JP6183169B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
ハイブリッド車両において、エンジン始動中にモータトルクが飽和し車両の駆動力低下やエンジン始動時間が長くなることを防ぐために、エンジン始動完了時にモータトルクが上限値に到達すると判断した場合に、エンジン始動を開始する技術が知られている(特許文献1参照)。より具体的には、アクセル開度変化率から算出したエンジン始動中の要求駆動力上昇値とエンジン始動に必要なクラッチトルク補償量とをモータトルク上限値から引いた値を閾値とし、要求駆動力がその閾値を超えたことを条件にエンジン始動を開始する。
特開2005−138743号公報
一般的に、モータトルク上限値はモータ回転数の上昇に伴い減少することが知られている。そのため、エンジン始動中にモータ回転数が上昇することで、モータトルク上限値がエンジン始動時の想定よりも減少する場合がある。また、エンジン始動中にアクセル開度が変わり、エンジン始動時の想定よりも要求駆動力が上昇する場合がある。いずれの場合も、エンジン始動中にモータトルクが飽和或いは減少する可能性がある。
本発明は、エンジン始動中にモータトルクが飽和或いは低下するのを抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明によるハイブリッド車両の制御装置は、エンジンの始動完了までの要求駆動力制限値の時間変化を表した駆動力時系列パターンを決定する駆動力時系列パターン決定手段を備え、エンジン始動中は、決定した駆動力時系列パターンに基づいて要求駆動力を制限する。駆動力時系列パターン決定手段は、エンジン始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値に到達するように駆動力時系列パターンを決定する。
本発明によれば、エンジン始動中の要求駆動力をモータトルク上限値以下に制限するため、エンジン始動中にモータトルクが飽和或いは低下することを防ぐことができる。
図1は、本案の一実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置が適用されたパラレルハイブリッド車両の駆動系を示すシステム構成図である。 図2は、第1の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合の動作例を示す図である。 図3は、モータ回転数とモータトルク上限値の関係を表すモータ特性図である。 図4は、第2の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合の動作例を示す図である。 図5は、第3の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合の動作例を示す図である。 図6は、第4の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合の動作例を示す図である。 図7は、第5の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合の動作例を示す図である。 図8は、第6の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合の動作例を示す図である 図9は、第7の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合において、要求駆動力制限値が一定の傾きで上昇するように駆動力時系列パターンを決定した場合の動作例を示す図である。 図10は、第7の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合において、要求駆動力制限値が固定値となるように駆動力時系列パターンを決定した場合の動作例を示す図である 図11は、第1から第6の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合において、エンジン始動中の駆動力演算部分について示すフローチャート図である。 図12は、第7の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置をパラレルハイブリッド車両に適用した場合において、エンジン始動中の駆動力演算部分について示すフローチャート図である。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明におけるハイブリッド車両の制御装置を適用したパラレルハイブリッド車両の駆動系を示すシステム構成図である。同図に示すように、本実施形態によるハイブリッド車両は、駆動用モータ1、エンジン2、第1クラッチ(乾式クラッチ)3、第2クラッチ(湿式クラッチ)4、変速機5、エンジン始動用モータ6、第2クラッチ入力回転数センサ7、第2クラッチ出力回転数センサ8、インバータ9、バッテリー10、アクセルポジションセンサ11、エンジン回転数センサ12、クラッチ油温センサ13、ストローク位置センサ14、統合コントローラ15、変速機コントローラ16、クラッチコントローラ17、エンジンコントローラ18、モータコントローラ19、およびバッテリーコントローラ20を備える。
