JP6178614B2 - 車輌用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、光源として複数の面状発光体が用いられた車輌用灯具についての技術分野に関する。
特開2011−150887号公報
車輌用灯具には、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に、光源として、例えば、自発光する有機EL(Electro Luminescence)層を有する平板状の複数の面状発光体が配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような平板状の面状発光体を光源として用いる場合には、光の出射方向を所定の方向にした状態で面状発光体を灯具外筐の形状に応じて配置する必要があるため、特許文献1に記載された車輌用灯具においては、複数の面状発光体をそれぞれ所定の位置に同じ向きで並べて配置している。
ところが、特許文献1に記載された車輌用灯具のように、複数の面状発光体を並べて配置すると、各面状発光体間に隙間が形成され、隙間が存在する分、配光パターンに暗部が形成されて光のムラが生じるおそれがある。
そこで、本発明は、上記した問題点を克服し、配光パターンにおける暗部の発生を抑制して光のムラの発生を低減することを目的とする。
第1に、本発明に係る車輌用灯具は、少なくとも一方に開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに取り付けられ前記開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐と、前記灯具外筐の内部に配置されたランプユニットとを備え、前記ランプユニットに隙間を有した状態で並べられた複数の面状発光体と少なくとも一部が前記隙間に交差する線上に配置された光源体とが設けられ、前記光源体に、前記面状発光体が向く方向に直交する方向に延び前記隙間に沿って位置する導光体が設けられ、前記導光体の少なくとも一部が前記面状発光体よりも前記面状発光体からの光の出射方向側に位置され、前記導光体における前記出射方向側に位置する少なくとも一部の前記隙間の幅方向の大きさが前記隙間の幅より大きくされたものである。または、少なくとも一方に開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに取り付けられ前記開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐と、前記ランプハウジング側に設けられたフレームと、前記灯具外筐の内部に配置されたランプユニットとを備え、前記ランプユニットに隙間を有した状態で並べられた複数の面状発光体と少なくとも一部が前記隙間に交差する線上に配置された光源体とが設けられ、前記フレームは下方又は上方に開口された取付部を有し、前記取付部には下方又は上方に開口された挿入溝が形成され、前記ランプユニットは前記面状発光体の上下両端部と前記光源体の被取付部がそれぞれ前記挿入溝に挿入されて前記フレームに保持されたものである。
これにより、複数の面状発光体と隙間に交差する線上に配置された光源体とから光が出射される。そして、光が導光体によって導光体の延びる方向へ導かれる。そして、さらに、面状発光体の外周部に対向する位置から光を出射させることが可能になる。
第2に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記光源体の少なくとも一部が前記隙間に位置されることが望ましい。
これにより、隙間が光源体の配置スペースにされる。
第3に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記光源体の少なくとも一部が前記面状発光体よりも前記面状発光体からの光の出射方向側に位置されることが望ましい。
これにより、光源体から出射される光が面状発光体の外周部によって遮られない。
本発明によれば、複数の面状発光体と隙間に交差する線上に配置された光源体とから光が出射されるため、配光パターンにおける暗部の発生を抑制して光のムラの発生を低減することができる。そして、光が導光体によって導光体の延びる方向へ導かれる。そして、さらに、面状発光体の外周部に対向する位置から光を出射させることが可能になる。
図2乃至図12と共に本発明車輌用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用灯具の概略水平断面図である。 ランプユニットの概略斜視図である。 ランプユニットの概略断面図である。 光源体の配置位置の例を示す概念図である。 第1の構造例を一部を断面にして示す側面図である。 第1の構造例を示す分解斜視図である。 第2の構造例を示す概略拡大側面図である。 第2の構造例の変形例を示す概略拡大平面図である。 第3の構造例を示す概略拡大平面図である。 第3の構造例を示す概略拡大側面図である。 第4の構造例を示す概略拡大平面図である。 第5の構造例を示す概略拡大平面図である。
