JP6182606B2 - 電子装置を管理する改善された方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気エネルギー格納手段によって電気エネルギーが供給され時間ベースに接続される電子制御回路を有するケースと、光量測定手段と、及び前記電子装置の運動を測定する手段とを有する電子装置であって、前記電子制御回路は、第1の表示手段と、及びアクティブ動作モードにおいて時間ベースによって提供されるデータを少なくとも表示する電子制御回路によって制御されるように構成する第2の表示手段にも接続されているものに関する。
電子装置には、そのエネルギー源が時間に応じて放電してしまうという課題があることが知られている。結果的に、エネルギー源の自律性が可能な限り長くなるように電子装置のエネルギーを管理する方法が存在する。この目的のために、様々なエネルギーを管理する方法が提案されており、一般的には、これらの省エネルギー方法は、トリガー要素の発動の後に、LCD表示又は針の運動のような最も大きく電気を消費する機能を止めることを伴う。
例えば、トリガー要素が実際のユーザーであるような管理手法が知られている。これはユーザー自身が省エネルギーモードの開始を制御する。これを達成するために、ユーザーは、電子装置の押しボタン又は他の制御手段を操作して、省エネルギーモードをアクティブにする。
この方法の課題の1つは、ユーザーの行動が系統的ではないということである。実際に、必要とされる時にユーザーが省エネルギーモードを開始させるとはかぎらない。ユーザーは、数日間留守にするときにはこのモードをアクティブにしたとしても、毎晩するとはかぎらない。したがって、最適な省エネルギーを達成できていない。
アクティブにする要素が物理的な大きさのレベルに基づくような方法も知られている。例えば、周辺光が特定のしきい値よりも小さくなったときにアクティブにして、電子装置の周辺が暗いことを示すことができる。電子装置が着用されていないことを検出したときにアクティブにする場合もある。これは、電子装置の任意の運動を感知することができる加速度計の使用によって達成される。
これらの方法の課題の1つは、必要とされないか又は望まれない場合に、省エネルギーモードが自発的にアクティブになることがあるということである。実際に、電子装置がトンネル内又は袖の内側で延長された時間を経過している場合、あるいは電子装置を着用しているユーザーが寝入って電子装置の運動がないことを検知した場合に、省エネルギーモードが不必要にアクティブになることがある。この場合、機能は非アクティブになり、ユーザーがデータに即時アクセスできないようになっており、アクセスするためには通常モードを再びアクティブにしなければならない。これは、ユーザーが焦燥感を抱く原因となる。
本発明は、信頼性が高いエネルギー管理方法を用いて電池寿命が長くなるような電子装置を提供することを提案することによって、従来技術の課題を克服することを目的とする。
したがって、本発明は、電子装置を管理する方法であって、前記電子装置は、電気エネルギーを格納する手段によって電気エネルギーが供給され、時間ベースに接続されるマイクロコントローラを有するケースと、光量を測定する光量測定手段と、及び前記電子装置が着用されているか否かを検出する磁気手段とを有し、前記マイクロコントローラは、電気モーターによって動く少なくとも1つの針セットを有する第1の表示手段と、及びアクティブ動作モードにおいて、前記マイクロコントローラによって、少なくとも前記時間ベースによって提供される第1の時間的なデータアイテムを少なくとも表示するように制御されるように構成する少なくとも1つのデジタル画面を有する第2の表示手段とに接続されており、当該方法は、アクティブ動作モードの1つに対応し、前記時間ベースによって少なくとも供給された前記第1の時間的なデータアイテムを少なくとも表示するステップと、前記時間ベースによって供給された第2の時間的なデータアイテムにリンクされた第1の基準をテストして、この第1の基準が満たされる場合には、次のステップに移り、満たさない場合には、前記ステップを繰り返すステップと、及び前記電子装置が着用されているか否かを検出する手段によって供給される運動にリンクされた第2の基準をテストして、この第2の基準が満たされる場合には、次のステップに移り、満たさない場合には、前記ステップを繰り返すステップとを有し、当該方法は、さらに、物理的な大きさを表す第3の基準をテストして、前記第1、第2及び第3の基準が満たされる場合には、前記アクティブ動作モードからスタンバイモードへの変更を行うステップを有し、前記ステップ、及びは、前記第1、第2及び第3の基準が満たされるまで行われ、規則的な間隔で、干渉が最小になるように、前記少なくとも1つの針の前記電気モーターの前記ローターの位置がステップ、及びで同一であるように計算されるものに関する。