駆動用モータ1は、交流同期モータであり、駆動トルク制御によって駆動され、また、回生ブレーキ制御によって回生運転が行われる。回生運転によって得られるエネルギーは、バッテリー10に回収される。
エンジン2は、希薄燃焼可能なエンジンであり、後述するエンジンコントローラ18により、エンジントルクがエンジントルク指令値と一致するように制御される。
第1クラッチ3は、エンジン2と駆動用モータ1間の締結/解放を行うエンジン動力伝達手段であり、第1クラッチ3が締結状態なら駆動用モータトルクとエンジントルク、解放状態であれば駆動用モータトルクのみ、後述する第2クラッチ4へと伝達する。
第2クラッチ4は、エンジン2と駆動用モータ1との動力を出力軸へ伝達可能な総動力伝達手段であり、クラッチ油圧(押付力)に応じて伝達トルク(クラッチトルク容量)が発生する。第2クラッチ4は、後述する変速機5を介して、第1クラッチ締結時であればエンジン2および駆動用モータ1から出力されたトルクを、第1クラッチ解放時であれば駆動用モータ1のみから出力されたトルクを駆動輪へと伝達する。
変速機5は、有段であり複数の遊星歯車から構成される。変速機5の内部のクラッチならびにブレーキをそれぞれ締結/解放して、力の伝達経路を変えることにより変速する。
エンジン始動用モータ6は、エンジン始動に必要なクランキングトルクをエンジン2に伝達する。
第2クラッチ入力回転数センサ7は、第2クラッチ入力(駆動用モータ)の位置および回転数センサであり、現在の第2クラッチ入力回転数を検出する。
第2クラッチ出力回転数センサ8は、現在の第2クラッチ出力回転数を検出する。
インバータ9は、高電圧インバータであり、直流-交流変換を行い駆動用モータ1の駆動電流を生成する。
バッテリー10は、高電圧バッテリーであり、インバータ9を介して駆動用モータ1に電流を供給するとともに、駆動用モータ1からの回生エネルギーを蓄積する。
アクセルポジションセンサ11は、運転者の加速意志であるアクセル開度を検出する。
エンジン回転数センサ12は、現在のエンジン回転数を検出する。
クラッチ油温センサ13は、クラッチの油温を検出する。
ストローク位置センサ14は、第1クラッチ3のストローク位置を検出する。
統合コントローラ15は、バッテリー状態、アクセル開度、および車速(変速機出力回転数に同期した値)から目標駆動トルクを演算する。そして、その演算結果に基づき各アクチュエータ(駆動用モータ1、エンジン2、第1クラッチ3、第2クラッチ4、変速機5、エンジン始動用モータ6)に対する指令値を演算し、後述する各コントローラへ送信する。
変速機コントローラ16は、統合コントローラ15からの変速指令を達成するように変速機5の変速制御を行う。
クラッチコントローラ17は、統合コントローラ15からの各クラッチ油圧(電流)指令値に対してクラッチ油圧(電流)指令値を実現するように、ソレノイドバルブの電流を制御する。
エンジンコントローラ18は、統合コントローラ15からのエンジントルク指令値に基づいて、スロットルアクチュエータによる吸入空気量と、インジェクタによる燃料噴射量と、点火プラグによる点火時期を操作することにより、エンジントルクがエンジントルク指令値と一致するようにエンジン2を制御する。
モータコントローラ19は、駆動用モータ1とエンジン始動用モータ6の制御を行う。モータコントローラ19は、統合コントローラ15からのモータトルク指令値を達成するように駆動用モータトルクを制御し、また、統合コントローラ15からのエンジン始動要求に対しては、エンジン始動用モータトルクを制御し、エンジン2を始動する。
バッテリーコントローラ20は、バッテリー10の充電状態を管理し、その情報を統合コントローラ15へ送信する。
以下、第1の実施形態について図2を参照して説明する。図2は本実施形態の動作イメージを示す。
図2において、EVモードの状態から「始動開始」のタイミングでエンジン始動を開始し、エンジン始動が完了すると、HEVモードに移行する。なお、EVモードとは、エンジン2を使用せず駆動用モータ1のみを駆動させて走行するモードであり、HEVモードとは、エンジン2と駆動用モータ1を併用して走行するモードである。エンジン始動は、エンジン始動用モータ6を用いてエンジン2をクランキングすることにより行う。エンジン始動タイミングは、アクセル開度、EVモード中の要求駆動力等のドライバの要求から判断する。
その後、エンジン始動にかかる時間(始動時間)t[s]を経て、エンジン回転数が所定の回転数に到達した後は、第1クラッチ3を締結し、エンジントルクとモータトルクを併用するHEVモードに移行する。始動時間t[s]は、エンジン始動用モータ6やエンジン2の性能等に依存する。
本実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置では、エンジン2の始動完了までの要求駆動力制限値の時間変化を表した駆動力時系列パターンに基づいてエンジン始動中の要求駆動力を制限する。本実施形態における駆動力時系列パターンの演算は、上述のエンジン始動開始のタイミングに統合コントローラ15内で行う。なお、制限される前の要求駆動力は、アクセル開度や車両状態から決定される。
ここで、駆動力時系列パターンの演算方法について説明する。本実施形態においては、図3に示すように、モータトルク出力が最大トルクTmax[Nm]、P[W]に制限される場合について示す。