以下に、本発明車輌用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
以下に示した実施の形態は、本発明車輌用灯具を後方に照明光を照射するテールランプに適用したものである。尚、本発明の適用範囲はテールランプに限られることはなく、ヘッドランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、ストップランプ、デイタイムランニングランプ、コーナーリングランプ、ハザードランプ、ポジションランプ、バックランプ、フォグランプ又はこれらの組み合わせであるコンビネーションランプ等の各種の車輌用灯具に広く適用することができる。
<車輌用灯具の概略構成>
先ず、車輌用灯具1の概略構成について説明する(図1及び図2参照)。
車輌用灯具1は、それぞれ車体の後端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。車輌用灯具1は後方に開口された凹部を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞するカバー3とを備えている(図1参照)。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
灯室5にはランプユニット6が配置されている。ランプユニット6は面状発光体7、7、・・・と光源体8、8、・・・を有し、面状発光体7、7、・・・と光源体8、8、・・・が交互に並んで配置されている(図1及び図2参照)。
面状発光体7、7、・・・は平板状に形成され、灯具外筐4の形状に応じて全体として曲面状を呈するように並んで配置されている。このように面状発光体7、7、・・・は全体として曲面状にされており、隣り合う面状発光体7、7、・・・の間に隙間9、9、・・・を有した状態で配置されている。特に、面状発光体7、7、・・・を全体として曲面状に配置する場合には、隣り合う面状発光体7、7、・・・の間に隙間9、9、・・・が形成され易い。
<面状発光体の構造>
面状発光体7は、図3に示すように、表面保護層7aと内層7bと背面保護層7cが順に積層され、内層7bが表面保護層7a及び背面保護層7cより一回り小さくされ、表面保護層7aと背面保護層7cの外周部が接着層7dによって接合されて内層7cが封止された構造にされている。内層7bは発光層や一対の電極層を有し、一対の電極層に電圧が印加されることにより発光層から光が出射される。従って、面状発光体7においては、接着層7dが存在する外周部からは光が出射されない。
<光源体の面状発光体に対する配置位置>
光源体8、8、・・・はそれぞれ少なくとも一部が面状発光体7、7、・・・間に形成された隙間9、9、・・・に配置されている(図1及び図2参照)。但し、光源体8は、図4に示すように、少なくとも一部が隙間9に交差する線A、A、・・・上に配置されていればよく、隙間9の前後に配置されていてもよい。尚、図4に点線で示した各円は、光源体8、8、・・・の配置位置の例を概念的に示している。
<ランプユニットの具体的な構造例>
以下に、ランプユニットの具体的な構造例について説明する(図5乃至図12参照)。
先ず、第1の構造例について説明する(図5及び図6参照)。
第1の構造例に係るランプユニット6Aは面状発光体7、7、・・・と光源体8A、8A、・・・を有している。
光源体8Aは導光体10と導光体10へ向けて光を出射する光源11によって構成され、光源11としては、例えば、発光ダイオード(LED: Light Emitting Diode)が用いられている。
導光体10は上下に長い形状に形成されたベース部12とベース部12の後端部からそれぞれ上下に突出された被取付部13、13とから成る。ベース部12は後面が出射面12aとして形成されている。ベース部12の前端部は下方へ行くに従って前後方向における幅が小さくなる階段状の制御部14として形成されている。制御部14は後方を向く垂直面14a、14a、・・・と下方へ行くに従って後方に変位するように傾斜された反射面14b、14b、・・・とを有している。垂直面14a、14a、・・・と反射面14b、14b、・・・は交互に連続して形成されている。
光源体8Aはフレーム15、15に保持されている。フレーム15、15は上下に離隔して位置され、ランプハウジング2に取り付けられている。尚、フレーム15、15はランプハウジング2に一体に形成されていてもよい。