したがって、本発明は、電子装置を管理する方法であって、前記電子装置は、電気エネルギーを格納する手段によって電気エネルギーが供給され、時間ベースに接続されるマイクロコントローラを有するケースと、光量を測定する光量測定手段と、及び前記電子装置が着用されているか否かを検出する手段とを有し、前記マイクロコントローラは、電気モーターによって動く少なくとも1つの針セットを有する第1の表示手段と、アクティブ動作モードにおいて、前記マイクロコントローラによって、少なくとも前記時間ベースによって提供される第1の時間的なデータアイテムを少なくとも表示するように制御されるように構成する少なくとも1つのデジタル画面を有する第2の表示手段とに接続されており、当該方法は、アクティブ動作モードの1つに対応し、前記時間ベースによって少なくとも供給された前記第1の時間的なデータアイテムを少なくとも表示するステップと、前記時間ベースによって供給された第2の時間的なデータアイテムにリンクされた第1の基準をテストして、この第1の基準が満たされる場合には、次のステップに移り、満たさない場合には、前記ステップを繰り返すステップと、及び前記電子装置が着用されているか否かを検出する手段によって供給される運動にリンクされた第2の基準をテストして、この第2の基準が満たされる場合には、次のステップに移り、満たさない場合には、前記ステップを繰り返すステップとを有し、当該方法は、さらに、物理的な大きさを表す第3の基準をテストして、前記第1、第2及び第3の基準が満たされる場合には、前記アクティブ動作モードからスタンバイモードへの変更を行うステップを有するものに関する。
この方法は、このように、基準の数を多く使用して、誤りが少なくなるので、信頼性が高いという利点を有する。実際に、時間にリンクした基準、運動にリンクされた基準、及び時間又は周辺光にリンクされることができる最後の基準を組み合わせることによって、誤りのリスクが減り、電子装置を不必要にスタンバイモードにするリスクが減る。
第1の好ましい実施形態において、前記第3の基準は、前記光量測定手段によって供給される光量データアイテムにリンクされており、前記第3の基準に応じて、前記アクティブ動作モードから、前記第1の表示手段が動作しない低度スタンバイモードへと変わることを可能にする。
第2の好ましい実施形態において、前記ステップ(d)は、前記光量測定手段が測定した光量値を第1の光量しきい値と比較することを伴い、前記第3の基準は、測定された光量値が前記第1の光量しきい値以下である場合に認証される。
第3の好ましい実施形態において、前記ステップ(b)は、前記時間ベースによって測定された時間を第1の時間区間と比較することを伴い、前記第1の基準は、前記時間ベースによって測定された前記時間が前記第1の時間区間内に含まれる場合に満たされる。
別の好ましい実施形態において、前記第2及び第3の基準は、前記第1の基準がテストされた後に、前記第1の基準が満たされる場合に、互いに同時にテストされる。
別の好ましい実施形態において、前記第3の基準は、カウンターの値を第1のカウンター値に対してテストすることを伴い、前記第3の基準に応じて、前記アクティブ動作モードから、前記第1の表示手段及び前記第2の表示手段が動作しない高度スタンバイモードへの変更を可能にする。
別の好ましい実施形態において、前記ステップ(b)は、前記時間ベースによって伝えられた時間データアイテムを第2の時間値と比較することを伴い、前記第2の基準は、前記時間ベースによって伝えられた前記時間データアイテムが前記第2の時間値と同一の場合に満たされる。
別の好ましい実施形態において、前記第1の基準は、前記第2及び第3の基準より前にテストされ、前記第2の基準は、前記第1の基準が満たされる場合にテストされ、前記第2の基準が満たされる場合に、前記カウンター値が増分され前記第3の基準がテストされる。
別の好ましい実施形態では、前記ステップ(c)は、前記電子装置が着用されているか否かを検出する手段によって提供される運動データにリンクされた第2の基準をテストするように構成し、瞬間Tiにおいて前記電子装置の前記検出手段を介して前記電子装置の位置の第1の測定を行うステップと、前記第1の測定結果を、記憶素子に格納され瞬間Ti-1において行われた第2の測定と比較するステップとを伴い、前記第3の基準は、前記第1及び第2の測定が同一の場合に認証され、そうでない場合には、前記記憶素子の値を瞬間Tiで行った前記第1の測定値で置き換える。
別の好ましい実施形態において、当該方法は、さらに、(f)前記低度スタンバイモードから前記通常動作モードに変わるように構成することを伴うステップを有し、このステップ(f)は、第1の事象をテストし、この第1の事象のテストを満たす場合に、前記低度スタンバイモードから前記通常動作モードに変わることを伴う。
別の好ましい実施形態において、当該方法は、さらに、(F)前記高度スタンバイモードから前記通常動作モードに変わるように構成するステップを有し、このステップ(F)は、第2の事象をテストし、この第2の事象のテストを満たす場合に、前記高度スタンバイモードから前記通常動作モードに変わることを伴う。
別の好ましい実施形態において、前記第1の事象をテストするように構成する動作は、前記アクティブ化手段の電気的な状態の変化を検出することを伴う。
別の好ましい実施形態において、第1の事象をテストするように構成する動作は、測定された物理的な大きさを前記物理的な大きさの基準値と比較することを伴い、前記第1の事象は、前記測定された物理的な大きさが前記物理的な大きさの前記基準値と同一である場合に満たされる。
別の好ましい実施形態において、前記測定された物理的な大きさは光量であり、前記測定された光量値が第2の光量しきい値と比較される。