本実施形態においては、要求駆動力制限値が一定の傾きαで上昇するように駆動力時系列パターンを決定する。当該傾きαは、次(1)式で表す車両運動方程式をα[Nm/s]について解くことで得られる。ここで、モータ回転数Nmは第2クラッチ入力回転数センサ7から、走行抵抗frictionは変速段、車速を引数とするマップを参照することで求める。また、走行抵抗frictionは、モータ回転数や車両運動方程式を用いて推定してもよい。他の定数については、車両緒元に基づき予め設定する。
ここで、本実施形態においては、α・t+F00>Tmax-Tmの場合は、α=(Tmax-Tm-F00)/tを用いる。そして、得られた駆動力時系列パターンの傾きα[Nm/s]により要求駆動力を制限する。駆動力時系列パターン通りの駆動力で運転した場合、図2に示すように、エンジン始動完了時にモータトルク上限値からマージントルクTmを引いた値に駆動力が到達する。なお、マージントルクTm[Nm]は0[Nm]も含む。すなわち、マージントルクTm[Nm]が0[Nm]の場合には、エンジン始動完了時にモータトルク上限値に駆動力が到達する。
以上、第1の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、エンジン2と駆動用モータ1の動力で走行するHEVモードと、駆動用モータ1の動力のみで走行するEVモードと、を備え、要求駆動力に従い駆動用モータに駆動力を発生させるハイブリッド車両の制御装置において、エンジン2の始動完了までの要求駆動力制限値の時間変化を表した駆動力時系列パターンを決定し、エンジン2の始動中は駆動力時系列パターンに基づいて要求駆動力を制限する。駆動力時系列パターンは、エンジン2の始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値に到達するように決定する。これにより、エンジン始動中にモータトルクが飽和、或いは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。
また、第1の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、駆動力時系列パターンは、駆動用モータ1のモータ回転数と車両運動方程式と要求駆動力と走行抵抗とエンジン2の始動にかかる時間に基づいて決定する。これにより、精度良く駆動力時系列パターンを決定することができる。
また、第1の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、駆動力時系列パターンは、エンジン2の始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクTmを引いた値に到達するように決定する。これにより、エンジン始動中にモータトルクが飽和、或いは低下することをより効果的に防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。
更に、第1の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、エンジン始動開始時の要求駆動力を始点とし、要求駆動力制限値が一定の傾きで上昇するように駆動力時系列パターンを決定する。これにより、エンジン始動中にモータトルクが飽和或いは低下することを防ぎつつ、エンジン始動前の駆動用モータ1の駆動力とエンジン始動後のエンジンアシストによる駆動力とを滑らかに繋ぐことができる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について図4を参照して説明する。図4は、本実施形態の動作イメージを示す。
本実施形態の車両構成は、図1で示す構成と同様、或いは図1で示す構成からエンジン始動用モータ6を取り除いた構成となる。
エンジン始動は、始動用モータトルクと第1クラッチトルクの併用、或いは第1クラッチトルクのみのいずれかによるクランキングを想定する。
エンジン始動中は、駆動用モータ1は第1クラッチトルクを補償するトルクを出力するため、エンジン始動中の要求駆動力の上限は、モータトルク上限値からマージントルクTm[Nm]と第1クラッチトルクTCL1[Nm]を引いた値となる。これを考慮し、本実施形態においては、エンジン始動完了時にモータトルク上限値からマージントルクTmと第1クラッチトルクTCL1の両方を引いた値に要求駆動力制限値が到達するように駆動力時系列パターンを決定する。
本実施形態においても、要求駆動力制限値が一定の傾きαで上昇するように駆動力時系列パターンを決定する。当該傾きは、エンジン始動に必要な第1クラッチトルク[Nm]を考慮した車両運動方程式を表す次(2)式をαについて解くことにより求める。式中の他のパラメータについては、前述の(1)式と同様である。
ここで、本実施形態においては、α・t+F00>Tmax-Tm-TCL1の場合は、α=(Tmax-Tm-TCL1- F00)/tを用いる。