フレーム15は下方又は上方に開口されたコ字状の取付部16と取付部16の上端部又は下端部から前方へ突出された突部17とを有している。取付部16には下方又は上方に開口された挿入溝16aが形成されている。
上側に位置されたフレーム15における突部17の下面には光源11、11、・・・が面状発光体7、7、・・・の並ぶ方向方向に離隔して取り付けられている。光源11、11、・・・からは下方へ向けて光が出射される。
ランプユニット6Aは面状発光体7、7、・・・の上下両端部と光源体8A、8A、・・・の被取付部13、13、・・・がそれぞれ挿入溝16a、16aに挿入されてフレーム15、15に保持される。光源体8Aがフレーム15、15に保持された状態においては、光源体8Aにおけるベース部12の上面が光源11に対向して位置される。このとき、面状発光体7は接着層7dが設けられた部分が挿入溝16a、16aに挿入され、発光層である内層7bが設けられた部分がフレーム15、15によって遮蔽されず露出されている。
光源11から光が出射されると、出射された光はベース部12に入射されて下方へ導かれ反射面14b、14b、・・・で内面反射されて経路が変更され、出射面12aから出射されカバー3を透過されて外部へ出射される。導光体10、10、・・・から光が出射されているときには、面状発光体7、7、・・・からも導光体10、10、・・・からの光の出射方向と略同じ方向へ向けて光が出射されている。
このとき、面状発光体7、7、・・・間に形成された隙間9、9、・・・及び面状発光体7、7、・・・の接着層7d、7d、・・・が存在する部分からは光が出射されないが、これらの光が出射されない部分に応じた位置に配置された光源体8A、8A、・・・の導光体10、10、・・・から光が出射されている。
従って、配光パターンに部分的に暗部が形成され難く、光のムラが生じ難くされている。
また、光源体8Aには上下方向に延び隙間9に沿って位置する導光体10が設けられているため、光源11から出射された光が導光体10によって導光体10の延びる方向へ導かれ、導光体10の延びる方向に複数の光源11を配置する必要がなく、光源11の数を少なくすることが可能であり、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
さらに、光源体8Aは導光体10の一部が隙間9に配置されているため、隙間9が光源体8Aの配置スペースの一部として有効に活用され、その分、車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
次に、第2の構造例について説明する(図7参照)。
第2の構造例に係るランプユニット6Bは面状発光体7、7、・・・と光源体8B、8B、・・・を有している。光源体8Bは、例えば、隙間9の直ぐ後側に配置されている。面状発光体7、7、・・・と光源体8B、8B、・・・は図示しない保持部に保持されている。
光源体8Bは導光体18と導光体18へ向けて光を出射する光源11によって構成されている。
導光体18は上下に長い形状に形成され、後面が出射面18aとして形成され、前面にレンズステップ18b、18b、・・・が形成されている。導光体18は上面が光源11に対向して位置されている。尚、光源11は導光体18の下側に配置されていてもよく、また、導光体18の上下両側にそれぞれ光源11、11が配置されていてもよい。
光源11から光が出射されると、出射された光は導光体18に入射されて下方へ導かれレンズステップ18b、18b、・・・で内面反射されて経路が変更され、出射面18aから出射されカバー3を透過されて外部へ出射される。導光体18、18、・・・から光が出射されているときには、面状発光体7、7、・・・からも導光体18、18、・・・からの光の出射方向と略同じ方向へ向けて光が出射されている。
このとき、面状発光体7、7、・・・間に形成された隙間9、9、・・・及び面状発光体7、7、・・・の接着層7d、7d、・・・が存在する部分からは光が出射されないが、これらの光が出射されない部分に応じた位置に配置された光源体8B、8B、・・・の導光体18、18、・・・から光が出射されている。
従って、配光パターンに部分的に暗部が形成され難く、光のムラが生じ難くされている。
また、ランプユニット6Bは光源体8Bの導光体18が面状発光体7よりも面状発光体7からの光の出射方向側、即ち、面状発光体7より後側に位置されているため、光源体8Bの導光体18から出射される光が面状発光体7の外周部によって遮られることがなく、光源体8Bから出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