別の好ましい実施形態において、前記第2の光量しきい値は、前記第1の光量しきい値と同一である。
別の好ましい実施形態において、前記測定された物理的な大きさは、時間的なデータアイテムであり、前記測定された時間的なデータアイテムは、第3の時間値と比較される。
別の好ましい実施形態では、前記第2の事象をテストするように構成する動作は、測定された時間データアイテムを第4の時間値と比較することを伴う。
この方法は、さらに、所望のスタンバイモードに応じて基準を選択することができるという観点で柔軟であるという利点を有する。また、基準を満たすか否かの様々なしきい値は、ユーザーのライフスタイルに応じてユーザーが決めることができる。
本発明は、さらに、電子装置であって、当該電子装置は、電気エネルギーを格納する手段によって電気エネルギーが供給され、時間ベースに接続されるマイクロコントローラを有するケースと、光量を測定する光量測定手段と、及び当該電子装置が着用されているか否かを検出する磁気手段とを有し、前記マイクロコントローラは、第1の表示手段と、アクティブ動作モードにおいて、前記マイクロコントローラによって、少なくとも前記時間ベースによって提供される第1の時間的なデータアイテムを少なくとも表示するように制御されるように構成する第2の表示手段とに接続されており、前記マイクロコントローラは、前記時間ベースによって提供される第2の時間的なデータアイテムにリンクされる第1の基準及び当該電子装置が着用されているか否かを検出する手段によって提供される運動データアイテムにリンクされる第2の基準に従って、アクティブ動作モードからスタンバイモードへの変更をアクティブにし、前記アクティブ動作モードから前記スタンバイモードへの変更は、物理的又は時間的な大きさを表す第3の基準にも従って行われるものに関する。
別の好ましい実施形態において、前記第3の基準は、前記光量測定手段によって供給される光量データアイテムにリンクされ、前記第3の基準に応じて、前記アクティブ動作モードから、前記第1の表示手段が動作しない低度スタンバイモードへの変更を可能にする。
別の好ましい実施形態において、前記光量データは、前記光量測定手段が測定した光量値を第1の光量しきい値と比較することによって得られる。
別の好ましい実施形態において、前記第1の基準は、前記時間ベースによって測定された時間を第1の時間区間と比較することを伴い、これによって、前記時間ベースによって測定された前記時間が前記第1の時間区間内に含まれるか否かがわかるようにする。
別の好ましい実施形態において、前記第3の基準は、カウンターの値を第1のカウンター値に対してテストすることを伴い、前記第3の基準に応じて、前記アクティブ動作モードから前記第1の表示手段及び前記第2の表示手段が動作しない高度スタンバイモードへの変更を可能にする。
別の好ましい実施形態において、前記第1の基準は、前記時間ベースによって伝えられた時間的なデータアイテムを第2の時間値と比較することを伴い、前記第1の基準は、前記時間ベースによって伝えられた前記時間データが前記第2の時間値と同一である場合に満たされる。
別の好ましい実施形態において、当該電子装置が着用されているか否かを検出する手段によって供給される運動データは、瞬間Tiにおいて当該電子装置の位置の第1の位置測定を行って、前記第1の測定と、記憶素子に格納された第2の測定との比較を伴い、前記第3の基準は、前記第1及び第2の測定が同一の場合に認証される。
別の好ましい実施形態において、当該電子装置が着用されているか否かを検出する手段は、磁気センサーを有する。
別の好ましい実施形態において、前記磁気センサーは、前記ケースの内部に配置され、当該電子装置の加速度の少なくとも1つの軸を測定軸とする加速度計によって置き換えられる。
別の好ましい実施形態において、当該電子装置が着用されているか否かを検出する手段は、熱電気的センサーからなり、この熱電気的センサーによって供給される運動データは、前記熱電気的センサーによってなされた測定と、体温を表す温度しきい値との比較を伴う。
別の好ましい実施形態において、前記第1の表示手段は、電気モーターによって運動する少なくとも1つの針セットを有し、前記第2の表示手段は、少なくとも1つのデジタル画面を有する。
本発明の少なくとも1つの実施形態(これらは、限定されない単なる例として与えただけであり、添付図面に示されている)についての以下の詳細な説明において、本発明に係る電子装置の目的、利点及び特徴が明らかになる。
本発明に係る電子装置についての概略図である。 本発明に係る低度スタンバイモードについての概略図である。 本発明に係る高度スタンバイモードについての概略図である。
図1は、本発明に係る電子装置100を示す。この電子装置100は、電源3によってエネルギーが供給されるマイクロコントローラ1を有する。この電源3は、ローター又は太陽電池又は外部接続又は他の可能性のあるチャージ手段によってチャージされる電池、スーパーキャパシター又はアキュムレーターであることができる。電気装置100は、さらに、時間ベース5を有する。これは、たとえば、周波数信号のセットを伝える水晶である。周波数信号のセットが使用される。これによって、マイクロコントローラが表示手段7に送られる時間を表す信号を供給することができる。表示手段7はアナログ及び/又はデジタル手段である。使用した例においては、電子装置100は、アナログ表示手段7a及びデジタル表示手段7bを有する。例えば、アナログ表示手段7aは、針又は回転円盤であり、デジタル表示手段7bは、LCD又は有機発光ダイオード(OLED)又は他の種類の画面のようなデジタル画面である。
