材32のY方向離間が不十分となり、第二ガイド部材32と下流側ガイド部材28が干渉するおそれがあるため、上記の動作とすることで、これを回避することができる。
ここで、第三ブラケット部材36は、図示しないストッパ部材によって図3に示す位置以上に、+Y方向に移動することはないように構成されている。このストッパ部材は、第三ブラケット部材36が図3に示す位置となった際に、第三ブラケット部材36に当接し、第三ブラケット部材36の+Y方向のみへの移動を規制するとともに、以後説明するガイド開閉部30全体の回動動作(第三ブラケット部材36の図3に示す状態から+Yかつ−X方向である斜め方向への移動)を規制しない位置(例えば、図3中の矢印dで示す位置)に設けられるものである。
なお、ストッパ部材を設けることに替えて、第一ブラケット部材34のレール部37のY方向の長さを調整し、図3に示す位置となった際に、ガイドピン38がレール部37の上端に至り、第三ブラケット部材の+Y方向の移動を規制するものであっても良い。
このように、第三ブラケット部材36が+Y方向に移動することにより、第三ブラケット部材36の−Y方向側端部に形成される第二ガイド部材32も+Y方向に移動して、図3に示す位置で停止する。
そして、図3に示すように、第二ガイド部材32が+Y方向に一旦離間した状態のまま、ガイド開閉部30全体が回転支点Aを中心として回動させることで、第二ガイド部材32と下流側ガイド部材28とが干渉することなく、ガイド開閉部30を退避させることができる。
図3に示す状態からガイド開閉部30を回動させた状態を図4に示す。第三ブラケット部材36と、第二ブラケット部材35は、図示のような位置関係を保ったまま、共に回転支点Aを中心として回動する。また、第一ブラケット部材34は、スプリング40による付勢が解除され、ガイドピン38で第三ブラケット部材36と連結しているので、ガイドピン38の回動によりレール部37で規制された第一ブラケット部材34も連れて回動することとなる。
このようにガイド開閉部30は、一体として、時計方向に回動し、ニップ部26および下部ガイド部材33から離間することとなる。さらに、ガイド開閉部30が回動を続けると、図5に示す状態となり、第一、第二ガイド部材31,32が完全に離間して、用紙搬送面である下部ガイド板33が露出する。この状態で、ニップ部直後でジャムした用紙を、ユーザが除去することができるスペースが形成される。
また、ジャム紙の除去作業後に、図5の状態から、ガイド開閉部30を閉めて、図2に示す状態に戻す時は、ユーザは操作レバー41を持ってガイド開閉部30反時計方向に回転させて図3に示す状態に戻し、次いで、ガイド開閉部30の回転支点B軸付近を、−Y方向に押し込むことで、ロックピン42と操作レバー41のフック形状部41aを嵌合させて、図2に示す状態に戻すことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るガイド開閉部30は、離間動作時にニップ部直後に設けられる分離板である第一ガイド部材31が定着ベルト23に接触しないように、ニップ部26から+Y方向の位置に回転支点Aを備え、かつ、ユーザが操作部材を操作することで、先ず、第二ガイド部材32のみが、用紙搬送面から所定距離+Y方向に離間し、その後、ガイド開閉部30が一体として回転支点Aを中心に回動するものである。
このため、第二ガイド部材32の下流に設けられる下流側ガイド部材28と干渉することなく、ガイド開閉部30を回動させて、ニップ部26から離間させることができ、ジャム時の用紙除去スペースを形成することができる。また、ガイド部材31,32,33と下流側ガイド部材28との間に大きなクリアランスを設ける必要がないため、この間に用紙が潜り込むなどして、搬送ジャムが発生することもない。
また、ニップ部26に近い第一ガイド部材31は、第二ガイド部材32とは異なり+Y方向への離間が行われないため、第一ガイド部材31は、定着ベルト23とは干渉することなく、回転支点Aを中心にガイド開閉部30を回動させる際に、用紙搬送面から離間させることができる。
また、操作レバー41を回転支点Bと同軸に備えることにより、操作レバー41の回動動作開始後の操作力によって第二ガイド部材32を+Y方向に確実に離間させることができる。
また、2つのガイド部材31,32をそれぞれ離間させるためには、最低でも2動作が必要となるところ、本実施形態に係るガイド開閉部30の開閉動作によれば、操作部材の操作のみの1動作で完了する。このため、開閉動作に複数回の操作が必要な構成に比べて、操作性が良く、ユーザは簡易に操作することが可能となる。
なお、上記実施形態では、ニップ部直後の定着部材側のガイド部材31,32にガイド開閉部30を設ける例について説明したが、ガイド開閉部30を加圧部材側に設けても、定着部材側、加圧部材側の双方に設けるようにしても良い。
また、本実施形態では、第一ガイド部材31は、1つの分離板である場合を例に説明したが、搬送方向において、複数のガイド板に分割されていても良い。例えば、ニップ部直後に薄板の金属性分離板を配置し、その下流側に耐熱樹脂製ガイド板を配置した第一ガイド部材31としても良い。また、分離板に限られず、分離爪であっても良いのは勿論であり、この場合、Z方向に複数の分離爪を配置することが好ましい。また、第二ガイド部材32も、第一ガイド部材31と同様に複数のガイド板に分割された形状としても良い。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 感光体