さらに、光源体8Bには上下方向に延び隙間9に沿って位置する導光体18が設けられているため、光源11から出射された光が導光体18によって導光体18の延びる方向へ導かれ、導光体18の延びる方向に複数の光源11を配置する必要がなく、光源11の数を少なくすることが可能であり、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
尚、第2の構造例の変形例として導光体18を横長の形状に形成して左右方向における大きさを隙間9の幅より大きくし、導光体18の上面に対向する位置に複数の光源11、11、11を配置してもよい(図8参照)。
このように導光体18を横長の形状に形成し左右方向における大きさを隙間9の幅より大きくすることにより、面状発光体7、7の接着層7d、7dの後側から光を確実に出射させることができ、光のムラを一層低減することができる。
尚、第2の構造例の変形例においても光源11、11、・・・が導光体18の下側又は上下両側に配置されていてもよい。
次いで、第3の構造例について説明する(図9及び図10参照)。
第3の構造例に係るランプユニット6Cは面状発光体7、7、・・・と光源体8C、8C、・・・を有している。光源体8Cは、例えば、隙間9の直ぐ後側に配置されている。面状発光体7、7、・・・と光源体8C、8C、・・・は図示しない保持部に保持されている。
光源体8Cはレンズ体19とレンズ体19へ向けて光を出射する光源11、11、・・・によって構成されている。
レンズ体19は上下に長い形状にされ、後面が出射面19aとして形成されている。レンズ体19には出射面19aと反対側の面にレンズステップ19b、19b、・・・が形成されている。
光源11、11、・・・はレンズ体19の前側において上下に離隔して配置され、レンズステップ19b、19b、・・・に対向して位置されている。
光源11から光が出射されると、出射された光はレンズ体19に入射されてレンズステップ19b、19b、・・・で上下方向及び左右方向に拡散されるように経路が変更され、出射面19aから出射されカバー3を透過されて外部へ出射される。レンズ体19、19、・・・から光が出射されているときには、面状発光体7、7、・・・からもレンズ体19、19、・・・からの光の出射方向と略同じ方向へ向けて光が出射されている。
このとき、面状発光体7、7、・・・間に形成された隙間9、9、・・・及び面状発光体7、7、・・・の接着層7d、7d、・・・が存在する部分からは光が出射されないが、これらの光が出射されない部分に応じた位置に配置された光源体8C、8C、・・・のレンズ体19、19、・・・から光が出射されている。
従って、配光パターンに部分的に暗部が形成され難く、光のムラが生じ難くされている。
また、ランプユニット6Cは光源体8Cのレンズ体19が面状発光体7よりも面状発光体7からの光の出射方向側、即ち、面状発光体7より後側に位置されているため、光源体8Cのレンズ体19から出射される光が面状発光体7の外周部によって遮られることがなく、光源体8Cから出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
次に、第4の構造例について説明する(図11参照)。
第4の構造例に係るランプユニット6Dは面状発光体7、7、・・・と光源体8D、8D、・・・を有している。光源体8Dは、例えば、前端部が隙間9に配置され、他の部分が面状発光体7、7、・・・より後側に配置されている。面状発光体7、7、・・・と光源体8D、8D、・・・は図示しない保持部に保持されている。
光源体8Dは導光体20と導光体20へ向けて光を出射する光源11によって構成されている。
導光体20は上下に長い形状に形成され、前端部がステップ形成部21として設けられ、ステップ形成部21より後側の部分が略円柱状の出射部22として設けられている。ステップ形成部21の前面にはレンズステップ21a、21a、・・・が形成されている。出射部22は左右方向における最大の大きさが隙間9の幅より大きくされている。出射部22の外周面は出射面22aとして形成されている。
導光体20はステップ形成部21が隙間9に配置され、出射部22が面状発光体7、7、・・・より後側に配置されている。導光体20は上面が光源11に対向して位置されている。尚、光源11は導光体20の下側に配置されていてもよく、また、導光体20の上下両側にそれぞれ光源11、11が配置されていてもよい。
光源11から光が出射されると、出射された光は導光体20に入射されて下方へ導かれレンズステップ21a、21a、・・・で内面反射されて上下方向及び左右方向に拡散されるように経路が変更され、出射面22aから出射されカバー3を透過されて外部へ出射される。導光体20、20、・・・から光が出射されているときには、面状発光体7、7、・・・からも導光体20、20、・・・からの光の出射方向と略同じ方向へ向けて光が出射されている。