また、アナログ表示手段7a及びデジタル表示手段7bは、時間データ以外のデータを表示するためにも使用される。実際に、電子装置100は、さらに、前記電子装置100が着用されているか否かを検出する手段10を有することができる。これは、例えば、供給源向きデータを供給するために2軸又は3軸が使用されコンパスとして機能する磁気センサー11である。電子装置100は、さらに、フォトダイオード又は太陽電池のような光センサー9を有する。フォトダイオードは、例えば、周辺光があまりに小さい場合には、バックライトでスイッチングし、一方、太陽電池が、アキュムレーターをチャージして、バックライトをスイッチングするための光センサーとして機能するようにすることができる。磁気センサー11及び光センサー9は、マイクロコントローラ1に接続されている。電子装置100は、さらに、押しボタン又はタッチゾーンなどのようなアクティブ化手段13を有する。これによって、ユーザーが前記電子センサー100に対して操作することが可能になる。
この電子装置100は、腕時計又は携行可能なナビゲーションデバイス又は携行可能な通信装置のような携行可能な装置である。以下の説明において、電子装置100が腕時計である例を使用した。
好ましいことに、磁気センサー11及び光センサー9を使用して、電子装置100の様々な動作モードへの変更を判断する。
実際に、電子装置100はいくつかの動作モードで動作する。ステップ(a)又は(A)と呼ぶ第1の「通常」動作モードは、消費電力が制限されてなく、かつ、時間ベース5及び/又は磁気センサー11及び/又は光センサー9によって供給されるデータが、アナログ表示手段7a及びデジタル表示手段7bによって表示されるような動作モードである。好ましくは、時間ベース5によって提供されるデータがアナログ表示手段7aによって表示され、磁気センサー11及び/又は光センサー9によって提供されるデータがデジタル表示手段7bによって表示される。
電子装置100は、複数の異なるスタンバイモードで動作するように構成する。様々なスタンバイモードをそれぞれ開始させるためには、基準を満たさなければならない。各場合において、特定の数の基準が様々なスタンバイモードの間で共通である。
第1の基準は、時間的なデータアイテムにリンクされる。実際に、腕時計100がスタンバイ可能である状態であることをマイクロコントローラ1が確立するために、時間的な基準が必要である。この基準は、正確な時間データアイテム、時間区間、基準が時間にわたって繰り返されるということなどである。
第2の基準は、運動データアイテムにリンクされる。実際に、これは重要な基準である。なぜなら、前記腕時計100が運動していることをマイクロコントローラが検出した場合、このことは、腕時計100が着用されていることを意味するからである。腕時計100が着用されている場合、スタンバイとなるべきではない。
好ましいことに、本発明によれば、電子装置100は、スタンバイモードが、物理的又は時間的な大きさを表す第3の基準を用いることによってアクティブになるように構成する。これによって、3つの基準が満たされた場合に、スタンバイモードがアクティブになる。
このように、電子装置は、低度スタンバイモード及び高度スタンバイモードの2つのスタンバイモードで動作するように構成する。
第1の実施形態において、図2に示す低度スタンバイモードは、腕時計100が数時間着用されない場合にアクティブになるように構成する。例えば、この低度スタンバイモードは、ユーザーが腕時計100を着用しなくなった夜間にアクティブになる。低度スタンバイモードのアクティブ化を引き起こすためには、基準を満たさなければならない。これらの基準の目的は、腕時計100をスタンバイモードにすることができる状態であることをマイクロコントローラに知らせることである。
低度スタンバイモードのために、3つの基準の組み合わせが満たされた場合にマイクロコントローラ1によるアクティブ化が行われる。これらの3つの基準は、腕時計100を低度スタンバイモードにしなければならないことを高い信頼性で決める。
ステップ(b)と呼ぶステップにおいて、第1の基準がテストされる。第1の基準は、時間的なデータアイテムにリンクされる。この基準は、第1の時間区間を観察することを伴う。このことは、所与の瞬間において測定時間が前記第1の区間内に含まれる場合に、腕時計100は第1の基準が認証されるとみなすことを意味する。例えば、第1の選択された区間は、時間22:00〜時間24:00の区間である。したがって、このことは、マイクロコントローラ1が毎日、時間ベース5によって提供される時間データアイテムを第1の所定の区間(すなわち、時間22:00〜時間24:00の区間)と比較することを意味する。現在時刻が時間22:00〜時間24:00の前記第1の区間内に含まれる場合に時間的な基準が認証される。この区間においてはほとんどのユーザーが寝ているということが想定されるのでこの例示的な時間区間を選んだ。したがって、これは、エネルギーを節約するスタンバイモードに変えるのに適した時間である。