2 帯電ローラ
3 現像装置
4 転写ローラ
5 クリーニング装置
6 除電装置
7 搬送ベルト
8 光書き込み手段
9 給紙部
10 用紙(記録媒体)
16 レジストローラ
17 排紙ローラ対
18 排紙トレイ
20 定着装置
21 加熱ローラ
22 定着ローラ
23 定着ベルト
24 加圧ローラ
25 ハロゲンランプ
26 ニップ部
27 上流側ガイド部
28 下流側ガイド部材
30 ガイド開閉部(ガイド部材離間機構)
31 第一ガイド部材(ガイド部材)
32 第二ガイド部材(ガイド部材)
33 下ガイド部材(ガイド部材)
34 第一ブラケット部材
35 第二ブラケット部材
36 第三ブラケット部材
37 レール部(規制手段)
38 ガイドピン(規制手段)
39 ストッパ部材
40 スプリング(付勢部材)
41 操作レバー(操作部材)
41a フック形状部(ロック手段)
42 ロックピン(ロック手段)
特開2005−352382号公報

Claims (9)

  1. 互いに対向する一対の回転体間のニップ部において、加熱および加圧がなされることで記録媒体上の未定着トナー像を記録媒体に定着させる定着装置において、記録媒体の搬送方向におけるニップ部の下流側に設けられるガイド部材離間機構であって、
    前記ニップ部から排出される記録媒体を案内するガイド部材であって、記録媒体の両面側に設けられる一対のガイド部材の一面側のガイド部材を有し、
    前記一面側のガイド部材は、ニップ部の直下流側の第一ガイド部材と、該第一ガイド部材の下流側の第二ガイド部材と、からなり、
    当該ガイド部材離間機構をニップ部から離れる方向に離間させる際に、
    先ず、前記一面側のガイド部材のうち前記第二ガイド部材のみが、前記一対のガイド部材の他面側のガイド部材に対する設置角度および記録媒体の搬送方向での位置関係を維持したまま、該他面側のガイド部材から離間する方向に変位し、
    その後、前記第一ガイド部材と前記第二ガイド部材が一体として所定の回転支点Aを回転中心としてニップ部から離れる方向に回動するものであり、
    記録媒体の搬送方向をX方向、記録媒体の幅方向をZ方向、X及びZ方向に直交する方向をY方向としたとき、
    前記回転支点Aは、前記Y方向において前記一面側のガイド部材から見て前記他面側のガイド部材とは反対側に設けられ、
    前記回転支点Aを回転中心とし、該回転支点Aから前記他面側のガイド部材側に前記Y方向での所定の長さを有する第一ブラケット部材と、
    前記回転支点Aと、該回転支点Aに対して記録媒体の搬送方向下流側に設けられた回転支点Bとを連結する第二ブラケット部材と、
    前記回転支点Bを回転中心とし、該回転支点Bから前記他面側のガイド部材側に前記Y方向での所定の長さを有する第三ブラケット部材と、を有し、
    前記第一ガイド部材は、前記第一ブラケット部材の回転先端部に設けられるとともに、
    前記第二ガイド部材は、前記第三ブラケット部材の回転先端部に設けられることを特徴とするガイド部材離間機構。
  2. 前記第二ブラケット部材を当該ガイド部材離間機構の回動方向に付勢し、かつ、
    前記第一ブラケット部材を当該ガイド部材離間機構の回動方向の反対方向に付勢するとともに、前記第一ブラケット部材を所定の位置で位置決めさせる付勢部材を備えることを特徴とする請求項に記載のガイド部材離間機構。
  3. 前記第一ブラケット部材および前記第三ブラケット部材は、
    前記第一ブラケット部材に対する前記第三ブラケット部材の変位を、前記Y方向に規制する規制手段を備えていることを特徴とする請求項またはのいずれかに記載のガイド部材離間機構。
  4. 外部から操作可能な操作部材を有し、
    該操作部材を操作することで、当該ガイド部材離間機構をニップ部から離れる方向に離間させることを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載のガイド部材離間機構。
  5. 外部から操作可能な操作部材を有し、
    該操作部材は、前記回転支点Bと同軸で回動可能に設けられるとともに、
    当該ガイド部材離間機構を離間動作前の初期位置にロックするロック手段を有し、
    該ロック手段を解除することで、当該ガイド部材離間機構をニップ部から離れる方向に離間させることを特徴とする請求項からまでのいずれかに記載のガイド部材離間機構。
  6. 前記第一ガイド部材は、前記一対の回転体の一方との間に所定の隙間を有するように設けられて、該回転体から記録媒体を剥離させる分離板を有することを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載のガイド部材離間機構。
  7. 請求項1からまでのいずれかに記載のガイド部材離間機構を備えることを特徴とする定着装置。
  8. 請求項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記一対のガイド部材の直下流側に所定の隙間で下流側ガイド部材が配設され、
    前記定着装置および前記下流側ガイド部材を一体として、当該画像形成装置から離脱可能に有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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