このとき、面状発光体7、7、・・・間に形成された隙間9、9、・・・及び面状発光体7、7、・・・の接着層7d、7d、・・・が存在する部分からは光が出射されないが、これらの光が出射されない部分に応じた位置に配置された光源体8D、8D、・・・の導光体20、20、・・・から光が出射されている。
従って、配光パターンに部分的に暗部が形成され難く、光のムラが生じ難くされている。
また、ランプユニット6Dは光源体8Dにおける導光体20の出射部22が面状発光体7よりも面状発光体7からの光の出射方向側、即ち、面状発光体7より後側に位置されているため、光源体8Dの導光体20から出射される光が面状発光体7の外周部によって遮られることがなく、光源体8Dから出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
さらに、光源体8Dには上下方向に延び隙間9に沿って位置する導光体20が設けられているため、光源11から出射された光が導光体20によって導光体20の延びる方向へ導かれ、導光体20の延びる方向に複数の光源11を配置する必要がなく、光源11の数を少なくすることが可能であり、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
さらにまた、導光体20の出射部22の左右方向における最大の大きさを隙間9の幅より大きくすることにより、面状発光体7、7の接着層7d、7dの後側から光を確実に出射させることができ、光のムラを一層低減することができる。
加えて、光源体8Dは導光体20の一部が隙間9に配置されているため、隙間9が光源体8Dの配置スペースの一部として有効に活用され、その分、車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
次に、第5の構造例について説明する(図12参照)。
第5の構造例に係るランプユニット6Eは面状発光体7、7、・・・と光源体8E、8E、・・・を有している。光源体8Eは、例えば、一部が隙間9に配置されている。面状発光体7、7、・・・と光源体8E、8E、・・・は図示しない保持部に保持されている。
光源体8Eは導光体23と導光体23へ向けて光を出射する光源11によって構成されている。
導光体23は上下に長い形状にされ、水平断面形状が略T字状に形成されている。導光体23は前側に位置され左右の幅より前後の幅が大きくされたステップ形成部24とステップ形成部24の後端に連続され前後の幅より左右の幅が大きくされた出射部25とによって構成されている。
ステップ形成部24の前面にはレンズステップ24a、24a、・・・が形成されている。
出射部25は左右方向における大きさが隙間9の幅より大きくされている。出射部25の後面は左右方向における中央部以外の部分が出射面25a、25aとして形成されている。出射部25には、後面の左右方向における中央部に第1の反射面25b、25bが左右に連続して形成され、前面の左右両端寄りの位置にそれぞれ第2の反射面25c、25cが形成されている。
導光体23はステップ形成部24が隙間9に挿入され、ステップ形成部24の前端部が面状発光体7より前側に位置されている。出射部25は面状発光体7の直ぐ後側に配置されている。導光体23はステップ形成部24における前端部の上面が光源11に対向して位置されている。尚、光源11は導光体23の下側に配置されていてもよく、また、導光体23の上下両側にそれぞれ光源11、11が配置されていてもよい。
光源11から光が出射されると、出射された光は導光体23に入射されて下方へ導かれレンズステップ24a、24a、・・・で内面反射されて経路が変更され後方へ向かう。後方へ向かった光は第1の反射面25bで内面反射されて第2の反射面25cへ向かい、第2の反射面25cで再び内面反射されて出射面25aから出射されカバー3を透過されて外部へ出射される。導光体23、23、・・・から光が出射されているときには、面状発光体7、7、・・・からも導光体23、23、・・・からの光の出射方向と略同じ方向へ向けて光が出射されている。
このとき、面状発光体7、7、・・・間に形成された隙間9、9、・・・及び面状発光体7、7、・・・の接着層7d、7d、・・・が存在する部分からは光が出射されないが、これらの光が出射されない部分に応じた位置に配置された光源体8E、8E、・・・の導光体23、23、・・・から光が出射されている。
従って、配光パターンに部分的に暗部が形成され難く、光のムラが生じ難くされている。