このように、マイクロコントローラ1が毎日様々な基準をテストすることが明らかである。第1の基準が満たされる場合には、後のステップが実行される。満たされない場合、ステップ(b)において第1の基準が再びテストされる。
ステップ(c)と呼ぶステップは、運動又は向きデータにリンクされた第2の基準をテストすることを伴う。2軸又は3軸に対応する磁気センサー11が、この目的のために使用される。この磁気センサー11は、規則的な間隔で腕時計100の向きを表す測定結果を提供し、互いに測定結果を比較するために用いられる。瞬間Tiにおける腕時計100の向きが記憶素子において保存された瞬間Ti-1における腕時計100の向きと同一であることをマイクロコントローラ1が検出した場合、マイクロコントローラ1は、腕時計100がユーザーによって着用されていないと推定する。この結果を第1及び第2の基準の結果と関連づけることによって、マイクロコントローラ1は、腕時計100が夜遅く(時間22:00と時間24:00)、暗い環境で、運動していないような状況に置かれていると推定する。結果的に、腕時計100が、例えば、ユーザーのベッド際テーブルに置かれている可能性が高い。
しかし、瞬間Tiにおける腕時計100の向きが瞬間Ti-1における腕時計100の向きと同一でない場合は、瞬間Tiにおける腕時計100の向きデータは記憶素子に保存され、後の測定のために瞬間Ti-1におけるデータになる。
ステップ(d)と呼ぶ別のステップは、光量データにリンクされている第3の基準をテストすることを伴う。この基準は、光センサー9によって測定され、次に、第1の所定の光量しきい値と比較される光量データアイテムからなる。したがって、光センサーが測定した光が第1の所定の光量しきい値以下である場合は、マイクロコントローラ1は、腕時計100が暗い環境にあると判断する。結果的に、この光についての基準が満たされ、低度スタンバイモードをアクティブにすることができる。第1及び第2の基準が満たされる場合には、マイクロコントローラ1は、腕時計100が時間22:00と時間24:00の間の暗い環境にあると推定する。
第2及び第3の基準が満たされない場合、第1の基準テストが繰り返される。
第1の基準、第2の基準及び第3の基準が、1つの後に別のものがテストされるように順次テストすることができることは明らかである。テストの順序は、第1の基準が最初にテストされ、第2の基準が2番目に、第3の基準が最後にテストされるようにすることができる。しかし、第1の基準が最初にテストされ、第1の基準が満たされたならば第2の基準と第3の基準を同時にテストすることを考えることもできる。
しかし、3つの基準が満たされれば、マイクロコントローラ1はステップ(e)まで通過する。すなわち、腕時計100の動作モードの変更をアクティブにする。これによって、腕時計は通常モードから低度スタンバイモードに変わる。この低度スタンバイモードは、デジタル表示手段7bを非アクティブ化するという特徴を有する。この非アクティブ化によって、高エネルギーを消費するデジタル表示手段7bを使用しないことによって、消費電力が制限される。
このような3つの基準の関連づけは、ユーザーが夜間に暗い環境で働いている場合又はユーザーが例外的遅くまで起きている場合に、低度スタンバイモードがアクティブになるのを防ぐという利点を有する。
第1の基準の第1の時間区間、第3の基準の第1のしきい値光量値及び2つの向き測定の間の時間区間に対する様々な値は、ユーザーによってセットされるように構成されている。光量しきい値については、製造者によって30ルクスにセットされるが、このしきい値を環境条件に適応させることもできる。第1の基準の時間区間については、製造者によって時間22:00と時間24:00の間にセットされる。ユーザーはユーザーの習性に依存して、必要に応じて時間区間を変更してもよい。実際に、異なるスケジュールの人では、その人のスケジュールに適合させるように光量しきい値及び時間区間を調整することができる。
腕時計100の2つの向き測定の間の測定間隔は、変えることができ、任意の可能な値にセットすることができる。しかし、この時間区間は、低度スタンバイモードへと変えることを可能にする測定が可能な限り最小のエネルギー量を使用するようにセットすることもできる。実際に、光量測定又は向き測定を単に行うことによって、電気エネルギーを使用することになって、これによって、電源3の放電をもたらす。したがって、これらの測定は、電源3が不必要に放出されないように、頻繁すぎであってはならない。
この場合において、時間区間は8分にセットされる。この8分の区間が選択されたのは、測定頻度と消費電力の間の良い妥協点を与えるからである。実際に、時間22:00と時間24:00の間の時間区間(すなわち、2時間の区間)において8分の頻度で測定が行われる場合、磁気センサー11及びマイクロコントローラ1が15の測定を測定し処理しなければならないことがわかる。
また、この8分の区間は、測定を害さないという利点を有する。時針と分針を駆動するモーターは、磁気素子で作られており、このことは、磁気センサー11が時期的に影響を受けるということを意味している。8分ごとに、時針と分針のモーターのローターは、同じ位置となる。したがって、これらのローターの影響は、ある磁気測定と別の磁気測定との間で同一である。時間区間が8分より短かいか又は長い場合、モーターのローターは、異なる効果を与え、これによって、磁気測定が変わることになる。