以上、第2の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、エンジン2の始動のためのクランキングをエンジン始動用モータ6のモータトルクと第1クラッチトルクとの併用または第1クラッチトルクのみにより行う場合に、駆動力時系列パターンは、エンジン2の始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクTmとエンジン2の始動に必要な第1クラッチトルクを引いた値に到達するように決定する。これにより、エンジン2の始動に、エンジン2と駆動用モータ1間のクラッチトルクを使う場合においても、エンジン始動中にモータトルクが飽和あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することが可能となる。
<第3の実施形態>
以下、第3の実施形態について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態の動作イメージを示す。
本実施形態の車両構成およびエンジン始動方法は、上述した第1の実施形態、第2の実施形態のいずれをも取り得る。ここでは、第2の実施形態と同様の場合について説明する。
本実施形態では、エンジン始動開始後に、始動時における第1クラッチ締結のショックが駆動輪へ伝達しないように第2クラッチ4をスリップさせる。第2クラッチ4を既にスリップさせている場合は、第2クラッチ4のスリップ回転数をエンジン始動後に更に増加させる。これを考慮したうえで、エンジン始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクと第1クラッチトルクの両方を引いた値に到達するように駆動力時系列パターンを決定する。
本実施形態においても、要求駆動力制限値が一定の傾きαで上昇するように駆動力時系列パターンを決定する。当該傾きは、エンジン始動に必要な第1クラッチトルク[Nm]と第2クラッチ4のスリップ回転数Nsとを考慮した車両運動方程式を表す次(3)式をαについて解くことにより求める。第2クラッチ4のスリップ回転数Nsは、予め設定した値を用いてもよいし、第2クラッチ入力回転数と第2クラッチ出力回転数の差分を用いてもよい。他のパラメータは前述と同様とする。
ここで、本実施形態においては、α・t+F00>Tmax-Tm-TCL1の場合は、α=(Tmax-Tm-TCL1- F00)/tを用いる。
以上、第3の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、エンジン2の始動開始後に第2クラッチ4をスリップさせることにより、または既にスリップ状態にある場合は第2クラッチ4のスリップ回転数を増加させることにより、モータ回転数が第2クラッチ4の出力回転数より高い状態でエンジン始動を行う場合に、駆動力時系列パターンは、第2クラッチ4のスリップ回転数増加量と駆動用モータ1のモータ回転数と車両運動方程式と要求駆動力と走行抵抗とエンジン2の始動にかかる時間に基づいて決定する。これにより、これにより、エンジン始動中に駆動用モータ1と駆動輪の間の第2クラッチ4のスリップ回転数が増加する場合においても、エンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。
また、第3の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、当該駆動力時系列パターンは、エンジン2の始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクとエンジン2の始動に必要な第1クラッチトルクを引いた値に到達するように決定する。これにより、エンジン始動にエンジン2と駆動用モータ1間のクラッチトルクを使う場合であってもエンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。なお、エンジン2と駆動用モータ1間のクラッチトルクを使わない場合、すなわち(3)式においてTCL1=0の場合であっても同様の効果を得ることができる。
<第4の実施形態>
以下、第4の実施形態について図6を参照して説明する。図6は本実施形態の動作イメージを示す。
本実施形態における車両構成は、図1で示す構成と同様とする。
本実施形態においては、エンジン始動中の要求駆動力制限値が固定値F00となるように駆動力時系列パターンを決定する。当該固定値は、次(4)式で表す車両運動方程式をF00について解くことにより求める。なお、前述した第1から第3の実施形態においてのF00はエンジン始動開始時にアクセル開度や車両状態から決定される要求駆動力値であり、本実施形態におけるF00とは異なる。
この時、F00の上限値は、図6のモータトルク上限値TmaxからマージントルクTmを引いたTmax- Tm[Nm]となる。理想的にこの駆動力時系列パターンで運転した場合に、始動完了時点で駆動力がモータトルク上限値からマージントルクTmを引いた値と一致する。
以上、第4の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、駆動力時系列パターンは、要求駆動力制限値が所定の固定値となるように決定する。これにより、最大加速しつつ、エンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができる。
<第5の実施形態>
以下、第5の実施形態について図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態の動作イメージを示す。上述した第4の実施形態と同様、本実施形態においても、エンジン始動中の要求駆動力制限値が固定値F00となるように駆動力時系列パターンを決定する。