また、ランプユニット6Eは光源体8Eにおける導光体23の出射部25が面状発光体7よりも面状発光体7からの光の出射方向側、即ち、面状発光体7より後側に位置されているため、光源体8Eの導光体23から出射される光が面状発光体7の外周部によって遮られることがなく、光源体8Eから出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
さらに、光源体8Eには上下方向に延び隙間9に沿って位置する導光体23が設けられているため、光源11から出射された光が導光体23によって導光体23の延びる方向へ導かれ、導光体23の延びる方向に複数の光源11を配置する必要がなく、光源11の数を少なくすることが可能であり、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
さらにまた、導光体23の出射部25の左右方向における大きさを隙間9の幅より大きくすることにより、面状発光体7、7の接着層7d、7dの後側から光を確実に出射させることができ、光のムラを一層低減することができる。
加えて、光源体8Eは導光体23の一部が隙間9に配置されているため、隙間9が光源体8Eの配置スペースの一部として有効に活用され、その分、車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
<まとめ>
以上に記載した通り、車輌用灯具1にあっては、隙間9を有した状態で並べられた複数の面状発光体7と少なくとも一部が隙間に交差する線A上に配置された光源体8、8A、8B、8C、8D、8Eとが設けられている。
従って、複数の面状発光体7と隙間9に交差する線A上に配置された光源体8、8A、8B、8C、8D、8Eとから光が出射されるため、配光パターンにおける暗部の発生を抑制して光のムラの発生を低減することができる。
1…車輌用灯具、2…ランプハウジング、3…カバー、4…灯具外筐、6…ランプユニット、7…面状発光体、7b…内層、8…光源体、9…隙間、13…被取付部、15…フレーム、16…取付部、16a…挿入溝、6A…ランプユニット、8A…光源体、10…導光体、6B…ランプユニット、8B…光源体、18…導光体、6C…ランプユニット、8C…光源体、6D…ランプユニット、8D…光源体、20…導光体、6E…ランプユニット、8E…光源体、23…導光体

Claims (5)

  1. 少なくとも一方に開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに取り付けられ前記開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐と、
    前記灯具外筐の内部に配置されたランプユニットとを備え、
    前記ランプユニットに隙間を有した状態で並べられた複数の面状発光体と少なくとも一部が前記隙間に交差する線上に配置された光源体とが設けられ
    前記光源体に、前記面状発光体が向く方向に直交する方向に延び前記隙間に沿って位置する導光体が設けられ、
    前記導光体の少なくとも一部が前記面状発光体よりも前記面状発光体からの光の出射方向側に位置され、
    前記導光体における前記出射方向側に位置する少なくとも一部の前記隙間の幅方向の大きさが前記隙間の幅より大きくされた
    車輌用灯具。
  2. 前記光源体の少なくとも一部が前記隙間に位置された
    請求項1に記載の車輌用灯具。
  3. 前記光源体の少なくとも一部が前記面状発光体よりも前記面状発光体からの前記光の出射方向側に位置された
    請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
  4. 少なくとも一方に開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに取り付けられ前記開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐と、
    前記ランプハウジング側に設けられたフレームと、
    前記灯具外筐の内部に配置されたランプユニットとを備え、
    前記ランプユニットに隙間を有した状態で並べられた複数の面状発光体と少なくとも一部が前記隙間に交差する線上に配置された光源体とが設けられ、
    前記フレームは下方又は上方に開口された取付部を有し、
    前記取付部には下方又は上方に開口された挿入溝が形成され、
    前記ランプユニットは前記面状発光体の上下両端部と前記光源体の被取付部がそれぞれ前記挿入溝に挿入されて前記フレームに保持された
    車輌用灯具。
  5. 前記面状発光体は発光層である内層が設けられた部分が前記フレームによって遮蔽されず露出された
    請求項4に記載の車輌用灯具。
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