低度スタンバイモードを脱し、通常動作モードに戻るために、第1の事象がテストされ、低度スタンバイモードから通常動作モードへの変更を可能にするようなステップ(f)が提供される。これを達成するために、第1の事象のためのいくつかの解決法がある。
第1に、1つの手法は、ユーザーがアクティブ化手段13を操作した場合に、通常動作モードに戻ることを伴う。実際に、押しボタンに対するユーザーの操作は、腕時計100がユーザーによって着用されていること、又は少なくとも使用されていることをマイクロコントローラ1に知らせる。これには、スタンバイモードから通常動作モードへと変えることが必要となる。アクティブ化手段13を押すことは、電気的な状態の変更をもたらし、マイクロコントローラ1に押し操作を検出させることをもたらす。これに応じて、マイクロコントローラは、腕時計100を通常動作モードに変える。その後、マイクロコントローラ1は、デジタル表示手段7bを再びアクティブにし、これによって、時間データが再び表示される。
第2に、手法の1つは、事象が発生した場合に、通常動作モードに戻ることを伴う。この事象が、測定された物理的な大きさと当該物理的な大きさの基準値との比較であることができることは明らかである。この物理的な大きさは、例えば、時間アラームの開始のような計時器上の事象にリンクされる。しかし、この事象は、腕時計100の機能のいずれにもリンクさせることができる。例えば、音響的なアラームが時間07:00で鳴るようにユーザーは腕時計100をセットしてもよい。その後、音響的なアラームのアクティブ化によって、マイクロコントローラ1が通常動作モードをアクティブにすることをもたらす。測定された物理的な大きさ(時間的なデータアイテムである)が第3の時間値と比較されることは明らかである。
同様に、物理的な大きさをセンサーにリンクすることができる。したがって、光量が特定のしきい値よりも大きい値になった場合に腕時計100が通常動作モードに戻るように、音響的なアラームを光センサー9のようなセンサーの1つにつなぐことができる。使用されたしきい値を光量データにリンクされた第2の基準に使用することができる。しかし、光量がしきい値を超えた場合にのみ通常動作モードがアクティブになり、反対はない。測定される物理的な大きさ(光量)が第2の光量しきい値と比較されることは明らかである。
このように、磁気センサーを使用することを考えることができることは明らかである。マイクロコントローラ1は、磁気センサーから運動データアイテムを受けると、通常動作モードをアクティブ化しなければならないとみなし、当該モードを活性化する。
第3に、手法の1つは、固定された瞬間で通常動作モードに戻ることを伴う。すなわち、時間が第3の時間データアイテムに達した場合である。この手法は、時間データアイテム、分データアイテム及び秒データアイテムで形成されたある瞬間を表すマイクロコントローラ1におけるデータをプログラミングすることを伴う。時間ベース5によって提供されるデータは、ある瞬間を表すこのデータアイテムと比較される。したがって、時間ベース5によって供給されるデータがある瞬間表すデータと合致しなくなるまで、腕時計100は低度スタンバイモードに留まる。そうでなければ、マイクロコントローラ1は、デジタル表示手段7bを活性化することによって低度スタンバイモードから通常動作モードへの変更を活性化する。
第2の実施形態においては、さらに、図3に示す高度スタンバイモードが存在する。高度スタンバイモードは、腕時計100が数日間着用されていない場合にアクティブになるように構成する。例えば、ユーザーが腕時計100を持たずに休日のために数週間出かけるような場合に、この高度スタンバイモードがアクティブになる。高度スタンバイモードをアクティブにするために、特定の基準を満たさなければならない。これらの基準の目的は、腕時計100がスタンバイになることができる状況にあることをマイクロコントローラ1に知らせることである。
様々な基準が組み合わさった場合に、この高度スタンバイモードがマイクロコントローラ1によってアクティブになる。これらの2つの基準は、腕時計100を高度スタンバイモードにしなければならない場合に高い信頼性で判断する。これらの基準は、高度スタンバイモードアクティブ化テストが規則的な間隔で発生することを確実にすることを伴う。実際に、高度スタンバイモードは、高度スタンバイモードが可能であることを示す条件が所定の期間中に満たされたときに、アクティブになる。
この第2の実施形態において、第1の基準に関連するステップ(b)と呼ぶステップが、時間ベース5によって供給される時間データ(例、ユーザーに提供される現在時刻)をモニタリングして検査することを伴う。この時間データがユーザーによってあらかじめ定められるか又は入力される第2の時間値と同一である場合に、当該第1の基準が満たされるとみなされる。例えば、所定の時間データは、時間22:00である。したがって、第1の基準は、時間ベースが時間22:00を示す時に満たされる。