本実施形態の車両構成は、図1で示す構成と同様、或いは図1で示す構成から始動用モータ6を取り除いた構成となる。エンジン始動は、始動用モータトルクと第1クラッチトルクの併用、或いは第1クラッチトルクのみのいずれかによるクランキングを想定する。
エンジン始動中は、駆動用モータ1は第1クラッチトルクを補償するトルクを出力するため、エンジン始動中の要求駆動力の上限は、モータトルク上限値からマージントルクTm[Nm]と第1クラッチトルクTCL1[Nm]を引いた値となる。これを考慮し、本実施形態においては、エンジン始動完了時にモータトルク上限値からマージントルクTmと第1クラッチトルクTCL1の両方を引いた値に要求駆動力制限値が到達するように駆動力時系列パターンを決定する。
本実施形態における駆動力時系列パターンの固定値は、エンジン始動に必要な第1クラッチトルク[Nm]を考慮した車両運動方程式である次(5)式をF00について解くことにより求める。式中のTCL1は、エンジン始動に必要な第1クラッチトルク[Nm]である。式中の各パラメータについては前述と同様とする。
この時、F00の上限値は、図7のモータトルク上限値Tmaxからエンジン始動に必要な第1クラッチトルクTCL1およびマージントルクTmを引いたTmax- TCL1- Tm[Nm]となる。理想的にこの駆動力時系列パターンで運転した場合に、始動完了時点で駆動力がモータトルク上限値からエンジン始動に必要な第1クラッチトルクTCL1およびマージントルクTmを引いた値と一致する。
以上、第5の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、エンジン2の始動のためのクランキングをエンジン始動用モータ6のモータトルクと第1クラッチトルクとの併用または第1クラッチトルクのみにより行う場合に、駆動力時系列パターンは、エンジン2の始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクTmとエンジン2の始動に必要な第1クラッチトルクTCL1を引いた値に到達するように決定する。これにより、エンジン始動にエンジン2と駆動用モータ1間のクラッチトルクを使う場合であっても、エンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。
また、第5の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、要求駆動力制限値が所定の固定値となるように駆動力時系列パターンを決定する。これにより、最大加速しつつ、エンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。
<第6の実施形態>
以下、第6の実施形態について図8を参照して説明する。
図8は、本実施形態の動作イメージを示す。上述した第4および第5の実施形態と同様、本実施形態においても、要求駆動力制限値が固定値F00となるように駆動力時系列パターンを決定する。
本実施形態の車両構成およびエンジン始動方法は、上述した第4の実施形態、第5の実施形態のいずれをも取り得る。ここでは、第5の実施形態と同様の場合について説明する。
本実施形態では、エンジン始動開始後に、始動時における第1クラッチ締結のショックが駆動輪へ伝達しないように第2クラッチ4をスリップさせる。第2クラッチを既にスリップさせている場合は、第2クラッチスリップ回転数をエンジン始動後に更に増加させる。これを考慮したうえで、エンジン始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクTmと第1クラッチトルクの両方を引いた値に到達するように駆動力時系列パターンを決定する。
本実施形態における駆動力時系列パターンは第2クラッチのスリップ回転数Nsおよびエンジン始動に必要な第1クラッチトルクTCL1を考慮した車両運動方程式である次(6)式をF00について解くことにより求める。第2クラッチ4のスリップ回転数Nsは、予め設定した値を用いてもよいし、第2クラッチ入力回転数と第2クラッチ出力回転数の差分を用いてもよい。式中の各パラメータは前述と同様とする。
この時、F00の上限値は、Tmax- TCL1- Tm[Nm]となる。
以上、第6の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、エンジン2の始動のためのクランキングをエンジン始動用モータ6のモータトルクと第1クラッチトルクとの併用または第1クラッチトルクのみにより行う場合であって、エンジン2の始動開始後に第2クラッチ4をスリップさせることにより、または既にスリップ状態にある場合は第2クラッチ4のスリップ回転数を増加させることによりモータ回転数が第2クラッチ4の出力回転数より高い状態でエンジン始動を行う場合に、駆動力時系列パターンは、第2クラッチ4のスリップ回転数増加量と駆動用モータ1のモータ回転数と車両運動方程式と要求駆動力と走行抵抗と前記エンジンの始動にかかる時間に基づいて決定する。これにより、エンジン始動中に駆動用モータ1と駆動輪の間の第2クラッチ4のスリップ回転数が増加する場合においてもエンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。
また、第6の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、駆動力時系列パターンは、エンジン2の始動完了時に要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクTmとエンジン2の始動に必要な第1クラッチトルクTCL1を引いた値に到達するよう決定する。これにより、エンジン2の始動に、エンジン2と駆動用モータ1間のクラッチトルクを使用する場合であっても、エンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。なお、エンジン2と駆動用モータ1間のクラッチトルクを使わない場合、すなわち(6)式においてTCL1=0の場合であっても同様の効果を得ることができる。
更に、第6の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、駆動力時系列パターンは、要求駆動力制限値が所定の固定値となるように決定する。これにより、最大加速しつつ、エンジン始動中にモータトルクが飽和、あるいは低下することを防ぐことができるとともに、モータトルクを最大限利用することができる。
<第7の実施形態>
以下、第7の実施形態について図9および図10を参照して説明する。
本実施形態では、前述した第1から第6の実施形態において、一回目の駆動力時系列パターン演算を始動開始のタイミングで行った後、任意のタイミングで任意の回数、駆動力時系列パターンを再演算する。
例えば、図9で示すように、一回目に演算した駆動力時系列パターンに対し点線で示す実際の要求駆動力が下回る場合、駆動力時系列パターンを再計算することでより急峻な駆動力の上昇が可能となる場合がある。これは、再計算時はエンジン始動完了までの時間が初回計算時に比べて小さくなっていること、初回駆動力時系列パターンの要求駆動力制限値より低い駆動力で運転したため、実際のモータ回転数の上昇が演算結果より小さいことが影響する。二回目以降の演算は、モータ回転数、要求駆動力、走行抵抗、始動時間を再演算時点でのデータに更新し、一回目の演算と同様に行う。なお、再演算は、マイコンのサンプリング毎に行うことも、任意の期間毎に行う事も可能である。
また、図10で示すように、駆動力時系列パターンの要求駆動力制限値が固定値である場合は、一回目に算出した駆動力時系列パターン通りのステップ状の要求駆動力となることはあまりなく、実際には車両条件等から導かれる所定の傾きで上昇する場合が多い。この場合も前述した図9で示した場合と同様に、エンジン始動中に再計算を行うことで駆動力時系列パターンをより大きく設定することが可能となる。二回目以降の演算は、一回目の駆動力時系列パターン演算と同様に行い、モータ回転数、要求駆動力については再演算時点でのデータに更新する。なお、再演算を行うタイミングは、マイコンのサンプリング毎でも所定の期間毎でもよい。その結果、図10から分かるように、再演算を繰り返すうちに、要求駆動力は駆動力時系列パターンの固定の要求駆動力制限値に収束する。
以上、第7の実施形態におけるハイブリッド車両の制御装置に依れば、駆動力時系列パターンは、エンジン始動開始時点、あるいはエンジン始動開始時点からエンジン始動完了までの間において任意のタイミングに任意の回数決定する。これにより、エンジン始動初期に要求駆動力が駆動力時系列パターンによる制限よりも小さい場合などに、再度駆動力時系列パターンの決定を行うことができ、駆動力時系列パターンをより大きく再設定することができる。
図11および図12は、これまでに説明した本発明における実施形態の、エンジン始動中における駆動力制御処理を示すフローチャートである。まず、以下に、図11を参照して、第1から第6の実施形態におけるエンジン始動中の駆動力制御処理について説明する。
図11で示すフローチャートの処理は、エンジン始動開始のタイミングで実行する。まず、ステップS10において、アクセル開度や車両状態に基づいて要求駆動力が決定される。次に、ステップS11において、今回の駆動力時系列パターン演算が一回目であるか否か判別する。一回目であればステップS12にて駆動力時系列パターン演算が行われ、ステップS13へ進む。今回が一回目でなければ再度の演算は行わずに、ステップS13へ進む。
ステップS13では、エンジン始動中の要求駆動力をステップS12にて演算した駆動力時系列パターンに基づいて制限し、処理を終了する。
以下、図12を参照して、第7の実施形態におけるエンジン始動中の駆動力制御処理について説明する。
図12で示すフローチャートに係る処理は、エンジン始動開始のタイミングからエンジン始動が完了するまでの間に、任意のタイミングで任意の回数実行する。まず、ステップS20において、アクセル開度や車両状態に基づいて要求駆動力が決定され、次に、ステップS21において駆動力時系列パターン演算を行う。そして、ステップS22において、要求駆動力を駆動力時系列パターンに基づいて制限し、一回の処理を終える。当該処理は、上述したようにエンジン始動中に任意の回数繰り返し行われる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはない。例えば、駆動力時系列パターンを決定する際に、要求駆動力制限値が一定の傾きで上昇するように決定するか、または要求駆動力制限値が所定の固定値となるように決定するかを、アクセル開度、変速段、車速のうちの少なくとも1つの条件により、選択できるようにしてもよい。また、当該選択は、初回演算時に限られず、第7の実施形態で示した再演算時においても同様に選択できるようにしてもよい。これにより、例えば、アクセル開度が小さい場合は、要求駆動力制限値が一定の傾きで上昇するような駆動力時系列パターンを選択することで滑らかな加速を実現し、アクセル開度が大きい場合などでは、要求駆動力制限値が所定の固定値となるように駆動力時系列パターンを決定することで、より大きい加速度を実現することができる。