この第1の基準が満たされた場合、マイクロコントローラ1は次のステップに移る。このステップ(c)と呼ぶステップは、運動又は向きデータアイテムにリンクされた第2の基準をテストすることを伴う。2軸又は3軸に対応する磁気センサー11が、この目的のために使用される。この磁気センサー11は、規則的な間隔で腕時計100の向きを表す測定結果を提供して、測定どうしが互いに比較するために用いられる。瞬間Tiにおける腕時計100の向きが記憶素子に保存された瞬間Ti-1における腕時計100の向きと同一であることをマイクロコントローラ1が検出した場合、マイクロコントローラ1は腕時計100がユーザーによって着用されていないと推定する。マイクロコントローラ1は、腕時計100が運動していないと推定する。腕時計100が、例えば、ユーザーのベッド際のテーブル上に置かれている可能性が高い。しかし、瞬間Tiにおける腕時計100の向きが瞬間Ti-1における腕時計100の向きと同一でない場合、瞬間Tiにおける腕時計100の向きデータは、記憶素子に保存され、後の測定のための瞬間Ti-1になる。
この第2の基準が満たされる場合には、カウンターは増分されるステップ(d)と呼ぶステップが行われる。カウンターの増分は、腕時計が第1の基準を認証するために2つの瞬間の間で位置を変えていないということを意味する。上記の例に戻ると、このことは、腕時計が第1の日の時間22:00と第2の日の時間22:00との間で位置を変えていないことを意味する。したがって、腕時計が第2の日の時間22:00と第3の日の時間22:00との間で位置を変えていなければ、カウンターが再び増分される。反対に、第3の基準が瞬間Tiと瞬間Ti-1との間で検査されない場合、カウンターはゼロにリセットされる。これによって、全シーケンスが繰り返される。実際に、第3の基準が満たされないということは、腕時計が位置を変えており、したがって、ユーザーによって使用されていることを示す。高度スタンバイモードは必須ではない。
カウンターの値が、各増分時に、第1のカウンター値と比較される。これは、プリセットされていてもユーザーによって入力されてもよい。この基準は、時間的な基準にたとえることができる。なぜなら瞬間Tiと瞬間Ti-1との間で腕時計の位置が変わっていないことをマイクロコントローラ1が認めた時にカウンターが増分されるからである。この基準は、瞬間Tiと瞬間Ti-1との間の腕時計の運動の欠如が数回連続して確認されたときに満たされる。結果的に、マイクロコントローラ1は、腕時計が使用されておらず、高度スタンバイモードの状況に置かれている(すなわち、ステップ(E)がアクティブになっている)可能性があると理解する。
この場合では、マイクロコントローラ1が磁気センサー11を介して腕時計100が所定の期間着用されていないことを検出した場合に、高度スタンバイモードがアクティブになる。これを達成するために、セットされた時間に毎晩、例えば、時間22:00に、磁気センサー11が運動データアイテムを測定する。7日間運動における相当な差が測定されなければ、高度スタンバイモードがアクティブになる。
結果的に、基準が満たされれば、マイクロコントローラ1は、腕時計100の動作モードの変更をアクティブにする。これによって、腕時計は、通常動作モードから高度スタンバイモードに変わる。ステップ(E)と呼ぶこの高度スタンバイモードでは、アナログ表示手段7a及びデジタル表示手段が非アクティブになるという特徴を有する。このようにして、デジタル画面及び針のモーターには動力が供給されなくなり、これによって、エネルギーを節約することができる。
第2の事象がステップ(F)で発生した場合、腕時計は通常動作モードに戻る。ユーザーがアクティブ化手段13を操作した場合、この第2の事象がここで検査される。実際に、押しボタンに対するユーザーによる操作によって、腕時計100がユーザーによって着用されていること又は少なくとも使用されていることをマイクロコントローラ1に知らせる。これには、スタンバイモードから通常動作モードへの変更が必要となる。
当然、製造者又はユーザーによって、運動測定がなされる瞬間を選ぶことができる。同様に、運動基準が合致していなければならない期間は異なっていてもよく、ユーザーによってセットすることもできる。例えば、3日間磁気センサー11が腕時計100の向きについての有意差を測定しない場合に時間13:00に、腕時計100は高度スタンバイモードに入るようにすることができる。
明らかに、腕時計100が、低度スタンバイモード及び高度スタンバイモードの両方のスタンバイモードを備えることができることは明らかであろう。しかし、単に一方又は他方を備えていてもよい。
変種において、腕時計100がユーザーによって着用されているか否かを知るために別のセンサーを使用することができる。実際に、腕時計100が熱電気的センサー10を備えることを考えることができる。人体には、測定することができる特定の体温がある。したがって、熱電気的センサー10は、測定された温度を、温度を表す電圧値に変換する。人体の温度は、37℃の人体温度に対して36〜38℃の間で変わる。
この測定された温度を表す電圧は、2つの基準電圧値と比較され、そのそれぞれは、体温を表す時間区間の限界の1つを表す。したがって、マイクロコントローラ1は、測定された温度を表す電圧値を2つの基準電圧値と比較する役割を有する。測定された温度を表す電圧値が2つの基準電圧値の間に含まれる場合、マイクロコントローラ1は、腕時計が着用されていると推定する。反対に、測定された温度を表す電圧値が2つの基準電圧値間に含まれない場合、マイクロコントローラ1は、腕時計がユーザーの腕に着用されていないと推定する。
また、この基準を瞬間Tiと瞬間Ti-1との間でもテストされる。これによって、基準が可能な限り信頼できるようにされる。実際に、熱電気的センサー10が瞬間Ti-1で36℃よりも低い温度を測定し、瞬間Tiにおいて36℃〜38℃の温度を測定した場合、マイクロコントローラは、腕時計100が着用されていないが熱源の近くであると推定する。しかし、熱電気的センサー10が瞬間Ti-1において36℃及び38℃、瞬間Tiにおいて36℃よりも低い温度を測定した場合、マイクロコントローラ1は、腕時計100が着用されていないと推定する。熱電気的センサー10は、測定された温度値を37℃のような体温を表す温度しきい値と比較することができる。
上記の本発明に係る様々な実施形態に対して、当業者にとって明白な様々な変更及び/又は改善及び/又は組み合わせを添付の請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱せずに行うことができることは明らかである。

Claims (4)

  1. 電子装置(100)を管理する方法であって、前記電子装置(100)は、電気エネルギー(3)を格納する手段によって電気エネルギーが供給され、時間ベース(5)に接続されるマイクロコントローラ(1)を有するケースと、光量を測定する光量測定手段(9)と、及び前記電子装置(100)が着用されているか否かを検出する手段(10)とを有し、
    前記マイクロコントローラは、電気モーターによって動く少なくとも1つの針セットを有する第1の表示手段(7a)と、
    アクティブ動作モードにおいて、前記マイクロコントローラ(1)によって、少なくとも前記時間ベースによって提供される第1の時間的なデータアイテムを少なくとも表示するように制御されるように構成する少なくとも1つのデジタル表示を示す第2の表示手段(7b)とに接続されており、当該方法は、
    (a)アクティブ動作モードの1つに対応し、前記時間ベースによって少なくとも供給された前記第1の時間的なデータアイテムを少なくとも表示するステップと、
    (b)前記時間ベースによって供給された第2の時間的なデータアイテムにリンクされた第1の基準をテストして、この第1の基準が満たされる場合には、次のステップに移り、満たさない場合には、前記ステップ(a)を繰り返すステップと、及び
    (c)前記電子装置(100)が着用されているか否かを検出する手段(10)によって供給される運動にリンクされた第2の基準をテストして、この第2の基準が満たされる場合には、次のステップに移り、満たさない場合には、前記ステップ(a)を繰り返すステップとを有し、
    当該方法は、さらに、(d)物理的な大きさを表す第3の基準をテストして、前記第1、第2及び第3の基準が満たされる場合には、前記アクティブ動作モードからスタンバイモードへの変更を行うステップを有し、さらに、(F)高度スタンバイモードから通常動作モードに変わるように構成するステップを有し、このステップ(F)は、第2の事象をテストし、前記第2の事象のテストを満たす場合に、前記高度スタンバイモードから前記通常動作モードに変わることを伴い、前記第2の事象はユーザによる操作手段(13)をユーザが操作することを伴い、さらに
    前記電子装置(100)が着用されているか否かを検出する手段(10)が熱電気的センサーを含み、この熱電気的センサーの示す温度が人の体温を表す温度範囲内にある時に前記マイクロコントローラは前記電子装置(100)が着用されていると判定するが、前記熱電気的センサーの示す温度が瞬間Ti-1で人の体温を示す温度よりも低い温度を示し、瞬間Tiにおいて人の体温を示す温度を示した場合、前記マイクロコントローラは前記電子装置(100)が着用されていないと推定する
    ことを特徴とする電子装置を管理する方法。
  2. 前記第3の基準は、該第3の基準を満たす状態の継続時間を示すカウンターの値を所定の継続時間を示す第1のカウンター値に対してテストすることを伴い、前記第3の基準に応じて、前記アクティブ動作モードから、前記第1の表示手段及び前記第2の表示手段が動作しない高度スタンバイモードへの変更を可能にする
    ことを特徴とする請求項に記載の電子装置を管理する方法。
  3. 前記ステップ(b)は、前記時間ベース(5)によって伝えられた時間データアイテムを第2の時間値と比較することを伴い、前記第2の基準は、前記時間ベースによって伝えられた前記時間データアイテムが前記第2の時間値と同一の場合に満たされる
    ことを特徴とする請求項に記載の電子装置を管理する方法。
  4. 前記第1の基準は、前記第2及び第3の基準より前にテストされ、前記第2の基準は、前記第1の基準が満たされる場合にテストされ、前記第2の基準が満たされる場合に、前記カウンター値が増分され前記第3の基準がテストされる
    ことを特徴とする請求項に記載の電子装置を管理する方法。
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