1…駆動用モータ
2…エンジン
3…第1クラッチ(エンジン動力伝達手段)
4…第2クラッチ(総動力伝達手段)
6…エンジン始動用モータ
15…統合コントローラ(駆動力時系列パターン決定手段、要求駆動力制限手段)

Claims (9)

  1. エンジンと駆動用モータの動力で走行するHEVモードと、駆動用モータの動力のみで走行するEVモードと、を備え、要求駆動力に従い前記駆動用モータに駆動力を発生させるハイブリッド車両の制御装置において、
    前記エンジンの始動完了までの要求駆動力制限値の時間変化を表した駆動力時系列パターンを決定する駆動力時系列パターン決定手段と、
    前記エンジンの始動中は前記駆動力時系列パターンに基づいて要求駆動力を制限する要求駆動力制限手段と、を備え、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、前記エンジンの始動完了時に前記要求駆動力制限値がモータトルク上限値に到達するように前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、前記駆動用モータのモータ回転数と車両運動方程式と要求駆動力と走行抵抗と前記エンジンの始動にかかる時間に基づいて前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、前記エンジンの始動完了時に前記要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクを引いた値に到達するように前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記エンジンと前記駆動用モータとを断続するエンジン動力伝達手段を更に備え、
    前記エンジンの始動のためのクランキングを、前記駆動用モータとは異なるエンジンを始動可能なエンジン始動用モータのモータトルクと、前記エンジンおよび前記エンジン動力伝達手段間の伝達トルクとの併用または前記伝達トルクのみにより行う場合に、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、前記エンジンの始動完了時に前記要求駆動力制限値がモータトルク上限値からマージントルクと前記エンジンの始動に必要な前記伝達トルクを引いた値に到達するように前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記エンジンと前記駆動用モータとの動力を出力軸へ伝達可能な総動力伝達手段を更に備え、
    前記エンジンの始動開始後に前記総動力伝達手段をスリップさせることにより、または既にスリップ状態にある場合は前記総動力伝達手段のスリップ回転数を増加させることによりモータ回転数が前記総動力伝達手段の出力回転数より高い状態でエンジン始動を行う場合に、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、前記総動力伝達手段のスリップ回転数増加量と前記駆動用モータのモータ回転数と車両運動方程式と要求駆動力と走行抵抗と前記エンジンの始動にかかる時間に基づいて前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、エンジン始動開始時の要求駆動力を始点とし、前記要求駆動力制限値が一定の傾きで上昇するように前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、前記要求駆動力制限値が所定の固定値となるように前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  8. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、アクセル開度、変速段および車速のうちの少なくとも1つに基づいて、前記要求駆動力制限値が一定の傾きで上昇するように前記駆動力時系列パターンを決定するか、または前記要求駆動力制限値が所定の固定値となるように前記駆動力時系列パターンを決定するかを選択する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のハイブリッド車両において、
    前記駆動力時系列パターン決定手段は、エンジン始動開始時点、あるいはエンジン始動開始時点からエンジン始動完了までの間において任意のタイミングに任意の回数前記駆動力時系列パターンを決定する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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